EF3:ART、ユーロF3から離脱
2009年EF3 ジュール・ビアンキ (C)DTM/EF3 Media 拡大します
ARTグランプリは、2011年のユーロF3(EF3)シリーズへ出場しないことを発表した。来シーズンからはGP2やGP3へリソースを集中することになる。
EF3でのARTグランプリは最も成功したチームのひとつであり、2004年から2009年までチームタイトルを獲得している。2010年はフォルクスワーゲン・エンジンを積んだシグネチャーとエドアルド・モルタラがチームとドライバーの両タイトルを獲得しているが、ARTグランプリも依然としてトップチームであり続けた。
EF3主催者はARTグランプリのシリーズからの離脱を惜しむコメントを出しているが、ドイツモータースポーツ連盟(DMSB)とフランスモータースポーツ連盟(FFSA)とともにシリーズの将来に建設的に取り組んでいる。今年8月には1イベントで3レースのフォーマットの導入やエンジン開発の凍結などのコスト削減などの改革案を発表している。
2011年のEF3シリーズには、すでにHSテクニック、モーターパーク・アカデミー、ミューク・モータースポーツ、プレマ・パワーチーム、シグネチャーの5チームから14台のエントリーがあり、12月までには新たなチームの参戦が見込まれている。
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