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2010年1月16日 (土)

DAKAR:パリダカ日本事務局 Stage13 レース概況 (2010/01/15)第13ステージ 2101.1.15

ウルヴァルスター、ついにSS初優勝、アル・アティヤあきらめない

Live_us_filma1300 (C) パリダカ日本事務局

San Rafael–Santa LosaVLiaison 76km/SS368km/Liaison281km Total725km

本日のサンタ・ローサのSSをノルウェー人、パルアンデルス・ウルヴァルスターが初めて優勝した。それによって総合順位も2位に上がった。オート部門では、SSを制したのはステファン・ペテランセルだが、何より、ナセル・アル・アティヤがカルロス・サインツにより近づくことになったSSだった。総合でサインツはアル・アティヤにわずか2分48秒の差。

レースのゴールに2番目で到着、それがウルヴァルスターの人生だった。ウルヴァルスターは何年も前からラリー・レイドの中心人物のひとりとなっている。名誉ある2位または3位のコレクター、時にはデプレとコーマのバトルの審判役、時には引き立て役。彼は、ダカール・ラリーで8回もSS2位をとった。自分が世界一速い男と確認するまで、8回もダカール・ラリーに参加することになった。ダカール・ラリー2010の最終ゴールまであと1日と言う時に。

今日のSSでは、最初の50kmの砂丘区間を他のライダーの巻き起こす埃を吸いながら走った。その後、今日のメインであるウルトラ・スピード区間で、死力を尽くして彼のKTMを全開で飛ばした。ゴールで、彼は生れて初めてシリル・デプレ(仏、KTM)をおさえた。43秒差で。人生であるきっかけが引き金になるということが証明された。

日蔭の生活から抜け出すために、ウルヴァルスターは即チャレンジする状況になるまで待たなければならなかった。昨日、フランシスコ・ロペス(チリ、Aprillia)がSSを制したのが、彼のきっかけとなった。 総合2位を1分13秒の差でロペスに2位をとられてしまったのだ。総合2位を取り戻す、この抜き差しならない状況が、今日、ウルヴァルスターを崖っ淵へと追いやった。後からスタートした彼は、途中ロペスを追い抜いた。そして、最後5分35秒の差でゴールを越えた。ロペスを越すのには充分だった。明日のブエノス・アイレスまで、落ち着いてこの2位のポジションをキープする積りだ。不動のリーダー、デプレは彼の3度目の総合優勝まであと666kmしかない。そのうちSSは202km。この距離で、二人の差1時間4分12秒を覆すには短すぎる。

その一方、オート部門では、二人のVWのチームメイトの熾烈な戦いは明日もまだ続く、サインツが逃げ切るか、アル・アティヤがひっくり返すのか?ダカール・ラリーでは時に速すぎるくらいのチームオーダーによって、チーム内でのバトルは抑えられているのが普通なのだが、今回、VWの監督クリス・ニッセンがこの二人にチームオーダーを出し、二人の抗争に影響を与えたと考える人は誰もいない。明らかに、今日のSSで、総合順位トップにいるサインツに、アル・アティヤが思いのままに超発していた。SS初めの砂丘区間でサインツを追い越し、砂丘出口のCP1で1分22秒のアドバンテージをとった。そしてサインツは埃の中を走らなければならず、アル・アティヤはさらにタイムを少しずつ稼いだ。最後、SSのゴールを通過した時には2分48秒の差まで詰めた。結果、二人の総合のタイム差は2分48秒、サインツが今大会第5 SSで総合トップにたってから、これほど、1位、2位の差が接近したことはなかった。

BMW X-Raidチームにとっても、次大会で、充分VWを脅かす存在になることを証明する日となった。本日最速の男となったステファン・ペテランセル(仏、BMW)、チームメイトのゲラン・シッシェリ(仏、BMW)もSS3位になった。2位にアル・アティヤ、4位にサインツ。ペテランセルは、今大会で4度目のSS優勝。

オープン・クラスでは今日もいつも通り、ロビー・ゴードン(米、Hummer)がトップで大会12度目のクラス優勝。ゴードンは総合8位。プロダクション・クラスでは三橋淳(Toyota)が、今大会9度目のSS優勝。三橋は総合17位。2位はザヴィエル・フォッジ(スペイン Toyota)、3位はフレデリック・シャヴィニィ(仏 日産)。総合では、三橋淳は2位のフォッジに6時間35分47秒差、3位のシャヴィニィに14時間26分7秒もの差をつけている。

カミヨン部門では、Kamazチームが100% 完全優勝するまで、まだ1日残っている。今日はこれまでの12日と同様、Kamazが最強チームであることを再認識させた。カビロフは今大会4度目のSS優勝、チームメイトで総合トップのチャギンにわずか1分50秒差で勝った。KamazチームにとってはパーフェクトなSSだった。なぜなら、3位にマルデーヴも入って、1,2,3とブルーカラーで今日のSSのポディウムを独占したから。総合でチャギンは、カビロフに1時間11分の差をつけている。

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