DTM,Grand-Am:DTM、2013年からグランダムと連携してレース開催
(C)DTM Media
10月17日、ドイツツーリングカー選手権(DTM)は、2013年からアメリカのグランダム(Grand-Am)と連携して、グランダム・ロレックスシリーズと、場合によってはグランダムのオーナーでもあるNASCARスプリントカップやネーションワイドシリーズで、アメリカをベースとしたDTMマシンによるレースを行うことを発表した。レースはスプリントタイプのものとなる。
DTMのプロモーターのITR e.v.とGrand-Amシリーズ主催者は、ここ数ヶ月間両者の協力によるレースシリーズの実現について協議を重ねてきた。
ITR e.v.代表のハンス・ワーナー・アウフレヒトは「BMWが2012年から公式にシリーズへの参加を発表したすぐ後に、DTMの将来に関しての良いニュースを発表することができた。DTM規則のマシンが世界中の多くの国で使用されることを確実にするためには、国際化はわれわれのゴールだった。Grand-Amの組織とは非常に建設的な協議を行って、今回新たな協力関係が実現したことにとても興奮している」と語る。
Grand-Am代表のトム・ブレッドソーも「われわれはDTMのビジョンを受け入れることを選んだ多くのメーカーと、これらの新しい関係を作り上げたことを誇りに思っている。これらのエキサイティングなマシンをアメリカに迎え入れることを楽しみにしている。この発表で、われわれのメディア・パートナー、トラックとチームとともに計画を開始することができる。DTMスタイルのスプリントレースの追加はわれわれのファンにとっての魅力を増して、グランダムシリーズの発展の助けになる」としている。
イギリスのautosport.comによれば、DTMは日本のスーパーGTとの連携についても近いうちにまとまるだろうと伝えている。
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