« 2010年11月 | トップページ | 2011年1月 »

2010年12月

2010年12月28日 (火)

DAKAR:2011年ダカールラリー・スケジュール

(C)X-RAID / (C)Volkswagen Motorspot 拡大します

2011 Dakar Rally route
Date Stage Start  Finish Stage Liaison Total
2011年1月1日 Buenos Aires (RA) Victoria show start 377 km 377 km
2011年1月2日 1 Victoria (RA) Cordoba (RA) 222 km 566 km 788 km
2011年1月3日 2 Cordoba (RA) San Miguel (RA) 324 km 440 km 764 km
2011年1月4日 3 San Miguel (RA) San Salvador (RA) * 500 km 231 km 731 km
2011年1月5日 4 San Salvador (RA) Calama (RCH) 207 km 554 km 761 km
2011年1月6日 5 Calama (RCH) Iquique (RCH) 423 km 36 km 459 km
2011年1月7日 6 Iquique (RCH) Arica (RCH) 456 km 265 km 721 km
2011年1月8日 Arica (RCH) rest day
2011年1月9日 7 Arica (RCH) Antofagasta (RCH) 611 km 208 km 819 km
2011年1月10日 8 Antofagasta (RCH) Copiapo (RCH) 508 km 268 km 776 km
2011年1月11日 9 Copiapo (RCH) Copiapo (RCH) 235 km 35 km 270 km
2011年1月12日 10 Copiapo (RCH) Chilecito (RA) 176 km 686 km 862 km
2011年1月13日 11 Chilecito (RA) San Juan (RA) * 622 km 164 km 786 km
2011年1月14日 12 San Juan (RA) Cordoba (RA) 555 km 123 km 678 km
2011年1月15日 13 Cordoba (RA) Buenos Aires (RA) 181 km 645 km 826 km
2011年1月16日 Buenos Aires (RA) award ceremony
Total, 5,020 km, 4,598 km, 9,618 km
* Two-part stage

Parcours_2 (C)ASO.

4輪部門の最終エントリーリストはこちら
トラック部門の最終エントリーリストはこちら

テレビ放映予定
J sports ESPEN

01月01日 (土) 25:40 - 25:55  ダカール・ラリー2011 開幕直前情報 
01月02日 (日)~01月17日 (金) 23:00 - 23:30 ダカール・ラリー2011【アルゼンチン~チリ】 デイリーハイライト
  再放送             翌07:00 - 07:30
 

| | トラックバック (1)

2010年12月27日 (月)

SCCA:北米マツダが2011プレイボーイMX-5カップの年間スケジュールを発表

2011_mx5cupschedule_2 (c) SCCA Pro Racing / MZ Racing

2010年12月22日、北米マツダ・マツダスピードは、2011年プレイボーイMX-5カップの年間スケジュールを発表した。

 

2011年スケジュール
第1戦  3/4-6 ホームステッド
第2戦  4/29–5/1 ロードアトランタ
第3-4戦  5/27-30 ライムロック
第5戦  6/17-18 ロードアメリカ
第6戦  7/9-10 マツダレースウェイラグナセカ
第7-8戦  9/2-5 ブレイナード

※あと2戦の追加が検討されており、合計10戦が計画されている。

北米マツダは、賞金についても同時に発表しており、特に4位から20位までの賞金が増額される。またプライベーターには25%のボーナスが用意されている。MX-5カップのシリーズチャンピオンはマツダスピードのラダープログラムにエントリーすることになり、2010年チャンピオンのブラッド・ランペルバーグはMAZDASPEED3で2011年Grand-Amコンチネンタルタイヤチャレンジに参戦する。

北米のサーキットでは、毎週何らかのレースが行われているが、マツダ車は他のどのブランドよりも出走台数が多い。MX-5ミアータ (ロードスター)、RX-8、Mazda2、Mazda3、Mazda6、RX-7 そして多くのヴィンテージモデルたちがレースに参加している。全てのマツダ車はスポーツカーのソウルを持っているからこそであり、事実、世界最大規模で展開しているレースがスペックミアータである。スペックミアータには2,500台以上の初代ロードスターと2代目ロードスターが参戦し、世界最大のプロダクションカーレースを構成している。

北米マツダは、世界有数のサーキットであるマツダレースウェイラグナセカ、スキップバーバー・レーシングスクール及びレースシリーズ、そしてMazda Road to Indyの運営など、積極的にモータースポーツ活動をサポートしている。

MZ Racingプレスリリース

| | トラックバック (0)

Special:マツダオーストラリア公式チームがターマックラリー選手権第2戦に向け準備中

Cawsbzq2 (c) Mazda Australia / MZ Racing

オーストラリアのマツダモータースポーツは、オーストラリア・ターマックラリー選手権の初戦、タルガ・ハイカントリーラリーで不運に見舞われたRX-8 SPとMazda3 MPSを、1月29-30日に開催される第2戦タルガ・レストポイントラリーに間に合わせるため必死に準備を進めている。

ハイカントリーでは、スティーブ・グレニーのドライブするRX-8 SPは、オイルタンクが裂けるまではラリーをリードしていた。ブレンダン・リーブスのMazda3 MPSは、クラスで2位以下を4分以上引き離し快走していたが、不幸にもマシンを横転させてしまいリタイヤとなった。

オーストラリア・マツダモータースポーツは、この2台を次戦のレストポイントラリーにベストな状態で出走させるべく準備している。しかしながら、RX-8 SPが簡単な修理で済むのに対し、Mazda3 MPSは大規模な修理が必要。チームクルー達は、なんとか間に合わせるためにベストをつくしている。

