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2010年9月13日 (月)

NASCAR:トヨタ・モータースポーツニュース”地元デニー・ハムリンが2年連続リッチモンドを制す!”

2010年9月13日
トヨタ自動車(株)
スポーツ車両統括部
モータースポーツ推進室
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第26戦 Air Guard 400

開催日:9月11日

地元デニー・ハムリンが2年連続リッチモンドを制す!
カイル・ブッシュが2位で“トヨタ カムリ”1-2フィニッシュ!

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地元で2年連続勝利を挙げ、ランキング首位で“チェイス”に挑むデニー・ハムリン

 9月11日(土)、米国東部ヴァージニア州リッチモンドのリッチモンド・インターナショナル・レースウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第26戦「Air Guard 400」が開催された。
 リッチモンドでは年に2回同シリーズ戦が開催されるが、春の大会ではカイル・ブッシュが2009、2010年と2年連続勝利。昨年秋の大会では地元ヴァージニア州出身のデニー・ハムリンが念願の初勝利を挙げるなど、目下“トヨタ カムリ”が3連勝を続けている。
 シーズン最後の10戦で、それまでのランキングトップ12名がチャンピオンを争う“チェイス・フォー・ザ・スプリント・カップ”へ向けての最後の1戦となるが、トヨタドライバーでは、ハムリンとKy.ブッシュが既に“チェイス”進出を決めており、“チェイス”スタート時に勝利数×10点として加算されるボーナスポイント獲得と、トヨタのリッチモンド連勝をかけ、今大会に臨んだ。

 10日(金)午後5時40分から予選が行われ、デイビッド・ロイティマンが5番手、ジョーイ・ロガーノが6番手につけた。ハムリンは14番手、Ky.ブッシュは32番手と後方スタート。 13台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。

 11日(土)午後7時49分、0.75マイルオーバルを400周(300マイル:約480km)して競われる決勝レースがスタート。
 序盤は5番手スタートのロイティマンと6番手スタートのロガーノがポジションを守り、 32番手と後方スタートのKy.ブッシュが徐々にポジションを上げていく展開。しかし、 55周目、ロイティマンの左リアタイヤが突然バーストしイエローコーション。
 上位勢がピットインし、ロガーノは6位で再スタートを切ったが、その後ハンドリングの不調に見舞われ、徐々に後退。かわって、ハムリンがトップ10圏内へと浮上してきた。
 素晴らしい速さでポジションを上げていったハムリンは、93周目には5位、そして更に上位を争うライバルも次々にパスし、110周目にはついに首位に立った。
 イエローコーションの出ない状況下で、2位以下を大きく引き離し続けるハムリンは、 145周目にはその差を6秒以上とする独走状態。しかし、145周目にテリー・ラボンテがタイヤのパンクに見舞われて壁にクラッシュ。これで2度目のイエローコーションとなった。
 このコーション発生時には、Ky.ブッシュも10位までポジションアップ。トップを守って再スタートを切ったハムリンは、その後も激しい首位争いを展開。
 226周目に小雨が降り始めたためこの日3度目のイエローコーションが出されると各車ピットイン。コース上に残った車両が居たために一旦首位は入れ替わったものの、雨が止み、コース路面をジェットドライヤーカーで乾かして240周目に切られた再スタートではハムリンがトップに立ち、再び独走状態となった。

 320周を過ぎたあたりから、各車最後となるであろうグリーン下でのピット作業開始。4位まで順位を上げていたKy.ブッシュは、2位を走行していたクリント・ボウヤー(シボレー)と同時にピットに入り、タイヤ交換と給油、セッティングの調整を行いながらも、ピットクルーの素晴らしい作業でボウヤーの前でピットアウト。翌周にハムリンもピットインし、トップでコースに復帰。これにKy.ブッシュが続く形となり、約70周を残して、“トヨタ カムリ”の1-2体制となった。
 3位以下を大きく引き離しながらトップ2台の“トヨタ カムリ”による首位争いが展開。Ky.ブッシュはテール・トゥ・ノーズで猛プッシュを続けたが、ハムリンをパスするまでには至らず。ショートオーバルならではの、周回遅れをかわしながらのレースの中で、ハムリンは着実な走りで首位の座をキープした。

