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2009年4月 6日 (月)

IRL:ホンダリリース・第1戦セントピータースバーグ ”開幕戦のポールポジションはグラハム・レイホールが獲得”

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開幕戦のポールポジションはグラハム・レイホールが獲得
武藤英紀は19番グリッド

2009年4月4日(土)

予選
会場:セント・ピーターズバーグ特設コース(1.806マイル)
天候:快晴
気温:22℃

2009年のIRL インディカー・シリーズがいよいよ開幕。今年のシーズンスタートは、フロリダ州のリゾート地、セント・ピーターズバーグのストリート・サーキットであり、全17戦中7戦がスケジュールされているロードコースイベントのうちの最初のレースとなる。

4月を迎えたフロリダ半島は、すでに初夏の陽気で、予選はすばらしい好天の下で行われた。メキシコ湾に面したセント・ピーターズバーグのダウンタウンと、市営空港の滑走路を利用して造られた特設コースは、バンピーでグリップが低いが、高速のコーナーも備えている。ドライバーにとってはとてもチャレンジングなコースで、エンジニアにとってはマシンセッティングの難しいコースである。

今年からIRL インディカー・シリーズのロードレースでは、ソフトとハード、2種類のタイヤが採用され、予選、決勝ともに新たな見どころのひとつとなっている。メインで使われるのはハードタイヤで、新たに導入されたソフトタイヤは、グリップが高いために速いラップタイムを期待できる。しかし、ソフトタイヤは耐久性ではハードタイヤに劣る。ソフトタイヤはファンが見てすぐに識別できるようにとサイドウォールが赤くペイントされている。ロードコースの予選は昨年までと同様に3段階で争われるが、出場マシンはその中で最大2セットのソフトタイヤの使用が許されている。どのタイミングでソフトを装着するかは、各チームの作戦次第となる。

ポールポジションを手に入れたのは、Newman/Haas/Lanigan Racingのグラハム・レイホール。20歳90日でのポールポジション獲得は、IRL インディカー・シリーズにおける最年少記録となった。これまでの記録は昨年6月のミルウォーキー戦でのマルコ・アンドレッティ(Andretti Green Racing)による21歳79日でのポールポジション獲得だった。レイホールは昨年、ここセント・ピーターズバーグでIRL インディカー・シリーズ最年少ウイナーとなったばかりであり、そのときもレイホールはアンドレッティの記録を破ってレコードホルダーとなった。

レイホールは第2ステージまででソフトタイヤを2セット使ってしまったが、ハードタイヤでアタックを続け、1分2秒4110(平均時速103.828マイル)というベストラップをマークした。予選2番手にはDale Coyne Racingのジャスティン・ウィルソンがトップと0.0494秒差の1分2秒4604でつけ、予選3番手は1分2秒5307を出したトニー・カナーン(Andretti Green Racing)だった。

Andretti Green Racingから参戦中の武藤英紀は、予選19番手。20分間の第1ステージ、武藤はソフトタイヤを最初から投入する作戦で、第2ステージに進むのに必要なトップ6にポジションを保っていたが、セッション終盤にライバル勢が次々とソフトタイヤを投入してタイムを短縮。武藤の第2ステージ進出はならなかった。

今シーズンからポールポジションには1点のボーナスポイントが与えられる。レイホールが今年最初のポイントを手にしたドライバーとなった。

コメント
グラハム・レイホール(ポールポジション)

「自分にとってもチームにとってもエキサイティングな一日となった。セント・ピーターズバーグが大好きだ。昨年は初優勝を飾ることができ、今年はポールポジションを記録できた。最後の、6人による予選アタックでは、ソフトタイヤをまだ残しているチームも多く、自分たちはハードタイヤだけだったので、ポールを獲得できるかは分からなかったが、このオフの間に懸命に仕事をしてくれたクルーたちの努力に報いることができてうれしい」

ジャスティン・ウィルソン(2番手)
「2番手はDale Coyne Racingにとって予選でのベストリザルトとなった。我々は小さなチームだが、大規模なトップチームに対抗できると証明し、大きなモチベーションを手に入れた。1台体制で試せるセッティングの数が少ないため、戦いは決してやさしいものとはなっていない。今日はベストラップでの走行中に、他車がコースにいたため、一度ピットに戻って燃料を入れ直し、再度アタックするということがあった。タイヤの性能は一度アタックをした後だったので100%ではなかったと思うが、目標通りに上位グリッドからスタートできることになった」

トニー・カナーン(3番手)
「ハードタイヤでセッティングをしたマシンにソフトタイヤを装着すると挙動が変わる。そこが2種類のタイヤが使える新予選の難しい点だ。さまざまな作戦が飛び交う激しい戦いになった。もちろん、私は競い合うことが大好きだが、驚いたことは、第1ステージでさえ競争が激しく、ソフトタイヤを投入しないと第2ステージに進めない可能性があった点だった。我々は第2ステージでもソフトタイヤを使った。今シーズンは今日のような接戦がどのサーキットでも繰り広げられることだろう」

武藤英紀(19番手)
「今日は気温が上がり、マシンの状態が大きく変わってしまっていたので、予選に向けてセッティングを少し変更しました。ソフトタイヤを予選で使うのは初めてでした。路面のコンディションが朝のプラクティスとは違っている可能性もあり、プラクティスで使っていて、チームで性能などを理解しているハードタイヤで最初は走るべきでしたが、結局は予選をソフトタイヤで走り始めました。ソフトタイヤを履くタイミングが適切ではなかったと思います。イエローフラッグが出る可能性を心配して、ソフトタイヤで最初にタイムを出しておくという考えでしたが、実際にはソフトタイヤで思ったようなラップタイムは出せませんでした。明日のレースは後方グリッドからのスタートなので、序盤にソフトタイヤで少しでも順位を上げ、オーバーテイクしたマシンにはできる限り抜かれないようにしようと考えています」

エリック・バークマン|HPD社長
「すばらしいチームとドライバーが開幕戦に集まった。そして、今年最初の予選は激しい戦いとなり、結果もまたすばらしいものとなった。昨年ここでデビューウインを飾ったグラハム・レイホールという若いドライバーが、今年は予選でポールポジションを獲得。見事な仕事をやってのけた。また、今日の予選では多くのチームがトップ争いを繰り広げていた。上位にくるだろうと予測されていたチームに新しい勢力が食い込んでいった。明日のレースも今日と同じようにエキサイティングなものになるだろう」

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