LMS:OAKレーシング、ペスカルロの製造設備を買収
OAK Racing / Pescarolo - Mazda (C)LMS/DPPI 拡大します
12月9日、今シーズンのルマンシリーズ(LMS)のLMP2クラスにペスカルロ・マツダで参戦したOAKレーシングは、ペスカルロ・スポーツ(ソラ・グループ)との間でマシンの製造設備の買収について合意したことを発表した。
今後はペスカルロのLMP1とLMP2プロトタイプマシンやパーツの開発と製造は、OAKレーシングの手によって行われる。これには全ての商業活動も含まれる。
プロトタイプマシンの開発は、今後もペスカルロ・スポーツのエンジニアリング部門と協力して行われ、その作業はすでにスタートしている。2010年規則のためのプロトタイプの風洞テストは、2009年からの空力開発を継続して来年1月に計画されている。
ジャック・ニコレ(OAKレーシング代表):「今回の合意は、われわれのチームが全ての既存のシャーシの開発を続行し、特により多くのパフォーマンスの追求を継続するためのものである。われわれには、これらのマシンの製造について強いブランド精神を持っており、必ずこれを継続していきたいと考えている。これまでと同様の努力を持ってこの仕事を引き受ける。われわれが持つ効率はこれまでに証明してきた。そして、ペスカルロ・スポーツの人達のテクニカルサポートを受けてマシンを製造する。ペスカルロは毎シーズンすばらしいマシンの特性を示すとても優れたマシンであり、われわれはそこに大きな将来があることを確信している」
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