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2009年7月

2009年7月31日 (金)

IRL:Rd.12ケンタッキー・スケジュール/エントリーリスト

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■タイムスケジュール

Meijer Indy 300INDY RACING LEAGUE PARTICIPANT SCHEDULE
Kentucky Speedway (Race #12)Week of July 27 - August 1
2009IndyCarR Series & Firestone Indy LightsR
FRIDAY July 31
12:00 - 1:00 Indy Lights Practice
* 13:15 - 13:45 IndyCar Practice
13:45 - 15:45 IndyCar Practice All Cars
16:00 - 17:00 Indy Lights Practice Split Groups
17:45 - 19:00 IndyCar Quals 60 Minutes Live Versus
19:00 - 20:00 Indy Lights Quals
19:30 - 20:30 Autograph Session & "FanFest"
21:00 - 21:45 IndyCar Practice
23:00 Garage Closes
Saturday August 1
13:30 & 15:30 Chapel
14:00 IndyCar Tech Open
15:00 - 16:00 IndyExperience 2-Seater
16:00 Indy Car Systems Check Open to all cars 1 Time By
16:30 Indy Lights Pre-Race
17:00 Indy Lights Series Race 67 Laps
20:00 IndyCar Pre Race
20:45 IndyCar Race Kentucky Indy300 200 Laps Versus Live

※日本との時差は-13時間 (EST:サマータイム)

Kt Trackmapfull2009c

Track Information and Facts
Location:
Sparta, Kentucky
Track Length:
1.5 mile Tri-oval
Racing Surface Width:
70 feet wide, plus 12-foot shoulders
Turns:
Banked 14 degrees
Short Chute from Start/Finish to Turn 1:
681 feet with 8 degree of banking
Length of Front Straightaway (Including Tri-oval):
1,662 feet
Pit Road Length:
2,800 feet

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2009年7月30日 (木)

IRL:オーバルコースでのパワーボタン・システムを導入

 (C)IRL Media 拡大します

7月29日、インディカーシリーズは、今週末のIRL第12戦ケンタッキーで『プッシュ・トゥ・パス』と呼ばれる、エンジンの回転数を一時的にアップするシステムを使用することを発表した。
ケンタッキー戦からは、リアタイヤ・ランプ、サイドポットの拡張、リアのバッキングプレートなど、1.5マイルオーバル用にパッシングをより容易にするための空力デバイスの採用が決まっている。

今回、ホンダエンジンに使用されるシステムは、12秒間だけエンジン回転をアップさせ、レース中20回使用可能なものとなっている。これによって得られるエクストラパワーは、エンジンがリッチモード下で5馬力、燃費走行のリーンモードでは20馬力とされている。システムはECUの単純な変更で済むが、ボタンの再使用にはシステムの再充電のため10秒間を必要とする。

IRLのシニア・テクニカルディレクター、レス・マックタガートは、このシステムがチームの作戦面での多様性をもたらすとしているが、その効果は劇的なものではないとしている。チャンプカー(CCWS)の最後の年のコスワースエンジンにも類似のシステムが採用されていたが、チャンプカーの場合はターボエンジンだったため、パワーボタンによって得られるエクストラパワーは100馬力に達していたとされる。

IRLではその後もケンタッキー、シカゴランド、カンザスではリアウイングのフラップを12度まで(現在は10度まで)立てることが許され、より大きなダウンフォースを得ることが可能となる。9月のもてぎ戦では、ホイール・バックプレートの使用もできるようになる。これら一連のエアロパッケージは、チームがそれぞれ各パーツを選択してレースをすることになっている。その目的は、当然ながらパッシングの機会を増やすことにある。

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2009年7月29日 (水)

NASCAR:マスタング、NASCARに初登場

2010年NASCARフォード・マスタング (C)Ford North America Motorsports  拡大します

7月28日、NASCARは来シーズンのネーションワイド・シリーズに参加するマシンについて、コンコード(N.C.)にあるNASCAR技術センターに、チーム・オーナー、クルー・チーフ、ファブリゲーターなど125名を集めて会議を行った。

会議ではニューマシンのロールアウト・スケジュールが議論され、NASCAR競技部門副代表のロビン・ペンバートンは、マシンビルダーが約2週間でニューマシンのテンプレートを受け取る見通しであることを明らかにした。すべてのメーカーが新しいネーションワイド用のモデルを発表したわけではないが、各メーカーのラインナップは、シボレー・インパラSS、フォード・マスタング、ダッジ・チャレンジャー、トヨタ・カムリとされている。

新しいネーションワイドマシンは、スプリントカップのCoTマシンとは異なり、伝統的なリアスポイラーを持ち、フロントサスペンションにはバンプストップ付のスプリングを持っている。

ブライアン・ウルフ(フォード北アメリカ・モータースポーツ代表:「われわれはマスタングがNASCARへ参戦することに興奮している。それは、レースの歴史でも最も成功したプロダクションモデルで、北アメリカで最も人気のあるレースシリーズに参加することはまったく正当なものに見える」

NHRAドラッグレース・フォード・マスタング (C)Ford Racing 拡大します

1964年にフォードが送り出したマスタングは、レースをする運命を持って生まれてきた。60年代にはドラッグレーシングとシェルビーGT350-RによるSCCAレース、70年代のトランザム・ボス302マスタングによるIMSAとトランザム、80年代と90年代にもIMSAやトランザムレースで活躍。現在でもNHRAドラッグカーレース、グランダム・コニ・チャレンジシリーズやSCCAワールドチャレンジ、マスタング・チャレンジ、さらにヨーロッパGT4選手権ではマスタングFR 500Cが活躍している。マスタングがこれまであげた勝利数は2,000を超える。

NASCARについては、これまでベースマシンにセダンが多かったこともあり、マスタングは出場したことはなかった。この日発表された北アメリカ・フォード・モータースポーツのネーションワイド用マシンのコンピューターによるイメージ画像によれば、フォード・フュージョンをベースとしたネクステルカップ・マシンと比べて、より市販モデルをイメージさせるものとなっている。

NASCARでは、この新しいネーションワイドマシンのデビューについて、来年4月のタラデガでのレースになるという見通しを立てている。今年11月初めのタラデガでのスプリントカップの後、チームはニューマシンをテストすることになっている。来年はタラデガの他、7月のデイトナ、さらに8月と9月と10月にはインターミディエイトのオーバールコースでレースを行い、各チームに2011年のために十分な準備期間を与えることができるとしている

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ROC:バトンのレースオブチャンピオンズ出場決定

ジェンソン・バトン (C)Race of Champions拡大します

今年のF1チャンピオンシップをリードするジェンソン・バトンのレースオブチャンピオンズ(ROC)への出場が決定した。バトンのROCへの出場は2007年来3年連続となる。

タイトル争いを展開しているセバスチャン・ベッテルは、すでにミハエル・シューマッハとのコンビでの出場が決定しており、ドイツチームはネーションズカップで史上初の3連覇を目指している。

ジェンソン・バトン:「それはいつも偉大なイベントで、ファンにとっても偉大なものだ。同時に、特にわれわれ競技参加者にとっても素晴らしいものだ。競技はかなり激しいもので、世界中からこれほど多くの異なる競技者が参加することは素晴らしい。本当に大変なシーズンの終わりになごんで、楽しむことが出来る、そして今年の『鳥の巣』が非常に驚くべきスタジアムであるので、わたしは今年の大会を楽しみにしている。それは以前よりより大きなものとなりそうなので、とても楽しいものになりそうだ」

今年のレースオブチャンピオンズは、F1最終戦アブダビGPの2日後に、北京の2008年オリンピックのメインスタジアムで、2日間にわたって開催される。F1ドライバー達は、アブダビから北京へと直行することになる。

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2009年7月28日 (火)

LMS:Rd.3アルガルブ・スケジュール/エントリーリスト

Pos

■タイムスケジュール

ALGARVE 2009.7.30 - 8.2
Thursday - 30th of July
Start - End Race Session Duration
14:30 - 15:15 Formula Le Mans Free Practice 1 45'
15:30 - 16:30 Formula Renault 3.5 Group Practice 60'
16:45 - 17:45 Le Mans Series Free Practice 1 60'
18:00 - 18:45 Formula Le Mans Free Practice 2 45'
21:30 - 23:30 Le Mans Series Free Practice 2 120'
Friday - 31st of July
Start - End Race Session Duration
'09:55 - 10:55 Formula Renault 3.5 Free practice 60'
12:40 - 13:30 Formula Le Mans Qualifying 2 x 20'
13:45 - 14:45 Le Mans Series Free Practice 3 60'
16:30 - 17:20 Formula Renault 3.5 Qualifying 2 x 20'
19:10 - 19:30 Le Mans Series Qualifying - "LM" GT1 & "LM" GT2 20'
19:40 - 20:00 Le Mans Series Qualifying - "LM" P1 & "LM" P2 20'
Saturday 1st August
Start - End Race Session Duration
10:50 - 11:10 Le Mans Series Warm-up 20'
12:03 - 12:50 Formula Renault 3.5 Race 1 - 44' + 1 lap
13:05 - 14:05 Formula Le Mans Race 1 60'
16:25 - 17:12 Formula Renault 3.5 Race 2 44' + 1 lap
17:45 - 18:20 Pit walk
18:30 Le Mans Series Pits open
18:30 Le Mans Series Grid walk opening
18:45 Le Mans Series Pits closed
19:00 Le Mans Series Grid walk closing
19:15 - 1:15 Le Mans Series Race 215 Laps
Sunday 2nd August
Start - End Race Session Duration
12:45 - 13:45 Formula Le Mans Race 2 60'

Auto_logo

Circuitalgarve

Autodromo International Algarve

The circuit summary Creation: 2008 Length of the track: 4 652.87 metres 215 laps + formation laps Number of Pit Garages: 84 boxes x 67,5m² = 5.670m² 72.000m² de Paddock Number of Corners: 15 (left : 6 - right: 9)

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DTM,EF3:Rd.5オッシャースレーベン・タイムスケジュール

Dtmef3

■タイムスケジュール

Schedule: Motorsport Arena Oschersleben
Friday 31.07.2009
10:30 - 13:15 Formula 3 Euro Series pre test
15:45 - 16:30 Porsche Carrera Cup free practice
16:45 - 17:15 DTM roll out
17:15 - 17:20 DTM practice starts
18:20 - 18:50 Formula 3 Euro Series qualifying
Saturday 01.08.2009
08:45 - 11:15 DTM free practice
11:40 - 12:10 Formula 3 Euro Series race 1
13:35 - 14:22 DTM qualifying
14:35 - 15:00 DTM international press conference
16:45 - 17:20 Porsche Carrera Cup qualifying
17:35 - 18:05 DTM taxi drives
Sunday 02.08.2009
08:45 - 09:20 Porsche Carrera Cup race
09:35 - 10:05 DTM warm up
10:30 - 11:10 Formula 3 Euro Series race 2
12:15 - 13:10 Event Programme pit walk / taxi drives
13:20 - 13:30 DTM information laps
13:30 - 13:45 DTMstart grid presentation
14:03 DTM start race
approx. 15:20 DTM podium ceremony
15:40 - 16:05 DTM international press conference

S53_2

Motorsport Arena Oschersleben Track info
Date: 31/07/2009 - 02/08/2009
Place: Oschersleben / Germany
Length: 3,696 Kilometer

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NASCAR:Rd.21ポコノ・スケジュール/エントリーリスト

Sun_penn500_logo_thumb

■タイムスケジュール

POCONO RACEWAY 2008 EVENT SCHEDULE
NASCAR SPRINT CUP SERIES
ARCA RE/MAX SERIES
Friday July 31st
05:30 ARCA GARAGE & REGISTRATION OPENS
07:00 NSCS GARAGE OPENS
10:15 - 11:55 ARCA FINAL PRACTICE
12:00 - 13:30 NSCS PRACTICE
13:45 ARCA QUALIFYING (ONE LAP ALL POSITIONS) IMPOUND
15:40 NSCS QUALIFYING (TWO LAPS ALL POSITIONS)
17:00 ARCA GARAGE & REGISTRATION CLOSES
18:30 NSCS GARAGE CLOSES
Saturday August 1ST
08:00 NSCS GARAGE & REGISTRATION OPENS
08:30 ARCA GARAGE & REGISTRATION OPENS
10:00 - 10:45 NSCS PRACTICE
11:20 - 12:20 NSCS FINAL PRACTICE
12:30 ARCA DRIVER INTRODUCTION
13:00 ARCA RACE ( 80 LAPS 200 MILES)
14:30 NSCS GARAGE & REGISTRATION CLOSES
Sunday August 2ND
08:00 NSCS GARAGE & REGISTRATION OPENS
08:00 - 08:30 NASCAR Pace Car Rides
13:30 NSCS DRIVERS INTRODUCTION
14:00 NSCS RACE ( 200 LAPS 500 MILES)
14:30 NSCS REGISTRATION CLOSES
ALL TIMES ARE LISTED IN EASTERN
6/19/09 TENTATIVE SUBJECT TO CHANGE

Poconooldtriovallogo20254Pocono Pocono Raceway

 

Track Details
Completed : 1968
Distance : 2.5 miles
Shape : Tri-oval
Banking : 14° Turn 1
8° Turn 2
6° Turn 3
2° straights
Frontstretch : 3,740 feet
Backstretch : 3,055 feet
Shortstretch : 1,780
Seating : 76,812

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2009年7月27日 (月)

NASCAR:トヨタモータースポーツニュース 第20戦インディアナポリス

2009年7月27日
トヨタ自動車(株)
モータースポーツ推進室 

NASCAR SPRINT CUP SERIES
第20戦 Allstate 400 at the Brickyard


開催日:7月26日

“トヨタ カムリ”2台がトップ10フィニッシュ 

09nascar23_1 5位でフィニッシュしたブライアン・ヴィッカーズ(#83) 

 7月26日(日)、米国中部インディアナ州スピードウェイのインディアナポリス・モーター・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第20戦「Allstate 400 at the Brickyard」が開催された。
 “インディ500”が開催されることで知られる同コースは、100年もの歴史を持つ伝統のサーキット。当初レンガ敷きだった名残で、今でもスタート/フィニッシュラインにはレンガの列が残されており、“ブリックヤード”の通称を持つ。四角形に近い独特な2.5マイルオーバルである。

 25日(土)午前10時10分より予選が行われ、デイビッド・ロイティマンが5番手、ブライアン・ヴィッカーズが6番手グリッドを確保。13台の“トヨタ カムリ”が決勝へと駒を進めた。

 26日(日)午後2時18分、18万人の大観衆が見守る中、2.5マイルオーバルを160周(400マイル:約640km)して競われる決勝レースのスタートが切られた。
 レースは1周目の第4ターンで32番手スタートのロビー・ゴードンがスピンを喫し、1周目からイエローコーションという波乱の幕開けとなった。
 5、6番手スタートのヴィッカーズとロイティマンは順調にトップ10圏内で走行。20番手スタートのカイル・ブッシュは、30周目前後からグリーン下で繰り広げられたピット作業で一気に7位までポジションアップ。しかし、チームメイトのデニー・ハムリンは、駆動系のトラブルに見舞われガレージでの修復を余儀なくされてしまった。
 また、7位を走行していたKy.ブッシュも、58周目にいきなり右フロントタイヤがバースト。コントロールを失ったKy.ブッシュは壁にヒットし、車体右側を大きく破損。そのままガレージへ向かい、大きく順位を落としてしまった。
 常に上位のポジションで走行を続けたヴィッカーズは、中盤もジミー・ジョンソン(シボレー)と激しく3位争いを展開。124周目あたりから上位勢がグリーン下でのピットを開始し、若干ピットインを遅らせたヴィッカーズは一時首位に立ったが、127周目にヴィッカーズもピットイン。全車がピットインを終えた時点で5位に後退してしまった。
 その後も勝利を目指し健闘を続けたヴィッカーズだったが、惜しくも届かず、5位でチェッカー。常にトップ10圏内で走行を続けたロイティマンが8位。
 前日の練習走行でエンジン交換を行ったため、後方スタートを強いられたジョーイ・ロガーノが追い上げ12位でフィニッシュした。
 ガレージでの長時間の修復を強いられたハムリンとKy.ブッシュは、それぞれ34位、 38位に終わった。

 次戦第21戦は8月2日(日)、米国東部ペンシルバニア州ロングポンドのポコノ・レースウェイで行われる。

ドライバー ブライアン・ヴィッカーズ:
「良いレースだったが、決して満足はしていない。我々の“トヨタ カムリ”はテストや練習走行でも絶好調で、ここで勝利を挙げることを望んでいた。5号車(マーク・マーティン)と48号車(ジミー・ジョンソン)は本当に強かった。我々が最高の状態だったときに、良いポジションにつけられていたら、彼らの前をキープできたと思う。追い越しは非常に難しく、ポジションが非常に重要だった。ピットクルーは素晴らしい仕事してくれた」 

※レース結果およびポイントランキングは省略させて頂きました。

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FIA-GT:NISMOモータースポーツ・ニュースフラッシュ "NISSAN GT-R、初めてのスパ24時間レースで完走 - GT1クラス3位入賞”

Logo

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   ☆☆ NISMO モータースポーツ ニュース フラッシュ ☆☆
        ■■ 2009/07/27号 Vol.439 ■■
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FIA GT選手権 第4戦 「スパ24時間レース」
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■開催月日:2009年7月25日~26日
■開催場所:スパ・フランコルシャンサーキット(ベルギー)
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NISSAN GT-R、初めてのスパ24時間レースで完走 - GT1クラス3位入賞

Gtr
(C)NISMO

2010年のFIA GT1規則を先取りしたNISSAN GT-Rが、NISSAN Motorsportsのエントリーで7月25-26日にベルギーで開催された非常に過酷なレースとして有名なスパ24時間レース(FIA GT選手権第4戦)に初参戦した。今回の参戦目的は2010年仕様のFIA GT1車両を開発することであり、今年はFIA GT選手権の4レースに参加する計画となっている。スパ24時間への初参加にも関わらず、ミハエル・クルム(ドイツ)、ダレン・ターナー(英国)、アンソニー・デビッドソン(英国)の3人のドライバーが駆る#35号車NISSAN GT-Rは、予選では8番グリッドを獲得し、決勝では深夜から明け方にかけて激しい総合4位争いを5時間以上も繰り広げながら、最終的には総合13位で完走を果たした。NISSAN GT-Rは、総合13位完走、GT1クラス3位に入賞しただけでなく、2010年のFIA GT1仕様の車両中最上位でフィニッシュした。

#35 GT-Rは、土曜日の午後4時のスタート直後から徐々に順位を上げ、深夜から日曜日の早朝にかけて激しい4位争いをしていた時に発生した駆動系トラブルによって約1時間30分近くタイムをロスし、順位を大きく落としてしまった。もしこのトラブルがなければ、総合成績で表彰台に上がることも可能であった。このメカニカルトラブルを修復した後は、マシン、ドライバー、チームによるミスが全くない完璧なレース運びで徐々に順位を上げ、初めてのスパ24時間で完走を果たすとともにGT1クラスで3位に入賞した。 

FIA GT選手権への参戦は、ニスモとギガウェーブモータースポーツによるパートナーシップによるプログラムであり、次回は10月9日~11日に開催されるゾルダー戦(ベルギー)に参戦する予定。

ミハエル・クルム(ドイツ)
「ドライバーは3人とも24時間を通して全くミスがありませんでした。そのことは、今回のように天候が変わりやすいコンディションの中では非常に重要な要素です。スパではコースのあちこちにオイルがあり、スリックタイヤで走行していてもコース上には水たまりがあるといった状況でした。もちろん今回クラスではなく、総合成績で表彰台に上がれなかったことは少し残念ですが、もしスパの前に「チャンスはあるか」と聞かれたとしたら、「チャンスは無い」と答えていたでしょう。そのような中で、今回結果を出すことが出来たことを大変誇りに思います。クルマがスパ24時間でも持ちこたえることがわかったので、今シーズンの最終戦となるゾルダーにはリラックスして臨むことができます」

ダレン・ターナー(英国)
「チームのひとりひとりがすばらしい仕事をしたので、この結果は自慢して良いと思っています。レースの前にマシンの走行距離をできるだけ稼ぐために、30時間テストといったものをやることが一般的ですが、ニスモとギガウェーブモータースポーツは、プライベートテストではなく多くの人々の目に触れ、はるかにプレッシャーがかかるレースに出場して試してみることにしました。そして見事に初挑戦でスパ24時間に完走しました。この事実は、NISSAN GT-Rの名声をさらに高めてくれると思います」

アンソニー・デビッドソン(英国)
「24時間レースにニューカーで参戦して完走を果たすことは、とても難しいとことだと思っていましたが、今回のチームは見事にそれを果たしました。今回我々のマシンに残念ながら発生してしまった技術的な不具合のひとつを除けば、すべてが正確な時計のように動いていました。スパ24時間に参加するにあたって、ニスモとギガウェーブモータースポーツの皆とは本当に良い関係を築くことができたので、とても楽しく仕事をすることができました。過酷なスパで我々3人が24時間連続であれだけハードな運転をしても、しっかり完走を果たすことができたNISSAN GT-Rの実力には本当に驚きました」

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GP2:ブリヂストンモータースポーツ・リリース 第6戦ブタペスト

Msheadright 2009 GP2 Series 第6戦 Race2

GP2シリ-ズ第6戦レ-スレポ-ト
開催場所 : ブタペスト  開催日 : 7月26日

ブリヂストンがサポートするGP2シリーズ第6戦の2レースがハンガロリンク(ハンガリー)で開催され、ニコ・ヒュルケベルグ(ARTグランプリ)とギド・ファンデルガルデ(iスポーツ・インターナショナル)がそれぞれソフトスペックGP2レース用スリックタイヤを装着して優勝した。

週末を通じて路面温度は高かったが、タイヤの摩耗率は例年よりも低かった。それでもブダペスト用の最適のアロケーションはソフトコンパウンドだった。いつも通り、リアタイヤのグリップダウンを抑えながら同時にパフォーマンスを維持するために、車のセットアップが重要なレースとなった。

全42周で争われた土曜日のフィーチャーレースでは、ヒュルケンベルグがGP2・3連勝を達成した。ヒュルケンベルグは、トップを走っていたルーカス・ディ・グラッシ(Fat Burner レーシング・エンジニアリング)が12周目にタイヤ交換を終えてピットレーンから出た直後にオーバーテイクして首位に立ち、優勝した。初めてポールポジションからスタートしたグラッシは2位でゴール、ジャビエール・ビラ(スーパーノバ・レーシング)が3位でゴールした。ヒュルケンベルグはレースが終了する2周前に最速ラップタイムを記録、また終始安定したラップタイムを刻み続け、タイヤパフォーマンスを維持する能力の高さを実証した。

日曜日に行われた全28周のスプリントレースでは、オランダ人ファンデルガルデがGP2で自身初の優勝を達成した。スタートでデビッド・リゴン(トライデント・レーシング)に先行してトップに立ったファンデルガルデは、レースの最後までルカ・フィリッピ(スーパーノバ・レーシング)を抑え続けた。リゴンはパストール・マルドナド(ARTグランプリ)と接触して1周目にリタイヤし、マルドナドにはその後ドライブ・スルー・ペナルティを科せられた。フィリッピはファンデルガルデに続いて2位でゴールし最速ラップタイムも記録、3位にはディ・グラッシが入った。

ハンガリー戦終了時点で、合計獲得ポイントを57ポイントに伸ばしたヒュルケンベルグがドライバーズ・ランキングの首位を守った。ロメイン・グロージャン(Barwaアダックス・チーム)が45ポイントで2位に、グロージャンのチームメイト、ヴィタリー・ペトロフが41ポイントで3位に着けている。チームランキングでは合計88ポイントを獲得したARTグランプリが、86ポイントのBarwaアダックス・ チームから首位を奪った。スーバーノバ・レーシングが42ポイントで3位に着けている。GP2シリーズ第7戦は8月21日~23日までバレンシア(スペイン)のストリート・コースで開催され、ソフトコンパウンドGP2タイヤを使用する予定である。

浜島裕英 ブリヂストンMS・MCタイヤ開発本部長のコメント:
「今週末のGP2ソフトコンパウンドの摩耗とグリップダウンは、まずまずのレベルでした。レース終了後のタイヤの外観もきれいでした。ブリヂストンは、ブダペスト用のGP2タイヤアロケーションをスーパーソフトからソフトに変更するよう決定したことに満足しています。第1レースではヒュルケンベルグが前戦に続いて力強いパフォーマンスを発揮し、タイヤをとても上手に管理していました。彼の所属チームであるARTグランプリは最高のタイミングでタイヤ交換を行いました。またスプリントレースでGP2初優勝を達成したiスポーツのギド・ファンデルガルデも祝福したいと思います」

コース:ハンガロリンク( 4.381km×28laps=122.668km ) 天候:Fine/路面:Dry 気温:21℃ 路面温度:27℃ ~ 31℃

※レース結果は省略させて頂きました。

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F1,GP2:TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)レポート 【7月27日号】

Tdplogo 2009年7月27日
トヨタ自動車(株)
モータースポーツ推進室

TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)レポート 【7月27日号】

SUPER GT第5戦SUGOで平手晃平が2位!初表彰台獲得
F1ハンガリーGPで中嶋一貴は好走を見せたが惜しくも9位
 

F1世界選手権
 F1第10戦ハンガリーGPが7月24日(金)から26日(日)にかけてハンガリーのハンガロリンクで開催された。今季のF1にはTDPドライバーの中嶋一貴(AT&Tウィリアムズ)が参戦。昨年中嶋は、同コースで初めてのハンガリーGPを戦い、16番手スタートから13位フィニッシュを果たしている。

 24日(金)に2度にわたって行われたフリー走行は、1回目、2回目共に中嶋は5番手タイム。25日(土)午前中のフリー走行3回目も8番手と、全セッションでトップ10入りを果たし、予選へと臨んだ。
 午後2時より行われたノックアウト方式の予選で、中嶋はQ1を7番手で通過。続くQ2でも3番手と好タイムをマーク。今季3度目のQ3進出を果たした。Q3ではグリップ確保に苦しみ、9番手グリッドとなった。

 26日(日)好天の下で午後2時から行われた決勝レースでは、9番手グリッドの中嶋はスタートでジェンソン・バトン(ブラウンGP)をかわしたものの、翌周の第1コーナー進入でバトンに抜かれ、序盤はバトンの遅いペースに阻まれた走行を強いられた。
 その後は上位勢と遜色ないペースでトップ10圏内での走行を続け、最後は8位入賞をかけてのバトルを繰り広げたが、惜しくも届かず、9位でチェッカーを受けた。

ドライバー
車番
第10戦
第10戦終了時の
ポイントランキング
予選
決勝
中嶋一貴(AT&Tウィリアムズ)
17
9番手
9位
18位(0ポイント)

GP2シリーズ 
09tdp_20_109tdp_20_2   GP2シリーズの第6大会が7月24日(金)から26日(日)にかけてハンガリーのハンガロリンクで、F1第10戦ハンガリーGPの併催レースとして行われた。
 同シリーズにはTDPドライバーの小林可夢偉(DAMS)が参戦している。

 24日(金)に行われたフリー走行と予選では、小林はギアボックスのトラブルに見舞われ、第1レースのグリッドは21番手と後方スタートを強いられることとなった。

 25日(土)午後4時から42周で競われる第1レースがスタート。21番手グリッドの小林は、素晴らしいスタートダッシュを見せ、その後、第1コーナーから第2コーナーにかけて発生した多重クラッシュを上手くパス。 16位までポジションを上げた。
 終盤のタイヤの摩耗を考慮し、最後までピットインを遅らせた小林は、13周目に首位に浮上。そのまま後続を引き離す作戦に出たが、さすがにリアタイヤの摩耗が苦しくなり、コースオフ。首位の座は守ったものの、大きくタイムをロスしてしまった。
 その後、21周目終了時にピットインした小林は、16位でコースへ復帰。前を行く3台をパスし、13位までポジションを上げると、残り6周で、14秒あった前走車との差をみるみる縮めていき、最後はテール・トゥ・ノーズまで追い詰めたが、逆転には至らず、13位でチェッカーを受けた。

 26日(日)午前10時30分に第2レース(28周)がスタート。13番手グリッドの小林はスタート直後の第1コーナーでひとつポジションを上げ、上位を争う2台が接触でコースオフしたために10位へと浮上した。
 前半はタイヤを温存する作戦に出た小林は、その後トップグループと遜色ないタイムで追い上げ、 13周目には8位に浮上。前を行くニコ・ヒュルケンベルグ(ART)を攻めた。レースは15周目にコース清掃のためにセーフティカーが導入され、18周目に再スタート。幾度となくヒュルケンベルグにアタックを仕掛けた小林であったが、惜しくも及ばず、8位でフィニッシュした。

