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2010年1月13日 (水)

DAKAR:日野自動車プレスリリース 【Topics / DAKAR】ダカールラリー2010 レースレポート「第10ステージ」

1号車が排気系トラブルで戦列を去る
2号車はトラック総合6位に浮上し、市販車部門首位の座を堅持

20000221_1 戦列を去ることとなり、無念の菅原義正 (C) Hino Motors Ltd.

1月12日 ラ・セレナ(チリ) → サンチャゴ(チリ)
リエゾン112km → SS238km → リエゾン236km トータル586km

11日、ラ・セレナへのSS中に排気系のトラブルに見舞われた日野チームスガワラの1号車菅原義正/羽村勝美組は昨夜11時過ぎにラ・セレナのビバークに到着。メカニックの点検を受けたところ、排気ブレーキのシャッター機構が壊れて排気管を遮蔽しており、これによりエンジン回転が上がらない状態となっていたことが判明した。1号車はメカニックによって問題なく修復されたが、トラブル発生後にSSコースを外れてゴールに向かったため、コース上で通過を義務つけられていたGPSのウェイポイントを通過しておらず、これに対して失格と判定された。このため12日のタイムカードは発行されず、惜しくもこの時点で戦列を去ることに。チーム員は残る2号車をなんとしても高順位で完走させるべく、引き続き全力を尽くすことを誓い合った。

12日はチリでの最終ステージとなるラ・セレナ~サンティアゴ間で238kmのSSが行われた。路面は砂から一転して堅いグラベルとなり、酷い埃と滑りやすい路面の中、山間部のツイスティな区間とハイスピードが交互に現れる、砂丘とは別の意味でリスキーなステージとなった。このSSを2号車菅原照仁/鈴木誠一組は慎重にクリア。トラック総合12位/市販車部門4位/排気量10リットル以下クラス1位でゴールし、この日までの累計順位を一つ上げてトラック総合6位に浮上。市販車部門では2位のD・オリベラス組(メルセデス・ベンツ1844AK)に6時間01分44秒、排気量10リットル以下車両でも2位のR・ヴァンペルト組(メルセデス・ベンツ・アクサー)に16時間54分30秒の大差をつけて1位のポジションを堅持した。2号車は午後6時頃に舗装路をバイパスしてきた1号車とともに遠くに冠雪したアコンカグアの頂を望むサンティアゴのビバークに到着。5人の日野メカニックたソがさっそく点検整備に取り掛かった。明日は再びアンデスを越えてアルゼンチンへ入り、サン・ジュアンまでの間で220kmのSSが予定されている。

1号車 ドライバー:菅原 義正/昨日のSS中にエンジンが吹けなくなるトラブルが発生し、砂の山を越えることが出来ず、やむなく規定のコースを迂回してゴールに向かったのですが、その際にウェイポイントを通過しなかったことが失格の理由との説明を受けました。あまりにもあっけなく終わってしまい、ものすごく残念だし悔しい。また、応援して下さっている皆様にも大変申し訳ない気持ちです。今後は2号車が今の順位を保ってゴール出来るようサポートしたいと思います。

1号車 ナビゲーター:羽村 勝美/途中で戦列を去るのは初めての経験ですが、喪失感と悔しさで涙が出ます。昨日帰ってきて修理も出来て、ペナルティを課されても走れると思っていただけにショックでした。

2号車 ドライバー:菅原 照仁/今日のSSをゴールするまで1号車の失格は知りませんでした。残念というより悔しいです。ともあれ、自分のやるべきことは変わらないと思うので、あと4日間、なんとしても頑張ります。

2号車 ナビゲーター:鈴木 誠一/1号車は残念としか言いようがないですが、その分も頑張ります。2号車はキャブアーチのクラックを溶接するなど、細かい点を除けば快調。デフオイルも毎日点検していますが、大丈夫ですね。

メカニック 門馬 孝之(日野自動車)/1号車がこのような結果となってとても悔しいです。昨晩到着後にすぐ修理も出来ていただけに残念としか言いようがありません。今後は2号車になんとしても良い順位で完走してもらえるよう、我々メカニックは引き続き全力で頑張ります。

20000221_3 主催者よりプレスカー用のカーナンバーを与えられた1号車 (C) Hino Motors Ltd.

トラック部門 SS順位
順位 No. ドライバー メーカー タイム
1 501 CHAGIN (RUS) KAMAZ 3:44:23
2 500 KABIROV (RUS) KAMAZ 3:45:47
3 507 ADUA (FRA) IVECO 3:46:01
4 503 VAN GINKEL (NLD) GINAF 3:58:37
5 508 VAN VLIET (NLD) GINAF 3:58:58
6 506 MACIK (CZE) LIAZ 3:59:47
7 545 KOLOMY (CZE) TATRA 4:00:22
8 517 BORRERO GOMEZ (ESP) MAN 4:04:10
9 511 JUVANTENY (ESP) MAN 4:04:40
10 518 CLAUDIO (ITA) GINAF 4:10:26
12 (1) 514 SUGAWARA (JPN) HINO 4:12:57
トラック部門 総合順位
順位 No. ドライバー メーカー タイム
1 501 CHAGIN (RUS) KAMAZ 42:09:13
2 500 KABIROV (RUS) KAMAZ 43:22:08
3 508 VAN VLIET (NLD) GINAF 50:45:01
4 506 MACIK (CZE) LIAZ 52:32:02
5 503 VAN GINKEL (NLD) GINAF 54:52:05
6 (1) 514 SUGAWARA (JPN) HINO 56:09:47
7 505 MARDEEV (RUS) KAMAZ 56:17:50
8 518 CLAUDIO (ITA) GINAF 59:31:20
9 523 OLIVERAS (AND) MERCEDES 62:11:31
10 511 JUVANTENY (ESP) MAN 62:20:47
 (括弧内は排気量10リットル以下クラスの順位)
※順位はレポート執筆後に更新(修正)されることがありますので、ご了承ください。

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