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2010年4月21日 (水)

NASCAR:トヨタモータースポーツニュース"デニー・ハムリンが終盤の逆転で今季2勝目!”

2010年4月20日
トヨタ自動車(株)
モータースポーツ推進室 
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第8戦 Samsung Mobile 500


開催日:4月19日

デニー・ハムリンが終盤の逆転で今季2勝目! 

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29番手から追い上げ今季2勝目を挙げたデニー・ハムリン 

 4月19日(月)、米国南部テキサス州フォートワースのテキサス・モーター・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第8戦「Samsung Mobile 500」が開催された。

 16日(金)に午後3時40分より予選が行われ、カイル・ブッシュが7番手グリッドを確保。マーティン・トゥルークス・Jr.が14番手、デイビッド・ロイティマンが16番手につけ、14台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。

 決勝レースは18日(日)に予定されていたが、降雨のために順延が決定。19日(月)午前11時19分に1.5マイルオーバルを334周(501マイル:約800km)して競われる決勝レースがスタートした。
 7番手スタートのKy.ブッシュは、1度目のイエローコーション時のピットと、再スタートで2位へと一気にポジションを上げたが、その後ハンドリングに苦しみ、徐々に後退。
 代わって上位に浮上したのは、16番手スタートのロイティマンと、29番手と後方から素晴らしい追い上げを見せたデニー・ハムリン。85周目にはロイティマン、翌周にはハムリンがトップ10圏内へと浮上。
 111周目にこの日4度目のイエローコーションが出され、上位勢がピットイン。ここで好ピットを見せたロイティマンは3位、ハムリンは5位で再スタートを切った。
 その後はイエローコーションが出ず、グリーン下でのピット作業が繰り返されることとなった。各車の差は広がっていったが、ハムリンとロイティマンはトップ10圏内を堅守。Ky.ブッシュも調整を続けながら12、3番手あたりでの走行を続けた。
 レースも終盤に近づいた310周目、7位を走行していたロイティマンの車両から突然の発火。エンジンブローに見舞われたロイティマンは無念の戦線離脱となってしまった。
 これでイエローコーションとなり、各車最後のピットイン。ハムリンとKy.ブッシュは2本タイヤ交換作戦を採り、大きくポジションをアップ。ハムリンが3位、Ky.ブッシュ6位での再スタートとなった。
 再スタート直後の317周目に、上位グループ後方でのクラッシュが発生し、後方が次々と突っ込んで多重クラッシュとなった。このアクシデントに、16位を走行していたジョーイ・ロガーノが巻き込まれ、レースは車両排除のために赤旗中断。20分程の中断を経て、 322周目に、残り12周で再スタートが切られた。
 2番手、最前列アウトサイドのハムリンは再スタート直後のサイド・バイ・サイドのバトルの末に、首位を行くジェフ・バートン(シボレー)をパス。4番手でハムリンの後方から隙をうかがっていたKy.ブッシュもこれに続き、“トヨタ カムリ”が1-2体制となった。
 しかし、チェッカーを目前にして、ディフェンディングチャンピオンのジミー・ジョンソン(シボレー)が猛烈な追い上げ。Ky.ブッシュはこれを抑えきることができず、3位に後退。ハムリンも猛追を受けたが、逃げ切ってトップでチェッカー。今季2勝目を挙げた。この勝利は、トヨタにとって、スプリント・カップ・シリーズにおけるテキサスでの初勝利となった。
 3位はKy.ブッシュ。9位にトゥルークス・Jr.が入った。今大会の結果、シリーズランキングでKy.ブッシュが6位、デニー・ハムリンも11位に浮上。12位のロガーノと共に、3人が“チェイス”圏内入りすることとなった。

 次戦第9戦は4月25日(日)、米国南部アラバマ州タラデガのタラデガ・スーパースピードウェイで行われる。

ドライバー デニー・ハムリン:
「全てが上手く行った一日だった。走りも良かったし、ピットクルーも好作業でポジションアップを果たしてくれた。今日は我々のチームがいかに強いかを示せたと思う。ピットクルー、レースカー、ドライバー、全ての要素が本当に強力だった。特に、我々の“トヨタ カムリ”は素晴らしかった。我々はショートトラックで強いチームだと常に言われてきたが、昨年最終戦のホームステッド・マイアミ(1.5マイル)で我々は勝利を挙げており、今日のような日が来ることはわかっていた。我々の“トヨタ カムリ”は好調であり、“チェイス”に向け更に改善を続けていく。そして“チェイス”でピークを迎えられることを望んでいる」 