第1レース 結果

順位 ドライバー チーム
周回
トップとの差
グリッド
1 ニコ・ヒュルケンベルグ ART
42
-
5
2 ルーカス・ディ・グラッシ ファットバーナー
42
15.338
1
3 ハヴィエル・ヴィラ スーパーノヴァ
42
16.370
3
4 パスター・マルドナド ART
42
17.093
7
5 ダヴィデ・バルゼッキ デュランゴ
42
17.156
4
13 小林可夢偉(TDPドライバー) DAMS
42
51.269
21

第2レース 結果

順位 ドライバー チーム
周回
トップとの差
グリッド
1 ギド・ヴァン・デル・ガルデ iスポーツ
28
-
2
2 ルカ・フィリッピ スーパーノヴァ
28
0.385
3
3 ルーカス・ディ・グラッシ ファットバーナー
28
1.078
7
4 ロメイン・グロージャン バルワ・アダックス
28
1.699
10
5 ハヴィエル・ヴィラ スーパーノヴァ
28
2.093
6
8 小林可夢偉(TDPドライバー) DAMS
28
4.089
13

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IRL:ホンダリリース 第11戦エドモントン ”ウィル・パワーがキャリア初優勝"

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ウィル・パワーがキャリア初優勝
武藤英紀は14位

In090727001h 2009年7月26日(日)
決勝
会場:エドモントン・エアポート・サーキット(全長1.973マイル)
天候:晴れ
気温:24~26℃

今シーズン5戦目となるロードレースは、エドモントン市街の空港を使った全長1.973マイルの仮設サーキットで開催された。快晴に恵まれ、過ごしやすいコンディションで行われたレースには23台のインディカーが出場。多くの高速コーナーと高いグリップ、それに加えてバンピーな路面は、ドライバーたちの体力を消耗させたが、満員のグランドスタンドの前で繰り広げられた95周にわたる高速バトルはクリーンに戦われ、ポールポジションからスタートしたウィル・パワー(Team Penske)がキャリア初勝利を飾った。全く隙のない走りで2位以下を突き放したパワーの速さは最後まで衰えることがなく、まさに完ぺきな勝利となった。

In090727002h ウィル・パワー

コース幅が広く、ランオフエリアも広いコースとあって、決勝ではフルコースコーションがファイナルラップの1周だけしか出されなかった。これはインディカー・シリーズにおける新記録である。レースはハイペースで進み、パワーはピットストップ以外ではトップを譲らない決定的な速さを見せつけ、チェッカーフラッグとイエローフラッグが同時に振られるゴールラインをゆっくりと、勝利を噛みしめるように横切った。

In090727003h エリオ・カストロネペス

予選で1、2、3位を独占したTeam Penskeは、決勝では、予選3位だったエリオ・カストロネベスが2位でゴールし、今シーズン2回目の1-2フィニッシュを記録した。カストロネベスは2回目のピットストップでスコット・ディクソン(Target Chip Ganassi Racing)に先行を許したが、周回遅れにつまったディクソンの一瞬の隙を逃さずにオーバーテイクした。In090727004h
スコット・ディクソン

昨年度ウイナーのディクソンは3位でフィニッシュし、わずか3点の差ながらポイントリーダーの座へと返り咲いた。予選2位だったライアン・ブリスコー(Team Penske)は、レース終盤にハンドリングが悪化してペースダウンし、2位から4位まで順位を下げてゴール。ポイントリーダーとしてエドモントン入りしたダリオ・フランキッティ(Target Chip Ganassi Racing)が5位。そして、カナダの人気ドライバーであるポール・トレイシー(KV Racing Technology)がスタート直後にチームメートとの接触などもありながらも、第10戦トロントの時と同様にファンの歓声を浴びる活躍を見せ、予選順位から3つのポジションをアップさせる6位でゴールした。

In090727005h 武藤 英紀

武藤英紀(Andretti Green Racing)は、12番グリッドからスタートし、レース序盤はポジションを守っていたが、1回目のピットストップで16位まで順位を下げた。それでも武藤は粘り強く走り続け、14位でゴールした。

コメント
ウィル・パワー(優勝)

「完ぺきな一日になった。マシンはレースを通してすばらしい速さを保ち続けてくれた。ハードワークをこなしてくれているクルーたちのためにも、優勝することができて本当にうれしい。私にこのようなチャンスをくれたチームオーナーのロジャー・ペンスキーにも感謝している。今日は周回遅れの後ろを長いこと走らねばならないなど辛抱強さが試されていたが、こうして勝つことができ、忘れ難い一日となった」

エリオ・カストロネベス(2位)
「今日のパワーは本当に速かった。彼の初優勝を心からたたえたい。見事な勝利だったが、チームが1-2-3フィニッシュを逃したのは残念だった。エドモントンはコース幅が広いものの、ラインを外れるととたんにグリップが落ちるので、オーバーテイクは難しかった。パワーが勝ち、ライバル勢の勝利を阻んだ。チャンピオンの座をかけたポイント争いは、依然としてタイトなままだ」

スコット・ディクソン(3位)
「体力的にハードなレースだった。コース自体がタフなものである上に、フルコースコーションは最後の1周だけだった。さらに、自分たちのマシンが最高のハンドリングとなっていなかったから、楽に走ることができなかった。今日の(ウィル)パワーはすばらしかった。彼の勝利におめでとうと言いたい。自分としては3位フィニッシュで多くのポイントを稼ぐことができたことを喜びたい」

武藤英紀(14位)
In090727006h 「予選までセッティングが決まっていなかったので、決勝日のウオームアップで新しいセッティングを試し、決勝でもさらに違うセッティングをトライしました。しかし、プライマリータイヤで走ったレース序盤は、グリップの低さから苦しい戦いになりました。1回目のピットストップで新品のオプショナルを装着したところ、今日はオプショナルタイヤの方がコンディションに合っていると感じたので、レース終盤も、使い古しのオプショナルタイヤで走りました」

ロジャー・グリフィス|HPD レース・チームマネジャー
「パワーの完勝だった。予選でもポールポジションを獲得していた彼は、すばらしい走りを最後まで保ち続けて初勝利を手にした。今後も2戦に出場する予定の彼がさらなる勝利を重ねる可能性は十分にある。新しいウイナーの誕生は、シリーズをさらに激しい戦いの場にしてくれた。フルコースコーションの出ないレースは順位の動きが少なく、オーバーテイクの数も決して多くはなかったが、集まってくれたカナダのファンは非常にハイレベルな戦いを堪能してくれたことと思う。トレイシーも母国のファンの前で奮闘し、6位フィニッシュした。エドモントンは昨年以上に大きなイベントへと成長していると感じた。来年もレースが行われるのが楽しみだ」

写真(C)Honda Motor Co Ltd.

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NASCAR:Rd.20インディアナポリス レース結果

ジミー・ジョンソン (C)nascarmedia 拡大します

NASCARスプリントカップ第20戦インディアナポリス決勝レースは、ジミー・ジョンソンがレース終盤のマーク・マーチンとのマッチレースに打ち勝って今シーズン3勝目を挙げた。これでジョンソンはインディアナポリスで3勝目、NASCAR通算43勝目となった。

レースは序盤ポールシッターのマーチンをパスしたファン・モントーヤがリード、しかしモントーヤはピットロードでの速度違反によりドライブスルーペナルティを受けて後退、11位でゴールした。その後はマーチンがレースをリードするが、残り23ラップのリスタートの際ポコノから採用されたダブルファイルスタートでマーチンはイン側のポジションを選択、これが裏目に出たかジョンソンがアウト側からマーチンをパス。残りのラップ、クリーンエアのあたるトップのジョンソンがチームメイト、マーチンの追撃を抑えてゴールした。

3位にはポイントリーダーのトニー・スチュワート、続いてグレッグ・ビッフィル、ブライアン・ビッカーズがトップ5となった。これにより、スチュワートはポイントでの2位とのリードを192ポイントに広げ、ジョンソンがジェフ・ゴードンを抜いて2位に上がった。マーチンも2ポジションアップの9位となり、13位以下のドライバーに100ポイント以上の差をつけた。チェスまで残るレースは6つとなり、マーチンはチェイスの安全圏内に入ったと見られる。

また、心配されたグッドイヤータイヤは大きな問題を起こさなかったが、カイル・ブッシュは59ラップ目にタイヤバーストに見舞われ38位となりチェイス圏外に落ちた。グリッド3番手のデール・アンハートJr.も36位、グリッド4番手のビル・エリオットも40位に終わった。デニー・ハムリンはトランスミッショントラブルで34位に終わり、ランキングを1つ落として6位となった。その一方、ビッフィルは2ランクアップで11位とチェイス圏内に上がった。

 (C)nascarmedia 拡大します

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IRL:Rd.11エドモントン レース結果

■パワー、インディカーシリーズ初優勝!

ウィル・パワー (C)IRL Media 拡大します

インディカーシリーズ第11戦エドモントンは、ポールポジションからスタートしたウィル・パワー(チーム・ペンスキー)が、95ラップレースのうち実に90ラップをリードする圧倒的な速さで、インディカーシリーズ初優勝を遂げた。2位にやはりペンスキーのエリオ・カストロネペス、3位にはスコット・ディクソンがペンスキーの1-2-3を阻止して表彰台に上った。

ライアン・ブリスコはディクソンをパスしようとした際ウォールをヒットしたが4位、ダリオ・フランキッティが5位、そしてポール・トレーシーが9番手グリッドから6位に入る健闘を見せた。以下、グラハム・レイホール、ジャスティン・ウィルソン、ロバート・ドーンボス、マルコ・アンドレッティまでがトップ10フィニッシュとなった。ダニカ・パトリックは11位、武藤 英紀も2つポジションを落として14位、トニー・カナーンはピットで火災を起こしてリタイヤと、アンドレッティ・グリーン勢の不振が続いている。

この結果、ランキングではディクソンが380ポイントと、チームメイトのフランキッティに3ポイント差をつけて再びトップに立った。

 (C)IRL Media 拡大します

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FIA-GT:Rd.4スパ・フランコルシャン レース結果

■PKコルベット、バイタフォーン・マセラティを下して優勝

PK Carsport - CORVETTE C6R (C)FIA-GT/DPPI 拡大します

FIA-GT第4戦スパ・フランコルシャンは、PK CarsportのNo.4コルベットC6.Rが、バイタフォーン・マセラティMC12勢との激闘を制して、2007年以来2年ぶりの優勝を飾った。

レースは、マセラティ3台とコルベット3台の戦いとなったが、No.1マセラティがレース序盤にクラッシュで後退、No.33マセラティも他のマシンとのクラッシュで後退した。残ったNo.2マセラティとNo.3とNo.4のコルベットは18時間目まで同一ラップでの激戦となった。しかし、No.2マセラティがタイヤバーストによりトップ争いから脱落した。No.33マセラーティがレース終盤追い上げて2位となった。

3位には雨の中で安定した速さを見せたNo.111アウディR8 LMSが、スパでのデビューレースをG2クラス優勝で飾った。GT2クラスはNo.50フェラーリF430GT、G3クラスはNo.121フォードGTがそれぞれ優勝した。

ニッサンGT-Rはレース中盤、総合4位を走る健闘を見せ期待されたが、その後エンジントラブルが発生、総合13位、GT1クラス3位でゴールした。ジャック・ビルニューブがドライブしたNo.118モスラーMT800はレース序盤クラッシュ、リタイヤに終わった。

 (C)FIA-GT/DPPI 拡大します

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GP2:Rd.6ハンガロリンク 第2レース結果

■バン・デ・ガルデ、シリーズ初優勝

ギド・バン・デ・ガルデ (C)GP2 Series Media Service   拡大します

GP2シリーズ第6戦ハンガロリンク第2レースは、グリッド2番手からスタートしたギド・バン・デ・ガルデ(iスポーツ)が、GP2シリーズ初優勝を飾った。2位には終始バン・デ・ガルデを追撃したルカ・フィリッピ(スーパーノバ)、3位にはルーカス・ディ・グラッシ(ファットバーナー・レーシングエンジニアリング)が第1レースの2位に続いての表彰台となった。

レースをリードしたバン・デ・ガルデの後方には、1秒以内にフィリッピがつけプレッシャーをかける。リカルド・ティクセラのコースアウトによりセーフティーカーランとなるが、そのリスタートでもバン・デ・ガルデは冷静にリードを保ち、抜けないハンガロリンクのコース特性を利して最後は0.3秒差でゴールした。リスタートでは4番手のロメイン・グロージャンがディ・グラッシをとらえるチャンスだったが、ディ・グラッシはそれを抑えて3位を守った。ニコ・ヒュルケンバーグはこのレースでは7位でノーポイントに終わって57ポイントのまま、グロージャンとのポイント差は12と僅かに縮まった。小林 可夢偉は13番手グリッドから追い上げて8位となった。

(C)GP2 Series Media Service   拡大します

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2009年7月26日 (日)

F3:Rd.7スパ・フランコルシャン レース結果

■リチャードとBuzaidが優勝

ダニエル・リチャード (C)Britiish F3 拡大します

Adriano Buzaid (C)Britiish F3 拡大します

イギリスF3第7戦は、FIA-GTのサポートレースとしてシリーズ初のスパ・フランコルシャンで行われた 。24日の第1レースでは晴天のもと、ダニエル・リチャードがポール・トゥ・ウィンで今シーズン4勝目を飾った。

翌25日の第2レースは、直前まで晴れていた空からウォームアップ中に雨が降り出し、レース中には完全にウエットとなった。その中、ポールポジションからスタートしたAdriano Buzaid(21歳ブラジル)が、シリーズ初優勝を挙げた。これで今シーズンのイギリスF3は8人の異なったウィナーが生まれた。リチャードはこのレースでも2位に入り、ランキングで177ポイントと、2位のウォルター・グラブミューラーに37ポイントの大量リードをつけた。

中嶋 大祐は第1レース、オープニングラップでリタイヤ、第2レースでは8位となった。

 (C)Britiish F3 拡大します

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IRL:ホンダリリース・第11戦エドモントン ”ウィル・パワーがポールポジション獲得”

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ウィル・パワーがポールポジション獲得
武藤英紀は12番グリッド

2009年7月25日(土)
予選
会場:エドモントン・エアポート・サーキット(全長1.973マイル)
天候:晴れ
気温:31~33℃

シーズン半ばのロードレース3連戦、その最後を飾るのが昨年に続いて2回目の開催となるカナダ、アルバータ州エドモントンでのレースだ。同地のサーキットはダウンタウンの空港を使ったもので、高速コーナーが連続するスリリングなレイアウトとなっている。

走行2日目となる土曜日に行われた予選、ドライバーたちは広いランオフエリアがあるコースとあってアグレッシブな走りを思う存分にトライ。23人出場の中からウィル・パワー(Team Penske)が1分01秒0133のベストタイムをマークしてポールポジションを獲得した。今年のロングビーチに続く、キャリア2回目のポールだ。

3段階で争われる予選の最終ステージには、ポイントリーダーのダリオ・フランキッティ(Target Chip Ganassi Racing)、ポイント2位につけているスコット・ディクソン(Target Chip Ganassi Racing)、ポイント3位のライアン・ブリスコー(Team Penske)と4位のエリオ・カストロネベス(Team Penske)、ロードレースでの目覚しい速さを見込まれてTeam Penskeからスポット参戦しているパワー、そして、グラハム・レイホール(Newman/Haas/Lanigan Racing)の6人が進出した。

今年から、ロードレースではプライマリーとオプショナルの2種類のタイヤが供給されている。ソフトコンパウンドでグリップが高いオプショナルタイヤは予選で2セットまで使用が可能だ。ブリスコーは新品1セットを残して最終ステージに進むことに成功し、10分間の予選で9分間トップに立ち続けた。

そのブリスコーをトップの座から弾き出したのが、チームメートのパワーだった。彼は第2ステージで使ったオプショナル装着での走りながら、予選の残り時間が1分を切った時点でベストタイムを叩き出し、大逆転でのポール獲得を達成した。予選3位はカストロネベスのものとなり、Team Penskeはトップ3グリッド独占を果たした。

カナダ出身のポール・トレイシー(KV Racing Technology)は、予選第1ステージをトップで通過したが、ファイナル進出は果たせず、予選9位となった。

武藤英紀(Andretti Green Racing)は、昨日までとは大きく異なるマシンセッティングでプラクティス3回目に出走。ハンドリングの向上を確認して予選に臨み、第2ステージへの進出を今年初めて成し遂げた。しかし、最終ステージまで駒を進めることはならず、明日のレースは12番グリッドからスタートすることになった。

コメント
ウィル・パワー(ポールポジション)

「オプショナルタイヤを使わずに第1ステージをクリアできたと思ったら、第2ステージでスピンしてしまい、1セットのオプショナルタイヤを駄目にしてしまった。最終ステージに新品のオプショナルタイヤを残しておけなくなってしまった。それでもポールポジションを獲得できたのだから、本当にうれしい。このコースでのアタックは体力的に非常に厳しく、最後のベストラップを記録した時、私は限界に近かった。目標としていたTeam Penskeの1-2-3を達成できたこともうれしい」

ライアン・ブリスコー(2番手)
「予選の第1ステージはプライマリータイヤだけで走った。そうすることで、第2ステージと最終ステージ用にオプショナルタイヤを1セットずつ残すことができたわけだ。最終ステージは最初から新品のオプショナルで走り、狙っていた通りいいタイムを序盤から出すことができた。しかし、そのタイムではポールポジション獲得には不十分だった。悔いが残るのは、我々がタイヤの性能をフルに引き出しきれなかった点にある。それでもTeam Penskeの1-2-3を実現できたのだから、その点は満足だ」

エリオ・カストロネベス(3番手)
「今日の予選は本当に激しい戦いになっていた。観客席で見ていたファンもエキサイティングだったと思う。ライバルたちが我々をプッシュしてくるので、こちらとしても負けじと力を振り絞って対抗していかなくてはならなかった。予選での私は、第1ステージから全力を出しきって戦っていた。ワトキンス・グレンで第2ステージに進み損ねているから、予選では絶対に一瞬たりとも力を抜かないと心に決めていた。今回は目標通りに最終ステージに進出できたし、トップ3に食い込むこともでき、満足している」

武藤英紀(12番手)
「昨日とは違うセッティングで走り、それが進歩につながっていたと思います。今年初めて第2ステージに進むことができました。昨年と比べ、自分のドライビングもマシンもよくなっていたと思います。第2ステージではトップ10入りを目指して走りましたが、結果は12位でした。今回、第2ステージに進めたのがAGRでは自分だけで、その自分のベストがポールポジションから1秒近くの差をつけられていますから、我々はマシンをもっともっとよくしていかなければいけないと感じています。そうした面から考えると、予選第2ステージでは、もっと思いきったセッティング変更を試すべきだったかもしれません」

ロジャー・グリフィス|HPD レース・チームマネジャー
「Team Penskeが予選で1-2-3を達成し、Target Chip Ganassi Racingの2人もトップ6入りを果たしていた。今週は、プラクティスの時から多くの若手ドライバーたちやトレイシーが奮闘を見せ、上位に名前を並べていたから、彼らが予選でも上位へと上がってくる可能性が高いと思っていた。しかし、最終的には実力あるチームとドライバーたちがトップ6に並んだ。最終ステージでは少し雲が出て路面の温度が下がったことがプラスに影響したのか、予選の第1ステージが始まった時点では想像できなかったほどのすばらしいラップタイムがマークされ、とても激しく、速く、見応えのある予選が繰り広げられた。明日の決勝レースもハイスピードでエキサイティングなものになるだろう」

※予選結果は省略させて頂きました。

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IRL:Rd.11エドモントン 予選結果

ウィル・パワー (C)IRL Media 拡大します

インディカーシリーズ第11戦、前戦トロントに続いてカナダ、エドモントンでの予選は、ペンスキーが上位を独占、ウィル・パワーがポールポジションを獲得、2番手にライアン・ブリスコ、3番手にエリオ・カストロネペスと続いた。

ペンスキー勢はプラクティスから好調で、パワーはトップタイムをマークし続けていた。4番手にチップガナッシのスコット・ディクソン、5番手にニューマン・ハース・ラニガンのグラハム・レイホール、6番手にチップガナッシのダリオ・フランキッティと、ここまでが最終予選に進んだ。

地元期待のKVレーシングのポール・トレーシーは、2次予選では途中までトップ3に入るタイムを出していたがスピンを喫して9番手、チーム・メイトのマリオ・モラエスが7番手となった。武藤 英紀は第2予選に進出したものの12番手でアンドレッティ・グリーン勢ではトップ。ダニカ・パトリックは20番手に終わった。

あすの決勝レースは現地時間午後4時(日本時間27日午前7時)にスタートする。

 (C)IRL Media 拡大します

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NASCAR:Rd.20インディアナポリス 予選結果

マーク・マーチン (C)nascarmedia 拡大します

NASCARスプリントカップ第20戦インディアナポリス予選は、マーク・マーチンが、今シーズン4回目のポールポジションを獲得した。2番手にはファン・モントーヤがつけ、インディ500以来のこのトラックでの優勝を狙える位置に着けた。

3番手には今シーズン最上位となったデール・アンハートJr.が入ったが、アンハートは胃痛に苦しめられてのドライブだった。新しいクルーチーフ、ランス・マックグルーによる新しいマシンの効果が出てきたとしている。インディアナポリスでのNASCAR優勝経験者ビル・エリオットが4番手につけた。53歳のエリオットは、マーチンの活躍に刺激を受けているようだ。

予選は雨でスタートが遅れ、トップタイムを出したマーチンもマシンのハンドリングが悪化している中でのポールだった。モントーヤもプラクティスからハンドリングが変化しているとしており、雨の影響で路面コンディションも変化してしまっているようだ。

明日の決勝レースは午後2時にスタートする。(日本との時差は-14時間)

 (C)nascarmedia 拡大します

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GP2:Rd.6ハンガロリンク 第1レース結果

■ヒュルケンバーグ、ハットトリック!

ニコ・ヒュルケンバーグ (C)GP2 Series Media Service   拡大します

GP2シリーズ第6戦ハンガロリンク第1レースは、ニコ・ヒュルケンバーグ(ARTグランプリ)が優勝。これで前戦ニュルブルクリンクの連勝に続いての3連勝となった。

5番手グリッドから好スタートを決めてオープニングラップで3番手に上がったヒュルケンバーグは、10ラップ目のピットストップでハビエル・ビラを抜いて2位になった。その2ラップ後トップのルーカス・ディ・グラッシがピットイン、トップのままコースに戻るがターン2でヒュルケンバーグが抜き去りトップに立った。その後はヒュルケンバーグがリードを広げ、2位のディグラッシに15秒以上の差を付けてゴール。3位にハビエル・ビラが表彰台となった。

グリッド最後尾からスタートしたロメイン・グロージャンは10位。小林 可夢偉は13位となった。これによりランキングでヒュルケンバーグは57ポイントとなり、2位のグロージャンに15ポイント差とリードを広げた。

予選でグロージャンとクラッシュしたフランク・ペレラは、事故の責任がペレラにあるとして第1レースへの出走取り消し処分を受けた。第2レースには最後尾グリッドからスタートする。

(C)GP2 Series Media Service   拡大します

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2009年7月25日 (土)

FIA-GT:Rd.4スパ・フランコルシャン スターティンググリッド

No.2 - Miguel RAMOS/Alex MULLER/Pedro LAMY/Eric VAN DE POELE - MASERATI MC12 GT (C)FIA-GT/DPPI 拡大します

■スターティンググリッド

Starting Grid
Pos Car Team Nat Starting Driver Nat Car Class
1 2 Vitaphone Racing Team GER Alex Müller GER Maserati MC 12 GT1
2 33 Vitaphone Racing Team DHL GER Alessandro Pier Guidi ITA Maserati MC 12 GT1
3 1 Vitaphone Racing Team GER Andrea Bertolini ITA Maserati MC 12 GT1
4 8 Sangari Team Brazil BRA Enrique Bernoldi BRA Corvette Z06 GT1
5 3 Selleslagh Racing Team BEL Oliver Gavin GBR Corvette Z06 GT1
6 40 Marc VDS Racing Team BEL Bas Leinders BEL Ford GT (001 PT GT1) GT1
7 4 Pekaracing nv BEL Mike Hezemans NED Corvette Z06 GT1
8 35 Nissan Motorsports JPN Michael Krumm GER Nissan GT-R GT1
9 50 AF Corse ITA Gianmaria Bruni ITA Ferrari F430 GT2
10 55 CRS Racing GBR Tim Mullen GBR Ferrari F430 GT2
11 121 Matech GT Racing SUI Thomas Mutsch GER Ford GT G3
12 59 Trackspeed GBR David Ashburn GBR Porsche 911 GT3 RS (997) GT2
13 77 BMS Scuderia Italia ITA Matteo Malucelli ITA Ferrari F430 GT2
14 51 AF Corse ITA Pierre Kaffer GER Ferrari F430 GT2
15 70 IMSA Performance Matmut FRA Patrick Pilet FRA Porsche 911 GT3 RS (997) GT2
16 60 Prospeed Competition BEL Emmanuel Collard FRA Porsche 911 GT3 RS (997) GT2
17 111 Phoenix Racing GER Marcel Fässler SUI Audi R8 LMS G2
18 97 Brixia Racing ITA Martin Ragginger AUT Porsche 911 GT3 RS (997) GT2
19 172 Eddy Renard (Barwell Motorsport) GBR Eddy Renard BEL Aston Martin DBRS9 G3
20 145 Christian Kelders (First Motorsport) BEL Christian Kelders BEL Porsche 911 GT3 Cup S G3
21 56 CRS Racing GBR Andrew Kirkaldy GBR Ferrari F430 GT2
22 123 Mühlner Motorsport BEL Christian Lefort BEL Porsche 911 GT3 Cup S G3
23 174 M. P. Racing (Sport Garage) FRA Gaël Lesoudier FRA BMW Alpina B6 GT3 G3
24 118 Gravity Racing International BEL Vincent Radermeker BEL Mosler MT 900 G2
25 124 Mühlner Motorsport BEL Jürgen Häring GER Porsche 911 GT3 Cup S G3
26 122 Matech GT Racing SUI Constantino de Oliveira J BRA Ford GT G3
27 99 JMB Racing MON Peter Kuteman NED Ferrari F430 GT2
28 61 Prospeed Competition BEL Paul Van Splunteren NED Porsche 911 GT3 RS (997) GT2
29 116 Jetalliance Racing AUT Lukas Lichtner-Hoyer AUT Porsche 997 GT3 Cup G2
30 160 Prospeed Competition BEL Christophe Kerkhove BEL Porsche 911 GT3 Cup S G3
31 110 Guino Kenis (G&A Racing) BEL Joël Schuybroeck BEL Mosler MT 900 G2
32 161 Prospeed Competition BEL Niki Lanik GBR Porsche 911 GT3 Cup S G3
33 78 BMS Scuderia Italia ITA Christian Pescatori ITA Ferrari F430 GT2
34 175 M. P. Racing (Sport Garage) FRA Valentin Hummel GER BMW Alpina B6 GT3 G3
35 95 Pecom Racing ARG Lorenzo Casé ITA Ferrari F430 GT2
99 120 Michael Cullen (Rosso Corsa) IRL Michael Cullen IRL Ferrari F430 GT3 G3
99 11 Full Speed Racing Team AUT Carlo Van Dam BEL Saleen S7 Twin Turbo GT1
99 117 PMB Motorsport BEL Wolfgang Kaufmann GER Porsche 996 Bi-Turbo (GT2 G2
99 115 PMB Motorsport BEL Christophe Lapierre FRA Porsche 996 Bi-Turbo (GT2 G2

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FIA-GT:NISMOモータースポーツ・ニュースフラッシュ "NISSAN GT-R、伝統のスパ24時間で予選8位”

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  ☆☆ NISMO モータースポーツ ニュース フラッシュ ☆☆
        ■■ 2009/07/24号 Vol.436 ■■
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FIA GT選手権第4戦 「スパ24時間レース」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
■開催月日:2009年7月23日
■開催場所:スパ・フランコルシャンサーキット(ベルギー)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

■NISSAN GT-R、伝統のスパ24時間で予選8位

FIA GT選手権第4戦スパ24時間のフリー走行ならびに公式予選が
7月23日に開催され、NISSAN GT-R 35号車をドライブするミハエル
・クルム(ドイツ)が2分24秒109のタイムをマークし、参加39台中
今シーズン最上位となる8番手のグリッドを獲得した。