スティーブ・グレニーとRX-8 SPは、ポルシェ、ランボルギーニ、アストンマーチン、ニッサンGT-Rなどが出走するハイコンペティティブモダンクラスに出走するが、“ロータリーロケット”のパフォーマンスに自信を持っている。「ある意味、タルガ・ハイカントリーは、新RX-8 SPの初めての実走テストだった。そのパフォーマンスは素晴らしく、オイルタンクのトラブルさえなければ上位を狙えた」とグレニーは語った。マツダモータースポーツの責任者アラン・ホーズリーは「ハイカントリーでは多くのことを学んだ。必ずレストポイントまでに2台を仕上げる。そして、3月のタルガタスマニアとあわせて最高のターマックラリーを見せる」と前向きにコメントした。

一方、ハイカントリーで史上初のディーゼル車による優勝を手にしたMazda3ディーゼルのピーター・ブラウンとスチュワート・ギャンブルもレストポイントラリーでの好成績が期待されている。

MZ Racingプレスリリース

| | トラックバック (0)

2010年12月25日 (土)

WTCC:2011年マシンの最低規定重量を発表

(C)WTCC 拡大します

12月24日、世界ツーリングカー選手権(WTCC)は、2011年シーズンに出場するマシンの最低規定重量を発表した。

来シーズンから登場する1.6リッターのターボ付ガソリンエンジンのS2000マシンについては、前輪駆動車(fwd)が1,150kg、後輪駆動車(rwd)が1,170kgと規定された。
また、2010年までのマシンも出場することが可能で、自然吸気のガソリンエンジンのfwdマシンが1,150kg、同rwdマシンが1,155kg、ターボディーゼルのfwdマシンが1,170kgと規定された。

各マシンは上記の重量でシーズンをスタートし、ラウンドごとに最大40kgまでのコンペティションウェイトの調整がなされる。

| | トラックバック (0)

2010年12月24日 (金)

ALMS:マツダスピードと「モッドスペースモータースポーツ」がパートナーシップを発表

Modspace(C)MZ Racing

フロリダで開催されたパフォーマンスレーシングインダストリートレードショー(PRIショー)の最終日に、北米マツダ・マツダスピードとモッドスペースモータースポーツが、2011年American Le Mansシリーズ(ALMS)に参戦するローラマツダMZR-R 2011年モデルを公開し、パートナーシップを発表した。

全米とカナダにビジネスネットワークを広げるモジュラーハウスのモッドスペースが、人材派遣のコンストラクトコープスとともに、マツダスピードと2011年シーズンを戦う。ALMSに参戦する#16ダイソンレーシングのローラマツダMZR-Rをはじめ、Grand-Am GTシリーズを戦うRX-8、そしてコンチネンタルタイヤST選手権のMAZDASPEED 3をサポートする。

モッドスペースのモータスポーツ担当取締役であるウィリアム・マンは、「モッドスペースとコンストラクトコープスは、2011年の主要なモータースポーツにマツダとパートナーシップを組んで参戦できることをうれしく思う。我々は、お互いの企業理念やビジネスを成長させる姿勢などを共有しあい、とても迅速にパートナーシップを決断した。 ALMSやGrand-Amシリーズに、マツダのトップチームと組むことで成功を収め、新しいビジネスチャンスについても勝利することを計画している。今日がまさに勝利へのスタートだ」と語った。

マツダスピードの開発マネージャーであるジョン・ドゥーナンは、「マツダとモッドスペースは同じ思想を持っており、このことがチームとしてとても効率的だ。多くのパートナーシップの協議では、お互いが同意するまでに数ヶ月間かかるところを、モッドスペースと我々はほんの数日でとても有意義で有益な計画を打ち立てた」と述べた。

MZ Racingプレスリリース

| | トラックバック (0)

2010年12月23日 (木)

GP2:アブダビラウンドは、2011年-2012年GP2アジアシリーズで開催

(C)GP2 Series Media Service  拡大します

昨日発表された2011年GP2メインシリーズのカレンダーから外されたアブダビ、ヤス・マリーナ・サーキットは、2011年11月のF1GPでの併催イベントとして開催されることが決まった。アブダビラウンドは、2011年-2012年GP2アジアシリーズの開幕戦として行われる。

ヤス・マリーナサーキットでは2011年2月11日から2011年GP2アジアシリーズが開幕。このレースでは第3世代のGP2マシンのデビューレースとなる。

| | トラックバック (0)

LM24:ACO、2011年からのLMP規則を正式に発表

 (C)AUDI AG / (C)Peugeot Media.

12月20日、フランス西部自動車クラブ(ACO)は、2011年のLMPマシンの技術規則を発表した。2011年からの規則についてはすでに今年6月にその骨子が発表されていたが、今回それが2011年から2013年までのルマン24時間レースとすべてのルマンシリーズで実施されることになった。

最も大きな変更は、ディーゼルエンジンとガソリンエンジンなど異なる形式のマシン間の性能を、ACOがシーズン中に調整できるようになった点にある。ACOはルマン24時間レースの行われるサルテサーキットのラップタイムを3分30秒以上に引き上げることを目標としており、安全性と環境面に省燃費の面からエンジンパワーの減少などを規定した。(今年のルマンのポールタイムは3分19秒台)

それにより来年のLMP1のエンジンパワーは520馬力程度なるとみられるが、今回さらに同じクラスのマシンのラップタイム差を2%以内に収めるため性能調整を行うこととなった。
今シーズンまでは賞典外だったハイブリッドマシンについても、来シーズンからは正式にチャンピオンシップに組み込まれることになった。2010年マシンについては、エアリストラクターにより2011年マシンとの性能を調整し、ガソリンタンク容量も90リッターから75リッターに減らした上での出場が認められる。また2011年から登場するマシンには、シャークフィンの設置が義務づけられる。

