LM24,LMS:プジョー、908HDi FAPをオレカに供給
12月17日、プジョー・スポールは2010年のルマン24時間レースとルマン・シリーズにおいて、チーム・オレカ・マトムトに2010年仕様の908HDi FAPを供給することを発表した。
プジョーには色々なチームから908のマシン提供のリクエストが寄せられていたが、その中から、資金供給能力の保証などの面からチーム・オレカを選択した。プジョー・スポールは、ユング・ド・ショーナックのこれまでのレース活動と戦績は、チームの技術とプロ意識の明確な証明であるとしている。(その中には1991年にルマン24時間レースで総合優勝したマツダ787Bのオペレーションも含まれる)
オリビエ・ケネル(プジョー・スポール・ディレクター):
「ユング・ド・ショーナックは、長年にわたっていくつものモータースポーツで勝利の記録を作り上げてきた。われわれは従って、プジョーのカラーを守る資格を与えるにあたって最高と思われるこのチームを選んだ。2010年のルマン24時間レースでのサポートが非常に重要であるのと同様に、チーム・オレカ・マトムトは来年のルマン・シリーズにプジョー908HDi FAPを出場させる。わたしはわれわれのコラボレーションが成果を上げ、2011年にはプジョー・エンジンの供給がさらに拡大することになるだろうと確信している」
プジョーは今年のルマン24時間レースではペスカルロのチームに908を供給したが、決勝レースではクラッシュに終わっている。
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