オッシャースレーベン(ドイツ)のレース後、約1ヶ月のインターバルで
チームは車両の戦闘力をさらに高め、今シーズンのハイライトである
スパ24時間に向けて十分な準備を行い、当地に臨んだ。さらに今回
のレースは、元F1ドライバーであるアンソニー・デビッドソン(英国)が
チームに加わった。

木曜日の朝行われた最初のフリー走行では、ダレン・ターナー(英国)
が4番手のタイムをマークし、GT-Rにとって17年振りとなるスパで
順調な滑り出しを見せた。

夜行われた3回のセッションからなる予選は薄暮の中始まった。クル
ムは最初のセッションの4周目にベストタイムをマークしさらにタイム
アップを狙ったが、15分が経過したところでスコールの様な大雨が
降り始め、全車ピットインした。その後、セッション終了間際にデビッド
ソンが数ラップしただけで、そのままセッションを終えることとなった。
その後の第2、3セッションでポジションアップを狙ったが、サーキット
コンディションがウェットのままであった為、予選順位が変わることは
なかった。

レースは7月25日(土曜日)午後4時にスタートし、26日(日曜日)
午後4時にフィニッシュする。レースウィークに入ったスパは天候が
非常に変わりやすく難しいレースとなることが予想されるが、NISSAN
GT-Rはオッシャースレーベンで見せた雨の中での高いポテンシャル
を見せることが期待される。

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
 http://www.nismo.co.jp/motorsports/race/FIAGT2009/

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NASCAR:Rd.20グッドイヤータイヤ、今年のインディアナポリスはひとまず合格

ジェフ・ゴードン (C)nascarmedia 拡大します

NASCARスプリントカップ第20戦インディアナポリスは、24日、2回のプラクティスが行われ、昨年ブリックヤードでの耐久性が問題となったグッドイヤータイヤは改良の成果が現れ、各ドライバー達は一様に高い評価を与えている。

プラクティスでは1回目がグレッグ・ビッフィル、2回目はマーク・マーチンがトップタイムを記録している。ファン・モントーヤのマシンには、インディ500マイルレースで優勝した時のターゲットのカラーリングが施され、モントーヤはそれに応えるかのように2回のプラクティスではいずれも2番手のタイムをマークしている。

昨年のグッドイヤータイヤは、路面に筋の入ったインディアナポリスのトラック面にマッチせず、プラクティスの段階で10周も走るとタイヤがブロー、さらにはバーストするマシンが多発した。そのため決勝では12周ほどでコンペティションコーションを出しながらのレースとなった。その後、グッドイヤーはインディアナポリスで7回のタイヤテストを行い、改良に努めてきた。

このトラックで4回の優勝を経験しているジェフ・ゴードンは、すでに最終テストの段階で、今年インディアナポリスに持ち込まれるタイヤに問題はないとの感想を述べていた。この日のプラクティス後にもグッドイヤーは大きな仕事をしたとして、すでにタイヤはもう問題ではなく、もし問題がおきるとしたらそれはドライバーの責任だろうとしている。

プラクティスでは、カイル・ブッシュが26ラッの連続周回をこなしたのを筆頭に多くのドライバーが、1セットのタイヤで20ラップ以上の走行を行っている。グッドイヤーが今回持ち込んだタイヤは、インディアナポリスやコンクリート路面のブリストルなどの荒い路面に合ったコンパウンドを持っており、路面へのタイヤラバーののりも良好とされている。決勝レースまでに、スコールで路面のラバーが流されても問題はないだろうと見られている。

 (C)nascarmedia 拡大します

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DTM:ザンドフールトの正式結果は次戦まで保留

オリバー・ジャービス (C)DTM 拡大します

ドイツ・モータースポーツ連盟(DMSB)は、先日行われたザンドフールトでのDTM戦の結果について、7月31日以前には発表されることはないことを明らかにした。

レース終盤、2位に上がったマティアス・エクストロウムに対して、オリバー・ジャービスとアレクサンドル・プレマがペースを落としてエクストロウムを先行させたのではないかという疑惑を解明するため、DMSBは3台のマシンのデータを調査する。次戦オッシャースレーベン(8月2日決勝)の前日に、チームとドライバーは集められたデータについてコメントする機会が与えられる。

このレース終盤のシーンによりスチュワードは公式結果を発表せず、すべての関連するデータを広範囲に分析すること選んだ。調査の理由は、DTM規則の20条2項にあるチームオーダーの禁止によるものである。真実の追究のため、DTMの専門チームは、速度、加速、減速とテレビ画像とラップタイム、さらに関係するドライバーの無線通信などのデータを調査している。

一説では、アウディはレース終盤にチーム無線をチーム以外には傍受できないよう操作を行ったとされ、これが疑惑を深める結果となっているといわれる。これらの疑惑についてアウディはリリースで、エクストロムのレース終盤のペースはニュータイヤに履き替えたためであり、チームオーダーを出したことを全面的に否定している。

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FIA-GT:ランボルギーニ・ムルシエラゴの2010年規定マシンがデビュー

Lamborghini LP670 R-SV (C)FIA-GT/DPPI 拡大します

7月24日、FIA-GT第4戦が行われているスパ・フランコルシャンで、ランボルギーニの2010年FIA-GT規定マシン、ムルシエラゴLP670 R-SVが披露された。2010年規定マシンとしてはフォードGTとニッサンGT-Rに続く3台目のメイクとなる。

レイター・エンジニアリングが開発したムルシエラゴLP670 RSVは、今年のジュネーブモーターショーでロードバージョンが発表されたばかりのマシン。6,500ccのV12エンジンからは、エアリストラクター無しの状態で670馬力(493kw)の最高出力と、6,500回転で660Nmの大トルクを発生する。このマシンは2010年FIA-GT1規定のみのマシンとして作られた。

カーボン製のボディは、全長4,800mm、全幅2,058mmのサイズながら重量は1,150kg(2010年規定のバラストを含む)に抑えられている。現行のムルシエラゴ R-GTからは、エアロも改良されている。また、サスペンジョン・ジョメトリーとステアリング・ジオメトリーも改善されロールセンターも修正されている。それによりトレッドは拡大されている。カーボンディスクとパッドからなるブレーキ・システムも再設計され、優れた冷却システムを持っている。

英のモータースポーツサイトautosport.comによれば、ムルシエラゴLP670 R-SVの価格は、現行のGT1車両の半分ほどの480,000ユーロに抑えられているという。FIA-GT主催者SRO.代表ステファン・ラテルは、アストンマーチンとコルベットからも2010年規定マシンの製作について公式に連絡を受けており、2010年には6つのメイクから24台の新しいGT1マシンがシリーズに出場する見込みであるとしている。

また、ラテルは2010年のスパ・フランコルシャンでのイベントについて、24時間レースはGT2とGT3ならびにGT4マシンのみによって行い、GT1マシンについては各1時間の2ヒート制レースにする考えであることも明らかにしている。これにより新規にGT1マシンを開発するチームの運営費用削減を目指している。

 (C)FIA-GT/DPPI 拡大します

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BF3:Rd.7スパ・フランコルシャン 予選結果

Daniel Ricciardo (C)Britiish F3 拡大します

Adriano Buzaid (C)Britiish F3 拡大します

イギリスF3第7戦スパ・フランコルシャンは、23日に行われた第1レース予選ではポイントリーダーのダニエル・リチャード(カーリン)が、翌24日の第2レース予選ではブラジルのAdriano Buzaid(T-Sport)がシリーズ初のポールポジションとなった。中嶋 大祐は第1レースは8番手につけたが、第2レースは16番手からのスタートとなった。

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GP2:Rd.6ハンガロリンク 予選結果

■ディ・グラッシ、シリーズ初のポールポジションを獲得  

ルーカス・ディ・グラッシ (C)GP2 Series Media Service   拡大します

GP2シリーズ第6戦ハンガロリンク予選は、ルーカス・ディ・グラッシ(ファットバーナー・レーシングエンジニアリング)が、GP2シリーズ初のポールポジションを獲得した。2番手にはヴィタリー・ペトロフ(ブロワー・カンポス)、3番手にジャビエール・ビラ(スーパー・ノバ)となった。

フリー走行でトップタイムを出したディ・グラッシは、予選でも好調を持続し、セッションも残り10分ほどのところでベストタイムを記録した。ポイントリーダーのニコ・ヒュルケンバーグは5番手、小林 可夢偉は21番手、ロメイン・グロージャンはフランク・ペレラと絡んで両者とも最後尾からのスタートとなった。

(C)GP2 Series Media Service   拡大します

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2009年7月24日 (金)

DTM:アウディジャパン・プレスリリース 4戦ザンドフールト ”エクストロームが、飛躍的な追い上げを披露"

Audilogo 2009/07/23

エクストロームが、飛躍的な追い上げを披露【第4戦:ザントフールト(オランダ)】

 

● 予選9番手から2位に浮上
● 6台のアウディがポイントを獲得
● オリバー・ジャービスが再び表彰台を獲得

アウディのマティアス・エクストロームは3万8000人(週末合計)の観衆に、なぜ彼が「キング・オブ・ザントフールト」と呼ばれているかを存分に見せ付けました。DTM第4戦でエクストロームは驚異的な追い上げを見せ、予選9番手の位置から2位のポジションまで上昇しました。2度のDTMチャンピオンに輝く彼のレース結果は、首位に遅れることわずか1.431秒まで詰め寄り、第2位でレースを終了しました。

驚異的な追い上げは、アウディスポーツ チームアプト スポーツラインが練り上げた完璧な戦略の賜物でした。エクストロームは、全41周のうち21周目のピットイン時には何も作業をせずにピットイン義務を消化するだけに留め、他の誰よりも遅い29周目になってようやく、2セット目のタイヤに履き替えてレースに復帰したのです。レース終盤で誰よりもフレッシュなタイヤを装着した利点をいかしたエクストロームは、2回目のピットストップで右リアホイールのナットが噛むという不足の事態に見舞われたにも関わらず、わずか数周のうちに前を走るマシンや先頭のゲイリー・パフェットとの6秒以上あった差を2秒以下に縮めました。

最後の12周でエクストロームは、消耗したタイヤを気遣ってエクストロームとバトルする余地のなかった他のアウディ勢のマルティン・トムツィク、アレクサンドレ・プレマ、オリバー・ジャービスも抜き去りました。「このような状況では無用なリスクを負わずに、同ブランドの速いマシンに抗わないというのは、アウディのセオリー通り。チームオーダーが出されていたわけではない」と、アウディモータースポーツの責任者ヴォルフガング・ウルリッヒは説明します。

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F-A-GT:Rd.4スパ・フランコルシャン 予選暫定結果

■バイタフォーン・マセラティ1-2-3グリッド

No.2 - Miguel RAMOS/Alex MULLER/Pedro LAMY/Eric VAN DE POELE - MASERATI MC12 GT (C)FIA-GT/DPPI 拡大します

FIA-GT第4戦スパ・フランコルシャン24時間レースは、23日に3回の予選が行われ、ミゲル・ダマス/アレックス・ミューラー/ペドロ・ラミー/エリック・バン・デ・ポール組のNo.2バイタフォーン・マセラティM12がポールポジションを獲得。バイタフォーン・チームの1-2-3グリッドとなった。4番手にはサンガリ・チーム、ブラジルのNo.8コルベットC6.Rがつけた。5番手もSRTのNo.3コルベット、6番手には2010年規定のマークVDSチームのNo.40フォードGTが入った。ニッサンGT-Rは総合8番手となったが、同じ2010年規定のフォードGTには2秒以上の差をつけられている。

予選は1回目のセッションの開始15分ほどがドライだっただけで、その後は典型的なスパウェザーのウエットとなり、1回目の予選の早い時点でタイムを出したチームが上位に並んだ。

GT2クラスではAFコルセのNo.50フェラーリF430GTがトップ、G3クラスではNo.121マテックGTレーシングのフォードGTが、G2クラスではFIA-GT初登場のフェニックスレーシングのNo.111アウディR8 LMSがそれぞれクラストップとなった。グラビィティ・レーシングのNo.118モスラーMT900のジャック・ビルニューブ組は、予選1回目はアウディR8に次ぐ2番手だったが、続いて行われたウエットでの2回の予選ではG2クラストップのタイムをマークしている。

この予選結果は暫定となっており、正式なスターティンググリッドは後に発表される。

 (C)FIA-GT/DPPI 拡大します

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2009年7月23日 (木)

FIA-GT:スパ・フランコルシャン24時間レース・プレビュー

 (C)FIA-GT/DPPI 拡大します

今週末FIA-GTは、シリーズのハイライトともいえるスパ・フランコルシャン24時間レースを開催する。今シーズンの第4戦目となるこのレースには、全39台のエントリーが集まり、ベルギー、アルデンヌ山中の美しい難コースと変わりやすい気象のもとで熱い戦いが繰り広げられる。
FIA-GT選手権がスパ・フランコルシャンで初めて行われたのが1997年。2001年からは9年連続今年で通算10回目の開催となる。

昨年スパで1-2勝利を飾ったバイタフォーンチームは、今年3台のマセラティMC12をエントリー、この5年間での4勝目を狙っている。しかし、コルベットやサリーンも実力的は拮抗しており、激戦が予想される。2010年規定のフォードGTやニッサンGT-Rもさらなるレベルアップを目指して、初めてこの難しいレースに臨む。

GT2クラスでもポルシェとフェラーリの対決は見物である。BMSスクーデリア・イタリアのフェラーリF430GTは過去2年クラス優勝を飾っているが、対するポルシェも惨敗に終わったルマン24時間レースでの雪辱を期している。

G2とG3クラスでもいつくか印象的なマシンがエントリーしている。G2にはチーム・フェニックスからアウディR8 LMSが出場する。すでにドイツやイタリアの耐久シリーズで実績を上げているこのマシンは、今回VLN仕様での出場となる。さらにG3クラスには1997年F1ワールドチャンピオン、ジャック・ビルニューブがグラビィティ・レーシングのモスラーMT900で出場する。

サポートレースとしても、イギリスF3選手権やヨーロッパGT4選手権など盛りだくさんのスケジュールが組まれている。
今週金曜日には、第3の2010年規定マシン、ランブルギーニ・ムルシエラゴがスパの会場で発表されることになっている。

 (C)FIA-GT/DPPI 拡大します

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WTCC:セアトのブースト圧規制への抗議の棄却が決定

ティアゴ・モンテイロ (C)WTCC 拡大します

7月16日、パリで開かれたFIAインターナショナル控訴裁判所で、スペインの国内自動車連盟がセアトに代わって提出していた、ブースト圧規制の変更についての抗議が却下された。

今年の2月24日と5月21日にWTCC当局は、セアトのディーゼルマシンのブースト圧を規制するレギュレーション変更を実施した。セアト・スポーツはシーズン中のレギュレーション変更は無効であるとして、5月25日にワールド・モータースポーツ・カウンシル(WMSC)に抗議を提出。WMSCでは6月24日の会議でセアトの抗議を却下する決定を下した。そのためセアト側が控訴裁判所へ控訴していた。

これにより第3戦マラケシュ第2レースでのティアゴ・モンテイロの失格が確定した。

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2009年7月22日 (水)

FIA-GT:Rd.4/BF3:Rd.7スパ・フランコルシャン・スケジュール

Spaposter01 (C)FIA-GT

■タイムスケジュール

FIA GT Championship Timetable Rd 4: Total 24 Hours of Spa  July 23rd  26th 2009
Provisional Timetable  Draft 8  June 2nd 2009
Thursday 23rd July
09:00 - 09:30 Cooper Tires British F3 International Series Free Practice 1 30’
09:45 - 11:15 FIA GT Championship - Total 24 Hours of Spa  Free Practice 90’
12:55 - 13:35 GT4 European Cup / Dutch GT4 Championship Free Practice 1 40’
13:50 - 14:20 Cooper Tires British F3 International Series Free Practice 2 30’
14:35 - 16:05 FIA GT Championship -Total 24 Hours of Spa Pre-Qualifying 90’
17:05 - 17:35 Cooper Tires British F3 International Series Qualifying 1 30’
17:50 - 18:30 GT4 European Cup / Dutch GT4 Championship Free Practice 2 40’
19:30 - 20:30 FIA GT Championship - Total 24 Hours of Spa Qualifying Practice 1 60’
20:45 - 21:30 Pit Walk
21:45 - 22:30 FIA GT Championship - Total 24 Hours of Spa Qualifying Practice 2 (Night) 45’
22:45 - 23:30 FIA GT Championship - Total 24 Hours of Spa Qualifying Practice 3 (Night) 45’
Friday 24th July
09:00 - 09:30 Cooper Tires British F3 International Series Qualifying 2 30’
10:50 - 11:30 GT4 European Cup / Dutch GT4 Championship Qualifying Practice 15’/10’/15’
11:45 - 12:15 Pit Walk
14:10 - 14:40 Cooper Tires British F3 International Series Race 1 30’
15:10 - 15:50 GT4 European Cup / Dutch GT4 Championship Race 1 40’
18:15 - 18:55 GT Parade 40’
Saturday 25th July
09:00 - 09:40 GT4 European Cup / Dutch GT4 Championship Race 2 40’
09:55 - 10:15 FIA GT Championship - Total 24 Hours of Spa Warm Up 20’
12:30 - 12:50 GT Parade 20’
13:15 - 13:45 Cooper Tires British F3 International Series Race 2 30’
14:15 - 15:15 FIA GT Championship - Total 24 Hours of Spa - Pit Walk and Drivers Presentation
16:00 FIA GT Championship - Total 24 Hours of Spa Start
Sunday 26th July
16:00 FIA GT Championship - Total 24 Hours of Spa Finish
16:10 FIA GT Championship - Total 24 Hours of Spa Podium

24hlogo Spafrancorchamps
DetailsSpa-Francorchamps
Location:
  50 km southeast of Liége
Circuit length: 7.004 km

※FIA-GTスパ・フランコルシャン、エントリーリストはこちら

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IRL:Rd.11エドモントン・スケジュール/エントリーリスト

Ed

■タイムスケジュール

2009 Rexall Edmonton Indy INDY RACING LEAGUE PARTICIPANT SCHEDULE
City Centre Raceway Week of July 20 - July 26, 2009
FRIDAY July 24
07:00 Garage Opens
09:30 - 10:30 Indy Lights FIL Practice
12:30 - 13:15 IndyCar Practice (All Cars)
15:45 - 16:45 IndyCar Practice
18:00 - 18:30 Pace Car Rides
18:30 - 19:00 Indy Experience 2-Seater Rides
SATURDAY July 25
18:30 Garage Opens
08:00 - 08:30 Indy Lights FIL Warm Up
09:00 Chapel
09:45 - 10:45 Split Groups IndyCar Practice
13:30 - 14:15 Indy Lights FIL Qualifying
14:00 - 15:00 Firestone Indy Lights Race 50 Laps
15:20 - 118:50 Live Versus IndyCar Qualifying
17:00 - 17:30 Pace Car Rides
17:30 - 18:00 Indy Experience 2-Seater Rides
SUNDAY July 26
08:30 Garage Opens
09:45 - 10:45 Indy Experience 2-Seater Rides
10:45 - 11:15 IndyCar Warm-Up
12:30 1:30 Pace Car Rides
15:00 IndyCar PreRace
16:00 - 18:00 IndyCar Race 95 Laps Live Versus
Entrants out of Top Ten Points

Map2   Edmonton Airport Circuit - 1.973 mile(s)

※時間は全て現地時間、日本との時差は-15時間 (MDT)、Mountain Daylight Time

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NASCAR:Rd.20インディアナポリス・スケジュール/エントリーリスト

1

■タイムスケジュール

INDIANAPOLIS MOTOR SPEEDWAY 2009 NASCAR SPRINT CUP SERIES EVENT SCHEDULE
Friday July 24TH
09:00 NSCS GARAGE OPENS
13:00 NSCS DRAWING FOR QUALIFYING ORDER
14:00 - 15:00 NSCS PRACTICE
15:30 - 16:30 NSCS PRACTICE
18:00 NSCS GARAGE CLOSES
Saturday July 25TH
07:00 NSCS GARAGE & REGISTRATION OPENS
10:10 NSCS QUALIFYING (TWO LAPS ALL POSITIONS)
14:00 - 15:30 NSCS PRACTICE
15:30 - 16:30 NSCS FINAL PRACTICE
17:00 NSCS REGISTRATION CLOSES
18:30 NSCS GARAGE CLOSES
Sunday July 26TH
07:00 NSCS GARAGE & REGISTRATION OPENS
08:00 - 09:00 NASCAR Pace Car Rides
13:30 NSCS DRIVERS INTRODUCTION-SECURITY-CLEAR
14:00 NSCS RACE (160 LAPS  400 MILES)
14:30 NSCS REGISTRATION CLOSES ALL TIMES ARE LISTED IN EASTERN
7/6/09 NSCS IND 09-01TENTATIVE
SUBJECT TO CHANGE

2 Map

Track Details
Completed : 1909
Distance : 2.5 miles
Shape : Oval
Banking : 9° turns
0° straights
Frontstretch : 3,330 feet
Backstretch : 3,330 feet
Seating : 250,000+

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2009年7月21日 (火)

F2:ヘンリー・サーティーズの事故についてのFIA声明

2009年7月20日、FIA哀悼のステートメント

昨日の悲劇的な事故の結果、FIAはその真実の哀悼をヘンリー・サーティーズの家族と友人に表します。われわれの思いはこの困難な時期に彼らと共にあります。

FIAは事故についての調査結果を待っています。

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EF3:TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)レポート 【7月20日号】

2009年7月20日
トヨタ自動車(株)
モータースポーツ推進室

TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)レポート 【7月20日号】

F3ユーロシリーズ第4大会オランダ
第1レースでヘンキ・ワルドシュミットが6位 3大会連続ポイント獲得 

09tdp_19_1 第1レースで6位に入り3大会連続でポイントを獲得した
ヘンキ・ワルドシュミット(#11) 
   
09tdp_19_2 第1レース予選で10番手につけるなど速さを見せた
アンドレア・カルダレッリ(#30)

F3ユーロシリーズ 
 7月17日(金)から19日(日)にかけて、オランダのサーキット・パーク・ザントフールトでF3ユーロシリーズの第4大会が開催された。
 今シーズン、同シリーズにはTDPドライバーとしてヘンキ・ワルドシュミット(オランダ)とアンドレア・カルダレッリ(イタリア)の2名がSGフォーミュラチームから参戦している。
 ザントフールトでは一ヶ月ほど前にマスターズF3が開催されており、ワルドシュミットとカルダレッリも出場。ワルドシュミットは予選で10番手につけ、決勝でも4位争いを展開したが惜しくもリタイア、カルダレッリは決勝23位という結果に終わっている。

 17日(金)2度にわたって行われた公式練習は、1回目がウェットからドライ、2回目がドライからウェットへと変化する、極めて不安定なコンディションでの走行となった。しかし、効率的にセッティング作業を進めたワルドシュミットとカルダレッリは、公式練習2回目の予選シミュレーションでワルドシュミットが6番手、カルダレッリが13番手タイムをマークし、好感触で予選を迎えることとなった。
 午後5時35分から30分にわたって行われた予選は、3度もの赤旗中断が出される荒れたセッションとなったが、ワルドシュミットが13番手、カルダレッリはF3にステップアップ後、自己最高位となる10番手グリッドを確保。その成長ぶりをアピールした。

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NASCAR:トヨタモータースポーツニュース ネーションワイド第19戦ゲートウェイ

2009年7月19日
トヨタ自動車(株)
モータースポーツ推進室 
NASCAR NATIONWIDE SERIES
第19戦 Missouri-Illinois Dodge Dealers 250


開催日:7月18日

“トヨタ カムリ”2戦連続の1ー2!
カイル・ブッシュが今季6勝目


09nascar22_1 トップでチェッカーを受け、今季6勝目を挙げたカイル・ブッシュ(#18) 

 7月18日(土)にNASCARネイションワイド・シリーズの第19戦「Missouri-Illinois Dodge Dealers 250」が米国中部イリノイ州マディソンのゲートウェイ・インターナショナル・レースウェイで開催された。

 17日(金)に2回に分けて練習走行を行い、18日(土)午後4時5分から予選開始。今大会、初めて“トヨタ カムリ”を駆るリード・ソレンソンが最前列2番手グリッドを確保。ジェイソン・リフラーが5番手、カイル・ブッシュが9番手につけ、10台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。

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ALMS:ホンダリリース 第5戦ライムロック ”アキュラ勢が3戦連続となる1-2フィニッシュを達成”

Honda_logo

2009年7月20日

アキュラ勢が3戦連続となる1-2フィニッシュを達成

アメリカン・ルマン・シリーズ第5戦ライムロック・パーク
■開催日   : 7月18日(土)
■開催地   : コネチカット州レイクビル
■サーキット : ライムロック・パーク
■コース全長 : 2.464km

 アメリカン・ルマン・シリーズ(ALMS)第5戦が18日(土)にコネチカット州の北西に位置する1周1.53マイルのタイトなコースとして知られるライムロック・パークで開催され、#66 ド・フェランXMサテライト・ラジオ・アキュラを駆るジル・ド・フェラン/サイモン・ペジノ組(ド・フェラン・モータースポーツ)が、2位の#9 パトロン・ハイクロフト・アキュラを駆るデイビッド・ブラバム/スコット・シャープ組(パトロン・ハイクロフト・レーシング)と共にレース終了まで壮絶なレースを展開し、43秒差で今季3戦連続となる総合優勝を飾った。

 ド・フェラン・モータースポーツとパトロン・ハイクロフト・レーシングによる今シーズン最もエキサイティングなホイール・トゥ・ホイールのレースが会場を魅了。2時間45分に及んだレース序盤、ド・フェランはシャープに10秒の差をつけていたが、両チームのドライバー交替時までにシャープがその差を1秒以内までつめた。

 パトロン・ハイクロフト・レーシングは2個のタイヤ交換を行った最後のピットストップで、ブラバムがペジノに5秒リードしてピットアウトし、ライムロック・パークでの2季連続での勝利を目前とした。しかし、レース終了間際に、左のリアタイヤのスローパンクチャーによってタイヤ交換のためのピット作業を強いられ、その間にペジノに8秒のリードを許し、パトロン・ハイクロフト・レーシングは2位でフィニッシュすることとなった。

 LMP2クラスでは、#15 ロウズ・アキュラを駆るエイドリアン・フェルナンデス/ルイス・ディアス組(ロウズ・フェルナンデス・レーシング)が今シーズン開幕から5戦連続でのクラス優勝を目指し、レース序盤で同クラスのマシンをリードしていたが、シフトの不具合が発生。ディアスが修理のためピットインし、その後交替したフェルナンデスがLMP2クラス2位でフィニッシュした。

 ALMS第6戦は、8月8日(土)にミッドオハイオ・スポーツカー・コースで開催される。

■ド・フェラン・モータースポーツ:LMP1クラス優勝(総合優勝)

ジル・ド・フェラン(Gil de Ferran)
「チームにとってとても大きな勝利だ。2ヶ月のシリーズ休止期間を経て、我々は堅実なレースをしたかった。今日のハイクロフト・レーシングは称賛に値する。彼らの最後のピットストップは素晴らしかったが、不運に見舞われた。一方、我々のマシンは力強い走りができた。ピットスピードリミッターに衝突するミスと、マツダのマシンの追突を受け、ハンドリングにわずかに支障をきたしたが、レース中盤の素早いピットストップでリードを守った。3戦連続勝利は1992年のフォーミュラ3以来で、最高の気分だ。次戦のミッド・オハイオはとても好きなサーキットであり、また勝利を目指していく。」

サイモン・ペジノ(Simon Pagenaud)
「3戦連続での勝利にとても興奮している。ハイクロフト・レーシングも素晴らしく、壮絶なレースだった。未舗装の不安定な路面で滑りやすく、最後のピットストップで全てのタイヤ交換を行った。しかし、デイビッド(ブラバム)のマシンに不具合が起こらなかったら、彼をパスすることができたか分からない。荒れた路面だったため、同じようにタイヤがパンクするのではないかと心配だった。全体としてマシンはとても速く、連勝を続けていることを嬉しく思う。」

■パトロン・ハイクロフト・レーシング:LMP1クラス2位(総合2位)

デイビッド・ブラバム(David Brabham)
「終盤のピットストップで2個のタイヤ交換を行うことを決めており、完璧な作戦のはずだったが、不運にもリアに震動を感じ、最終コーナーでマシン全体が路面に沈んだ。慎重にならざるを得ない状況だったが、全力を尽くし、素早くピットインしてタイヤを交換した。不運に見舞われたものの、ド・フェラン・モータースポーツのペースに拮抗するレースができた。ミッド・オハイオに向け、チームは良い感触をつかんでいる。」