さらに、LMP2についてはアマチュアのいわゆるジェントルマン・ドライバーの加入が義務づけられ、マシンやエンジンについてもコストキャップが設けられる。エンジンのマイルやオーバーホールにかかる費用も規定された。

GTクラスについてはGT1とGT2が一本化され、新たにGTEクラスとしてスタートすることになった。GTEにはプロドライバーが1名のみ認められるGTE Am(アマチュア)とプロドライバーによるGTE Proに分けられる。GTE Amには1年落ち以下のマシンが出場可能で、GTE Proはすべてのルマンシリーズが3戦終わった時点で性能調整が見直されることになった。

| | トラックバック (0)

LMS,LM24:ロイック・デュバル、2011年はオレカに加入

ロイック・デュバル (C)ORECA  拡大します

12月22日、チーム・オレカ・ムトマトは、今シーズン日本のスーパーGTシリーズチャンピオンを獲得したロイック・デュバルと2011年の契約を結んだことを発表した。また、2008年からのニコラ・ラピエールとの契約継続も合わせて発表された。チームのその他のドライバーは後日発表される。

今年のルマン24時間レースでチーム・オレカのプジョー908をドライブしたデュバルは、再びチームの一員となった喜びを語る。「チームがルマン24時間レースのような重要なイベントでレースをする機会を、若いドライバーに与えてくれたことはハッピーだ。われわれはお互いをよく知っているし、2011年にはそれはもっと強力なものになる。来年の6月には良い結果が出ることを望んでいる。ニコラとはシングルシーターでのライバルで、また一緒にドライブ出来ることは嬉しい。われわれは同じ世代で、技術的なフィードバックもよく似ている。2人で協力し合うことはこの種のレースでは必要なことだ」

今年スーパーGTでチャンピオンとなり、フォーミュラ・ニッポンでもチャンピオンに後一歩だったデュバルだが、来シーズンの日本でのレース出場は減ることになりそうだ。

| | トラックバック (1)

2010年12月22日 (水)

GP2:2011年GP2カレンダー

(C)GP2 Series Media Service

アブダビが外れて全9戦すべてヨーロッパでの開催に

 

■2011年GP2シリーズカレンダー

Rd. Date Country Circuit
1 05月07日-08日 イスタンブール トルコ
2 05月21日-22日 バルセロナ スペイン
3 05月27日-28日 モンテカルロ市街地 モナコ
4 06月25日-26日 バレンシア スペイン
5 07月09日-10日 シルバーストーン イギリス
6 07月23日-24日 ニュルブルクリンク ドイツ
7 07月30日-31日 ハンガロリンク ハンガリー
8 08月27日-28日 スパ・フランコルシャン ベルギー
9 09月10日-11日 モンツァ イタリア

04月05日-06日,シルバーストーンテスト,イギリス
04月19日-20日,バルセロナテスト,スペイン

※2011年GP2アジアシリーズカレンダーはこちら

続きを読む "GP2:2011年GP2カレンダー"

| | トラックバック (1)

2010年12月21日 (火)

IRL:カナーン、ド・フェラン/ドラゴンと契約

トニー・カナーン&ジル・ド・フェラン (C)IRL 拡大します

12月20日、インディカーシリーズ(IRL)のド・フェラン/ドラゴン・レーシングは、2011年のドライバーとしてトニー・カナーン(35歳:ブラジル)と契約したことを発表した。

2004年のIRLチャンピオンのカナーンは、2003年にアンドレッティ・グリーン・レーシング(現アンドレッティ・オートスポーツ)からフル参戦のスタートをして以来8シーズンに渡り同チームに所属していたが、来シーズンのスポンサーが見つからずアンドレッティ・オートスポーツから離脱していた。

サンパウロでカナーンと契約を結んだド・フェランは、カナーンがドライブするNo.2マシンのスポンサーは年明けに発表するとしている。カナーンは11月中旬にセブリングで開発テストを行い、チームに好印象を与えている。また、ド・フェラン/ドラゴンはスポンサーが見つかれば2台目のマシンを出場させる計画を持っている。

トニー・カナーン:「これはわたしにとっては本当に大きなクリスマスプレゼントだ。ド・フェラン/ドラゴン・レーシングで働くことに興奮している。チームの共同経営者のスティーブ・ルクソとジョイ・ペンスキー、それにもちろんジルにはたくさんの尊敬の気持ちを持っている。ジルについては長年ドライバーとして、現在のチーム・オーナーとしてよく知っている。わたしはオーナーがこのスポーツにかける情熱と、シリーズのナンバーワンになるという夢を知っている。そして、チームを特別なものに変えようとする適切な手段を持っているということも」

カナーンは来年3シーズン目となるチームで2回目のチャンピオンと、悲願のインディ500マイルレース初優勝を目指すことになる。

| | トラックバック (0)

2010年12月19日 (日)

Grand-Am:グランダムもデイトナタイヤテストを実施

(C)nascarmedia 拡大します

12月17日、NASCARのグッドイヤータイヤテストに続いて、グランダムシリーズが公式サプライヤーのコンチネンタルタイヤのデイトナテストを行った。

2009年のデイトナ24時間レース総合優勝チームのブルモスは、2003年から続くデイトナプロトへの出場から来年はGTクラスに移行する。この日は、過去デイトナ24時間に5回の総合優勝を飾っているハーリー・ヘイウッドがブルモス59号車のポルシェ911 GT3のステアリングを握っている。へイウッドにとっては、10年ぶりのデイトナ24時間レースへの復帰となる。

