WTCC:セアト、WTCCからのワークス撤退を発表
1月13日、2008年と2009年のワールド・ツーリングカー選手権(WTCC)メイクスチャンピオンのセアトは、今シーズンのWTCCシリーズへのワークス参戦を行わないことを発表した。カスタマーチームへのディーゼル、ガソリン・エンジンのレオンへのテクニカルサポートは継続する。
スペインのメーカーは、すでに昨シーズン終わりから2010年のワークス撤退を決定していたが、今週までその発表を行わなかった。
ジェーム・ピュイグ(セアト・スポーツ・ディレクター):
「WTCCにおいて最大限の成功を収めた後、われわれはインディペンデントクラスでのカスタマーサポートに努力を集中させることにした。セアトがトラックの上にある限り、われわれは常に勝利を求めている。そのために、セアト・スポーツはカスタマーのすべてに必要なテクニカルサポートを提供する」
WTCCシリーズでは、今シーズンBMWもアンディ・プリオールとアウガストロ・ファーフスの2台にワークス参戦を縮小することを発表している。
2008年にセアト・レオンTDIでドライバーチャンピオンを獲得したイワン・ミューラーは、昨シーズン終了後シボレーへの移籍を発表。今週11日、バレンシアでシボレー・クルーズの初テストを行っている。
イワン・ミューラー (C)WTCC 拡大します
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