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2009年4月27日 (月)

GP2:ブリヂストン・モータースポーツ GP2アジアシリ-ズ第6戦レ-スレポ-ト

Msheadright

  2008-2009 GP2 Asia Series 第6戦 Race2  
  開催場所: バ-レ-ン 開催日: 4月26日

GP2アジアシリ-ズ第6戦レ-スレポ-ト
  
バーレーンで開催されたGP2アジアシリーズ最終戦はエキサイティングな展開となった。小林可夢偉(DAMS)がGP2アジアシリーズ・ドライバーズ・タイトルを獲得し、レースではディエゴ・ヌネス(ピケGP)とルイス・ラジア(アーデン・インターナショナル)がそれぞれ優勝した。

バーレーン・インターナショナル・サーキットで使用したGP2スリックタイヤはミディアムコンパウンドだったが、このコンパウンドが厳しい暑さの中で走行するのは初めてであり、ドライバーたちにタイヤの管理という大きな課題を呈した。また砂漠地帯に位置するこのサーキットでは、初日の走行開始直後はコース上に砂が入っているため、週末を通じてグリップ・レベルが変化する。チームとドライバーはグリップ・レベルの変化に加えて、暑さへの対策も講じる必要があった。
  
予選で最も速かったのはDAMSドライバーのジェローム・ダンブロシオだった。だが、ダンブロシオが前戦マレーシアGPでグリッド順位10位降格のペナルティを受けていたため、土曜日のフィーチャーレース(第1レース)では予選2番手だった小林がポール・ポジションからスタートした。

しかし小林はスタートで失敗し、ピケGPのヌネスとロルダン・ロドリゲスの先行を許した。ヌネスは14周目にリアタイヤを交換し、2位でゴールしたロドリゲスに4.9秒の差をつけて優勝した。3位に入ったのはダンブロシオだった。ダンブロシオは激しい追い上げを見せ、全33周で争われたレースの23周目に全体の最速ラップタイムとなる1分46秒954を記録した。4位でゴールした小林は既に十分なポイントを積み上げていたことから、この時点で小林のタイトル獲得が確定した。

日曜日のスプリントレース(第2レース)では、フィーチャーレースの上位8人の順位が入れ替わるリバース・グリッドによってルイス・ラジア(アーデン・インターナショナル)がポール・ポジションからスタートした。酷暑の中で行われたレースでラジアは一度もトップを譲らず、2位のダンブロシオに11秒の差をつけてGP2レースで自身初の優勝を達成した。3位でゴールしたのはデビッド・リゴン(トライデント・レーシング)だった。レースの最速ラップタイムは6周目にダンブロシオが記録した1分46秒648だった。

小林が合計56ポイントを獲得してGP2アジアシリーズ・ドライバーズ選手権の総合優勝を果たした。総合2位には合計36ポイントを獲得したダンブロシオが着け、合計35ポイントを獲得したロドリゲスが順位を上げて総合3位に入った。チーム・ランキングではDAMSが合計92ポイントを獲得して総合優勝し、2位には合計59ポイントを獲得したピケGP、3位には合計54ポイントを獲得したカンポスが着けた。GP2シリーズ開幕戦は、5月8日~10日に行われるF1スペインGPとの併催になる。

山本健太郎MSタイヤ開発部GP2タイヤ担当エンジニア:
「まず、今週末のレースで優勝したディエゴとルイスを祝福したいと思います。そして、総合優勝を果たした小林可夢偉選手とDAMSチームにおめでとうございます、と申し上げます。シーズンを通じてドライバーとチームの両方が安定した良い仕事をしてきた結果であると思います。特に、今週末のような厳しい暑さの中では、GP2シリーズタイヤのミディアムコンパウンドの使用は非常に難しい仕事になるのですが、彼らはこのコンパウンドを常に最大限活用していました。シーズン中は他にもタイヤ管理能力の高いドライバーが見受けられましたし、GP2アジアシリーズで彼らが経験してきたことは、将来F1でも十分通用するでしょう。私たちの今シーズンのタイヤ配分は、選手権オーガナイザーが望んでいたタイヤ管理の重要性の増大に役立ち、ドライバーたちによるタイヤの理解及び開発にも効果があったと考えています」


RESULT
  コース: サクヒール ( 5.412km×23laps=124.23km )
[決 勝]
天候:Fine/路面:Dry  気温:38℃ 路面温度:48℃ ~ 51℃

順位 No. ドライバー タイヤ シャシー エンジン 周回数 タイム
1 3 L.ラジア BS ダラーラ ルノー 23 43:47.690
2 7 J.ダンブロジオ BS ダラーラ ルノー 23 43:59.184
3 27 D.リゴン BS ダラーラ ルノー 23 44:00.336
4 1 山本 左近 BS ダラーラ ルノー 23 44:01.039
5 8 小林 可夢偉 BS ダラーラ ルノー 23 44:01.582
6 21 D.ヌネス BS ダラーラ ルノー 23 44:07.052

[予 選]
天候:/路面:  気温: ℃ ~ ℃ 路面温度: ℃ ~ ℃ 順位 No.

ドライバー タイヤ シャシー エンジン 周回数 タイム
1 3 L.ラジア BS ダラーラ ルノー   
2 27 D.リゴン BS ダラーラ ルノー   
3 1 山本 左近 BS ダラーラ ルノー   
4 9 G.ファンデルガルデ BS ダラーラ ルノー   
5 8 小林 可夢偉 BS ダラーラ ルノー   
6 7 J.ダンブロジオ BS ダラーラ ルノー   

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