« EF3:TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)レポート 【10月26日号】 最終戦ホッケンハイム | トップページ | FIA-GT:NISMO モータースポーツ ニュース フラッシュ 第8戦ゾルダー »

2009年10月26日 (月)

DTM:アウディジャパン・プレスリリース”アウディ、DTM史上初の3連覇を達成【第10戦:ホッケンハイム(ドイツ)】”

Audilogo

2009/10/26

アウディ、DTM史上初の3連覇を達成【第10戦:ホッケンハイム(ドイツ)】

● ティモ・シャイダーが、再びタイトルを奪取
● ホッケンハイムの最終戦で2位入賞

ティモ・シャイダーとアウディが偉業を成し遂げました。アウディA4 DTMを駆る昨年のチャンピオン、ティモ・シャイダーが、今年2009年度もチャンピオンに輝きました。これにより、アウディは1984年から続くDTMの歴史の中で、初めて3連覇を達成したメーカーとなりました。

2008年シーズン終了後から、ティモ・シャイダーは再びDTMチャンピオンの座を獲得する決意を固めていました。今回10月25日にホッケンハイムで開催された最終戦で2位に入賞したことで、アウディの“ワークス”ドライバーは2年連続チャンピオンの座を獲得しました。

シャイダーはシーズン始めの第2戦から最終戦までポイントをリードし続けていたにも関わらず、2009年シーズンの行方は不安定でした。シーズン開幕戦では、彼のアウディスポーツ チームアブトの同僚であるトム・クリステンセンが優勝して一歩リード。第2戦目でティモ・シャイダーがポイントリーダーになったものの、第4戦目でメルセデスベンツのゲイリー・パフェットにトップの座を奪われてしまいました。そして第5戦目が終了した時点で、彼はアウディ“ワークス”ドライバーのマティアス・エクストロームと同点トップとなりました。ニュルブルクリンクで行われた第6戦目でようやく、ティモは単独トップの座に返り咲きましたが、そのリードは2位のマティアス・エクストロームに対してわずか1ポイント差でした。

チャンピオンシップの行方が確かなものになるにつれ、ティモ・シャイダーには大きな才能があることが明らかになりました。この2年間に渡り、彼は最新のアウディA4 DTMに乗ることをただ喜んでいるだけでなく、レースに必要な幸運に恵まれていたことに加えて、戦略的な判断を求められる局面にも対峙してきました。例えば、彼はバルセロナ大会での決勝前日の午後に新しいクラッチを装備することで、決勝では信じられない程の素晴らしいスタートを行い、5番手から一気にトップの位置に躍り出ました。これにより彼はオッシャースレーベンに続く今期2勝目を記録し、自身のリードを7ポイント差から12ポイント差に押し広げたのです。

メルセデスベンツとの熾烈な争い

アドバンテージを保っていてもなお、シャイダーはライバルを過小評価することはありませんでした。シャイダーは、最終戦を待たずにチャンピオンになれるかも知れないという局面で、「僕のリードなど、あっという間にひっくり返されてしまうと思っているので、誰に対しても安心したことは無いです」と話していました。事実、彼はディジョン大会では16番手スタートとなってしまいました。それでも彼は心を乱すことなく、決勝では6位入賞を果たし、ゲイリー・パフェットに対し7ポイントのリードを保って最終戦に臨むことになりました。しかし、熾烈な争いはメルセデスベンツとの間だけではなく、チーム内でも繰り広げられていました。ディジョン大会が終了するまでは、チームメイトのマティアス・エクストロームもまた、チャンピオン獲得の可能性を持っていました。

DTMで5回の優勝、15回の表彰台

ニュルブルクリンクからおよそ70kmにあるブラウバッハで育った30歳のレーシングドライバーのキャリアは、現在のような輝きを持ち続けていたわけではありませんでした。10歳でカートレースを始めた彼は、その後フォーミュラレースで素晴らしい功績を挙げて、21歳になった2000年にDTMへの参戦を開始しました。そして2005年には、彼のDTM参戦キャリアは終了したと見られていました。しかし、2006年にはアウディでDTMに戻ってきました。昨年のオッシャースレーベンで、彼がDTMで最初の優勝を飾るまでに79戦もかかってしまいました。しかし、彼はそれで成功への足がかりを掴んだのです。その後は、わずか2年間の間に5回の優勝と合計15回にのぼる表彰台を獲得しています。

社会貢献への強い関心と実績

大成功を収めたにも関わらず、ティモ・シャイダーは多くの人々に支えられている命のリアリティに触れることを忘れたことがありません。彼が主催するチャリティ運動“Race-4-Kids”は今年、20,000ユーロを貧しい子供達を支援する団体“Studedes Herzens”に寄付しました。それに加え、彼は脊髄移植を支援する“Wings forLife”基金や飲酒運転の撲滅運動を行う地方交通省の活動もサポートしています。

アウディドライバー/アウディチーム首脳のコメント】

Dr. ヴォルフガング・ウルリッヒ (アウディ モータースポーツ代表)
今日のレースは、特に最初の数ラップに掛けて、我々が望んでいたようなスリリングな展開だった。ティモ(シャイダー)は去年とほぼ同様の展開を演じていた。彼は非常に良いペースで、しかもトラブルなしで走行を続けていた。そのおかげで彼は2位という喜ばしい結果を得ることが出来た。それは、彼自身が描いていた結果でもある。マティアス・エクストロームは、もっと上位に入っていておかしくなかった。残念なことに、彼は完走して栄誉を讃えられるチャンスをまたしても失ってしまった。ゲイリー(パフェット)は今日、素晴らしいパフォーマンスを見せていた。スタート直後に非常に激しいバトルが繰り広げられたが、あれこそがツーリングカーレースの醍醐味だと思っている。チーム全員がよく働いてくれたことに非常に満足している。昨年同様、我々は最終レースを自身で見事にやり遂げたティモの偉業を強調すべきだろう。彼は偉大なチャンピオンであるだけじゃく、2年連続のチャンピオンなのだから。

ティモ・シャイダー (GW:plus/トップサービスアウディA4 DTM #1)
スタートはとても良かった。その後、ゲイリーとマティアスがどんなバトルを繰り広げるかを見て、楽しんでいた。彼らは、全力を尽くして戦っていた。ホンの少しの勇気を出せば、僕がトップに立つことも出来たけれど、それはかなりリスキーだと思えた。それが、自身を抑えてマシンを壊さないように走っていた理由だ。僕はそのようにして走っていた。ゲイリーはこれまで4勝していて、僕は2勝しかしていないのは事実だ。しかし、最終戦終了時点でもっとも多くのポイントを獲得しているドライバーがDTMチャンピオンになれるのだということを熟知していた。そして、僕がそのドライバーになった。再びタイトルを獲得出来たことは、素晴らしい。2年連続でDTMチャンピオンを獲得するという夢を実現させてくれたアウディチーム、アブトの皆、そして家族に感謝している。今年は素晴らしいシーズンだった!

※レース結果ならびにポイントランキングは省略させて頂きました。

|

« EF3:TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)レポート 【10月26日号】 最終戦ホッケンハイム | トップページ | FIA-GT:NISMO モータースポーツ ニュース フラッシュ 第8戦ゾルダー »

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: DTM:アウディジャパン・プレスリリース”アウディ、DTM史上初の3連覇を達成【第10戦:ホッケンハイム(ドイツ)】”:

« EF3:TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)レポート 【10月26日号】 最終戦ホッケンハイム | トップページ | FIA-GT:NISMO モータースポーツ ニュース フラッシュ 第8戦ゾルダー »