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2010年3月23日 (火)

NASCAR:トヨタモータースポーツニュース ”後方スタートのカイル・ブッシュが追い上げ9位”

2010年3月22日
トヨタ自動車(株)
モータースポーツ推進室 
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第5戦 Food City 500


開催日:3月21日

後方スタートのカイル・ブッシュが追い上げ9位
ジョーイ・ロガーノが初ポールポジションで最年少記録更新
 

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9位でフィニッシュしたカイル・ブッシュ(#18)、19位フィニッシュのデニー・ハムリン(#11)、
最年少ポール記録を更新したジョーイ・ロガーノ(#20) 

 3月21日(日)、米国南部テネシー州ブリストルのブリストル・モーター・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第5戦「Food City 500」が開催された。
 1周0.533マイル(約860m)のブリストルは、36度ものハイバンクショートオーバルで、「世界最速のハーフマイル」と呼ばれる。今季スプリント・カップ・シリーズでは初のショートオーバル戦。ここブリストルはカイル・ブッシュが得意としており、昨年2度開催されたブリストル戦の両方を制している。

 19日(金)午後3時40分より予選が行われ、ジョーイ・ロガーノがキャリア初となるポールポジションを獲得。19歳9ヶ月23日でのポールポジション獲得は、これまでKy.ブッシュが保持していた最年少ポールポジション記録を一日更新する新記録となった。
 デイブ・ブレイニーが3番手、マーコス・アンブローズが9番手、デイビッド・ロイティマンが 10番手につけ、12台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。

 21日(日)午後1時16分、0.533マイルショートオーバルを500周(266.5マイル:約430km)して競われる決勝レースのグリーンフラッグが振り下ろされた。
 ポールポジションのジョーイ・ロガーノは、イン側のポジションをキープ。アウトサイド2番手スタートのカート・ブッシュ(ダッジ)に先行されるも、序盤は首位争いを展開。しかし、80周を過ぎたあたりからタイヤのトラブルでペースダウン。グリーン下でのピット作業を余儀なくされ、周回遅れとなってしまった。
 また、10番手スタートのロイティマンも序盤順調にポジションを上げ、トップ5圏内で走行、110周目には2位まで浮上したが、113周目に突然のスローダウン。エンジントラブルで無念の戦線離脱。
 117周目には、15位を走行していたデニー・ハムリンがタイヤバーストに見舞われ壁にクラッシュ。9番手スタートのアンブローズも2度に渡るピットロードでのスピード違反ペナルティを科され、後退。中盤戦は、マーティン・トゥルークス・Jr.がトップ10圏内で孤軍奮闘する状況となった。
 一方、予選で苦しみ、38番手と最後尾近くからのスタートを強いられたカイル・ブッシュは、調整を加えながら徐々にポジションを上げていったが、レースが折り返しを越えた263周目、18位走行中にタイヤトラブルで壁にヒット。Ky.ブッシュは車体右側にダメージを負ったが、すぐに出されたイエローコーションの間に、ピットクルーが迅速な作業で修復し、29位まで後退したものの周回遅れにならずにコースに復帰した。
 その後徐々にポジションを上げていったKy.ブッシュは、レースが残り100周を切り、この日2度目となる降雨でのイエローコーションから411周目に再スタートが切られると、猛プッシュを開始。残り50周を切る頃にはトップ10まで浮上して見せた。
 レースは484周目にこの日10度目のイエローコーションが出され、残り10周で再スタート。狭いショートオーバルでの接近戦の末、Ky.ブッシュは9位でフィニッシュ。今季初のトップ10フィニッシュを果たし、ランキングでも10位に浮上した。
 レースの大半をトップ15圏内で戦ったトゥルークス・Jr.が12位。ブライアン・ヴィッカーズが15位。ハムリンが19位に入った。

 次戦第6戦は3月28日(日)、米国東部ヴァージニア州マーティンスビルのマーティンスビル・スピードウェイで行われる。

ドライバー カイル・ブッシュ:
「ここブリストルに合わせた、望み通りのレースカーに仕上げることができなかった。週末を通して後方グループでの戦いを強いられた。レース中盤に右フロントタイヤがパンクし、ウォールに接触してしまったが、我々は決して諦めずに戦い続け、まずまずの結果を得ることができた。8月に再びここへ戻ってくるまでに、更なる努力が必要だ。もっと良いレースを戦いたい。しかし、良くない状況でも、“チェイス”に入り、チャンピオンシップ獲得を目指すなら常にベストを尽くさなくてはならない。今日の我々は全力を尽くした」 

