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2009年8月22日 (土)

LM24,LMS:ACO、2010年ルマン・レギュレーションを発表

 (C)LMS/DPPI  拡大します

フランス西部自動車クラブ(ACO)は、8月21日、ルマンシリーズ(LMS)第5戦ニュルブルクリンクで、2010年のルマン24時間レースならびに各ルマンシリーズのレギュレーションを発表した。

ACOは昨年9月LMS最終戦シルバーストーンで2010年以降のルマン・レギュレーションを発表したが、その後の経済危機を考慮して、今回のレギュレーションでは現行のレギュレーションとの継続性を図るため微調整が加えられている。
今回のレギュレーションでの最大の焦点は、LMP1のディーゼル・エンジンとガソリン・エンジン間の性能の格差を縮小することで、2009年と比較して2010年は以下のように各エンジンに調整がなされる。

●ディーゼル・エンジン(排気量5.2~5.5リッター)
・リストラクター2個を持つものは、エアリストラクターを37.9mmから37.5mmへ縮小(-2.1%)
・過給器圧は、2750mbarから2,590mbarへと縮小(-5.8%)
・ローズドボディ・マシンのエアリストラクターのアドバンテージを0.4mmから0.3mmへと縮小

●レーシング・ガソリンエンジン(排気量5.5~6リッター)
・リストラクター2個を持つものは、エアリストラクターを32.5mmから33.3mmへ拡大(+5%)
・クローズドボディ・マシンのエアリストラクターのアドバンテージは0.3mmのまま変更無し

●GT1エンジン(排気量5.5~6リッター)
・リストラクター2個を持つものは、エアリストラクターを32.7mmから33.3mmへ拡大(+2.4%)
・8気筒を超えるエンジンのエアリストラクターのアドバンテージは0.4mmから0.2mmへと縮小
・クローズドボディ・マシンのエアリストラクターのアドバンテージは0.3mmのまま変更無し

上記のようにアウディやプジョーのディーゼル・エンジンの性能を落とす一方で、ガソリンエンジンのうち特にジャッドなどの純レーシングエンジンの性能アップを図るものとなっている。ローラ・アストンマーチンのように生産型GT1エンジンについては、エアリストラクターは拡大されるが、12気筒エンジンについてはそのアドバンテージが減らされている。

ボディワークについては、リアホイールを覆うスパッツが禁止されることになった。また、サイドから見たボディはスムーズな連続した曲面である必要があり、リアボディとリアホイールには水平方向から見て100mm以上の段差があってはならないとしている。しかし、今年のルマン24時間レースで問題となった、アウディR15のフロントノーズ部分の形状に関しては、メーカー間と協議の上で今後決定されるとして今回は明確な定義はなされなかった。

また、デーゼル・マシンの最低重量は930kgとし、プラス30kgのバラストはキャンセルされた。その他のマシンについては最低重量に変更はない。

ACOのスポーツマネージャー、Vincent Beaumesnilは、ACOの役割がレースにおける規則の公平な定義を定めることにあるとしている。しかし、現在の経済情勢ではエントラントは今年使用しているマシンを2010年以降も使用することを望んでおり、さらに新規参入者のためにも、サルテ・サーキットで3分30秒以上のラップタイムを維持するための最小限の変更にとどめたとしている。

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