DTM:BMW、DTMへの復帰を正式発表
10月15日、BMWは2012年からドイツツーリングカー選手権へ参戦することを発表した。今回の決定はBMWの経営委員会がDTMへの参戦条件が整ったことを明確にしたことによる。BMWのDTMへの復帰はは1994年以来19年ぶりのものとなる。
BMWは今年4月にDTMへの復帰の意向を表明して以来、シリーズ主催者のITR e.V.と将来の技術的な規則と、長期にわたる国際化に関してメルセデスやアウディとともに協議を重ねてきた。こららのポジティブな議論の結果、BMWモータースポーツはDTMへの復帰を決定した。
クラウス・ドレガー博士(開発責任者、BMW経営委員会メンバー):
「DTMへのBMWの復活は、われわれのモータースポーツ活動のリストラの基本的な部分である。市販車をベースとしたレースへのさらなる参加によって、BMWはそのルーツに戻ることになる。トラックは、強力なライバルとの競争環境の中でわれわれの車の印象的なスポーツ特性を示す完全な舞台である。DTMはそれを示すための理想的なステージである」
ハンス・ワーナー・アウフレヒト(ITR e.V代取締役会長:DTMコマーシャル権利所有者、プロモーター):
「われわれは、2012年からDTMに参戦するというBMWの決定を歓迎する。これは人気のあるレースシリーズにとって将来の更なるマイルストーンであり、われわれのこの数年間の努力の成果でもある。シリーズはドイツモータースポーツ連盟(DMSB)と、アウディ、メルセデスの既存のメーカーによって基盤を築いた。これらの関係者に心から感謝したい。わたしは個人的にアウディ、メルセデス、BMWの3つの高級ブランドがトラックで競い合うことを再び見たいと思っていた。これはわれわれのファンも長い間待ち望んでいたことでもある」
| 固定リンク