スコット・シャープ(Scott Sharp)
「混戦が大きな鍵を握っていた。スティントの序盤、周回遅れのマシンに囲まれた間に、ジル(ド・フェラン)に引き離された。レースが進むにつれ、マシンの調子が上がり、ジルとの差をつめることができた。レース終盤は我々のマシンが速さで優っていたかもしれない。そして、チームは安全策を講じ、スピードを抑えながら、ド・フェラン・モータースポーツのマシンに接近してピットインした。チームの戦略は素晴らしかったが、ただ幸運をつかむことができなかった。」

■ロウズ・フェルナンデス・レーシング:LMP2クラス2位(総合7位)

エイドリアン・フェルナンデス(Adrian Fernandez)
「今までシーズンを通してマシンのコンディションは素晴らしかったが、今シーズン初めて機械系のトラブルが発生した。不具合に見舞われながらも決してあきらめることなくフィニッシュしたことが、今のチームの強さを物語っていると思う。数周遅れの場合、リスクを冒さずにトラブルを回避しようとするものだ。ホームサーキットで勝利したダイソンチームを称えたい。チャンピオンシップに向け、ポイントを獲得できた。勝利は逃したが、決してあきらめることのない強いチームだと証明できた。」

ルイス・ディアス(Luis Diaz)
「スタート時に苦戦し、タフなレースだった。望むような安定したマシンではなかったが、少なくともフィニッシュした。ダイソンチーム以上に混戦に苦しんだレースだったが、ポイントを獲得できたことは大きい。古いタイヤでより安定したマシンに仕上がることを望んだが叶わなかった。ギアボックスのトラブルに関しては、6速から動かなくなってしまい、コース上で可能な全ての修復策を講じたが、不運にも電気系ではなく機械系のトラブルだった。」

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F2:ジョナサン・パーマーの声明

ヘンリー・サーティーズ (C)Formula2 Series 拡大します

フォーミュラ2シリーズの主催者であるモータースポーツ・ビジョン最高責任者、ジョナソン・パーマーは20日、ヘンリー・サーティーズの死亡事故について公式声明を発表した。

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18歳のヘンリー・サーティーズが、昨日ブランズハッチのフォーミュラ2レースの事故で命を絶たれたことに、わたしはひどく打ちのめされました。これは、わたしのモータースポーツ35年の歴史で最も嘆かわしいものです。彼の家族と友人とともに、父ジョン、母ジェーンと彼らの娘エドウィーナとレオノーラに心から哀悼の意を表します。

彼がウエストフィールドコーナーで、数秒前のアクシデントによって外れた頑丈なホイールとタイヤで頭を打ったとき、ヘンリーはラップ9のウエストフィールドとシーンコーナーの間をおよそ120mphで走っていました。ヘンリーがすぐに気絶したことは明らかです。そして、彼のマシンはその後シーンコーナーをまっすぐに突き進みました。そしてタイヤバリアにぶつかりました。わたしは、すぐに致命的な事故が起き、シーンでの衝突は事故の結果に影響を及ぼしていなかったと思います。

レースはすぐに赤旗が出されて、医療チームは非常に迅速に現場に到着しました。ヘンリーはマシンから出されて、固定され医療センターへ運ばれました。そこでは王立ロンドン病院(地域の精神的外傷センター)に空輸される用意が出来ていました。集中治療室での診断と調査の結果、ヘンリーが生存できない大きな頭部外傷を負ったことが分かりました。

ヘンリーは今年始まった新しいチャンピオンシップのフォーミュラ2シリーズに加わって、彼の18歳という若さに似合わないペースと成熟ぶりで、すぐに印象深く見えました。彼は第2戦チェコ・ブルノで素晴らしいポールポジションを獲得して、亡くなる前日にはブランズハッチで素晴らしい3位となって表彰台に立つ初めてのイギリス人ドライバーとなりました。ヘンリーはこれまでの4つのイベントで大きな成績を残し、将来は必ずF2で優勝し、F1に行っても優勝するだろうと思われました。

とても優秀であるだけでなく、どこでも非常に尊敬を受け、他のドライバーやチームメンバーにも多くの友人があり、すべてのフォーミュラ2チームでとても人気のあるメンバーでした。

ジョン・サーティーズは、彼の息子の成功において主要な役割を果たしました。そして慎重にして細心に彼の偉大な経験による指導をヘンリーにして、重要なセットアップや戦略についてすべてをモニターしていました。父と息子がとても効果的に一緒に働いているのを見ることはとても喜びでした。そして、フォーミュラ2での成功を追求することが、ヘンリーとジョンの人生にとってとても楽しみであることは明らかでした。

ヘンリーの命とわれわれが何ができたのかについて正確に理解するために、可能なことはすべて行うとする事故の詳細な調査は当然行われます。そして、何がモータースポーツをより安全にするのかという継続的な探求が、この異常な事故から学ぶことについて見ていて下さい。安全性がほとんど考慮されなかった時代に、ジョン・サーティーズが4輪と2輪の最高レベルで長年レースをしていたことはたぶん皮肉です。しかし、ドライバーの安全性が高まっている時代に彼の息子ヘンリーは彼の命を失わなければなりませんでした。

ウイリアムズF1は、事故で取れるホイールの危険性を減らすためのホイールテザーを含む2005年のF1安全規定に対応したフォーミュラ2マシンを設計しました。F2マシンも高いコクピット側壁と変形可能な構造でドライバー頭部を保護する最新のF1基準を満たしています。しかし、F1と同様にホイールテザーは、ホイールが事故で取れないという絶対の保証を提供することは出来ません。別のマシンまたはパーツによってぶつけられることは、それが小さなものでもシングル・シーターのマシンにおいて頭の正面は必然的に危険にさらされています。

この事故は特に父としてわたしの心に訴え、モータースポーツの回避不能な危険に鋭く不快な焦点をあてます。日曜の朝に冗談を言ってファンのためにサインするために、すべてのF2ドライバーの中にわたしの18歳の息子ジョリオンとヘンリーは一緒に座っていました。その日の午後のF2レースで、ヘンリーはジョリオンのちょうど0.5秒後でした。そしてレース初期のスピンの後で順位を上げようとしていました。2人がシーンの方へ向かったときホイールはジョリオンにはぶつからなかったがヘンリーに衝突しました。ヘンリーはまずい時に間違った場所にいてしまった。夕方にはわたしとジョリオンは、2年前のジョリオンの深刻なバイク事故で入った同じロンドンの病院の集中治療室に、ジョンとジェーン・サーティーズとともにいました。

ひどい悲劇にいまは触れることはことはできませんが、多くの人に非常に影響を及ぼしました。われわれフォーミュラ2チームとウイリアムズF1に関係する人々は、起こったことをとても悲しんで、ショックを受け驚いています。そして、ヘンリーの熱心なF2メカニック、ドン・オルドにとっては特に難しい時です。そのような事件が起きるとき、人は関係する全てのプロ意識に頼ります。そしてわたしはブランズハッチの医療チームが、乏しいヘンリーの命を救うために可能なことすべてをしたことを誇りに思います。

みなは生命が残酷なものでありえるということを知っています。そしてそれが事故、戦争または病気であるにせよ、われわれは毎日若い犠牲者の悲劇について知ります。しかし、誰も彼らに自分の子供を失うことへの準備をさせることはできません。そして、明らかにジョンとジェーンは全く取り乱しています。われわれも非常に残念でなりません。サーティーズがこの困難な時期に、われわれはジョンとジェーンがヘンリーを失ったことに対して、助けられることは何でもするつもりです。特別ですでに成果を残した人はとても短い人生でした。

 (C)Formula2 Series 拡大します

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2009年7月20日 (月)

BF3:Rd.6ドニントンパーク レース結果

Walter Grubmuller (C)Britiish F3 拡大します

Wayne Boyd (C)Britiish F3 拡大します

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Superleague:Rd.2ゾルダー レース結果

Craig Dolby (C)Superleague Formula Media 拡大します

Miquel Molina (C)Superleague Formula Media 拡大します

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EF3:Rd.4ザンドフールト 第2レース結果

■ビアンキ連勝

ジュールズ・ビアンキ  拡大します

ユーロF3第4戦ザンドフールト第2レースは、リバースグリッド8番手からスタートしたジュールズ・ビアンキが、第1レースに続いて連勝した。2位にポールスタートのサム・バード、3位にはルーキーのアメリカ人ドライバーJake Rosenzweigが初の表彰台に立った。

これによりビアンキはランキングで49ポイントと、2位のクリスチャン・ベアトリスに17ポイント差と大きくリードを広げた。

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ALMS:Rd.5ライムロック レース結果

ド・フェラン・アキュラ ARX-02a (C)ALMS 拡大します

アメリカンルマンシリーズ第5戦ライムロック決勝レースは、ジル・ド・フェラン、サイモン・ペジノ組のド・フェランアキュラARX-02aが、シリーズ3連勝を飾った。2位にはディビッド・ブラバム、スコット・シャープ組のハイクロフト・アキュラ、3位にはジョニー・モーレン、ステファン・ヨハンソン組のジネッタ・ザイテックのハイブリッドマシンがデビューレースで表彰台に立った。

P2クラスではダイソン・レーシングのローラ・マツダがフェルナンデス・アキュラを下して、シリーズ初のクラス優勝を遂げた。GT2クラスではフライングリザードのポルシェ911 GT3RSRが総合でも5位となりクラス優勝を飾った。

 (C)ALMS 拡大します

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WTCC:Rd.8ブランズハッチ レース結果

■メニュ、ファーフスが優勝

アラン・メニュ (C)WTCC 拡大します

アウガストロ・ファーフス (C)WTCC 拡大します

 (C)WTCC 拡大します

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DTM:Rd.4ザンドフールト レース結果

ゲーリー・パフェ (C)DTM 拡大します

ドイツツーリングカー選手権(DTM)第4戦ザンドフールト決勝レースは、メルセデスのゲーリー・パフェがDTM通算12勝目となる今シーズン2勝目を挙げた。

レースはポールスタートのオリバー・ジャービスをパフェが追う展開で進んだ。ジャービスはパフェの追撃をなんとか抑えていたが、15ラップでコーナーではらんだ隙にパフェがトップに立って優勝した。その後、ジャービスは9番手グリッドから追い上げてきたマティアス・エクストロウムにも先行され3位でゴールした。ラルフ・シューマッハは10位となった。

レース後、マーカス・ウィンケルホック、Christian Bakkerud、アレクサンドル・プレマ、ティモ・シャイダーのアウディ4台は、重量規定関係の違反によりスチュワードによりレース結果から除外の処分を受けた。また、ジャービスやウィンケルホックがレース終盤ペースダウンし、エクストロウムやマーチン・トムゼックを故意に先行させたのではないか、ドイツモータースポーツ連盟(DMSB)が調査をすることになった。このためレース結果は暫定となっている。

暫定結果でのポイントランキングでは、パフェが24ポイントと2位のエクストロウムに2ポイント差をつけてトップに立った。

 

(C)DTM 拡大します

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F2:Rd.4ブランズハッチ 第2レース結果

アンディ・ソチェック (C)Formula2 Series 拡大します

フォーミュラ2シリーズ第4戦ブランズハッチ第2レースは、アンディ・ソチェックがポールトゥウィン。2位にロバート・ウィケンス、3位にミハエル・アレシンとなった。

スタートからレースをリードしたソチェックだったが、8ラップ目にクラッシュしたジャック・ックラークのタイヤが、ヘンリー・サーティーズの頭部を直撃するアクシデントが発生、レースは赤旗中断となった。セーフティーカーの先導でレースは再開され、ソチェックはウィケンスを抑えきって優勝。これでソチェックはランキングで46ポイントと、2位のウィケンスとのリードを7ポイントに広げた。

優勝したソチェックは、サーティーズの容態を気遣い、表彰台では笑顔を見せることはなかった。

 (C)Formula2 Series 拡大します

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F2:ヘンリー・サーティーズ、レース中のアクシデントで逝去

ヘンリー&ジョン・サーティーズ (C)Formula2 Series 拡大します

7月19日、ブランズハッチで行われたフォーミュラ2シリーズ第4戦第2レースで、1964年F1ワールドチャンピオン、ジョン・サーティーズの息子ヘンリー・サーティーズがレース中の事故により亡くなった。享年18歳の若さだった。

第2レースの8ラップ目、ウェストフィールド・ベントのウォールにジャック・クラークのマシンがクラッシュ。クラークのマシンから外れたホイールとタイヤが、コースを横切ってそこへさしかかったサーティーズの頭を直撃してしまった。サーティーズは気絶してそのままシーン・コーナーを直進してバリアにぶつかってマシンは止まった。
サーティーズは、ただちにサーキットの医療クルーによりマシンから出され、医療センターで応急措置をされヘリでロンドン王立病院へ搬送された。
レースは赤旗中断の後再開され、アンディ・ソチェックが優勝している。

現在F2シリーズからは公式のリリースは出ていないが、autosport.comによれば、病院のスポークスマンはその夜にサーティーズの死亡を確認したとしている。

2005年カートレースでモータースポーツを開始したサーティーズは、2007年にはフォーミュラBMWへ参戦。カーリンモータースポーツに優勝をもたらし、シリーズ7位、ルーキーカップ2位となった。シーズン末にはフォーミュラ・ルノーのイギリス選手権の2レースに出場。翌2008年には同シリーズで1勝と3つの表彰台を獲得、シリーズ12位となっている。昨年はカーリンからイギリスF3選手権のナショナルクラスにも出場1勝と1つの表彰台を獲得している。

ヘンリー・サーティーズのご冥福をお祈りします。

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2009年7月19日 (日)

BF3:Rd.6ドニントンパーク 予選結果

レンジャー・ザンデ・バンデ (C)Britiish F3 拡大します

ダニエル・リチャード (C)Britiish F3 拡大します

イギリスF3第6ラウンド予選が、7月18日ドニントンパークで行われ、第1レースはレンジャー・ザンデ・バンデ(ハイテック・レーシング)、第2レースはダニエル・リチャード(カーリン・モータースポーツ)がポールポジションを獲得した。中嶋 大祐はそれぞれ10番手と7番手からのスタートとなった。

中嶋 大祐 (C)Britiish F3 拡大します

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F2:Rd.4ブランズハッチ 第1レース

Philipp ENG (C)Formula2 Series 拡大します

フォーミュラ2シリーズ第4戦ブランズハッチ第1レース決勝は、第2レース予選に続いて行われ、フィリップ・エンゲがシリーズ初優勝をポールトゥウインで飾った。

スタートでトップに立ったエンゲは、終始アンディ・ソチェックからのプレッシャーを受けたが、経験豊富なソチェックに付け入る隙を与えず、セーフティーカーラン後のリスタートでもトップを守ってゴールした。3位には、ここまでのレースで不振が続いていたヘンリー・サーティーズが初の表彰台となった。

この結果、第1レースが終わった時点でのランキングで、ソチェックは36ポイントと、2位のロバート・ウィケンスに5ポイント差とわずかにリードを広げた。

 (C)Formula2 Series 拡大します

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Superleague:Rd.2ゾルダー 予選結果

キャスパー・アンデルセン (C)Superleague Formula Media 拡大します

スーパーリーグフォーミュラ第2戦ゾルダー予選は、FC Midtjyllandのキャスパー・アンデルセンがシリーズ初のポールポジションを獲得した。ポールポジション・シュートアウトではFC MidtjyllandとレンジャースFCのジョーン・マーチンの対決となり、アンデルセンは今年から参加した自身の地元デンマークのチームに初のポールポジションをもたらした。

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F2:Rd.4ブランズハッチ 第2レース予選結果

アンディ・ソチェック (C)Formula2 Series 拡大します

フォーミュラ2シリーズ第4戦ブランズハッチ第2レース予選は、現在ポイントリーダーのアンディ・ソチェックがシリーズ初のポールポジションを獲得した。2番手にロバート・ウィケンス、3番手にSebastian HOHENTHALがつけた。また、ナターシャ・ガシュナンはシリーズ自己最高の9番手となった。

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EF3:Rd.4ザンドフールト 第1レース結果

■ビアンキ、今シーズン3勝目でポイントリードを広げる

ジュールズ・ビアンキ  拡大します

ユーロF3第4戦ザンドフールトは、気温17.9度、路面温度16.1度といずれも低いコンディションで行われ、ジュールズ・ビアンキ(ARTグランプリ)が、今シーズン3勝目を挙げ、ランキングでのリードを広げた。バルテリ・ボタスがクリスチャン・ベアトリスをかわして2位、ベアトリスが3位となった。このビアンキの勝利で、メルセデスエンジンはユーロF3シリーズでの100勝目を記録した。

レースはオープニングラップ5台がからむ事故により、いきなりセーフティーカーランでのスタート。ビアンキはリスタートも決めてリードを広げるが、レース終盤またしてもクラッシュによりセーフティーカーランとなった。それまでの2位に7秒のリードをふいにされたビアンキだったが、リスタートでは冷静にリードを保って優勝した。明日の第2レースはサム・バードがポールポジションとなった。

 (C)DTM/EF3 Media  拡大します

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DTM:Rd.4ザンドフールト 予選結果

オリバー・ジャービス (C)DTM 拡大します

ドイツツーリングカー選手権第4戦ザンドフールト予選は、オリバー・ジャービスが08年型のアウディでシリーズ初のポールポジションを獲得した。DTMで年式遅れのマシンがポールポジションとなったのはこれが初めてのことになる。前戦ノリスリングでは決勝レースで、ジェイミー・グリーンの昨年型のメルセデスが優勝している。

チャンピオン争いをしているアウディのティモ・シャイダーは最終予選に進めず11番手グリッド、その一方でランキング3位のゲーリー・パフェットが2番手グリッド、ランキング2位のブルーノ・シュペングラーが3番手からのスタートと、アウディにとってはジャービスのポールを単純に喜べない予選結果となった。

 (C)DTM 拡大します

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WTCC:Rd.8ブランズハッチ 予選結果

■シボレー、フロントロー独占

アラン・メニュ (C)WTCC 拡大します

WTCC第8戦ブランズハッチ予選は、シボレー・クルーズのアラン・メニュがシボレーの今シーズン2回目となるポールを獲得、2番手にもシボレーのロバート・ハフがつけた。3番手にはBMW 320siのアンディ・プリオールが入った。

スポット参戦のボルボ C30は、ロバート・ダールグレンが13番手のタイムを出したものの、Q1とQ2の間にパルクフルメでの作業を続けたとして予選タイムを抹消された。もう1台のトミー・ラスタッドは19番手となった。また、これが2戦目となるジェームス・トンプソンのラーダ・プリオラは、Jaap van LAGENの110が17番手となったのに対し23番手にとどまった。インディペンデントクラスでは、セアト・レオンのNorbert MICHELISZが総合10番手でトップとなった。

ダールグレンの他にも、ヨルグ・ミューラー、ジョルディ・ジェネ、Kristian POULSENの3名もペナルティでグリッド降格処分を受けている。

 (C)WTCC 拡大します

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2009年7月18日 (土)

ALMS:Rd.5ライムロック 予選結果

■アキュラ、4戦連続の1-2-3グリッド
サイモン・ペジノ / ド・フェラン・アキュラ ARX-02a (C)ALMS 拡大します

アメリカンルマンシリーズ(ALMS) 第5戦ライムロック予選は、ド・フェラン・アキュラのサイモン・ペジノが、ハイクロフト・アキュラのデビッド・ブラバムを抑えてポールポジションを獲得した。3番手にもP2クラスのフェルナンデス・アキュラが入り、これでアキュラは第2戦以降4戦連続の1-2-3グリッドとなった。GT2クラスでは、リッシ・コンペティションのフェラーリF430GTがトップだった。

このレースから、ジネッタ・ザイテックはハイブリッドマシンを投入し、P1クラスでアキュラ2台に続いてクラス3番手、総合6番手のタイムを出した。

   

(C)ALMS 拡大します

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FIA-GT:”NISSAN GT-R、スパ24時間レースに出場”

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   ☆☆ NISMO モータースポーツ ニュース フラッシュ ☆☆
        ■■ 2009/07/17号 Vol.435 ■■
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◆◆速報◆◆
NISSAN GT-R、スパ24時間レースに出場

1 (C)NISMO

7月25日、26日の両日、NISSAN Motorsportsは、1991年にR32型スカイラインGT-RグループA仕様車で劇的な総合優勝を遂げた伝統の耐久レース、FIA GT選手権第4戦「スパ24時間レース」(ベルギー)に、FIA GT1仕様のNISSAN GT-Rを出場させる。

R32-R34型スカイラインGT-Rシリーズは英国向けに少量が輸出された以外ヨーロッパでは販売されなかったが、現行のR35型NISSANGT-Rは本年よりヨーロッパでも販売されている。17年の年月を経て、レースで成功を収めた象徴的なGT-Rがこの伝統のスパ24時間レースに戻ってくることで、レースファン、GT-Rファンは心を踊らせているに違いない。

今シーズンは、2010年からスタートする新しいFIA GT1世界選手権用のマシンを実戦の中で熟成するのが狙いであり、2008年12月のシェイクダウン以降、NISSAN GT-R は、マレーシア、欧州でのテストや2回のFIA GT選手権における実戦参戦を含めこれまでに10,000km以上を走り込んでおり、準備万端で今シーズン最大のハイライトであるスパ24時間に臨む。先日ドイツのオッシャースレーベンで開催され、レースでは非常に不安定な天候であった為、天候がめまぐるしく変わりやすいスパ24時間の良いシミュレーションとなり、トリッキーな条件でもマシンは十分ポテンシャルを発揮することが確認されている。

2 アンソニー・デビッドソン (C)NISMO

スパ24時間に出場するNISSAN Motorsportsのドライバーラインアップは最強の布陣であり、日産ドライバーとして長いキャリアを持つミハエル・クルム(ドイツ)、耐久レースのスペシャリストであるダレン・ターナー(英国)のレギュラーに加え、元F1ドライバーのアンソニー・デイビッドソン(英国)が名を連ねている。

スパ・フランコルシャンサーキットは、ヨーロッパでももっとも由緒あるコースのひとつである。スパ24時間レースは、1924年に第1回が開催された有名なル・マン24時間レースの翌年から続けられているクラシックイベントだ。2000年まではツーリングカー主体であったが、2001年にさらにパワフルなGTカテゴリーのレースにスイッチ。それ以来、FIA GT選手権シリーズのひとつに組み込まれている。

【ドライバーコメント】
■ミハエル・クルム

「スパは、世界で最も攻め甲斐のあるコースのひとつです。でも、コーナーも気を抜くとミスを招き、しかもかなりの高速コーナーが多いため、ミスは即リタイアにつながってしまいます。とはいえ、スパ24時間に挑むことは、特別にエキサイティングです。僕たちの目標はこのレースを最後まで走りきることですが、ニューカーにとってそれは容易ではありません。でも僕たちは力を合わせてゴールを目指します。NISSANGT-Rはどんどん速くなっており、信頼性もついてきています。そして、この大事なスパの一戦でさらに大きな進歩を遂げると期待しています」

■ダレン・ターナー
「ここスパはとても素晴らしいコースです。今年はこれで二度目ですが、いつ戻って来ても嬉しいと感じます。今回アンソニー(デイビッドソン)がチームに加わってくれて、僕は本当にハッピーです。彼とはとても良い関係で、ミハエルにとってもそれは同様だと思います。スパは僕たちにとっても大きな目標ですが、NISSAN GT-Rがスパ24時間で成功を収めるため、僕たちは全力を尽くします」

■アンソニー・デイビッドソン
「ギガウェーブ/NISSAN MotorsportsのNISSAN GT-Rで今年のスパ24時間レースに出場することを、本当に楽しみにしています。この長距離レースは僕たち全員にとって大変興味深いチャレンジであり、スパは楽しめるコースなのでここでマシンに乗れることは、大変素晴らしいことだと思います」

◆上記の詳細は下記WEBサイトをご覧ください。
  http://www.nismo.co.jp/motorsports/race/index.html

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F2:Rd.4ブランズハッチ 予選結果

Philipp ENG (C)Formula2 Series 拡大します

フォーミュラ2シリーズ第4戦ブランズハッチ予選は、フィリップ・エンゲ(19歳:オーストリア)がシリーズ初のポールポジションを獲得。2番手にランキングトップのアンディ・ソチェック、3番手にSebastian HOHENTHAL、ヘンリー・サーティーズが4番手につけた。ナターシャ・ガシュナンは21番手グリッド。

予選残り5分でビエトロ・ガンドルフィがクラークカーブでクラッシュ、予選は中断となった。エンゲはその直前にベストタイムを記録。予選が再開すると残り数分に各マシンがいっせいにタイムアタックに入った。その中でソチェックが自己ベストタイムを出すがエンゲのタイムには届かなかった。上位13名のドライバーが0.5秒以内という接戦の予選結果となった。

 (C)Formula2 Series 拡大します

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EF3:Rd.4ザンドフールト 予選結果

ジュールズ・ビアンキ  拡大します

ユーロF3第4戦ザンドフールト予選は、ランキングトップのジュールズ・ビアンキ(ARTグランプリ)が今シーズン初のポールポジションを獲得した。2番手にはクリスチャン・ベアトリス(ミューク・モータースポーツ)、3番手にはジャン・カール・バーネイ(シグネチャー)となった。

気温22.2度、路面温度も25.9度と涼しいコンディションの中予選が開始された。ビアンキは予選セッションの早い段階でベストタイムを出し、その後クラッシュによる3回のセッション中断があったこともあり、トップタイムが破られることはなかった。ビアンキはフリー走行でマシンが良くなかったので、予選前にセットアップを変更したとコメントしている。

 

(C)DTM/EF3 Media  拡大します

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2009年7月17日 (金)

FIA-GT:ビルニューブ、スパ24時間にエントリー

Mosler MT900 team Gravity Racing (C)FIA-GT/DPPI 拡大します

このところ積極的にレース活動を再開しているジャック・ビルニューブは、来週末に行われるFIA-GT選手権第4戦スパ・フランコルシャン24時間レースにエントリーした。
ビルニューブがドライブするのは、グラビティ・レーシングインターナショナルのNo.118 モスラー MT900Rで、ヴィンセント・ラダーマッカー、ホー・ピン・タイ、ルイス・デ・ソルディとチームを組む。

ビルニューブは、先頃行われたスパ・フランコルシャン12時間ツーリングカーに、ジョルディ・ジェネ、Pierre Yves Corthalsとともにセアトで出場、28位でゴールしている。
今週、ビルニューブは8月末のモントリオールでのNASCARネーションワイド出場を明らかにしており、その後は昨年も出場したアルゼンチンのツーリングカーシリーズへも出場することになっている。さらに2010年のF1へ復帰にも意欲的ともいわれている。

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2009年7月16日 (木)

NASCAR:ダニカのNASCAR転向は?

