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2009年8月

2009年8月31日 (月)

NASCAR:トヨタモータースポーツニュース ネーションワイド第25戦モントリオール

2009年8月31日
トヨタ自動車(株)
モータースポーツ推進室 
NASCAR NATIONWIDE SERIES
第25戦 NAPA Auto Parts 200


開催日:8月30日

09nascar28_1 最終ラップの最終コーナーで逆転!
マーコス・アンブローズが無念の2位

レースの大半を支配したが無念の2位に終わったマーコス・アンブローズ(#47) 

 8月30日(日)にNASCARネイションワイド・シリーズの第25戦「NAPA Auto Parts 200」がカナダ・ケベック州モントリオールのロードコース、ジル・ヴィルヌーブ・サーキットで開催された。
 F1レースも開催された同コースで開催されるNASCARトップ3カテゴリーはネイションワイド・シリーズのみで、今年で3回目となる。今季はメキシコシティでの開催が無くなったため、NASCARトップ3カテゴリーでは唯一の海外遠征戦となり、地元カナダ出身のロードコーススペシャリストなどが数多くスポット参戦した。
 元F1ワールドチャンピオンであり、地元ケベック州出身のジャック・ヴィルヌーヴも、父の名を冠するサーキットでのNASCARレースに、久しぶりに出場することとなった。

 29日(土)午前中、2度にわたって予定されていた公式練習走行は、1回目が降雨の中で行われたものの、ドライコンディションを想定していた2回目の時点でも雨が止まず、2回目はキャンセルとなった。
 午後4時40分から予定されていた予選は、やはり降り続く雨のためにスタートディレイ。しかし、暗くなってしまう前に全セッションを終えるために、ヘビーウェットの中でセッションがスタート。NASCARの歴史の中でも初めてとなる、レインタイヤでの予選が行われた。
 8グループに分け、1グループ5、6台ずつアタックした予選では、オーストラリア出身でロードコースを得意とし、第22戦ワトキンス・グレンで勝利を挙げているマーコス・アンブローズがポールポジションを獲得。ブラッド・コールマンが5番手、ヴィルヌーヴが6番手。ジャスティン・マークスが7番手。地元カナダのNASCARローカルシリーズに参戦しているアンドリュー・レンジャーが9番手。カイル・ブッシュは12番手につけ、9台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。

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NASCAR:ネーションワイドRd.25 モントリオール

カール・エドワーズ (C)nascarmedia 拡大します

NASCARネーションワイド第25戦モントリオール決勝レースは、カール・エドワーズが優勝。2位マルコス・アンブロズに続いて、3位にアンドリュー・レンジャー、そして4位にジャック・ビルニューブと地元カナダのドライバーが入った。

スプリントカップのない週末、エドワーズの他にカイル・ブッシュ、ポール・メナードなどのドライバーも遠征。やはりカナダのインディカードライバー、アレックス・タグリアーニも出場した。

 (C)nascarmedia 拡大します

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GP2:ブリヂストンモータースポーツ・リリース 第8戦スパ・フランコルシャン

Msheadright 2009 GP2 Series 第8戦 Race2 

GP2シリ-ズ第8戦レースレポート
開催場所 : スパ-フランコルシャン  開催日 : 8月30日

ブリヂストンがサポートするGP2シリーズ第8戦の2レースがスパ-フランコルシャン・サーキット(ベルギー)で開催され、アルバロ・パレンテ選手(オーシャン・レーシング・テクノロジー)とギド・ファンデルガルデ選手(iスポーツ・インターナショナル)がそれぞれブリヂストンのソフトコンパウンドGP2レース用スリックタイヤを装着して優勝した。

スパは過酷なテクニカル・サーキットとして知られているが、その名声にふさわしく、また予想通り、コース上でタイヤのパフォーマンスを十分引き出すためにタイヤ圧と耐久性が重要な要素となった。しかしフィーチャーレースでは、コースが一度もウェットコンディションにならなかったため、前シーズンまでのようにピット作戦が結果に大きな影響を及ぼすことはなかった。

全25周で争われた土曜日のフィーチャーレースでは、アクシデントが多発した。自身初のポールポジションを獲得したパレンテ選手が、選手権ランキング首位のニコ・ヒュルケンベルグ選手(ARTグランプリ)を抑えてGP2レース通算2勝目を挙げた。レース中はずっとドライコンディションが続いたため、全チームがブリヂストンのスリックタイヤを使用し、多くのドライバーが6周から10周の間に義務となっているピットストップを済ませた。ヒュルケンベルグ選手は2位でゴールして8ポイントを獲得、3位に入ったのはルーカス・ディグラッシ選手(Fat Burnerレーシング・エンジニアリング)だった。パレンテは最速ラップタイムを記録し、1ポイントを獲得した。

日曜日に行われた全18周のスプリントレースでは、ファンデルガルデ選手が素晴らしいスタートを切った。ファンデルガルデは第1コーナー手前でエドラド・モルタラ選手(Telmexアーデン・インターナショナル)と小林可夢偉選手(DAMS)に先行し、レース中は終始トップを譲ることなく優勝した。ヒュルケンベルグ選手はターン1の事故により1周目でレースをリタイヤ、早々と週末を終えた。ロルダン・ロドリゲス選手(ピケGP)が2位で、ディアゴ・ヌネス選手(iスポーツ・インターナショナル)が3位でゴールした。グリッド後方からスタートしたセルジオ・ペレス選手(Telmexアーデン・インターナショナル)が4位入賞を果たし、レース最速ラップタイムを記録した。

ベルギー戦終了時点で、合計獲得ポイントを83ポイントに伸ばしたヒュルケンベルグ選手がドライバーズ・ランキングの首位を守った。ヴィタリー・ペトロフ選手(Barwaアダックス・チーム)が合計56ポイントで2位に、ディグラッシ選手が46ポイントで3位に着けている。チームランキングでは合計119ポイントを獲得したARTグランプリが、合計101ポイントのBarwaアダックス・ チームを抑え首位を守った。Fat Burnerレーシングが46ポイントで3位に着けている。GP2シリーズ全10戦中第9戦は9月11日~13日まで、モンツァ(イタリア)で開催され、ミディアムコンパウンドGP2タイヤを使用する予定である。ミディアムコンパウンドは今シーズン4度目の、そして今シーズン最後の登場となる。

浜島裕英 ㈱ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部長のコメント:
「スパでソフトコンパウンドタイヤを使ったことで、全体のラップタイムがかなり速くなりました。予想通り、タイヤの耐久性がドライバーにとっての課題となりました。ドライバーたちは最高のパフォーマンスを発揮するためにタイヤをどのように温存するか、学ぶ必要があったからです。エンジニアがこのサーキットで取得したデータについて行った分析によると、ここではこれ以上ソフトなコンパウンドは使えなかったでしょう。また今週末は、高速コーナーで安定性を高めるためにタイヤ圧を高めに設定する必要があったので、タイヤ圧も、私たちの予想通り、重要な役割を果たしました。アルバロ・パレンテ選手とチーム初の優勝を達成したオーシャン・レーシング・テクノロジー、そして今シーズンのスプリントレース2勝目を挙げたギド・ファンデルガルデ選手を祝福したいと思います」

コース:スパ-フランコルシャン( 7.004km×18laps=126.072km ) 天候:Fine-Cloudy/路面:Dry 気温:13℃ 路面温度:17℃ ~ 20℃

※レース結果は省略させて頂きました。

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GP2:TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)レポート 【8月31日号】 第8戦スパ・フランコルシャン

Tdplogo  

2009年8月31日
トヨタ自動車(株)
モータースポーツ推進室

TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)レポート 【8月31日号】

GP2第8戦ベルギー大会第1レースで小林可夢偉が7位入賞 

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GP2シリーズ
 GP2シリーズの第8大会が8月28日(金)から30日(日)にかけてベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットでF1第12戦ベルギーGPの併催レースとして行われた。
 同シリーズにはTDPドライバーの小林可夢偉(DAMS)が参戦している。

 28日(金)午前11時55分からのフリー走行は、雨は止んだもののウェット状態から乾いていくコンディション。ギアチェンジのトラブルに見舞われた小林は、ウェットタイヤのまま走行を続け、16番手。午後3時55分からドライコンディションで行われた予選では、1セット目で11番手、2セット目では更にタイムを縮め10番手グリッドを確保した。

 29日(土)の第1レース(26周)は午後4時から開始される予定であったが、15分スタートが遅れ、加えて、フォーメーションラップ終了後にグリッドにつけない車両が発生したため、再度フォーメーションラップが行われた後、スタートが切られた。
 10番手グリッドの小林は好スタートを切り、7位にポジションアップ。しかし、タイヤが暖まるまでペースが上げられず、2台にパスされてしまった。タイヤが暖まってからは1台をパスし、リタイア車両もあって7位へと浮上。7周目にタイヤ交換のためにピットインを行ったが、翌周、ピットを終えた車両に先行され、8位へ後退。その後は9位以降を引き離す走りを見せた。
 13周目にクラッシュによるセーフティカーが導入され、15周目に再スタート。小林は前を行く3台と5位争いを展開したが、23周目にオー・ルージュで大クラッシュが発生し、再びセーフティカー導入。レースはセーフティカーランのままフィニッシュを迎えることとなり、小林は8位でチェッカーを受けた。レース後、5位のディエゴ・ヌネズ(iスポーツ)がシケイン不通過による25秒加算のペナルティを科されたため、小林は7位へと繰り上がり、翌日の第2レースは2番手グリッドからスタートすることとなった。

 30日(日)午前10時30分に第2レース(18周)がスタート。2番手グリッドの小林はスタートでホイールスピンを喫し、3位に後退。ストレートエンドでもパスされて1周目で4位へ落ちてしまった。しかし、2周目のストレートエンドで前を行く2台が接触し、コースオフ。その脇をすり抜けて2位へとポジションを戻した小林だったが、接触からコースに復帰してきたエドワルド・モルタラ(アーデン)に接触され、たまらずスピン。最後尾17位へとポジションダウンを余儀なくされてしまった。
 レースは2周目の接触でコース上に止まった車両の排除のためにセーフティカーが導入され、5周目に再スタート。小林は再スタート直後のラップで13位までポジションを上げると、10番手争いを展開。8周目、9周目にそれぞれ1台ずつパスし、更に上位を狙ったが、それ以上のポジションアップは叶わず、11位でチェッカーを受けた。

第1レース 結果

順位 ドライバー チーム
周回
トップとの差
グリッド
1 アルヴァロ・パレンテ オーシャン
25
-
1
2 ニコ・ヒュルケンベルグ ART
25
0.943
2
3 ルーカス・ディ・グラッシ ファットバーナー
25
3.179
5
4 パスター・マルドナド ART
25
3.468
9
5 ロルダン・ロドリゲス ピケGP
25
4.349
8
7 小林可夢偉(TDPドライバー) DAMS
25
5.469
10

第2レース 結果
順位 ドライバー チーム
周回
トップとの差
グリッド
1 ギド・ヴァン・デル・ガルデ iスポーツ
18
-
3
2 ロルダン・ロドリゲス ピケGP
18
3.102
4
3 ディエゴ・ヌネズ iスポーツ
18
4.998
9
4 セルジオ・ペレス アーデン
18
6.292
23
5 ダヴィデ・リゴン トライデント
18
13.809
18
11 小林可夢偉(TDPドライバー) DAMS
18
25.291
2

第8大会終了時の小林可夢偉のランキング:19位(9ポイント)

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BTCC:Rd.8シルバーストーン レース結果

Mat Jackson (C)BTCC Media  拡大します

Jason Plato (C)BTCC Media  拡大します

Mat Jackson (C)BTCC Media  拡大します

BTCC第8戦シルバーストーンは、第1と第3レースがマット・ジャクソン、第2レースがジョンソン・プラトと、シボレー・ラセッティが全レースを制した。

注目のジョニー・ハーバートは第2レースで8位、アンソニー・レイドは第3レース13位が最高位となった。

 (C)BTCC Media  拡大します

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ALMS:Rd.8モスポート レース結果

ハイクロフト - アキュラARX-02a (C)ALMS 拡大します

ALMS第5戦モスポート決勝レースは、ハイクロフト・アキュラARX-02aが先週に続いて連勝。2位にド・フェラン・アキュラ、3位にはLMP2のフェルナンデス・アキュラと、アキュラ勢はまたも1-2-3となった。この結果LMP1ではアキュラのマニファクチャラーズチャンピオンが決定した。

レースはドフェラン・アキュラがリードするが、ピットストップで手間取りハイクロフトが優勝。チャンピオンシップでも142ポイントとドフェランに17ポイントとリードを広げた。LMP2はクリス・ダイソン組のローラ・マツダがクラッシュで戦列を離れた後、マリノ・フランキッティ組のローラ・マツダがフェルナンデス・アキュラをリード、しかし、レースも残り15分ほどのところでローラ・マツダは白煙を吹いてスローダウン、フェルナンデス・アキュラが逆転優勝した。

GT2では、No.3コルベットが、No.62リッシ・コンペティションのフェラーリF430GTとの激戦を制して、GT2クラスへ移行後初のクラス優勝を遂げた。前戦1-2勝利を飾ったBMW M3は、このレースでは2台ともメカニカルトラブルでリタイヤとなった。

 (C)ALMS 拡大します

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FIA-GT:Rd.5ブダペスト レース結果

MASERATI MC12 GT1 No.1 team VITAPHONE RACING (C)FIA-GT/DPPI 拡大します

FIA-GT第5戦ブダペスト(ハンガロリンク)は、No.14カール・ベンドリンガー組のKプラスKモータースポーツのサリーンS7Rがトップでゴールした。しかし、レース後の車検で、エアリストラクターを塞いでエンジンをかけてもエンストせず、その結果No.14はレースから除外となった。優勝はNo.1ヴィータホン・マセラーティMC12のものとなり、2位にもNo.33ヴィータホンとマセラーティの1-2となった。

GT2クラスでは、予選でサリーンと同様にエアリストラクターの検査にパスせず、全タイムを剥奪されてグリッド最後尾からのスタートとなった、プロスピード・コンペティションのポルシェ911GT3 RSがクラス優勝を飾った。

 (C)FIA-GT/DPPI 拡大します

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GP2:Rd.8スパ・フランコルシャン 第2レース結果

ギド・バン・デ・ガルデ (C)GP2 Series Media Service   拡大します

GP2シリーズ第8戦スパ・フランコルシャン第2レース、この日も好天に恵まれたレースは、序盤から激しいものとなり、ギド・バン・デ・ガルデ(iSportインターナショナル)が、今シーズン2勝目を地元で飾った。2位にロルダン・ロドリゲス(ピケGP)、3位にはペナルティで9番手からのスタートとなったデイエゴ・ヌネス(iSportインターナショナル)が表彰台に立った。

ポールポジションのエドアルド・モルトラがスタートに失敗、グリッド3番手のバン・デ・ガルデがトップに立った。その後方ではマルチクラッシュが発生、ポイントリーダーのニコ・ヒュルケンバーグなど5台のマシンがオープニングラップでリタイヤとなった。2番手からのスタートで期待された小林 可夢偉は、2ラップ目にモルタラとクラッシュ、これにパスター・マルドナドが巻き込まれてバリアにヒット。小林とモルトラはレースを続けたが、マルドナドはその場でストップしてリタイヤ。これでセーフティーカーランとなったが、レース再開後もバン・デ・ガルデはリードを保ち、2位ロドリゲスに3秒の差をつけてゴール。小林は結局11位に終わった。ランキング2位のヴィタリー・ペトルフは6位でポイントゲット。

オープニングラップでヒュルケンバーグとクラッシュしたダニ・クロスと、4ラップ目のバスストップシケインでモルトラとクラッシュしたルーカス・ディ・グラッシのファットバーナー・レーシングエンジニアリングの2名は、クラッシュの責任をとられ次戦第1レース、10グリッド降格処分を受けた。

ランキングでは、第1レース2位に入ったヒュルケンバーグが83ポイントで2位ペトロフに27ポイント差とリードを広げ、さらに10ポイント差でディ・グラッシとなった。

(C)GP2 Series Media Service   拡大します

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2009年8月30日 (日)

NASCAR:ネーションワイドRd.25モントリオール 予選結果

マルコス・アンブロウズ (C)nascarmedia 拡大します

NASCARネーションワイドシリーズ第25戦は、カナダ、モントリオールでの開催。予選は2年前のレースを思い出させる雨となり、このところスプリントカップでも進境著しいマルコス・アンブロウズがポールポジションを獲得した。2番手にカール・エドワーズ、3番手にロン・フェロウズとなった。

ボリス・セイドと同じチームからスポット参戦しているジャック・ビルニューブは、地元の期待に応え父の名を冠したコースで6番手につけている。

 (C)nascarmedia 拡大します

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IRL:ホンダリリース・第15戦シカゴランド"ライアン・ブリスコーが今季3勝目を挙げチャンピオン争いで一歩リード"

Honda_logo 

ライアン・ブリスコーが今季3勝目を挙げチャンピオン争いで一歩リード
武藤英紀はマシントラブルによるクラッシュを喫す

In090830001h 2009年8月29日(土)
決勝
会場:シカゴランド・スピードウェイ(全長1.52マイル)
天候:晴れ
気温:13~14℃

4月初旬に開幕した09年IRLインディカー・シリーズも残すところ3戦となっている。シカゴランド・スピードウェイでナイトレースとして開催された第15戦は、全長1.52マイルのオーバルコースで300マイルにわたって繰り広げられた。

In090830002h ライアン・ブリスコ

夜9時にグリーンフラッグが振り下ろされたレースは今年一番の寒さの中で行われたが、スタートからゴールまで休む間もなく続いたバトルは今シーズン最も熱いものとなった。ゴールにはチャンピオン争いを展開中のライアン・ブリスコー(Team Penske)とスコット・ディクソン(Target Chip Ganassi Racing)が並んで飛び込み、0.0077秒の僅差でブリスコーが今季3勝目、キャリア5勝目を飾った。

In090830003h スコット・ディクソン

シカゴランド・スピードウェイではこれまで何度も僅差で勝敗の決するシーンが見られたが、今日のレースはインディカー史上で4番目にランクされる僅差での決着となった。史上最少差は02年にシカゴランドで記録された0.0024秒、歴代2番目は昨年のシカゴランドにおける0.0033秒、そして、3番目は04年のカンザス・スピードウェイでの0.0051秒である。

In090830004h マリオ・モラレス

第14戦インフィニオンでキャリアベストとなる4位フィニッシュを記録していたマリオ・モラレス(KV Racing Technology)は、決勝で自己ベストを更新する3位でゴールした。ポイントランキング2番手で今回の第15戦を迎えていたダリオ・フランキッティ(Target Chip Ganassi Racing)は4位でのフィニッシュとなった。

In090830005h 武藤 英紀

武藤英紀(Andretti Green Racing)は13番グリッドからスタートし、序盤は15番手前後を走行。燃費をセーブする走りでレース終盤のポジションアップを狙っていた。しかし、92周目のターン3進入時にサスペンションの破損が原因でコース壁面にクラッシュ。結果は23位となった。

最多リードラップも記録したブリスコーは、シリーズポイントを550点に伸ばした。ランキング2番手はフランキッティで変わらないが、両者の差はレース前の4点から25点へと広がっている。ディクソンは3番手のままで、ブリスコーとの差は、こちらも20点から33点へと開いている。2戦を残してチャンピオンとなる可能性を残しているのは、ブリスコー、フランキッティ、ディクソンのポイント上位3名に絞り込まれた。

9月19日にツインリンクもてぎで決勝レースの行われるブリヂストン・インディジャパン 300マイルでは、今回以上にヒートアップしたチャンピオン争いが見られるだろう。

コメント
ライアン・ブリスコー(優勝)

「レースを通してハンドリングがアンダーステアになっていたが、最後のピットストップでフロントウイングを調整したことが大きな効果を発揮した。レース序盤のピットストップで自分が規定の位置にマシンを止められなかったため、作業に時間がかかってポジションを落とした。そこからの戦いは苦しかったが、なんとかトップ争いに復活し、こうして勝利を飾ることができ、本当にうれしい。残り2戦でもGanassi勢は強いだろう。自分はアクシデントを起こさないよう気をつけながら、安定したパフォーマンスを発揮して戦う。今日は何度かミスがあったが勝つことができた。しかし、残る2戦ではミスなく戦えるようでなければならない」

スコット・ディクソン(2位)
「燃費をセーブする作戦が見事に功を奏し、クルーたちが完ぺきなピット作業を施してくれたおかげで、最後のピットストップを終えたところで2位に約30台分の差をつけていた。しかし、今日の我々は勝てなかった。マシンに十分なスピードが備わっていなかったためだ。全力を出しきり、いいレースを戦えていたが、今年もシカゴランドでは2位となった。昨シーズンの我々は1.5マイルオーバルでアドバンテージを持っていたが、今はTeam Penskeが優位にある。その差を縮め、逆転しなくてはならない」

マリオ・モラレス(3位)
「最高の一日になった。我々はついに3位という結果をつかんだ。KV Racing Technologyに感謝したい。今日はマシンも速かったが、いずれのピットストップも最高だった。クルーたちがすばらしい活躍をしてくれたことで、3位という結果を手にすることができたと思っている」

武藤英紀(23位)
In090830006h 「マシンのハンドリングは集団の中でも安定していました。1回目のピットストップでジャッキにトラブルがあったのか、時間がかかって大きくタイムロスしました。それによって何台かにパスされ、順位は後ろになってしまいましたが、まだレースの前半でしたし、いい戦いができていると感じていました。アクシデントはサスペンションのプッシュロッドが壊れたために起きたようです。次は日本でのレースです。これまでにいい成績を残してきているシャシーを持ち込みます。レースの前には強化合宿も行い、万全を期します」

ロジャー・グリフィス|HPDレース・チームマネジャー
「凄まじいレース、そして、ゴールはエキサイティングなものとなった。ブリスコーが見事な勝利を飾った。モラレスの3位入賞もすばらしい結果だ。グラハム・レイホール(Newman/Haas/Lanigan Racing)もトップグループでゴール。彼らは近い将来にスターとなる逸材だ。チャンピオン争いを繰り広げている2チームが依然としてアドバンテージを持っているが、チャンプカー・シリーズから移籍してきたチームもいよいよ高速オーバルでも勝利を狙えるレベルに達している。次戦のツインリンクもてぎ、最終戦のホームステッド、どちらのレースでも今日のような激しいバトルが見られることだろう」

写真 (C)Honda Motor Co Ltd.

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GP2:第1レースで3名のドライバーにペナルティ、小林は2番手スタートに

ディアゴ・ヌネス (C)GP2 Series Media Service   拡大します

GP2シリーズは、昨日行われたスパ・フランコルシャンでの第1レースで、3名のドライバーにペナルティを科すことを決定した。

5位でゴールしたディアゴ・ヌネス(iSpprtインターナショナル)は、レース中バスストップシケインをショートカットしたとして、レースタイムに25秒が加算された。これによりヌネスは9位へと降格され、エドアルド・モルトラ(アーデン・インターナショナル)が8位に繰り上がり、第2レースのポールポジションとなった。小林 可夢偉は2番手スタートということになった。

また、ダニ・クロス(レーシングエンジニアリング)と、ネルソン・パンチアッチ(デュランゴ)は、イエローフラッグ中に自己ファステストラップを記録したとして、同じくレースタイムに25秒が加算された。ただし、それ以下のドライバーはラップ遅れのため2人の順位は10位と11位のまま変動はない。

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BTCC:Rd.8シルバーストーン 予選結果

Mat Jackson (C)BTCC Media  拡大します

BTCCシリーズ第8戦シルバーストーンは、シボレー・ラセッティのマット・ジャクソンがポールポジションを獲得した。

久々にBMW320siでBTCCへ復帰したアンソニー・レイドは、フリー走行でコースアウトする場面もあったが10番手と健闘した。また、ホンダシビックでBTCC初挑戦のジョニー・ハーバートは予選17番手ながら、チームメイトのデビット・ピンクニィから0.1秒以内のタイムを出し、健在ぶりを見せた。

 (C)BTCC Media  拡大します

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FIA-GT:Rd.5ブダペスト(ハンガロリンク) 予選結果

MASERATI MC12 GT1 No.2 team VITAPHONE RACING (C)FIA-GT/DPPI 拡大します

FERRARI F430 GT2 No.51 team AF CORSE (C)FIA-GT/DPPI 拡大します

FIA-GT選手権第5戦は、予定されていたブカレスト戦が中止となったため、ブタペスト(ハンガロリンク)での開催。予選では、ヴィータフォン・マセラーティMC12のアレックス・ミューラー組のNo.2マシンが3戦連続のポールポジションを獲得した。2番手にKプラスKのNo.14カール・ベンドリンガー組のサリーンS7。GT2クラスでは、AFコルセのNo.51フェラーリF430GTがトップタイムを記録した。No.60プロスピードのポルシェ911GT3 RSは、予選後のエアリストラクター検査にパスせず予選タイム剥奪となた。

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IRL:Rd.15シカゴランド レース結果

ライアン・ブリスコ (C)IRL Media 拡大します

インディカーシリーズ第15戦シカゴランド決勝レースは、ライアン・ブリスコ(チーム・ペンスキー)が、レース終盤の接戦を制して今シーズン3勝目を挙げた。2位には0.0077秒の僅差でスコット・ディクソン、3位にはマリオ・モラエスが初の表彰台に立った。武藤 英紀はレース中盤ターン3でクラッシュ、最下位に終わった。

レースは、ポールシッターのブリスコがレース序盤をリード、しかし、ブリスコは武藤のクラッシュによるコーション中のピットインでピットの停止位置から大きくずれてタイムロス。これでエリオ・カストロネペスとディクソンのトップ争いとなった。しかし、レース終盤カストロネペスがターン4でクラッシュ、ラスト9ラップのスプリントレースでブリスコがディクソンをかわしてトップに立ってゴール。トップから13台までが0.8秒以内という激戦のレースとなった。

これでブリスコはポイントを550ポインとし、2位のダリオ・フランキッティに25ポイント差を付け、さらに8ポイント差でディクソンが続いている。4位カストロネペスは383ポイントと大きく離されており、残りのレースは2つ。チャンピオン争いはこの3名に絞られた。

次戦はいよいよ9月19日のもてぎだ。

 (C)IRL Media 拡大します

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ALMS:Rd.8モスポート 予選結果

ハイクロフト - アキュラARX-02a (C)ALMS 拡大します

アメリカンルマンシリーズ(ALMS)第8戦モスポート予選は、ハイクロフト・アキュラ ARX-02aが、第3戦ロングビーチ以来のポールポジションを獲得した。2番手にドフェラン・アキュラ、3、5番手にはダイソン・ローラ・マツダが入り、LMP2の1-2を占めた。フェルナンデス・アキュラは6番手となった。

GT2では、レイホール・レターマンのBMW M3がクラス1-2となった。

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GP2:Rd.8スパ・フランコルシャン 第1レース結果

アルバーロ・パランテ (C)GP2 Series Media Service   拡大します

GP2シリーズ第8戦スパ・フランコルシャン第1レースは、GP2シリーズ開始から100戦目の記念すべきレース。そのレースでアルバーロ・パランテ(オーシャン・レーシングテクノロジー)が、ポールトゥウィンでチームにシリーズ初優勝をもたらした。2位にニコ・ヒュルケンバーグ、ペナルティでグリッド降格となったルーカス・ディグラッシが5番手グリッドから3位となった。

リカルド・ティクセラ(トライデント・レーシング)が、ダミー・グリッドにつくためピットアウトした際、マシンにケーブルを引っかけてピット設備がトライデントのチームクルーの頭にぶつかるアクシデントが起きた。このためスタートは15分ディレイとなった。クルーは病院へ運ばれ大事には至らなかったが、念のため昏睡状態におかれている。

レースも序盤からアクシデントが多発する中行われ、ラスト2ラップにオールージュでステファーノ・コレッティがクラッシュしたため、セーフティーカー先導のもとチェッカーとなった。コレッティの事故は激しいものだったが、メディカルクルーとのやりとりではドライバーには意識があるとされている。

ランキング2位のヴィタリー・ペトロフはエンジントラブルでリタイヤとなり、ノーポイントに終わった。10番手グリッドからスタートした小林 可夢偉は2ポジションアップ8位でゴールし、明日の第2レースは2ラウンド連続のポールポジションとなった。

(C)GP2 Series Media Service   拡大します

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2009年8月29日 (土)

NASCAR:ネーションワイドのCoTマシンは、2010年7月デイトナでレースデビュー

 (C)nascarmedia 拡大します

8月28日、NASCARネーションワイドシリーズ・ディレクター、ジョー・バラシュは、モントリオールで、来年のネーションワイドでのCoTマシンのデビューが、7月のデイトナ戦になることを明らかにした。

デイトナの後にはタラデガと、いずれも従来プレートレースと呼ばれているエアリストラクター・プレートを使用したレースがCoTによって行われるが、ネーションワイドのCoTにはプレートの替わりにテーパー形状のスペーサーが用いられる。

ネーションワイドのCoTは今年11月のタラデガでのレース後にテストされるが、スペーサーの使用はマシンの製造者との会議によって決定されたとされている。
また、7月から約3ヶ月の間にCoTマシンでのレースを月に1回のペースで、計4回行う予定であることも明らかにした。シリーズのラスト3戦は従来のマシンで行い、チャンピオンシップの決定はこれまでのマシンでなされることになる。

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NASCAR:来年のデイトナ500予選は、土曜日に移動

2009年デイトナ500マイル予選 (C)nascarmedia 拡大します

NASCARスプリントカップ開幕戦デイトナ500マイルレースは、例年2月の第1週の日曜日にフロントロー2台を決める予選が行われるが、来年は1日前の土曜日に行われることとなった。

