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2010年9月19日 (日)

IRL:ホンダ・モータースポーツリリース”エリオ・カストロネベスが今シーズン2回目のポールポジションを獲得”

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エリオ・カストロネベスが今シーズン2回目のポールポジションを獲得
佐藤琢磨は10番手、武藤英紀は17番手、ロジャー安川は21番手

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暑さが一段落し、清々しい天候に恵まれたツインリンクもてぎで、インディジャパン300マイルのプラクティス、そして予選が行われた。1周の全長が1.5マイル、テクニカルな高速オーバルコースでポールポジションを獲得したのは、先々週ケンタッキーで行なわれた第15戦で優勝したばかりのエリオ・カストロネベス(Team Penske)だった。今シーズン2回目のポールポジション、そして、インディジャパン300における4回目のポールである。

決勝の前に与えられる走行時間は、1時間のプラクティス2回と予選だけ。非常に限られた時間の中で各チームは決勝用のマシンセッティングを重点的に行う。しかし、ツインリンクもてぎはオーバーテイクの難しいコースであるため予選順位も重要。インディジャパンの戦い方は非常に難しい。

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25台のインディカーに乗るドライバーたちは、くじ引きで決定した順番で2周の連続アタックを敢行した。チャンピオン争いの真っ只中にいるダリオ・フランキッティ(Chip Ganassi Racing)が3番目にコースインしてトップタイムとなる54秒4574=平均時速200.964マイルを記録。彼を上回るタイムをマークしたのは、12番目にアタックしたカストロネベスだった。彼の2周の合計タイム=54秒1803は平均時速が201.992マイルに達し、Team Penskeのチームメート、ライアン・ブリスコーが予選2番手、ポイント・リーダーのウィル・パワーは予選3番手につけた。フランキッティは最終的に予選4番手に決定した。

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今年のインディジャパンではAndretti Autosportも好調で、マルコ・アンドレッティ、トニー・カナーン、ライアン・ハンターレイが予選5、6、7番手につけた。08年に日本で優勝しているダニカ・パトリックは予選12番手だった。

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佐藤琢磨(KV Racing Technology)は、プラクティス1回目の走行6周目にオイル漏れからアクシデント。プラクティス2回目は途中からの出走で十分な走行を行えないまま予選を迎えたが、そんな不利を跳ね返して予選10番手に食い込んで見せた。

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武藤英紀(Newman/Haas Racing)は、2回のプラクティスを通して決勝用セッティングを重点的に進めていた。予選順位は17番手となったが、決勝に向けての手応えはいいようだ。

コメント
エリオ・カストロネベス(ポールポジション)

「チームの力によって獲得したポールポジションだ。そして、僕らは予選1-2-3位を独占した。しかし、多くのマシンの実力が非常に拮抗している。オーバーテイクは難しく、チャレンジングなレースとなるだろう。トラフィックで速いマシンが強い。そういうレースになるかもしれない」

ライアン・ブリスコー(2番手)
「エリオの予選アタックはすごかった。あの走りはポールポジションに値する。今回はインディジャパンでは最多となる25台が出場しているため、レースではトラフィックがカギを握ることになるかもしれない。ピットストップも重要で、勝つためには多くの要素が必要となる」

ウィル・パワー(3番手)
「インディ500でのポールポジション獲得に続いて、エリオの走りには衝撃を受けた。彼は本当に速いドライバーだ。明日のレースでは、このように強力なチームメートと戦いながら、チャンピオンの座を争うダリオ・フランキッティよりも前でゴールすることを目指す。チームの3人全員がいいポジションでゴールする。それを目指せば、いい結果を手にすることができると思う」

佐藤琢磨(10番手)In100918005h

「プラクティス1回目にトラブルによるアクシデントがあり、予選はぶっつけ本番のようになっていました。セッティングも大きく変え、アタック中にマシンが大きく滑りもしましたが、これまでに積んできたオーバルでの経験を生かして何とかアタックを終えました。日本でのレースは3年ぶり。本当に多くのファンが応援をしてくれているので、予選は思いきっていきました。今日のデータなどから悪い部分をできる限り直し、明日は力強いレースを戦いたいと考えています」