第5戦 Food City 500 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 4 48 ジミー・ジョンソン シボレー 500
2 11 14 トニー・スチュワート シボレー 500
3 2 2 カート・ブッシュ ダッジ 500
9 38 18 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 500
12 19 56 マーティン・トゥルークス・Jr. トヨタ カムリ 500
15 28 83 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ カムリ 500
19 15 11 デニー・ハムリン トヨタ カムリ 500
22 32 7 ロビー・ゴードン トヨタ カムリ 499
27 1 20 ジョーイ・ロガーノ トヨタ カムリ 495
31 29 82 スコット・スピード トヨタ カムリ 480
33 9 47 マーコス・アンブローズ トヨタ カムリ 448
38 10 00 デイビッド・ロイティマン トヨタ カムリ 113
41 39 55 マイケル・ウォルトリップ トヨタ カムリ 46
42 3 66 デイヴ・ブレイニー トヨタ カムリ 40
43 35 87 ジョー・ネメチェク トヨタ カムリ 30

 観客数(主催者発表):138,000人

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 ケヴィン・ハーヴィック シボレー 774
2 マット・ケンゼス フォード 773
3 ジミー・ジョンソン シボレー 760
10 カイル・ブッシュ トヨタ 606
14 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ 584
17 ジョーイ・ロガーノ トヨタ 558
18 スコット・スピード トヨタ 552
19 デニー・ハムリン トヨタ 515
20 マーティン・トゥルークス・Jr. トヨタ 513
24 デイビッド・ロイティマン トヨタ 489
31 マーコス・アンブローズ トヨタ 413
34 ロビー・ゴードン トヨタ 346
39 マックス・パピス トヨタ 247
40 ジョー・ネメチェク トヨタ 205
42 デイヴ・ブレイニー トヨタ 198
43 マイケル・マクドウェル トヨタ 175
44 マイケル・ウォルトリップ トヨタ 149

マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 シボレー 40
2 フォード 25
2 ダッジ 25
4 トヨタ 20

※結果及びポイントは暫定 

NASCAR NATIONWIDE SERIES
第4戦 Scotts Turf Builder 300


開催日:3月20日

カイル・ブッシュが3位フィニッシュ

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3位フィニッシュを果たしたカイル・ブッシュ(#18)、前半戦快走を見せたケーシー・カーン(#38)、
惜しくも14位に終わったジョーイ・ロガーノ(#20) 

 3月20日(土)NASCARネイションワイド・シリーズの第4戦「Scotts Turf Builder 300」がブリストル・モーター・スピードウェイで開催された。

 20日(土)決勝レースを前に、午前9時40分より予選が行われ、前日のスプリント・カップ・シリーズ予選で初ポールポジションを獲得したジョーイ・ロガーノがネイションワイド・シリーズでも最前列2番手を確保。6番手にカイル・ブッシュ、続いてケーシー・カーン、リード・ソーレンソン、スティーブ・ウォレス、ジェイソン・リフラーとトップ10グリッドに並び、10台の“トヨタ カムリ”が決勝に進んだ。