 Ky.ブッシュは最後までハムリンを追い続けたが逆転は叶わず。ハムリンがトップでチェッカー。Ky.ブッシュが2位で続き、“トヨタ カムリ”は1-2フィニッシュ。ハムリンはシリーズ単独トップとなる今季6勝目を挙げ、“チェイス”にはランキング首位で臨むこととなった。
 一時周回遅れになったものの、そこから首位グループに遜色ない速さで追い上げたロガーノが4位フィニッシュ。レースを通してトップ10圏内での走行を続けたマーコス・アンブローズが5位に入り、“トヨタ カムリ”は4台がトップ5フィニッシュという好結果となった。
 また、ハムリンはこの勝利で昨年秋の大会に続き、地元リッチモンドで2年連続勝利。春の大会も含め、“トヨタ カムリ”はリッチモンドで4連勝を達成した。
 今大会の結果、ランキング上位12名のポイントが5000点にリセットされる“チェイス”で、ハムリンは勝利数×10点のボーナスポイントで60点を加え、ランキング首位。Ky.ブッシュも3勝で4位につけて“チェイス”に挑むこととなった。

 “チェイス”開幕戦となる次戦第27戦は9月19日(日)、米国北東部ニューハンプシャー州ロードンのニューハンプシャー・モーター・スピードウェイで行われる。

ドライバー デニー・ハムリン:
「この勝利を挙げることができ本当に素晴らしい気分だ。私にとって、ランキングトップで“チェイス”を開始するのは初めてのことであり、5年連続での“チェイス”進出も多くの意味を持つ。今日は、ひたすら我慢のレースだった。私はリアタイヤの摩耗を抑えなければならないと分かっていた。そして残りのラップ数と、18号車(カイル・ブッシュ)が迫ってきていることも分かっていた。全力を尽くして最後までリアタイヤを保たせて、勝つことができた」

第26戦 Air Guard 400 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 14 11 デニー・ハムリン トヨタ カムリ 400
2 32 18 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 400
3 11 48 ジミー・ジョンソン シボレー 400
4 6 20 ジョーイ・ロガーノ トヨタ カムリ 400
5 13 47 マーコス・アンブローズ トヨタ カムリ 400
19 5 00 デイビッド・ロイティマン トヨタ カムリ 398
21 18 13 ケイシー・メアーズ トヨタ カムリ 398
22 29 56 マーティン・トゥルークス・Jr. トヨタ カムリ 398
24 31 82 スコット・スピード トヨタ カムリ 398
31 42 83 マティアス・エクストローム トヨタ カムリ 396
40 37 55 テリー・ラボンテ トヨタ カムリ 143
41 41 7 ケヴィン・コンウェイ トヨタ カムリ 118
42 30 87 ジョー・ネメチェク トヨタ カムリ 61
43 35 32 ジェイソン・リフラー トヨタ カムリ 30

 観客数(主催者発表):95,000人

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 デニー・ハムリン トヨタ 5060
2 ジミー・ジョンソン シボレー 5050
3 ケヴィン・ハーヴィック シボレー 5030
4 カイル・ブッシュ トヨタ 5030
17 デイビッド・ロイティマン トヨタ 2986
20 マーティン・トゥルークス・Jr. トヨタ 2884
21 ジョーイ・ロガーノ トヨタ 2878
24 マーコス・アンブローズ トヨタ 2565
27 スコット・スピード トヨタ 2349
35 ロビー・ゴードン トヨタ 1536
36 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ 1158
37 ジョー・ネメチェク トヨタ 1020
38 マックス・パピス トヨタ 907
39 ケイシー・メアーズ トヨタ 885
40 リード・ソーレンソン トヨタ 884
42 マイク・ブリス トヨタ 836
45 マイケル・マクドウェル トヨタ 696
49 トッド・ボダイン トヨタ 313
53 マイケル・ウォルトリップ トヨタ 200
54 P.J.ジョーンズ トヨタ 190
55 マティアス・エクストローム トヨタ 175
64 ジャック・ヴィルヌーヴ トヨタ 76
67 テリー・ラボンテ トヨタ 43
69 チャド・マカンビー トヨタ 37
70 ジェイソン・リフラー トヨタ 34

マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 シボレー 188
2 トヨタ 159
3 フォード 120
4 ダッジ 105

※結果及びポイントは暫定

NASCAR NATIONWIDE SERIES
第27戦 Virginia 529 College Savings 250

開催日:9月10日

4台の“トヨタ カムリ”がトップ10フィニッシュ

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ファンによるコンテストで選ばれたスペシャルカラーリングの“トヨタ カムリ”で
首位を争ったが、アクシデントで惜しくも9位に終わったカイル・ブッシュ(#18)

 9月10日(金)にNASCARネイションワイド・シリーズの第27戦「Virginia 529 College Savings 250」がリッチモンド・インターナショナル・レースウェイで開催された。
 今大会は、来季より全戦で使用されることとなる新規定車両が使用される3戦目のレースとなる。
 また、今大会では、トヨタのオンライン・デザイン・コンテスト「Sponsafier」のテレビコマーシャルで大人気の「Pink Car」カラーリングの“トヨタ カムリ”をカイル・ブッシュがドライブする事となり、注目を集めた。

 10日(金)決勝レースを前に午後4時より予選が行われ、デニー・ハムリンが5番手、シリーズ記録の年間11勝目を狙うKy.ブッシュが6番手で3列目に並んだ。トレヴァー・バインが8番手、ジェイソン・リフラーが9番手につけ、12台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。

 午後7時45分、1周0.75マイルオーバルを250周(187.5マイル:約300km)して競われる決勝レースがスタート。スタートしてまもなく、ハムリンは3位へジャンプアップ。Ky.ブッシュも激しい5位争いを展開した。
 36周目、テイラー・マルサムがストレートでスピン。この日2度目のイエローコーションが出されたが、上位勢はピットインせず、41周目に再スタート。ハムリンの前に出ていたKy.ブッシュが更にポジションを上げ、48周目には3位に浮上した。
 2度目のイエローコーション以降、イエローコーションの出ない展開となり、108周目から各車がグリーン下でピット作業を開始。序盤のイエローコーションでピットインしタイミングをずらしていた車両も、結局グリーン下でピットインすることとなり、全車がピット作業を終えた135周目の時点でKy.ブッシュは2位。ハムリンが5位、18番手スタートから着実にポジションを上げてきたリード・ソーレンソンが6位で続いた。

 142周目にようやくこの日3度目のイエローコーションが出されると、上位勢はピットイン。このピット作業レースはKy.ブッシュが制し、コース上に残った2台に続く、3位で再スタート。すぐにこの2台をパスし、この日初めて首位に立った。
 その後も首位を守ったKy.ブッシュだったが、162周目、この日4度目のイエローコーションからの再スタートでライバルの先行を許し、3位に後退。ハムリンが4位、バインが5位で続いた。

 203周目、ブライアン・スコットが後続から接触されスピンし、壁にクラッシュ。これでイエローコーションとなり、上位勢はピットイン。このピット作業で、Ky.ブッシュは燃料給油器のトラブルに見舞われ、部品の一部が残ったままピットアウトしてしまったため、これを取り除くために再度ピットインを強いられ大きく後退。首位と同一周回最後尾の、 21位まで後退を余儀なくされてしまった。
 210周目の再スタートでは、7番手のバインが素晴らしいダッシュを見せ、一気に2位までポジションアップ。首位争いに加わった。しかし、その後1台にかわされると、トップ2台との差は若干広がり、単独で3位を走行。バインはそのまま、自身キャリア最高位タイとなる3位でチェッカーを受けた。
 ソーレンソンが5位、ハムリンが6位。Ky.ブッシュも終盤の40周で21位から追い上げ、9位でフィニッシュ。“トヨタ カムリ”は4台がトップ10フィニッシュを果たした。