グランダムシリーズは、来年年明け早々の1月7日から9日までデイトナでの公式テストを行う。第49回デイトナ24時間レースは1月29日午後3時30分にスタートする。

(C)nascarmedia 拡大します

2011年デイトナ24時間レース、12月17日現在のエントリーリストは以下の通り。

続きを読む "Grand-Am:グランダムもデイトナタイヤテストを実施"

| | トラックバック (0)

2010年12月18日 (土)

Superleague:2011年暫定カレンダーを発表

■ 2011 Superleague Formula calendar (provisional)

Rd. Date Circuit Country
1 04月16日-17日 モンツァ イタリア
2 05月07日-08日 アルガルベ ポルトガル
3 06月04日-05日 アッセン オランダ
4 06月18日-19日 ニュルブルクリンク ドイツ
5 07月02日-03日 ナバラ スペイン
6 07月16日-17日 ゾルダー ベルギー
7 08月06日-07日 ドニントンパーク イギリス
8 09月10日-11月 オルドス 中国 (内モンゴル)
9 09月17日-18日 北京市街地 中国
10 10月 TBC ヨーロッパ以外
11 10月 TBC ヨーロッパ以外
12 11月 TBC ヨーロッパ以外

| | トラックバック (0)

2010年12月17日 (金)

IRL:レイハルはガナッシに加入、2011年のガナッシは4台体制に

チップ・ガナッシ2011年体制発表会 (C)IRL 拡大します

12月16日、インディカーシリーズ(IRL)のチップ・ガナッシ・レーシングは2011年のドライバーラインナップを発表。ダリオ・フランキッティとスコット・ディクソンに、グラハム・レイハル(21歳)、チャーリー・キンボール(25歳)の若い2人のアメリカ人が加わり、4台体制でシーズンに臨むことになった。

  グラハム・レイハル(C)IRL 拡大します

レイハルは2008年のIRL第2戦セントピータースバーグでシリーズ最年少優勝を飾った。今シーズンはフル参戦することができず4つのチームから12レースに出場した。今年10月にタイヤなど自動車用品販売のTBCリテイル・グループが、レイハルへの複数年のスポンサーとなることを発表していた。レイハルはチームの38号車をドライブする。

グラハム・レイハル:「インディ500やチャンピオンシップで勝つことと同様にドライバーにとっては最高の日がやってきた。今シーズンは多くの浮き沈みのある面白い経験をした。それは人々にわたしの評価をする機会を与えてくれた。ここ数ヶ月の間、チップのインディカーの一員になるために懸命に働いてきた。そして今、その夢はTBCリテイル本部とその他の多くの支援を受けて現実のものになった」

  チャーリー・キンボール(C)IRL 拡大します

キンボールは過去2シーズン、チップ・ガナッシのインディライツチームから参戦、2010年はランキング4位となっている。2007年に糖尿病と診断されたが、ノボ・ノルディクス社のインシュリンを使用しながらレースを続けている。インディ・ライツからノルディクス社はキンボールを後援しており、今回のIRLでもチームの83号車のスポンサーとなっている。

チップ・ガナッシでは、チームの拡大に伴いインディアナ州ブラウンズバーグに330万ドルを投資して新ファクトリーを建設する予定になっている。これは2012年からのシリーズの新規定を見込んだ計画でもある。

チップ・ガナッシ:「われわれのチームとインディカーレースにとって今日は刺激的な日だ。スポンサーシップはモーターレースの血液であり、同じ考えを持った人達とともに働くのは素晴らしいことだ。両社にステージの真ん中に来てもらうことは、パートナーとして彼らを連れてきたものには刺激的なことだ。会社としてのわれわれは競争的なままでいる必要がある。常にどのようなドライバーが出てくるのかを見ていなければならない。わたしはディクソンとダリオを押し出すつもりはない。若い2人のドライバーとは時代が異なるといわれるかもしれないが、われわれは出来れば彼らと一緒に働く機会を与えたかったのだ」

チップ・ガナッシが2人のアメリカ人ドライバーの起用を決めたことにより、今シーズン3人だったシリーズ参戦のアメリカ人ドライバーは、来年のセントピータースバーグの開幕戦では7人に増えることになった。

| | トラックバック (0)

2010年12月16日 (木)

Special:北米マツダ、Mazda 2 Bスペックレース仕様車を公開

Caah2lxr(C) Mazda North American Operations / MZ Racing

マツダとホンダがそれぞれのエントリークラスの市販車をベースとしたレーシングカー、「Bスペックレースカー」を同時に公開した。

低コストでのレース参戦を可能とするBスペッククラスのレースカーとして、北米マツダのレース部門であるマツダスピードがMazda2(日本名:デミオ)をベースとしたレーシングカーを、ホンダがフィットをベースとしたレーシングカーを製作。フロリダ・オーランドで行われたPRIショー(Performance Racing Industry trade show)に来場した40,000人ものレース関係者の前で公開した。

Bスペックは、イコールコンディションのもと、北米のどんなサーキットでも開催できるグラスルーツカテゴリー。エントリーレベル向けに設定されたため、エンジン、シャシーとも量産ベースのレーシングカーであり、ロールケージやフルバケットシートなどの安全装備が施され、メーカー指定のサスペンションとタイヤ、ホイールを装着する。この公開日から60日以内には競技ルールも最終的に固まる予定とのこと。