第8戦 Samsung Mobile 500 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 29 11 デニー・ハムリン トヨタ カムリ 334
2 4 48 ジミー・ジョンソン シボレー 334
3 7 18 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 334
9 14 56 マーティン・トゥルークス・Jr. トヨタ カムリ 334
16 23 82 スコット・スピード トヨタ カムリ 333
17 32 47 マーコス・アンブローズ トヨタ カムリ 333
22 27 13 マックス・パピス トヨタ カムリ 332
26 38 7 ロビー・ゴードン トヨタ カムリ 329
28 18 20 ジョーイ・ロガーノ トヨタ カムリ 329
37 16 00 デイビッド・ロイティマン トヨタ カムリ 310
38 42 83 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ カムリ 192
39 43 32 リード・ソーレンソン トヨタ カムリ 121
40 22 87 ジョー・ネメチェク トヨタ カムリ 75
41 33 66 マイケル・マクドウェル トヨタ カムリ 60
43 24 55 デイヴ・ブレイニー トヨタ カムリ 20

 観客数(主催者発表):92,200人

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 ジミー・ジョンソン シボレー 1248
2 マット・ケンゼス フォード 1140
3 グレッグ・ビッフル フォード 1120
6 カイル・ブッシュ トヨタ 1020
11 デニー・ハムリン トヨタ 973
12 ジョーイ・ロガーノ トヨタ 941
17 マーティン・トゥルークス・Jr. トヨタ 918
19 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ 835
20 スコット・スピード トヨタ 831
26 マーコス・アンブローズ トヨタ 785
30 デイビッド・ロイティマン トヨタ 723
34 ロビー・ゴードン トヨタ 613
37 マックス・パピス トヨタ 430
39 ジョー・ネメチェク トヨタ 343
40 デイヴ・ブレイニー トヨタ 311
41 マイケル・マクドウェル トヨタ 293
45 マイケル・ウォルトリップ トヨタ 149
52 リード・ソーレンソン トヨタ 46

マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 シボレー 61
2 トヨタ 42
3 フォード 38
4 ダッジ 35

※結果及びポイントは暫定 

NASCAR NATIONWIDE SERIES
第7戦 O'Reilly 30
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開催日:4月19日

“トヨタ カムリ”トップ3独占!
カイル・ブッシュはテキサスで5戦連続勝利

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テキサスで5戦連続勝利を挙げたカイル・ブッシュ(#18) 

 4月19日(月)にNASCARネイションワイド・シリーズの第7戦「O'Reilly 300」がテキサス・モーター・スピードウェイで開催された。
 ここテキサスでは、カイル・ブッシュが過去2年間に渡って4戦全てで勝利を挙げ、圧倒的な強さを見せている。

 16日(金)午後1時45分から予選が行われ、ジョーイ・ロガーノが今季3度目となるポールポジションを獲得。3番手にカイル・ブッシュ、6番手にジェイソン・リフラー、スティーブ・ウォレスが8番手、ブライアン・スコットが10番手につけ、12台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。