これは2010年のNFL『スーパーボウル』が2月の第1日曜に移動することが決まったため、NASCAR予選を同日に行うことを避けるためとしている。来年2月6日土曜日には、恒例のバドワイザーシュートアウト(ノンタイトル戦)と予選が同じ日に行われることになる。またARCAの開幕戦も同日に行われる。

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IRL:ホンダリリース:第15戦シカゴランド ”ポイントリーダーのライアン・ブリスコーがポールポジション獲得”

Honda_logo

ポイントリーダーのライアン・ブリスコーがポールポジション獲得
武藤英紀は予選13位

2009年8月28日(金)
予選
会場:シカゴランド・スピードウェイ(全長1.52マイル)
天候:曇り
気温:22℃

2009年シーズンも残すところ3戦となったIRLインディカー・シリーズは、8月28日、イリノイ州シカゴ郊外のジョリエットにある全長1.52マイルのオーバル、シカゴランド・スピードウェイで第15戦の予選を開催し、ライアン・ブリスコー(Team Penske)がポールポジションを獲得した。

灰色の雲が空に覆い被さり、今にも雨が降り出してきそうだったが、予選は午後2時前にスタートした。10台が走ったところで小雨のために一旦予選は中断されたが、幸いにも雨がそこから強くなることはなく予選は再開された。そして、時折日差しが雲の間から差し込む中、エントリーしている23台全員が予選アタックを完了して決勝のスターティンググリッドが決定した。

インディカー・シリーズのオーバルコースでの予選は、1台ずつが4周連続で走り、その合計タイムを競うタイムトライアル方式だ。今日の予選では3番目にコースインしたトニー・カナーン(Andretti Green Racing)がしばらくトップを保っていたが、ポイントランキングで2番手につけているダリオ・フランキッティ(Target Chip Ganassi Racing)が11番目のアタッカーとして走り、カナーンをトップの座から弾き出した。

そのフランキッティも、エリオ・カストロネベス(Team Penske)によってトップを奪われ、さらにその後、カストロネベスのチームメート、現在のポイントリーダーであるブリスコーがトップへと躍り出た。ブリスコーは今季4度目、昨年に続く2年連続、そしてキャリア8度目となるポールポジションを獲得。ブリスコーの予選タイムは1分41秒6327で、カストロネベスのタイムは1分41秒7090だった。全長1.52マイルのコースを4周も走りながら、ポールポジションと予選2位を分けたタイム差は0.0773秒と極めてわずかだった。

第14戦、第15戦のロードレース連戦で連続して5位フィニッシュを記録した武藤英紀(Andretti Green Racing)は、その勢いを保ってシカゴランドでも予選上位を目指していた。しかし、プラクティスの段階からマシンが本調子ではなく、予選順位は13位となった。武藤は走る距離を短くしてタイムを稼ごうと、予選の4周すべてでコース内側の白線ギリギリを走った。しかし武藤は、ハンドリングが良好でありながらも、スピードが伸びないマシンセッティングに悩まされた。

コメント
ライアン・ブリスコー(ポールポジション)

「予選アタックには満足している。昨年よりターン3のバンプが大きくなっているように感じたけれど、マシンのハンドリングはプラクティスのときからとてもよく、予選でも最高のものになっていた。それに、今日はチームメートのカストロネベスが先に走ってアンダーステアが出ていたとレポートしてくれたので、我々はセッティングを調整して予選に臨むことができ、それがポールポジション獲得につながったと思う。明日のレースでも我々は優勝を争う走りができるはずだ。チャンピオン争いは接戦になっているので、ポールポジションのボーナスとして1点を稼げたのもうれしい」

エリオ・カストロネベス(2番手)
「シカゴランド・スピードウェイは私が大好きなコースの1つだ。最後尾からスタートして優勝できた昨年のすばらしいレースは、今でもよく覚えている。今年からナイトレースになったのも私としては大歓迎。多くのファンが来てくれるに違いない。今日はポールポジションを取れなかったけれど、私からトップの座を奪ったのはブリスコーだった。チームメート同士でフロントローを独占できたのだから、2位でもうれしく思う。我々にチームオーダーはないので、明日はライアンとも思う存分に戦う。もちろん優勝を目指して戦うつもりだ」

ダリオ・フランキッティ(3番手)
「予選ではドライバーの仕事より、その前にチームがどれだけいいマシンを作り上げるか、エンジニアがどれだけ多くの要素を検討して正しいセッティングを考え出してくれるかが重要となる。Target Chip Ganassi Racingは、その両方の点で本当に高い能力を発揮してくれている。私のマシンのハンドリングは、プラクティスでも予選でも非常にバランスがよかった。ケンタッキーでの第12戦から導入されている新しい空力のルールも手伝って、決勝は激しい接近戦になると思う」

武藤英紀(13番手)
「マシンの仕上がり自体はよく、ハンドリングには手応えを感じていますが、スピードが遅いという状態です。予選に向けてはダウンフォースを削ることでスピードを稼ごうと、チームメートよりダウンフォースを小さくしましたが、それでもスピードは伸びなかった。予選アタックではコースのイン側ギリギリを走ってみました。自分としてはもう少しアウト側を走りたかったのですが、我々のマシンがどういう部分で悪いのかを見つけようという考えもあってのことです。スピードが伸びない原因はまだ分かっていませんが、レースをあきらめたわけではないので、集団走行の中でもコンスタントに走れるマシンを作って決勝に臨みたいと思います」

ロジャー・グリフィス|HPDレース・チームマネジャー
「今朝サーキットに来たときには雨が降っており、予選がキャンセルになる可能性は十分にあった。今にも雨が降り出しそうな中で予選は始まり、途中で中断もされた。しかし、幸運にも走行不能なほどの雨にならずに全員が予選アタックを行うことができた。そして、非常に僅差でブリスコーがポールポジションを獲得し、チームメートのカストロネベスが予選2位となった。実に見応えのある予選になっていたと思う。

今の予報だと、明日のレースは好天下で行われそうだ。今日のように湿度が高いと空気が重くスピードは出にくい。明日のレースが乾燥した空気の中で行われるとしたら、スピードの伸び具合が違ってくるので、今日とは違うギア比を選ばなくてはならない。空力のセッティングも当然変わる。今年からシカゴランドのレースはナイトレースになっているので、気温が一気に下がる可能性もあり、各チームともレース用のマシンセッティングをどうするかでは大いに頭を悩ませるだろう。決勝がどのようなものになるのか、とても楽しみだ」

※予選結果は省略させて頂きました。

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IRL:Rd.15シカゴランド 予選結果

ライアン・ブリスコ (C)IRL Media 拡大します

インディカーシリーズ第15戦は、ランキングトップのライアン・ブリスコ(チーム・ペンスキー)がポールポジションを獲得。2番手にもペンスキーのエリオ・カストロネペスが続いた。3番手には予選終盤までトップだったダリオ・フランキッティ(チップ・ガナッシ)、4番手にトニー・カナーン(アンドレッティ・グリーン)がセカンドローに並んだ。スコット・ディクソンはグラハム・レイホールに続いて6番手となった。ダニカ・パトリックは10番手、武藤 英紀は13番手、サラ・フィッシャーは19番手、ミルカ・デュノは21番手だった。

昨年のシカゴランドでトップタイムを出しながら、ホワイトラインカットでグリッド最後尾スタートになったエリオ・カストロネペスは、「今回はホワイトラインを踏んでないことを確認して走ったよ。ラインを踏まなくてもトップの近くまで行けることが分かったね」とコメントしている。

 (C)IRL Media 拡大します

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WTCC:トム・コロネル、岡山とマカオ戦を欠場へ

2008年WTCC岡山 - トム・コロネル (C)WTCC 拡大します

WTCCドライバーのトム・コロネルは、スポンサーの財政難から、シリーズのラスト2戦、岡山とマカオでのラウンドを欠場することになった。コロネルは、このままの状況であればオッシャースレーベンとイモラの2戦に出場した後、今シーズンを終えることになる。

チームのスポンサーである、オランダ・セアトの輸入会社『Pon Car』が、自動車販売の不振から資金供給ができなくなったためとされている。コロネルは、インディペンデントクラスで現在BMWのフェリックス・ポルティエロについでランキング2位につけている。チームは、岡山とマカオへ出場すべくスポンサーを探しており、コロネルもまだギブアップはしていないとしている。

コロネルは昨年の岡山戦では優勝も飾っており、日本にもファンが多いだけに状況の好転に期待したいところだ。

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GP2:Rd.8スパ・フランコルシャン 予選結果

アルバーロ・パランテ (C)GP2 Series Media Service   拡大します

GP2シリーズ第8戦スパ・フランコルシャン予選は、フリー走行の雨も上がりドライコンディションのもと行われ、アルバーロ・パランテ(オーシャン・レーシングテクノロジー)がシリーズ初のポールポジションを獲得。チームにとっても初のポールとなった。2番手にはルーカス・ディグラッシ(ファットバーナー・レーシングエンジニアリング)がつけたが、予選終了後ディグラッシはカルム・チャンドックのタイムアタックを妨害したとして3グリッド降格のペナルティを受けた。これによりディグラッシは5番手グリッドとなり、ニコ・ヒュルケンバーグ(ARTグランプリ)が2番手、ディアゴ・ヌネスが自己最高の3番手スタートとなった。

セッションは序盤、ダビデ・リゴンがバスストップ・シケインでスピンして赤旗中断したが、大きな波乱はなく進行。セッション終盤、上位グループの激しいタイム争いとなった。アルバーロ・パランテはセッッションも残り20秒ほどのところでトップタイムをマークした。しかし、ロルダン・ロドリゲスがスピンしてコース上に止まったためイエローフラッグが出され、まだタイムアタック中だったドライバーはパランテのタイムを更新することが出来なかった。

また、フランク・ペレラは、予選トップから107%のタイムをオーバーし、第1、第2レースとも出走できないことになった。ペレラは雨のフリー走行でもトップから12秒離されたタイムで、このことも予選落ちの要因となっっている。

小林 可夢偉は10番手と、第4戦以来久々にトップ10グリッドとなった。17番手グリッドまでのドライバーがトップから1秒以内という接戦となり、明日の第1レースも激しい戦いとなることが予想される。

また、英autosport.comが伝えるところによれば、スクーデリア・コローニは、前身のフィジケラ・モータースポーツとアンディ・ソチェックとの間の金銭トラブルから、今日のフリー走行前にソチェックの弁護士によってマシンが差し押さえられ、フリー走行、予選とも走行することができなかった。チームは、スパ・フランコルシャンでのレースを断念したとされ、誕生早々のチームにとっては思いがけないトラブルとなった。

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2009年8月28日 (金)

GP2:Rd.8スパ・フランコルシャン・プレビュー

 (C)GP2 Series Media Service   拡大します

2009年のGP2シリーズも残すところ後3戦。チャンピオンシップでは前戦バレンシアなど4勝を挙げ、他に3回の表彰台と6回のファステストラップを記録しているニコ・ヒュルケンバーグ(ARTクランプリ)が75ポイントと、2位のヴィタリー・ペトロフ(ブロワ・アダックス)に20ポイント差をつけている。

モナコやシルバーストーンと並んで観客やドライバー達にも人気の高いスパ・フランコルシャンは、そのコースレイアウトと共に予測できない天候がレースに大きな影響を与える。
ヒュルケンバーグとペトルフ以外のドライバーにとっても、観客にアピールする絶好の舞台ともなる。バレンシアでは不本意な成績に終わったルーカス・ディ・グラッシは、現在ランキング4位だが、5点差で3位のロメイン・グロージャンがF1へとステップアップしたため、ランキングを上げるチャンスである。セルジオ・ペレスはランキング10位ながら、バレンシアでの連続表彰台で勢いに乗っている。

ランキング5位のパストール・マルドナドは昨年スパの第2レースで優勝しており、今年もその再現を狙っている。ランキング7位のジェローム・ダンブレッシオにとっては地元のコースであり、その感想を語っている。「オールージュは、他のどのコーナーとも違う特別な感覚をもたらす。そこでは少しのミスも許されず本当に集中して飛び込まなければならない。でもわたしはこの感覚が好きだ。レ・コンプとバスストップ・シケインは最高のパッシングポイントになる。でも、ここでの最大のファクターは天候だ、コースの一部がドライでも他のところでは雨が降っていたりするので、1ラップの間に自分自身をそれに適応させなければならない」

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2009年8月27日 (木)

IRL:2010年カレンダーを一部修正、もてぎ戦は9月19日の日曜日開催に

2008年インディ・ジャパン300 IRL Media 拡大します

インディカーシリーズは、先日発表した2010年のカレンダーについて一部修正することを発表した。今回変更されたのはテキサスともてぎで、テキサスは6月12日から6月5日へ、もてぎは9月18日から9月19日へとそれぞれ移動された。また、ケンタッキーは9月4日または9月5日とされていたが、9月4日と決定した。

ナイトレースで行われるテキサス戦については、NASCARのトラックシリーズとの併催のためインディ500マイルレースの翌週に変更された。もてぎ戦については、これまで土曜日の決勝レースだったものが日曜日へと変更される。レース翌日の9月20日が敬老の日で祝日のため、観客動員と雨などでレースが延期となっても対応出来ることから変更となった。それ以外のシリーズ日程には変更はなく、3月14日に初のブラジル戦からシリーズが開幕する。

Rd Date Country Circuit
1 03月14日 Sunday ブラジル サンパウロ
2 03月28日 Sunday セントピーターズバーグ 1.8-mile street course
3 04月11日 Sunday バーバー 2.38-mile road course
4 04月18日 Sunday ロングビーチ 1.968-mile street course
5 05月01日 Saturday カンザス 1.5-mile oval
6 05月30日 Sunday インディアナポリス500 2.5-mile oval
7 06月05日 Saturday テキサス(ナイトレース) 1.5-mile oval
8 06月20日 Sunday アイオワ .875-mile oval
9 07月04日 Sunday ワトキンスグレン 3.37-mile road course
10 07月18日 Sunday トロント 1.721-mile street course
11 07月25日 Sunday エドモントン 1.973-mile airport course
12 08月08日 Sunday ミッドオハイオ 2.258-mile road course
13 08月22日 Sunday インフィニオン 2.245-mile road course
14 08月28日 Saturday シカゴランド(ナイトレース) 1.5-mile oval
15 09月04日 Saturday ケンタッキー(ナイトレース) 1.5-mile oval
16 09月19日 Sunday もてぎ 1.5-mile oval
17 10月02日 Saturday ホームステッド 1.5-mile oval
Schedule Subject to Change

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GT3:ポルシェ新型911 GT3カップマシンを発表

 (C)Porsche AG. 拡大します

世界で最も成功したレーシングカーの新型

ポルシェは911 GT3カップの新型マシンを発表した。これまで1,400台以上が生産された911 GT3は、初めてロードバージョンの911 GT3 RSをベースにかなりの重量を軽減したレースバージョンとなっている。

新型モデルは、ボディ後部で初めて44mm幅広くされ、より大きなタイヤサイズでもスペースに余裕がある。フロントのより幅広いホイールアーチは、明らかにフロントタイヤも同様に新しいものであることを示している。

エンジンの排気量は、200ccアップされ30馬力アップしている。3.8リッターの水平対向6気筒エンジンからは、レーシングバージョンで450bhp(331kw)を発生し、シーケンシャル6速ギアボックスを持ち、車体重量は1,200kg(2,646lb)となっている。

新型GT3カップは、フロントエンドのデザインですぐに見分けることが出来る。911の進化系ボディは、生産車のフロントボディと同じものだ。フロントのダウンフォースを高めるためにフロントスポイラーのリップは約15mm低くされている。FIA GT3レギュレーションから、リアウイングは1.46メートルから1.70メートルへと幅が拡大し、その高さも上げられている。リアのエアダムは市販車と同様のLED技術によるテールライトによって、効果的なエアの排出口を確保している。

新しい911 GT3カップのパワーユニットは、主要部分は市販モデルの911 GT3 RSと同じで、完全に制御された触媒コンバーターにより、有害な排出ガスを最大限抑えることを助けている。FIA フォーミュラワンのサポートイベントとして行われるポルシェ・モービル・スーパーカップのために、新しい911 GTカップマシンはさらにダイナミックでたくましい音になるよう、エキゾーストトシステムが改良されている。もう一つの特徴は、生産モデルと同様にPCCB(Porsche Ceramic Composite Brakes)で、カレラカップマシンのコンポジット・キャスト・ブレーキと比較して約20kg、44ポンドの重量を軽減している。

広いホイールアーチによって、前車輪は9.5J、18インチと0.5インチ拡大し、24/64-18のミシュラン・レーシングタイヤと3ピース軽合金リムを持っている。リアホイールも1インチ拡大され12J18インチとなり、27/68-18タイヤを履いている。
アンチロールバーは前後とも7段階に調節可能で、それぞれのレーストラックでより正確なセットアップを行うことが出来る。

コクピットは、以前よりさらにドライバーの要求に応えるものとなっており、ボンネンット上面のエアベントからは、ドライバーへ新鮮な空気を供給する。情報表示のためのコントロール類は、6つのスイッチの付いたステアリングホイールに置かれている。ステアリングコラムは縦方向の調節に加えて、市販車同様高さも調節可能となっている。

カレラホワイトのみで供給される911 GT3カップは10月末にカスタマーのもとへ届けられる。来るべきシーズンに、新型マシンは7つのカップトロフィーでレースを行う。それはF1のモービル・スーパーカップだけでなく、ドイツ、アジア、日本、イタリア、アメリカ、中東で行われる。新型GT3 カップのユーロ基準価格は、付加価値税を除いて149,850ユーロである。

                                 Porsche AG.プレスリリース

 

(C)Porsche AG. 拡大します

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2009年8月26日 (水)

BTCC:Rd.8シルバーストーン・スケジュール/エントリーリスト

Btcc

ジョニー・ハーバート (C)BTCC Media  拡大します

■タイムスケジュール

Saturday 29th August
Time Activity/Championship Laps
09:25 - 09:45 Qualifying Michelin Formula Renault UK Championship
09:55 - 10:35 Free Practice HiQ MSA British Touring Car
Championship
11:55 - 12:25 Qualifying Porsche Carrera Cup Great Britain
12:35 - 13:15 Free Practice HiQ MSA British Touring Car Championship
14:30 - 14:50 Qualifying Michelin Formula Renault UK Championship
15:00 - 15:30 Qualifying HiQ MSA British Touring Car Championship
16:20 Race Porsche Carrera Cup Great Britain 28
Sunday 30th August
Time Activity Laps
9:30 Michelin Formula Renault UK Championship 22
11:10 BTCC Pit Lane Opens
11:20 HiQ MSA British Touring Car Championship 22
12:35 - 13:00 Pit Lane Walkabout / Autograph Session
13:15 Porsche Carrera Cup Great Britain 28
13:55 BTCC Pit Lane Opens
14:05 HiQ MSA British Touring Car Championship 22
15:15 Michelin Formula Renault UK Championship 22
16:35 BTCC Pit Lane Opens
16:45 HiQ MSA British Touring Car Championship 22

Circuit_10_st

(C)BTCC

Silverstone Circuit Details
Northamptonshire NN12 8TN
Location: next to A43, from j15A M1 or j10, M40
Length/1.64 miles
Number of laps/22
Distance/36.08 miles

Lap Records
Qualifying: Gareth Howell (GBR), Honda Integra, 1m00.270s (97.89mph), set on 17 September 2005
Race: Jason Plato (GBR), Seat Toledo Cupra, 1m00.927s (96.84mph), set on 18 September 2005

2008 Winners
31 AUGUST ‘08
Race 1: Jason Plato
Race 2: Fabrizio Giovanardi
Race 3: Mat Jackson

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IRL:Rd.15シカゴランド・スケジュール/エントリーリスト

Chicagologo

■タイムスケジュール

FRIDAY Aug. 28
07:00 Garages Open
07:00 IndyCar Tech Opens
08:00 - 08:50 ARCA Final Practice
*09:00 - 09:30 IndyCar Practice
09:30 -10:30 IndyCar Practice All Cars
10:40 - 11:45 NCWTS Final Practice
11:00 Indy Lights Tech Opens
12:00 ARCA Qualifying
13:30 - 15:00 IndyCar Qualifying
15:10 NCWTS Qualifyiing
16:30 - 17:00 IndyCar Practice
17:15 ARCA Intros & Grid
17:30 ARCA Race 100 Laps/150 Miles
19:00 Indy Car Garage Closes
208:00:00 NCWTS Race 150 Laps/225 Miles
SATURDAY Aug. 29
08:30 Garages Open
09:00 Indy Lights Tech Opens
10:30 - 11:30 Indy Lights Practice - All Cars
11:45 - 13:15 Experience 2-Seater
13:00 IndyCar Tech Opens
13:30 - 14:30 Indy Lights Qualifying
17:15 - 18:15 Firestone Indy Lights Race 67 Laps
20:00 - 21:00 Pre Race
21:00 - 23:00 IndyCar Race 200 Laps - Live Versus

Logo Map

(C)Chicagoland Speedway

※日本との時差は-14時間(CST:中西部時間 CENTRAL STANDARD TIME ,サマータイム)

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2009年8月25日 (火)

ALMS:アウディ、『プチ・ルマン』に参戦

アウディR15 TDI エンジン (C)AUDI AG. 拡大します

8月25日、アウディ・モータースポーツは、9月26日に開催されるアメリカンルマンシリーズ第10戦、ロードアトランタ(プチ・ルマン)に、アウディスポーツ・チームヨーストから2台のR15 TDIを出場させることを発表した。

2台のR15 TDIは、ディンド・カペロ/アラン・マクニッシュとルーカス・ルール/マルコ・ヴェルナーがドライブする。DTMドライバーのマイク・ロッケンフェラーがリザーブの予定となっている。アウディがALMSへ出場するのは開幕戦セブリング12時間以来で、セブリングではR15 TDIはデビューウィンを飾っている。レース出場もルマン24時間以来のこととなる。

アウディは今回の参戦を、2010年ルマンへの準備と考えている。テストトレーラーやトラックテストでのシミュレーションで多くのテストは出来るが、実戦への参加は何物にも代え難い経験を積むことが出来るとしている。今年のルマン24時間レースでプジョーに1-2フィニッシュを飾られたアウディは、ルマンではR15 TDIの能力を完全に引き出すことが出来なかったとしている。プチルマンでは、アウディはここ9年間無敗を続けている。R8が6勝、R10が3勝という栄冠をR15が受け継ぐべくアキュラやローラ・マツダ、オレカなど強力なライバルに立ち向かうことになる。

ライバルのプジョーはすでにプチルマンへの参戦を表明しており、来年のルマンの前哨戦としてアメリカで再び激しい戦いになりそうだ。

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ALMS:Rd.8モスポート・スケジュール/エントリーリスト

Gplogo2 

■タイムスケジュール

Thursday August 27 2009
08:30 - 17:55 Test Day (all classes except ALMS)
Friday August 28 2009
08:00 - 08:30 Formula BMW Americas Practice
09:55 - 10:25 IMSA Lites presented by Frisby Performance Tire Practice
10:35 - 11:05 Cooper Atlantic Championship Powered by Mazda Practice
11:15 - 11:45 Formula BMW Americas Qualifying #1
14:00 - 14:30 IMSA Lites presented by Frisby Performance Tire Practice
14:40 - 15:10 Cooper Atlantic Championship Powered by Mazda Practice
15:20 - 15:50 Formula BMW Americas Qualifying #2
16:00 - 16:30 ALMS (GT2/ALMS Challenge) Test Session
16:30 - 17:30 ALMS (All Classes) Test Session
17:30 - 18:00 ALMS (LM P1/LM P2) Test Session
Saturday August 29 2009
10:15 - 11:15 ALMS (All Classes) Practice
11:25 - 11:55 IMSA Lites presented by Frisby Performance Tire Qualifying
12:05 - 12:35 Cooper Atlantic Championship Powered by Mazda Qualifying
13:20 - 13:50 Formula BMW Americas Race #1 (30 min)
14:40 - 15:40 ALMS (All Classes) Practice
15:50 - 16:10 ALMS (GT2/ALMS Challenge) Qualifying
16:15 - 16:35 ALMS (LM P1/LM P2) Qualifying
18:35 - 19:05 IMSA Lites presented by Frisby Performance Tire Race #1 (30 min)
Sunday August 30 2009
09:15 - 09:40 ALMS (All Classes) Warm Up
09:55 - 10:35 Formula BMW Americas Race #2 (30 minutes)
11:55 - 12:40 Cooper Atlantic Championship Power by Mazda Race (45 min)
1:30 - 14:00 IMSA Lites Presented by Hankook Race #2 (30 minutes)
14:10 - 15:05 ALMS Recon and Pre-Race Activities
15:05 - 17:50 Mobil 1 presents the Grand Prix of Mosport (2 hours and 45 minutes)

Trackmap

 (C)Mosport International Raceway

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BTCC:アンソニー・レイド、BTCCへ復帰

 Team Rac BMW  (C)BTCC Media  拡大します

かつて日本のF3レースなどでも活躍したアンソニー・レイドが、今週末にシルバーストーンで開催されるブリティッシュ・ツーリングカー選手権(BTCC)第8戦に復帰することになった。シルバーストーンの後のロッキンガムと最終戦ブランズハッチにも出場する。

2003年BTCC / アンソニー・レイド (C)BTCC Media  拡大します

レイドは、現在チャンピオンシップをリードする、コーリン・トルキントンと、スティーブン・ジェリィのWSR BMW320siの3台目のマシンをドライブする。
現在52歳のレイドは、2001年から2004年までMGでBTCCへ参戦、15勝を挙げている、WSRチーム代表のディック・ベネッツはMG時代にレイドを走らせていた。

ランキングでトルキントンを追うファブリツォ・ジョバナルディのボグゾールは、マット・ニールとアンドリュー・ジョーダンの2人のチームメイトがバックアップ。前戦のノックヒルでは明らかにチームオーダーによってジョバナルディの順位は上げられ、トルキントンはジョバナルディに9ポイントまで迫られている。

今回のレイドの起用は、WSRもボクゾール同様に3台目のマシンでトルキントンを援護する目的を持っている。それでもレイドはかつてBTCCで戦ったジョンソン・プラトやマット・ニールと再びレースが出来ることを楽しみにしているという。

ただし、BTCCのレギュレーションでは、シーズン途中からの出場マシンには45Kgのバラストを積むことが義務づけられており、その戦いは楽なものではないと見られている。また、BTCCシルバーストーン戦には、チーム・ダイナミックスからジョニー・ハーバートの出場も決定している。

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FIA-GT:Rd.5ブダペスト・スケジュール/エントリーリスト

Portrait_2 

(C)FIA-GT

■タイムスケジュール

FIA GT Championship Timetable Rd 5: Budapest August 29th 30th 2009
Saturday August 29th
09:00 - 10:20 FIA GT Championship Free Practice 80’
12:05 - 13:25 FIA GT Championship Pre-Qualifying 80’
16:45 - 17:20 FIA GT Championship Qualifying Practice 15’/5’/15’
Sunday August 30th
09:20 - 09:50 FIA GT Championship Warm Up 30’
11:00 - 12:00 Pit Walk / Autograph Sessions
13:15 - 15:15 FIA GT Championship Race 120’

Hungaroring_2 Circuit Detail Budapest
Location:  19 km from the centre of Budapest
Circuit length: 4381 m

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2009年8月24日 (月)

IRL:ホンダリリース 第14戦インフィニオン ”ダリオ・フランキッティがポール・トゥ・ウインで今季4勝目"

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ダリオ・フランキッティがポール・トゥ・ウインで今季4勝目
武藤英紀は惜しくも表彰台を逃し5位

In090824001h 2009年8月23日(日)
決勝
会場:インフィニオン・レースウェイ(全長2.303マイル)
天候:快晴
気温:21~22℃

サンフランシスコ郊外のソノマにあるインフィニオン・レースウェイは、予選日に続いて決勝レース当日もカリフォルニアらしいすばらしい快晴に恵まれた。全長2.303マイルのサーキットには大勢のレースファンが集まり、彼らの目の前でダリオ・フランキッティ(Target Chip Ganassi Racing)がポールポジションから今季4勝目、キャリア12勝目を飾った。燃費のよさでも優位にあったフランキッティは、ピットストップの間もトップの座を譲ることなくゴールまでを走りきった。

In090824002h ダリオ・フランキッティ

予選2位だったライアン・ブリスコー(Team Penske)は、コース上で果たせなかったフランキッティの攻略を2回のピットストップ時に狙ったが、どちらのチームもピットワークにミスがなく、順位が入れ替わることはなかった。レース終盤、エリオ・カストロネベス(Team Penske)のコースアウトにより出されたフルコースコーション後、残り5周で切られたリスタートでもブリスコーはトップに立つことはできず、0.2488秒の僅差で今季7回目の2位フィニッシュを記録した。

In090824003h ライアン・ブリスコ

3位争いは、予選3位のカストロネベスと予選5位の武藤英紀(Andretti Green Racing)の間でスタートから60周にわたって繰り広げられた。レース中盤には、一時カストロネベスが差を広げたが、2回目のピットストップを終えたあとに武藤が一気に差を縮め、シケイン進入でカストロネベスをパスした。しかし、70周目のグリーンフラッグによるリスタート後、武藤のブレーキは効かなくなっており、マイク・コンウェイ(Dreyer & Reinbold Racing)、マリオ・モラレス(KV Racing Technology)が彼をオーバーテイク。コンウェイがキャリアベストとなる3位入賞で初めて表彰台に上った。武藤は2度目の表彰台を逃したが、トップ5入りは今季4回目で、ポイントランキングを11番手から10番手に上げた。

In090824004h マイク・コンウェイ

In090824005h 武藤 英紀

ポイントリーダーだったスコット・ディクソン(Target Chip Ganassi Racing)は、スタート直後の多重クラッシュに巻き込まれて最後尾に近い19番手まで後退。フルコースコーションが少ないレースとなったために大幅な順位ばん回は難しく、13位でのゴールとなった。これによりポイントランキングで2番手にいたブリスコーがトップへ返り咲き、優勝したフランキッティは4点差の2番手へと順位を上げた。そしてディクソンはトップから20点差の3番手に下がった。

コメント
ダリオ・フランキッティ(優勝)

「予選でポールポジションを獲得できたのが大きかった。燃費をセーブしながらハイペースを保つのは簡単ではなかったけれど、我々はレースのペースをコントロールすることができていたと思う。マシンのハンドリングは昨日と同様にすばらしく、スタート、リスタートもよかった。おかげで私はミスを犯すことなくゴールまで走り続け、優勝できた。いつものようにTarget Chip Ganassi Racingのピットワークがどれも完ぺきだったことも勝てた要因だ」

ライアン・ブリスコー(2位)
「フランキッティにプレッシャーをかけ続けたが、彼はミスを一切犯さなかった。スタートでトップを奪えなくても、彼の真後ろにつけて燃費をセーブすれば、私の方が1周以上長く走ったあとに順位を逆転できると考えていた。ところが、フランキッティの方が燃費はよかった。あれには驚くしかなかった。今回の2位でポイントトップに返り咲いた。残る3レースはすべて私が好きなサーキットであり、タイトル獲得を目指してがんばる」

マイク・コンウェイ(3位)
「スタート直後に追突されてタイヤを傷め、一時、最後尾近くまで下がった。厳しいレースになったが、そこから次々とポジションを上げていくことができた。3位入賞はうれしいけれど、もっと予選の成績がよかったらと悔やまれもする。予選のあとにセッティングを少しだけ変更したのが正解だった。これまでにも表彰台に上がれそうなレースは何度かあったが、ミスや不運があってそれを実現できていなかった。今回こうして3位になれて、チームのためにもうれしい」

武藤英紀(5位)
In090824006h 「レースが終盤に入ってからカストロネベスをパスして3位に上がれたところまではよかったのですが、あの時点でブレーキが効かなくなっていました。最後のスティントはオプショナルタイヤでいきましたが、プライマリーの方がラップタイムがずっと安定していたかもしれません。プラクティスで13周も走った使用済みのものだったこともあり、最後はタイヤのグリップが落ちていました。リスタートのあとに2台にオーバーテイクを許したのは本当に悔しいです。しかし、オーバルではいいけれどロードは駄目という状況から抜け出して、ロードでも上位で戦える力を見せることができた点はよかったと思います」

エリック・バークマン|HPD社長
「フランキッティとTarget Chip Ganassi Racingの見事な勝利をたたえたい。フルコースコーションがほとんどなく、ハイスピードでレースは展開していったが、ポジション争いが激しく緊迫感のあるエキサイティングなレースになっていた。集まってくれた多くのファンもレースを楽しんでくれたことだろう。ポイントトップのディクソンがスタート直後のアクシデントで後退。ポイント争いはまたしても順位が変わり、2位フィニッシュを重ねているブリスコーがトップに立った。フランキッティは僅差の2番手、ディクソンは3番手に落ちたが、彼らによるチャンピオン争いは最終戦までもつれ込むことになりそうだ」

写真(C)Honda Motor Co Ltd.

