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2009年4月19日 (日)

IRL:ホンダリリース・第2戦ロングビーチ ”ウィル・パワーが初めてのポールポジションを獲得”

Honda_logo  

ウィル・パワーが初めてのポールポジションを獲得
武藤英紀は17番グリッド

2009年4月18日(土)

予選
会場:ロングビーチ特設コース(1.968マイル)
天候:快晴
気温:24~26℃

開幕戦が行われたフロリダ州からアメリカ大陸を横断、09年IRL インディカー・シリーズの第2戦はカリフォルニア州のロングビーチで開催されている。ロングビーチはロサンゼルスのすぐ南に位置する港湾都市。この町でのストリートレースは今年で35回目を迎える。歴史を重ねる中でいく度かのコースレイアウト変更はあったが、ストリートとは思えないハイスピードでエキサイティングな特徴を踏襲したコースとなっている。

南カリフォルニアの地に完全に根付いたビッグイベントはすばらしい天候に恵まれ、明るく華々しい雰囲気の中で予選が行われた。今回のレースからエリオ・カストロネベス(Team Penske)がレースに復帰し、開幕戦よりも1台多い23台のインディカーがロングビーチに集まった。

走行2日目に行われた予選では、今年から供給されるようになったソフトとハードの2種類のタイヤからどれだけのパフォーマンスを引き出し、グリップの高いソフトをどのタイミングで投入するか、各ドライバーと各チームの力量が試された。

予選は第1ステージで23台が12台へ、第2ステージで12台が6台へと絞り込まれた。そして、ファイナル・ステージに進んだ6台の中からウィル・パワー(Team Penske)が1分9秒7107、平均時速101.631マイルのベストラップを記録してポールポジションを獲得した。金曜日に走らせたマシンにはレース復帰が決まったカストロネベスが乗ることとなり、パワーは予選日の朝から別のマシンでセッティングをし直す必要に迫られた。しかし、そうしたハンディを跳ね除け、2番手につけたダリオ・フランキッティに0.1568秒もの差をつけてキャリア初のポールポジション獲得を達成した。

ルーキーのラファエル・マトス(Luczo Dragon Racing)は、2戦目にしてロードコース予選のファイナルステージ進出を果たしたばかりか、3番手という結果を手にした。参戦2年目のE.J.ヴィソ(HVM Racing)も初ファイナル進出を果たし、4番手に食い込んだ。

その一方で、開幕戦でポールポジションを獲得したグラハム・レイホール(Newman/Haas/Lanigan Racing)、開幕戦ウイナーのライアン・ブリスコー(Team Penske)がファイナルステージへと駒を進めることができなかった。レイホールは7番手、ブリスコーは12番手から明日の決勝レースのスタートを切る。

インディカー・シリーズへのフル参戦2年目を迎えている武藤英紀(Andretti Green Racing)は、予選前のプラクティスでマシントラブルからと思われるアクシデントを起こし、マシンに大きなダメージを負った。武藤もコックピット内部で腕を強打したが、チームが短時間で修理したマシンで予選に出走。ソフトコンパウンドのタイヤを2セット投入して全力でのアタックを行った。残念ながら第2ステージへの進出はならず、武藤のスターティング・グリッドは17番手と決まった。

コメント
ウィル・パワー(ポールポジション)
「IRL インディカー・シリーズの競争の激しさを、またしても感じさせられた。第1ステージからソフトタイヤを2セットとも投入しなくてはならなかった。そこからはファイナルステージに向け、いかにソフトタイヤのグリップ力と、自分の体力を温存できるかが課題だった。本当のベストラップを出せる力を最後まで残しておくことができ、それがポールポジション獲得につながったと思う。昨日まで走っていたマシンからセッティングを移植し、まったく同じパフォーマンスを引き出せたのは、チームの力の高さを物語っている。明日のレースでもフルに力を発揮し、ポイントランキングを1つでも上げたいと考えている」

ダリオ・フランキッティ(2番手)
「こうしてまたロングビーチで走れることをうれしく思う。このコースを私が大好きなのは、限界ギリギリで走る時間帯が長く、予選も決勝も実にチャレンジングなものとなるからだ。ファイナルステージの終盤でマシンバランスが非常にいいものができていたので、クリアラップを獲得すべく全力で走った。実にうまく走れていたラップのターン9でガス欠状態に陥ってしまったが、2番グリッドは悪くないポジションなので、明日のレースが楽しみだ」

ラファエル・マトス(3番手)
「予選でファイナルステージへと進んだばかりか、我々は3番手のグリッドを手にすることができた。これは私の力ではなく、チームのクルーたちの力によるものだ。セント・ピーターズバーグで私は大きなアクシデントを起こしたが、そのマシンを完ぺきに修復してくれた。ロングビーチの予選でトップ争いを行えたのは、彼らのがんばりがあったからこそだ。スポンサーやそのほか、チームをサポートしてくれたすべての人たちにも感謝している。まだ第2戦の予選が終わったばかりだが、我々のシーズンはすばらしいものとなっていると思う」

武藤英紀(17番手)
「朝のプラクティスでマシンの調子は非常によかったですが、アクシデントで修理が必要になってしまいました。クルーたちが大急ぎでマシンを直してくれたことに深く感謝しています。しかし、マシンのバランスは朝のプラクティスのときとは違ったものになっていました。予選結果は残念で仕方がなく、クルーたちにも申し訳ない気持ちです。これからマシンをもう一度組み直し、今朝のよい状態へと戻したいと思います」

エリック・バークマン|HPD社長
「Hondaにとってロングビーチでのレースは久しぶりだが、35年もの歴史を持つイベントはやはりすばらしいもので、その一部を担えることを光栄と感じている。開幕戦のセント・ピーターズバーグに続いてアメリカン・ルマン・シリーズとのダブルヘッダーとなっていることもプラス効果を発揮してか、本当にたくさんのファンが集まってくれ、コース全体がとてもよい雰囲気を作っている。ロングビーチはHondaのホームタウンからも近く、非常に多くの関係者、社員や家族が今週のレースを訪れている。今日の予選も開幕戦と同様に激しく争われ、昨シーズン以上にチーム、ドライバーの実力が接近した、エキサイティングな戦いとなっていた」

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