NASCAR/IRL:シェル、2011年からペンスキーのスポンサーに
4月21日、シェル/ペンゾイルは、2011年からペンスキー・レーシングとの複数年のスポンサー契約を結んだことを発表した。現在スポンサーとなっているリチャード・チルドレス・レーシング(RCR)とは、今シーズン一杯で契約を終了する。
シェル/ペンゾイルとペンスキー・レーシングとの契約には、NASCARネーションワイドとインディカー・プログラムも含まれ、2011年にはIRLのエリオ・カストロネペス、ライアン・ブリスコ、ウィル・パワーの3台のマシンのスポンサーとなる。
シェル/ペンゾイルのスポンサーは、2004年のカップシリーズチャンピオン、カート・ブッシュのNo.22ダッジのマシンにつき、現在ブッシュについているスポンサーのミラー・ライトは、ブラッド・ケセロウスキーに移行する。今年ケセロウスキーのNo.12マシンのスポンサーとなっているペライズン・ワイヤレスは、NASCARカップシリーズのタイトルスポンサーであるスプリントと競合するため、マシンにスポンサーロゴをつけることができないでいる。
シェル/ペンゾイルは、2007年以降RCRのケビン・ハービックのマシンのスポンサーとなっており、2007年にはデイトナ500マイルレースでも優勝している。また、カート・ブッシュとミラーライトとの関係も2006年から続いているものである。
シェル/ペンゾイルの契約により、現在No.77サム・ホーニッシュJr.のスポンサーであるモービルは今年限りでペンスキーとの契約を終了することになる。このことについて、ペンスキーレーシングの副代表であり、マーケティング担当のジョナソン・ギブソンは、他にいくつかのスポンサー候補がいるので、2011年もホーニッシュはチームの3台目のマシンでシリーズに出場するとコメントしている。
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