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2009年7月30日 (木)

IRL:オーバルコースでのパワーボタン・システムを導入

 (C)IRL Media 拡大します

7月29日、インディカーシリーズは、今週末のIRL第12戦ケンタッキーで『プッシュ・トゥ・パス』と呼ばれる、エンジンの回転数を一時的にアップするシステムを使用することを発表した。
ケンタッキー戦からは、リアタイヤ・ランプ、サイドポットの拡張、リアのバッキングプレートなど、1.5マイルオーバル用にパッシングをより容易にするための空力デバイスの採用が決まっている。

今回、ホンダエンジンに使用されるシステムは、12秒間だけエンジン回転をアップさせ、レース中20回使用可能なものとなっている。これによって得られるエクストラパワーは、エンジンがリッチモード下で5馬力、燃費走行のリーンモードでは20馬力とされている。システムはECUの単純な変更で済むが、ボタンの再使用にはシステムの再充電のため10秒間を必要とする。

IRLのシニア・テクニカルディレクター、レス・マックタガートは、このシステムがチームの作戦面での多様性をもたらすとしているが、その効果は劇的なものではないとしている。チャンプカー(CCWS)の最後の年のコスワースエンジンにも類似のシステムが採用されていたが、チャンプカーの場合はターボエンジンだったため、パワーボタンによって得られるエクストラパワーは100馬力に達していたとされる。

IRLではその後もケンタッキー、シカゴランド、カンザスではリアウイングのフラップを12度まで(現在は10度まで)立てることが許され、より大きなダウンフォースを得ることが可能となる。9月のもてぎ戦では、ホイール・バックプレートの使用もできるようになる。これら一連のエアロパッケージは、チームがそれぞれ各パーツを選択してレースをすることになっている。その目的は、当然ながらパッシングの機会を増やすことにある。

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