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2010年4月27日 (火)

DTM:アウディジャパン・プレスリリース”DTMシーズン開幕戦-期待通りとならず”

Audilogo

2010/04/27

DTMシーズン開幕戦-期待通りとならず

Pr10049 S line Audi A4 DTM #10 (C)AUDI Japan

【第1戦:ホッケンハイム(ドイツ)】
●アウディの最上位は、5位入賞のマイク ロッケンフェラー
●パンクに悩まされたマルティン トムツィクとアレクサンドレ プレマ
●マティアス エクストロームはチームのエラーをよそにポイントを獲得

ホッケンハイムで行われた2010年のDTM開幕戦は、タイトル防衛に臨んだアウディが思い描いていた展開とはなりませんでした。複数のパンクトラブルと作戦ミスによって、優勝を逃す結果となりました。DTMシーズン開幕戦は、最終的に、過去3年連続優勝していたアウディは、5位から8位という結果となりました。

7万8000人(週末合計)の観客は、大混戦のシーズン開幕戦を目の当たりにしました。特にレース序盤のポジション争いのバトルは熾烈を極め、最終的にはタイヤが非常に重要なカギを握りました。

マルティン トムツィクにとっては、特にハードなレースでした。ローゼンハイム(バイエルン)出身でスイス在住の彼はレーススタートから10ラップまではトップを走り続けていましたが、その後のメインストレートで、アウディA4 DTMの左リアタイヤはパンクしてしまいました。トムツィクはその後も再びパンクトラブルに見舞われ、チームによってコースから回収される前に順位回復のチャンスを失いました。

2番手を走行していたアレクサンドレ プレマもまた、左リアタイヤのパンクを喫してしまいました。これを受け、すべてのアウディドライバーに対して、タイヤに負担を掛けず走行に徹し、特に縁石を通過する際に注意せよというアナウンスが出されました。

このような状況でも、マティアス エクストロームだけは優勝の可能性を持っていました。彼は、今回の優勝者となったゲイリー パフェットの直後を2番手で走行していました。しかし、チームが最初のピットインを1ラップ早く行ってしまう、というミスを犯し、彼はレース終了直前に3回目のピットインを余儀なくされてしまったのです。これにより、彼は6位になってしまいました。

アウディモータースポーツの責任者であるDr.ウォルフガング ウルリッヒは「悔しいエラーだった。だが、それを今回のレース結果の言い訳にするつもりはない。マティアスの2度目のピットインの際に外したタイヤは、あと2周はもたない状態だった。単純に、我々はトラブルを起こさないで済むための、クルマに合ったタイヤチョイスが出来ていなかったのだ。今回のトラブルからは多くのことを学んだので、次のバレンシアでのレースまでには問題を解決し、より良いレースを展開するつもりだ。今日、我々はマシンの速さを見せる事が出来たし、いずれのドライバーも高い実力を持っていることを見ることが出来た。」とコメントしています。

ホッケンハイム大会でのアウディ最上位ドライバーとなったのは、アウディスポーツチームフェニックスからの初参戦となるマイク ロッケンフェラーでした。彼は沢山のバトルを繰り広げた末に5位となりました。彼は「スタートはかなり良かったけれども、ポール ディ レスタとの接触で順位を大きく下げてしまったのが悪かった。それ以外は、すべて良かった。チームは優れた作戦を持って、素晴らしい仕事をしてくれた。僕はティモ(シャイダー)と激しいバトルを繰り広げることができ、自分のパフォーマンスに満足している」とコメントしています。

この他に、良い結果を出すことが出来たのは、ミゲル モリーナです。DTM初参戦となる21歳のスペイン人ドライバーは、昨年のチャンピオンのティモ シャイダーと僅差の8位でゴールし、初のDTMポイントを獲得しました。彼のパフォーマンスは、他のDTM初参加者のデビッド クルサードやコンフー チェン(共にメルセデス)と比べて、明らかに優れたものでした。

アレクサンドレ プレマは、パンクトラブルの後も猛追を続け、10位でゴールしました。キャサリン レッゲとマルクス ヴィンケルホックは14位と15位となりました。ヴィンケルホックは予選9番手スタートでしたが、ピットインが早すぎたために、60秒のペナルティストップを喫してしまったのです。

