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2009年5月25日 (月)

IRL:Rd.4インディアナポリス レース結果

■カストロネペス、インディ500マイル3回目の勝利!

エリオ・カストロネペス (C)IRL Media 拡大します

インディカーシリーズ(IRL)第4戦、第93回インディ500マイルレース決勝は、チーム・ペンスキーのエリオ・カストロネペスがインディアナポリスでの2001年と2002年以来の3勝目を飾った。2位に18番手グリッドから追い上げたパンサー・レーシングのダン・ウェルドン、3位にはアンドレッティ・グリーンのダニカ・パトリックが表彰台となった。パトリックは女性ドライバーとして初のインディ500トップ3フィニッッシュとなった。
5位にペンスキーのウィル・パワー、6位にはKVレーシングからスポット参戦のタウンゼント・ベルが入った。
武藤 英紀は最後タイヤのバイブレーションが起き、コースアウトしながらも難しいレースで順位を上げ10位でフィニッシュした。

レースはフォーメイションラップで隊列が整わず、ペースカーのないままもう一周フォーメイションラップからスタートした。オープニングラップ、マリオ・モラエスがアウトサイドにいたマルコ・アンドレッティに気づかず両者が接触し、2台はリタイヤとなった。。

このアクシデントのコーション後のリスタートで、ダリオ・フランキッティがカストロネペスをパスしてトップに立った。21ラップにライアン・ハンターレイが第4ターン出口でクラッシュ。このリスタートでカストロネペスは、ライアン・ブリスコとスコット・ディクソンにも先行され4番手に下がった。53ラップにはライアン・ブリスコがフランキッティをパスしてトップに立つ。

57ラップにグラハム・レイホールがピットインするマシンと交錯して最終コーナーでクラッシュ、リタイヤとなった。その後64ラップ目のリスタートでトップのブリスコがミス、ディクソン、フランキッティ、トニー・カナーン、カストロネペスに次々とパスされてしまう。
チップ・ガナッシの1-2のままレースの半ばの98ラップ目、ストレートエンドで3番手のトニー・カナーンがウォールに激しくクラッシュ。幸いカナーンは自力で歩いてマシンから降りたが、インディ500マイル優勝は今年もおあずけとなった。

132ラップにネルソン・フィリップがウォールを擦ってリタイヤ。このコーションのピットインで、トップのフランキッティの燃料ホースが外れず大きくタイムロス、またビットール・メイラのマシンがピットで炎上、マシンの消火後メイラは観客の大声援を受けてピットアウトした。

142ラップのリスタート、2番手まで順位を挽回していたカストロネペスがディクソンのスリップから抜け出しトップに立った。160ラップにジャスティン・ウィルソンがクラッシュ、レースも残り38ラップで全車ピットイン、最後の燃料補給とタイヤ交換を行う。ここで今度はスコット・ディクソンがピット作業に手間取り順位を落としてしまう。

173ラップ目にラファエル・マトスとメイラがクラッシュ、メイラのマシンは後ろ向きのまま底面をアウトサイドのウォールに擦りながらストップ。マトスはレスキューの助けを借りながらも自力でマシンを降りたが、メイラは担架で救急車に乗せられた。このコーション中に2番手にいたブリスコがスプラッシュ・アンド・ゴーで燃料補給のみのピットイン。ラスト17ラップのリスタートでもカストロネペスは圧倒的なスピードでリードを広げる。その後ろではパトリックがウェルドンに並びかけるがウェルドンはなんとか2位を守った。

カストロネペスはペースを落とすことなく、最後はウェルドンに2秒近くの差をつけてゴール。ゴールラインでのカストロネペスは制止するマーシャルを振り切り、久々にフェンスに登るパフォーマンスを見せ、ペンスキーのクルー達もいっせいにフェンスに登った。

ヴィクトリーレーンのカストロネペスは、ともに脱税容疑で裁判にかけられた姉や、母と抱き合い、号泣してインタビューにも初めは言葉が出てこない状態だった。昨年末から約半年カストロネペスを苦しめた裁判は、先週金曜日に最後に残された脱税の共謀罪について検察側が控訴を断念、完全無罪が決定したばかりだった。