ダニカ・パトリック (C)IRL Media 拡大します

NASCARスチュワート・ハース・レーシング(SHR)は、今週月曜日にインディカードライバーのダニカ・パトリックがノースカロライナにあるチームのワークショップを訪れたことを認めた。ダニカはチーム施設を見学し、チームメンバーの数人を紹介された。
ただし、チーム・オーナーのトニー・スチュワートは、この日アトランタ・モータースピードウェイで2日間グッドイヤーのタイヤテストに参加していたため、ダニカとは会っていない。

今シーズンいっぱいでアンドレッティ・グリーン・レーシング(AGR)との契約が切れるダニカについては、AGRとの契約更新や他のインディカーチームへの移籍と共にNASCARへの転向が噂されている。

英のウェブサイトautosports.comがトニー・スチュワートにインタビューしたところでは、ダニカのNASCAR転向について少なくともSHR側ではそれほど簡単なものではないようだ。
スチュワートによれば、1年前にSHRを設立してからダニカにはいつかチーム施設を見に来るよう誘っていたことを認めている。
2週間前のデイトナで、ダニカの才能を称賛していたスチュワートだったが、オープンホイールの世界からNASCARへ転向して成功するかどうか予想することは難しいとしている。スチュワートは1997年IRLシリーズチャンピオンを獲得した翌1998年フルタイムでのNASCARへ転向し、NASCARでも2回のチャンピオンを獲得。IRLやCCWSから転向したドライバーでは唯一両方でチャンピオンとなったドライバーでもある。

「明らかに彼女には多くの才能があるから現在のポジションにいる。才能がなければ勝つことは出来ないし、さらに上を目指そうとするものだ。
誰も、彼女がストックカーで優勝するまでは、彼女がどんなレベルの才能を持っているかは分からない。もし彼女がNASCAR転向を真剣に考えているならば、年式遅れのマシンで最初の数ラップを走らせてみて、それからラジアルタイヤををつけたマシンを試させてみるかもしれないが、これはどうなるか分からない。時間だけははっきりしている、彼女が真剣に考えているなら、それは彼女にとって重要な分かれ道になるだろう。これが議論の的であることは承知している。しかし、彼女が本当にしたいことがあるなら、それについて積極的に活動することが必要だ」

昨年インディカーからNASCARへ転向を図ったダリオ・フランキッティは、シーズン途中でマシンを降りなければならなかった。インディカーシリーズ・チャンピオンのサム・ホーニッシュJr.はタイトル戦では未だ未勝利、ファン・モントーヤは3年目のシーズンにしてようやくチェイス圏内という状況だ。

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NASCAR:メイフィールド、薬物再検査で再び陽性反応

Jeremy_mayfield ジェレミー・メイフィールド (C)nascarmedia

7月15日、NASCARは5月に薬物検査にパスせず出場停止処分となったジェレミー・メイフィールドについて、尿サンプルの再検査を実施した結果再びメタンフェタミンの陽性反応が出たことを発表した。

メイフィールドの出場停止処分については、7月1日に連邦裁判所から一時停止命令が出されていた。しかし、NASCAR側はこの命令に納得せず控訴していた。今週控訴裁判所で行われた公判では、NASCARからは再検査の結果と共に、メイフィールドの継母が、メイフィールドが過去7年間に渡り少なくとも30回メタンフェタミンを使用しているのを見たとの宣誓供述書が提出されている。

これに対してメイフィールドと弁護団は、今回の薬物検査がNASCARの指定した研究所で行われたものであり、独立した機関で行うべきものと反論している。メイフィールドの弁護士も独自に別の研究機関で少なくとも6回検査した結果は、いずれも陰性反応だったとしている。また、継母の供述書については、それがNASCARに有利な証言をすることによって利益を得ようと嘘の証言をしているとしている。2007年にメイフィールドの父が亡くなった後、メイフィールドと継母との間には遺産相続をめぐってトラブルになっていたと指摘している。

メイフィールドの弁護団は、NASCARの薬物検査の正確性に疑問があり、かつ検査機関についてもNASCARの主張にそった調査結果を出しているとしている。メイフィールドは出場停止の一時停止処分を受けた後も未だトラックへ戻ることが出来ず、チームの売却をも考えているといわれている。

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DTM,EF3:Rd.4ザンドフールト・スケジュール

Dtmef3

■タイムスケジュール

Schedule: Circuit Park Zandvoort
Friday 17.07.2009 --
10:30 - 13:15 Formula 3 Euro Series pre test-
15:00 - 15:45 Porsche Carrera Cup free practice-
16:45 - 17:15 DTM roll out-
17:15 - 17:20 DTM practice starts-
17:35 - 18:05 Formula 3 Euro Series qualifying-
Saturday 18.07.2009 --
08:45 - 11:15 DTM free practice-
11:40 - 12:10 Formula 3 Euro Series race 1-
13:35 - 14:22 DTM qualifying-
14:35 - 15:00 DTM international press conference-
15:00 - 15:35 Porsche Carrera Cup "qualifying (20’ session 1  5’ break  10’ session 2)"
16:45 - 17:30 DTM taxi drives (noise reduced)-
Sunday 19.07.2009 --
09:30 - 10:00 DTM warm up-
10:30 - 11:10 Formula 3 Euro Series race 2-
13:20 - 13:30 DTM information laps-
13:30 - 13:45 DTM start grid presentation-
14:03 DTM start race-
ca. 15:20 DTM podium ceremony-
15:40 - 16:05 DTM international press conference-
16:05 - 16:40 Porsche Carrera Cup race-

Zf_2 Circuit Park Zandvoort
Length: 4,307 km
Distance: 41 laps
Lap record: Tom Kristensen (Audi)
1.33,729 Min. (2008)

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Superleague:Rd.2ゾルダー・スケジュール/エントリーリスト

 (C)Superleague Formula Media 拡大します

■タイムスケジュール

SF Round 2 Belgium Programme
Zolder (GP Circuit) Central European Race Timetable
Friday 17th July 2009 (9:05‐11:55 / 13:05 ‐17:55)
Start Finish Duration Clear Total Time Category
10:00 10:20 20 10 30 Private Testing Formule Ford Benelux
13:05 13:35 30 10 40 Free Practice Superleague Formula
14:55 15:25 30 10 40 Free Practice Superleague Formula
16:15 16:45 30 10 40 Free Practice Superleague
17 35 17 55 20 0 20 Qualifying Formule Ford Benelux
Saturday 18th July 2009 (9:05‐11:55 / 13:05‐17:55)
Start Finish Duration Clear Total Time Category
10:00 10:25 25 10 35 Race 1 Formule Ford Benelux, 12 laps or 25 min
15:20 16:50 90 20 110 Qualifying Superleague Formula
Sunday 19th July 2009 (10:05‐18:30)
Start Finish Duration Clear Total Time Category
11:30 12:15 45 15 60 Race 1 Superleague Formula, 44 minutes + 1 lap
12:30 12:55 25 15 40 Race 2 Formule Ford Benelux, 12 laps or 25 min
14:15 14:45 30 15 45 Pitwalk Superleague Formula
15:00 15:45 45 20 65 Race 2 Superleague Formula, 44 minutes + 1 lap

Zolder Heusden-Zolder
Circuit information : Circuit length , Curves , Lap record
3.977 km (2.471 mile) , 10 , 1’22”162 (Franck Montagny, Superfund World Series by Nissan, 2004)

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NASCAR:ビルニューブ、今年もモントリオールでのネーションワイド戦に出場

ジャック・ビルニューブ (C)nascarmedia 拡大します

7月14日、NASCARブラウン・レーシングは、8月にモントリオールで行われるネーションワイド戦『NAPA Auto Parts 200』にF1ワールドチャンピオンのジャック・ビルニューブをドライバーとして起用することを発表した。
ビルニューブは、伝説的なF1ドライバーである父の名を冠したサーキットで、昨年に続いてチームのNo.32 トヨタ・カムリをドライブする。

昨年のモントリオール戦は、NASCARでも前例のない豪雨の中での決勝レースとなり、5番手グリッドからスタートしたビルニューブは、トップ5を走っていたもののアクシデントに巻き込まれて16位となっている。優勝はALMSなどでも活躍するロン・フェロウズのシボレーだった。
全長2.709マイルのロードコースであるジル・ビルニューブサーキットは、ジャックにとってはF1時代から熟知したコースでもある。

ジャック・ビルニューブ:「ブラウン・レーシングとともにモントリオールのトラックに戻ってくることが出来てとても満足している。昨年は非常にこの経験を楽しんだし、彼らの信頼はとても有り難いものだった。チームは強力なマシンを準備することができる。昨年のNo.32と同様以上に良いマシンを用意してくれると信じている。レースへの出場はエキサイティングだ。そして、さらに幸せなことに今年はチームとともに早い時期からレースに向けて準備ができることだ。8月末のレースに向けて備えて、それはきっと良い結果を出すことが出来るだろう」

NASCARネーションワイド第25戦モントリオールは、8月30日に決勝レースが行われる。

 

(C)nascarmedia 拡大します

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2009年7月15日 (水)

ALMS:Rd.5ライムロック・スケジュール/エントリーリスト

Lrp (C)ALMS

■タイムスケジュール

THE AMERICAN LE MANS NORTHEAST GRAND PRIX
Lime Rock Park / Lakeville  CT 17-18 July 2009
Friday July 17 2009
07:00 Gates Open
10:00 - 10:30 Practice - Formula BMW Americas
10:40 - 11:05 Practice - IMSA Lites presented by Frisby Performance Tire
11:15 - 12:15 Practice - American Le Mans Series (All Classes)
12:25 - 12:45 Qualifying #1 - Formula BMW Americas
12:55 - 13:20 Practice - IMSA Lites presented by Frisby Performance Tires
13:30 - 14:20 Practice  Cooper Tires Atlantic Championship powered by Mazda
14:30 - 15:30 Practice - American Le Mans Series (All Classes)
15:35 - 15:55 Qualifying - American Le Mans Series (GT2/ALMS Challenge)
4:00 - 16:20 Qualifying - American Le Mans Series (P1/P2)
16:30 - 16:50 Qualifying #2 - Formula BMW Americas
17:00 - 17:20 Qualifying - IMSA Lites presented by Frisby Performance Tire
17:30 - 17:55 Qualifying - Cooper Tires Atlantic Championship Powered by Mazda
Saturday 18 July 2009
07:00 Gates Open
09:00 - 09:40 Formula BMW Americas Race #1 - 30 Minutes
09:50 - 10:10 Warm Up - American Le Mans Series (All Classes)
10:25 - 10:55 IMSA Lites presented by Frisby Performance Tire Race #1 - 30 Minutes
11:20 - 12:05 Cooper Tires Atlantic Championship Powered by Mazda Race - 45 Minutes
12:35 - 13:15 Formula BMW Americas Race #2 - 30 Minutes
16:05 - 16:50 The American Le Mans Northeast Grand Prix for the American Le Mans Series Race (Round 5) - 2 Hours 45 Minutes
17:00 - 17:30 Post-race activities American Le Mans Series
17:15 - 17:45 IMSA Lites presented by Frisby Performance Tire Race #2 - 30 Minutes

Logo June08wallyworldmap

(C) Lime Rock Park

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WTCC,F2:WTCC:Rd.8/F2:Rd.4ブランズハッチ・スケジュール/エントリーリスト

Pos (C)WTCC

■タイムスケジュール

Rounds 15 & 16 - Brands Hatch (GBR) EVENT TIMETABLE
Friday 18th July 2009
10:20 - 10:50 FIA Formula Two Championship Free Practice 1
11:00 - 11:30 Formula Master Free Practice 1
12:50 - 13:20 FIA Formula Two Championship Free Practice 2
14:30 - 15:00 Formula Master Free Practice 2
16:30 - 17:00 FIA Formula Two Championship Qualifying 1
17:55 - 18:25 Formula Master Qualifying
Saturday 18th July 2009
09:00 - 09:30 FIA WTCC Free Practice 1
09:45 - 10:15 FIA Formula Two Championship Qualifying 2
11:15 - 11:45 FIA WTCC Free Practice 2
12:20 Formula Master Race 1
14:00 FIA Formula Two Championship Race 1
15:00 - 15:35 FIA WTCC Qualifying
Sunday 19th July 2009
10:00 - 10:15 FIA WTCC Warm up
11:50 FIA WTCC Race 1 (14 laps)
12:25 FIA WTCC Podium Race 1
12:45 FIA Formula Two Championship Race 2
14:05 FIA WTCC Race 2 (14 laps)
14:35 FIA WTCC Podium Race 2
15:20 Formula Master Race 2
NB - local time: GMT

Bf BRANDS HATCH GRAND PRIX CIRCUIT
Rounds 15 & 16 LAP DISTANCE: 3,703 m
RACE DISTANCE: 2 x 14 laps
Location:30 km South East of London
S2000 lap records:
Qualifying - 1:32.794/143.66 kph, Augusto Farfus (BMW 320si), 26 Jul 2008
Race - 1:33.167/143.08 kph, James Pickford (SEAT Toledo), 2 Oct 2005 - BTCC

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NASCAR:ビルニューブのカナダシリーズ緒戦はリタイヤに終わる

ジャック・ビルニューブ (C)nascarmedia 拡大します

NASCARカナダシリーズ第4戦『Tode 250』に出場したジャック・ビルニューブは予選では10番手につけ期待されたが、決勝レースではオープニングラップのマルチクラッシュに巻き込まれ、0周リタイヤに終わった。優勝は、スコット・ステッキィのダッジだった。

 (C)nascarmedia 拡大します

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2009年7月14日 (火)

Special:片山 右京、今度は自転車レースに挑戦

片山 右京 (C) 拡大します

ダカール・ラリーの主催者ASOは、今月26日まで約3週間にわたって繰り広げられているツール・ド・フランスも主催しているのをご存知でしょうか。そして、そのツール・ド・フランスの一番苛酷なステージと同じコースを、大会通過数日前に、一般解放されて誰でも好きな自転車で参加できるレタップ・ドュ・ツールというのがあります。これには毎年、日本から参加している自転車ファンがいます。
今年のステージは、ツール・ド・フランスの歴史で様々な逸話を提供した、名だたる険しい山モンバントゥ、7月20日に行われます。それについての案内がASOから届いています。

                                 フランス 2009年7月13日8
ツール・モンドベロ、超VIPステージ!
かの伝説のモンヴァントゥで、来る7月20日、レタップ・デュ・ツール モンドヴェロが開催される。なんと、そこにスポーツ界の元チャンピョンが15人も参加するという。第17回を迎えるレタップ・デュ・ツール モンドヴェロ、ステージはモンテリマールを出発し、ゴールはモン・ヴァントゥの頂上まで 170km。3つの山を越える難級コースだ。

まず、なんといってもビッグな優勝候補は、2009年フランスチャンピョンのデミトリ。ツール・ド・フランスの大会1週間前にフランス人でベストタイムをたたき出したにもかかわらず、彼の所属するチームがツー・ル・ド・フランスに参加していない為に出場できなかったのだ。当然、レタップ・デュ・ツール モンドヴェロの優勝を狙っているに違いない。
かつての自転車のチャンピョンとしては、フランス人ローラン・ブロシャール(Laurant Brochard), セドリック・ヴァッスール(Cedric Vasseur), オリンピックなど様々な大会優勝の記録を持つフロリアン・ルソー(Florian Rousseau), イギリス人 クリス・ボードマン(Chris Boardman),日本人 今中大介、 ドイツ人エリック・ザベル (Eric Zabel)らが、かつてのツール・ド・フランスの香りを嗅ぎにやってくる。

その他、2006年大会滑降スキーチャンピョン、アントワヌ・デネリアス(Antoine Deneriaz)、 1992年ノルディック混合スキーチャンピョン、ファブリス・ギー(Fabrice Guy), フランス・ラグビーチームのローラン・ベネゼック (Laurent Benezech)、ステファン・ウジエ(Stephane Ougier) セバスチャン・ヴィアール (Sebastien Viars)。 
さらにモータースポーツ界からも、アラン・プロスト(Alain Prosut)を筆頭に、片山右京、ステファン・サラザン(Stephane Sarrazin)ポール・ベルモンド(Paul Belmond)などダカール・ラリーの常連も参加する。
そして、フリーダイビングの世界的記録(11分35秒)を持つ、ステファン・ミフシュ (Stephane Mifsud)が今年も参加、地上9,500mに挑む。

詳細はこちら

パリダカ日本事務局プレスリリース

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BTCC:ハーバート、BTCCマシンをテスト

ジョニー・ハーバート (C)BTCC Media  拡大します

7月13日、元F1ドライバーのジョニー・ハーバートは、ロッキンガムサーキットでBTCCのテストに参加した。

今回ハーバートがテストしたのは、チーム・ダイナミックスのホンダ・シビックRで、今シーズン途中からジェームス・トンプソンによりシリーズに出場しているマシン。
この日のテストでは、トンプソンがこのマシンで1:25.410のベストタイムを記録している。ハーバートのタイムは1:26.372と、この日参加した13人のドライバー中12番目のタイムだったが、BTCCマシンも前輪駆動のレーシングカーもほとんど初体験としてはまずまずのタイムだった。
ハーバートは先週行われたグッドウッド・フェスティバル・スピードに参加した際、チームからテストの要請を受け今回のテストが実現した。

ジョニー・ハーバート:「それはものすごく楽しいドライブだった。テストに参加している若者達はわたしがレースをしていたことを知ってるのかわからないがね。グッドウッドでテストの要請を受けて、マシンの開発に役立つならと思ってテストに参加することにしたんだ。BTCCマシンも前輪駆動のマシンも初めてだったけどうまくいった。全体のパフォーマンスとパドックでのマシンのセットアップには感動したよ」

BTCCシリーズは次戦8月2日スネッタートンで開催されるが、ハーバートが出場するかどうかはまだ決まっていない。シリーズは現在、チームRACのコーリン・トルキントンのBMW 320siが2位のマット・ニールのヴォグゾール・ベクトラVXに25ポイント差をつけてランキングトップに立っている。

 (C)BTCC Media  拡大します

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2009年7月13日 (月)

GP2:ブリヂストンモータースポーツ・リリース 第5戦ニュルブルクリンク

Msheadright  

2009 GP2 Series 第5戦

GP2シリーズ第5戦レースレポート
開催場所 : ニュルブルクリンク  開催日 : 7月12日

ブリヂストンがサポートするGP2シリーズ第5戦の2レースがニュルブルクリンク(ドイツ)で開催され、いずれのレースも、ニコ・ヒュルケベルグ(ARTグランプリ)がソフトスペックGP2レース用スリックタイヤとウェットタイヤをそれぞれ装着して優勝し、今週末の最高得点を獲得した。

週末を通じてひんやりとした気候が続いたことで摩耗率とグリップダウン・レベルは低く抑えられたため、ドライバーにとってタイヤの管理は全般的に楽になった。しかし、第1レースでは、タイヤのウォームアップとそのパフォーマンスを最大限に引き出すことが大きな課題となった。第2レースでは、ブリヂストンのウェットタイヤが今シーズンのGP2メインシリーズで初めて登場した。

全35周で争われた土曜日のフィーチャーレースは、地元ドイツ出身のニコ・ヒュルケンベルグがポールポジションからスタート、完璧なレース戦略で最後まで首位を守り優勝した。ヒュルケンベルグは最速ラップタイムも記録しポイントを獲得した。レース結果にはピットストップのタイミングが大きく影響した。レース中盤でピットストップを行ったドライバーはタイヤパフォーマンスを最大限に引き出し、ソフトコンパウンドの力を効果的に利用していた。ロルダン・ロドリゲス(ピケGP)が2位でゴールし、アンドレアス・ヅゥーバー(FMSI)が3位でゴールした。

日曜日に行われた全24周のスプリントレースはウェットコンディション下で争われ、アクシデントが多発する展開となった。このレースでも、リバースグリッドによりグリッド8番手からスタートしたヒュルケンベルグが、フィーチャーレースに続き優勝した。ほとんどのドライバーがレースの最初から最後まで装着していたウェットタイヤが、結果的に路面状況に最適なオプションとなった。2位には果敢に攻め続けたアルバロ・パレンテ(オーシャン・レーシング・テクノロジー)が入り、今シーズン自身初の表彰台に登った。3位でゴールしたのは小林可夢偉(DAMS)で、同じく今年のGP2メインシリーズで初めて表彰台に登った。ヒュルケンベルグはレース最速ラップタイムも記録し、追加の1ポイントを獲得して週末を締めくくった。

ドイツ戦終了時点で、合計獲得ポイントを46ポイントに伸ばしたヒュルケンベルグが首位に躍り出た。ロメイン・グロージャン(Barwaアダックス・チーム)が42ポイントで2位に、グロージャンのチームメイト、ヴィタリー・ペトロフが41ポイントで3位に着けている。チームランキングではBarwaアダックス・ チームが合計83ポイントで首位を守り、ARTグランプリが72ポイントで2位に、Fat Burnerレーシング・エンジニアリングが26ポイントで3位に着けている。GP2シリーズ第6戦は7月24日~26日までハンガロリンク・サーキット(ハンガリー)で開催される。

浜島裕英 ブリヂストンMS・MCタイヤ開発本部長のコメント:
「GP2の今週末のソフトタイヤとウェットタイヤのパフォーマンスは大変良好でした。第1レースで早めにタイヤを交換したドライバーはレース終盤にグリップダウンに見舞われましたが、15周以降にピットに入ったドライバーのタイヤは非常に持ちが良く、特にレースで優勝したニコ・ヒュルケンベルグの場合はその優位性がはっきりわかりました。週末を通じて涼しい気候だったので、中にはソフトスリックではウォームアップに時間がかかると感じたドライバーもいましたが、全体的には、私たちは今回使用したブリヂストンのいずれのスペックにもとても満足しています。見事なレース結果を残したニコを祝福したいと思います。」

コース:ニュルブルクリンク( 5.148km×24laps=123.535km ) 天候:Rain-Cloudy/路面:Wet-Dry 気温:14℃ 路面温度:15℃

※レース結果は省略させて頂きました。

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IRL:ホンダ・リリース 第10戦トロント ”ダリオ・フランキッティが今季3勝目”

Honda_logo ダリオ・フランキッティが今季3勝目
武藤英紀は12位

In090713001h 2009年7月12日(日)
決勝
会場:ストリート・オブ・トロント(全長1.755マイル)
天候:快晴
気温:21~23℃

2007年までチャンプカー・ワールドシリーズの一戦として、カナダ最大の都市トロントのレースは大きな人気を博してきた。08年のシーズン開幕直前にインディカー・シリーズとチャンプカー・シリーズの統一がなされたために、昨年はトロントでのレースは行われなかったが、今季から再び開催される運びとなった。3日間のイベントは、ダウンタウンのすぐ南側に設定されたストリートコースで、今年も多くの観客を集める盛大なものとなった。

In090713002h ダリオ・フランキッティ

真っ青な空の下、23人のドライバーたちは午後1時にスタート。5人のドライバーたちが次々とトップに立つエキサイティングな展開となったレースは、ポールポジションからスタートしながら、いったん、大きく後退したダリオ・フランキッティ(Target Chip Ganassi Racing)の優勝で幕を閉じた。

レース序盤をリードしたフランキッティは、1回目のピットストップで作業ミスがあったために10位以降まで後退。しかし、レースが終盤になってから、彼がピット作業を受けている間にフルコースコーションが出される幸運に恵まれ、ピットアウトするとフランキッティはエリオ・カストロネベス(Team Penske)の後ろの2位まで順位をばん回した。

In090713003h ライアン・ブリスコ

リスタートのあとにカストロネベスがドライビングミスをして、フランキッティはレースリーダーの座へと復活、そのまま今季3勝目を飾った。フランキッティはチームメートのスコット・ディクソンを抜き、2点という僅差ながらポイントリーダーへと返り咲いている。

カナダ、そしてトロントのレースで大歓声を浴びたのは、2人のカナダ人ドライバーだった。フランキッティが早めのピットストップを行ったあとにトップに立ったのがアレックス・タグリアーニ(Conquest Racing)で、予選15位だったポール・トレイシー(KV Racing Technology)が、タグリアーニを追って2位にまで大きく順位を上げた。

トレイシーはフランキッティと優勝争いを繰り広げることになるとの期待が寄せられたが、2位のポジションをカストロネベスと争っている間に接触して両車リタイア。タグリアーニは最後のピットストップで後退し、9位でゴールした。

In090713004h ウィル・パワー

トレイシーとカストロネベスがコースから去った後も、フランキッティの後方では激しい順位争いが最後まで続いた。2位は、予選で11位と苦戦したライアン・ブリスコー(Team Penske)のものとなり、スタート直後にタイヤトラブルで最後尾まで落ちたウィル・パワー(Team Penske)が見事なばん回を実現して3位でゴールしたが、4位のディクソン、5位のジャスティン・ウィルソン(Dale Coyne Racing)、6位のダニカ・パトリック(Andretti Green Racing)までが最終ラップまで白熱したバトルを繰り広げた。

In090713005h 武藤 英紀

予選22位で最後列グリッドからのスタートだった武藤英紀(Andretti Green Racing)は、1回目のフルコースコーションでピットインしない作戦が功を奏し11位まで順位を上げたが、グリップが決定的に不足しているマシンであったため、アクシデントを起こさずに走り続けるのがやっとという状態。それでも武藤はミスなく走り続け、12位でゴールした。

コメント
ダリオ・フランキッティ(優勝)

「オプショナルタイヤでスタートしたが、タイヤが消耗して苦しい走りになっていた。その上、ピットで時間がかかって順位を落とした。しかし、作戦がよかったことでポジションを大きくばん回できた。また、今日の我々のマシンはリスタートが非常によかったので、それも勝利につながったと思う」

ライアン・ブリスコー(2位)
「優勝できず、2位ばかりなのは悔しいけれど、今週の場合は予選でとても苦労していたので、2位という結果には満足すべきだと思う。今日のフランキッティは運も味方していた。決勝に向けてマシンをよくすることができ、作戦もよかった。ポイントランキングのことを考えても2位はいい結果だ」

ウィル・パワー(3位)
「スタート直後にリアタイヤにダメージを負ってしまったが、幸いにもギリギリで周回遅れにはならずに済んだ。そこからは思いきり走り続け、大いに今日のレースを楽しむことができた。スタートで起きたことを考えれば、3位は喜んでいい結果だと思う」

武藤英紀(12位)
In090713006h 「昨日までとは大きく違うセッティングを朝のウオームアップで試し、昨日よりはハンドリングがよくなっていることを確認できました。マシンが跳ねていた部分での挙動も安定し、縁石に乗ることもできるようになっていました。しかし、そこからさらにセッティングを進めたところ、決勝でのマシンはとんでもなくグリップしないマシンになっていました。毎ラップ、同じラインを走れないぐらいの状態で、昨年からインディカーで戦って来た中で、最もグリップしないマシンでした」

エリック・バークマン|HPD社長
「ストリートレースは本当にエキサイティングだ。今日のレースは、その中でも非常に内容の濃いものだったと思う。若く、才能に恵まれたドライバーたちが、思う存分にレースを戦っていた。序盤のフルコースコーションで作戦が二分され、カナダ人ドライバー2人がトップを争う展開になると、サーキット全体がエキサイトしているのが感じられた。最終的にビッグチームのドライバーたちが上位を占めたが、例えばパトリックは、すばらしい戦いぶりをレースを通じて続けたし、彼女のほかにも数多くのドライバーたちが輝きを放つレースを見せてくれた。次戦のエドモントンも今回と同様に激しい戦いになるだろう」

写真(C)Honda Motor Co Ltd.