アウディスポーツ チームアプトから初参戦となったオリバー ジャービスのレースは、開始2周目というあまりにも早い時点で終了してしまいました。彼はヘアピンでマロ エンゲルと接触して右フロントサスペンションにダメージを受けたため、その場でリタイヤとなってしまったのです。

【アウディドライバー/アウディチーム首脳のコメント】

Dr. ウォルフガング ウルリッヒ (アウディ モータースポーツ代表)
もっと良い結果を期待していたので、今回のレース結果は満足出来るものではなかった。ただ、今回のトラブルによって、我々が立たされている状況というものが、非常に良く理解出来たと考えている。我々のマシンは、レースでは非常に速く走ることが出来た。さらに、ドライバー達もそのほとんどが非常に速く走れるパフォーマンスを持っていることも分かった。しかし、我々はマシンに最適な新世代タイヤの選択をすることが出来なかった。レース中のパンクトラブルには、本当に驚かされた。特に、ウォームアップ走行で非常に良いロングランを果たしていたマルティン トムツィクがパンクした時には驚いた。彼のマシンはレースに向けて、キャンバー角を減らしタイヤの内圧を上昇させるなど、言い換えればより安全性を高めるセッティングを施していたからだ。さらに複数のマシンでもパンクトラブルに見舞われているが、これらのマシンには先程のセッティングは行っておらず、ほとんど同じ仕様で走行していた。我々はまず今回の現象を解析して、次のレースまでに解決しなければならない。今回の問題を解消するために、バレンシアまでの間にやるべきコトはたくさんある。

マイク ロッケンフェラー (Sライン アウディA4 DTM #10)5位
とても荒れたレースだった。スタートは良かった。でも、走行ラインを維持しようとしたポール(ディ レスタ)に押し出されて、壁との間にサンドイッチされてしまった。このおかげで僕は大きく順位を落としてしまった。これは非常に悔しかった。とても良いスタートを切れたおかげで、7番手スタートから6番手に順位を上げていたのに、1周目で12番手になってしまい、そこから巻き返しを図らなければならなかったのだから。でも、マシンのパフォーマンスは優れていたし、チームフェニックスの面々は素晴らしい仕事ぶりを発揮してくれた。だから、僕にとっては今日は良い日だったと思う。

マティアス エクストローム (レッドブル アウディA4 DTM #5)6位
担当エンジニアのアレックス(ステリ)がもう1回ピットインしなければならないと言ってくるまでは、完璧なレースだった。ピットワークも良かったし、マシンも絶好調だった。タイヤはギリギリまで消耗していたけれど、まだ何とかなる状態だった。昨年は、残り1周時点でパンクに見舞われた。今年はパンクをしなかったけれど、3回ものピットインを余儀なくされた。昨シーズン、僕はポイントラインキングのトップに返り咲くまでに長い時間を掛けた。今年も同じ展開になるのだろう。

【DTM第1戦 ホッケンハイムの結果】

1. ゲイリー パフェット(メルセデス) 39ラップ 1時間02分31.580秒
2. ブルーノ シュペングラー(メルセデス) +0.567秒
3. ジェイミー グリーン (メルセデス) +1.841秒
4. ポール ディ レスタ (メルセデス) +2.251秒
5. マイク ロッケンフェラー(アウディA4 DTM) +3.201秒
6. マティアス エクストローム(アウディA4 DTM)+3.420秒
7. ティモ シャイダー(アウディA4 DTM) +13.067秒
8. ミゲル モリーナ(アウディA4 DTM) +13.503秒

【DTM 第1戦までのドライバーズポイント

1. ゲイリー パフェット(メルセデス) 10ポイント
2. ブルーノ シュペングラー(メルセデス) 8ポイント
3. ジェイミー グリーン (メルセデス) 6ポイント
4. ポール ディ レスタ (メルセデス) 5ポイント
5. マイク ロッケンフェラー(アウディA4 DTM) 4ポイント
6. マティアス エクストローム(アウディA4 DTM)3ポイント
7. ティモ シャイダー(アウディA4 DTM) 2ポイント
8. ミゲル モリーナ(アウディA4 DTM) 1ポイント

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