WTCC:シボレー新モデル スペインでテスト
シボレーチームは、スペインのヘレス・デラ・フロンテーラ・サーキットにて3日間のテストを行った。テスト運転されたのは現在既に使用されているWTCCクルーズ車と、新1.6ターボエンジンを搭載した2011年モデル。ロブ・ハフとイヴァン・ミューラーがテスト運転に臨んだ。
2010年モデルのクルーズ車に関しては、日本とマカオで行われる今シーズンのラスト2大会にむけての調整がメインとなった。日本とマカオで重要となってくるブレーキ部分に特に重点がおかれた。現在シボレーチームはマニュファクチュラー部門のトップ、ミューラー個人もドライバーズ部門でトップに立っている。これを守りきることが出来るかどうかはラスト2大会にかかっている。
現モデルと平行してテストされたのは2011年モデルのクルーズ車だが、1020キロのコースをテクニカルの問題を一つも起こさず無事に走り終えた。この新型車・新エンジンにとって今回が初の本格的なテストとなったが、チームにとっても大満足のテスト結果となった。
「非常にいいテストになりました。新しいエンジンもいい反応を示しましたし、狙い通りでした。ターボエンジンのトルクが本当に良くなっていたのでとても走りやすかったです。」ロブ・ハフはこうコメントした。
「2011年度クルーズ車を新エンジンで走らせるのは今日が初めてでした。非常に好感触でした。まだまだ課題はありますが、基本はいいですし、正しい方向性をもって開発にあたれているので大丈夫でしょう。」イヴァン・ミューラーもこうコメントした。
WTCC公式日本語ホームページより転載
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