北米で急成長しているBセグメント市場は、もっとも手の届きやすい価格帯のため若年層に人気がある。同カテゴリーには、シボレー・アビオ、フォード・フィエスタ、ヒュンダイ・アクセント、ニッサン・ベルサ、トヨタ・ヤリスも含まれる。

このMazda2 Bスペックプロトタイプは、既にサンダーヒル25時間耐久レースに出場し、見事完走を果たしている。

MZ Racing プレスリリース

| | トラックバック (0)

IRL:マツダが協力を強化し、Road to IndyはMazda Road to Indyに

Roadtoindy (C)Star Mazda Championship/ MZ Racing

北米レースの「グラスルーツ」レースを最も積極的にサポートしているマツダが、Road to Indy(インディへの道)との協力体制をさらに強化し、改めてMazda Road to Indyと、タイトルにマツダの名を冠することになった。

Mazda Road to Indyという新しいタイトルの通り、2011年、マツダは、USF2000 powered by Mazda、スターマツダ、ファイヤーストーンインディライツといった3つの異なるシリーズのチャンピオンにそれぞれスカラーシップを提供し、次のレベルへのステップアップをサポートする。

「我々はドライバーのラダーシステムをより強化し、より良いものにしたいと常に思っている。Road to IndyはIZODインディカーシリーズやインディアナポリス500で活躍する若い才能を育てるために設立されたが、マツダは、これまでドライバーを育成してきた実績と歴史があるだけでなく、将来のインディカーのスタードライバーを育てたいという我々の考えと一致する。」とインディカーのCEOランディー・バーナードが語った。

今回、新しいスカラーシップが二つ加わった。スターマツダのチャンピオンはインディライツへの参戦サポートが、インディライツのチャンピオンはインディカーシリーズへの参戦サポートが与えられる。

「マツダは、インディカーに協力し、才能ある若手ドライバーを育成できることを光栄に思っている。マツダは1984年から北米でフォーミュラーカーのサポートを始め、1990年からスターマツダをサポートしている。今回の協力体制の強化は、マツダにとっても、マツダのパートナーにとっても、そしてドライバーやチームにとっても、まさに打ってつけと言える」と北米マツダでマツダスピードを担当するロバート・デイビス副社長が語った。

MZ Racing プレスリリース

| | トラックバック (0)

NASCAR:デイトナ新路面でのタイヤテストが開始

 (C)nascarmedia  拡大します

NASCARスプリントカップは、12月15日から2日間の予定で再舗装が完成したデイトナ・インターナショナル・スピードウェイでのグッドイヤータイヤテストがスタートした。

今回のテストには約20台のマシンが参加、15日にはテストにもかかわらずつめかけた多数の観客の目前で、実戦さながらのドラフティングを含むテストが行われた。

デイトナでは来年1月20日から22日まで、2009年シーズン初めに禁止されて以来初の公式テストが行われる。

 (C)nascarmedia  拡大します

| | トラックバック (0)

2010年12月15日 (水)

Special:トム・ウォーキンショー氏、癌により他界

Twr2 1991 Le Mans 24h (C)MZ Racing

英国スコットランド出身のレースチームオーナー、トム・ウォーキンショー氏が12月12日、癌のため亡くなった。享年64歳であった。

ウォーキンショーは、22歳でレース活動を開始し、主にフォーミュラカーレースに出場していた。その後、ツーリングカーレースなどに参戦しながら、1975年に自らのチームとしてTWR社(トム・ウォーキンショー・レーシング)をイングランド中部のキドリントンに設立した。1980年の英国サルーンカー選手権では、TWRが仕立てたRX-7 G1仕様車が全10戦中9勝をあげ、ドライバーのウィン・パーシーがチャンピオンに輝いた。その勢いでスパ・フランコルシャン24時間レースにも出場。1981年の同レースには、ピエール・デュドネと組んでウォーキンショー自身がRX-7で総合優勝を飾っている。1981年と1982年は、マツダスピードと協力関係を築き、シルバーストン6時間およびルマン24時間レースにも出場した。1982年のWEC in Japan富士1000kmレースには、マツダRX-7 254を従野孝司・関谷正徳とともにドライブ。総合6位に入り、IMSA GTXクラス優勝を果たしている。

Twr3 1981 Silverstone (C)MZ Racing

その後、チームオーナーとしての仕事が中心となり、グループC全盛時代はジャガーワークスチームを率いて、いくつもの栄冠を手に入れている。勝負に対する執念は相当のもので、マツダのライバルとして戦った1991年のルマンでは、「マツダロータリーは燃料の他にオイルをエンジン内に注入して燃焼させており、規定燃料の量よりも多く消費している」とマツダロータリーの特性を知った上で、抗議文を提出したりしている。しかし、ノーサイドとなったあとのポディウムでは、大橋孝至マツダスピード監督を心から祝福していた。後年はF1ビジネスで数々の悪評が流れ、一時航空会社やシルバーストンサーキットまで所有したTWRは、倒産し、ウォーキンショーは全てを失った。近年は英国ラグビー協会のチェアマンをつとめ、グロースターチームのオーナーとして協会の発展に努めていた。
2010.12.14

MZ Racingプレスリリース 

| | トラックバック (0)

2010年12月14日 (火)

NASCAR:ピケJr.、2011年はトラックシリーズへフル参戦

ネルソン・アンジェロ・ピケ (C)nascarmedia 拡大します

元ルノーF1ドライバーのネルソン・アンジェロ・ピケの、2011年NASCARキャンピングワールド・トラックシリーズ(NCWTS)へのフル参戦が決定した。チームはケビン・ハービックInc.(KHI)で、チームからは3台が出場することが今週月曜日に正式に発表された。クルーチーフ、カーナンバー、スポンサーなどは後日発表される。