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F1,GP2:TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)レポート【7月13日号】

Tdplogo 2009年7月13日
トヨタ自動車(株)
モータースポーツ推進室

TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)レポート 【7月13日号】

GP2シリーズドイツ大会第2レースで小林可夢偉が3位表彰台!
全日本F3第9戦で国本雄資が今季3勝目 ランキング首位タイに浮上
 

F1世界選手権
 F1第9戦ドイツGPが7月10日(金)から12日(日)にかけてドイツのニュルブルクリンク・サーキットで開催された。今季のF1にはTDPドライバーの中嶋一貴(AT&Tウィリアムズ)が参戦している。
 F1でのドイツGPは、近年ホッケンハイムリンクとニュルブルクリンクが交互開催しており、昨年はホッケンハイムリンクで行われていたため、昨年からF1にフル参戦した中嶋にとっては、ニュルブルクリンクをF1で戦うのは初めてのこととなる。
 しかし、中嶋は一昨年のGP2シリーズにおいて同コースでレースを戦っており、第1レース、第2レース共に3位表彰台を獲得するという活躍を見せた。F1の前戦イギリス大会でも、惜しくもポイント獲得は成らなかったものの、速さは見せており、念願の今季初入賞へ向け、期待が高まった。

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NASCAR:トヨタモータースポーツニュース 第19戦シカゴランド

2009年7月12日
トヨタ自動車(株)
モータースポーツ推進室 
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第19戦 LifeLock.com 400


開催日:7月11日

デニー・ハムリンが2戦連続トップ5フィニッシュ 

09nascar21_1 5位でフィニッシュしたデニー・ハムリン(#11) 

 7月11日(土)、米国中部イリノイ州ジョリエットのシカゴランド・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第19戦「LifeLock.com 400」が開催された。

 9日(木)午後7時30分から行われた予選で、ブライアン・ヴィッカーズが今季5度目のポールポジションを獲得。チームメイトのスコット・スピードが2番手につけ、“トヨタ カムリ”が最前列グリッドを独占。また、ハムリンが4番手、Ky.ブッシュ6番手、デイビッド・ロイティマンとマーコス・アンブローズが9、10番手で5列目に並び、“トヨタ カムリ”は6台がトップ10グリッド。12台が決勝に進んだ。

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IRL:Rd.10トロント レース結果

■ダリオ・フランキッティ、今シーズン3勝目を挙げる

ダリオ・フランキッティ (C)IRL Media 拡大します

インディカーシリーズ第10戦トロント決勝レースは、ダリオ・フランキッティ(チップガナッシ)が、ポールトゥウィンで今シーズン3勝目を飾った。

スタートで飛び出したフランキッティの後方で、グラハム・レイホールとウィル・パワーが接触、レイホールはフロントウイングを破損し、パワーはタイヤをパンク、さらに後続のライアン・ブリスコが破損したマシンの破片を拾ってこちらもパンク。これで5番手グリッドからスタートしたアレックス・タグリアーニ(コンクエスト)が2番手に上がった。

フランキッティがピットストップに手間取ったため、タグリアーニが25ラップ目にトップに立ち、一時は2番手にポール・トレ-シーと、地元カナダ人ドライバーのワンツーとなり観客を沸かせた。58ラップ目にレイホールとラップ遅れのエド・カーペンターがからんでコーションとなり、フランキッティは素早いピット作業でエリオ・カストロネペスに次いでコースに戻った。このときトップにいたタグリアーニがステイアウトしたため、その後グリーンフラッグ下でピットインすることになり9位に後退した。

65ラップ目にターン1でカストロネペスがアウトにふくらんだ隙にフランキッティはトップに立った。そして、 レースも残り10ラップで2番手争いのカストロネペスとトレーシーがターン3でクラッシュ、トレーシーはウォールにぶつかり、カストロネペスもサスペンションを傷めて両者ともここでレースを終えることになった。残りのラップをフランキッティは楽に逃げ切りゴール。

2位と3位にはオープニングラップのパンクを挽回してブリスコとパワーが表彰台に立った。4位スコット・ディクソン、5位ジャスティン・ウィルソン、6位にダニカ・パトリックとなった。武藤 英紀は最後列グリッドから追い上げて12位でフィニッシュ。

これにより、ランキングでフランキッティはディクソンに2ポイント差をつけて再びトップに立った。シリーズは次戦は2週間後、同じカナダのエドモントンで開催される。

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GP2:Rd.5ニュルブルクリンク 第2レース結果

■ヒュルケンバーグ連勝
  小林は今季初表彰台の3位入賞

ニコ・ヒュルケンバーグ (C)GP2 Series Media Service   拡大します

GP2シリーズ第5戦ニュルブルクリンク第2レースは、ニコ・ヒュルケンバーグ(ARTグランプリ)が第1レースに続いての優勝。2位にはアルバーロ・パランテ(オーシャンレーシング・テクノロジー)、3位に小林 可夢偉(Dams)が今シーズン初の表彰台となった。メインシリーズに入って苦戦の続いていた小林にとっては開幕ラウンド以来のポイントゲットとなった。

レースは霧雨の状況で開始され、小林が9番手グリッドから素晴らしいスタートでジャップアップ。8番手グリッドのヒュルケンバーグも同様に素晴らしいスタートを決めた。ヒュルケンバーグはすぐにトップのヴィタリー・ペトロフ(ブロワー・カンポス)に続いて2番手に上がる。ペトロフはルーカス・ディグラッシとの接触でドライブスルーペナルティをとられて後退、4位でゴールした。5位にはロメイン・グロージャンが22番手グリッドから追い上げて入賞した。グロージャンは、第1レースでのルカ・フィリッピとの接触で第2レース、5グリッド降格処分を受けていた。この他に第1レースで、アルベルト・ヴァレリオがピットアウト時の注意義務違反で3グリッド降格、パスター・マルドナドもディアゴ・ヌメスとの接触で5グリッド降格となっている。

ヒュルケンバーグは地元でのポールと2つの優勝により、グロージャンに4ポイント差をつけて初のランキングトップに躍り出た。

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2009年7月12日 (日)

IRL:ホンダリリース 第10戦トロント予選 ”ダリオ・フランキッティが今季3度目のポールポジション”

Honda_logo

ダリオ・フランキッティが今季3度目のポールポジション
武藤英紀は22番グリッド

2009年7月11日(土)
予選
会場:ストリート・オブ・トロント(全長1.755マイル)
天候:晴れ
気温:26~27℃

シーズン後半戦に突入した2009年IRLインディカー・シリーズは、国境を越えてカナダ最大の都市であるトロントへと初めてやってきた。07年までチャンプカー・ワールドシリーズがトロントでレースを行っていたが、そのイベントが今年からHondaインディ・トロントとして、インディカー・シリーズの1戦に加わったのだ。

今年3戦目となるストリートレースは、トロント市街地の南側、オンタリオ湖畔の一般道路と催事場内の道路を使った全長1.755マイルのコースで開催される。

Hondaインディ・トロントは3日間のイベントで、初日の金曜日には好天の下で2回のプラクティスが行われた。ところが、土曜日に予定されていたプラクティス3回目は雷雨に見舞われた。幸いにも午後の予選までに天候は完全に回復し、太陽が照りつける中で出場した23台がソフトとハード、2種類のタイヤを駆使し、3ステージ制の予選を戦った。

プラクティス3回目がウエットコンディションとなり、どのチームも走行データの少ない状態で予選を迎えた。そんな難しい状況下で、フレッシュな顔ぶれが目覚ましい健闘を見せた。カナダ出身のアレックス・タグリアーニ(Conquest Racing)と、ルーキーのマイク・コンウェイ(Dreyer & Reinbold Racing)が初めての最終ステージ進出を果たしたのだ。その一方でスコット・ディクソン(Target Chip Ganassi Racing)、エリオ・カストロネベス(Team Penske)、そしてライアン・ブリスコー(Team Penske)など、ポイントランキングの上位陣が最終ステージ進出を逃した。

ソフトタイプのオプショナルタイヤは、速いラップタイムを記録するのに適している。しかし、最終ステージ進出を果たした6人のドライバーは、与えられたオプショナルタイヤ2セットを第1、第2ステージで1セットずつ投入したため、新品ではない、数周を走ったセットしか残していなかった。

ダリオ・フランキッティ(Target Chip Ganassi Racing)は第2ステージで5周使用したタイヤで最終ステージを走り出し、残り時間が3分をきってから1分1秒0249=平均時速103.532マイルというすばらしいラップを刻み、昨週ワトキンス・グレンで優勝したばかりのジャスティン・ウィルソン(Dale Coyne Racing)からトップの座を奪った。また、この後にウィル・パワー(Team Penske)が2位に浮上し、グラハム・レイホール(Newman/Haas/Lanigan Racing)が3位へと食い込んだが、2人ともフランキッティのタイムを破ることはできず、彼の今季3度目、キャリア9度目のポールポジションが決定した。

武藤英紀(Andretti Green Racing)は、第1ステージで最初のアタックに入ったところで、スピンしたトニー・カナーン(Andretti Green Racing)に進路を塞がれ、チームメートのマシンにクラッシュするのを避けるためにタイヤバリアに突っ込んだ。マシンに大きなダメージはなく、武藤は予選再開後も走り続けることはできたが、オプショナルタイヤでのアタックでも第2ステージへの進出はならず、スターティング・グリッドは22番手と決まった。

また、トロント出身のポール・トレイシー(KV Racing Technology)は、地元イベントとあって、新たにオンタリオHondaディーラーズをメインスポンサーに迎え、Indy500、ワトキンス・グレンに続く今年3戦目の出場を果たしている。大きな声援を受けたトレイシーは、プラクティス3回目にウエットコンディションでトップタイムをマークし、存在感をアピールしていたが、ドライコンディションでの予選結果は15位となった。

コメント
ダリオ・フランキッティ(ポールポジション)

「カナダ、そしてトロントにはレースが大好きなファンがたくさんいる。そうした人々の前でレースを戦うのは、私にとっても大きな喜びだ。初めてトロントを走ったのは1997年だったが、サーキットはその頃とほとんど変わっていない。実にチャレンジのしがいがあるコースだ。路面は舗装にいくつも種類があり、それぞれでグリップが異なる。コンクリートの部分は特に滑りやすく、注意が必要だ。コース全域にバンプも多い。今日、ポールポジションを獲得できたのは、マシンのセッティングが昨日より大きく向上したからだ。予選日の朝のプラクティスが雨だったことを考えると、チームがいかにすばらしい仕事をしてくれたかが分かるだろう」

ウィル・パワー(2番手)
「レースに出場するのはIndy500以来になる。その後はレースを走れず、ピットなどで観戦してきたが、とても辛いものだった。しかし、私は偉大なチームの一員として、今回のようなチャンスをもらうことができた。マシンは昨日の走り出しから非常によく、大きなセッティング変更はしていないが、予選では細かな変更を重ねて、2位という結果を手にすることができた。走る場を与えられた時に持てる力のすべてを発揮するのが私の仕事で、今日の予選ではそれを成し遂げることができたと思う。2位はうれしい結果だ」

グラハム・レイホール(3番手)
「金曜日のマシンの状態は、正直いって大いに不満だった。セッティング変更も一切効果をもたらさなかった。しかし、チームはパニックに陥らずに懸命に作業をこなし、予選でのマシンをとてもハンドリングのいいものに変えてくれた。ドライバーである自分は、タイヤの性能を最大限に引き出すことに全力を投入した。最終ステージは第2ステージで使ったオプショナルタイヤで走ったが、完全に性能を出しきることはできず、結果は3位となった。しかし、3位なら全く問題はない」

武藤英紀(22番手)
「予選が始まって間もなく、カナーンがスピンしていたのを避け、タイヤバリアに突っ込んでしまいました。フロントウイングにダメージがありましたが、走ることはできる状態でした。ただ、オプショナルタイヤをダメにしてしまったのは、明日のレースに対して痛手となりました。明日のレースは、残るシーズンのロードレースに向けた試金石のようなものになりますが、今日までとは大きく違ったセッティングを試そうと思います」

エリック・バークマン|HPD社長
「インディカー・シリーズにとってストリートレースは本当にすばらしいものになっていると思う。今日決定したスターティング・グリッドは、各チーム、そして各ドライバーの磨き上げてきたスキルの高さを表している。小さなチーム、まだそれほど名の知られていないチームでも、力を出しきれば見事な結果を得ることができる。昨週のワトキンス・グレンに続いてそれが証明された。昨週は本当に多くのトライの後に、1つのチームが初優勝を達成したが、今週もとてもエキサイティングなレースが展開されるものと期待している。カナダのファンはとても熱心で、そして、トロントには長いレースの歴史がある。この国の多くのファンは、インディカー・レースに注目し続けてくれていたと思う。明日の決勝には多くの人々が集まってくれるだろう」

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NASCAR:Rd.19シカゴランド レース結果

■マーチン、今シーズン最多の4勝目を挙げる

マーク・マーチン (C)nascarmedia 拡大します

NASCARスプリントカップ第19戦シカゴランド決勝レースは、終盤の波乱を制したマーク・マーチンが今シーズン4勝目、自身通算39勝目を挙げた。これでマーチンは今シーズン最多勝ドライバーとなった。

レースは終盤アクシデントが相次ぎ、261ラップ目にカイル・ブッシュのマシンがエンジンブローしてこのレース7回目のコーションとなった。このリスタートでマーチンは、チームメイトのジェフ・ゴードンをリードし、残り2ラップとなったレースをトップでゴールした。2位にゴードン、3位ケーシー・カーン、4位トニー・スチュワート、5位デニー・ハムリン、6位ライアン・ニューマンとランキングでの上位陣が続いた。

マーチンはこの勝利でランキングを2つ上げ、再びチェイス圏内に浮上。カーンは4ランクアップの8位に、ファン・モントーヤも2ランクアップの9位となった。その一方、グレッグ・ビッフィルは4ランクダウンでチェイス圏外の13位に後退した。チェイスレースまで残り7戦、ボーダーラインのドライバーにとっては、これから取りこぼしの出来ないレースが続くことになる。

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IRL:Rd.10トロント 予選結果

ダリオ・フランキッティ (C)IRL Media 拡大します

インディカーシリーズ第10戦トロントは、ダリオ・フランキッティ(チップガナッシ)が、今シーズン3回目のポールポジションを獲得した。

この日のトロントは朝から天気予報通り雨、しかも嵐となり、観客も一時屋根のあるスタンドに避難する状況となった。午前中のプラクティス実行が危ぶまれたが、1時間半ほど遅れて走行時間も短縮してプラクティスがスタートした。まだ雨の残る中、スピン、クラッシュするマシンが相次ぎ大荒れのセッションとなった。中でもトニー・カナーンは激しくクラッシュ、マシンは大破した。その中で地元ポール・トレーシーがトップタイムをマークした。そのトレーシーもスピンを喫している。

午後からの予選は、雨も止み路面もドライの状況でスケジュール通りノックアウト方式で予選がスタートした。ポールポジションを獲得したフランキッティにとっては、このトロントは1997年にCARTで初のポールを獲得した場所だった。2番手にウィル・パワー、3番手にグラハム・レイホール、4番手にジャスティン・ウィルソンと、やはり旧CCWSドライバーが速さを見せた。アレックス・タグリアーニ(コンクエスト)が称賛すべき5番手、このところ調子を上げてきているマイク・コンウェイが6番手と、ここまでが最終予選に勝ち残った。

トニー・カナーンは、メカニックの必死の修復作業で予選に間に合ったが、フルコースコーションでの減速違反でベスト2タイムを抹消され20番手グリッドとなった。マルコ・アンドレッティは17番手、その次の18番手にダニカ・パトリック、武藤 英紀もワーストの22番手グリッドとアンドレッティ・グリーン勢はいずれも後方からのスタートとなった。また、期待されたポール・トレーシーも第1予選を突破できず15番手グリッドとなった。

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GP2:Rd.5ニュルブルクリンク 第1レース結果

■ヒュルケンバーグ、シリーズ初優勝

ニコ・ヒュルケンバーグ (C)GP2 Series Media Service   拡大します

GP2シリーズ第5戦ニュルブルクリンクは、ニコ・ヒュルケンバーグ(ARTグランプリ)が、レースを終始コントロールし、GP2シリーズ初優勝をポールトゥウィンで飾った。

スタートでトップに立ったヒュルケンバーグに続いて、3番手スタートのルーカス・ディ・グラッシ(ファットバーナー・レーシングエンジニアリング)が、ロルダン・ロドリゲス(ピケGP)をかわして2番手で続いた。ロドリゲスがディ・グラッシに抑えられている間にヒュルケンバーグは8秒差までリードを広げた。ピットストップで、ロドリゲスはようやくディ・グラッシの前に出て2位でゴール。ディ・グラッシはピットストップでタイヤを4本替えたため、低い路面温度でペースが上がらず、最終的に7位にまで順位を落とした。

ロメイン・グロージャンは14番手スタートから6番手まで順位を上げたが、ハイドロリック系トラブルのため残り2ラップでストップ、ノーポイントに終わった。小林 可夢偉は15番手から9位まで順位を上げてゴール。

この結果、ランキングではトップのグロージャン40ポイントにヒュルケンバーグが1点差まで迫り、さらに1点差の3位にヴィタリー・ペトロフが続くという接戦になっている。

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2009年7月11日 (土)

IRL:Rd.10トロント プラクティス結果 (7月10日)

ラファエル・マトス (C)IRL Media 拡大します

インディカーシリーズ第10戦は、シリーズ初のトロント市街地でのレース。10日行われた2回のプラクティスでは、ルーキーのラファエル・マトス(ルッチオ・ドラゴン)が総合トップタイムをマークした。しかし、マトスは2回目のプラクティス終盤に最終コーナーでクラッシュを喫している。

2番手には、前戦優勝者のジャスティン・ウィルソン、3番手にはインディ500以来のドライブのウィル・パワー、4番手にロバート・ドーンボスと、一昨年までこのコースでレースをしていた旧チャンプカードライバーが上位を占めた。

一方、エリオ・カストロネペス、ダニカ・パトリック、マルコ・アンドレッティなどがクラッシュしてる。地元のポール・トレーシーは13番手、武藤 英紀も19番手のタイムにとどまった。

明日は1回のプラクティスの後予選が行われるが、天気は雨との予報が出ている。

 (C)IRL Media 拡大します

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GP2:Rd.5ニュルブルクリンク 予選結果

ニコ・ヒュルケンバーグ (C)GP2 Series Media Service   拡大します

GP2シリーズ第5戦ニュルブルクリンク予選は、ニコ・ヒュルケンバーグ(ARTグランプリ)が、今シーズン2回目のポールポジションを獲得した。2番手にはロルダン・ロドリゲス(ピケGP)、3番手にルーカス・ディ・グラッシ(ファットバーナー・レーシングエンジニアリング)となった。

ヒュルケンバーグは予選残り5分でロドリゲスを0.089秒の僅差で逆転、その直後にルカ・フィリッピが最終シケインでスピン、立ち往生して最終区間でイエローフラッグが出された。残り2分でイエロー解除となったが、ヒュルケンバーグのタイムを上回るドライバーはいなかった。

ランキングトップのロメイン・グロージャンは14番手、その後に小林 可夢偉が15番手グリッドとなった。

(C)GP2 Series Media Service   拡大します

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2009年7月10日 (金)

NASCAR:Rd.19シカゴランド 予選結果

ブライアン・ビッカーズ (C)nascarmedia 拡大します

NASCARスプリントカップ第19戦シカゴランド予選は、レッドブル・レーシングのブライアン・ビッカーズが今シーズン5回目のポールポジションを獲得した。2番手には最終46番目に予選アタックに入ったルーキーのスコット・スピードが入り、レッドブルのフロントロー独占となった。

 (C)nascarmedia 拡大します

3番手にはジミー・ジョンソン、4番手にデニー・ハムリン、5番手にクリント・ボウヤ、6番手にカイル・ブッシュというグリッドとなった。ランキングトップのトニー・スチュワートは32番手とグリッド後方からのスタートとなった。

ビッカーズは1.5マイルトラックで29.322秒(184.162mph)と他を寄せ付けない速さで予選を走った。これでビッカーズは今シーズン、1.5マイル、2.0マイル、ショートオーバル、ロードコースと4種類のトラックでポールを獲得。これまで通算10回のポールを獲得しているビッカーズは、ポールが優勝に結びついておらす3年前のタラデガでの勝利が唯一のものとなっている。

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NASCAR:ビルニューブ、カナダのNASCARレースに出場

ジャック・ビルニューブ (C)nascarmedia 拡大します

F1ワールドチャンピオンのジャック・ビルニューブは、今週末カナダ、ケベック州のAutodrome St-Eustacheで開催される、NASCARの地方選手権であるカナダシリーズの『Tode 250』に出場することになった。

ビルニューブは、No.7 タイド/ウォールマート・フォード・フュージョンで出場。11日の木曜日には同サーキットで、チームメイトのアンドリュー・レンジャーとJonathan Bouvretteとともにテスト走行を行った。

ビルニューブのレース出場は、昨年のルマン24時間レースの後、アルゼンチンでのツーリングカーレース以来のことになる。このレースには日本から吉本 大樹も出場した。

 (C)nascarmedia 拡大します

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2009年7月 9日 (木)

WTCC:ボルボ、ブランズハッチ戦に出場

WTCC ボルボ C30 (C)Volvo Cars Motorsports 拡大します

7月9日、ボルボカーズ・モータースポーツは、来週末行われるWTCC第8戦ブランズハッチラウンドに2台のC30を出場させることを発表した。ボルボのWTCC参戦は、昨年のブランズハッチ以来1年ぶりのことになる。昨年は1台のみの出場だったが、今年はロバート・ダールグレンとトミー・ラスタッドが互いに情報を交換することが出来る。カラーリングは、Volvo Genuine PartsとPolestar Performanceのユニークなものになる。

今年、スウェーデンのツーリングカーチャンピオンシップ(STCC)で、ボルボは全てのレースでポールポジションを獲得し、いくつかのレースで勝利を収めている。

ボルボカーズ・モータースポーツ・ディレクター、デリ・クラブ:「昨年は調査のための参戦だったが、今年はイギリスのボルボファンと顧客に素晴らしいショーを見せられるよう体制を整えてきた。われわれのWTCCへの参戦は、また、STCCシリーズが世界と比較しても非常に高いレベルにあるチャンピオンシップであることを示すことができると考えている」

ただし、ボルボC30はスウェーデン国内のホモロゲーションを受けて出場するため、WTCCでのポイントは加算されず、最大のサクセスバラストを積んでの出場となる。

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DAKAR:ダカールラリー2010年大会バイク規定

Dakar 2009年ダカールラリー (C)ASO.

ダカールラリーの主催者であるASO.は、2010年のモト部門についてのレギュレーションを発表した。この件については、6月に発表されたASO.の排気量を縮小する改正案に2009大会の優勝チームKTMなどが反発、KTMは来年の大会からのワークス撤退を表明していた。

 2009年7月8日

競技用バイクに関する規定
 
 ダカール・ラリーのバイクの規定について、ASOはモト部門のプロ&アマチュア競技者、オートバイメーカーやチューンンアップ業者、国際2輪協会などの担当者らと何度も協議を重ねてきました。
 その結果、当大会の競技用バイクは450cc以下とするという規定はそのままということになりました。

 しかしこの実施において、下記のような段階を経ることになります。

 ダカール・ラリー2010大会では、エリートパイロットが450ccを越えるバイクを使用する際は、リストリクターを設置する。もちろん、エリートパイロットは450cc以下のバイクで参加もOK, その他のアマチュアはバイクの種類は任意、リストリクターの設置は不要。

 2011年大会では、エリートパイロットはすべて450cc以下でなければいけない。その他アマチュアパイロットはバイクの種類は任意だが、450ccを越えるバイクを使用する場合、リストリクターの設置が義務付けられる。

 2012年大会では、全員450cc以下のバイクでなければならない。
 
 使用するリストリクターは現在準備中で、7月中旬以降、エリートパイロットに配布される。リストリクターは様々な重量のバイクが重さ&パワーレシオがほぼ同比になるようデザインされているもの。

 エリートパイロットのリストはこちらでダウンロードできる。

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IRL:Rd.10トロント・エントリーリスト (訂正版)

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インディカーシリーズ第10戦はトロント市街地での初のIRLレースとなる。エントリーリストでは、ペンスキーからウィル・パワーと、コンクエストからアレックス・タグリアーニが復帰して23台のエントリーとなった。ドレイヤー・レーンボールドのNo.23には再びトーマス・シェクターがドライブする。チーム3Gはリチャード・アンティヌッチの続投、アンティヌッチはこのままシーズン最後までのシートを確保したと見られている。

■エントリーリスト

IndyCarR Series Honda Indy Toronto
At Streets of Toronto Sunday July 12 2009 ABC/IMS Radio Network/XM 145/Sirius 211Live)
No Driver Hometown Car Name Entrant Race Strategist
2 R.マトス (R) Belo Horizonte, Brazil US Marines Luczo Dragon Racing Luczo Dragon Racing Jay Penske
3 H.カストロネベス Sao Paulo, Brazil Team Penske Team Penske Tim Cindric
4 D.ウェルドン Emberton, England National Guard Panther Racing Panther Racing John Barnes
5 M.モラエス Sao Paulo, Brazil KV Racing Technology/Votorantim KV Racing Technology Mark Johnson
6 R.ブリスコ Sydney, Australia Team Penske Team Penske Roger Penske
7 D.パトリック Roscoe, Ill. Boost Mobile/Motorola Andretti Green Racing Michael Andretti
9 S.ディクソン Auckland, New Zealand Target Chip Ganassi Racing Target Chip Ganassi Racing Mike Hull
10 D.フランキッティ Edinburgh, Scotland Target Chip Ganassi Racing Target Chip Ganassi Racing Chip Ganassi
11 T.カナーン Salvador, Brazil Team 7-Eleven/Nestle Pure Life Andretti Green Racing George Klotz
12 W.パワー Toowoomba, Australia Penske Truck Rental Penske Racing John Erickson
13 E.ビソ Caracas, Venezuela PDVSA HVM Racing HVM Racing Michael Cannon
14 R.ハンター-レイ Boca Raton, Fla. ABC Supply Co. AJ Foyt Racing A.J. Foyt Enterprises A.J. Foyt
15 P.トレーシー Scarborough, Ontario Ontario Honda Dealers-woundedwarriors.ca KV Racing Technology Jimmy Vasser
18 J.ウィルソン Sheffield, England Z-Line Designs Dale Coyne Racing Bill Pappas
20 E.カーペンター Indianapolis Vision/William Rast/Lilly Racing Vision Racing Jeff Britton
23 T.シェクター Cape Town, South Africa Mona Vie/Dreyer & Reinbold Racing Dreyer & Reinbold Racing Larry Curry
24 M.コンウェイ (R) Bromley, England Valspar/Dreyer & Reinbold Dreyer & Reinbold Racing Dennis Reinbold
26 M.アンドレッティ Nazareth, Pa. NYSE/iShares Andretti Green Racing Kyle Moyer
27 武藤 英起 Tokyo Formula Dream Andretti Green Racing Kim Green
34 A.タグリアーニ Lachenaie, Quebec King Tut/Conquest Racing Conquest Racing Brandon Fry
98 R.アンティヌッチ (R) San Diego Novicomm LED Lighting Technology CURB/Agajanian/Team 3G Owen Snyder
02 G.レイホール New Albany, Ohio McDonald’s Racing Team Newman/Haas/Lanigan Racing John Tzouanakis
06 R.ドーンボス (R) Rotterdam, Netherlands Newman/Haas/Lanigan Racing Newman/Haas/Lanigan Racing Todd Malloy
Twenty-three cars entered. All cars use Dallara chassis, Honda engines and Firestone tires.
Issued: 7/7/09

* 一部カーナンバーが間違っていましたので訂正致します。

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NASCAR:マーチン・トルックスJr.、2010年はウィルトリップ・レーシングへ移籍

マーチン・トルックスJr. (C)nascarmedia 拡大します

7月8日、NASCARスプリントカップドライバーのマーチン・トルックスJr.は、今シーズン限りでアンハート・チップガナッシ・レーシングを離れ、2010年はマイケル・ウォルトリップ・レーシング(MWR)へ移籍することが発表された。

トルックスは、2010年からMWRと複数年契約でチームのNo.56ナパ・トヨタ・カムリをドライブする。今年No.55をドライブしているチーム・オーナーのマイケル・ウォルトリップは、来年はチームオーナーの仕事に専念することになるが、デイトナ500などいくつかのレースにはスポット参戦する予定となっている。

2007年にチェイスに残り、シリーズ11位となったトルックスは、この年のドーバーでシリーズ初優勝を遂げている。今シーズンアンハートInc.とチップガナッシ・レーシングの合弁で、ファン・モントーヤのチームメイトとなった。デイトナ500でポールポジションを獲得し、幸先の良いスタートを切ったと思われたがその後成績は低迷、モントーヤがチェイス圏内に入っているのに対してランキング24位となっている。

来年のデイトナ500ではマイケル・ウォルトリップがNo.55をドライブするが、その後はトルックスがそのオーナーズポイントを受け継いで出場することになる。

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BF3:ARTグランプリ、イギリスF3にスポット参戦

ジュールズ・ビアンキ(C)DTM/EF3 Media  拡大します

ユーロF3(EF3)シリーズのトップチームのひとつARTグランプリが、今年のイギリスF3のスパ・フランコルシャンとアルガルブでのラウンドにスポット参戦することになった。
7月24日に開幕するスパ・フランコルシャンと9月のアルガルブには、目下EF3ランキングトップのジュールズ・ビアンキ、マスターズF3優勝者バルテリ・ボトス、エスティバン・グーテェレスとパトリック・タンベイの息子アドリアン・タンベイの4名がARTのダララ・メルセデスで出場する。

フランスをベースとするARTグランプリは昨年までユーロF3シリーズで6年連続チャンピオンを獲得。2004年ジェイミー・グリーン、2005年ルイス・ハミルトン、2006年ポール・ディレスタなどがARTグランプリのマシンでチャンピオンになっている。

BF3チャンピオンシップ・コーディネイター:フィオリーナ・ポーリー:「ARTグランプリのようなF3でのすばらしい血統を持つチームがイギリスF3選手権に参加することを喜んでいる。彼らがどのようにイギリスのチームのトップと対決するのかを見られるのは魅力的だ。われわれは、他のユーロF3チームがカレンダーの隙間を利用して、クーパータイヤ・イギリスF3シリーズに参戦することを望んでいる」

ARTグランプリCEO、フレデリック・バッサー:「スパ・フランコルシャンとアルガルブは2つの美しいサーキットだ。いずれうちのドライバー達も近い将来おそらくそこでレースをすることになる。そのため、この2つのサーキットに出場することはとてもメリットがある。異なる環境と新たな技術的なパラメーターを学ばなければならない。それはARTグランプリがイギリスのチームとレースをする良い機会である。この経験はわれわれの知識と技術パッケージを充実させてくれる。今回のプロジェクトがチームとドライバーにポジティブな姿勢をもたらすものと考えている」

この背景には、ドイツツーリングカー選手権(DTM)と連携しているユーロF3シリーズが、今年はDTMと同一のカレンダーとなり、ドイツのサーキット主体のシリーズになったことがあると思われる。

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2009年7月 8日 (水)