 午後2時48分に0.533マイルショートオーバルを300周(160マイル:約260km)して競われる決勝レースがスタート。
 最前列2番手グリッドのロガーノが好スタートを切り、首位を奪取。6番手スタートのKy.ブッシュが順位を上げ、17周目にロガーノに次ぐ2位に浮上すると、22周目にはロガーノをパス。首位に立った。
 その後、ショートオーバルならではの、多くの周回遅れをかわしながらのバトルの中で、ポジションを上げてきていたカーンがKy.ブッシュの隙をつき首位の座を奪うなど、“トヨタ カムリ”同士での激しい首位争いとなった。
 90周目、13位走行中のブライアン・スコットが後続から軽く接触され、バランスを崩してスピン。これにコリン・ブラウン(フォード)が突っ込み、すぐ直後の18位を走行していたS.ウォレスも避けきれずにクラッシュ。2台は大きなダメージを受け、コースを塞いだため、レースは赤旗中断となった。
 12分間の中断を経てレースは再開。再開後のイエローコーションで上位勢はピットへ向かったが、数台がコース上に残り、Ky.ブッシュとカーンはそれぞれ5位、6位での再スタートとなった。
 カーンは快調に前走車をパスし、114周目には再び首位に立ったが、127周目にオーバーヒートトラブルに見舞われ、痛恨のピットイン。イエロー中だったため周回遅れにはならなかったが、25位まで後退。しかし、この日好調のカーンは、再び素晴らしい追い上げを見せ、161周目には5位に浮上。首位争いに加わったが、187周目、周回遅れがスピンしたところに、共に首位争いを展開していたブレンダン・ゴーアンが追突。これを避けきれず、カーンも車体前部にダメージを負ってしまった。
 このクラッシュによるイエローコーションで、上位勢はピットインしたが、コース上に残ったリフラーが197周目に首位に浮上。しかし、267周目に出されたこの日最後のイエローコーションでリフラーはピットイン。これでトヨタ勢の最上位は、常にトップ5圏内での走行を続けたKy.ブッシュとなった。
 レースは273周目、残り27周で再スタート。3番手で再スタートを切ったKy.ブッシュは、最後まで諦めず前を行くダッジの2台を追ったが届かず、3位でチェッカーとなった。チームメイトのロガーノは5位を走行していたが、ファイナルラップで後続に接触されスピン。14位に終わった。ソーレンソンが7位、リフラーが9位に入った。

 次戦第5戦は4月3日(土)、米国南部テネシー州レバノンのナッシュビル・スーパースピードウェイで行われる。

ドライバー カイル・ブッシュ:
「我々の“トヨタ カムリ”はまずまず好調だったが、残念ながら3、4番手あたりの速さしかなかった。序盤は38号車(ケーシー・カーン)が本当に速かった。幾つかの良い調整を加え、調子を上げることはできたが、前にいた12号車(ジャスティン・アルゲイヤー:ダッジ)と22号車(ブラッド・ケセロウスキー:ダッジ)が強すぎた。我々はその他のライバルよりは速かった。我々は常にここブリストルで最速のうちの1台だが、今大会はほんの少し何かが足りなかった。8月のブリストル戦までにはその何かを見出し、元のポジションに戻ってみせる」 

第4戦 Scotts Turf Builder 300 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 30 12 ジャスティン・アルゲイヤー ダッジ 300
2 1 22 ブラッド・ケセロウスキー ダッジ 300
3 6 18 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 300
7 8 32 リード・ソーレンソン トヨタ カムリ 300
9 10 10 ジェイソン・リフラー トヨタ カムリ 300
14 2 20 ジョーイ・ロガーノ トヨタ カムリ 300
20 38 15 マイケル・アネット トヨタ カムリ 298
29 23 11 ブライアン・スコット トヨタ カムリ 256
30 18 99 トレヴァー・バイン トヨタ カムリ 244
32 7 38 ケーシー・カーン トヨタ カムリ 188
33 22 62 ブレンダン・ゴーアン トヨタ カムリ 186
38 9 66 スティーブ・ウォレス トヨタ カムリ 89

 観客数(主催者発表):85,000人

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 カール・エドワーズ フォード 670
2 ブラッド・ケセロウスキー ダッジ 644
3 ジャスティン・アルゲイヤー ダッジ 639
4 カイル・ブッシュ トヨタ 594
8 スティーブ・ウォレス トヨタ 472
10 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ 457
11 ジェイソン・リフラー トヨタ 455
12 ジョーイ・ロガーノ トヨタ 437
15 マイケル・アネット トヨタ 406
17 トレヴァー・バイン トヨタ 393
19 ブライアン・スコット トヨタ 386
24 ブレンダン・ゴーアン トヨタ 357
35 ケーシー・カーン トヨタ 210
39 デニー・ハムリン トヨタ 175
43 リード・ソーレンソン トヨタ 146
52 デイビッド・ロイティマン トヨタ 85
58 チャド・ブラウント トヨタ 43

マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 24
1 シボレー 24
3 フォード 20
3 ダッジ 20

※結果及びポイントは暫定 

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