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2009年8月24日 (月)

GP2:TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)レポート 【8月23日号】 第7戦バレンシア

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TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)レポート 【8月23日号】

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GP2シリーズ 
 GP2シリーズの第7大会が8月21日(金)から23日(日)にかけてスペインのバルセロナ市街地特設コースでF1第11戦ヨーロッパGPの併催レースとして行われた。
 同シリーズにはTDPドライバーの小林可夢偉(DAMS)が参戦している。

 21日(金)フリー走行を経て午後3時55分から行われた予選では、小林はリアブレーキの不調に見舞われ、20番手から第1レースに臨むこととなった。

 22日(土)午後4時から32周で競われる第1レースがスタート。グリッドでエンジンストール車両が発生したため、2度のフォーメーションラップを経てレースが開始された。20番手グリッドの小林は、見事なダッシュで1コーナーまでに11位に浮上したが、リアブレーキ不調のために2台にかわされ、13位で序盤戦に突入。ピットオープンとなった7周目にピットインし、タイヤを交換。全車がピットインを終えた時点で12位につけた。
 リアタイヤの摩耗が激しいレースとなり、終盤コースオフする車両が続出。小林は粘り強く走り続け、9位でチェッカー。レース後、8位の車両が車検で失格となったため、小林は繰り上がって8位フィニッシュとなり、1ポイントを獲得。トップ8が逆順でグリッドを決定する第2レースでのポールポジションを獲得した。

 23日(日)午前10時30分に第2レース(23周)がスタート。ポールポジションの小林は若干出遅れ、アウトサイドの車両と1コーナーで接触。首位のポジションは守ったものの、フロントウィングにダメージを負ってしまった。
 その直後、後方で発生した多重クラッシュのためにセーフティカーが導入。3周目に再スタートが切られると、小林は好スタートで首位を維持したが、またしても後方で多重クラッシュ。2度目のセーフティカー導入となった。このセーフティカーランの最中に、フロントウィングの破損している小林に対し、オレンジボール(車両修復)の裁定が下されることとなった。
 小林は5周目、セーフティカーが解除されると共にピットインし、フロントノーズを交換。17位でレースに復帰した。7周目に3度目のセーフティカーが導入され、9周目にレースが再開されると、小林は1周で4台をパスし、12位に浮上。更に上位を伺うが、追い抜きには至らず。その後、上位走行車がペナルティを受けたためにひとつポジションを上げ、11位でチェッカーを受けた。

第1レース 結果

順位 ドライバー チーム
周回
トップとの差
グリッド
1 ヴィタリー・ペトロフ バルワ・アダックス
31
-
2
2 ニコ・ヒュルケンベルグ ART
31
0.396
1
3 セルジオ・ペレス アーデン
31
16.004
4
4 アルヴァロ・パレンテ オーシャン
31
22.922
6
5 ロルダン・ロドリゲス ピケGP
31
26.891
5
8 小林可夢偉(TDPドライバー) DAMS
31
59.464
20

第2レース 結果
順位 ドライバー チーム
周回
トップとの差
グリッド
1 ニコ・ヒュルケンベルグ ART
23
-
7
2 セルジオ・ペレス アーデン
23
11.609
6
3 ヴィタリー・ペトロフ バルワ・アダックス
23
13.229
8
4 ジェローム・ダンブロージオ DAMS
23
28.580
9
5 ディエゴ・ヌネズ iスポーツ
23
29.195
11
11 小林可夢偉(TDPドライバー) DAMS
23
39.416
1

第5大会終了時の小林可夢偉のランキング:18位(8ポイント)

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