 決勝が予定されていた17日(土)は朝から降雨に見舞われ、決勝は翌18日(日)に順延。しかし、18日(日)も雨模様となり、2度の延期を経て、19日(月)、スプリント・カップ・シリーズ第8戦が終わった直後に行われることとなった。
 スプリント・カップ・シリーズ戦が終わって僅か1時間ほどという慌ただしいスケジュールの中、両カテゴリーに出場するKy.ブッシュやロガーノ、デイビッド・ロイティマン、リード・ソーレンソンらは連続でのレース出場。午後5時19分に1.5マイルオーバルを200周(300マイル:約480km)して競われる決勝レースがスタートした。
 スタート直後はポールポジションのロガーノが首位を守って周回を重ねたが、26周目にイエローコーションが出され、全車ピットへ向かうと、Ky.ブッシュが好ピットで首位に浮上。ロガーノは3位に後退。Ky.ブッシュはハイペースで首位を独走し、後続との差は3秒以上まで広がった。
 67周目に、16位争いを展開していたジャスティン・ロフトンとトレヴァー・バインが接触。ロフトンはイン側のウォールにクラッシュし、この日2度目のイエローコーションとなった。
 後続との差はリセットされたKy.ブッシュだったが、危なげなく首位の座は堅守。 80周目にもイエローコーションが出されたが、ここでもKy.ブッシュは首位を守って再スタート。逃げるKy.ブッシュの後方で、ロガーノがカール・エドワーズ(フォード)らと激しく2位を争うという展開となった。
 グリーン下でのピットを経た160周目の時点で、121周に渡って首位を走行していたKy.ブッシュは、2位のロガーノと5秒近い差を付け、終盤へ向け燃料をセーブする走行に入るかと思われた。しかし、168周目にこの日4度目のイエローコーション。各車最後のピットへ向かい、給油、タイヤ交換とセッティングの調整を行った。
 ここでタイヤ2本のみの交換としたリフラーが首位に浮上。ロガーノ、Ky.ブッシュ、ソーレンソンが続く形で再スタート。しかし、リフラーは4本タイヤを交換した後続にかわされ、ロガーノが首位に浮上。Ky.ブッシュとサイド・バイ・サイドでの首位争いとなった。
 このバトルはKy.ブッシュが制し、176周目に首位を奪還。ロガーノも離されることなく再逆転を狙ったが、順位は変わることなく、Ky.ブッシュがトップでチェッカー。テキサスでの5戦連続勝利を挙げた。同一コースでの5連勝は、シリーズタイ記録。今季3勝目を挙げたKy.ブッシュは、ドライバーズランキングでも首位に躍り出た。
 2位にはロガーノ。3位にリード・ソーレンソンが入り、“トヨタ カムリ”はトップ3を独占する結果となった。

 次戦第8戦は4月24日(土)、タラデガ・スーパースピードウェイで行われる。

ドライバー カイル・ブッシュ:
「驚くべき一日だった。ただ走り続ければ良かった。最後は燃料をセーブして走りきってみようかとも考えたのだが、コーションが出され、ジョーイ(・ロガーノ)と首位争いをしなくてはならなかった。我々はややオーバーステア症状に見舞われていたが、彼が追い上げてきたので、可能な限りハードに攻めた。彼を引き離すことはできなかったが、その後、彼は若干アンダーステアになったのか、なんとか逃げ切ることができた。ここテキサスには5回来て、5勝することができた。このチームのスタッフやクルーチーフと共に戦えるというのはとても素晴らしいことだ。同一コース5勝を挙げたことで、デイル・アーンハートとジャック・イングラムという偉大なドライバーと記録で並ぶことができ、本当に嬉しい。6勝目にも挑戦したい」 

第7戦 O'Reilly 300 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 3 18 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 200
2 1 20 ジョーイ・ロガーノ トヨタ カムリ 200
3 22 32 リード・ソーレンソン トヨタ カムリ 200
8 26 10 デイビッド・ロイティマン トヨタ カムリ 200
9 8 66 スティーブ・ウォレス トヨタ カムリ 200
12 6 38 ジェイソン・リフラー トヨタ カムリ 200
14 14 99 トレヴァー・バイン トヨタ カムリ 200
15 10 11 ブライアン・スコット トヨタ カムリ 200
16 36 15 マイケル・アネット トヨタ カムリ 200
21 13 62 ブレンダン・ゴーアン トヨタ カムリ 200
37 31 71 ジャスティン・ロフトン トヨタ カムリ 65
40 19 56 ケヴィン・リペイジ トヨタ カムリ 33

 観客数(主催者発表):44,500人

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 カイル・ブッシュ トヨタ 1154
2 ブラッド・ケセロウスキー ダッジ 1134
3 ケヴィン・ハーヴィック シボレー 1089
7 ジョーイ・ロガーノ トヨタ 903
10 ブレンダン・ゴーアン トヨタ 751
11 ジェイソン・リフラー トヨタ 739
12 スティーブ・ウォレス トヨタ 738
13 ブライアン・スコット トヨタ 737
15 マイケル・アネット トヨタ 728
16 トレヴァー・バイン トヨタ 708
21 リード・ソーレンソン トヨタ 608
32 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ 457
41 ケヴィン・リペイジ トヨタ 261
43 デイビッド・ロイティマン トヨタ 227
44 ケーシー・カーン トヨタ 210
50 デニー・ハムリン トヨタ 175
66 ケイシー・メアーズ トヨタ 70
68 マイキー・カイル トヨタ 64
70 ジャスティン・ロフトン トヨタ 52
71 チャド・ブラウント トヨタ 43

マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 48
2 シボレー 43
3 ダッジ 34
4 フォード 29

※結果及びポイントは暫定 

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