 次戦第28戦は9月25日(土)、米国東部デラウェア州ドーバーのドーバー・インターナショナル・スピードウェイで行われる。

ドライバー トレヴァー・バイン:
「序盤は非常にアンダーステア症状が強く、一時は25位くらいまで落ちてしまった。しかし、中盤にはクルーの素晴らしい仕事で手応えを取り戻すことができた。今夜は、レースがどんな状況で始まったとしても心配する必要はないということを学んだ。最後のピット後は絶好調だったが、トップ2台を追うまでには至らなかった。今日のレースは本当にエキサイティングだった。新規定車両でトップ3フィニッシュできたことは素晴らしい。新規定車両にもかかわらず、木曜日の練習走行から大きな変更をすることなく好調を維持できたのは、工場でもスタッフが素晴らしい仕事をしてくれたおかげだ」

第27戦 Virginia 529 College Savings 250 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 1 33 ケヴィン・ハーヴィック シボレー 250
2 3 22 ブラッド・ケセロウスキー ダッジ 250
3 8 99 トレヴァー・バイン トヨタ カムリ 250
5 18 32 リード・ソーレンソン トヨタ カムリ 250
6 5 20 デニー・ハムリン トヨタ カムリ 250
9 6 18 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 250
14 9 38 ジェイソン・リフラー トヨタ カムリ 250
16 25 66 スティーブ・ウォレス トヨタ カムリ 250
17 20 62 ブレンダン・ゴーアン トヨタ カムリ 250
20 19 15 マイケル・アネット トヨタ カムリ 249
26 15 00 ライアン・トゥルークス トヨタ カムリ 248
33 27 10 テイラー・マルサム トヨタ カムリ 247
38 40 11 ブライアン・スコット トヨタ カムリ 216
43 22 56 ケヴィン・リペイジ トヨタ カムリ 6

 観客数(主催者発表):52,000人

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 ブラッド・ケセロウスキー ダッジ 4302
2 カール・エドワーズ フォード 3929
3 カイル・ブッシュ トヨタ 3719
7 トレヴァー・バイン トヨタ 3111
8 スティーブ・ウォレス トヨタ 3030
9 ジェイソン・リフラー トヨタ 2987
10 ブレンダン・ゴーアン トヨタ 2896
11 ジョーイ・ロガーノ トヨタ 2872
12 マイケル・アネット トヨタ 2846
13 ブライアン・スコット トヨタ 2677
14 リード・ソーレンソン トヨタ 2667
36 テイラー・マルサム トヨタ 1045
42 ケヴィン・リペイジ トヨタ 827
46 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ 733
47 ケーシー・カーン トヨタ 685
50 デニー・ハムリン トヨタ 652
53 ブラッド・コールマン トヨタ 634
60 マット・ディベネデット トヨタ 494
67 ジャック・ヴィルヌーヴ トヨタ 405
69 デイビッド・ロイティマン トヨタ 387
79 ライアン・トゥルークス トヨタ 291
83 マーコス・アンブローズ トヨタ 264
97 ロビー・ゴードン トヨタ 126
98 パトリック・ロング トヨタ 126
119 ケイシー・メアーズ トヨタ 70
120 パトリック・カーペンティア トヨタ 67
122 マイキー・カイル トヨタ 64
126 デリック・グリフィン トヨタ 55
132 チャド・ブラウント トヨタ 43

マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 184
2 シボレー 149
3 ダッジ 131
4 フォード 130

※結果及びポイントは暫定

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