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GP2:ブリヂストンモータースポーツ・リリース 第7戦バレンシア

Msheadright  

2009 GP2 Series 第7戦 Race2 
GP2シリーズ第7戦レースレポート
開催場所 : バレンシア  開催日 : 8月23日

ブリヂストンがサポートするGP2シリーズ第7戦の2レースがバレンシア(スペイン)の公道サーキットで開催され、ヴィタリー・ペトロフ(Barwaアダックス・チーム)とニコ・ヒュルケンベルグ(ARTグランプリ)がそれぞれブリヂストンのソフトスペックGP2レース用スリックタイヤを装着して優勝した。

この週末の路面温度はGP2今シーズンの最高に達したが、リアタイヤのソフトコンパウンドは、グリップダウンが予想より低く収まり、良好なパフォーマンスを発揮した。

全31周で争われた土曜日のフィーチャーレースでは、ポールポジションからスタートしたドイツ人ドライバー、ヒュルケンベルグがレース1周目の第2コーナーで大きく膨らみ、そこを衝いたロシア人ドライバー、ペトロフに先行を許した。トップに立ったペトロフは、最後までポジションを守り、優勝した。ヒュルケンベルグは果敢に攻めたものの及ばず、2位でゴールした。3位にはセルジオ・ペレス(Telmexアーデン・インターナショナル)が入り、GP2メインシリーズで自身初の表彰台に登った。ヒュルケンベルグは最速ラップタイムを記録し、追加の1ポイントを獲得した。

日曜日に行われた全23周のスプリントレースでは、アクシデントが多発して3回セーフティカーが投入され、10台のマシンがリタイヤした。表彰台に登ったのは第1レースと同じ顔ぶれだったが、順位は異なり、優勝したのはヒュルケンベルグ、2位がペレス、そして3位がペトロフだった。このレースでもヒュルケンベルグが最速ラップタイムの1ポイントを獲得、2レースで合計18ポイントを積み重ねた。

バレンシア戦終了時点で、合計獲得ポイントを75ポイントに伸ばしたヒュルケンベルグがドライバーズ・ランキングの首位を守った。ヴィタリー・ペトロフが合計55ポイントで2位に上がった。この週末ロメイン・グロージャン(Barwaアダックス・チーム)はルノー・チームからF1に参戦したが、GP2では45ポイントでランキング3位に着けている。チームランキングでは合計106ポイントを獲得したARTグランプリが、合計100ポイントのBarwaアダックス・ チームを抑え首位を守った。スーバーノバ・レーシングが44ポイントで3位に着けている。

GP2シリーズ第8戦は8月28日~30日までスパフランコルシャン(ベルギー)で開催され、ブリヂストンのソフトコンパウンドGP2タイヤを使用する予定である。ソフトコンパウンドは今シーズン4度目の登場となる。

浜島裕英 ㈱ブリヂストンMS・MCタイヤ開発本部長のコメント:
「ブリヂストンのソフトコンパウンドはバレンシアで良好な機能を発揮しました。タイヤの外観もきれいで、気温と路面温度が高かったことを思えばリアタイヤのグリップダウンはまずまずでした。GP2各チームは、昨年のこのコースでの経験を活かし、グリップダウンに上手に対応し、このサーキットでタイヤに何が求められるかをきちんと理解していました。ヴィタリー・ペトロフ選手はフィーチャーレースでトップを守るために懸命に戦い、タイヤの上手な管理とタイミングの良いピットストップが功を奏しました。日曜日のレースは波乱の展開となりましたが、このレースでもニコ・ヒュルケンベルグ選手が安定した走りを見せポイントを獲得しました」

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GP2:TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)レポート 【8月23日号】 第7戦バレンシア

Tdplogo  

TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)レポート 【8月23日号】

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GP2シリーズ 
 GP2シリーズの第7大会が8月21日(金)から23日(日)にかけてスペインのバルセロナ市街地特設コースでF1第11戦ヨーロッパGPの併催レースとして行われた。
 同シリーズにはTDPドライバーの小林可夢偉(DAMS)が参戦している。

 21日(金)フリー走行を経て午後3時55分から行われた予選では、小林はリアブレーキの不調に見舞われ、20番手から第1レースに臨むこととなった。

 22日(土)午後4時から32周で競われる第1レースがスタート。グリッドでエンジンストール車両が発生したため、2度のフォーメーションラップを経てレースが開始された。20番手グリッドの小林は、見事なダッシュで1コーナーまでに11位に浮上したが、リアブレーキ不調のために2台にかわされ、13位で序盤戦に突入。ピットオープンとなった7周目にピットインし、タイヤを交換。全車がピットインを終えた時点で12位につけた。
 リアタイヤの摩耗が激しいレースとなり、終盤コースオフする車両が続出。小林は粘り強く走り続け、9位でチェッカー。レース後、8位の車両が車検で失格となったため、小林は繰り上がって8位フィニッシュとなり、1ポイントを獲得。トップ8が逆順でグリッドを決定する第2レースでのポールポジションを獲得した。

 23日(日)午前10時30分に第2レース(23周)がスタート。ポールポジションの小林は若干出遅れ、アウトサイドの車両と1コーナーで接触。首位のポジションは守ったものの、フロントウィングにダメージを負ってしまった。
 その直後、後方で発生した多重クラッシュのためにセーフティカーが導入。3周目に再スタートが切られると、小林は好スタートで首位を維持したが、またしても後方で多重クラッシュ。2度目のセーフティカー導入となった。このセーフティカーランの最中に、フロントウィングの破損している小林に対し、オレンジボール(車両修復)の裁定が下されることとなった。
 小林は5周目、セーフティカーが解除されると共にピットインし、フロントノーズを交換。17位でレースに復帰した。7周目に3度目のセーフティカーが導入され、9周目にレースが再開されると、小林は1周で4台をパスし、12位に浮上。更に上位を伺うが、追い抜きには至らず。その後、上位走行車がペナルティを受けたためにひとつポジションを上げ、11位でチェッカーを受けた。

第1レース 結果

順位 ドライバー チーム
周回
トップとの差
グリッド
1 ヴィタリー・ペトロフ バルワ・アダックス
31
-
2
2 ニコ・ヒュルケンベルグ ART
31
0.396
1
3 セルジオ・ペレス アーデン
31
16.004
4
4 アルヴァロ・パレンテ オーシャン
31
22.922
6
5 ロルダン・ロドリゲス ピケGP
31
26.891
5
8 小林可夢偉(TDPドライバー) DAMS
31
59.464
20

第2レース 結果
順位 ドライバー チーム
周回
トップとの差
グリッド
1 ニコ・ヒュルケンベルグ ART
23
-
7
2 セルジオ・ペレス アーデン
23
11.609
6
3 ヴィタリー・ペトロフ バルワ・アダックス
23
13.229
8
4 ジェローム・ダンブロージオ DAMS
23
28.580
9
5 ディエゴ・ヌネズ iスポーツ
23
29.195
11
11 小林可夢偉(TDPドライバー) DAMS
23
39.416
1

第5大会終了時の小林可夢偉のランキング:18位(8ポイント)

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NASCAR:トヨタモータースポーツニュース 第24戦ブリストル

2009年8月23日
トヨタ自動車(株)
モータースポーツ推進室 
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第24戦 Sharpie 500


開催日:8月22日

09nascar27_1 カイル・ブッシュが得意のブリストルで復活の今季4勝目 

今季4勝目を挙げたカイル・ブッシュ(#18) 

 8月22日(土)、米国南部テネシー州ブリストルのブリストル・モーター・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第24戦「Sharpie 500」が開催された。
 1周0.533マイル、コーナーで36度ものハイバンクを持ち「世界最速のハーフマイル」と呼ばれるブリストルでは、スプリント・カップ・シリーズ戦は年に2回開催されており、今年3月の第5戦ではカイル・ブッシュが勝利を挙げている。Ky.ブッシュはここブリストルを得意としており、2007年にも1勝。ネイションワイド・シリーズでも2006年に勝利。また、19日(水)に行われたキャンピング・ワールド・トラック・シリーズでも2年連続勝利を挙げている。
 最後の10戦で上位12名がポイントをリセットし、チャンピオンを争う“チェイス”が決まるまで、今大会を含め残り3戦。デニー・ハムリンはドライバーズポイントで“チェイス”圏内の5位につけており、更に、“チェイス”入りを争っているKy.ブッシュ、ブライアン・ヴィッカーズらの活躍に期待がかかった。

 21日(金)ネイションワイド・シリーズの予選に続き、午後5時40分からスプリント・カップ・シリーズの予選が行われ、スコット・スピードが3番手。デイヴ・ブレイニーが4番手、ルーキーのジョーイ・ロガーノが8番手グリッドを確保。“チェイス”入りを争うヴィッカーズが 14番手、Ky.ブッシュが15番手につけ、12台の“トヨタ カムリ”が決勝進出を決めた。

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IRL:Rd.14インフィニオン レース結果

ダリオ・フランキッティ (C)IRL Media 拡大します

インディカーシリーズ(IRL)第14戦インフィニオン決勝レースは、ポールスタートのダリオ・フランキッティ(チップガナッシ)が、スタートから1度もトップを譲らない完勝で今シーズン4勝目を飾った。2位には終始フランキッティを追撃したライアン・ブリスコ(チーム・ペンスキー)、3位にはルーキー、マイク・コンウェイがレース序盤のアクシデントから挽回してIRL初の表彰台に立った。武藤 英紀は終盤、コンウェイとマリオ・モラエスにかわされ悔しい5位、スコット・ディクソンは13位に終わった。

レースはオープニングラップのターン2で、ディクソン、E.J.ビソ、マルコ・アンドレッティ、コンウェイ、トニー・カナーン、フランク・モンタニー、ダニカ・パトリックとグレアム・レイホールの8台が絡むクラッッシュが発生、長いイエローコーションとなった。この事故でビソはリタイヤとなり、他のマシンもピットインして修復作業を行った。

その後は、フランキッティとブリスコの対決となったが、エリオ・カストロネペスがこの2台に追いついてトップグループを形成した。しかし、カストロネペスは最後のピットイン後にトニー・カナーンと絡み66ラップでリタイヤとなった。ブリスコはフランキッティにプレッシャーをかけ続けたが、最後は約0.25秒の僅差でフランキッティが逃げ切った。

この結果、ランキングではブリスコが497ポイントでトップに復帰、4ポイント差でフランキッティが追っている。ディクソンはトップのブリスコから20ポイント差の3位に落ちた。

 (C)IRL Media 拡大します

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LMS:Rd.4ニュルブルクリンク レース結果

■ワークス・アストンマーチン1-2-3フィニッシュ!

ワークス・アストンマーチン (C)LMS/DPPI  拡大します

ルマンシリーズ第5戦ニュルブルクリンクは、ワークス・アストンマーチンのジャン・シュロス/トーマス・エンゲ/ステファン・ミューク組のNo.007マシンが今シーズン2勝目、ワークス・アストンマーチンは1-2-3となって表彰台を独占した。レースは終盤までNo.009ハロルド・プリマ/ダレンターナー組がリードしていたが、最後のピットストップでNo.007が逆転した。

LMP2ではNo.40 Quifel ASM Teamのジネッタ・ザイテックが今シーズン2回目のクラス優勝、GT1はLarbre CompetitionのサリーンS7Rが今シーズン初優勝、GT2はTeam Felbermayr Protonのポルシェ997 GT3 RSRが今シーズン3回目のクラス優勝となった。

これにより、ランキングではNo.007ローラ・アストンマーチンが、今回ギアボックストラブルでリタイヤしたNo.16ペスカルロ・ジャッドを逆転、7ポイント差をつけてトップに立った。マニファクチャラーでもアストンマーチン・レーシングが51ポイントとペスカルロ・ジャッドとの差を22ポイントに広げた。

 (C)LMS/DPPI  拡大します

 (C)Porsche AG.  拡大します

 (C)LMS/DPPI  拡大します

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GP2:Rd.7バレンシア レース2結果

ニコ・ヒュルケンバーグ (C)GP2 Series Media Service   拡大します

GP2第7戦バレンシア第2レースは、7番手グリッドからスタートしたニコ・ヒュルケンバーグ(ARTグランプリ)が、今シーズン4勝目を挙げた。

第1レースで8位となったパストール・マルドナドのマシンが、レース後の車検で右側のフロアが最低地上高以下であるとされグリッド最後尾に回された。オープニングラップでの接触からフロアを留めるボルトがゆるんだものと見られている。これで小林 可夢偉が第2レースでポールスタートとなった。

スタートでは2番手グリッドのルカ・フィリッピが好スタートでトップとなり、小林は2番手となった。その後のターン2で両車が接触、フィリッピはその場でリタイヤとなった。小林はレースを続けたが、フロントウイングを曲げており、マーシャルからピットインのフラッグを出されて結局11位でゴールした。

レース序盤にアクシデントが続き、セーフティーカーランとなった。7番手グリッドからスタートしたヒュルケンバーグはこの間に順位を上げ、リスタート後にトップに立った。2位セルジオ・ペレス、3位ヴィタリー・ペトロフと終わってみれば第1レースと同じドライバーが表彰台に立った。

ヒュルケンバーグはこのレースでもファステストラップを記録しトータル75ポイントと、2位のペトロフとの差を20ポイントに広げた。

(C)GP2 Series Media Service   拡大します

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2009年8月23日 (日)

IRL:BRIDGESTONE INDYTM JAPAN 300 mileに松浦孝亮選手が参戦決定!

080401  (C)Conquest Racing

コンクエストレーシングはクリック証券株式会社とともにBRIDGESTONE INDY JAPAN 300mile に出場します

コンクエストレーシングは09年の9月にツインリンクもてぎで行われるBRIDGESTONE INDYTM JAPAN 300 mileにクリック証券株式会社、松浦孝亮選手とともに初出場する事になりました。クリック証券株式会社は日本においてインターネットによる先進的な証券取引サービスを提供している証券会社です。松浦孝亮選手はインディカー・シリーズに日本のファンの前でカムバックを果たします。

チームオーナー エリック・バシェラールのコメント
“我々は松浦孝亮選手のホームタウンである日本で行われるBRIDGESTONE INDYTM JAPAN 300 mileに初めて出場できることに興奮しており、また楽しみにしています。そしてクリック証券株式会社様のような心強いパートナーとともにこのレースに出場できることを大変喜ばしく思っています”

カーナンバー34 CLICK Securities Conquest Racing Dallaraをドライブする松浦孝亮選手は、2004年にインディカー・シリーズにデビューし、04年に行われた第88回インディ500マイルレースで新人賞を獲得しました。
さらに、松浦選手は予選で2位の最高位と決勝で4位のベストリザルトを記録して年間の新人賞も獲得しました。

松浦孝亮選手のコメント
“クリック証券株式会社様とコンクエストレーシングとともにBRIDGESTONE INDYTM JAPAN 300 mileに出場できることをとても嬉しく思っております。このたび多大なるご支援をして下さいましたメインスポンサーのクリック証券株式会社様、そして快くチームに迎え入れてくれたコンクエストレーシングには本当に感謝しております。スポット参戦で、実質2年ぶりのインディカー・レースですが、自分のできる準備は全て行い、全力で200周走り切りトップ5フィニッシュを目指したいと思います”

松浦選手はインディカー・シリーズに64レース出場し、5位以内の入賞を3回、10位以内の入賞を22回、ラップリーダー31周の経験があり、インディカー・レースに出場する前に、03年にヨーロピアン・フォーミュラ・ルノーV6に出場して3勝、02年はドイツF3選手権でランキング2位に入り、00年は日本のフォーミュラ・ドリームでチャンピオンを獲得しています。元F1ドライバー鈴木亜久里が活動しているARTA Projectの一員でもあります。

クリック証券株式会社 代表取締役 高島秀行氏のコメント

「わたしは米国に滞在していた時期があり、その時からインディのファンでした。FX取引は外国為替というグローバルな経済活動であり、証券会社は「スピード」「先進性」が常に要求される点でインディとイメージが合ったこと。この共通点から応援させて頂くことになりました。松浦選手は2年ぶりの復帰という事ですが、上位を目指して頑張って欲しいです」

                            コンクエストレーシング・プレスリリース

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IRL:松浦 孝亮、インディ・ジャパンにむけて

Ca0779c6 松浦 孝亮 (C)Motorsports Forum 拡大します

本日、鈴鹿サーキットで開催されたスーパーGT選手権の会場で、今年のインディ・ジャパンにコンクエスト・レーシングから参戦する松浦 孝亮が下記のコメントを発表した。

松浦孝亮のコメント
昨年も参戦したかったんですが、開催時期が4月だと前の年の年末から交渉を始めないと間に合いませんでしたし、フォーミュラニッポンへの参戦が決まっていたので、フォーミュラニッポンでの活動と平行して交渉を進めることが難しく、実現しませんでした。
今回は9月開催ということで交渉することが出来ました。
ホンダさんを経由していくつかのチームを紹介していただき、6月のアイオワ戦に行って交渉を開始しました。
コンクエストとはそのときは直接会って話を出来なかったんですが、その後交渉を重ねていき、経験豊富なスタッフが揃っていることなどを考慮して決めました。

インディカーをドライブするのは2007年のシカゴ以来になります。
当初はテストなしのぶっつけ本番の予定でしたが、今年のスケジュールだと金曜日にフリー走行を走ってそのまま予選、翌日決勝となっていて、これまでのように木曜金曜にじっくり走りこむことができないので、9月1日にシカゴランドで少しだけテストをすることになりました。

今回クリック証券さんという素晴らしいスポンサーに応援していただけたことで、参戦することが出来ました。
2年ぶりの参戦ですが、それがハンデになるとは思ってないし、テストもやれて充分な準備もできます。
今回日本人は3人でますけど、その中のトップ、全体ではトップ8を目指します。

                    取材協力 Motorsports Forum

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NASCAR:Rd.24ブリストル レース結果

カイル・ブッシュ (C)nascarmedia 拡大します

NASCARスプリントカップ第24戦ブリストル決勝レースは、カイル・ブッシュが5月初めのリッチモンド以来3ヶ月ぶりに今季4勝目を飾った。2位にはポールポジションのマーク・マーチン、3位にマルコス・アンブローズ、4位グレッグ・ビィッフィル、5位デニー・ハムリン、6位ライアン・ニューマンとなった。

レースは500ラップのうち240ラップをマーチンがリードするが、残り50ラップはカイル・ブッシュとマーチンとの対決となった。最後は残り4ラップのスプリントレースとなったが、カイル・ブッシュが逃げ切ってゴール。

これでカイル・ブッシュはランキング13位にアップし、12位のマット・ケンセストとは34ポイント差となり、残る2戦アトランタとリッチモンドでチェイス進出への望みをつないだ。2位となったマーチンも2ランクアップの10位となった。

 (C)nascarmedia 拡大します

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IRL:ホンダリリース・第14戦インフィニオン”ダリオ・フランキッティがポールポジション"

Honda_logo  

ダリオ・フランキッティがポールポジション
武藤英紀は5番グリッドから表彰台を狙う

2009年8月22日(土)
予選
会場:インフィニオン・レースウェイ(全長2.303マイル)
天候:晴れ
気温:26℃

IRLインディカー・シリーズの2009年シーズン第14戦がカリフォルニア州ソノマのインフィニオン・レースウェイで始まり、22日、予選が行われた。今シーズン7戦目、そして今シーズン最後のロードレースには24台と多くのエントリーが集まったが、スポット参戦のウィル・パワー(Team Penske)とネルソン・フィリップ(Conquest Racing)が練習走行中のアクシデントで負傷し、両者とも予選、そして決勝への出場を断念せざるを得なくなった。

雲ひとつない快晴ながら、サンフランシスコ湾から吹き寄せる海風により気温が上がり過ぎず、心地よいコンディション下で予選は繰り広げられた。22人のドライバーたちは全長2.303マイルのアップダウンの激しいコースに果敢にアタックし、ラップタイムを競い合った。

予選の最終ステージに進出した6人のドライバーたちによる戦いでは、ダリオ・フランキッティ(Target Chip Ganassi Racing)が最速ラップとなる1分16秒7987(平均時速107.955マイル)を記録して今季4度目、キャリア10度目のポールポジションを獲得した。0.0498秒の僅差でライアン・ブリスコー(Team Penske)は予選2位となり、エリオ・カストロネベス(Team Penske)が予選3位。ポイントリーダーのスコット・ディクソン(Target Chip Ganassi Racing)はブレーキトラブルに悩まされて最終ステージ進出を果たせず、明日の決勝を10番手グリッドからスタートすることとなった。

練習走行で4番手につける好調な滑り出しを見せた武藤英紀(Andretti Green Racing)は、予選の第1ステージの1グループ目で2位につけて勢いに乗り、第2ステージでの戦いでは最後のアタックで6位に食い込んだ。最終ステージに初めて駒を進めた武藤は1分17秒2055のベストラップをマークし、ロードレースでの自己ベストとなる予選5位という結果を手に入れた。

コメント
ダリオ・フランキッティ(ポールポジション)

「競争が過酷なインディカー・シリーズでは、ロードコースの予選で最終ステージに進むだけでも大きな成果と喜ぶことができる。それだけに、今シーズンのロードレース7戦すべてで最終ステージに進めたことに対し、私は大きな達成感を抱いている。チームに深く感謝したい。彼らはどのレースでもすばらしいマシンを私に用意してくれている。今週もマシンはとてもハンドリングがよく、アタックの前に一度コースアウトしたけれど、タイヤを傷めることもなく、ポールポジションを獲得できた」

ライアン・ブリスコー(2番手)
「練習走行では、コース上を走っている時間より、マシンセッティングのためにコースオフしている時間の方が長かったのではないかと思えた。予選に向けて、とても自信を持てる状況にはなかった。しかし、セッティングを何個所か見直し、ドライビングもそれに合わせて変更したところ、予選の第1ステージでマシンのフィーリングが一気によくなっていると確信できた。そこからの戦いはスムーズなものになり、ソフトとハードの両タイヤをどのタイミングで投入するかなどを深く検討することもできていた。ポールポジションを取れなかったのは悔しいが、予選2位は悪くない結果だと思う」

エリオ・カストロネベス(3番手)
「予選の第1ステージで燃圧にトラブルが発生し、それを直して第2ステージに進むと、今度はスロットルにトラブルが出た。そうした状況を考えれば、我々はいい結果を残したといえるのかもしれない。しかし、やはり満足することはできない。最終ステージでは思う存分に戦ったつもりだが、我々のマシンは、予選3位という結果よりもずっといいものに仕上がっていたと感じているからだ」

武藤英紀(5番手)
「2週間前のミッド・オハイオでも我々チームのロードコース用セッティングがよくなっていると感じていましたが、今回は走り始めからとてもハンドリングがよく、予選ではグリップの高いオプショナルタイヤ向けにセッティングを調整し、より高いパフォーマンスを引き出すことができていました。今回で今年のロードレースは最後ですが、予選では今までより一段上の戦い方ができましたし、最終ステージ進出を果たせました。これはとてもうれしいことです。明日の決勝も、上位グリッドからのスタートなので今までとは作戦なども違う戦い方ができると思います」

ロジャー・グリフィス|HPDレース・チームマネジャー
「フランキッティがすばらしい走りを見せてポールポジションを獲得した。そして、今回の予選では、インフィニオン・レースウェイでの優勝経験を持つアンドレッティが速さを見せるとともに、彼のチームメートの武藤が初めての最終ステージ進出を果たした。Andretti Green Racingがいよいよロードコースでのパフォーマンスを取り戻してきていると感じる。また、各順位間のタイム差はわずかで、激しく、見応えのある戦いとなっていた。明日の決勝ではHondaボタンは15回、それぞれ15秒間ずつ使えるように設定している。ドライバーたちはもっとたくさんボタンを使いたいと考えるだろうが、使用回数を制限することで、どのタイミングでそれを使うのが最も効果的かを考える必要が生じ、レースをよりおもしろいものにしてくれると確信している」

※予選結果は省略させて頂きました。

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IRL:Rd.14インフィニオン 予選結果

ダリオ・フランキッティ (C)IRL Media 拡大します

インディカーシリーズ第14戦インフィネオン予選は、ダリオ・フランキッティ(チップガナッシ)が、ポールポジションを獲得。2番手にライアン・ブリスコ、3番手にエリオ・カストロネペスのペンスキー2台が続いた。

ロードコースでのノックダウン予選の最終セッションで、フランキッティはファーストラップにダートに飛び出すミスをしたが、リカバリーして3ラップ目にトップタイムをマークした。今シーズン、ロードコースを苦手としていたアンドレッティ・グリーン勢は、このレースから加入したフランク・モンタニーを含めて5名全てが第2予選に進出、マルコ・アンドレッティがロードコース自己最高の4番手、武藤 英紀も初めて最終予選に進出して5番手グリッドとなった。ポイントリーダーのスコット・ディクソンは第2予選で敗退し、10番手からの苦しいスタートとなった。

予選前のプラクティスでは、このレースから復帰したネルソン・フィリップ(コンクエスト)がブラインドコーナーのターン4でスピンして止まったところにE.J.ビソが接触、さらにウィル・パワーがフィリップのマシンに激突し、フィリップとパワーは病院へ送られた。検査の結果、パワーは脊椎を、フィリップは足を骨折しており、2人ともレース欠場となった。

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GP2:Rd.7バレンシア 第1レース結果

ヴィタリー・ペトロフ (C)GP2 Series Media Service   拡大します

GP2第7戦バレンシア第1レースは、ヴィタリー・ペトロフ(ブロワ・アダックス)が、今シーズン3勝目を飾った。

オープニングラップの第2コーナーで、ポールスタートのニコ・ヒュルケンバーグがオーバーラン、その隙にペトロフとセルジオ・ペレスがヒュルケンバーグをパス。ヒュルケンバーグはペレスを抜き返して2番手に上がる。ヒュルケンバーグは早めにピットインを済ませて、後からピットアウトしてきたペトルフに並びかけるが、ペトルフはこれを抑え込んでトップを守った。その後もヒュルケンバーグはペトルフにプレッシャーをかけ続けるが抜くことは出来ず、ペトロフが僅か0.3秒差でトップチェッカーを受けた。

3位にはぺレスがGP2初の表彰台となった。小林 可夢偉は20番手からよく追い上げたが9位と、惜しくもポイントゲットはならなかった。

2位となったヒュルケンバーグはファステストラップを記録、ポールポジションのポイントと合わせて11ポイントを稼いでトータル68ポイントと、2位ペトロフに17ポイント差とリードを広げることとなった。

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LMS:Rd.4ニュルブルクリンク 予選結果

■ワークス・アストンマーチン、フロントロー独占

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ルマンシリーズ(LMS(第5戦ニュルブルクリンク予選は、ジャン・シュロス/トーマス・エンゲ/ステファン・ミューク組のNo.007ワークス・アストンマーチンがポールポジションを獲得。2番手にもNo.008と、ワークス・アストンマーチンがフロントローを独占した。3台目のNo.009マシンは10番手となった。