IRL:Rd.10トロント スケジュール

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■タイムスケジュール

Weekend Schedule
Friday July 10
08:50 - 09:50 Firestone Indy Lights Practice
10:10 - 11:40 IndyCar Series Practice
12:00 - 12:40 Firestone Indy Lights Practice
13:50 - 14:50 IndyCar Series Practice
15:10 - 15:55 Firestone Indy Lights Qualifying
Saturday July 11
08:50 - 09:20 Firestone Indy Lights Practice
09:40 - 10:40 IndyCar Series Practice
11:30 - 12:00 Pace Car Rides
12:15 - 12:30 Firestone Indy Lights Pre-Race
12:30 - 13:45 Firestone Indy Lights Race
14:05 - 15:35 IndyCar Series Qualifying
16:30 - 17:30 IndyCar Series Driver Autograph Session
Sunday July 12
09:00 - 09:30 IndyCar Series Warm-Up
11:30 - 12:00 Pit Walk-Through
12:00 - 13:00 IndyCar Series Pre-Race Ceremonies
13:00 - 15:15 Honda Indy Toronto IndyCar Series Race (85 laps)
15:30 - 16:00 IndyCar Series Post-Race Ceremonies

Hit_web_map__0629b_6ixb トロント市街地コース

※日本との時差は-13時間(サマータイム)

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2009年7月 7日 (火)

NASCAR:Rd.19シカゴランド・スケジュール/エントリーリスト

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■タイムスケジュール

CHICAGOLAND SPEEDWAY 2009 EVENT SCHEDULE
NASCAR SPRINT CUP SERIES
NASCAR NATIONWIDE SERIES
Thursday July 9TH
08:00 NNS NNS GARAGE OPENS
11:00 NSCS NSCS GARAGE OPENS
14:30 - 15:50 NNS NNS PRACTICE
16:00 - 17:30 NSCS NSCS PRACTICE
18:00 - 19:25 NNS NNS FINAL PRACTICE
19:40 (20:40) NSCS NSCS QUALIFYING (TWO LAPS ALL POSITIONS)
21:30 NSCS NSCS GARAGE CLOSES
22:00 NNS NNS GARAGE CLOSES
Friday July 10TH
11:00 NNS NNS GARAGE & REGISTRATION OPENS
13:00 NSCS NSCS GARAGE OPENS
14:05 (15:05) NNS NNS QUALIFYING (TWO LAPS ALL POSITIONS)
16:00 - 16:45 NSCS NSCS PRACTICE
17:20 - 18:20 NSCS NSCS FINAL PRACTICE
19:00 (20:00) NNS NNS RACE (200 LAPS 300 MILES)
20:30 NSCS NSCS GARAGE CLOSES
Saturday July 11TH
13:00 NSCS NSCS GARAGE OPENS
13:30 - 14:30 NASCAR Pace Car Rides NASCAR Pace Car Rides
18:30 NSCS NSCS DRIVERS INTRODUCTION-SECURITY CLEAR PIT ROAD
19:00 (20:00) NSCS NSCS RACE (267 LAPS 400.5 MILES)
19:30 NSCS NSCS REGISTRATION CLOSES
(EASTERN) ALL TIMES ARE LISTED IN LOCAL / CENTRAL TIME ZONE
5/22/09 NSCS CHI 08-01 TENTATIVE SUBJECT TO CHANGE

Chicagoland20speedway20logo20thumb Cicago

 

 
Chicagoland Speedway

Track Details
Completed : 2000
Distance : 1.5 miles
Shape : D-shaped oval
Banking : 18° turns
11° frontstretch
5° backstretch
Frontstretch : 2,400 feet
Backstretch : 1,700 feet
Seating : 75,000

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2009年7月 6日 (月)

BF3:イギリスF3、2010年から3レース制を採用へ

 (C)Britiish F3 拡大します

クーパータイヤ・ブリティッシュ・フォーミュラ3(BF3)は、2010年シーズンから1ラウンド3レース制の採用を検討している。
来シーズン、BF3は10ラウンドのカレンダーを予定しているため、現在の1.5倍の30レースが行われることになる。

BF3チームのオーガナイザーであるFOTAのスポークスマン、ピーターブリグス:「われわれはチャンピオンシップを30まで拡大することが、チャンピオンシップが抜群の『モータースポーツの大学』になることを助けるという方針の論理的な発展だと考えている。マシンの信頼性はあり、FIAは安全面での認定を与えた。かなりの量の、しかしコントロールされたテストマイルを持っている。来年週末ごとに3レースが開催される。イギリスF3はまずドライバーのためのシリーズであり、まさにそれはドライバーにとっては最高のトレーニングの場である」

BF3チャンピオンシップ主催者のSRDモータースポーツ議長、ステファンラテル:「われわれはイギリスF3のFOTAから提案された1ラウンド3レース、シリーズで30レースが議論されることを嬉しく思っている。シリーズは観客にとても人気があり、テレビ視聴者も多い。この提案はチャンピオンシップがさらにエキサイティングで価値のあるものにすることだろう。われわれはこれを実現するためにFOTAと共に働くことを楽しみにしている」

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IRL:ホンダリリース 第9戦ワトキンスグレン ”ジャスティン・ウィルソンが今季初優勝"

ジャスティン・ウィルソンが今季初優勝
武藤英紀はリタイア

In090706001h_22009年7月5日(日)
決勝
会場:ワトキンス・グレン・インターナショナル(全長3.37マイル)
天候:快晴
気温:22~23℃

IRLインディカー・シリーズは、2009年シーズンの折り返し点となる第9戦を伝統あるロードコース、ワトキンス・グレン・インターナショナルで開催した。予選の行われた土曜日はアメリカの建国記念日で、ワトキンス・グレンの街でも湖畔で花火大会が盛大に催されていた。

In090706002h_2 ジャスティン・ウィルソン

快晴に恵まれた決勝日、予定通りの午後1時半に21台のインディカーはローリングスタートを切り、予選2番手だったジャスティン・ウィルソン(Dale Coyne Racing)が今季初優勝、キャリア2勝目を飾った。この勝利は1986年創設のDale Coyne Racingにとって、アメリカのトップオープンホイールにおける初勝利となった。彼らは通算558レース目にして、ついに優勝をつかんだ。

ポールポジションからスタートしたライアン・ブリスコー(Team Penske)をウィルソンは4周目にパスしてトップに立つと、まったく危なげない走りを続け、ゴールまで走りきってみせた。今年からロードレースでは全チームに9セットのタイヤが供給され、そのうちの3セットがソフトコンパウンドのオプショナルタイヤとなっているが、ウィルソン陣営だけが予選でオプショナルタイヤを1セットしか使わなかった。

In090706004h スコット・ディクソン

決勝日の気温は低く、オプショナルタイヤは耐久性の低さを露呈させなかったばかりか、タイヤ温度の上昇が速いというアドバンテージをもたらしていた。ウィルソンは新品のオプショナルタイヤを最後のピットストップで装着。これに対して2位につけていたブリスコーはプライマリータイヤを、3位を走行していたスコット・ディクソン(Target Chip Ganassi Racing)は予選で10周を走ったオプショナルタイヤを装着していた。ゴールまで6周でリスタートが切られると、ウィルソンは2位以下をすぐさま突き放し、4秒9906もの大差をつけてゴールした。

In090706003h ライアン・ブリスコ

2位争いではブリスコーがポジションを守り通した。ディクソンは3位でゴールし、ポイントリーダーの座を手に入れた。これまでポイントトップだったダリオ・フランキッティ(Target Chip Ganassi Racing)は、他車のアクシデントを避けようとしてコースオフし、15位でのゴールとなった。

In090706005h 武藤 英紀

予選12位だった武藤英紀(Andretti Green Racing)は、レース序盤にオーバーテイクを重ねて8位までポジションを上げた。さらに、1回目のピットストップを行ったタイミングがよく3位まで浮上した。しかし、2回目のピットストップの後にクラッチのトラブルが発生して12位まで後退。そして、ゴールまで8周というところでコースオフし、リタイアを喫した。

コメント
ジャスティン・ウィルソン(優勝)

「ロードコースで我々が強いことは、開幕戦などで証明してきた通りだ。そして今日、ついにTeam PenskeやTarget Chip Ganassi Racingという強敵を相手に優勝した。しかも、序盤からレースを制圧して勝利を飾れたのだから、大いに満足している。私にチャンスをくれたDale Coyne Racingに感謝する。そして、チームにインディカーでの初勝利をもたらせたことをうれしく、そして誇らしく思う」

ライアン・ブリスコー(2位)
「非常に激しいバトルだった。特に最後のスティントではディクソンとの2位争いがヒートアップしていたが、2位を保ったままゴールできた。今日はウィルソン、そしてDale Coyne Racingの勝利をたたえたい。彼らはずっとハードワークを続けてきており、今日のレースでは勝利や称賛に十分に値するパフォーマンスを発揮していた」

スコット・ディクソン(3位)
「スタートから1回目のピットストップまでのマシンはハンドリングがよくなかったが、セッティングの調整がうまくできたことでレース終盤のマシンは速さを取り戻していた。しかし、ブリスコーはウイングをかなり寝かせたセッティングらしく、ストレートが速くてオーバーテイクできなかった。優勝したウィルソンをたたえたい。彼はすばらしいドライバーで、今週の彼はとても速かった」

武藤英紀(18位)
In090706006h 「レースでもマシンのハンドリングはとてもよく、何人もオーバーテイクすることができました。3位のポジションでも安定したペースで走り続けることができていました。しかし、最後のピットストップが少し時間がかかったのと、クラッチのトラブルが出たことで大きく順位を落としてしまいました。最後のスピンは自分のミスです。プライマリータイヤの方が今日は耐久性が劣っていたようで、グリップを失ってしまいました。結果はリタイアですが、レースでのマシンがよかったのでトロント、エドモントンなど、今後のロードレースが楽しみです」

ロジャー・グリフィス|HPD レース・チームマネジャー
「ウィルソンが今季初優勝し、Dale Coyne Racingがついにインディカー・レースでの初優勝を飾った。すばらしいレースだった。天候にも恵まれ、多くのファンがサーキットでの一日を存分に楽しんでくれたことと思う。今日のレースではマイク・コンウェイ(Dreyer & Reinbold Racing)、武藤、マリオ・モラレス(KV Racing Technology)ら、新しい顔触れの活躍もあった。第8戦まではTeam PenskeとTarget Chip Ganassi Racingだけが勝利を重ねてきたが、今日、Dale Coyne Racingが勝利した。トロント、エドモントンのカナダ2連戦も、誰が勝つかわからないエキサイティングな戦いになるだろう。新しいウイナーが誕生する可能性も十分にあり、とても楽しみだ」

決勝リザルト
順位 No. ドライバー チーム C/E/T タイム/差
1 18 ジャスティン・ウィルソン Dale Coyne Racing D/H/F 01:48:24.1947
2 6 ライアン・ブリスコー Team Penske D/H/F +4.9906
3 9 スコット・ディクソン Target Chip Ganassi Racing D/H/F +5.1632
4 3 エリオ・カストロネベス Team Penske D/H/F +7.0755
5 26 マルコ・アンドレッティ Andretti Green Racing D/H/F +8.5595
6 24 マイク・コンウェイ Dreyer & Reinbold Racing D/H/F +9.3646
7 13 E.J.ヴィソ HVM Racing D/H/F +11.3804
8 11 トニー・カナーン Andretti Green Racing D/H/F +13.0020
9 06 ロバート・ドーンボス Newman/Haas/Lanigan Racing D/H/F +13.2633
10 4 ダン・ウェルドン Panther Racing D/H/F +18.0412
11 7 ダニカ・パトリック Andretti Green Racing D/H/F +18.5656
12 2 ラファエル・マトス Luczo Dragon Racing D/H/F +18.9342
13 02 グラハム・レイホール Newman/Haas/Lanigan Racing D/H/F +23.0413
14 5 マリオ・モラレス KV Racing Technology D/H/F +23.3821
15 10 ダリオ・フランキッティ Target Chip Ganassi Racing D/H/F +1Lap
16 20 エド・カーペンター Vision Racing D/H/F +31.1807
17 23 ミルカ・デュノー Dreyer & Reinbold Racing D/H/F +2Laps
18 27 武藤英紀 Andretti Green Racing D/H/F +9Laps
19 98 リチャード・アンティヌッチ Curb/Agajanian/Team 3G D/H/F +13Laps
20 15 ポール・トレイシー KV Racing Technology D/H/F +31Laps
21 14 ライアン・ハンターレイ A.J.Foyt Enterprises D/H/F +60Laps

ポイントスタンディング
順位 ドライバー チーム 総合ポイント
   
1 スコット・ディクソン Target Chip Ganassi Racing 313
2 ダリオ・フランキッティ Target Chip Ganassi Racing 294
3 ライアン・ブリスコー Team Penske 294
4 エリオ・カストロネベス Team Penske 257
5 ダニカ・パトリック Andretti Green Racing 238
6 ダン・ウェルドン Panther Racing 224
7 マルコ・アンドレッティ Andretti Green Racing 215
8 トニー・カナーン Andretti Green Racing 214
9 グラハム・レイホール Newman/Haas/Lanigan Racing 197
10 ジャスティン・ウィルソン Dale Coyne Racing 187
11 武藤英紀 Andretti Green Racing 186
12 ロバート・ドーンボス Newman/Haas/Lanigan Racing 163
13 ラファエル・マトス Luczo Dragon Racing 162
14 エド・カーペンター Vision Racing 157
15 ライアン・ハンターレイ A.J.Foyt Enterprises 155
16 マリオ・モラレス KV Racing Technology 138
17 マイク・コンウェイ Dreyer & Reinbold Racing 136
18 E.J.ヴィソ HVM Racing 129
19 ウィル・パワー Team Penske 99
20 トーマス・シェクター Dreyer & Reinbold Racing 99
21 アレックス・タグリアーニ Conquest Racing 75
22 ヴィットール・メイラ A.J. Foyt Enterprises 62
23 ミルカ・デュノー Dreyer & Reinbold Racing 51
24 スタントン・バレット Curb/Agajanian/Team 3G 50
25 ポール・トレイシー KV Racing Technology 47
26 サラ・フィッシャ- Sarah Fisher Racing 43
27 ジャック・ラジアー Curb/Agajanian/Team 3G 41
28 ダレン・マニング Dreyer & Reinbold Racing 38
29 タウンゼント・ベル Rahal Letterman Racing 32
30 A.J.フォイト4世 A.J.Foyt Enterprises 26
31 アレックス・ロイド Chip Ganassi Racing Sam Schmidt Motorsports 17
32 スコット・シャープ Panther Racing 16
33 ジョン・アンドレッティ Richard Petty Motorsports/Dreyer & Reinbold Racing 12
34 リチャード・アンティヌッチ Curb/Agajanian/Team 3G 12
35 ネルソン・フィリップ HVM Racing 10
36 オリオール・セルビア Roth Racing 10
37 デイビー・ハミルトン Dreyer & Reinbold Racing 10

写真(C)Honda Motor Co Ltd.

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NASCAR:トヨタモータースポーツニュース 第18戦デイトナ

2009年7月5日
トヨタ自動車(株)
モータースポーツ推進室 

NASCAR SPRINT CUP SERIES
第18戦 Coke Zero 400
開催日:7月4日

09nascar20_1 首位走行中のカイル・ブッシュが最終周にクラッシュ!
デニー・ハムリンが3位フィニッシュ
 

レース中盤を支配し、3位でフィニッシュしたデニー・ハムリン(#11)と
ファイナルラップ、首位走行中の接触で惜しくも14位に終わったカイル・ブッシュ(#18) 

 7月4日(土)、米国南東部フロリダ州デイトナビーチのデイトナ・インターナショナル・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第18戦「Coke Zero 400」が開催された。
 NASCARの聖地のひとつである、伝統の「デイトナ」でのレースは、開幕戦に続き、今季2度目。最大31度と高いバンク角を誇る1周2.5マイル(約4km)のスーパースピードウェイでは、タラデガと同様、リストリクター・プレート(吸気制限プレート)による馬力制限が行われ、ドラフティング(車両が縦に並んで走行することで空気抵抗を低減する)などの戦略や技術も重要となる。また、超高速での接近戦が展開されるため、ひとたびクラッシュが発生すれば、多くの車両が巻き込まれる多重クラッシュになりやすい。
 昨年の同レースでは、カイル・ブッシュが“トヨタ カムリ”に初のデイトナでの勝利をもたらしている。

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BF3:Rd.5スネッタートン レース結果

■ヴァン・デ・ザンデとRiki Christodoulouが優勝

Renger van der Zande (C)Britiish F3 拡大します

Riki Christodoulou (C)Britiish F3 拡大します

イギリスF3第5戦スネッタートン決勝レースは、第1レースはレンジャー・ヴァン・デ・ザンデ(ハイテック・レーシング)がポールトゥウィン、第2レースはRiki Christodoulou(フォルテック・モータースポーツ)がシリーズ初優勝を飾った。

第1レースでは、ポールスタートのヴァン・デ・ザンデがスタートから他を寄せ付けず、ファステストラップも記録して、2位のダニエル・リチャードに3.87秒の差をつけて優勝した。

第2レースではポールポジションのヴァン・デ・ザンデがスタートできず、ウィルター・グラブミューラーがトップに立つ。しかし、3ラップ目にグリッド3番手スタートのChristodoulouがグラブミューラーをパスしてトップとなった。リチャードはグラブミューラーの必死の抵抗を破って連続2位となり、ランキングトップのリードを広げた。

中嶋 大祐は第1レース10位、第2レース13位となったが、ランキング8位に後退した。

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WTCC:Rd.7ポルト レース結果

ガブリエル・タルキーニ (C)WTCC 拡大します

アウガストロ・ファーフス (C)WTCC 拡大します

WTCC第7戦ポルトは、第1レースはセアトのガブリエル・タルキーニ、第2レースはBMWのアウガストロ・ファーフスが、それぞれポールポジションから優勝した。

ウォームアップの雨も上がって、路面もドライとなった第1レースではオープニングラップでラーダのJaap van LAGENがスピンして横向きになったところへBMWのセルジオ・フェルナンデスが激突。フェルナンデスは左足首を痛めて病院へ送られたが、骨折はしていなかった模様。ファーフスはシボレーのアラン・メニュとのクラッシュでドライブスルーペナルティを受けたが、これにより8位となり第2レースでのポールポジションを獲得することになった。

第2レースでは3ラップ目のラリーニの事故でセーフティーカーランとなったが、ファーフスはリスタートも決めて第2レースをものにした。市街地コースとあってパッシングポイントが少なく、クラッシュの多発するレースとなった。予選を走ることの出来なかったラーダ・プリオラのジェームス・トンプソンはレースに出場が許されて、第1レース18位、第2レース15位と両レースとも完走を果たした。

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IRL:Rd.9ワトキンスグレン レース結果

■ウィルソン、デールコインに初優勝をもたらす  

ジャスティン・ウィルソン (C)IRL Media 拡大します

インディカーシリーズ第9戦ワトキンスグレンは、ジャスティン・ウィルソンが優勝。デールコイン・レーシングにチャンプカー時代から25年目にして初優勝をもたらした。

レースはポールポジションのライアン・ブリスコとウィルソンの一騎打ちに終始し、スタートでブリスコの背後につけたウィルソンは、得意とするロードコースで4ラップ目にブリスコをかわしトップに立った。

コーションで順位が入れ替わるが、ウィルソンは60ラップのうち49ラップをリードしてレースを支配し、最後はブリスコに5秒近くの差をつけてゴールした。2位ブリスコ、3位にスコット・ディクソンが入り、ランキングトップのダリオ・フランキッティがレース半ばでスピンしてリタイヤに終わったため、ディクソンがランキングでトップに立った。4位にエリオ・カストロネペス、5位には終盤マイク・コンウェイを攻略したマルコ・アンドレッティ、6位にコンウェイが入りルーキーイヤーの自己最高位となっった。

ダニカ・パトリックは11位、武藤 英紀とポール・トレーシーはクラッシュで18位と20位に終わった。

 (C)IRL Media 拡大します

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2009年7月 5日 (日)

NASCAR:Rd.18デイトナ レース結果

■スチュワート、今シーズン2勝目を飾る

トニー・スチュワート (C)nascarmedia 拡大します

NASCAR第18戦デイトナは、ポールスタートのトニー ・スチュワートが劇的なゴールで今季2勝目を挙げた。これでスチュワートは夏のデイトナでは通算3勝目となった。

カイル・ブッシュ、スチュワート、デニー・ハムリン、ジミー・ジョンソンの4台はファイナルラップの最終ターンをもつれ合うように立ち上がり、トップのブッシュとジョンソンのプッシュを受けた2番手のスチュワートが接触、ブッシュのマシンはジャンプしてフェンスにぶつかった後コースに戻りケーシ・ーカーンのマシンと激突、マシンは横向きのままゴール。ブッシュは14位となったが、これで後方集団は大混乱となった。2位にジョンソン、3位にハムリンとなった。ジョーギブスのブッシュとハムリンは最後にバンプドラフトをするつもりが、スチュワートとジョンソンに間に入られ、ブッシュはハムリンの助けを受けることが出来なかった。

77ラップにもジェフ・ゴードンやマーク・マーチンら13台のマシンを巻き込むマルチ・クラッシュが発生。これによりマーチンはリタイヤとなり、ランキングを2つ下げて13位とチェイス圏外へ下がった。

スチュワートはこれでランキングで2位のゴードンに180ポイントとリードを広げたが、チェイスにとってはこれが大きな意味のある勝利となった。

 (C)nascarmedia 拡大します

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Special:トヨタモータースポーツニュース ”伝統のヒストリック・モータースポーツイベントでトヨタ・モータースポーツの名車がその勇姿を披露 "

平成21年7月5日
トヨタ自動車(株)モータースポーツ推進室

グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード レポート

伝統のヒストリック・モータースポーツイベントで
トヨタ・モータースポーツの名車がその勇姿を披露

09goodwood_2

展示ブースにはトヨタTS010、トヨタ7などの名車が並んだ 
 イギリス南部のグッドウッド・チチェスターで、恒例の「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」が7月3日(金)から5日(日)の日程で開催されている。
 今年17回目を迎えるこのイベントは、チャールズ・マーチ卿が自らの広大な屋敷を開放して行われる世界最大級のヒストリック・モータースポーツイベント。世界中から、モータリゼーション、モータースポーツの歴史を形作ってきた名車や名ドライバーが集結する「スピードの祭典」である。
 トヨタは2002年より同イベントに参加。以来、毎年トヨタ・モータースポーツの血統を繋いできた様々な車両で出場してきた。今年は、昨年型のトヨタF1カー“TF108”、ニュルブルクリンク24時間レースに参戦したLexus LF-AとLexus IS F、NASCARスプリント・カップ・シリーズの“トヨタ カムリ”などがデモンストレーション走行を行った。
 “TF108”は、昨年ハンガリーGPで2位表彰台を獲得したパナソニック・トヨタ・レーシングのティモ・グロックが駆り、ヒルクライムコースでトヨタF1カーの勇姿と共にその快音を響かせた。

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IRL:ホンダリリース・第9戦ワトキンスグレン ”ライアン・ブリスコーが今季2度目のポールポジション”

Honda_logo

ライアン・ブリスコーが今季2度目のポールポジション
武藤英紀は12番グリッド

2009年7月4日(土)
予選
会場:ワトキンス・グレン・インターナショナル(全長3.4マイル)
天候:晴れ
気温:20~21℃

ニューヨーク州西部の山間部にあるワトキンス・グレン・インターナショナルは長い歴史を持つ常設サーキットで、全長3.4マイルにいくつものハイスピードコーナーを備えるチャレンジングなコースだ。2009年のIRLインディカー・シリーズは、カンザスでの第3戦から6戦連続でオーバルレースを開催してきたが、今週末の第9戦は今シーズン3戦目のロードレースで、その予選ではライアン・ブリスコー(Team Penske)がポールポジションを獲得した。彼にとって今季2度目、そして、ワトキンス・グレンでの2年連続のポールポジションである。

3段階のステージで構成される予選に21人のドライバーたちが出場し、プライマリーとオプショナル、2種類のタイヤを駆使してタイムを競い合った。最終ステージは勝ち上がった6人のドライバーたちによって争われたが、その最終ステージが始まって間もなく、最終コーナーでダリオ・フランキッティ(Target Chip Ganassi Racing)が激しくクラッシュ。この直前に1分28秒5970というすばらしいタイムをマークしていたのがブリスコーで、予選2番手のジャスティン・ウィルソン(Dale Coyne Racing)に0.7136秒もの差をつけてのポールポジション獲得となった。

ウィルソンは開幕戦セント・ピーターズバーグで予選、決勝ともに2位、第2戦ロングビーチで予選5番手とロードコースで目覚しい走りを見せており、今回の予選でも2番手を獲得した。予選3番手はスコット・ディクソン(Target Chip Ganassi Racing)のものとなった。彼は予選中断の時点では1周のアタックも終えていなかったが、予選再開と同時にコースインして一度きりのアタックを行い、見事3番手に食い込んだ。

武藤英紀(Andretti Green Racing)のスターティング・グリッドは12番手に決まった。予選第1ステージの終了間際、チームメートのダニカ・パトリック(Andretti Green Racing)が好タイムをマークして武藤のポジションは6番手から7番手へとダウン、第2ステージへの進出を阻まれた。その結果、武藤の予選順位は13番手となったが、予選終了後の車検で違反が発見されたグラハム・レイホール(Newman/Haas/Lanigan Racing)は5番手から10グリッド降格となり、武藤は13番手から12番手へと浮上した。

コメント
ライアン・ブリスコー(ポールポジション)
「最終ステージが始まってすぐにいいタイムを出せたのは、第2ステージで使ったオプショナルタイヤの温度が下がりきってしまう前にアタックできたからだった。我々のマシンはハンドリングがよく、走っていて楽しい予選だった。明日のレースは長いので、フルコースコーションが出されることもあるだろうし、それによって大量のリードが帳消しになることだって起こりえる。まずはスタート時点でトップを守る。それが私に与えられた最初の任務だ」

ジャスティン・ウィルソン(2番手)
「予選の最終ステージがアクシデントのために短くなってしまった。ブリスコーは速かったが、我々にもポールポジション獲得のチャンスはあったと思う。どのチームも第2ステージまででオプショナルタイヤを2セットとも投入していたが、我々には1セットの新品が残されていた。あのタイヤでアタックができなかったのはとても残念だ。しかし、予選2番手なので明日のレースはフロントローからスタートできる。そして、我々にはオプショナルタイヤが2セット残されているので、両方をレースに投入することも可能。これは大きなアドバンテージになるかもしれない」

スコット・ディクソン(3番手)
「今日はアップダウンの激しい一日だった。1つのコーナーのフィーリングをよくすると、ほかが悪くなっていたためだった。しかし、予選の最終ステージまでにマシンをいいものに仕上げることができた。アクシデントで予選が中断され、グリーンフラッグ後には誰もが1周しかアタックできない状況となったが、我々はそこでタイムを向上させて3番手に食い込むことができた。今回のファイアストン・ファスト6(予選1番手~6番手)には、若いドライバーの進出もあり、インディカー・シリーズの競争がまた激しさを増したと感じた」

武藤英紀(12番手)
「我々のチームのロードコース用セッティングはよくなってきていて、プラクティスと予選を使って自分の望むマシンを作り上げていくことができました。Team Penskeらとの差も縮まっていると感じています。しかし、まだ自分たちのマシンは本当のトップレベルにまでは達しておらず、第2ステージに上がるところまでになっています。レースではオプショナルタイヤをどれだけ長持ちさせるかが大事でしょうし、今日のように気温が低ければ、アウトラップの重要性も高くなると思います」

ロジャー・グリフィス|HPDレース・チームマネジャー
「今回の予選もタイム差の小さい、激しい戦いとなり、ワトキンス・グレン・インターナショナルはコース全長が長いが、ドライバー同士のタイム差はわずかだった。武藤はチームメートのパトリックによって第2ステージ進出を阻まれ、マイク・コンウェイ(Dreyer & Reinbold Racing)はダン・ウェルドン(Panther Racing)によって最終ステージ出場を断念させられたが、どちらも100分の1秒というわずかな差の出来事。予選の最終ステージでは、フランキッティのアクシデントで、予選時間が大幅に短くされてしまったのは残念だったが、そのような少ない時間の中であっても戦いは極めて激しく、エキサイティングだった」

