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2010年4月20日 (火)

24hours:新たな燃料の時代 フォルクスワーゲン バイオ天然ガス仕様のシロッコでレースに参戦

2010年4月16日、ウォルフスブルク

シロッコGT24 CNG (C)Volkswagen Motorspot  拡大します

フォルクスワーゲンは、バイオ天然ガスを燃料とする3台のシロッコGT24-CNGをニュルブルクリンク24時間耐久レースに今年も投入。5月12日から16日まで行われ、世界のモータースポーツにおける究極のチャレンジとされるこのレースに、フォルクスワーゲンはファクトリー仕様のスポーツクーペで挑戦します。今回は、燃料としてバイオ天然ガスを使用することに加え、新しいディファレンシャル技術も投入されます。

きわめてエコフレンドリーなパワートレイン、CO2排出量を80%削減
ニュルブルクリンクのノードシュライフェを舞台とする24時間耐久レース。参戦予定のシロッコGT24-CNGの心臓は、バイオ天然ガスを使用する2リッターTSIターボエンジンです。このレースでフォルクスワーゲンが使う燃料は、ドイツ国内で再生可能な原料を使って生産されたもので、温暖化に対しての影響はニュートラルです。車両の移送およびサーキットでの燃料補給も含め、従来のガソリンを採用したエンジンと比較すると、シロッコGT24-CNGのCO2排出量は、少なくとも80%削減されています。しかもエンジンの出力は逆に向上。昨年、「代替(Alternative)パワートレイン クラス」において優勝した、天然ガスエンジン搭載のシロッコGT24-CNGは最高出力207kW(282PS)でしたが、今年参戦する車両は243kW(330PS)という高出力を手に入れています。

このシロッコ部隊の先陣を切るのは、118号車を駆るペーター ターティング(ドイツ)、フローリアン グリューバー(ドイツ)、ジミー ヨハンソン(スウェーデン)、ニッキィ ティム(デンマーク)の4人から構成される若手チームです。先週末に行われたレースにおいて、ニッキィ ティムは前輪駆動車のラップタイムとしてノードシュライフェ(ニュルブルクリンク北コース)の新記録となる8分47秒337を叩き出しました。2台目(117号車)は女性ドライバーであるバニナ イクス(ブラジル)が、ナセル アルアティヤ(カタール)、ディーター デッピング(ドイツ)、クラウス ニーヅビーズ(ドイツ)とともにステアリングを握ります。3台目(116号車)はフォルクスワーゲンの開発部門とジャーナリストの混成チームが走らせるもので、ドライバーは研究開発担当取締役のDr. ウルリッヒ ハッケンベルグ(ドイツ)、シャシー開発担当重役のProf. Dr. ステファン ギース(ドイツ)、ベルント オストマン(ドイツ)、そしてピーター ウィース(スイス)です。

「ニュルブルクリンクの24時間耐久レースは、ドイツのモータースポーツ カレンダーにおけるハイライトであり、技術部門にとって大きな挑戦となります」と、Dr. ウルリッヒ ハッケンベルグはコメントしています。「この伝統豊かなレースは、新聞やインターネット、テレビなどで広く取り上げられますが、現場に集まる25万人にとっても魅力的な体験となります。当社は熱狂的な観衆の目の前で挑戦を行い、フォルクスワーゲン ブランドの革新性を示したいと考えています」。

「去年と比べると、シロッコGT24-CNGははっきりとした進歩を見せています」と、フォルクスワーゲン モータースポーツのディレクターであるクリス ニッセンは語っています。「24時間耐久レースでは、エコフレンドリーなバイオ天然ガス燃料の採用とスポーティな性能は両立可能であると、大観衆に示すことができるでしょう。バイオ天然ガスを燃料とするフォルクスワーゲン モデルのスプリント能力は、Rカップ シロッコの登場によるワンメイクレースの新時代により証明されていますが、その兄とも言えるシロッコGT24-CNGは、トレンドセッターとなる技術が耐久性の面においても完璧であることを、24時間レースにおいて示してくれるはずです」。

革新的なパワートレイン:116号車に電動油圧式ディファレンシャルロックを搭載
116号車のシロッコGT24-CNGには、新技術を採用。このスポーツクーペは、従来型に替わり、アクティブな作動を見せる電動油圧式ディファレンシャルロックを搭載します。電子制御されるこのシステムは、従来型ディファレンシャルロックの作動原理に基づいていますが、ハンドリング性能は向上しています。電動油圧式アクスルロックは、そのシステムによってアンダーステアを抑え込むことができるため、トラクション コントロールシステムに似ていますが、エンジンが発生する出力には介入しません。

さらに、24時間耐久レースには欠かせないメンテナンス作業のインターバルを拡大するため、大型ブレーキングシステムも開発されました。昨年度のシロッコGT24-CNGからの改良点としては、バンパーに一体化するように追加された2つのヘッドランプもありますが、それは外見面の変更に留まらず、夜間走行においてドライバーの視界を向上させる役割も担っています。

新たなワンメイクレースの時代へ
フォルクスワーゲンは今年、新しいワンメイクカップシリーズをドイツで開催します。シロッコRカップと名づけられたこの新シリーズの特徴は
1. 競技車両にバイオCNG仕様のシロッコカップカーを使用。ガソリンエンジンに比べ最大80%のCO2排出量を削減。
2. ジュニア、プロ、レジェンドカップの3つのクラスからなる合計25台によるレース。
3. オーバーブーストボタン(push-to-pass)の新採用により平常時の225馬力から一時的に275馬力までパワーアップ。
年間9戦が行われる新シリーズの初戦は4月23日(金)、24日(土)にホッケンハイムリンクにて開催されます。若い才能を発揮するジュニアカップの11名の選手達は、昨年度ポロカップのチャンピオンや、米国ジェッタTDIカップのチャンピオンからなるプロカップの9名の選手達の走りを目の当たりにすることができ、さらにプロカップの選手は各戦毎に入れ替わる現役・往年の名レーサー5名からなるレジェンドカップの選手達の胸を借りることができます。初戦のホッケンハイムには今年度のダカール覇者カルロスサインツや元F1ドライバー マーティン ブランドルらがレジェンドカップに参戦します。なお、日本で今年度Volkswagen Trophy Associationが主催し、新型ゴルフ6などにて争われるVolkswagen GTI Cupの優秀選手1名が、「VWエクスチェンジプログラム」により10月にドイツのシロッコRカップへ派遣される予定です。

フォルクスワーゲン グループ ジャパン 株式会社プレスリリース

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