LMP2ではNo.40 ASMチームのジネッタ・ザイテック、2台のみが出場したGT1はNo.50 ラブレ・コンペティションのサリーンS7Rがクラストップとなった。GT2では、No.89のハンコック・フェラーリF430GTが、ハンコックタイヤにLMSで初のクラストップをもたらした。

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2009年8月22日 (土)

LM24,LMS:ACO、2010年ルマン・レギュレーションを発表

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フランス西部自動車クラブ(ACO)は、8月21日、ルマンシリーズ(LMS)第5戦ニュルブルクリンクで、2010年のルマン24時間レースならびに各ルマンシリーズのレギュレーションを発表した。

ACOは昨年9月LMS最終戦シルバーストーンで2010年以降のルマン・レギュレーションを発表したが、その後の経済危機を考慮して、今回のレギュレーションでは現行のレギュレーションとの継続性を図るため微調整が加えられている。
今回のレギュレーションでの最大の焦点は、LMP1のディーゼル・エンジンとガソリン・エンジン間の性能の格差を縮小することで、2009年と比較して2010年は以下のように各エンジンに調整がなされる。

●ディーゼル・エンジン(排気量5.2~5.5リッター)
・リストラクター2個を持つものは、エアリストラクターを37.9mmから37.5mmへ縮小(-2.1%)
・過給器圧は、2750mbarから2,590mbarへと縮小(-5.8%)
・ローズドボディ・マシンのエアリストラクターのアドバンテージを0.4mmから0.3mmへと縮小

●レーシング・ガソリンエンジン(排気量5.5~6リッター)
・リストラクター2個を持つものは、エアリストラクターを32.5mmから33.3mmへ拡大(+5%)
・クローズドボディ・マシンのエアリストラクターのアドバンテージは0.3mmのまま変更無し

●GT1エンジン(排気量5.5~6リッター)
・リストラクター2個を持つものは、エアリストラクターを32.7mmから33.3mmへ拡大(+2.4%)
・8気筒を超えるエンジンのエアリストラクターのアドバンテージは0.4mmから0.2mmへと縮小
・クローズドボディ・マシンのエアリストラクターのアドバンテージは0.3mmのまま変更無し

上記のようにアウディやプジョーのディーゼル・エンジンの性能を落とす一方で、ガソリンエンジンのうち特にジャッドなどの純レーシングエンジンの性能アップを図るものとなっている。ローラ・アストンマーチンのように生産型GT1エンジンについては、エアリストラクターは拡大されるが、12気筒エンジンについてはそのアドバンテージが減らされている。

ボディワークについては、リアホイールを覆うスパッツが禁止されることになった。また、サイドから見たボディはスムーズな連続した曲面である必要があり、リアボディとリアホイールには水平方向から見て100mm以上の段差があってはならないとしている。しかし、今年のルマン24時間レースで問題となった、アウディR15のフロントノーズ部分の形状に関しては、メーカー間と協議の上で今後決定されるとして今回は明確な定義はなされなかった。

また、デーゼル・マシンの最低重量は930kgとし、プラス30kgのバラストはキャンセルされた。その他のマシンについては最低重量に変更はない。

ACOのスポーツマネージャー、Vincent Beaumesnilは、ACOの役割がレースにおける規則の公平な定義を定めることにあるとしている。しかし、現在の経済情勢ではエントラントは今年使用しているマシンを2010年以降も使用することを望んでおり、さらに新規参入者のためにも、サルテ・サーキットで3分30秒以上のラップタイムを維持するための最小限の変更にとどめたとしている。

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NASCAR:Rd.24ブリストル 予選結果

マーク・マーチン (C)nascarmedia 拡大します

NASCARスプリントカップ第24戦ブリストル予選は、マーク・マーチンが今シーズン5回目のポールポジションを獲得。マーチンは記念すべきNASCAR参戦1000レース目に、通算46回目のポールポジションとジュニア・ジョンソンの持つ歴代9位の記録に並んだ。

2番手にグレッグ・ビッフィル、3番手にはルーキーのスコット・スピード、以下デイブ・ブラニー、マット・ケンセス、クリント・ボウヤと続いた。ポイントリーダーのトニー・スチュワートは30番手、ランキング2位のジェフ・ゴードンは33番手と後方からのスタートとなった。ファイナル・プラクティスでトップだったジミー・ジョンソンも、予選ではタイムが伸びず21番手、ファン・モントーヤは11番手となった。

今シーズン最多の5勝を挙げながら、現在ランキング12位とチェイスのバブル上にいるマーチンにとっては、ぜひとも上位でフィニッシュしたいところ。また、前戦でチェイス進出を決めたスチュワートなどランキング上位ドライバーにとっては、目指すは優勝のみという状況だ。

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GP2:Rd.7バレンシア 予選結果

ニコ・ヒュルケンバーグ (C)GP2 Series Media Service   拡大します

約1ヶ月ぶりのGP2シリーズ第7戦バルセロナ予選は、ポイントリーダーのニコ・ヒュルケンバーグ(ARTグランプリ)が、今シーズン3回目のポールポジションを獲得。2番手にヴィタリー・ペトロフ(ブロワー・アダックス)、3番手にルーカス・ディ・グラッシ(ファットバーナー・レーシング・エンジニアリング)となった。

予選は前半からヒュルケンバーグとペトロフとの対決となったが、セッション後半ペトロフのマシンに電気系トラブルが発生、タイムを伸ばすことが出来ず2番手に留まった。予選残り12分でルカ・フィリッピがターン20でクラッシュ、マシンの左側を大破して赤旗中断となった。幸いフィリッピに怪我はなかったが、コースにはオイルが流れて各マシンのタイムアップを妨げた。

ロメイン・グロージャンがルノーF1のレギュラードライバーに昇格したため、ブロワ・アダックスにはデュランゴからダビデ・バルセッチが移籍、予選12番手となった。デュランゴにはユーロF3ドライバーのステファーノ・コレッティがGP2デビュー、25番手グリッドとなった。小林 可夢偉は20番手と今回も苦戦している。

ルイス・レジア (C)GP2 Series Media Service   拡大します

また、フィジケラ・モータースポーツは、かつてF1にも参戦したコローニが買収。今回からチーム名称もParty Poker Racing.Com Scuderia Coloniとなった。 アンドレアス・ツバー、ルイス・レジアのドライバーには変更はなく、マシンのカラーリングも今回は前戦のまま出場している。

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2009年8月21日 (金)

DTM:アウディジャパン・プレスリリース "アウディ、ニュルブルクリンクで1-2-3-4フィニッシュを達成【第6戦:ニュルブルクリンク(ドイツ)】"

Audilogo

アウディ、ニュルブルクリンクで1-2-3-4フィニッシュを達成【第6戦:ニュルブルクリンク(ドイツ)】  

2009/08/20
● マルティン・トムツィクが、レースを完全制覇して優勝
● 年間ランキングでもアウディが1-2ポジションを獲得
● マルクス・ヴィンケルホックが昨年モデルを駆るドライバー中の最上位に

ニュルブルクリンク戦で圧倒的な1-2-3-4フィニッシュを達成したことで、アウディはシーズン後半開始に合わせ、再び年間ランキングトップの座を獲得しました。全10戦中6戦を消化した時点で、昨年のチャンピオン ティモ・シャイダー(35ポイント)とマティアス・エクストローム(34ポイント)の2人のアウディドライバーがランキングのトップ2を占めています。

しかし、今回のニュルブルクリンクをリードしたのは、マルティン・トムツィクでした。ドイツ出身の27歳の青年は、今週末のあらゆることにおいて他の追従を許しませんでした。フリープラクティス、予選、そしてウォームアップのすべてのセッションでトップタイムを叩き出した後、トムツィクはレース本番でも自らの力を遺憾なく発揮。完璧なドライビングで、2007年以来のニュルブルクリンクでの優勝を獲得しました。今回の優勝は彼のDTMキャリアで4回目の優勝となり、これにより年間ランキング5位につけました。

アウディの1-2-3-4フィニッシュは、ティモ・シャイダー、マティアス・エクストローム、そして昨年モデルを駆るドライバー中で最上位となったマルクス・ヴィンケルホックがトップに続くことで成し遂げられました。レースを2位でフィニッシュしたティモ・シャイダーは、年間ランキングのトップに躍り出ました。自身通算5回目の表彰台を獲得したマティアス・エクストロームは、シャイダーよりわずか1ポイント少なく、ゲイリー・パフェット(メルセデス)より5ポイントをリードして年間ランキング2位となりました。

エクストロームはオープニングラップでメルセデスのブルーノ・シュペングラーと接触し、彼のアウディA4 DTMはフロント部分にダメージを負ってしまいました。それにも関わらず、彼は前を行くチームメイト達とほぼ同じペースでラップを続けていました。レース前半から最初のピットストップの後にかけて、エクストロームは現行チャンピオンのティモ・シャイダーと素晴らしいバトルを繰り広げてもいました。「マティアス(エクストローム)とのファイトはフェアで問題ないものだった。僕らはお互いにチャンピオンシップを戦う立場でもあるのだから。つまり仲間内で肘撃ちをしあうようなもので、本当の敵同士のような強烈なものじゃなかったということだ」とシャイダーはコメントしています。

アウディスポーツ チームアプトスポーツラインの3台のA4 DTMは、ニュルブルクリンクの8万6000人(週末合計)の観衆の前で他の追従を許さないレースを展開し、昨年モデルを駆って4位を獲得したアウディスポーツ チームロズベルグのマルクス・ヴィンケルホックと共に、アウディの素晴らしいパフォーマンスを見せつけました。

他の5人のアウディドライバーにとって今回のレースは、幸運に恵まれない結果となってしまいました。キャサリン・レッゲは第1コーナー進入の混乱の中でゲイリー・パフェットと接触し、コース脇にストップしてしまいました。トム・クリステンセンはオープニングラップでライバル車によって“転倒”させられてしまい、マシン左側の損傷があまりにも酷かったために、13周目にリタイアを余儀なくされました。マイク・ロッケンフェラーもオープニングラップで接触事故に見舞われ、ポイント獲得のチャンスを逸してしまいました。オリバー・ジャービスとアレクサンドレ・プレマ(共にアウディスポーツ チームフェニックス)は、7周目にお互いが接触しリタイアとなってしまいました。

3週間のインターバルを置いて、次回のDTMは9月6日にイギリスのブランズハッチで開催されます。

【アウディドライバーのコメント】
Dr. ヴォルフガング・ウルリッヒ (アウディ モータースポーツ代表

今回の結果がもたらしたものは、まさにアウディにとって大きなプラスになるものだった。我々はここニュルブルクリンクで完璧な週末を過ごすことが出来た。我々のマシンは、当初から完全なセットアップで、フリープラクティスでは他を圧倒した。そして、予選上位8位以内に全6台のアウディが入り、レース本番に向けて非常に良い下地を構築していた。この下地を有効にするには、コンスタントに発揮されるスピードと非の打ち所のないピットワークが必要だったが、我々はそれを実行した。チームは素晴らしいパフォーマンスを発揮し、DTMのチャンピオンシップ獲得に不安材料がまったくない非常に良い状態で、シーズンの残り半分をスタートすることが出来た。

マルティン・トムツィク (レッドブルコーラ アウディA4 DTM 2009 #6)
完全な勝利を獲得した、完璧な週末だった。土曜日の最初の走行から、すべては完璧だった。こんな完璧な展開をしたいと誰もが望むけれど、簡単に実現出来る人はいないだろう。それだけにより嬉しい。素晴らしいマシンと2度の素早いピットストップを実現してくれた、アウディとチームアプトスポーツラインの皆に感謝している。

ティモ・シャイダー (GW:plus/トップサービスアウディA4 DTM #1)
今週末、素晴らしいパフォーマンスを発揮していたマルティン(トムツィク)におめでとうと言いたい。彼は我々に、最良のセットアップのポイントとベストな走行ラインの手本を示してくれていた。2位の結果と年間ランキングのトップに返り咲いたことに、僕はとても満足している。僕の“ホームグランプリ”で表彰台を獲得出来たので、とてもいい気分だ。

マティアス・エクストローム (レッドブル アウディA4 DTM #5)
最高の週末だった。アウディは今回、本当に速かった。マルティン(トムツィク)におめでとうと言いたい。彼はとても速く、無敵だった。僕もレース中にファステストラップを叩き出すことができた。スターティンググリッドと第1コーナーがレースの決め手となり、僕はそのまま3位のポジションをキープして貴重なポイントを獲得した。

【DTM 第6戦 ニュルブルクリンクの結果】
1. マルティン・トムツィク (アウディA4 DTM) 48ラップ 1時間10分19.195秒
2. ティモ・シャイダー (アウディA4 DTM) +1.205秒
3. マティアス・エクストローム (アウディA4 DTM) +2.969秒
4. マルクス・ヴィンケルホック (アウディA4 DTM) +16.029秒
5. ジェイミー・グリーン (メルセデス) +23.349秒

【DTM 第6戦までのドライバーズポイント】
1. ティモ・シャイダー (アウディA4 DTM) 35ポイント
2. マティアス・エクストローム (アウディA4 DTM) 34ポイント
3. ゲイリー・パフェット (メルセデス) 29ポイント
4. ブルーノ・シュペングラー (メルセデス) 26ポイント
5. マルティン・トムツィク (アウディA4 DTM) 21ポイント

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DTM:マシン開発凍結がスタート

8734_1g (C)DTM

ドイツモータースポーツ連盟(DMSB)は、ドイツツーリングカー選手権(DTM)において来シーズン末まで実施されるマシンの開発凍結の作業を開始した。

先週末のDTMニュルブルクリンク戦の後、DMSBは2010年の車両規則のベースとなるマシンを特定した。選ばれたのはティモ・シャイダー(No.1アウディ,09)、マイク・ロッケンフェラー(No.11アウディ,08)、ブルーノ・シュペングラー(No.9メルセデス,09)、ジェイミー・グリーン(No.7メルセデス,08)の4台。これらのマシンはDMSBの代表によって封印され、これからDMSBによって車両参照の基準として使用される。

DMSBは2週間前のオッシャースレーベンで、2010年のレギュレーションの基本構想を発表した。多くのパーツ、特に空力部品、サバイバルセル、サスペンション、ステアリングシステムとエンジンは、ベース車両から変更してはならない。これにより2011年からの新しい車両規則について十分な時間をかけることができるとしている。
DTMシリーズでは、これにより新規メーカーの参入を促進したいという思惑があるようだ。すでにF1からの撤退を決定したBMWがDTMに興味を示しているという噂もある。

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ALMS:ドレイソン・レーシング、ローラ・ジャッドでLMP1へ参戦

Drayson0819main1 Drayson Racing - Lola B09/60Coupe Judd (C)ALMS

アメリカンルマンシリーズ(ALMS)のドレイソン・レーシングは、ALMS第10戦ロードアトランタ、今年12年目となる”プチルマン”にローラB09/60クーペ・ジャッドでLMP1クラスにデビューすることを発表した。ドライバーはロード・ドレイソン、ジョニー・コッカー、ロブ・ベルの3名。

チームは昨年のALMSでアストンマーチン・ヴァンテージでGT2クラスに参戦、今シーズンは開幕戦のセブリング12時間の後はルマンシリーズ(LMS)へ同マシンで出場、ALMSへは開幕戦以来の復帰となる。アストンマーチンによるLMSの残り2戦、今週末のニュルブルクリンクと最終戦シルバーストーンへの参戦も継続する。

ドレイソン・レーシングのローラ・ジャッドは、ロードアトランタの後、ALMS最終戦ラグナセカと岡山でのアジアン・ルマンにも出場することになっている。

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2009年8月20日 (木)

NASCAR:NASCARドライバーなど、オバマ大統領を訪問

ジミー・ジョンソン & オバマ大統領 (C)nascarmedia 拡大します

8月19日、NASCARスプリントカップドライバー、ならびにNASCARチャンピオン達はホワイトハウスを訪問、バラク・オバマ、アメリカ大統領と接見した。

今回ホワイトハウスへ招待されたのは、2008年NASCARスプリントカップ・チャンピオン、ジミー・ジョンソンの他、昨年のチェイス進出ドライバー12名のうちの9名、そしてリチャード・ペティ、ダレル・ウォルトリップ、デール・ジャレット、カート・ブッシュなどのチャンピオン達。

例年、12月にはその年のチャンピオンはホワイトハウスに招かれ、大統領と会見するのが通例となっているが、今回のように多くのドライバーが大統領と接見するのは初めてのこと。ジョンソンも2007年にはブッシュ前大統領と会見しているが、昨年末はすでに大統領が交代することが決まっていたため、この時期の訪問となった。本来は、8月3日に訪れる予定だったが、雨のためポコノでのレースがその日と重なったため延期されていた。

オバマ大統領は、ジョンソンからヘルメットのプレゼントを受け、ホワイトハウスの庭に止められているNo.48のチャンピオンマシンについてジョンソンから説明を受けていた。その後、大統領はジョンソンと並んでスピーチを行った。

オバマ大統領は、ホワイトハウスの南側のある庭にNASCARマシンが駐車しているのは毎日のことではない。どうやらジョンソンは庭を2~3ラップしたそうだったが、シークレットサービスが許可しなかった。バーンアウトして庭を破壊されなくて幸いだった。と得意のスピーチでジョークと飛ばしていた。
その後のESPNのインタビューでは、NASCARが強い勢力を持つのを助けたことにはアメリカの家族の空気があるとしている。家族はトラックへ行って偉大なレーサー達と会うことが出来、イベントを楽しむことが出来る。またレースチーム自体が家族であり、ドライバーは一人ではなく、クルーがいて、ショップに戻ればエンジニアもいると表現している。

現在、GMとクライスラーの実質的なオーナーでもあるオバマ大統領は、NASCARレースが病んでいるアメリカの自動車産業にとって良いものであり、なによりもその宣伝効果の高さを認めている。NASCARにとっては今回のホワイトハウスの訪問は、シリーズへの最大の味方を得たものとして意味深いものとなったようだ。

 (C)nascarmedia 拡大します

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IRL:Rd.14インフィニオン・スケジュール/エントリーリスト

Irl14 

■タイムスケジュール

SATURDAY Aug. 22
07:00 Garage Open
09:00-9:45 Indy Lights Practice
10:00-11:30 IndyCar Practice (All cars)
12:45-13:15 Drifting
13:30-14:10 Indy Lights Qualifying
(14:30 - 16:00) IndyCar Qualifying
16:15-20:00 Drifting
14:00 Indy Lights Tech Closes
16:00 IndyCar Tech Closes
SUNDAY Aug. 23
07:00 Garage Open
07:00 - 09:00 Chapel
08:00 IndyCar Tech Opens
10:15-10:45 Indy Car Warm Up
11:15-12:15 Firestone Indy Lights Race - 40 Laps
14:00-14:45 IndyCar Pre Race
14:50 IndyCar Race 75 Laps

※日本との時差は-16時間(PT,サマータイム)

Infineon Entire_track  

(C) Infineon Raceway

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LMS:ナイジェル・マンセル、LMSシルバーストーン戦に出場

190809110809mansell1 (C)Ginetta

1992年のF1ワールドチャンピオン、ナイジェル・マンセルは来月11日からシルバーストーンで開催されるルマンシリーズ最終戦に出場することになった。
マンセルはLMP1クラスのジネッタ・ザイテックGZ09Sで、今シーズン、ワールド・シリーズ・ルノーに参戦している息子のグレッグ・マンセルと、ジネッタの会長ローレンス・トムリソンと共にシルバーストーンでの1000Kmレースに参戦する。トムリンソンは、2006年のルマン24時間レースでGT2クラス優勝の経験がある。1995年を最後にF1を引退したマンセルは、GPマスターズや2007年にはFIA-GTのGT2クラスにスクーデリア・エコッセのフェラーリF430GTでレースに出場している。

Zytekl Ginetta-Zytek GZ09S (C)Ginetta

ジネッタ・ザイテックGZ09Sは、ジネッタ製4.5リッターエンジンを搭載、LMS第2戦スパ・フランコルシャンとルマン24時間レースに出場している。また、もう一人の息子のレオ・マンセルもLMSのGT2クラスにチーム・モデナのフェラーリF430GTでシリーズ参戦しており、シルバーストーンではマンセル親子3人が揃うことになる。

ナイジェル・マンセル:「わたしの最も忘れがたいいくつかの勝利を飾ったシルバーストーンでレースへ復帰することは、とても特別なものになりそうだ。ローレンスがわれわれにジネッタ・ザイテックでレースをする機会を与えてくれたこと喜んでいる。今日(8月19日)にスネッタートンでそのマシンをテストした。わたしはそれが間違いなく素晴らしい週末になると信じている」

ローレンス・トムリンソン:「ナイジェルの血統が、ジネッタ・ザイテックLMP1でレースをすることは、とても名誉なことだ。わたしはグレッグもチームに加わってくれることを喜んでいる。シルバーストーンでは2人のマンセルとともにコンペティティブなレースが出来ると確信している」

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2009年8月19日 (水)

ALMS:ホンダリリース 第7戦ロードアメリカ ”パトロン・ハイクロフト・レーシングが今季2度目の総合優勝”

Honda_logo  

2009年8月18日

パトロン・ハイクロフト・レーシングが今季2度目の総合優勝
ロウズ・フェルナンデス・レーシングが今季6度目のLMP2クラス優勝

アメリカン・ルマン・シリーズ第7戦ロードアメリカ
■開催日   : 8月16日(日)
■開催地   : ウィスコンシン州エレクハートレイク
■サーキット : ロードアメリカ
■コース全長 : 6.5km

 アメリカン・ルマン・シリーズ(ALMS)第7戦が16日(日)にロードアメリカで開催され、#9パトロン・ハイクロフト・アキュラを駆るデイビッド・ブラバム/スコット・シャープ組(パトロン・ハイクロフト・レーシング)が、#66ド・フェランXMサテライト・ラジオ・アキュラを駆るジル・ド・フェラン/サイモン・ペジノ組(ド・フェラン・モータースポーツ)とレース残り15分間に壮絶なレースを展開した。その結果、全71周 2時間45分に及んだレースは、ブラバムがド・フェランに0.461秒差をつけ、パトロン・ハイクロフト・レーシングが今シーズン2度目となる総合優勝を飾った。

 ド・フェランとペジノはALMS史上初となるシーズン5度目の総合優勝を狙っていた。しかし、レース序盤でペジノがリードを奪ったものの、序盤のピットストップでペジノがシャープにリードを許すと、そのままパトロン・ハイクロフト・レーシングがトップをほぼ守る展開となった。
 最後のピットストップで、ド・フェラン・モータースポーツが全てのタイヤ交換を行ったのに対し、パトロン・ハイクロフト・レーシングは左のタイヤ2個のみを交換。このパトロン・ハイクロフト・レーシングの巧みなピットストップ作戦が功を奏し、最終的にブラバムがド・フェランからリードを奪った。その後も、壮絶な接近戦が繰り広げられたが、ブラバムがド・フェランを振り切る形で幕を閉じた。

 #15ロウズ・アキュラを駆るエイドリアン・フェルナンデス/ルイス・ディアス組(ロウズ・フェルナンデス・レーシング)は、先週行われたミッドオハイオでのレース同様の素晴らしいピット作戦によってフェルナンデスがダイソン・レーシングの猛追を跳ねのけ、総合3位でフィニッシュし、今シーズン6度目のLMP2クラス優勝を果たした。これにより、アキュラ勢はシリーズ参戦以来5度目の快挙となる1-2-3フィニッシュを達成。さらに、ロウズ・フェルナンデス・レーシングは燃料効率の高さと総合的なパフォーマンスが評価され、今シーズン2度目の“ミシュラン・グリーンX・チャレンジ”でも優勝した。

 ALMS第8戦は8月30日(日)にカナダのロードコースで開催される。

■パトロン・ハイクロフト・レーシング:LMP1クラス優勝(総合優勝)
デイビッド・ブラバム(David Brabham)
「素晴らしい復活を果たすことができた。金曜日、土曜日とマシンは本調子ではなかったが、チームがシャシーに改良を加え、今日のマシンは素晴らしい仕上がりになっていた。レース終盤、2つのタイヤ交換さえできれば、ジルのスピードに勝てると感じていたし、マシンは速く、ミスをしなければジルを抑えて優勝できると信じていた。ジルは素晴らしいドライバーであり、親友だが、どうしても今日はウィナーズサークルへ復活を果たしたかった。」

スコット・シャープ(Scott Sharp)
「チームにとって大きな勝利となった。ライムロックとミッドオハイオでは最終的に運に見放されていたが、今日、我々は復活を果たすことができた。いつものように終盤のデイビッドの走りは素晴らしかった。今シーズンを通じて不運が続いていたが、ロードアメリカのような特別な場所で勝利を飾ることができ、満足している。」

■ド・フェラン・モータースポーツ:LMP1クラス2位(総合2位)
ジル・ド・フェラン(Gil de Ferran)

「デイビッドと素晴らしいレースができた。彼は全くミスをすることなく、とても戦略的な走りをしていた。デイビッドの能力を考えても、彼がミスするとは思えなかった。我々のマシンは速く、終盤、デイビッドとの差をつめることができたが、差を縮めることと抜くことは全く別。運がなかったが、レースではよくあることだ。2位ではあるが、全力を尽くした。」

サイモン・ペジノ(Simon Pagenaud)
「レース序盤にピットストップを行い、レース中盤でリードを奪う作戦だった。序盤ではマシンがやや安定していなかったが、最初のピットストップでマシンはスピードを取り戻した。ジルと私の走りからそれはうかがえたと思う。しかし、2度目のピットストップでハイクロフト・レーシングにリードを奪われた。ファンにとってはエキサイティングなレースになったと思う。当然、5戦連続での総合優勝を目指していたが、今日はハイクロフト・レーシングの勝利を称えたい。」

■ロウズ・フェルナンデス・レーシング:LMP2クラス優勝(総合3位)
エイドリアン・フェルナンデス(Adrian Fernandez)
「ここ2戦の我々のピットストップ作戦は功を奏している。ルイスも私も勝利のために全力を尽くしているが、何よりスタッフのプランニングが素晴らしい。レース終盤のよいリスタートも鍵を握っていた。今シーズン7戦中6戦でクラス優勝ができるとは思っていなかったが、シーズンに入る前からスタッフは懸命に仕事をしてくれ、今シーズンの素晴らしい走りを生んでいる。昨シーズンは叶わなかったが、ついにロードアメリカで勝つことができて嬉しい。」

ルイス・ディアス(Luis Diaz)
「2台のマツダのマシンがスタートに強いことは分かっていた。ストレートで抜かれたが、彼らの右側につけることができた。レース全体を通して、マシンの調子はとても良く、そして、作戦面でとても優れたスタッフが、このレースでも巧みにピットインを指示してくれていた。」

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2009年8月18日 (火)

LMS:Rd.4ニュルブルクリンク・スケジュール/エントリーリスト

__lms_2009nurburging_240 ■タイムスケジュール

Thursday - 20th of August
Start End Race Session Duration
12:05 13:05 ADAC GT Masters Free Practice 1 60'
13:15 14:00 ATS Formel-3-Cup Free Practice 45'
14:10 14:40 ATS Formel-3-Cup Qualifying 1 30'
16:00 17:00 ADAC GT Masters Free Practice 2 60'
17:10 17:55 ADAC Formel Masters Free Practice 45'
Friday - 21st of August
Start End Race Session Duration
08:00 08:20 ADAC Formel Masters Qualifying 1 20'
09:10 10:10 Formula Le Mans Free practice 60'
10:20 10:50 ATS Formel-3-Cup Qualifying 2 30'
11:00 11:20 ADAC Formel Masters Qualifying 2 20'
12:55 13:55 Le Mans Series Free Practice 1 60'
14:05 14:55 Formula Le Mans Qualifying 50'
15:05 15:55 ADAC GT Masters Qualifying 50'
16:55 17:55 Le Mans Series Free Practice 2 60'
Saturday 22nd of August
Start End Race Session Duration
08:00 08:30 ATS Formel-3-Cup Race 1 30'
08:45 09:45 Le Mans series Free Practice 3 60'
10:00 10:30 ADAC Formel Masters Race 1 30'
10:45 11:45 Formula Le Mans Race 1 60'
12:55 13:25 ATS Formel-3-Cup Race 2 30'
13:40 14:00 Le Mans Series Qualifying - "LM" GT1 & "LM" GT2 20'
14:05 14:25 Le Mans Series Qualifying - "LM" P1 & "LM" P2 20'
14:40 15:40 ADAC GT Masters Race 1 60'
17:10 18:10 Formula Le Mans Race 2 60'
18:25 18:55 ADAC Formel Masters Race 2 30'
Sunday 23rd of August
Start End Race Session Duration
08:30 08:50 Le Mans series Warm-Up 20'
10:00 11:00 ADAC GT Masters Race 2 60'
10:00 10:30 Le Mans Series Autograph Session
11:05 11:35 Le Mans Series Pit walk (gate closed 10' before end) 30'
11:45 Le Mans Series Pits open
11:45 Le Mans Series Grid walk opening
12:00 Le Mans Series Pits closed
12:15 Le Mans Series Grid walk closing
12:27 Le Mans Series Green flag lap
12:30 18:30 Le Mans Series Race 195 Laps

 

The circuit summary
Creation:
1920
Where:
60 Km South West of Bonn
Length of the track:
5 137 metres
195 laps + formation laps
Number of Pit Garages:
33
Number of Corners:
15 (left : 6 - right: 9)
Latitude:
50°20'08"N
Longitude:
6°56'51"E

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NASCAR:Rd.24ブリストル・スケジュール/エントリーリスト

Sharpie500_thumb Foodcity250_08_thumb

 

 

 

■タイムスケジュール

BRISTOL MOTOR SPEEDWAY  EVENT SCHEDULE
2009 NASCAR SPRINT CUP SERIES
NASCAR NATIONWIDE SERIES
Thursday, August 20TH
13:00 NNS GARAGE OPENS
18:30 NNS GARAGE & REGISTRATION CLOSES
Friday, August 21ST
06:30 NSCC REGISTRATION OPENS & ACCESS TO HAULERS
07:00 NSCC INSPECTION BEGINS
07:00 NNS GARAGE & REGISTRATION OPENS
09:00 11:50 NNS FINAL PRACTICE
12:00 13:30 NSCC PRACTICE
14:00 15:30 NSCC FINAL PRACTICE
16:10 NNS QUALIFYING (TWO LAPS - ALL POSITIONS)
17:40 NSCC QUALIFYING (TWO LAPS ALL POSITIONS) followed by Exhibition Run
19:30 NSCC REGISTRATION CLOSES
19:30 NSCC CARS ON LIFT GATE
19:30 NNS DRIVERS INTRODUCTION-SECURITY CLEAR PIT ROAD
20:00 NNS RACE (250 LAPS, 133.24 MILES)
20:00 NSCC GARAGE CLOSES
20:30 NNS REGISTRATION CLOSES
Saturday, August 22TH
13:00 NSCC GARAGE OPENS
12:45

13:15

NASCAR Pace Car Rides
13:30 16:45 Pit Tours
19:00 NSCC DRIVERS INTRODUCTION-SECURITY CLEAR PIT ROAD
19:30 NSCC RACE (500 LAPS, 266.5 MILES)
20:00 NSCC REGISTRATION CLOSES ALL TIME ARE LISTED IN EASTERN
7/9/09 NSCS BRI 09-02 TENTATIVE, SUBJECT TO CHANGE

Bms_jpg_thumb Course  

Bristol Motor Speedway
Track Details
Completed : 1961
Distance : .533 miles
Shape : Oval
Banking : 36° turns
16° straights
Frontstretch : 650 feet
Backstretch : 650 feet
Seating : 160,000

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2009年8月17日 (月)

NASCAR:トヨタモータースポーツニュース 第23戦ミシガン

2009年8月17日
トヨタ自動車(株)
モータースポーツ推進室 
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第23戦 Carfax 400


開催日:8月16日

ブライアン・ヴィッカーズが念願の今季初勝利!