予選リザルト
順位 No. ドライバー チーム C/E/T タイム
1 6 ライアン・ブリスコー Team Penske D/H/F 01:28.5970
2 18 ジャスティン・ウィルソン Dale Coyne Racing D/H/F 01:29.3106
3 9 スコット・ディクソン Target Chip Ganassi Racing D/H/F 01:29.7279
4 5 マリオ・モラレス KV Racing Technology D/H/F 01:29.8003
5 10 ダリオ・フランキッティ Target Chip Ganassi Racing D/H/F -
6 24 マイク・コンウェイ Dreyer & Reinbold Racing D/H/F 01:29.1715
7 7 ダニカ・パトリック Andretti Green Racing D/H/F 01:29.2076
8 26 マルコ・アンドレッティ Andretti Green Racing D/H/F 01:29.3539
9 11 トニー・カナーン Andretti Green Racing D/H/F 01:29.4131
10 13 E.J.ヴィソ HVM Racing D/H/F 01:29.5661
11 4 ダン・ウェルドン Panther Racing D/H/F 01:29.9137
12 27 武藤英紀 Andretti Green Racing D/H/F 01:29.7943
13 3 エリオ・カストロネベス Team Penske D/H/F 01:29.8662
14 15 ポール・トレイシー KV Racing Technology D/H/F 01:30.6167
15 02 グラハム・レイホール* Newman/Haas/Lanigan Racing D/H/F 01:29.9526
16 14 ライアン・ハンターレイ A.J.Foyt Enterprises D/H/F 01:30.4001
17 06 ロバート・ドーンボス Newman/Haas/Lanigan Racing D/H/F 01:30.6266
18 2 ラファエル・マトス Luczo Dragon Racing D/H/F 01:30.4981
19 23 ミルカ・デュノー Dreyer & Reinbold Racing D/H/F 01:33.6824
20 98 リチャード・アンティヌッチ Curb/Agajanian/Team 3G D/H/F 01:31.1910
21 20 エド・カーペンター Vision Racing D/H/F 01:31.6852

* グラハム・レイホールは予選終了後の車検で違反が発見され、10グリッド降格。

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IRL:Rd.9ワトキンスグレン 予選結果

ライアン・ブリスコ (C)IRL Media 拡大します

インディカーシリーズ第9戦、今シーズン初のロードコースでの予選は、ライアン・ブリスコ(チーム・ペンスキー)が、ノックダウン方式の最終セッションで、ジャスティン・ウィルソンに0.7秒以上の差をつけてポールポジションを獲得した。3番手にはスコット・ディクソン、以下マリオ・モラエス、グラハム・レイホール、ダリオ・フランキッティまでがトップ6となった。フランキッティは最終セッションでクラッシュしたためノータイムでのグリッドだった。

しかし、レース後の車検で5番手のレイホールのマシンが最低規定重量に達していないことが分かり、10グリッド降格の15番手グリッドとなった。これにより6番手にはマイク・コンウェイ(ドレイヤー・レインボールド)が、ルーキートップの今季自己最高位となった。ニューマン・ハースのもう1台、ロバート・ドーンボスもサスペンショントラブルで17番手に終わっている。

ダニカ・パトリックはアンドレッティグリーン勢では最高位の7番手、マルコ・アンドレッティとトニ・カナーンがそれに続いている。武藤 英紀は最初のセッションを突破することが出来ず12番手となった。また。KVレーシングから復帰したポール・トレーシーも初めてのワトキンスグレンで14番手に終わった、

決勝レースは5日午後1時30分(日本時間6日午前2時30分)にスタートする。

 (C)IRL Media 拡大します

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BF3:Rd.5スネッタートン 予選結果

■バン・デ・ザンデ連続ポール

Renger van der Zande (C)Britiish F3 拡大します

イギリスF3第5戦スネッタートン予選が7月4日行われ、2レースともレンジャー・バン・デ・ザンデ(ハイテック・レーシング)がポールポジションを獲得した。

中嶋 大祐は第1レースは7番手、第2レースは9番手グリッドとなった。

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WTCC:Rd.7ポルト 予選結果

ガブリエル・タルキーニ (C)WTCC 拡大します

WTCC第7戦ポルト予選は、セアトTDIのガブリエル・タルキーニがポールポジションを獲得。2番手にシボレー・クルーズのロバート・ハフ、3番手にセアトのイワン・ミューラーというグリッドとなった。

Q1ではイワン・ミューラーがトップ、10番手のジョルディ・ジェネまでがQ2へ進出。前戦で優勝したアレッサンドロ・ザナルディは、クラッシュしたもののQ2まであと一歩の11番手だった。インディペンデントクラスでは、セアトのトム・コロネルの13番手がトップだった。

Q2ではトップのタルキーニを初め、トップ4はいずれもセッションの早い段階でタイムを出している。アンディ・プリオールのアタックラップは途中までポールを狙えるものだったが、最後のシケインでミスして4番手に終わった。リカルドリデルも同じシケインをショートカットして9番手に終わっている。また、デビューレースのジェームス・トンプソンのラーダ・プリオラは結局予選も走ることができなかった。

今回のポルトラウンドはWTCC通算100レース目にあたり、ポルト市長も参加して記念プレートが路面に埋め込まれた。ただし、来年のポルトガルでのWTCCはアルガルブ・サーキットへ移ることが決まっている。

 (C)WTCC 拡大します

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2009年7月 4日 (土)

WTCC:Rd.7ポルト テストタイム

アウガストロ・ファーフス (C)WTCC 拡大します

WTCC第7戦はポルトガル、ポルト市街地でのラウンド。7月3日にはテストセッションが行われ、BMWのアウガストロ・ファーフスがシボレーのロバート・ハフを抑えてトップタイムを記録した。

このラウンドからデビューしたラーダ・プリオラは、ジェームス・トンプソンのドライブでコースインしたものの、ギアボックストラブルですぐにピットへ戻らざるを得ずタイムは記録されなかった。

この日はポルト市長のルイ・リオ氏がサーキットを訪れ、地元のティアゴ・モンテイロからセアトのマシンの説明を受けていた。

(C)WTCC 拡大します

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IRL:パワー、ペンスキーから5戦への出場が決定

ウィルパワー (C)IRL Media

チーム・ペンスキーは、7月3日、ウィル・パワーが今シーズン残りのインディーカーシリーズのうち5戦に出場することを発表した。
パワーは次戦トロント、エドモントン、ケンタッキー、シアーズポイントとホームステッドにペンスキーの3台目のマシンで出場する。

今シーズン始め、エリオ・カストロネペスが脱税裁判のため開幕戦セントピータースバーグを欠場、第2戦ロングビーチのプラクティスの途中で無罪判決を受けて復帰するまで、パワーはペンスキーのNo.3マシンで出場した。ロングビーチとインディ500ではペンスキーのサードカーで出場したものの、その後の予定は決まっていなかった。

インディ500では5位に入り、ロジャー・ペンスキーもパワーのチームへの貢献を高く評価していた。パワーも他のチームでのフル参戦よりペンスキーに残る道を選んでいた。
現在パワーはランキングで19位だが、与えられた5戦で最大限の仕事をしたいと語っている。

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NASCAR:Rd.18デイトナ予選は2週連続の雨天中止

トニー・スチュワート (C)nascarmedia 拡大します

NASCARスプリントカップ第18戦デイトナ予選は、先週のニューハンプシャーに続いて雨のため中止となった。今シーズン、雨で予選が中止となったのはこれで3回目。

規定によりオーナーズポイントトップのトニー・スチュワートが2週連続のポールポジションを獲得。セカンドグリッドにジェフ・ゴードン、3番手にジミー・ジョンソン、4番手にカート・ブッシュとなった。

雨はスプリントカップ予選の前に行われたネーションワイド予選中に降り出し、ネーションワイドの2台だアタックを終えたところでセッションは中断となった。その後路面は乾いたが、NASCARは夜に行われる予定だったネーションワイドのレースのスタートを早め、スプリントカップの予選を中止とする決定を下した。これによりマックス・パピスとマイク・ウォーレスは予選落ちとなった。

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IRL:Rd.9ワトキンスグレン・エントリーリスト

リチャード・アンティヌッチ (C)IRL Media 拡大します

インディカーシリーズ第9戦は今シーズン初のロードコース、ワトキンスグレンでのレース。発表されたエントリーリストでは、ポール・トレ-シーがKVレーシングから、またリチャード・アンティヌッチがチーム3Gからの出場が決まり、全21台のエントリーとなった。

IndyCarR Series Camping World Grand Prix at The Glen
At Watkins Glen International Sunday July 5 2009 ABC/IMS Radio Network/XM 145/Sirius 211Live) Car
No Driver Hometown Car Name Entrant Race Strategist
2 R.マトス (R) Belo Horizonte;Brazil US Marines Luczo Dragon Racing Luczo Dragon Racing Jay Penske
3 H.カストロネベス Sao Paulo;Brazil Team Penske Team Penske Tim Cindric
4 D.ウェルドン Emberton;England National Guard Panther Racing Panther Racing John Barnes
5 M.モラエス Sao Paulo;Brazil KV Racing Technology/Votorantim KV Racing Technology Mark Johnson
6 R.ブリスコ Sydney;Australia Team Penske Team Penske Roger Penske
7 D.パトリック Roscoe;Ill. Boost Mobile/Motorola Andretti Green Racing Michael Andretti
9 S.ディクソン Auckland;New Zealand Target Chip Ganassi Racing Target Chip Ganassi Racing Mike Hull
10 D.フランキッティ Edinburgh;Scotland Polaroid Target Chip Ganassi Racing Chip Ganassi
11 T.カナーン Salvador;Brazil Team 7-Eleven Andretti Green Racing George Klotz
13 E.ビソ Caracas;Venezuela PDVSA HVM Racing HVM Racing Michael Cannon
14 R.ハンター-レイ Boca Raton;Fla. ABC Supply Co. AJ Foyt Racing A.J. Foyt Enterprises A.J. Foyt
15 P.トレーシー Scarborough;Ontario GEICO/KV Racing Technology KV Racing Technology Jimmy Vasser
18 J.ウィルソン Sheffield;England Z-Line Designs Dale Coyne Racing Bill Pappas
20 E.カーペンター Indianapolis Menards/Vision Racing Vision Racing Jeff Britton
23 M.デュノ Caracas;Venezuela CITGO/Dreyer & Reinbold Racing Dreyer & Reinbold Racing Larry Curry
24 M.コンウェイ (R) Bromley;England Dad’s Root Beer/Dreyer & Reinbold Dreyer & Reinbold Racing Dennis Reinbold
26 M.アンドレッティ Nazareth;Pa. Team Venom Energy Andretti Green Racing Kyle Moyer
27 武藤 英起 Tokyo Formula Dream Formula Dream Andretti Green Racing Kim Green
98 リチャード・アンティヌッチ (R) San Diego CURB/Agajanian/Team 3G CURB/Agajanian/Team 3G Owen Snyder
02 G.レイホール New Albany;Ohio McDonald’s Racing Team Newman/Haas/Lanigan Racing John Tzouanakis
06 R.ドーンボス (R) Rotterdam;Netherlands Newman/Haas/Lanigan Racing Newman/Haas/Lanigan Racing Todd Malloy
Twenty-one cars entered. All cars use Dallara chassis Honda engines and Firestone tires.
Issued: 6/30/09

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2009年7月 3日 (金)

LM24:プジョー、アウディR15に対する提訴を取り下げ

 (C)Peugeot Media  拡大します

6月2日、プジョー・スポールはリリースを発表し、今年のルマン24時間で出されたアウディR15のフロントノーズ内部のウイングについての提訴を取り下げることを明らかにした。

リリースでは、フランス西部自動車クラブ(ACO.)が、ルマン24時間レースとルマンシリーズ、アメリカン・ルマンシリーズ、アジアン・ルマンシリーズに参加するすべてのメーカーとの協議を開始することが提訴を取り下げる理由としている。
協議ではすべての訓練されたエントラントの間での透明度を確実にし、これは耐久レースの精神を保証するための鍵となるものだとしている。
この結果、プジョー・スポールは、即座にその訴えを撤回することを決定した。

プジョー・スポールは、ルマン24時間レースの車検日にR15のフロントにレギュレーションで禁止されている部分にウイングを設置しているとして、ルマンのスチュワードに抗議を提出。プジョーは、これはセブリング12時間ですでに認識していたとしている。R15のフロントノーズ上のウイング形状の穴は今回の提訴には含まれていない。しかし、ルマンのスチュワードはR15が合法との裁定を下したため、プジョーが控訴していた。
プジョーにとってはルマンで念願の1-2勝利を決めたことも提訴取り下げの理由といえるのかもしれない。

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NASCAR:メイフィールド、デイトナのエントリーに間に合わず

ジェレミー・メイフィールド (C)nascarmedia 拡大します

NASCARスプリントカップ第18戦デイトナは、2日の夕方からプラクティスが開始された。前日連邦裁判所から出場停止処分の一時差し止めの判決を受けたジェレミー・メイフィールドは、結局2日午後の最終エントリーまでにNo.41マシンの準備が整わず、デイトナ出場は見送りとなった。

これから他のチームがメイフィールドを起用することは可能だが、その可能性があったチームオーナー4名は、いずれもメイフィールドを走らせることに興味がないとしている。

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LM24:プジョー・シトロエン・ジャポン・プレスリリース ”第77回ル・マン24時間耐久レースで、プジョー908HDi FAPの優勝を記念して、期間限定キャンペーンを実施”

2009年 07月 02日

プジョー、「ル・マン優勝記念キャンペーン」を実施

~第77回ル・マン24時間耐久レースで、プジョー908HDi FAPの優勝を記念して、期間限定キャンペーンを実施~ 

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(C)プジョー・シトロエン・ジャポン

プジョー・シトロエン・ジャポン株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:ティエリー・ポワラ)は、世界最高峰の自動車耐久レース「ル・マン24時間耐久レース」の、プジョー908HDi FAPの優勝を記念して、7月3日(金)より31日(金)まで、全国のプジョー正規販売店網「プジョー・ディーラー・ネットワーク」にて「ル・マン優勝記念キャンペーン」を実施します。

プジョーのモータースポーツ参戦の歴史は古く、インディアナポリス500マイルレースやサファリラリー、近年ではWRC(世界ラリー選手権)、パリ・ダカール・ラリー、ル・マン24時間耐久レースへチャレンジし輝かしい戦歴を残してきました。
特に、ル・マン24時間耐久レースでは1992年、1993年の勝利に続き、2007年に同レースに再参戦して僅か3年目にして16年振りとなる快挙を達成しました。

本キャンペーンは、プジョーの長年にわたるモータースポーツ参戦から得た技術力、そしてプジョーのチャレンジングスピリットをアピールするために展開致します。
キャンペーンの内容は、プジョー207シリーズのマニュアルトランスミション仕様車を新車でご購入頂いた場合、HIDバルブキット(プロジェクター用または、マルチリフレクター用)、フロアイルミネーション、ハンドブレーキカバー、7V型ワイドモニターに、4GBのSDカードのフラッシュ・ナビを装備した「ECLIPSE(富士通テン)」ナビ、総額約20万円相当を無償にて付与するものです。
また、2009年仕様 ル・マン参戦「908ミニカー」、43分の1スケール(No.7号車、No.8号車、No.9号車)及び、18分の1スケール(No.8号車)を通常価格の半額にて特別販売致します。

プジョー・シトロエン・ジャポンでは、モータースポーツ参戦から得たノウハウを車づくりにフィードバックするプジョーの技術と情熱、スポーティーなイメージを活用した積極的なサポートキャンペーンを展開すると共に、更なるブランドバリューの向上を目指します。

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2009年7月 2日 (木)

IRL:1.5マイルオーバル用の空力デバイスを提供

IRL第8戦リッチモンド (C)IRL Media 拡大します

6月30日、インディカーシリーズ(IRL)は、1.5マイルオーバルコースでのオーバーテイクの促進のための空力デバイスを提供することを発表した。

今回採用されるのはタイヤ・ランプとサイドポッドの拡張パーツ、ホイール後端部を塞ぐバックプレートで、ケンタッキー、シカゴランド、ホームステッド・マイアミ、カンザス、テキサスで、それぞれのパーツを個別にまたはトータルで使用することが出来る。
さらに、ケンタッキー、シカゴ、カンザスでは、リアウイングのフラップを12度(これまでは10度)まで可変させることでさらなるダウンフォースを生み、オーバーテイクの機会を増やすことを目指している。9月のツインリンクもてぎでは、ホイールのバックプレートの装着が許可される。

先週リッチモンドのレースでは、0.75マイルとシリーズ最短のトラックということもあってか、レース中のリードチェンジは4回のみ(うち1回は武藤 英紀)で、ペースの遅いラップ遅れのマシンをトップ争いのマシンがなかなかパスできない状況となった。1-2フィニッシュのチップガナッシのスコット・ディクソンとダリオ・フランキッティでさえ、観客に貧弱なレースを見せてしまったと謝罪のコメントを出している。

今回のデバイスが使用されるのは8月1日のケンタッキー戦からということになる。

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BF3:Rd.5スネッタートン・スケジュール/エントリーリスト

Bf3 (C)British F3

■タイムスケジュール

British F3 GT Meeting Snetterton
4/5 July 2009
SATURDAY
Championship Event Start Finish Mins
Formula Palmer Audi Qualifying 09:00 09:30 0:30
Avon Tyres British GT Championship Practice 09:40 10:55 1:15
British Formula Ford Championship Qualifying 11:05 11:25 0:20
Cooper Tires British F3 International Series Qualifying 12:10 9:45 0:30
Avon Tyres British GT Championship Qualifying 12:50 13:05 0:15
Avon Tyres British GT Championship Qualifying 13:20 13:35 0:15
Formula Palmer Audi Race 1 13:45 14:10 0:25
Cooper Tires British F3 International Series Qualifying 15:00 15:30 0:30
Avon Tyres British GT Championship Race 2 16:30 17:30 1:00
British Formula Ford Championship Race 3 17:40 17:58 0:18
SUNDAY
Championship Event Start Finish Mins
Avon Tyres British GT Championship Warm Up 09:00 09:10 0:10
British Formula Ford Championship Race 7 11:07 11:25 0:18
Cooper Tires British F3 International Series Race 8 11:50 12:20 0:30
Avon Tyres British GT Championship Race 9 13:10 14:10 1:00
Formula Palmer Audi Race 10 14:25 14:50 0:25
Cooper Tires British F3 International Series Race 12 15:50 16:20 0:30
British Formula Ford Championship Race 14 17:10 17:28 0:18

Snetterton_2 Snetterton
Country: Great Britain
Circuit: 1.952 miles
Lap Record: Marcus Ericsson SWE
1m 01.893s
113.53mph
Dallara F308 Mercedes
8/6/2008

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NASCAR:メイフィールドの出場停止処分は一時差し止めに

Jeremy_mayfield ジェレミー・メイフィールド (C)nascarmedia

7月1日、アメリカ連邦裁判所は、今年5月にリッチモンドで行われたNASCARスプリントカップの際に薬物検査にパスしなかったとして無期限の出場停止処分を受けていたジェレミー・メイフィールド(40歳)について、処分の一時差し止めの命令を下した。

メイフィールドは、今週末のデイトナでのスプリントカップに出場する意向を示しているが、チームの再編成が遅れる可能性があるとしている。デイトナでは2日の木曜日にプラクティスの開始が迫っている。

メイフィールドは禁止薬物のメタンフェタミンの服用を否定し、処方薬と市販薬の服用の組み合わせが薬物検査で陽性反応が出た理由だと主張している。弁護士は、メイフィールドの薬物検査が正しい手順で行われなかったとして、NASCARの検査体制の欠陥を指摘している。

裁判官のグレアム・ミューレンは、メイフィールドが出場停止処分によって受けた財政的損害が、NASCARの薬物使用についての潜在的な被害をすでに大幅に上回っているとして、処分の一時差し止めを命じた。
NASCAR側は、裁判所の判断を尊重するとしながらも、メイフィールドに対する訴訟を今後も継続していくとしている。

今年自身のチームを立ち上げてスプリントカップに参戦したメイフィールドは、開幕戦デイトナの他4つのレースで予選を通過したが、出場停止処分を受けた後はロウズでJ.J.ヤレーを代役として出場させて以来、チームはシリーズへの参戦中断を余儀なくされていた

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WTCC:Rd.7ポルト・スケジュール/エントリーリスト

07_2 (C)WTCC

■タイムスケジュール

Rounds 13 & 14 - Porto (POR)
EVENT TIMETABLE
Friday 3rd July 2009
15:00 - 15:30 FIA WTCC Testing
Saturday 4th July 2009
09:00 - 09:30 FIA WTCC Free Practice 1
12:00 - 12:30 FIA WTCC Free Practice 2
15:00 - 15:50 FIA WTCC Qualifying
Sunday 5th July 2009
09:00 - 09:15 FIA WTCC Warm up
11:35 FIA WTCC Race 1 (11 laps)
12:05 FIA WTCC Podium Race 1
16:50 FIA WTCC Race 2 (11 laps)
17:20 FIA WTCC Podium Race 2
NB - local time: GMT

Porto CIRCUITO DA BOAVISTA, PORTO
Rounds 13 & 14 LAP DISTANCE: 4,720 m
RACE DISTANCE: 2 x 11 laps

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IRL:Rd.8ワトキンスグレン・スケジュール

Watkinsglenlogo

■タイムスケジュール
Camping World Grand Prix at The Glen

FRIDAY July 3
07:00 Garage Opens
07:00 IndyCar Load In
08:30 - 09:00 F2000 Practice
10:30 - 11:15 Indy Lights Practice
11:25 - 11:55 F2000 Qualifying
13:45 - 14:30 Indy Lights Qual. All Cars
14:45 - 15:45 F2000 Race #1
17:00 IndyCar Track Walk
19:00 Garage Closes
SATURDAY July 4
07:00 Garage Opens
09:00 - 09:30 Indy Lights Practice
* 10:00 - 10:30
10:30 - 11:30 IndyCar Practice All Cars
11:35 - 12:00 F2000 Qualify 2
13:00 - 14:30 Firestone Indy Lights Race - 30 Laps
15:00 - 16:30 IndyCar Qualifying
20:00 Garage Closes
SUNDAY July 5
07:00 Garage Opens
09:30 - 10:00 IndyCar Practice
10:30 - 12:00 F2000 Race #2
12:45 IndyCar PreRace
13:30 IndyCar Race Camping World GP 60 Laps

※日本との時差は-13時間 (アメリカ東部標準時、サマータイム)

Wgmap (C) Watkins Glen International

 

 

エントリーリスト未発表のため追って掲載します。

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NASCAR,Grand-Am:Rd.18デイトナ・スケジュール/エントリーリスト

08_coke_zero_400_spot_thumb Subway20jalapeno20250_thumb

(C)NASCAR

Eventlogoright_brumosporsche_2

(C)Grand-Am

 

■タイムスケジュール

DAYTONA INTERNATIONAL SPEEDWAY 2009 EVENT SCHEDULE
NASCAR SPRINT CUP SERIES
NASCAR NATIONWIDE SERIES
NASCAR ROLEX GRAND AM SERIES
Thursday July 2ND
08:30 NSCS GARAGE OPENS
11:00 NNS GARAGE & REGISTRATION OPENS
13:00 NNS ROOKIE & SPOTTER MEETINGS & DRAWING FOR QUALIFYING ORDER
14:00 - 15:50 NNS PRACTICE
15:30 NSCS ROOKIE & SPOTTER MEETINGS & DRAWING FOR QUALIFYING ORDER
16:00 - 17:20 NSCS PRACTICE
17:30 - 18:25 NNS FINAL PRACTICE
21:00 NSCS,NNS GARAGE CLOSES
Friday July 3RD
07:00 NNS GARAGE & REGISTRATION OPENS
09:00 NSCS GARAGE & REGISTRATION OPENS
12:00 - 12:30 NASCAR Pace Car Rides
13:05 NNS QUALIFYING (ALL POSITIONS)
16:10 NSCS QUALIFYING (TWO LAPS  ALL POSITIONS) IMPOUND
19:30 NSCS GARAGE CLOSES
20:00 NNS RACE (100 LAPS  250 MILES)
Saturday July 4TH
07:00 NRGA GARAGE & REGISTRATION OPENS
08:30 - 10:30 NRGA PRACTICE
11:00 - 11:15 NRGA DP QUALIFYING
11:30 -11:45 NRGA GT QUALIFYING
12:00 NRGA FINAL PRACTICE
14:00 NRGA RACE (70 LAPS  250 MILES OR 2.5 HOURS)
15:00 NSCS GARAGE OPENS
20:00 NSCS RACE ( 160 LAPS  400 MILES)
20:30 NSCS REGISTRATION CLOSES
ALL TIMES ARE LISTED IN EASTERN
TENTATIVE  SUBJECT TO CHANGE

Daytona20intl20speed20spot_thumb Dt 

 

Track Details
Completed : 1959
Distance : 2.5 miles
Shape : Tri-oval
Banking : 31° turns
3° straights
Frontstretch : 3,800 feet
Backstretch : 3,000 feet
Seating : 168,000

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2009年7月 1日 (水)

IRL:トニー・ジョージ、IRL代表の座を降りる

トニー・ジョージ (C)IRL Media 拡大します

インディカーシリーズ(IRL)を所有するハルマン・アンド・カンパニーとインディアナポリス・モータースピードウェイ社(IMS)は、6月30日行われた両社の取締役会でトニー・ジョージの社長とCEO退任を決議した。これによりジョージはIRL代表としての座から降りることになった。

IMSの社長兼CEOは執行副社長で最高財務責任者のJeffrey G Belskusが、ヘルマン・アンド・カンパニーの社長兼CEOはグループの執行副社長で最高法律顧問であるカーティス・ブライトンがそれぞれ引き継ぐことになった。ジョージは取締役会に残り、今後は自身が設立したヴィジョン・レーシング・チームの運営を続けることになる。

先日、ジョージがIRLとIMS代表から解任されたと報道された際には、IRLは声明を発表してジョージがシリーズ代表の座にあることを認めていた。しかし、取締役会会長のマリー・ハルマン・ジョージは、今回トニー・ジョージ自身が代表の座から降りることを決めたとしている。

1990年IMSの社長に就任したトニー・ジョージは、1996年にインディ・レーシング・リーグ(IRL)を創立、当時のチャンプカーシリーズ(CRAT)に対抗してアメリカのオープンホイール・レースを分裂させる状況を作った。しかし、昨年両者は合弁し12年に及ぶ分裂状態は解消された。この際、ジョージは旧チャンプカーチームへシャーシの無償提供を行うなど、財政的援助を行った。それ以前にもインディアナポリスへのF1アメリカGPの誘致のためロードコースを建設、F1の次にはモトGPやNASCARを開催するなど巨額の財政支出を続けており、1945年に設立されたIMS同族会社の家族役員はジョージに対して財政再建について厳しい要求をつきつけていたといわれる。

今後トニー・ジョージは2005年に設立したヴィジョン・レーシングのIRL初優勝を目指して、その精力を集中することになる。

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DTM:アウディ・ジャパン・プレスリリース 第3戦ノリスリング ”アウディがDTMランキングのリードを堅持”

Audilogo アウディがDTMランキングのリードを堅持 Jun 30, 2009

【第3戦:ノリスリンク(ドイツ)】

● ティモ・シャイダーが、ランキングトップの座を譲らず
● マティアス・エクストロームがノリスリンクで3位入賞
● キャサリン・レッゲが、ファステストレースラップを記

ティモ・シャイダーがノリスリンクのレースを4位でフィニッシュし、DTMランキングトップの座を堅持しました。チームメイトのマティアス・エクストロームは、13万2000人(週末合計)の観衆を迎えたDTM史上もっともスリリングなレースのひとつで、表彰台を獲得しました。

今回のレースでのティモ・シャイダーは、悲劇のヒーローでした。ポールポジションからスタートした昨年のDTMチャンピオンは、高熱に見舞われていたにも関わらず、レース開始から3分の2までの間はアウディA4 DTMを駆って自らのペースを維持していました。しかし、ドラマティックなレース終盤を迎え、彼は後続のメルセデスドライバー、ブルーノ・シュペングラーとジェイミー・グリーン達からの強烈なプレッシャーに晒されることになりました。

全80周のうち75周目まで、シャイダーはトップのポジションを維持していました。その次の周にブルーノ・シュペングラーが仕掛けてきたオーバーテイクは無事にかわすことが出来ました。しかし、ラスト3周になってジェイミー・グリーンが強引に追い抜きを掛けてきた時に、軽く接触してきました。この接触の影響でシャイダーはシケイン通過時に大きく失速し、後続のシュペングラーとエクストロームの背後までポジションを落としてしまいました。

「もちろん、ラスト3周を無事に逃げ切ってトップの座をキープしたかった。でも、後半3分の1で僕はマシンのリアのハンドリングに大きな問題を抱えていた。でも、レースが終わった時点でいまだにランキングトップの座を維持出来ていることには喜んでいる。今は何より、ベッドに入って休みたいよ」と、ティモ・シャイダーはレース後にコメントしました。

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