ピケは今シーズン、NCWTSへ2チームから5レースに出場、レッドホース・レーシングでのデイトナでは自己最高の6位に入っている。5レース中4レースでリードラップを獲得、テキサスで8位、ミシガンでも10位でフィニッシュしている。ワトキンスグレンでは初のネーションワイドへも出場し7位となっている。

ピケはNASCARへの参戦を長期にわたる計画と考えており、トラックシリーズから経験を積んでカップシリーズへのステップを着実に進みたいとしている。
今シーズンのレース参戦が5レースのため、ピケは来シーズンルーキータイトルを争うことになる。

| | トラックバック (0)

2010年12月13日 (月)

Special:トム・ウォーキンショー逝去

Twr

マツダRX-7 254 -1982 Le Mans24h- (C)MZ Racing

90年代にリジェやベネトンF1チーム運営に関わり、その後アロウズF1チームを率いたトム・ウォーキンショーが癌のため亡くなった。享年64歳。

ウォーキンショーは、F1以前にはジャガーのツーリングカーで成功を収め、ジャガーのルマン復帰への立役者となり、1988年と1990年のルマン24時間レースでの優勝など、WEC、SWCで活躍。また、ドライバーとしてマツダRX-7でのスパ・フランコルシャン24時間レース総合優勝を果たし、TWRとしては日産のR390などルマン挑戦に関わり、アロウズF1ではヤマハエンジンを使用するなど日本とも縁の深い人物だった。

最近はオーストラリアのV8スーパーカーシリーズのチーム代表として、最後までレースに関わった一生だった。公の場では今年のイギリスGPに姿を見せたのが最後だったという。

トム・ウォーキンショー逝去の関連ニュースはこちら

| | トラックバック (1)

2010年12月12日 (日)

GT2:ポルシェ、2011年型911GT3 RSRを発表

2011Porsche 911GT3 RSR (C)Porsche AG. 拡大します

12月11日、ポルシェはWeissachの研究センターでの『ナイト・オブ・チャンピオンズ』で、2011年型の911GT3 RSRを発表した。

この世界で最も成功を収めたGTマシンの2011年モデルの開発プライオリティは、ボディのフロントとリアの空力デザインと、サスペンションとエンジンの改良におかれている。
4.0リッター、6気筒のボクサーエンジンは、2010年モデルより5馬力アップの455馬力(355kw)のパワーを7,800回転時に発生する。パワーアップはより最適化された燃焼を可能にするエンジンマネージメントシステムと、吸排気系の改良による。効率化されたエンジンは運転のし易さをも実現している。最高回転数は9,400とこれまでと変化はない。

フロントボディの変更は、大型化されたリップスポイラーによりフロントアクスルにより大きなダウンフォースを生んでいる。フロントタイヤはより高いグリップとアンダーステアの減少のため、そのリムは11インチから12インチへと拡幅されている。
リアウイングとそのマウントもより最適化され、エンジンカバーも再設計されている。911GT3 RSRは、911GT3カップや911GT3 Rと同様に最新のLEDテールライトを備えている。

911GT3 RSRは、ポルシェ・モータースポーツのトップモデルとして、付加価値税を加えて410,000ユーロで市販される。2011年モデルになされた改良は、そのすべてが2010年モデル用にアップデートキットとして提供される。

 (C)Porsche AG. 拡大します

| | トラックバック (0)

F2:バルセロナ・テストタイム(12月10日)

Tn_zfri009 Jack Clarke (C)Formula 2

続きを読む "F2:バルセロナ・テストタイム(12月10日)"

| | トラックバック (0)

2010年12月11日 (土)

IF3:FIA、インターナショナルF3トロフィーを創設

2010年Macau GP (C)DTM/EF3 Media 拡大します

12月10日に開かれたFIAワールドモータースポーツカウンシルで、2011年からインターナショナルF3トロフィーをスタートさせることが決定された。

シリーズは、若い向上心のあるドライバーとエンジニアの育成を目標に設けられ、2011年は次の6戦が開催される。

2011 FIA International Formula 3 Trophy calendar:
Date         Circuit

TBA     ホッケンハイム
5月22日   ポー
6月31日   スパ
8月14日   ザンドフールト
11月20日   マカオ
11月27日   韓国

シリーズのトップ3ドライバーにはフォーミュラ2シリーズと同様に、F1のスーパーライセンスが発給される。
また、各レースのポイントもF1などと同様に、1位から10位までに、25-18-15-12-10-8-6-4-2-1ポイントが与えられる。

各国で行われているF3シリーズは、F2やGP3といった競合カテゴリーの誕生で近年は参加台数が減少傾向にある。今回FIAがF3の国際的なシリーズを創設したことはそのテコ入れと考えられるが、F3チームにとってはシリーズ参戦には新たな出費が生まれることになる。また同じくFIAの進めてきたF2シリーズが来年3シーズン目となっても盛り上がりに欠ける現状では、さらにその傾向を強めてしまう可能性をもはらんでいる

| | トラックバック (0)

FIA-GT1/GT3:2011年FIA-GT1カレンダー

(C)FIA-GT1/DPPI 拡大します

FIA-GT1は中国で初開催、GT3ヨーロッパ選手権はロシアへ進出

■2011 FIA GT1 World Championship

Rd. Date Country Circuit
1 03月26日 UAE ヤスマリーナ
2 04月10日 ベルギー ゾルダー
3 05月08日 ポルトガル アルガルブ
4 05月15日* ドイツ ザクセンリンク*
5 06月05日 イギリス シルバーストーン
6 07月03日 スペイン ナバラ
7 07月17日 フランス ポールリカール
8 09月04日 中国(内モンゴル) オルドス
9 10月23日 ブラジル クリティバ
10 11月06日 アルゼンチン サンルイス
* 各国のASNの承認が必要