09nascar26_1 嬉しいトヨタでの初勝利を飾ったブライアン・ヴィッカーズ(#83) 

 8月16日(日)、米国北東部ミシガン州ブルックリンのミシガン・インターナショナル・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第23戦「Carfax 400」が開催された。
 ミシガンでは年2度のレースが開催されており、今年6月に行われた第15戦では、デニー・ハムリンが3位フィニッシュを果たしている。

 14日(金)午後3時40分より2周ずつのアタックで決勝のスタートグリッドを決定する予選が行われ、ブライアン・ヴィッカーズが今季6度目のポールポジションを獲得。ルーキーのジョーイ・ロガーノが8番手につけ、12台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。
 ヴィッカーズは昨年の第23戦、今年の第15戦でもポールポジションを獲得しており、ここミシガンで3戦連続のポールポジション獲得という快挙を成し遂げた。

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Special:フォルクスワーゲン監査役会、ポルシェとの統合自動車グループ設立に向けた基本合意を承認

Vw_logo Press Information

2009年8月17日(月)
フォルクスワーゲン グループ ジャパン 株式会社
 
フォルクスワーゲン監査役会、
ポルシェとの統合自動車グループ設立に向けた基本合意を承認
 

当事者による基本合意が成立:段階的手続きにより2011年に経営統合の予定
フォルクスワーゲンの堅実な財務基盤を維持、ポルシェの独立性は維持
雇用を確保しつつ、高い成長率、収益性、相乗効果を目指す
ヴィンターコルン会長:ポルシェと共に世界ナンバー1を目指す

ウォルフスブルグ 2009年8月13日
8月13日に開催されたフォルクスワーゲンAGの臨時監査役会において、フォルクスワーゲン主導によるポルシェとの統合自動車グループ設立に関する基本合意が承認されました。この合意に向け、フォルクスワーゲンAG、ポルシェ オートモービル ホールディングSEに加え、ポルシェおよびピエヒ一族ならびに関係企業の従業員代表との間で交渉が行われました。ポルシェ オートモービル ホールディングSEの監査役会も同日、両社の経営統合を承認しています。今回の基本合意によって、強力な10のブランドからなる自動車グループが誕生することになります。

今回の合意により、フォルクスワーゲンは、ポルシェAG株式の42%を2009年末までに取得するとともに、ポルシェおよびピエヒ一族は、現有する自動車販売会社であるポルシェ ホールディング ザルツブルクをフォルクスワーゲンに売却する方針です。最終的には、ポルシェSEはフォルクスワーゲンと完全に合併することになります。合併は2011年中に完了する見込みで、そのためには両社の株主による承認が必要です。合併後も、ポルシェはシュトゥットガルトに本拠地を置く独立した企業として存続します。合併実施の詳細は、数週間以内に最終決定される予定です。同時に、ポルシェが保有するフォルクスワーゲン株の購入オプションをカタール首長国が購入する交渉は引き続き行われ、経営統合後の全体的な構想についてポルシェに資金提供している銀行との話し合いが開始される予定です。これら一連の調整が成功裏に完了することが、統合グループを設立する上で、将来的に重要なステップとなります。また、合意を実行するためには、関連当局の承認がなければなりません。

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BTCC:Rd.7ノックヒル レース結果

 ジョンソン・プラト (C)BTCC Media  拡大します  

ファブリツォ・ジオバナルディ (C)BTCC Media  拡大します  

マット・ジャクソン (C)BTCC Media  拡大します

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F2:Rd.5ドニントンパーク レース結果

アンディ・ソチェック (C)Formula2 Series 拡大します

ジュリアン・ジョゼ (C)Formula2 Series 拡大します

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EF3:Rd.6:ニュルブルクリンク 第2レース結果

アレキサンダー・シムズ (C)DTM/EF3 Media 拡大します

ユーロF3シリーズ第6戦ニュルブルクリンク第2レースは、ルーキーのアレキサンダー・シムズがシリーズ初優勝。2位にクリスチャン・ベアトリスが入り、ミューク・モータースポーツの1-2となった。

2番手グリッドからスタートしたシムズは、オープニングラップの第1コーナーでポールポジションのベアトリスをパスしてトップに立った。ベアトリスも背後につけてチャンスを狙うが、徐々にシムズとの差が広がり、シムズが3.7秒差をつけてゴール。3位にミカ・マキ、4位にバルテリ・ボタス、5位にジュールズ・ビアンキ、6位にエスティバン・グーティエレズとなった。ビアンキとグーティエレズは最終コーナーをサイドバイサイドで立ち上がり、ほとんど横一線でゴールラインを横切った。

ランキングでは、トップのビアンキが74ポイントに対して2位のベアトリスは49ポイントとなり、ボタスが37ポイントで続いている。

 (C)DTM/EF3 Media 拡大します

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NASCAR:Rd.23ミシガン レース結果

ブライアン・ビッカーズ (C)nascarmedia 拡大します

NASCARスプリントカップ第23戦は、ポールシッターのブライアン・ビッカーズが今シーズン初優勝を遂げた。また、この勝利は2007年にシリーズ参戦を開始したレッドブル・トヨタ・チームにとっては、シリーズ初の優勝となった。ビッカーズは、今シーズン6回もポールポジションを獲得しながら勝てずにいたが、ようやく勝利をものにした。

2位にジェフ・ゴードン、3位に久々の上位入賞のデール・アンハートJr、4位カール・エドワーズ、5位サム・ホーニッシュJr.、6位ケーシー・ミアーズとなった。トニー・スチュワートは17位、ファン・モントーヤは19位でフィニッシュ。

レースは、ヘンドリック・モーター・スポーツの2台、ジミー・ジョンソンとマーク・マーチンがリードする。しかし、レース終盤には燃費勝負となり、トップに立ったビッカーズをジョンソンが我慢できずに抜き返してトップを奪う。ビッカーズはあえてジョンソンと張り合うことをせず燃費走行に徹していた。その後ジョンソンは燃料切れで失速してピットイン、燃費を節約できていたドライバーが上位に並んだ。結局ジョンソンは33位、マーチンも31位まで順位を下げた。

この結果、ランキングではトップのスチュワートに続いてゴードンがジョンソンを抜いて2位に復帰、エドワーズも2ポジションアップの4位となった。一方、カート・ブッシュは2ポジションダウン6位に、マーチンも12位へと順位を落とした。ビッカーズは今回の優勝でチェイスまであと一歩の13位となり、マーチンとの差は僅か12ポイントとなった。チェイスまで残る3レースで十分に逆転可能な状況となった。

 (C)nascarmedia 拡大します

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BF3:Rd.8シルバーストーン レース結果

ダニエル・リチャード (C)Britiish F3 拡大します

レンジャー・ザンデ・バンデ (C)Britiish F3 拡大します

イギリスF3選手権第8戦シルバーストーン決勝レースは、第1レースではポイントリーダーのダニエル・リチャードがポールトゥウィン、チャンピオンシップに大きく近づく1勝となった。2位にウォルター・グラブミューラー、3位にレンジャー・バン・デ・ザンデとなった。中嶋 大祐はグリッドと変わらず9位。

第2レースでは、ポールスタートの中嶋がレースをリード。快調にリードを広げていた中嶋だったが、23ラップレースの4分の1ほどが過ぎたところでペースが落ち始め、2番手スタートのマックス・チルトンに追いつかれる。中嶋はアビー・コーナーでチルトンを抑え込み、チルトンはバン・デ・ザンデに抜かれて3番手に落ちる。2番手に上がったバン・デ・ザンデが中嶋を追撃、バン・デ・ザンデは次の周に同じアビーでアウトから並びかける。両車のホイールが接触する激しい攻防を制したバン・デ・ザンデがトップに立ち、リードを広げてゴールした。中嶋は初優勝は逃したものの、今シーズン最高位で2度目の表彰台となった。

ランキングではリチャードが210ポイントと2位のグラブミューラーに45ポイントとリードを広げ、残り4戦でかなり有利な状況となった。中嶋はこのラウンドで7位にアップした。

 (C)Britiish F3 拡大します

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ALMS:Rd.7ロードアメリカ レース結果

ハイクロフト - アキュラARX-02a (C)ALMS 拡大します

ALMS第7戦はデイビッド・ブラバム/スコット・シャープ組のハイクロフト・アキュラが、終盤のド・フェラン・アキュラとの接戦を制して今シーズン2勝目を挙げた。3位にはP2のフェルナンデス・アキュラが入り、アキュラは今シーズン4回目の1-2-3勝利となった。

GT2クラスでは、ジョーイ・ハンド/ビル・オーバーレン組のBMW M3が僚友のダーク・ミュラー/トミー・ミルナー組を従えて、BMWにALMS復帰以来初のクラス優勝をもたらした。

レースは、ハイクロフトがピット作戦の差でド・フェランをリード、レースも残り6分のリスタートで、前をいくブラバムとド・フェランがテールトゥノーズとなったが、ブラバムはド・フェランの追撃を抑えきってゴールした。これによりランキングでは、シャープがリードを広げてトップを守っている。

 (C)ALMS 拡大します

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DTM:Rd.6ニュルブルクリンク レース結果

マーチン・トムゼク (C)DTM/EF3 Media 拡大します

DTM第6戦ニュルブルクリンク決勝レースは、アウディのマーチン・トムゼクがポールトゥウィンで、今シーズン初優勝を飾った。2位にティモ・シャイダー、3位マティアス・エクストロウム、4位マーカス・ウィンケルホックとアウディ勢がまたも上位を独占した。メルセデスは08モデルのジェイミー・グリーンの5位が最上位。

ゲーリー・パフェットはレース序盤キャサリン・レッグと絡んだが、その後挽回して8位でゴール。ラルフ・シューマッハも7位でポイントゲットした。

この結果、ランキングではティモ・シャイダーが35ポイントでトップ、1ポイント差でエクストロウムが追っている。パフェットは29ポイントとトップから3位に落ちた。

 (C)DTM/EF3 Media 拡大します

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2009年8月16日 (日)

BTCC:Rd.7ノックヒル 予選結果

ジョンソン・プラト (C)BTCC Media  拡大します

BTCC第7戦ノックヒル予選は、シボレー・ラセッティのジョンソン・プラトが、今シーズン3度目のポールポジションを獲得。ノックヒルはプラトが過去6勝と得意としているコース。ポイントリーダーのコーリン・トルキントン(BMW 320si)は4番手、ジェームス・トンプソン(ホンダ・シビック)は13番手となった。

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ALMS:Rd.7ロードアメリカ 予選結果

ド・フェラン - アキュラARX-02a (C)ALMS 拡大します

アメリカンルマンシリーズ(ALMS)第7戦ロードアメリカ予選は、ド・フェラン・アキュラがもはや指定席ともいえる5戦連続のポールポジションを獲得した。2番手にハイクロフト・アキュラ、3番手にはチーム・ダイソンのローラ・マツダがフェルナンデス・アキュラを抑えてP2クラストップ。そしてGT2クラスではレイハル・レターマン・レーシングのBMW M3が、ポルシェやコルベット、フェラーリを抑えて初のクラストップとクラス2番手を占め、総合でも9、10番手となった。

 (C)ALMS 拡大します

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F2:Rd.5ドニントンパーク 予選結果

Tobias HEGEWALD (C)Formula2 Series 拡大します  

Julien JOUSSE (C)Formula2 Series 拡大します

フォーミュラ2シリーズ第5戦ドニントンパーク予選は、第1レースはトビアス・ヘッジウォルド、第2レースはジュリアン・ジョゼがポールポジションを獲得した。ポイントリーダーのアンディ・ソチェックはそれぞれ3番手と6番手となった。

各マシンのリアウイングには、前戦ブランズハッチでの不慮のアクシデントで亡くなったヘンリー・サーティーズを追悼するステッカーが貼られている。

 (C)Formula2 Series 拡大します

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EF3:Rd.6ニュルブルクリンク 第1レース結果

■ビアンキ優勝、ARTグランプリ表彰台独占

ジュールズ・ビアンキ (C)DTM/EF3 Media 拡大します

ユーロF3シリーズ第6戦ニュルブルクリンク第1レースは、ジュールズ・ビアンキ(ARTグランプリ)がポールトゥウィン。これでビアンキは第1レース5連勝となった。2位にはバルテリ・ボタス、3位にエスティバン・グーティエレズとART勢が表彰台を独占した。

レースはスタートで3番手グリッドのボタスがビアンキに並びかけるが、ビアンキはこれを抑えてトップを守った。その後はビアンキがリードを広げ、ゴールではボタスに13秒以上の差を付けた。これでランキングでビアンキは、このレース8位に終わったクリスチャン・ベアトリスに28ポイントと大量リードをつけることになった。

 (C)DTM/EF3 Media 拡大します

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DTM:Rd.6ニュルブルクリンク 予選結果

マーチン・トムゼク (C)DTM/EF3 Media 拡大します

ドイツツーリングカー選手権(DTM)第6戦予選は、アウディのマーチン・トムゼクが今シーズン初のポールポジションを獲得した。トムゼクのポールポジションは、2007年ニュルブルク以来2年ぶり通算7回目となった。2年前にトムゼクはレースでも優勝している。また、アウディは昨シーズンから連続8ラウンドのポールポジションを記録した。

2番手にはメルセデスのブルーノ・シュペングラー、3番手にマティアス・エクストロウム、4番手にティモ・シャイダー、5番手には08モデルのアウディ、オリバー・ジャービスとなった。アウディはトップ8中6台を占めた。ポイントリーダーのゲーリー・パフェットは、エンジントラブルで16番手と出遅れた。ラルフ・シューマッハも第1予選で敗退し15番手となった。

 (C)DTM/EF3 Media 拡大します

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BF3:Rd.8シルバーストーン 予選結果

■中嶋 大祐、シリーズ初のポール獲得!

中嶋 大祐 (C)Britiish F3 拡大します

ダニエル・リチャード (C)Britiish F3 拡大します

8月15日、イギリスF3選手権第8戦シルバーストーン予選が行われ、第2レース予選では中嶋 大祐(ライコネン・ロバートソン・レーシング)が、シリーズ初のポールポジションを獲得した。第1レース予選では、ポイントリーダーのダニエル・リチャード(カーリン・モータースポーツ)がポールポジションとなった。

中嶋は第1レース予選では、コーナーをオーバーランしてコースに復帰した際Adriano Buzaidと接触、9番手グリッドに終わっていた。第2レース予選は、気温が上がり強い風の吹くコンディションとなった。30分間のセッション前半は各マシンともタイムが出なかったが、残り12分で中嶋がトップタイムを出す。他のマシンもタイムアタックに入るが中嶋のタイムを上回ることは出来ず、2番手のマックス・チルトンと僅か0.001秒差で中嶋のポールポジションとなった。

中嶋 大祐「イギリスF3選手権で最初のポールポジションを獲ることが出来て嬉しい。ここでわれわれは良いマシンを持っていることは分かっていた。しかし、ポールを獲れるとは思っていなかった。これは今週末にわれわれの可能性を示すことになるだろう。最初の予選では良い結果を得るチャンスを失う小さなミスをしてしまった。しかし、2回目の予選ではチームのためにわたしが最初のポールポジションを獲るよう本当にハードにプッシュした。われわれには多くのレースがあるが、しかし、わたしは明日イギリスでの初優勝を目指している」

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2009年8月15日 (土)

NASCAR:Rd.23ミシガン 予選結果

ブライアン・ビッカーズ (C)nascarmedia 拡大します

NASCARスプリントカップ第23戦ミシガン予選は、レッドブル・トヨタのブライアン・ビッカーズが今シーズン6度目のポールポジションを獲得した。ビッカーズはこれがミシガンでの3回目のポールとなった。

2番手には6月のミシガンのレースで他のマシンを寄せ付けず優勝したマーク・マーチンが、今シーズン6回目のフロントローとなった。このところ好調なファン・モントーヤがジミー・ジョンソンを抑えて3番手につけた。モントーヤはここ4戦連続でトップ10スタートとなる。 ランキングトップのトニー・スチュワートは18番手、前戦のクラッシュで古傷の背中の怪我が心配されるジェフ・ゴードンは21番手スタートとなった。

なお10番手につけたケーシー・ケーンのダッジは、プラクティスでエンジンブローしたためグリッド最後尾に回される。トニー・レインズはただ1台の予選落ちとなった。

 (C)nascarmedia 拡大します

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EF3:Rd.6ニュルブルクリンク 予選結果

■ビアンキ3戦連続ポール

ジュールズ・ビアンキ (C)DTM/EF3 Media 拡大します

ユーロF3第6戦ニュルブルクリンク予選は、ジュールズ・ビアンキ(ARTグランプリ)が、3戦連続のポールポジションを獲得。2番手にエステバン・グーティエレズ、3番手にバルテリ・ボタスとART勢の1-2-3グリッドとなった。

 (C)DTM/EF3 Media 拡大します

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2009年8月14日 (金)

BTCC:ハーバート、BTCCラスト3ラウンドに参戦

ジョニー・ハーバート (C)BTCC Media  拡大します

元F1ドライバーでF1GPで3勝を挙げているジョニー・ハーバートが、イギリス・ツーリングカー選手権(BTCC)の今シーズンのラスト3ラウンドに出場することが決まった。
ハーバートは、8月30日に決勝レースが行われる第8戦シルバーストーンに、チーム・ダイナミックスのホンダ・シビックでジェームス・トンプソンのチームメイトとしてデビューする。その後、ロッキンガム(9月20日)、ブランズハッチ(10月4日)にも出場する。

現在45歳のハーバートは、昨シーズンのスピードカーシリーズの初代チャンピオンとなり、F1の他にも1991年のルマン24時間レースではマツダ787Bを優勝に導いている。
ハーバートはbtcc.netのインタビューに「それはわたしの経歴の新しい章の始まりであり、わたしは常に挑戦することが好きだ。そして、多くのF1での経験を持っている。でも、それは多分ほとんど何の役にも立たないだろうがね。ジョンソン・プラトやファブリッツォ・ジオバナルディなどの偉大なツーリングカードライバーとレースが出来るのが楽しみだ」と答えている。

ハーバートは、先月すでにロッキンガムでチームのBTCCマシンをテストしている。

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2009年8月13日 (木)

F2:ドニントンパークテスト (8月11日)

アンディ・ソチェック (C)Formula2 Series 拡大します

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IRL:モンタニー、AGRの5台目のマシンでインフィニオン戦に出場

フランク・モンタニー (C)Peugeot Media 拡大します

インディカーシリーズのアンドレッティ・グリーン・レーシング(AGR)は、来週の第14戦インフィニオンにチーム5台目のマシンとして、元スーパー・アグリF1ドライバーのフランク・モンタニー(31歳:フランス)を出場させることになた。
モンタニーはチームのNo.25 Automatic Fire Sprinklers ダララ・ホンダで、トニー・カナーン、ダニカ・パトリック、マルコ・アンドレッティ、武藤 英紀に加わる。

モンタニーは2008年シーズン前のセブリングでAGRのマシンをテストしている。今年は、プジョーからルマン24時間レースに出場、セバスチャン・ボーデ、ステファン・サラゼンとともに総合2位になっている。
スポンサーのAutomatic Fire Sprinklersは、今年AGRのインディ・ライツのスポンサーとなっており、ランキングトップのJ.R.ヒルデブランテと、セバスチャン・サアベドラの2台が出場している。

フランク・モンタニー:「わたしは確かにAFSとAGRによるソノマ(インフィニオン)でのインディカーデビューを楽しみにしている。去年のセブリングテストではドライブを楽しんだ。今週の後半トラックでテストを行えることは、コースを学んでレースに備えることに役立つ。われわれには準備のためにすべきことがたくさんあるが、挑戦するために備えることができると信じている」

AGRが5台目のマシンを出場させることは、チームの来年のドライバーラインナップに変化があるとも考えられる。

 (C)IRL Media 拡大します

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2009年8月12日 (水)

NASCAR:Rd.23ミシガン・スケジュール/エントリーリスト

09_carfax_400_thumb 09_carfax_250_c_thumb  

■タイムスケジュール

MICHIGAN INTERNATIONAL SPEEDWAY EVENT SCHEDULE
NASCAR SPRINT CUP SERIES
NASCAR NATIONWIDE SERIES
Friday August 14TH
07:00 NSCS & NNS GARAGE OPENS
12:00 - 13:30 NSCS PRACTICE
13:45 - 15:30 NNS PRACTICE
15:40 NSCS QUALIFYING (TWO LAPS ALL POSITIONS) followed by
17:15 APPROX. NNS FINAL PRACTICE (ONE HOUR TIME PERMITTING)
18:30 NSCS GARAGE CLOSES
19:30 NNS GARAGE CLOSES
Saturday August 15TH
07:00 NNS GARAGE & REGISTRATION OPENS
10:40 NSCS GARAGE & REGISTRATION OPENS
10:35 NNS QUALIFYING (TWO LAPS ALL POSITIONS)
12:30 - 13:15 NSCS PRACTICE
13:50 - 14:50 NSCS FINAL PRACTICE
15:30 NNS RACE (125 LAPS 250 MILES)
16:30 NSCS GARAGE & REGISTRATION CLOSES
Sunday August 16TH
08:00 NSCS GARAGE & REGISTRATION OPENS
08:00 - 08:30 NASCAR Pace Car Rides
13:30 NSCS DRIVERS INTRODUCTION-SECURITY CLEAR PIT ROAD
14:00 NSCS RACE ( 200 LAPS 400 MILES)
14:30 NSCS REGISTRATION CLOSES
ALL TIMES ARE LISTED IN EASTERN
7/2/09 NSCS MIS 09-02TENTATIVE SUBJECT TO CHANGE

Cource

Michigan International Speedway
Track Details
Completed : 1968
Distance : 2 miles
Shape : D-shaped oval
Banking : 18° turns
12° frontstretch
5° backstretch
Frontstretch : 3,600 feet
Backstretch : 2,242 feet
Seating : 137,243

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2009年8月11日 (火)

BTCC:Rd.7ノックヒル・スケジュール

Btcc 

■タイムスケジュール

BTCC KNOCKHILL
SATURDAY/SUNDAY 15th / 16th August
Saturday 15th August
Time Championship Activity Laps
09:50 - 10:30 HiQ MSA British Touring Car Championship Free Practice
11:05 - 11:35 Porsche Carrera Cup Great Britain Qualifying
12:15 - 12:55 HiQ MSA British Touring Car Championship Free Practice
15:50 - 16:20 HiQ MSA British Touring Car Championship Qualifying
Sunday 16th August
Time Championship Activity Laps
10:05 Porsche Carrera Cup Great Britain Race 1 32
10:45 BTCC Pit Lane Opens
10:55 HiQ MSA British Touring Car Championship Race 1 24
12:20 - 12:50 BTCC Paddock Autograph Session
13:25 BTCC Pit Lane Opens
13:35 HiQ MSA British Touring Car Championship Race 2 24
14:55 Porsche Carrera Cup Great Britain Race 2 32
16:40 BTCC Pit Lane Opens
16:50 HiQ MSA British Touring Car Championship Race 3 24
Please note the programme remains subject to change:

Circuit_7_st

Knockhill Racing Circuit Limited Circuit Details
Length/1.30 miles
Number of laps/24
Distance/31.20 miles
Lap Records
Qualifying: Darren Turner (GBR), SEAT Leon, 53.007s (86.33mph) on 1 September 2007
Race: Darren Turner (GBR), SEAT Leon TDI, 53.283s (85.89mph) on 17 August 2008
2008 Winners
17 AUGUST '08
Race 1: Jason Plato
Race 2: Jason Plato
Race 3: Darren Turner

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BF3:Rd.8シルバーストーン・スケジュール/エントリーリスト

Bf3  

■タイムスケジュール

British F3 International Silverstone
Saturday, 15th August 2009 Scrutineering Session Start Finish Period
Avon Tyres British GT Championship Untimed 09:00 10:15 01:15
MSA Formula Ford Championship of Great Britain Qualifying 10:50 11:10 00:20
Cooper Tires British Formula 3 International Series Qualifying 11:50 12:20 00:30
Avon Tyres British GT Championship Qualifying 14:10 15:25 00:30
Cooper Tires British Formula 3 International Series Qualifying 14:55 15:58 00:18
MSA Formula Ford Championship of Great Britain Race 1 15:40 16:30 00:20
Sunday, 16th August 2009 Session Start Finish Period
Cooper Tires British Formula 3 International Series Race 1 10:00 10:30 00:30
Avon Tyres British GT Championship Warm Up 10:40 10:50 00:10
MSA Formula Ford Championship of Great Britain Race 2 11:15 11:33 00:18
Cooper Tires British Formula 3 International Series Race 2 13:05 13:35 00:30
Avon Tyres British GT Championship Race 14:25 16:25 02:00
MSA Formula Ford Championship of Great Britain Race 3 17:40 17:58 00:18

Slv Silverstone Circuit
Country: Great Britain
Circuit: International
3.173 miles
Lap Record: Christian Bakkerud DEN
1m 43.491
111.09mph
13/08/2006 

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ALMS:ホンダリリース 第6戦ミッドオハイオ ”ド・フェラン・モータースポーツが4戦連続の総合優勝、アキュラ勢が今季3度目の1-2-3フィニッシュ達成”

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ド・フェラン・モータースポーツが4戦連続の総合優勝
アキュラ勢が今季3度目の1-2-3フィニッシュ達成

アメリカン・ルマン・シリーズ第6戦レキシントン
■開催日   : 8月8日(土)
■開催地   : オハイオ州レキシントン
■サーキット : ミッドオハイオ・スポーツカー・コース
■コース全長 : 3.6km

 アメリカン・ルマン・シリーズ(ALMS)第6戦アキュラ・スポーツカー・チャレンジが8日(土)にミッドオハイオ・スポーツカー・コースで開催され、#66 ド・フェランXMサテライト・ラジオ・アキュラを駆るジル・ド・フェラン/サイモン・ペジノ組(ド・フェラン・モータースポーツ)が2位の#9 パトロン・ハイクロフト・アキュラを駆るデイビッド・ブラバム/スコット・シャープ組(パトロン・ハイクロフト・レーシング)に8.3秒差をつけ、4戦連続となる総合優勝を飾った。また、ド・フェラン・モータースポーツはレース中の燃料効率の高さが評価される“ミシュラン・グリーンX・チャレンジ”でも優勝している。

 1周2.25マイルの高度なドライビングテクニックの試されるロードコースで開催された2時間45分におよんだレース序盤、ペジノはシャープに対し6秒の差をつけていたが、更にシャープが周回遅れのマシンと接触した際にその差は広がった。また、そのアクシデントにより、パトロン・ハイクロフト・レーシングの車体はダメージを受け、シャープはブラバムに交代するまでセーブした走りをせざるを得なかった。一方、ド・フェラン・モータースポーツはド・フェランが52周目でハンドルを握って以降、リードを守り通した。

 #15 ロウズ・アキュラを駆るエイドリアン・フェルナンデス/ルイス・ディアス組(ロウズ・フェルナンデス・レーシング)は、見事なピットストップ作戦を展開。今シーズン5度目のLMP2クラス優勝を果たし、総合3位となった。これにより、アキュラ勢は1-2-3フィニッシュとなり、これはシリーズ参戦以来4度目の快挙達成となった。

 この度のレースで、ド・フェランは金曜日の予選でポールポジションを獲得した直後、ド・フェラン・モータースポーツのマネージメントを優先させるため、今シーズンを最後にドライバーを引退することを発表した。また、ド・フェランは、昨シーズンのミッドオハイオ戦のピットで重度の火傷を負い、今シーズン復帰するまで数回にわたる皮膚の移植を乗り越えたチームスタッフであるキース・ジョーンズに対し、チームの無線を通じて、「この勝利は君へのプレゼントだ」と叫んだ。ド・フェランは、コックピットから飛び降り、号泣しながらビクトリーレーンでジョーンズと抱き合い、レースを締めくくった。

