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2009年6月 4日 (木)

LM24:プジョー、ルマン24時間レースのドライバーラインナップを発表

 (C)Peugeot Media 拡大します

プジョー・スポールは、6月3日、今年のルマン24時間レースに出場する3台のワークス・プジョー908HDi FAPのドライバーラインナップを発表した。

No.7には、ペドロ・ラミー(ポルトガル)、クリスチャン・クリエン(オーストリア)、ニコラ・ミナシアン(フランス)の3名が初の組み合わせとなる。No.8にはセバスチャン・ボーデ、フランク・モンタニー、ステファン・サラゼンの3名のフランス人ドライバー、No.9にはディビッド・ブラバム(オーストラリア)、マルク・ジェネ(スペイン)、アレクサンドル・ブルツ(オーストリア)の経験豊富なドライバーの組み合わせとなった。

プジョー・スポールのテクニカル・ディレクター、ブルーノ・ファーミンは、昨年アウディに敗れた原因を、レース終盤の雨の際のトラクションコントロールとラジエターの汚れの問題を挙げている。今年はこれらの点を改良すると共に、ミシュランタイヤの協力によってタイヤ交換時の作業効率をアップするための、ホイールのセンタリング機構を備えている。

また、フランス西部自動車クラブ(ACO)が今年改訂したレギュレーションのために、マシンにはさらに変更を加える必要があった。まず、エアリストラクターが39.9mmから38.3mmに縮小されたためエンジンパワーが減少している。さらにクローズドマシンのコクピット内は32℃以下という温度規定をクリアするため、ギアボックス後端から取り出したパワーによって、エアコンディショナーのコンプレッサーを駆動するためのロスが生じている。インジェクションと燃焼の最適化のためにパートナーのボッシュと協力して、エンジンの改良を行っている。

さらに、空力面でもリアウイングの幅が2mから1.6mへと縮小されたため、空力バランスを見直す必要が生まれたため、マシン全体のパッケージが変更されている。ルマンでは、908は初めて新しいフロントエンドをつけて登場する。
ACOは4月になって、新たにディーゼルマシンへの30kgのバラストを積むことを決定したため、サスペンションやブレーキなどマシンのパーツにも重要な変更を必要とした。さらにピットイン時の燃料補給ホースが昨年より細くされたため、1回のピットストップは3秒多くかかると見られている。

プジョー・スポールでは、これらの変更点について広範囲なテストプログラムを行ってきている。今年は長年プジョーとも縁の深いペスカルロが4台目の908HDi FAPを走らせる。ファーミンとプジョーの経営陣はペスカルロへのマシン提供について即座にOKを出しており、4台目のプジョーがレースでも大きな鍵を握るだろうと予想している。

宿敵アウディを破って1993年以来となる念願の総合優勝を果たすため、プジョーは挑戦者の立場で今年のルマンに望む。プジョー・チームは6月9日(火)午後3時30分、ジャコバン広場での公開車検2日目に登場することになっている。

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