 (C)IRL Media 拡大します

2009 Indianapolis 500 Unofficial Lap Report : Race
Indianapolis Motor Speedway 2.5 mile(s) May 24 2009
Pos Sp No Driver C/E/T Lap Lap Down Time Down Time Avg. Speed Running/Reason Out
1 1 3 H.カストロネベス D/H/F 200 0 0.000 3:19:34.6427 150.318 Running
2 18 4 D.ウェルドン D/H/F 200 0 1.982 3:19:36.6246 150.293 Running
3 10 7 D.パトリック D/H/F 200 0 2.335 3:19:36.9777 150.288 Running
4 24 8 T.ベル D/H/F 200 0 2.704 3:19:37.3470 150.284 Running
5 9 12 W.パワー D/H/F 200 0 3.622 3:19:38.2643 150.272 Running
6 5 9 S.ディクソン D/H/F 200 0 4.299 3:19:38.9415 150.264 Running
7 3 10 D.フランキッティ D/H/F 200 0 4.916 3:19:39.5586 150.256 Running
8 17 20 E.カーペンター D/H/F 200 0 5.510 3:19:40.1523 150.249 Running
9 13 15 P.トレーシー D/H/F 200 0 6.518 3:19:41.1607 150.236 Running
10 16 27 武藤 英起 D/H/F 200 0 7.331 3:19:41.9739 150.226 Running
11 33 36 A.タグリアーニ(R) D/H/F 200 0 10.535 3:19:45.1778 150.186 Running
12 26 19 T.シェクター D/H/F 200 0 10.987 3:19:45.6301 150.180 Running
13 11 99 A.ロイド D/H/F 200 0 11.194 3:19:45.8371 150.177 Running
14 20 16 S.シャープ D/H/F 200 0 11.426 3:19:46.0686 150.174 Running
15 2 6 R.ブリスコ D/H/F 200 0 12.670 3:19:47.3122 150.159 Running
16 19 41 AJ.フォイト IV D/H/F 200 0 15.487 3:19:50.1294 150.123 Running
17 21 67 S.フィッシャー D/H/F 200 0 15.977 3:19:50.6201 150.117 Running
18 27 24 M.コンウェイ(R) D/H/F 200 0 16.349 3:19:50.9915 150.113 Running
19 28 43 J.アンドレッティ D/H/F 200 0 18.087 3:19:52.7295 150.091 Running
20 30 23 M.デュノ D/H/F 199 1 18.284 3:19:52.9271 149.338 Running
21 14 14 V.メイラ D/H/F 173 27 - 2:52:50.3249 150.140 Contact
22 12 2 R.マトス(R) D/H/F 173 27 - 2:52:50.3340 150.140 Contact
23 15 18 J.ウィルソン D/H/F 160 40 - 2:38:39.0863 151.275 Contact
24 29 13 E.ビソ D/H/F 139 61 - 2:32:56.1944 136.331 Mechanical
25 31 00 N.フィリップ(R) D/H/F 130 70 - 2:17:59.5388 141.312 Contact
26 25 17 O.セルビア D/H/F 98 102 - 1:46:48.3255 137.633 Mechanical
27 6 11 T.カナーン D/H/F 97 103 - 1:34:36.7258 153.786 Contact
28 23 06 R.ドーンボス(R) D/H/F 85 115 - 2:18:07.8509 92.304 Contact
29 22 44 D.ハミルトン D/H/F 79 121 - 1:16:43.8532 154.436 Contact
30 8 26 M.アンドレッティ D/H/F 56 144 - 1:59:52.9402 70.069 Handling
31 4 02 G.レイホール D/H/F 55 145 - 0:52:07.6671 158.265 Contact
32 32 21 R.ハンター-レイ D/H/F 19 181 - 0:20:08.3072 141.520 Contact
33 7 5 M.モラエス D/H/F 0 200 - 0:00:00.9968 n/a Contact

* End of Lap 200: Time of Race: 03:19:34.6427 Avg Speed: 150.318 Lead Changes: 6 Caution Laps: 61
* Fastest Lap: 222.044 mph ( 40.5325 sec) on lap 187 by 10 - Dario Franchitti
* Fastest Leader Lap:
220.720 mph ( 40.7757 sec) on lap 147 by 3 - Helio Castroneves

Lead Change Summary
On Lap Car Leader
1 3 Castroneves Helio
8 10 Franchitti Dario
53 6 Briscoe Ryan
64 9 Dixon Scott
86 10 Franchitti Dario
91 9 Dixon Scott
142 3 Castroneves Helio
Leader Summary
Car Driver Laps
9 Dixon Scott 73
3 Castroneves Helio 66
10 Franchitti Dario 50
6 Briscoe Ryan 11
Caution Summary
No Duration Total for Caution
1 1 to 6 Contact: Cars 5 & 26 in Turn 2
2 21 to 27 Contact: Car 21 in Turn 4
3 57 to 62 Contact: Car 02 in Turn 4
4 83 to 89 Contact: Car 44 in Turn 4
5 98 to 108 Contact: Car 11 in Turn3
6 132 to 140 Contact: Car 00 in Turn 4
7 161 to 166 Contact: Car 18 in Turn 1
8 174 to 182 Contact: Cars 2 & 14 in Turn 1

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受信: 2009年5月25日 (月) 06時46分

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受信: 2009年5月25日 (月) 10時52分

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順 予選 ドライバー 車番 チーム マテリアル 周回 状況 pt 1 1 Helio Castroneves 3 Team Penske D/H/F 200 Running 117 2 18 Dan Wheldon 4 Panther Racing D/H/F 200 Running 106 3 10 Danica Patrick 7 Andretti Green Racing D/H/F 200 Runni...... [続きを読む]

受信: 2009年6月 3日 (水) 20時57分

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