武藤英紀(17番手)In100918007h

「予選ではもう少しスピードを出したかったし、出せると思っていました。12番手ぐらいまでには入れると考えていました。自分たちは2回のプラクティスでレース用のセッティングをメインで行っていたので、マシンをなかなかいい状態に仕上げることができていると思います。スピードのすごくあるマシンではなくても、レースでも安定したパフォーマンスを発揮できるマシンになっていると思うので、1つずつ順位を上げていくレースを戦えると思います」

ロジャー安川(21番手)In100918009h

「1年ぶりのインディカー・レースですが、チームの用意してくれたベースとなるマシンセッティングはとてもよかったです。プラクティスの終盤にオーバーステア傾向があったため、アタック1周目は慎重に走りました。しかし、ハンドリングがいい状態に戻っていると1周目に確認でき、2周目は満足のいくスピードが出せました。決勝レースに向けたマシンの仕上がりはよいと感じています。昨年は悔しいマシントラブルでのリタイアでしたから、今年はぜひとも完走し、トップ10フィニッシュを達成したいと思います」

エリック・バークマン|HPD 社長
「昨日の金曜日からとてもたくさんの子どもたち、家族連れのファンがツインリンクもてぎに詰め掛けてくれている。今日はいい天気の下で予選が開催され、Team Penskeが上位を独占した。しかしChip Ganassi RacingやAndretti Autosport、そしてKV Racing Technologyらが僅差につけている。佐藤琢磨はプラクティス1回目にトラブルからアクシデントを起こしたが、予選ではトップ10に食い込む見事なパフォーマンスを見せ、武藤英紀もいい走りを見せた。明日のレースも非常にエキサイティングなものになるだろう。タイトル争いもポイント差は小さく、明日のレースでし烈な戦いが見られるに違いない」

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写真(C)Honda Motor Co Ltd.

順位No.ドライバーチームC/E/Tタイム
1 3 エリオ・カストロネベス Team Penske D/H/F 00:54.1803
2 6 ライアン・ブリスコー Team Penske D/H/F 00:54.2873
3 12 ウィル・パワー Team Penske D/H/F 00:54.3226
4 10 ダリオ・フランキッティ Chip Ganassi Racing D/H/F 00:54.4574
5 26 マルコ・アンドレッティ Andretti Autosport D/H/F 00:54.6689
6 11 トニー・カナーン Andretti Autosport D/H/F 00:54.7169
7 37 ライアン・ハンターレイ Andretti Autosport D/H/F 00:54.8233
8 8 E.J.ヴィソ KV Racing Technology D/H/F 00:54.8606
9 4 ダン・ウェルドン Panther Racing D/H/F 00:54.9329
10 5 佐藤琢磨 KV Racing Technology D/H/F 00:54.9423
11 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing D/H/F 00:54.9894
12 7 ダニカ・パトリック Andretti Autosport D/H/F 00:55.0130
13 34 ベルトラン・バゲット Conquest Racing D/H/F 00:55.0520
14 14 ヴィットール・メイラ A.J. Foyt Enterprises D/H/F 00:55.2867
15 19 アレックス・ロイド Dale Coyne Racing D/H/F 00:55.3969
16 02 グラハム・レイホール Newman/Haas Racing D/H/F 00:55.4403
17 06 武藤英紀 Newman/Haas Racing D/H/F 00:55.4517
18 22 ジャスティン・ウィルソン Dreyer & Reinbold Racing D/H/F 00:55.5956
19 2 ラファエル・マトス de Ferran Dragon Racing D/H/F 00:55.6061
20 32 マリオ・モラレス KV Racing Technology D/H/F 00:55.7060
21 36 ロジャー安川 Conquest Racing D/H/F 00:55.7524
22 24 ポール・トレイシー Dreyer & Reinbold Racing D/H/F 00:55.9198
23 77 アレックス・タグリアーニ FAZZT Race Team D/H/F 00:55.9844
24 78 シモーナ・デ・シルベストロ HVM Racing D/H/F 00:56.5403
25 18 ミルカ・デュノー Dale Coyne Racing D/H/F 00:56.8439

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