■2011 FIA GT3 European Championship

Rd. Date Country Circuit
1 05月08日 ポリトガル アルガルブ
2 06月05日 イギリス シルバーストーン
3 07月03日 スペイン ナバラ
4 07月17日 フランス ポールリカール
5 08月21日 ロシア Smolensk
6 10月16日 オランダ ザンドフールト

| | トラックバック (0)

LM24,LMS:アウディ『R18』を発表

2011年アウディ『R18』 (C)AUDI AG.  拡大します

12月10日、アウディは2011年のルマン24時間レース、ルマンシリーズ(LMS,ALMS)ならびにインターナショナル・ルマンカップに出場する新LMP1マシン『R18』を発表した。

R18は、アウディのこれまでのR8,R10,R15のLMP1マシンと異なりクローズドボディを持つ。アウディとしては1999年のルマン参戦初年度のR8C以来のクローズドマシンとなる。またアウディ傘下のベントレーは、クローズドマシンによる2003年ルマン24時間レース優勝を飾っている。

オープンボディからの転向について、アウディ・モータースポーツ代表の、Dr.ウルフガング・ウィルリッヒは次のように述べている。、「ルマンにおいて空力的な効率はこれまで以上に重要になってきている。クローズドマシンはこの点ではっきりとした利点があり、それはコンピューターシミュレーションや風洞実験、さらに最初のトラックテストでも確認している」

エンジンはこれまでのターボディーゼルを引き継ぐが、排気量は5.5リッターから3.7リッターへ、気筒数もV10からV6へと縮小されている。それに合わせて新型の6速ギアボックスを搭載している。エンジンパワーの減少により空力面の重要性が高まり、オープンボディのドライバー交代のし易さを差し引いてもクローズドボディにメリットがあるものとしている。またハイブリッドについては将来のために研究はしているが、現時点で採用する考えはないことも明らかにしている。

R18は2010年夏にV6エンジンがシャーシダイナモによるテストを開始、11月末にはアラン・マクニッシュによってトラックでのシェイクダウンを行っている。

アウディのLMP1による2011年の参戦計画では、3月のALMSセブリング12時間は現行のR15で出場し、R18は4月24日のルマンテストの後、実戦ヘのデビューは5月8日のLMSスパ・フランコルシャン6時間レースになる。その後、イモラ、シルバーストーン、プチルマン、11月の中国でのILMCで締めくくる。

Audi Motorsport Events in 2011

Audi R15 TDI
Mar 19 Sebring 12 Hours (USA)

Audi R18
May 08 Spa-Francorchamps (B) 6 Hours
Jun 11/12 Le Mans (F) 24 Hours
Jul 03 Imola (I) 6 Hours
Sep 11 Silverstone (GB) 6 Hours
Oct 01 Petit Le Mans, Road Atlanta (USA)
Nov 12 China (CN) 6 Hours

また、アウディでは、2011年のドイツ・ツーリングカーシリーズ(DTM)の参戦計画も発表し、全9台のアウディA4をシリーズに出場させることを明らかにした。今シーズン、タイヤとマシンのマッチングに苦しみタイトルを逃しているだけに、新しい公式タイヤサプライヤーのハンコックと密接に連携を取って開発を進めるとしている。その一方で、2012年からの新規定用マシン『R17』の開発という二重のプロジェクトを進めていくことになる。

さらにR8 LMSとTT RS GT4よるカスタマーサポートを拡大、新たにアジアやオーストラリアでの活動をサポートする。 そのためR8のカスタマーサポートは、クアトロ社へ移管されることになった。

 (C)AUDI AG.  拡大します

| | トラックバック (1)

2010年12月10日 (金)

DAKAR:2011年ダカールラリー・エントリーリスト (12月9日現在)

Parcours 2011年ダカールラリー (C)A.S.O.

■2011年大会スケジュール

Noon 28th December until noon on 30th December
Collection of vehicles

30th and 31st December
Administrative and technical scrutineering in Buenos Aires

1st January
Briefing and starting ceremony

2nd to 15th January
Race in Argentina and Chile

8th January
Rest day in Arica (in the Atacama Desert, Chile)

16th January
Finishing ceremony in Buenos Aires

続きを読む "DAKAR:2011年ダカールラリー・エントリーリスト (12月9日現在)"

| | トラックバック (1)

DAKAR:100%バイオディーゼル燃料で市販車部門史上初の6連覇を目指し、ダカールラリー2011アルゼンチン・チリに参戦

2010年12月6日
トヨタ車体株式会社

100%バイオディーゼル燃料で市販車部門史上初の6連覇を目指し
ダカールラリー2011アルゼンチン・チリに参戦

101209_00

(C)TLC.