 ALMS第7戦は8月16日(日)にウィスコンシン州のロードアメリカで開催される。

■ド・フェラン・モータースポーツ:LMP1クラス優勝(総合優勝)

ジル・ド・フェラン(Gil de Ferran)
「ミッドオハイオで走ることが幸せで、とにかく勝ちたかった。ドライバーとしてのミッドオハイオでの最後のレースとなり、勝利を目前にしたときの最後の数周はとても感動的だった。そしてまた、去年のピットでの火災以降、ジョーンズのことを考えると平常心を保つことが難しく、マシンから降りた直後の行動がそうした気持ちの全てを物語っていたと思う。私の師匠であるジャッキー・スチュワート氏から常にマシンの中では理性を保つべきだと教えられてきたが、今日のレース終盤はまさに感情のコントロールが必要だった。引退スピーチ、ポールポジションの獲得、そして優勝と、感動的な週末となった。レース序盤のサイモンの素晴らしい走りと共に、チーム全体が最高の仕事をしてくれたことに感謝したい。」

サイモン・ペジノ(Simon Pagenaud)
「チーム全員がこのレースの勝利を強く望んでいた。去年のピットでの事故のことを思うと、ジョーンズのために勝利を持ち帰りたいという気持ちが強かったが、今週末は全てが計画通りで、最高のレースができた。マシンの状態はとても素晴らしく、4戦連続での勝利をとても嬉しく思う。最高のチームに恵まれ、更なる勝利に向けての準備は万端だ。」

■パトロン・ハイクロフト・レーシング:LMP1クラス2位(総合2位)

デイビッド・ブラバム(David Brabham)
「終始ベストを尽くしたが、不運にもレース序盤でスコットが他車の接触を受けて以降、マシンのハンドリングが思うようにはいかなかった。しかし、我々は他を圧倒するマシンに仕上げるべく全力を尽くし、ハンドリングに関して大きな手ごたえを得たと思う。今日はとにかく不運だったが、来週末のロードアメリカ戦には更に力強いマシンで臨むつもりだ。」

スコット・シャープ(Scott Sharp)
「レース序盤の展開は良かった。多少の混戦につかまったものの、レースをリードするポジションにつけていた。しかし、コーナーで他車が私に気づかず、右にハンドルを切り、我々のマシンの左側面に衝突し、車体は激しくダメージを負った。それ以降、ド・フェランのマシンと競ることができなかった。来週のロードアメリカ戦は勝ちたい。」

■ロウズ・フェルナンデス・レーシング:LMP2クラス優勝(総合3位)

エイドリアン・フェルナンデス(Adrian Fernandez)
「素晴らしいピット作戦で、チームは全力を尽くしてくれた。リードを奪回するためにピットインすべきタイミングをチームは完全に把握し、その作戦が功を奏した。今シーズン5度目のクラス優勝にとても興奮している。簡単なことではないが、ロードアメリカ戦で連勝したい。」

ルイス・ディアス(Luis Diaz)
「チームにとって喜ばしい勝利だ。エイドリアンがリードを奪回できるタイミングを見計らった最後のピットストップは素晴らしかった。周回遅れのマシンとの混戦が多く、コーナリングの難しいコースだが、今シーズン6戦を戦って5度目の勝利という素晴らしい結果を残すことができた。今日は素晴らしいパフォーマンスを披露できたと感じている。」

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ALMS:Rd.7ロードアメリカ・スケジュール

Roadamerica09
■タイムスケジュール

American Le Mans Series Road America
AUGUST 13 - 16, 2009
Thursday August 13 2009
08:00 - 17:00 Registration IMSA (Registration located in RA registration building - Enter Gate 6 Hwy 67)
08:00 - 08:45 Test Session - Formula BMW Americas
08:55 - 09:25 Test Session - IMSA Lites presented by Frisby Performance Tire
11:35 - 12:20 Test Session - Formula BMW Americas
12:30 - 13:00 Test Session - IMSA Lites presented by Frisby Performance Tire
13:10 - 14:40 American Le Mans Series (Eligible Founder’s Cup Competitors)
15:30 - 16:00 Test Session - IMSA Lites presented by Frisby Performance Tire
17:30 - 18:15 Test Session - Formula BMW Americas
Friday August 14 2009
07:00 Gates open to the public (Children 12 and under are free)
07:30 - 16:00 IMSA Registration
08:45 - 09:15 Practice - IMSA Lites presented by Frisby Performance Tire
09:30 - 10:00 Practice - Formula BMW Americas
13:30 - 14:00 Qualifying - IMSA Lites presented by Frisby Performance Tire
14:15 - 14:45 Testing Session - American Le Mans Series (GT2/ALMS Challenge)
14:45 - 15:45 Testing Session - American Le Mans Series (All Classe)
15:45 - 16:15 Testing Session - American Le Mans Series (P1/P2)
16:30 - 17:00 Qualifying #1 - Formula BMW Americas
Saturday August 15 2009
07:00 Gates open to the public (Children 12 and under are free)
07:30 - 16:00 IMSA Registration
10:30 - 11:30 Practice - American Le Mans Series (All Classes)
11:45 - 12:15 Qualifying #2 - Formula BMW Americas
13:15 - 13:45 IMSA Lites presented by Frisby Performance Tire Race #1 - 30 Minutes
14:00 - 15:00 Practice - American Le Mans Series (All Classes)
15:10 - 15:30 Qualifying - American Le Mans Series (GT2/ALMS Challenge)
15:40 - 16:00 Qualifying - American Le Mans Series (P1/P2)
16:10 - 16:50 Formula BMW Americas Race #1 - 25 Minutes
Sunday August 16 2009
07:00 Gates open to the public (Children 12 and under are free)
07:30 - 14:00 IMSA Registration
08:00 - 08:40 Formula BMW Americas Race #2 - 25
08:55 - 09:20 Warm Up - American Le Mans Series (All Classes)
11:30 - 12:30 ALMS Autograph Session at team transporters in the paddock
11:40 - 12:20 Formula BMW Americas Race #3 - 25
12:40 - 13:10 IMSA Lites presented by Frisby Performance Tire Race #2 - 30
13:15 - 14:05 ALMS Pre-Race
14:05 - 16:50 ALMS Race (2 Hours 45 Minutes)

Ra Road America

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F2:Rd.5ドニントンパーク・スケジュール

F220logo20blue20b_g_main_2 

■タイムスケジュール

FIA FORMULA TWO CHAMPIONSHIP
ROUNDS 9 & 10 - DONINGTON GREAT BRITAIN
Saturday 15th August 2009
09:50 - 10:20 FIA Formula Two Free Practice
11:10 - 11:30 Historic Formula Two Qualifying
13:00 - 13:30 FIA Formula Two Qualifying 1
15:15 - 15:35 Historic Formula Two Race
17:00 - 17:30 FIA Formula Two Qualifying 2
Sunday 16th August 2009
10:50 - 11:35 FIA Formula Two Race 1
13:25 - 13:45 Historic Formula Two Race
15:45 - 16:15 FIA Formula Two Race 2

Dng_2 Donington Park

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DTM:Rd.6/EF3:Rd.6ニュルブルクリンク・スケジュール

Dtmef3_2  

■タイムスケジュール

Schedule: Nurburgring
Friday 14. August 2009
10:30 - 13:15 Formula 3 Euro Series pre test
15:30 - 16:15 Porsche Carrera Cup Free practice
16:30 - 17:00 DTM Roll-out
17:00 - 17:05 DTM Practice starts
18:05 - 18:35 Formula 3 Euro Series Qualifying
Saturday 15. August 2009
08:45 - 11:15 DTM Free practice
11:40 - 12:10 Formula 3 Euro Series Race 1
12:20 - 13:20 Event programme- Pit walk / taxi drives
13:35 - 14:22 DTM Qualifying
14:35 - 15:00 DTM International press conference
15:35 - 16:10 Porsche Carrera Cup Qualifying
Sunday- 16. August 2009
09:35 - 10:05 DTM Warm-up
10:30 - 11:10 Formula 3 Euro Series Race 2
11:35 - 12:10 Porsche Carrera Cup Race
12:20 - 13:10 Event programme- Pit walk / taxi drives
13:20 - 13:30 DTM Information laps
13:30 - 13:45 DTM Start grid presentation
14:03 DTM Race
approx. 15:20 DTM Podium ceremony
15:40 - 16:05 DTM International press conference

S55 Nürburgring
Date: 16.08.2009
Start race: 14:03:00 (DTM)
Length: 3,629 km
Distance: 48 laps (DTM)
Lap record: Gary Paffett (Mercedes-Benz)
1.24,442 Min. (2005 )
Lap record Formula 3:
1.22,744 Minuten / Lewis Hamilton (Dallara F305-Mercedes)

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NASCAR:Rd.22ワトキンスグレン レース結果

トニー・スチュワート (C)nascarmedia 拡大します

NASCARスプリントカップ第22戦ワトキンスグレン決勝レースは、トニー・スチュワートが今シーズン3勝目を挙げた。ワトキンスグレンを得意とするスチュワートは、この7年間で5勝(2002年、2004年、2005年、2007年と2009年)、その他の年もいずれも2位となっている。2位には土曜日に行われたネーションワイドで優勝したマルコス・アンブローズ、3位にカール・エドワーズ、4位カイル・ブッシュ、5位グレッグ・ビィッフィル、6位ファン・モントーヤとなった。

月曜日に延期となったレースは、心配された天気も回復して晴天のもと予定通り正午過ぎにスタートした。レース序盤、カイル・ブッシュがポールポジションのジミー・ジョンソンをパスしてトップに立つ。19ラップ目にカイル・ブッシュなどトップグループが1回目のピットイン。4番手グリッドからスタートしたアンブローズはステイアウトしてトップとなった。

30ラップまでピットストップを延ばしたアンブローズに替わって、ジョンソンがトップとなるが、カイル・ブッシュはコース上でジョンソンをパスしてトップに復帰。アンブローズは20位以下まで順位を落とすが、徐々に順位を上げる。

レース半ばに、トニー・スチュワートがカイル・ブッシュをパスしてトップに立つ。62ラップにケーシー・ケーンと接触したサム・ホーニッシュJr.がコースアウト、タイヤバリアでコース上へはね返されたホーニッシュのマシンに後続のジェフ・ゴードンが正面からクラッシュ。ジェフ・バートン、アンディ・ラリー、ジョーイ・ロガノも巻き込まれレースは赤旗中断となった。

このリスタートでトップに立ったカイル・ブッシュを67ラップ目にスチュワートがとらえてトップとなった。レース終盤アンブローズが2位まで順位を上げスチュワートを追撃するが、スチュワートが逃げ切って優勝した。ジョンソンはスピンするなど12位に終わり、ロードコースでの優勝はおあずけとなった。デール・アンハートJr.も41ラップでブレーキミスからクラッシュした。

これによりランキングでスチュワートは2位ジョンソンに260ポイントと大きくリードを広げ、勝利数でもマーク・マーチンの4勝に次ぐ結果となった。スチュワートは今週のミシガン戦にスタートすることさえできれば、自動的にチェイス進出が決定する。チェイス圏内の12位までのドライバーに変化はないが、ビィッフィルが2ポジションアップの10位、モントーヤも1ポジションアップ7位となった。13位のカイル・ブッシュは12位のマット・ケンセスまで58ポイント差に迫っている。

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2009年8月10日 (月)

IRL:ホンダリリース 第13戦ミッドハイオ ” スコット・ディクソン優勝でIRL歴代最多勝利更新"

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スコット・ディクソン優勝でIRL歴代最多勝利更新
武藤英紀は5位でロードコースでの自己ベストとなる

In090810001h 2009年8月9日(日)
決勝
会場:ミッドオハイオ・スポーツカー・コース(全長2.258マイル)
天候:快晴
気温:31~32℃

2009年IRL インディカー・シリーズの第13戦は今シーズン6戦目のロードレースとして、すばらしい好天下で開催された。オハイオ州都のコロンバス郊外にあるミッドオハイオ・スポーツカー・コースは、丘陵地帯の地形を利用した芝生の観戦エリアがコースを取り囲んでおり、ファンがサーキットまで運転して来た乗用車をコースサイドまで乗り入れることも可能だ。シーズンも終盤戦に入り、ポイント争いもし烈となっているインディカーのレースを見ようと集まった多くの観客は、ハイスピードのレースとピクニックを同時に楽しんでいた。

彼らが熱い視線を送ったコース上では、21台のインディカーによる激しいバトルが繰り広げられた。ツイスティでアップダウンも激しいコースは、高度なドライビングテクニックと体力、精神力が必要だ。

In090810002h スコット・ディクソン

3番グリッドからスタートしたスコット・ディクソン(Target Chip Ganassi Racing)は、全85周中の37周目にジャスティン・ウィルソン(Dale Coyne Racing)をパスしてトップに立った。そこからの彼はゴールまで圧倒的な速さを見せつけ、2位に29秒7803という大差をつけて今季4勝目のチェッカーフラッグを受けた。ディクソンの今回の勝利はキャリア20勝目で、サム・ホーニッシュJr.とのタイ記録から脱し、IRLインディカー・シリーズ歴代最多勝利ドライバーの座へと躍り出た。

In090810003h ライアン・ブリスコ

ウィルソンはポールスタートだったライアン・ブリスコー(Team Penske)を6周目にパスしてトップに躍り出ると、2位以下を突き放して見せた。しかし、1回目のピットストップで2位へと浮上したディクソンが、そこからさらにペースを上げて急追し、トップを奪取。2位へと戻ったウィルソンは燃料切れの状態でピットインしてタイムロスし、さらにピットアウト時のエンジンストールが重なって15位まで後退。最終的に13位でのフィニッシュとなった。このウィルソンの脱落により、ブリスコーは2位へと復活。ダリオ・フランキッティ(Target Chip Ganassi Racing)の猛追をおさえてゴールした。

In090810005h 武藤 英紀

中団の11番グリッドからスタートした武藤英紀(Andretti Green Racing)は、1回目のピットストップの後にトップ10に浮上。攻めるべきタイミングで攻め、燃費セーブも巧みに行ったことでレース中盤過ぎにさらに順位を上げ、最後はライアン・ハンターレイ(A.J. Foyt Enterprises)と4位争いを展開。惜しくも抜くまでは至らなかったが、今季3回目のトップ5フィニッシュ、そして、ロードコースでの自己ベストとなる5位でのゴールを果たした。

シーズンも終盤に入り、ポイント争いは激しさを増しており、チャンピオン争いはランキング1位と2位が3点差、1位から3位でもわずか20点差の中にひしめく接戦となっている。第12戦終了時点で2番手だったディクソンが今回の優勝によってポイントトップへと再浮上し、ミッドオハイオにポイントリーダーとして乗り込んだブリスコーは2位フィニッシュだったため、ランキングは2番手に後退した。ランキング3位は今日のレースでも3位だったフランキッティである。

また、日本で開催されるIRLインディカー・シリーズ第16戦のブリヂストン インディジャパン 300マイルに、2004年から4シーズンにわたってシリーズを戦った松浦孝亮がConquest Racingからスポット参戦することが発表となった。ロジャー安川もDreyer & Reibold Racingから出場するため、フル参戦の武藤と合わせ、今年のインディジャパンには3人の日本人ドライバーが出場することとなる。

コメント
スコット・ディクソン(優勝)

「スタートからマシンのハンドリングは抜群で、すぐにウィルソンを抜くことができるかと思ったが、無理をせずに3位をキープ。そのポジションで走りながら燃費セーブに努めた。自分の周りのマシンがピットに入った直後、2周を思いきり攻めて2位へと順位を上げ、その後にウィルソンをパスすることができた。今回の勝利もすばらしいが、歴代最多勝利は自分にとっても、チームにとっても誇らしい記録だ」

ライアン・ブリスコー(2位)
「今日の我々には十分なスピードがなかった。マシンのバランスが完ぺきではなく、思う存分にコーナーを攻めることができなかった。レース終盤にオプショナルタイヤで戦う作戦に出たが、タイヤの消耗が早く、フランキッティの攻撃を抑え続けるのは本当に大変だった。その面から考えると、3位ではなく、2位でゴールできてうれしい」

ダリオ・フランキッティ(3位)
「暑かったために非常に厳しい戦いになっていたが、オプショナルタイヤの耐久性は驚くほど高く、プライマリータイヤでも自分のマシンはハンドリングがよかった。作戦も万全だったと思う。最後はオプショナルを装着したブリスコーを追いかけ、差を詰めることはできたが、抜くことができず、残念だ」

武藤英紀(5位)
In090810006h 「5位はロードコースでは自己ベストになる結果ですからうれしいです。2回目のピットストップに他のドライバーたちが先にピットに向かい、自分は2周長く走れたので、その時に思いきって攻め、かなり順位を上げることができました。燃費セーブをする作戦がよかったのと、自分なりにも燃費をうまくセーブできていたので、そうした戦い方ができたのだと思います。欲を言えば最後にハンターレイをパスしたかったです」

エリック・バークマン|HPD社長
「ディクソン、そしてTarget Chip Ganassi Racingの見事な勝利をたたえたい。今日の彼らの速さは、まるでひとつ上のクラスのマシンであったかのようだった。また、ブリスコーとフランキッティの2位争いも白熱しており、レースを終えた彼らは今にも崩れ落ちそうなほどだった。彼らは持てる力をすべて使い果たしてファイトしていたと思う。ハンターレイと武藤英紀の2人もすばらしい戦いぶりで好結果を残した。“Hondaボタン”が採用されて今回がまだ2戦目だが、オーバーテイクやスピードの維持などにドライバーたちはフルに活用している。これからもさらにデータを解析し、今シーズン、そして来シーズンのレースをさらにエキサイティングなものにできるよう開発を続けていく」

写真(C)Honda Motor Co Ltd.

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NASCAR:Rd.22ワトキンスグレン決勝レースは、雨のため2週連続の延期

 (C)nascarmedia 拡大します

NASCARスプリントカップ第22戦ワトキンスグレン決勝レースは、雨のため2週連続で月曜日に延期となった。

午後2時過ぎ、全マシンがグリッドにつき、まさにエンジン始動のコマンドが出されようとしたとき、雷雨警報が発令され、観客は屋根のあるスタンドへ避難するよう指示が出された。すぐにサーキットは雷雨に見舞われスタートは延期となった。その後、雨は霧雨となりコースの乾燥作業が行われたが、再び雨が強くなった。NASCARは午後4時5分、これからレースを行っても日没までにゴールできないとしてレースの延期を決定した。

2年前のモントリオールでのネーションワイド戦では、豪雨の中レインタイヤを使用してロードコースでレースを行ったことがあり、グッドイヤーのNASCAR用レインタイヤは存在するものの、チャンピオンシップのかかったカップレースが行われたことはない。(鈴鹿のノンタイトル戦では使用されたことがある)

月曜日は正午にスタート予定だが、明日も降水確率40%、雷雨の可能性もあるとの予報が出ている。

 (C)nascarmedia 拡大します

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IRL:Rd.13ミッドオハイオ レース結果

スコット・ディクソン (C)IRL Media 拡大します

インディカーシリーズ(IRL)第13戦ミッドオハイオは、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)が今シーズン4勝目を挙げ、IRL通算20勝目を記録した。2位にライアン・ブリスコ(チーム・ペンスキー)、3位にダリオ・フランキッティ(チップ・ガナッシ)となった。

レースは、ポールポジションのブリスコがリード、それをジャスティン・ウィルソン(デールコイン・レーシング)とディクソンが追う展開。1回目のピットストップでウィルソンがトップに立ち、ディクソンはピットストップを遅らせる作戦でブリスコを抜いて2番手にあがる。しかし、ウィルソンは2回目のピットストップでマシンをスタートさせることができず、結局13位でレースを終えた。

レース半ばの37周目にトップに立ったディクソンは、その後ブリスコのタイヤが消耗してきたこともあって残りのラップはクルージング状態、ブリスコに30秒近くの差をつけてゴールした。4位には大健闘のライアン・ハンターレイ(A.J.フォイト)、11番手グリッドから順位を上げた武藤 英紀が、マルコ・アンドレッティを従えて5位となった。トニ・カナーンはコースアウトしたが挽回して10位、エリオ・カストロネペスもスピンして12位、ダニカ・パトリックもマイク・コンウェイと絡んでコースアウトして19位となった。

ランキングでは、ディクソンが460ポイントで再びトップに立って、3ポイント差でブリスコが追っている。3位のフランキッティはトップから20ポイント差となった。

 (C)IRL Media 拡大します

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2009年8月 9日 (日)

IRL:ホンダリリース・第12戦ミッドオハイオ”ライアン・ブリスコーがポールポジション獲得”

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ライアン・ブリスコーがポールポジション獲得
武藤英紀は11番グリッド

2009年8月8日(土)
予選
会場:ミッドオハイオ・スポーツカー・コース(全長2.258マイル)
天候:曇り
気温:26℃

ミッドオハイオ・スポーツカー・コースは、アメリカ東部オハイオ州の州都コロンバスから北北東へ約50マイル進んだ位置にある。緑豊かな丘陵地帯に作られただけあってコースは起伏に富み、低速から高速までバラエティ豊かなコーナーを備えている。

マシンセッティングが難しく、かつ高度なドライビングスキルも求められるチャレンジングなコースで行われた予選は、それまでの雨によりウエットコンディションでの戦いになるものと見られていた。しかし、第1ステージにグリーンフラッグが振り下ろされる前までに路面は何とか乾き切り、出場21台は3段階で実施される予選に臨んだ。

最終ステージまで残った上位6人のドライバーによる戦いでは、ポイントリーダーのライアン・ブリスコー(Team Penske)が1分6秒6814をマークし、ポールポジションを獲得した。今季3度目、キャリア7度目のポールである。0.0193秒の差で予選2番手となったのはジャスティン・ウィルソン(Dale Coyne Racing)で、予選3番手はスコット・ディクソン(Target Chip Ganassi Racing)だった。

武藤英紀(Andretti Green Racing)は、第11戦エドモントンに続いて予選第2ステージへの進出を果たした。最終ステージまで上がることはできなかった武藤だが、決勝レースを見据えてマシンのセットアップを着々と進めており、予選11番手で6列目イン側から決勝はスタートを切る。

今回のレースから、ロバート・ドーンボスはNewman/Haas/Lanigan RacingからHVM Racingへと移籍し、E.J.ヴィソのチームメートとなった。そして、Newman/Haas/Lanigan Racingの06号車にはオリオール・セルビアが搭乗する。また、急きょ欠場することとなったマリオ・モラレス(KV Racing Technology)の代役として、同チームで今季4戦を戦っているポール・トレイシーが起用されている。

また、日本で開催される第16戦ブリヂストン インディジャパン 300マイルに、2004年から4シーズンに渡ってインディカー・シリーズを戦った松浦孝亮がConquest Racingからスポット参戦することが先週発表された。春先に明らかにされている通り、ロジャー安川がDreyer & Reinbold Racingから出場するため、フル参戦の武藤と合わせ、今年のインディジャパンには3人の日本人ドライバーが出場することとなった。

コメント
ライアン・ブリスコー(ポールポジション)

「ミッドオハイオは走っていて本当に楽しいコースだ。グリップの高いオプショナルタイヤも走りをエキサイティングなものにしていたと思う。予選前に雨が降ったこともあり、路面のコンディションはプラクティスまでと異なっていた。マシンのバランスが変化し、予選は難しさを増していた。そうした中でポールポジションを獲得できたのは、優れたエンジニアとメカニックたちがすばらしいマシンを用意してくれたからだ」

ジャスティン・ウィルソン(2番手)
「マシンの調子は非常によかった。チームの一人ひとりがやるべき仕事を完ぺきにこなしてくれていた。ポールポジションは獲得できないとしても、フロントロー・グリッドをぜひとも確保したいと考えていたので、2位は悪くない結果だ。しかし、あれだけわずかなタイム差で逃したポールポジションだけに、悔しさは大きい。明日の決勝はワトキンス・グレン戦と同じになることを願っている。あのレースも我々は予選2番手からのスタートだった」

スコット・ディクソン(3番手)
「予選で最速ラップを記録することができたが、そのベストが第2ステージでのものだったためにポールポジション獲得はならなかった。その点はとても悔しいが、現在の予選システムは、どのタイヤを、どのタイミングで、いかに使うかという作戦面も含めた戦いなのだ。しかし、ベストのタイムを出したことが証明する通り、我々のマシンは勝てるものに仕上がっている」

武藤英紀(11番手)
「ミッドオハイオは7月にテストで走ることができていたこともあり、エドモントンに続いて予選第2ステージに進むことができました。しかし、エドモントンの時よりも、今回は断然いい戦いを見せることができています。プラクティスと予選を走る中で、ハードとソフトの両タイヤが持つ性能に対する評価もしっかり行うことができました。明日のレースでは、作戦もうまく使って戦いたいと思います」

エリック・バークマン|HPD社長
「プラクティスの後に雨が降り、予選が雨になる可能性もあった。ロードレースではウエットコンディションでの戦いもある。もし、今日の予選がそうなっていたら、面白い結果をもたらしてくれていたかもしれない。結果的には、ドライコンディションでの予選となったが、今回も非常にタイム差の小さい、激しい戦いとなっており、実にエキサイティングだった。第1ステージから第2ステージに進めるか否か、さらに最終ステージに進めるか否かが僅差で決していた。そしてもちろん、ポールポジション争いもそうした激戦になっていた。明日の決勝も白熱したバトルとなるに違いない」

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ALMS:Rd.6ミッドハイオ レース結果

■ド・フェラン・アキュラ4連勝を飾る

ド・フェラン - アキュラARX-02b (C)ALMS 拡大します

ALMS第6戦ミッドオハイオは、ジル・ド・フェラン/サイモン・ペジノ組のアキュラARX-02bが、4戦連続の総合優勝を飾った。

レース序盤、2番手を走るスコット・シャープのハイクロフト・アキュラがバックマーカーと接触して大きく順位を落とすが、レース後半追い上げて2位、フェルナンデス・アキュラが3位と、またもアキュラが上位を独占した。

GT2クラスでは、ヨルグ・ベルグマイスター/パトリック・ロング組のフライングリザード・ポルシェ911 GT3 RSRがクラス優勝。フライングリザード・ポルシェは、第2戦から5戦連続のクラス優勝となった。デビューレースのコルベットC6.Rは、ヤン・マグヌッセン/ジョニー・オコーネル組がクラス2位、オリビエ・ベレッタ/オリバー・ギャビン組がクラス4位と、上々の結果となった。

 (C)ALMS 拡大します

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IRL:Rd.13ミッドオハイオ 予選結果

■ブリスコ、今シーズン3回目のポールポジション

ライアン・ブリスコ (C)IRL Media 拡大します

インディカーシリーズ第13戦ミッドオハイオ予選は、ライアン・ブリスコ(チーム・ペンスキー)が、ジャスティン・ウィルソン(デールコイン・レーシング)を0.0193秒の僅差で下し、今シーズン3度目のポールポジションを獲得した。3番手のスコット・ディクソンに続いて、グラハム・レーホール、エリオ・カストロネペス、ダリオ・フランキッティと続き、ここまでが最終予選に進出した。

プラクティスでトップタイムをマークしていたウィルソンは、予選もリードしていたが、ブリスコは唯一トップ6による最終予選でニュータイヤを残しており、最後に逆転ポールとなった。ライアン・ハンターレイ(A.J.フォイト)は惜しくも最終予選に残れず7番手、アンドレッティ・グリーン勢はトニー・カナーンの8番手が最高位、武藤 英紀が11番手、ダニカ・パトリックが12番手、マルコ・アンドレッティは最初の予選で脱落し13番手と、相変わらずロードコースでの苦戦が続いている。

マリオ・モラエスの替わりに急遽出場の決まったポール・トレーシー(KVレーシング)は10番手と健闘、インディ500以来のオリオール・セルビア(ニューマン・ハース・ラニガン)は14番手、HVMレーシングに移籍したロバート・ドーンボスは18番手に終わった。前戦2位と健闘したエド・カーペンター(ビジョン・レーシング)は最下位グリッドとなった。

 (C)IRL Media 拡大します

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2009年8月 8日 (土)

IRL:トレーシー、モラエスの代役でミッドハイオ戦に出場

ポール・トレーシー (C)IRL Media 拡大します

KVレーシング・テクノロジー(KVRT)は、父親の死去により今週のIRL第13戦ミッドオハイオを欠場することになった、レギュラードライバーのマリオ・モラエスの代役として、ポール・トレーシーを起用することを発表した。

トレーシーは今シーズンすでにKVRTから4レースに出場しており、チームのシステムや内情も分かっていることから起用が決定した。トレーシーは、マリオの不運な状況でベストを尽くして、彼と家族のためにチームのNo.5マシンで最高の結果をもたらしたいとしている。

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ALMS,IRL:ド・フェラン、今シーズン限りで現役引退、チームのIRLへの参戦を示唆

ジル・ド・フェラン (C)ALMS 拡大します

8月7日、ジル・ド・フェランはALMS第6戦ミッドオハイオで、自らポールポジションを獲得した後の会見で、今シーズン限りでドライバーを引退、チームの運営に専念することを明らかにした。また、ド・フェラン・モータースポーツ(DFM)は、2010年にはインディカーシリーズ(IRL)へ2台のマシンを出場させるべく準備を進めていることも示唆した。

現在41歳ブラジル出身のド・フェランは、1982年に祖国のフォーミュラフォードでレースを始めた。1995年にアメリカに渡ったド・フェランは、チーム・ペンスキーで2000年と2001年には当時のCARTシリーズチャンピオンとなり、2003年にはインディ500でも優勝。この年の最後のレースで優勝を飾り現役を引退した。その後、BARホンダF1チームのスポーティング・ディレクターを務め、2008年DFMを設立、ドライバーとしてもカムバックしてALMSに参戦している。

