IRL:トレーシー、ケンタッキーともてぎ戦に出場、スポンサーもMotegi Racing Wheels
ポール・トレーシーが、ドレイヤー・レインボールド・レーシング(DRR)から、インディカーシリーズ(IRL)第15戦ケンタッキーと続く16戦もてぎへの出場が決まった。トレーシーはDRRのNo.24マシンをドライブし、スポンサーはMotegi Racing Wheelsがつくことになった。
DRRはインディ500マイルレースでマイク・コンウェイが負傷、リハビリはかなり進んでいるといわれているが、まだレース出場は許されていない状況。そのため24号車にはトーマス・シェクター、J.R.ヒルデブランド、女性ドライバーのアナ・ベアトリスなどを起用してきた。
2003年チャンプカーシリーズ(CCWS)チャンピオンのトレーシーは、IRLへのレース出場はこれで10回目となる。もてぎではCART時代5回レースに出場しているが2002年以来の出場になる。今年20回目のインディマシンのシーズンで通算31勝(歴代7位タイ)と25回のポールポジション(歴代9位)の記録を持っている。
7月のワトキンスグレン戦にDRRから出場したポール・トレーシーは「またDRRでレースに戻って来られることは素晴らしいよ」と語る。「チームと共にオーバルコースを走らせる機会をもらって興奮している。オーバルコースは久しぶりだからね。でも、次の2戦へ挑戦する準備はできている。加えて日本ではいくらかのレース経験がある。わたしをチームに迎え入れてくれたロビー・ビュールとデニス・レインボールドに感謝している。さらにMotegi Racing Wheelsのスポンサーにも大きな感謝をしている。再びジャスティン・ウィルソンと一緒に働くことを楽しみにしている」
IRLは最終戦ホームステッド-マイアミについては、まだドライバーのエントリーは決まっていない。
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