WTCC,LM24,ALMS:BMW、2010年レース計画を発表、WTCCは戦線縮小、ルマンとGTは拡大
BMW M3 GT2 (C)BMW Motorsport 拡大します
12月5日、BMWモータースポーツは、2010年のレース計画を発表。すでに撤退が決定しているF1の他のレースプログラムが明らかになった。
まず、ワ-ルド・ツーリングカー・チャンピオンシップ(WTCC)については、今シーズンのワークス5台体制を2台に縮小することになった。ドライバーはアンディ・プリオールとアウガストロ・ファーフスのみとなり、イギリスのRBMチームによって運営される。BMWジャーマニーを運営していたシュニッツァーは、ルマン・シリーズ(LMS)、ドイツのVLNエンデュランス・シリーズ、ニュルブルクリンク24時間とスパ24時間レース、そしてルマン24時間レースに向けてBMW M3 によるGTプログラムを担当。BMWイタリア-スペインはWTCCから撤退、アレックス・ザナルディとセルジオ・フェルナンデスは少なくともワークスBMWとしての参戦は無くなった。
シュニッツァーによるGTプログラムには、ヨルグ・ミューラーとダーク・ワーナーがレギュラードライバーとして参戦。ルマンなどにはプリオールとファーフス、ダーク・ミューラーも加入、ニュルブルクリンク24時間レースにはウベ・アルツェンとダーク・アドルフが加わる。
今シーズン、カムバックしたアメリカン・ルマン・シリーズ(ALMS)には、2010年も今年と同様レイホール・レターマン・レーシングから2台のM3 GTRが参戦する。ドライバーも今シーズンと同じダーク・ミューラー、トミー・ミルナー、ビル・オーバーレンとジョーイ・ハンドの4名。
さらにBMWはカスタマーサポートしてBMW Z4によるGT3への参戦、各地域のフォーミュラBMWの活動も継続して行う
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