英autosport.comによれば、DFMのIRLドライバーとして、セブリング12時間でDFMのアキュラをドライブしたスコット・ディクソンや、かつてのチャンプカードライバーや、チームのサイモン・ペジノとともに、BARホンダF1チームでともに仕事をした経験のある佐藤琢磨の名前も上がっているといわれる。

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ALMS:Rd.6ミッドオハイオ 予選結果

ジル・ド・フェラン - アキュラARX-02b (C)ALMS 拡大します

ALMS第6戦ミッドオハイオ予選は、ド・フェラン・モータースポーツのアキュラARX-02bが、ハイクロフト・アキュラを0.069秒差で抑えて4戦連続のポールポジションを獲得した。3番手にLMP2のフェルナンデス・アキュラが、ダイソン・ローラ・マツダを抑えてクラストップとなった。

GT2クラスでは、フライングリザードのポルシェ911RSRが、リッシコンペティションのフェラーリF430GTを抑えて、今シーズン2度目のクラストップとなった。GT2クラスデビューのコルベットC6.Rは、ヤン・マグヌッセン/ジョニー・オコーネル組のNo.3がクラス3番手、オリビエ・レッタ/オリバー・ギャビン組のNo.4がクラス6番手とまずまずのスタートとなった。

 (C)ALMS 拡大します

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NASCAR:Rd.22ワトキンスグレン 予選結果

ジミー・ジョンソン (C)nascarmedia 拡大します

NASCARスプリントカップ第22戦は、ロードコースのワトキンスグレンでの開催。予選ではジミー・ジョンソンがポールポジションを獲得した。2番手にカート・プッシュ、3番手にデニー・ハムリン、4番手にロードコースに強いマルコス・アンブローズがつけた。ファン・モントーヤは10番手、トニー・スチュワートは13番手となった。

3回のチャンピオン、NASCAR通算43勝のジョンソンもロードコースでの優勝はない。これまでワトキンスグレンに7回、インフィニオンに8回出場しているが、未勝利に終わっている。しかし、最近は予選、決勝レースともロードコースでの速さを身につけている。

 (C)nascarmedia 拡大します

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2009年8月 7日 (金)

ALMS:GMレーシング、コルベットC6.RのGT2仕様マシンを公開

コルベットC6.R GT2 (C)GM Racing 拡大します

8月4日、GMレーシングは、今週末ALMS第6戦ミッドオハイオにデビューするコルベットC6.RのGT2仕様マシンを公開した。

GMレーシング・マネージャーのマーク・ケントは、過去10年間におけるALMSで77勝、8年連続のGT1クラスチャンピオンとなり、先日のルマン24時間レースでもGT1クラス6回目の優勝を飾ったコルベットが、GT1での輝かしい物語の一章を終えて新しい章に入るとしている。

新しいGT2規定では、フェンダーやクォーターパネルは市販モデルと同一のものである必要があり、新しいGT2のC6.RもコルベットZR1と同じものを使用する。フロントに小さなスプリッターが設けられているが、リアウイングの翼弦長が制限されているためダウンフォースはGT1マシンほど大きくない。GT2コルベットのGT1からの最大の変更は、シャーシがアルミ製となったことであり、それに組み合わされるロールゲージはユニークな構造で、ドライバーの安全性を効果的に高めている。また、カーボンブレーキも認められないため、コルベットC6.Rのデビュー時同様に鋼鉄製のブレーキが使われている。

エンジンは、GMパワートレーン・パフォーマンセンターで製造される。そこでは市販車ZR1のエンジンもハンドメイドで生産されている。現行のGT1コルベットは、6リッターエンジンのボアはそのままにストロークを延ばして7リッター化している。新しいGT2マシンでは、規定によりエンジン排気量は6リッターに戻されている。来年からは5.5リッターまでと規定されているため、生産エンジンの中から選ばれた新世代のエンジンを開発することになる。
なお、ドライバーラインナップはGT1のときと変化はなく、黄色と黒のカラーリングも同じ。

ALMSのGT2クラスでコルベットは、ポルシェ、フェラーリ、BMW、パノスなどの強敵と対決することになる。アウディもR8 LMSのGT2マシンを出してくる可能性がある。これまでライバルのいないGT1クラスで一人勝ち状態だったGMにとっては、久しく経験していない厳しい挑戦となる。

 

(C)GM Racing 拡大します

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2009年8月 6日 (木)

IRL:ドーンボス、ミッドオハイオ戦からHVMへ移籍、NHLにはセルビアが復帰

ロバート・ドーンボス (C)IRL Media 拡大します

8月5日、HVMレーシングは今週末のIRL第13戦ミッドオハイオからロバート・ドーンボスが、チームの2台目のNo.33マシンをドライブすることを発表した。ドーンボスとHVMとは今シーズンの残りのレースと2010年までの契約となっている。ドーンボスはニューマン・ハース・ラニガン(NHL)から離れて、PDVSA HVMレーシングのE.J.ビソのチームメイトとして走ることになる。

2007年チャンプカーシリーズ最後の年に、ドーンボスはミナルディUSA.から出場。この年2勝を挙げてランキング3位となり(チャンピオンは、セバスチャン・ボーデ)、新人賞を獲得している。このときのチームも実質はHVMレーシングであり、HVMのオーナー、キース・ウィギングと、エンジニアのマイケル・キャノンと再びレースができることをドーンボスは喜んでいる。

今シーズンドーンボスはNHLから12レースに出場、9位に4回入ってルッチオドラゴン・レーシングのラファエル・マトスを新人賞で1ポイントリードしている。

ドーンボスが抜けたNHLのNo.06マシンには、オリオール・セルビアがの加入が決まった。
セルビアも2005年にインディ500で負傷したブルーノ・ジュンケイラに替わってNHLからレースに出場している。この年セルビアはモントリオール戦で優勝、11レースで7回表彰台に上っている。

昨年KVレーシングからIRLへ出場したセルビアだったが、今年はシートを失い、レイハル・レーターマン・レーシングからインディ500に出場して以来のレース出場となる。
この他、コンクエスト・レーシングは、インフィニオンと最終戦ホームステッドでは、ネルソン・フィリップを起用する。

追記:8月5日、KVレーシングのマリオ・モラエスの父がブラジルで亡くなったため、モラエスはミッドオハイオでのレースを欠場することになった。

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2009年8月 5日 (水)

ALMS:Rd.6/IRL:Rd.13ミッドオハイオ・スケジュール/エントリーリスト

Almsindy

■タイムスケジュール

Weekend Schedule
Friday August 7
07:00 Gates and Registration Open
08:00 - 08:45 Practice - Cooper Tire Atlantic Championship
10:00 - 11:00 Practice - American Le Mans Series (all cars)
11:15 - 11:45 Practice - Cooper Tire Atlantic Championship
13:00 - 14:00 Practice - American Le Mans Series (all cars)
14:10 - 14:30 Qualifying - American Le Mans Series GT
14:40 - 15:00 Qualifying - American Le Mans Series LMP
15:15 - 15:45 Practice - IndyCar
15:45 - 16:45 Practice - IndyCar
17:00 - 17:45 Qualifying - Cooper Tire Atlantic Championship
Saturday August 8
07:00 Gates and Registration Open
08:30 - 09:15 Practice - Firestone Indy Lights
09:30 - 10:30 Practice - IndyCar
10:45 - 11:15 Practice - American Le Mans Series Warm-Up
11:30 - 12:15 Qualifying - Firestone Indy Lights
12:30 - 14:00 Qualifying - IndyCar
14:15 - 15:00 American Le Mans Series Pre-Race Ceremony
15:00 - 17:45 Acura Sports Car Challenge - American Le Mans Series Race
18:00 - 18:30 American Le Mans Series Post Race Ceremony
18:30 - 19:30 Cooper Tire Atlantic Championship Race
Sunday August 9
07:00 Gates and Registration Open
08:00 - 08:20 Practice - Firestone Indy Lights
08:45 - 09:15 Practice - IndyCar Warm-Up
10:00 Firestone Indy Lights Pre-Race Ceremony
10:15 - 11:15 Firestone Indy Lights Race (40 laps)
13:45 - 16:00 Honda Indy 200 presented by Westfield Insurance (85 laps)
*Tentative schedule. Times subject to change without advanced notification.

Midoh Mid-Ohio Sports Car Course

Cource Length : 2.258mile(3.634km)
Distance: 85 laps/191.93 miles (IRL)
2008 Winner: Ryan Briscoe (IRL)

※日本との時差は-13時間

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NASCAR:Rd.22ワトキンスグレン・スケジュール/エントリーリスト

09_heluva_good_at_glen_c_thumb 09_zippo_200_5_years_c_thumb  

 

■タイムスケジュール

WATKINS GLEN INTERNATIONAL 2009 EVENT SCHEDULE
NASCAR SPRINT CUP SERIES
NASCAR NATIONWIDE SERIES
NASCAR ROLEX GRAND AM SERIES
Thursday August 6TH
09:30 - 11:30 Test Session
12:00 - 13:00 NRGA PRACTICE
13:30 - 14:30 NRGA PRACTICE
15:30 - 16:00 NRGA PRACTICE
16:30 - 16:45 NRGA QUALIFYING
18:00 - 19:00 NRGA FINAL PRACTICE
Friday August 7TH
06:30 NNS GARAGE OPENS
07:00 - NSCS GARAGE OPENS
11:45 - 13:20 NSCS PRACTICE
13:30 - 15:00 NNS PRACTICE
15:10 NSCS QUALIFYING (ONE LAP ALL POSITIONS) FOLLOWED BY
17:30 - APPROX. NNS FINAL PRACTICE (40 MINUTES TIME PERMITTING)
18:00 NSCS GARAGE CLOSES
18:30 NRGA RACE ( 82 LAPS 200 MILES or 2 HOURS)
20:30 NNS GARAGE CLOSES
Saturday August 8TH
06:00 NNS GARAGE & REGISTRATION OPENS
09:30 NSCS GARAGE & REGISTRATION OPENS
10:10 NNS QUALIFYING (NASCAR ROAD RACE QUALIFYING)
12:00 - 12:45 NSCS PRACTICE
13:20 - 14:20 NSCS FINAL PRACTICE
15:00 NNS RACE ( 82 LAPS 200.9 MILES)
15:30 NNS REGISTRATION CLOSES
16:30 NSCS GARAGE & REGISTRATION CLOSES
Sunday August 9TH
08:00 NSCS GARAGE & REGISTRATION OPENS
13:30 NSCS DRIVERS INTRODUCTION-SECURITY CLEAR PIT ROAD
14:00 NSCS RACE ( 90 LAPS 220.5 MILES)
14:30 NSCS REGISTRATION CLOSES
ALL TIMES ARE LISTED IN EASTERN
06/19/09 TENTATIVE SUBJECT TO CHANGE

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Watkins Glen International
Track Details
Completed : 1948
Distance : 2.45 miles
Shape : Road course
Turns : 11
Seating : N/A

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NASCAR:トヨタモータースポーツニュース 第21戦ポコノ

2009年8月4日
トヨタ自動車(株)
モータースポーツ推進室 
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第21戦 Sunoco Red Cross Pennsylvania 500


開催日:8月3日

デニー・ハムリンが今季初勝利! 

09nascar24_1 念願の今季初勝利を挙げたデニー・ハムリン 

 8月3日(月)、米国東部ペンシルバニア州ロングポンドのポコノ・レースウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第21戦「Sunoco Red Cross Pennsylvania 500」が開催された。
 独特の三角形をした2.5マイルオーバルである同コースでは、今季6月に第14戦としてレースが行われており、今季2度目の開催となる。
 ポコノでは、デニー・ハムリンがキャリア4勝のうち2勝を挙げており、得意としているが、第14戦ではスタート直後にトラブルに見舞われており、雪辱を期してのレースとなった。

 7月31日(金)に予定されていた予選は、降雨のために中止。グリッドは規定によりオーナーポイント順で決定され、ハムリンが6番手、ロイティマンが13番手、カイル・ブッシュが14番手、ブライアン・ヴィッカーズが15番手につけ、13台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。

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Asian Lemans:アジアンルマン、岡山戦にワークス・アストンマーチンのLMP1が参戦

ローラ・アストンマーチン (C)LMS/DPPI  拡大します

アジア初のルマンシリーズ岡山まで約3ヶ月、フランス西部自動車クラブ(ACO)は、8月3日、そのエントリーの一部を発表した。その一方で、岡山に続いて行われる予定だった上海でのイベントは、経済情勢から中止となった。

ヨーロッパからは、ペスカルロ、ペスカルロ・プジョー、オレカに加えて、ワークス・アストンマーチンのLMP1の出場が決まった。アジアからは、LMP1に東海大学、LMP2にチーム・ナビ・ゴウ、GT1にノバ(一ッ山レーシングのアストンマーチンDBR9)と、JLOC(ランボルギーニ・ムルシエラゴ)、GT2にO'youngレースチーム、ホンコン・レーシング、ハンコック、KTRにチーム・ダイシンの9チームがヨーロッパのチームと対決する。

岡山でのレースはWTCCとの併催となり、アジアン・ルマンは土曜日と日曜日に各3時間レースが行われる。各クラスの優勝マシンは、2010年のルマン24時間レースへ招待される。
ACOでは、アジアン・ルマンシリーズが、2010年か2011年にはインターナショナル・トロフィーとしてシリーズ化する意志を改めて示している。

岡山戦は10月にキックオフする。

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2009年8月 4日 (火)

IRL:ホンダリリース ”松浦孝亮がIRLインディカー・シリーズ第16戦 インディジャパンに参戦決定”

Honda_logo

2009年8月4日

松浦孝亮がIRLインディカー・シリーズ第16戦 インディジャパンに参戦決定

 コンクエスト・レーシングは8月4日、IRLインディカー・シリーズ第16戦ブリヂス
トン・インディ・ジャパン300マイルに松浦孝亮を起用して参戦することを発表した。

 松浦選手は2004年から2007年の4年間、IRLインディカー・シリーズにフル参戦し、
04年にはルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得。また、同年のケンタッキー戦で4位入
賞を果たしている。

 IRLインディカー・シリーズ第16戦ブリヂストン・インディ・ジャパン300マイルは、
9月19日(土)栃木県茂木町のツインリンクもてぎにて決勝が行われる。

■松浦孝亮のコメント
「今回、コンクエスト・レーシングと共にブリヂストン・インディ・ジャパン300マ
イルに出場できることをとても嬉しく思っております。スポット参戦で、実質2年ぶ
りのインディカーレースですが、自分のできる準備は全てし、全力で200周走りきり
トップ5フィニッシュを目指したいと思います。」

【松浦孝亮(まつうらこうすけ)】

生年月日:1979年9月4日(29歳)
出身地:愛知県

1994年 14歳からカートレースを経験
1998年 鈴鹿レーシングスクール・フォーミュラ(SRS-F)卒業
2000年 フォーミュラ・ドリームで年間タイトルを獲得
2001年 ドイツF3選手権参戦
2002年 ドイツF3選手権でシリーズ2位を獲得
2003年 フォーミュラ・ルノーV6参戦
2004年~07年 IRLインディカー・シリーズ参戦
    04年度のルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得
2008年 フォーミュラ・ニッポン参戦

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EF3:TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)レポート 【8月3日号】 第5戦オッシャースレーベン

Tdplogo2009年8月3日
トヨタ自動車(株)
モータースポーツ推進室

TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)レポート 【8月3日号】


F3ユーロシリーズ第5大会オッシャースレーベン

09tdp_21_1 第2レースで10位に入り4大会連続のトップ10フィニッシュを果たしたヘンキ・ワルドシュミット(#11) 
09tdp_21_2 20位/23位に終わったアンドレア・カルダレッリ(#30)

ヘンキ・ワルドシュミットが4大会連続トップ10フィニッシュ 
F3ユーロシリーズ 
 7月31日(金)から8月2日(日)にかけて、ドイツのモータースポーツ・アリーナ・オッシャースレーベンでF3ユーロシリーズの第5大会が開催された。
 今シーズン、同シリーズにはTDPドライバーとして、ヘンキ・ワルドシュミット(オランダ)とアンドレア・カルダレッリ(イタリア)の2名がSGフォーミュラチームから参戦している。

 31日(金)予選を前に2度の公式練習が行われ、TDPの2名は、2回目のセッションで実施した予選シミュレーションで、ワルドシュミットが7番手、カルダレッリが8番手と僅差で続き、好感触を得て予選に臨んだ。
 好天の下、午後6時20分から30分間に渡って行われた予選では、両ドライバー共に2セットのニュータイヤを投入し、アタック毎にタイムを更新。練習走行時を上回るタイムを刻んだが、カルダレッリが11番手、ワルドシュミットが12番手と6列目に並んでスタートを切ることとなった。

 1日(土)午前11時40分から22周で行われた第1レースは、予選セッションから比べると路面温度が10度近くも高くなり、タイヤに厳しい、セッティングの難しいレースとなった。11番手グリッドのカルダレッリは、スタートでクラッチ・トラブルに見舞われエンジンストール。大きく後退を余儀なくされてしまった。12番手グリッドのワルドシュミットは好スタートを切り、8位までジャンプアップ。しかし、スタート直後、第1コーナーから第2コーナーへのバトルで他車に他車に押し出される形となりコースオフ。12位まで後退。
 23位までポジションを落としたカルダレッリは、追い越しの難しいことで知られるオッシャースレーベンで、見事なパッシングを披露。3台をパスし、ペナルティ車両の発生などもあり19位まで順位を上げたが、その激しい走りでタイヤが摩耗し、残り2周となった第7ターンで痛恨のコースオフ。21位でチェッカーを受けた(レース後1台失格車両が出たため結果は20位)。
 ワルドシュミットは、2周目に1台パスし11位に。更に順位を上げるべく、前走車にテール・トゥ・ノーズでプレッシャーを与え続けたが、追い抜くまでには至らず、11位でフィニッシュした。

 2日(日)の第2レース(29周)は、前日より早い午前10時30分のスタートとなったが、前日以上に気温が上昇。周回数も多くなることから、更にタイヤに厳しい状況でのレースとなった。
 11番手グリッドからスタートしたワルドシュミットは、スタート直後に1台パスし10位に浮上。その後も上位勢と遜色ないタイムで追走を続けたが、タイヤの摩耗に苦しみ、そのまま10位でフィニッシュ。4大会連続のトップ10フィニッシュを果たしたが、惜しくもポイント獲得には至らなかった。
 一方、20番手グリッドのカルダレッリは、スタートは良く、ポジションを上げたが、その直後のバトルで押し出され21位に後退。その後、コンディションが変化したことによるハンドリング不良に見舞われ、16周目にピットインしセッティングを変更。3周遅れとなったが、23位でチェッカーを受けた。

ドライバー
車番
第5大会
第5大会終了後の
ポイントランキング
第1レース
第2レース
グリッド
決勝
グリッド
決勝
ヘンキ・ワルドシュミット
(SGフォーミュラ)
11
12番手
11位
11番手
10位
12位(8ポイント)
アンドレア・カルダレッリ
(SGフォーミュラ)
30
11番手
20位
20番手
23位

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DTM:アウディジャパン・プレスリリース ”アウディのDTM通算50回目の優勝をティモ・シャイダーが獲得【第5戦:オッシャースレーベン(ドイツ)】”

Audilogo2009/08/03

アウディのDTM通算50回目の優勝をティモ・シャイダーが獲得

【第5戦:オッシャースレーベン(ドイツ)】

● アウディ、オッシャースレーベン戦で1-2-3フィニッシュ
● ティモ・シャイダーが昨年に引き続き優勝
● マティアス・エクストロームがポイントランキングでゲイリー・パフェットに並ぶトップタイに

オッシャースレーベンで行われたDTM第5戦において、昨年のチャンピオン・ティモ・シャイダーが集った6万4000人(週末合計)の観衆の前でアウディに記念すべきDTMレース通算50回目の優勝をもたらし、アウディの100周年に華を添えました。同時にマティアス・エクストロームが2位に、マルティン・トムツィクが3位になり、アウディは1-2-3フィニッシュを飾りました。

土曜日に行われた予選と同様に、アウディスポーツ チームアプト スポーツラインの4台のアウディA4 DTMがレースでも圧倒的な優勢を誇りました。アウディはメルセデスの中で最速のマシンに対し、50周のレースが終了した時点でおよそ17秒もの差をつけました。

「前回のザントフールトではDTMでの通算50回目のポールポジションを獲得した我々が、今回は通算50回目の優勝を手にすることが出来た。アウディブランド100周年の今年に、これらの偉業を成し遂げることができたことが嬉しい。ティモ・シャイダー、マティアス・エクストローム、マルティン・トムツィクとチームメンバー全員は今日、掛け値なしに非の打ち所がない仕事をこなし、他を圧倒するレース運びを実現した。彼らのパフォーマンスを誇りに思う。また、ドライブスルーペナルティ後の見事なリカバリーを見せたトム・クリステンセンのドライビングも見事だった」と、アウディモータースポーツの責任者ヴォルフガング・ウルリッヒはコメントしています。

ティモ・シャイダーは完璧なスタートによってポールポジションのトム・クリステンセンを抜いて1コーナーにトップで進入してからは、DTMで4度目の優勝に向けて安定した走りを続けました。2回の義務ピットストップにより一時的にポジションを譲った以外はトップの位置を守り続けました。「今日の完璧なピットストップを成し遂げたチームとマシンには、本当に感謝している。スタートの直後からレースをコントロールすることが出来ていた。前回のザントフールトが無得点に終わってポイントリーダーの座を失ったことは痛恨の思いだったが、再びタイトル争いに復帰することが出来た」と、今シーズン初の優勝を手にしたティモ・シャイダーはコメントしています。

マティアス・エクストロームは4番手スタートから2位に浮上しました。彼は、2周目にチームメイトのマルティン・トムツィクが小さなミスを犯したことに続いてトム・クリステンセンがドライブスルーペナルティを喫したことをチャンスに、ポジションを上げました。トム・クリステンセンのマシンは、スターティンググリッド上で規定の位置に正しく停まっていなかったとされてしまったのです。

2位でゴールしたことで、マティアス・エクストロームは年間ポイントランキングでゲイリー・パフェットに並ぶトップタイになりました。彼らはシーズン半ばで共に28ポイントを獲得しています。ティモ・シャイダーは、わずか1ポイント差で3位にランキングされています。

マルティン・トムツィクは3位でフィニッシュし、今年最高の成績となる表彰台を獲得しました。トム・クリステンセンはグリッドで災難によって一度は17番手となったものの、その後の猛追で8位に上昇。クリステンセンは、最終ラップでノリスリンクの優勝者ジェイミー・グリーンを抜き去り、彼をポイント圏外に押しやりました。その結果、4台の現行アウディA4 DTMすべてがオッシャースレーベンでポイントを獲得しました。

昨年モデルで参戦しているドライバー達にとって、今回のレースは期待通りでない展開となってしまいました。オリバー・ジャービスは、レース終了わずか3周前にパンクに見舞われたおかげで、ほぼ手中に収めると思われた2ポイントを獲得出来ませんでした。マルクス・ヴィンケルホックも、パンクによる不運に見舞われてしまいました。マイク・ロッケンフェラーはアレクサンドレ・プレマと衝突してプレマをグラベルトラップに押し出し、プレマが3ラップ遅れとなってしまったためにロッケンフェラーは30秒のペナルティを受けました。キャサリン・レッゲはコースアウトによってレースを終わらせています。

【DTM第5戦 オッシャースレーベンの結果】

1. ティモ・シャイダー (アウディA4 DTM) 48ラップ 1時間08分39.064秒
2. マティアス・エクストローム (アウディA4 DTM) +5.417秒
3. マルティン・トムツィク (アウディA4 DTM) +9.603秒
4. ポール・ディ・レスタ (メルセデス) +16.868秒
5. ゲイリー・パフェット (メルセデス) +17.338秒

【DTM 第5戦までのドライバーズポイント
1. ゲイリー・パフェット (メルセデス) 28ポイント
2. マティアス・エクストローム (アウディA4 DTM) 28ポイント
3. ティモ・シャイダー (アウディA4 DTM) 27ポイント
4. ブルーノ・シュペングラー (メルセデス) 23ポイント
5. ポール・ディ・レスタ (メルセデス) 19ポイント

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NASCAR:Rd.21ポコノ レース結果

デニー・ハムリン (C)nascarmedia 拡大します

雨の影響で1日延期となったNASCARスプリントカップ第21戦ポコノ決勝レースは、ジョーギブス・トヨタのデニー・ハムリンが今シーズン初優勝を飾った。ハムリンの優勝は昨年3月のマーチンズビル以来、50レースぶりのものとなった。また、ポコノを得意とするハムリンは、これでこのトラックでの8回目のレースで3勝目となった。予選日の金曜にハムリンの祖母が91歳で亡くなっており、トップでゴールしたハムリンは祝勝会の前にタオルで顔ふき、控えめに勝利を祝った。

3日月曜日は好天に恵まれ、予定通り正午過ぎにスタートが切られた。ポールポジションのトニ・スチュワートがバックアップカーに乗換えて最後尾に回ったため、その後ろのジェフ・ゴードンがポールスタートとなった。序盤ジミー・ジョンソンがトップに立つが、その後ジョンソンのマシンはエンジンの不調からスピードが乗らず、ピットでキャブレターやプラグをを調整してなんとか13位でゴールした。ジョンソンは本来この日はホワイトハウスを訪れ、オバマ大統領と面会する予定となっていた。

その後、ハムリンがレースをリードするが、レース中盤にはハムリンは順位を落として、ケーシー・ケーンやクリント・ボウヤがトップに立った。しかし、レース終盤、再び順位を上げたハムリンは、レースも残り9ラップでトップのボウヤをとらえて優勝した。2位には前戦インディアナポリスでペナルティにより勝利を逃がしたファン・モントーヤ、3位にボウヤ、4位にはタイトルレースでのシリーズ自己最高位となったサム・ホーニッシュJr.、5位にケーン、6位ブライアン・ビッカーズの順となった。ジェフ・ゴードンは8位、トニー・スチュワートは10位まで追い上げたものの、6月のレースの再現とはならなかった。

ランキングでは上位陣に大きな変動はなく、トップのスチュワートと2位ジョンソンの差がわずかに広がった。モントーヤはランキングを2つ上げて8位となり、初のチェイス進出の可能性が高まった。カイル・ブッシュは13位と1つ順位を上げたが、12位のグレッグ・ビッフィルとは約100ポイント差がある。

 (C)nascarmedia 拡大します

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2009年8月 3日 (月)

IRL:ホンダリリース第12戦ケンタッキー ”ライアン・ブリスコーが接戦を制す”

Honda_logo_2

ライアン・ブリスコーが接戦を制す
武藤英紀は13位

In090802001h 2009年8月1日(土)
決勝
会場:ケンタッキー・スピードウェイ(全長1.5マイル)
天候:曇り
気温:23~24℃

2009年のIRLインディカー・シリーズ第12戦はケンタッキー・スピードウェイでの300マイルレースで、オーバルコースでのレースは6月下旬に行われた第8戦リッチモンド以来となった。予選は、前日までの雨の影響でコースへ水が染み出し続けたために中止され、出走23台のスターティング・グリッドはエントラントポイント・ランキングによって決定された。

レースは夜の8時半過ぎ、曇り空の下でスタート。雨の心配もされたが、幸いにも予定通り200周でレースは争われた。

今戦から新しい空力ルールが採用され、マシンのダウンフォースは増加。レースではこれまで以上に接近戦が可能となると見られていた。同時に、新たに装備されたオーバーテイクボタン“Hondaボタン”によって、順位変動の激しい、抜きつ抜かれつのバトルが繰り広げられることも期待されていたが、レースはそうした期待に見事に応えるエキサイティングなものとなった。

ポールポジションからスタートしたポイントリーダーのスコット・ディクソン(Target Chip Ganassi Racing)は、トラフィックの中でのハンドリングが完ぺきでなく後退。トップの座は3番手スタートだったライアン・ブリスコー(Team Penske)の手に渡り、157周目を迎えたところではエド・カーペンター(Vision Racing)がトップに立った。14番手スタートだったカーペンターは、1周目にして11位までポジションを大きく上げ、1回目のピットストップを迎える前に4位まで浮上。目覚ましい走りをさらに続けてトップにまで駆け上がった。

In090802003h エド・カーペンンター

最後のピットストップも終えたレース終盤、トップ争いは依然としてカーペンターがリード。2位争いを繰り広げるドライバーたちの中からトニー・カナーン(Andretti Green Racing)が抜け出してカーペンターへのアタックを始め、そのすぐ後ろにはブリスコーが肉迫した。

In090802002h ライアン・ブリスコ

ブリスコーは128周目のリスタートでアウトにマシンが流れてしまい、クラッシュはギリギリで避けたものの8位まで大きく後退していた。しかし、そこからトップ争いまで巻き返し、残り9周、ついにブリスコーはカーペンターのアウト側へとマシンを並べた。この後の2人はサイド・バイ・サイドのままゴールまで戦い続けた。カーペンターは初勝利をかけて全力を出しきり、クリーンに戦い抜いた。しかし、ウイナーとなったのはアウト側を走り続けたブリスコーだった。2人のゴールでの差は僅かに0.0162秒しかなかった。ケンタッキー・スピードウェイでの最少差、インディカー・シリーズでは歴代11位に入る僅差でのゴールであった。

In090802004h トニー・カナーン

惜しくも敗れたカーペンターだったが、2位はキャリアベストとなった。3位はカナーン、4位はエリオ・カストロネベス(Team Penske)のものとなった。

ポイント2位のダリオ・フランキッティ(Target Chip Ganassi Racing)が6位、ディクソンも7位と振るわなかったため、今季2勝目、キャリア4勝目を挙げたブリスコーがポイントランキングのトップに立ち、ディクソンは8点差のランキング2位、フランキッティはトップから11点差のランキング3位へとそれぞれ後退した。

ピットでの小さなトラブルを除いてアクシデントが発生せず、フルコースコーションが1回しか出されなかったレースは、ケンタッキー・スピードウェイでの新記録となり、インディカー・シリーズの歴代2位となる平均時速200.893マイルという超ハイスピードでゴールまで突き進んだ。

In090802005h 武藤 英紀

武藤英紀(Andretti Green Racing)は11番手スタートから13位でゴールした。ハンドリングはいいが、スピードが出ないマシンでの苦戦となったためだ。

コメント
ライアン・ブリスコー(優勝)

「私が勝てたなんて信じられない。走っていて本当に楽しい、エキサイティングなレースだった。今日は危ういシーンも2度あったが、何とかコントロールしきって、そこからトップまで返り咲くことができた。新しい空力ルールによってマシンは安定感を増していた」

エド・カーペンター(2位)
「マシンは最高で、走っていてとても楽しかった。優勝できなかったのはとても悔しいが、Team Penskeを相手にあと少しで勝てるレースを戦うことができた。これは我々のような新しいチームにとっては優勝と同じくらいに大きな価値があると感じている」

トニー・カナーン(3位)
「我々にとって今夜の結果は最高のものとなった。今シーズンはフィニッシュまで走れていないレースが多いだけに、3位という結果は本当にうれしい。表彰台に上るのは4月以来で、まるで数カ月間のオフをとっていたように感じたぐらいだった。シーズン終盤に向け、我々は今日、いい再スタートを切ることができたということだと思う」

武藤英紀(13位)
In090802006h 「全開にしてもスピードが伸びず、前を走るマシンのドラフティングに入っていけない状態でした。遅いクルマは抜くことができていましたから、マシンのセッティング自体がおかしかったのではないと思います。チームメートたちと比べても自分のマシンはダウンフォースを少し小さくしていたので、スピードが出ないはずはありませんでした。次のオーバルレースであるシカゴランドには、今回とは違うシャシーを投入することも考えています」

ロジャー・グリフィス|HPD レース・チームマネジャー
「スタートからゴールまでエキサイティングなバトルが続く、これこそインディカーというレースになった。今日はトップ交代も多かったが、トップだけでなく、すべてのポジションが激しく争われ続けていた。IRLが今回から導入した空力のルールは、見事に狙い通りの効果を発揮したといえる。我々Hondaが今回のレースから提供を始めた“Hondaボタン”(=オーバーテイク用ボタン)も同じくレースをエキサイティングにしていたのではないかと思う。ドライバーたちがHondaボタンの使い方を完全にマスターするまでには、まだ少しの時間がかかるだろう。どのような使い方がベストなのか、そうした新しい話題を提供できたという点でもHondaボタンの導入は正しかったと考えている」

写真(C)Honda Motor Co Ltd.

