« NASCAR:Rd.25アトランタ レース結果 | トップページ | NASCAR:トヨタモータースポーツニュース 第25戦アトランタ »

2009年9月 7日 (月)

EF3:TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)レポート 【9月7日号】 第7戦ブランズハッチ

Tdplogo 2009年9月7日
トヨタ自動車(株)
モータースポーツ推進室

TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)レポート 【9月7日号】

F3ユーロシリーズ第7大会 ブランズハッチ
追い越しの難しいコースでヘンキ・ワルドシュミットが第2レース13位
 

09tdp_26_1 第1レース15位、第2レース13位に終わったが
速さを見せたヘンキ・ワルドシュミット(#11) 

09tdp_26_2 F3初コースでのレースを18位/14位で終えた
アンドレア・カルダレッリ(#30) 

F3ユーロシリーズ 
 9月4日(金)から6日(日)にかけて、イギリスのブランズハッチでF3ユーロシリーズの第7大会が開催された。
 今シーズン、同シリーズにはTDPドライバーとして、ヘンキ・ワルドシュミット(オランダ)とアンドレア・カルダレッリ(イタリア)の2名がSGフォーミュラチームから参戦している。

 今大会は通常と異なり、4日(金)の予選を前にしたプラクティス走行が60分間の1回のみのスケジュールとなっており、特に今回F3ユーロシリーズで初めてブランズハッチを走行するカルダレッリにとっては、厳しいレースとなった。2人の所属するSGフォーミュラチームは、シーズン中に許可されているテスト日数の最後の1日を8月19日(水)のノガロ(イタリア)での走行に充て、ブランズハッチへの準備を行った。
 今大会の行われたブランズハッチ・インディ・コースは1周が1929mと短いため、シリーズでは唯一、2組に分かれての予選が行われた。SGフォーミュラチームはハイ・ダウンフォース仕様の新型エアロキットを投入したが、ヘンキ・ワルドシュミットはA組10番手、アンドレア・カルダレッリがB組11番手となり、偶数組(B組)のトップタイムが奇数組(A組)のタイムを上回ったことから、偶数組がポールポジションの位置するイン側サイドとなり、ワルドシュミットが20番手、カルダレッリが21番手グリッドを確保した。

 5日(土)午前11時45分から第1レースがスタート。SGフォーミュラチームの2台は、予選までの不振の原因となったエアロキットを標準タイプに戻し、第1レースへと臨んだ。
 20番手から無難なスタートを切ったワルドシュミットは、前走車のスピンやペナルティにより17位まで浮上。カルダレッリはイベント用に増設された柱によってスタートシグナルがよく見えないという不運に見舞われ、スタートで2つポジションを落としてしまった。
 その後、他車のクラッシュにより赤旗中断となり、第1レースは2パート制で行われることとなった。
 予定されていた他カテゴリーのレースや予選を経て、約4時間後に、残り時間19分としてレースが再開。追い越しの難しいコースのために順位の入れ替わりはほとんど無く、15番手、18番手から再スタートを切ったワルドシュミットとカルダレッリは、そのままの順位でチェッカーを受けることとなったが、2台共に速さを見せ、特にワルドシュミットは、最もチャレンジングなダウンヒルとヘアピンからなるセクター1で、2番手タイムをマーク。第2レースでの巻き返しに期待が高まった。

 6日(日)午前10時50分から52周の第2レースが行われた。15番手グリッドのワルドシュミット、18番手グリッドのカルダレッリ共に順調なスタートを切ったが、前方の車両が第2コーナー出口で接触。これを避けようとした後方車両による混乱でカルダレッリは20位へと後退。
 第2レースも2度にわたるセーフティカーが導入される波乱のレースとなったが、ワルドシュミットは再スタート後、一番の難所である第1コーナー進入で前走車をパス。しかし、それ以上の追い上げはならず、13位でチェッカー。残念ながら、前戦まで5大会連続で続いてきた、連続トップ10フィニッシュは途絶えてしまった。カルダレッリは14位でレースを終えた。

ドライバー
車番
第7大会
第7大会終了後の
ポイントランキング
第1レース
第2レース
グリッド
決勝
グリッド
決勝
ヘンキ・ワルドシュミット
(SGフォーミュラ)
11
20番手
15位
15番手
13位
12位(8ポイント)
アンドレア・カルダレッリ
(SGフォーミュラ)
30
21番手
18位
18番手
14位

|

« NASCAR:Rd.25アトランタ レース結果 | トップページ | NASCAR:トヨタモータースポーツニュース 第25戦アトランタ »