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BTCC:Rd.6スネッタートン レース結果

Farbrizio Giovanardi (C)BTCC Media  拡大します

Colin Turkington (C)BTCC Media  拡大します

BTCC第6戦スネッタートン決勝レースは、第1、第2レースでヴォクゾールのファブリッツォ・ジオバナルディが連勝。第3レースでトップでゴールしたシボレーのジェームス・ナッシュは、レース序盤にBMWのロバート・コラードとのクラッシュの責任があるとして失格処分を受け、BMWのコーリン・トゥルキントンの優勝となった。

James Nash (C)BTCC Media  拡大します

 (C)BTCC Media  拡大します

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NASCAR:Rd.21ポコノ、決勝レースは雨の影響で月曜日に延期

トニー・スチュワート (C)nascarmedia 拡大します

NASCARスプリントカップ第21戦ポコノ決勝レースは、朝に降った大雨の影響で中止となった。レースは月曜日の正午スタートに延期された。雨でレースが延期となったのは、5月のロウズ戦以来今シーズン2度目。

雨は午後2時のスタート時刻には止んで、NASCARはスタートを延期して路面を乾かす努力をしたが、サーキット周辺に霧が発生し視界が効かなくなったことと、路面からしみ出す水『ウィーパー』により、中止が決定された。明日のレースでは、プラクティスから路面状況が変化していると思われるため、レース開始から20ラップでコンペティション・コーションが出されることになっている。明日の降水確率は10%、天気は曇りとの予報が出ている。

 (C)nascarmedia 拡大します

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Superleague:Rd.3ドニントンパーク レース結果

マックス・ウィッセル - FC Basel (C)Superleague Formula Media 拡大します

トリスタン・ゴメンディ - FC Porto (C)Superleague Formula Media 拡大します

ジョン・マーチン - Rangers (C)Superleague Formula Media拡大します

 (C)Superleague Formula Media 拡大します

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DTM:Rd.5オッシャースレーベン レース結果

ティモ・シャイダー (C)DTM/EF3 Media 拡大します

DTM第5戦オッシャースレーベン決勝レースは、昨年のチャンピオン、アウディのティモ・シャイダーが今シーズン初優勝を飾った。2位にマティアス・エクストロウム、3位にマーチン・トムゼクと、アウディが表彰台を独占、メルセデスではポール・ディ・レスタの4位が最上位だった。また、シャイダーの優勝はアウディにとってDTM通算50勝目の記録となった。

シャイダーは2番手グリッドから好スタートでトップに立ち、義務づけられた2度のピットストップ後もリードを保ち、エクストロウムに5.417秒差をつけてゴールした。ポールポジションのトム・クリステンセンは、グリッド上でラインを外れてスタートしたとしてドライブスルー・ペナルティを受け大幅に順位を下げたが、挽回して9位でゴールした。

これにより、ランキングでアウディのエクストロウムとメルセデスのゲーリー・パフェットが28ポイントで並び(勝利数によりパフェットが1位)、1ポイント差にシャイダーが迫ることとなった。

 (C)DTM/EF3 Media 拡大します

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EF3:Rd.5オッシャースレーベン 第2レース結果

■ベアトリス、超ラッキーな優勝

クリスチャン・ベアトリス  拡大します

ユーロF3第5戦オッシャースレーベン第2レースは、クリスチャン・ベアトリス(ミューク・モータースポーツ)が上位マシンのペナルティで繰り上がり、今シーズン2勝目を挙げた。

レースはオープニングラップのChristopher Zanellaのクラッシュにより、第1セクターでイエローフラッグが出されていた。しかし、2ラップ目に出場23台中の21台はその区間で自己ベストを更新。これにより、それらのマシンはイエローフラッグ区間の減速義務違反によりレースタイムに30秒加算のペナルティを受けた。

ベアトリスは7位でゴールしたが、上位6名はいずれも上記ペナルティにより降格となり、ベアトリスが優勝という前代未聞の結果となった。2位のステファーノ・コレッティ(プレマ・パワーチーム)、3位のミカ・マキ(シグネチャー)はペナルティを受けながらも表彰台となったが、2人はトロフィーを受け取ったもののシャンパン・ファイトをしないまま表彰台から去った。

この結果、ランキングではトップのジュールズ・ビアンキが61ポイント、2位のベアトリスが43ポイントと僅かにその差を縮めることとなった。

 (C)DTM/EF3 Media  拡大します

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2009年8月 2日 (日)

DTM:2010年のマシン開発を凍結

Kopf_logo

8月2日、ドイツ・モーター・スポーツ連盟(DMSB:Deutscher Motor Sport Bund e.V.)は、2010年のドイツツーリングカー選手権(DTM)規則についてのプレスリリースを発表した。
それによれば、2010年のDTMシリーズは、基本的に2009年と同一仕様のマシンにより行われることとなった。これは当然ながらメーカーのシリーズ参戦経費を軽減する目的による。

マシンは特に空力部品、セイフティ・セルとゲージ、サスペンション、ステアリングシステム、エンジンについては、2009年のものと同一でなければならない。
パフォーマンスに関連したパーツの開発凍結は8月17日に実施される。これは次戦ニュルブルクリンクでのDTMの直後であり、シリーズに参加しているメーカー(メルセデスとアウディ)は、対象部品について詳細な写真撮影を行い、技術的な車両検査のための正確なベースとして文書化されDMSBに渡すことになっている。

DMSBチェアマンのトーステン・ヨーン:「われわれはアウディとメルセデス・ベンツの担当者との密接な協力のもと、2010年のDTM規則の内容を編集し、非常に専門的なアプローチを行った。わたしは2010年シーズンの技術開発の重要な規則において、われわれが正しいステップを行ったと確信している。このようにわれわれは最高レベルのスポーツを行う一方で、しっかりとシリーズにかかる経費に注目している」

かつて90年代に行われたDTMは、メーカー間の技術開発競争が過熱してシリーズが危機に瀕した経験を持っている。2000年にスタートした新生DTMシリーズは共通部品の使用などでコスト削減を行ってきたが、この数年メルセデスとアウディの2メーカーによる戦いとなったシリーズは、毎年ニューマシンを送り出して、旧型マシンではほとんど勝算の見込みのないものとなっている。

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BTCC:Rd.6スネッタートン 予選結果

Colin Turkington (C)BTCC Media  拡大します

約1ヶ月半ぶりの開催となったBTCC第6戦スラクストン。シボレー・ラセッティのジョンソン・プラトが今シーズン3回目のポールポジションを獲得した。2番手にはBMW 320siのコーリン・トゥルキントン、3番手にはジェームス・トンプソンのホンダ・シビックという予選結果となった。

 (C)BTCC Media  拡大します

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LMS:Rd.3アルガルブ レース結果

■ペスカルロ、3年ぶりのシリーズ優勝  

No.16 ペスカルロ・ジャッド (C)LMS/DPPI  拡大します

ルマンシリーズ第4戦は、7番手グリッドからスタートしたジャン・クリストフ・ブイヨン/Christophe Tinseau組のNo.16ペスカルロ・ジャッドが、ジャン・シャロス/トーマス・エンゲ/ステファン・ミューク組のNo.007ワークス・アストンマーチンとの接戦を制して優勝。ペスカルロにとっては、ルマンシリーズで3年ぶりの勝利となった。

3位にはNo.10ブルーノ・セナ/ティアゴ・モンテイロ組のオレカ・ムトマトAIMが入った。ポールポジションのNo.11オリビエ・パニス/ニコラ・ラピエール組のオレカは、燃料漏れのため予定外のピットインをしたため4位となった。

LMP2はNo.40ジネッタ・ザイテック、GT1はNo.72Luc Alphand AventuresのコルベットC6.Rが、GT2はNo.92JMW MotorsportのフェラーリF430GTがそれぞれクラス優勝を飾った。

 (C)LMS/DPPI  拡大します

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IRL:Rd.12ケンタッキー レース結果

ライアン・ブリスコ (C)IRL Media 拡大します

インディカーシリーズ第12戦ケンタッキー決勝レースは、ライアン・ブリスコ(チーム・ペンスキー)がエドカー・ペンター(ビジョン・レーシング)を0.0162秒の僅差で下し、開幕戦以来となる今シーズン2勝目を挙げた。

レースは、序盤ポールスタートのスコット・ディクソンと3番手スタートのブリスコとのトップ争いとなり、2人はピットインで順位を入れ替えながらレース半ばまでレースをリードした。その後、ウィル・パワーとカーペンターのトップ争いとなり、カーペンターはレース終盤にはトップに立ち、自身とビジョン・レーシングに初勝利をもたらすかと思われた。しかし、カーペンターの最後のピットインの間に一時は順位を落としていたブリスコがトップを奪い返してゴール。3位には9番手グリッドから追い上げたトニー・カナーン、4位エリオ・カストロネペス、5位グラハム・レーホール、6位ダリオ・フランキッティという結果となった。ダニカ・パトリックは8位、武藤 英紀はサラ・フィッシャーに続く13位となった。

このレースからオーバルコースでも採用された空力パッケージと、”ホンダ・ボタン”(プッシュ・トゥ・パス・ボタン)の効果か、リードチェンジ21回とシリーズにとってはもくろみ通りのレースとなった。

これによりブリスコは、ランキングで416ポイントとトップに立ち、8ポイント差でディクソン、さらに3ポイント差でダリオ・フランキッティとなった。

 (C)IRL Media 拡大します

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Superleague:Rd.3ドニントンパーク 予選結果

アンニオ・ピッツォニア (C)Superleague Formula Media 拡大します

スーパーリーグ・フォーミュラ第3戦ドニントンパークは、予選開始後に降り出した雨のため、ノックダウン予選の最初のセッションを終えたところで中止となった。

決勝グリッドは、最初のセッションのタイム順で決定され、チーム・コリンティアンの元F1ドライバー、アントニオ・ピッツォニアが第1戦に次いで2度目のポールポジションとなった。

 (C)Superleague Formula Media 拡大します

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NASCAR:スチュワート、またしてもプラクティスのクラッシュで最後尾グリッドへ

トニー・スチュワート (C)imagenet 拡大します

NASCARスプリントカップ第21戦ポコノは、8月1日、2回のプラクティスが行われた。午前中1回目のプラクティスでポールポジションのトニー・スチュワートが2ラップした後、ターン2でクラッシュ。マシンの右サイドに大きなダメージを負って、バックアップカーに乗り換えることになった。これによりスチュワートはグリッド最後尾スタートになった。このプラクティスではスチュワートは21番手タイムだった。この日の2回のプラクティスでは、いずれもジミー・ジョンソンがトップタイムを記録している。

スチュワートは6月のポコノ戦でも、全く同じ状況から決勝レースでは優勝を飾っている。しかし、この日の午後行われたファイナルプラクティスでのスチュワートはバックアップカーで26番手のタイムに留まっており、6月のバックアップカーでも速さを見せていたときとは異なる。ただし、ポールポジションの特権である一番手前のピット位置は変わらないため、スチュワートは作戦面で6月のレースの再現を狙っている。

 (C)imagenet 拡大します

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DTM:Rd.5オッシャースレーベン 予選結果

■アウディ、トップ5グリッドを独占

トム・クリステンセン (C)DTM 拡大します

ドイツツーリングカー選手権第5戦オッシャースレーベン予選は、アウディのトム・クリステンセンがポールポジションを獲得。アウディは上位5グリッドを独占し、前日下されたザンドフールトでのチームオーダーによるペナルティ裁定のうっぷんを晴らしてみせた。

最終第4予選に勝ち残ったのは、クリステンセン、ティモ・シャイダー、マーチン・トムゼク、マティアス・エクストロウムのアウディA4の09モデルのみ。メルセデス勢はベスト8までの第3予選に残ったのが、ブルーノ・シュペングラーだけで、そのシュペングラーも最終予選では08モデルのアウディに乗るオリバー・ジャービスにも遅れを取り、6番手グリッドとなった。

ポイントリーダーのゲーリー・パフェットは第2予選で脱落して12番グリッド、ラルフ・シューマッハも同様に14番グリッドに終わった。

 (C)DTM 拡大します

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EF3:Rd.5オッシャースレーベン 第1レース結果

ジュールズ・ビアンキ  拡大します

ユーロF3第5戦オッシャースレーベン第1レースは、ジュールズ・ビアンキ(ARTグランプリ)が、今シーズン5勝目を挙げた。

スタートで2番手スタートのチームメイト、バルテリ・ボタスを抑えてトップを守ったビアンキは、その後リードを広げて最後はボタスに10秒差を付けてゴール。3位にはロベルト・メルヒ(マノー・モータースポーツ)がクリスチャン・ベアトリス(ミューク・モータースポーツ)をかわして今シーズン3度目の表彰台に立った。

この結果、ポイントランキングでビアンキはトータルで60ポイントと、2位のベアトリスに23ポイント差と更にリードを広げることとなった。なお、17位でゴールしたレンジャー・バン・デ・ザンデは、最低規定重量違反のためレース結果から除外された。

 (C)DTM/EF3 Media  拡大します

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2009年8月 1日 (土)

IRL:ホンダリリース・第12戦ケンタッキー予選 ”雨の影響により予選中止、ポールポジションはスコット・ディクソン、武藤英紀は11番グリッドとなる”

Honda_logo

雨の影響により予選中止
ポールポジションはスコット・ディクソン、武藤英紀は11番グリッドとなる

2009年7月31日(金)
予選

会場:ケンタッキー・スピードウェイ(全長1.5マイル)
天候:快晴
気温:27℃

プラクティスと予選の開催を予定していたケンタッキー・スピードウェイだったが、木曜日の晩から金曜日の朝まで降り続いた雨の影響か、路面から水が染み出すトラブルが発生。IRLのセーフティ・チームが懸命に問題解決にあたったが、午後1時過ぎから始まるはずだったプラクティスは夕方の5時になっても始めることができず、IRLは予選の開催断念を決めた。今回から空力とエンジンに関する新ルールを採用しているため、シリーズ主催者のIRLとしては出場全チームに、より多くの走行時間を与えたいと考えており、予選よりもプラクティスの開催を重視した結果である。ドライバーのサイン会を終えた夜8時半の時点でも水の問題は完全に解決せず、プラクティスは決勝日である明日、土曜日の午後3時へと延期された。レースのスタートは夜の8時45分となる。

明日のレースのスターティング・グリッドは第11戦エドモントンまでのエントラントポイントで決定。ポールポジションはスコット・ディクソン(Target Chip Ganassi Racing)のものとなり、彼の右隣りのグリッドにはダリオ・フランキッティ(Target Chip Ganassi Racing)。フロントローはTarget Chip Ganassi Racingが独占することとなった。グリッド2列目はTeam Penskeのライアン・ブリスコーとエリオ・カストロネベス、グリッド3列目にはAndretti Green Racingのダニカ・パトリックとマルコ・アンドレッティが並ぶ。上位3列はチームメート同士がきれいに並んでスタートとなる。

武藤英紀(Andretti Green Racing)はランキング11位につけているため、明日のレースには6列目イン側の11番グリッドからスタートする。右隣りにはNewman/Haas/Lanigan Racingから出場するルーキーのロバート・ドーンボスが並ぶ。

ケンタッキーでのレースにはレギュラードライバーの他にも第11戦エドモントンでキャリア初優勝を挙げたばかりのウィル・パワー(Team Penske)、女性ドライバーのサラ・フィッシャー(Sarah Fisher Racing)、同じく女性ドライバーのミルカ・デュノー(Dreyer & Reinbold Racing)、そしてトーマス・シェクター(Dreyer & Reinbold Racing)もエントリーしている。ワトキンス・グレンからのロードコース3連戦にルーキーのリチャード・アンティヌッチを起用していたCurb/Agajanian/Team 3Gは、ケンタッキーのオーバル戦ではジャック・ラジアーに今季4戦目を走らせる。

コメント
スコット・ディクソン(ポールポジション)

「ポイントスタンディングではシーズンを通してトップかそれに近い位置につける、それがチャンピオンを狙うためには絶対に必要だ。今年も我々Target Chip Ganassi Racingはそれができており、私がトップでポールポジションを、チームメートのフランキッティが2番手でフロントロー外側のグリッドを与えられることになった。どんなレースでもトップ、あるいは、それに近い位置からスタートすることは重要。今シーズンの我々は1.5マイルオーバルでのパフォーマンスもいい。いいレースを戦えるものと信じている」

ダリオ・フランキッティ(2番グリッド)
「マシンのルールが今回から変更されたのは、オーバーテイクを増やそうというIRLの考えからだ。ファンにとっても、ドライバーにとっても、その方がレースはよりおもしろく、エキサイティングなものになるからだ。マシンのルールが変わったのだから、少しでも多くの周回をこなしたい。私だけじゃなく、誰もがそう考えている。しかし、セーフティ・チームが長時間にわたって一生懸命に仕事をしてくれたというのに、水の染み出しは止まらず、予選はキャンセルとなってしまった。夜になるころには水の問題も解決し、明日のプラクティスがしっかりと十分な時間行われることと期待したい」

武藤英紀(11番グリッド)
「今日走ることができなかったので、新しい空力のパッケージでの走り、そして、レースがどのようになるかは想像しにくいです。しかし、ダウンフォースが増える分、マシン同士が去年までよりも接近して走ることが可能になると考えられます。ただし、今年はタイヤのコンパウンドが違うので、グリップが去年より低くなっている場合もあり得ます。そうなると接近して走るのは難しくなるかもしれません。“Hondaボタン”はスタート、リスタート、そしてアウトラップで使うパターンが多いのではないでしょうか。20回のうちの半分はそこで使うでしょう。残りは終盤の勝負どころにとっておくという戦い方を我々はすると思います」

ロジャー・グリフィス|HPD レース・チームマネジャー
「今回から全車に“Hondaボタン”が採用されている。このボタンを押すとエンジンのパワーがアップし、オーバーテイクがしやすくなるというもの。今回のケンタッキー戦から今シーズンの残りのレースすべてで、ロードコースでもHondaボタンは採用されることになった。レースによって、1回ボタンを押した際のパワーアップ時間は異なり、ケンタッキーの場合は12秒間となっている。パワーが上がるのは、エンジンの最大回転数が200rpm上がり、10,500rpmになるためだ。インディカーには燃料のミクスチャー設定が4段階あり、ドライバーたちは燃費セーブもしながら戦っているが、Hondaボタンによって、最も燃料が薄い設定の時で走っていた場合には20馬力、最も燃料が濃い設定で走っている時でも5馬力のパワーアップがなされる。これによってレースは今まで以上にエキサイティングになることだろう。1人のドライバーが1レースで使えるのは20回。テレビとも協力し、Hondaボタンを使える残り秒数はリアルタイムで表示されることとなっている」

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IRL:2010年ブラジルでのインディカー開催が決定

Terry Angstadt  (C)IRL Media 拡大します

7月31日、インディカーシリーズは第12戦ケンタッキーの会場で、2010年の暫定カレンダーを発表した。インディカーシリーズとしては初の南米ブラジルでのレースを開催することになった。
ブラジルラウンドは、3月14日にIRLの開幕戦として行われる。ロードコースまたはストリートコースでの開催は決まっているものの、まだ開催場所は決まっていない。ブラジルでのインディカーレースは、今シーズンからアペックス・ブラジルのエタノール燃料を使用していることもその開催理由となっている。
IRLコマーシャル部門代表のテリー・アングスタッドは、近いうちに開催サーキットを発表するとしている。

ブラジルの他には、アラバマのバーバー・モータースポーツパークでのイベントが新たに加わり、全17戦のシリーズとなる。注目されるのは、このうちオーバルコースが8レースとなり、半数以上がロードまたはストリートコースでのレースとなることである。ミルウォーキーとリッチモンドは財政難から来年のカレンダーから外れることになった。その他では、ケンタッキー戦が7月末から9月へ移動する以外に大きな変化はない。

■2010年IRL暫定カレンダー

Rd Date Country Circuit
1 03月14日 Sunday ブラジル TBA
2 03月28日 Sunday セントピーターズバーグ 1.8-mile street course
3 04月11日 Sunday バーバー 2.38-mile road course
4 04月18日 Sunday ロングビーチ 1.968-mile street course
5 05月01日 Saturday カンザス 1.5-mile oval
6 05月30日 Sunday インディアナポリス500 2.5-mile oval
7 06月12日* Saturday テキサス(ナイトレース) 1.5-mile oval
8 06月20日 Sunday アイオワ .875-mile oval
9 07月04日 Sunday ワトキンズグレン 3.37-mile road course
10 07月18日 Sunday トロント 1.721-mile street course
11 07月25日 Sunday エドモントン 1.973-mile airport course
12 08月08日 Sunday レキシントン 2.258-mile road course
13 08月22日 Sunday インフィニオン 2.245-mile road course
14 08月28日* Saturday シカゴランド(ナイトレース) 1.5-mile oval
15 09月04日or05日 Labor Day Weekend ケンタッキー 1.5-mile oval
16 09月18日 Saturday モテギ 1.5-mile oval
17 10月02日 Saturday ホームステッド 1.5-mile oval
* Denotes night race
Schedule Subject to Change

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IRL:Rd.12ケンタッキーも雨による路面コンディション悪化のため中止に

スコット・ディクソン (C)IRL Media 拡大します

インディカーシリーズ第12戦ケンタッキーは、前夜から降り続いた豪雨により、コース路面から水がしみ出し予選は中止となった。決勝グリッドは、ドライバーズポイントにより決定され、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)がポールポジションを獲得。チームメイトのダリオ・フランキッティがフロントローに並んだ。

セカンドローにはライアン・ブリスコとエリオ・カストロネペスのペンスキー2台、サードローにはダニカ・パトリックとマルコ・アンドレッティのアンドレッティ・グリーン2台が並んだ。武藤 英紀は11番手、ミルカ・デュノが15番手グリッドとなった。

前戦、ピットでのマシン火災により手にやけどを負ったトニー・カナーンも元気な姿を見せ、ブリスコはこのレースから使用されるプッシュ・トゥ・パス・ボタンについてホンダのエンジニアと会話するシーンも見られた。

3Gからはジャック・レイジア、またサラ・フィッシャーも復帰。ドレイヤー・レインボールドは、マイク・コンウェイの他、デュノ、トーマス・シュクターの3台エントリーにより、前戦同様23台が明日の午後8時45分スタートのレースに出場する。

 (C)IRL Media 拡大します

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NASCAR:Rd.21ポコノ予選は雨のため中止

トニー・スチュワート (C)nascarmedia 拡大します

NASCARスプリントカップ第21戦ポコノは、朝から降り続く雨のため中止となった。これにより今年5回目のオーナーズポイント順による決勝グリッッド決定となり、トニー・スチュワートがポールポジションとなった。

6月に行われたポコノのレースでは、同じく雨でポールとなったスチュワートは、予選後のプラクティスでマシンをクラッシュ、バックアップカーに乗り換えたためレースでは最後尾グリッドスタートとなったが、省燃費作戦が成功して優勝を飾っている。そのためスチュワートは、ここではグリッドはあまり関係ないからねとコメントしている。また、このレースはエントリーが43台となったため、予選落ちは無しとなった。

スチュワートの隣にはジミー・ジョンソン、セカンドローにはジェフ・ゴードンとカート・ブッシュが並んでいる。チェイスまでポコノを入れて6レース、ボーダーラインのドライバーにとっては少しでも上位を狙いたいところ。ランキング上位のドライバーにとっては優勝することがより重要になってきている。

 (C)nascarmedia 拡大します

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LMS:Rd.3アルガルブ 予選結果

No.11 Team Oreca Matmut - AIM / ニコラ・ラピエール (C)LMS/DPPI  拡大します

ルマンシリーズ第4戦アルガルブ予選は、ニコラ・ラピエールのドライブするNo.11オレカ・ムトマトAIMが、ワークス・アストンマーチンを制してポールポジションを獲得。チームのもう1台、ブルーノ・セナ組のNo.10も3番手に食い込んだ。トップ5は約0.5秒以内という接戦の予選結果となった。

LMP2はQuifel - ASMのNo.40ジネッタ・ザイテック09S、GT1はLuc Alphand AventuresのNo.72コルベットC6.R、GT2はFelbermayr - ProtonのNo.77ポルシェ997GT3 RSRがトップタイムを記録した。

明日の決勝レースは現地時間午後7時15分スタートのナイトレースで行われる。

 (C)LMS/DPPI  拡大します

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EF3:Rd.4オッシャースレーベン 予選結果

■ビアンキ2戦連続のポール

ジュールズ・ビアンキ  拡大します

ユーロF3第5戦オッシャースレーベン予選は、ポイントリーダーのジュールズ・ビアンキ(ARTグランプリ)が、前戦に続いて今シーズン2度目のポールポジションを獲得した。

気温25.5度、路面温度26.8度、ドライコンディションでの予選は、まずバルテリ・ボトスがリード。セッションも残り4分のところでボトスのチームメイトのビアンキが逆転ポールとなった。3番手にはランキング2位のクリスチャン・ベアトリス(ミューク・モータースポーツ)が入った。

ビアンキは、予選前のフリー走行ではマシンがオーバーステアだったが、セットアップとドライビィングで対応した。それでもベストラップでミスを犯してしまい、あれで1.5秒はロスしただろうとコメントしている。

 (C)DTM/EF3 Media  拡大します

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DTM:エクストロウム、ザンドフールト戦での3位への降格が決定

マティアス・エクストロウム (C)DTM 拡大します

7月30日、ドイツモータースポーツ連盟(DMSB)は、先日ザンドフールトでのDTM第4戦でのアウディ・チームが規則で禁止されているチーム・オーダーを出したとして、2位でゴールしたマティアス・エクストロウムにレースタイム5秒加算のペナルティを科した。これによりエクストロウムはオリバー・ジャービスに次ぐ3位へと降格となった。

ザンドフールトでのレース終盤、エクストロウムはアレクサンドル・プレマとジャービスをパスしたが、スチュワードはこれがチームオーダーであるとしてレース結果を暫定としていた。プレマはレース後の重量検査に来るのが遅かったとしてすでに失格処分を受けており、エクストロウムの順位がプレマの後になることはない。

30日金曜日にオッシャースレーベンでDMSBとアウディ・チームとの間で協議された後、DMSBは十分な証拠と調査の結果スチュワードが下した裁定を認め、エクストロムへのペナルティと共に、ジャービスとプレマのチーム、アブト・スポーツラインとチーム・フェニックスに対して、それぞれ25,000ユーロの罰金を科した。ただし、このうちの20,000ユーロは今シーズンいっぱいの執行猶予付となっており、チームが再び違反を犯した場合に支払うことになる。
また、ジャービスとプレマに対しても戒告処分とすることが決定した。

これについてアウディはリリースを発表し、今回のDMSBの決定に従い控訴しないことを明らかにした。アウディとしては、レース結果が長期間暫定のままであることが、ファンに対して良いことではなく、スポーツに対しての敬意のためペナルティを受け入れるとしている。
ただし、アウディとしてはあくまでチームオーダーはなかったとして、今後チームオーダーの定義についてより明確にすることを求めている。

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