トヨタ車体株式会社(本社:刈谷市一里山町 網岡あみおか卓二たくじ社長)は、2011年1月1日にスタートする「ダカールラリー2011アルゼンチン・チリ」に参戦致します。トヨタ自動車と共に開発・生産して いる「トヨタランドクルーザー200」をベースとしたラリー車で、世界中のお客様にお届けしている ランドクルーザー200の安全性・信頼性・走破性の高さを証明するため、市販車部門に参戦し、史上初となる部門6連覇に挑戦します。
今大会もラリー車2台体制での参戦となりますが、エースドライバーの三橋を継続起用する他は、メンバーを一新。今回がダカールラリーデビュー戦となる新人社員ナビゲーター田中(トヨタ車体㈱ 社員)の起用を含め、新体制での挑戦となります。

また、今回参戦する車両は、当社の活動に賛同して下さった小学校から大学の児童・学生、近隣 地域の方々、TLCのスポンサー、当社取引先、従業員の家庭や会社食堂などの協力を得て回収した廃てんぷら油7,000リットルから精製したバイオディーゼル燃料(BDF)を使用。BDF使用比率を従来の軽油への20% 混合から100%に引上げ、より環境に配慮したモータースポーツ活動を進めて参ります。

【チーム名】
TLC (Team Land Cruiser TOYOTA AUTO BODY/チームランドクルーザー・トヨタオートボデー)

【参戦体制】
氏 名 プロフィール

チーム代表 太田 力 トヨタ車体㈱ 執行役員(2010年10月代表就任)

監督 森 達人 トヨタ車体㈱ 総務部広報室ダカールラリー推進グループ長

1号車 ドライバー 三橋 淳 TLC契約ドライバー 07年大会からTLCに加入 07年,10年ダカールラリーにて市販車部門優勝 日本を代表するトップクラスのクロスカントリーラリードライバー

1号車 ナビゲーター アラン・ゲネック TLC契約ナビゲーター(フランス人) 今年度からTLCに加入 ダカールラリー参戦歴25年のベテラン

2号車 ドライバー 寺田 昌弘 TLC契約ドライバー 今年度からTLCに加入 ドライバー/ナビゲーター両方の経験を持ち、 新人社員ナビの育成にも貢献

2号車 ナビゲーター 田中 幸佑 トヨタ車体㈱ 広報室ダカールラリー推進グループ所属の社員ナビゲーター 09年度社員ナビ公募時に選抜され、約1年間の育成訓練を積み、今大会がダカールラリーデビュー戦

【参戦カテゴリー】
市販車部門ディーゼルクラス

【ダカールラリー2011 アルゼンチン・チリ大会概要】
ダカールラリーは1979年より開催され、今回で33回目の大会となります。クロスカントリー ラリーの最高峰とされ、世界一苛酷なラリーとして注目されています。政情不安により、’09年大会から舞台をアフリカから南米大陸に移し、今回も引き続き南米アルゼンチン、チリにて開催されます。(主催:A.S.0(*1))。

2011年1月1日にブエノスアイレス(アルゼンチン)をスタートし、北上しながらチリへと渡り、1月16日に再びブエノスアイレスにゴールする計16日間、総走行距離約9,000kmにおよぶ戦いです。 最大標高4,500M以上のアンデス山越えに加え、最大の難所であるチリ北部のアタカマ砂漠の ステージが前大会以上に多く設定され、さらに過酷な大会となることが予想されます。
*1 A.S.O:Amaury Sports Organization/アモリー スポーツ オーガニゼーション

【チーム目標】
市販車部門6連覇(ガソリン車を含む)

【過去の成績】 市販車ディーゼルクラス
1995~2004 ランドクルーザー 80(’95-’98) ランドクルーザー100(’99-’04) 優勝7回 アラコ*1として参戦優勝
2005 ランドクルーザー100 優勝*2 *205年大会よりトヨタ車体として参戦
2006 ランドクルーザー100 優勝*2
2007 ランドクルーザー100 優勝*2
2008 ランドクルーザー100 大会中止
2009 ランドクルーザー200 優勝*2
2010 ランドクルーザー200 優勝*2
*1 2004年10月に車両部門がトヨタ車体と事業統合
*2 ガソリン車を含む市販車部門で5連覇中

| | トラックバック (0)

DAKAR:―日野レンジャーのカーナンバーが決定。1号車は#513、2号車は#526に。

日野レンジャーのカーナンバーが決定し、エントリーチームとルート情報が発表された。

Img_racingtrucks

(C)Hino Motors Ltd.

11月末日、ダカールラリーの主催者(A.S.O.)は、エントリーリストとともに各車のカーナンバーを発表しました。1号車の菅原義正/杉浦博之組は#513、2号車の菅原照仁/鈴木誠一組は#526に決定。ダカールラリーにおけるカーナンバーは出場部門ごとに区分されています。1~249番が2輪部門、250~299番がクワッド(バギー)部門、300~499番が4輪部門、我々のトラック部門は500番台です。それぞれの部門のスタートナンバーはエースナンバーとして前回大会の優勝者に贈られ、前回覇者のカマズのチャギュインは#500を獲得。なお、同じ日本から出場するチームランドクルーザー・トヨタオートボデーの三橋/アランゲネック組は#336、寺田/田中組は#340。
レース期間中に大会公式ウェブサイトで配信される、選手追跡システム「iriTrack Tracking System(イリトラック・トラッキング・システム)」の利用にカーナンバーが必要なのでお見逃しなく。閲覧方法は近日中にお知らせ予定です。

―ライバルチームがひしめくダカールラリー2011

エントリーリストとともに詳しいルート情報が発表されました。全部門のエントリー台数は、前回大会に比べて約20%増の429台。そのうち日野チームスガワラが参戦するトラック部門は、約40%増の69台。たくさんのライバルチームがひしめく中での激戦が予想されます。
総走行距離は、競技区間(約4,500km)と移動区間(約5,000km)を合わせて約9,500kmに上り、直線距離にして東京―ロンドン間に相当する区間を、前回大会より1日短い16日間で競います。ルートは、1月1日にアルゼンチンのブエノスアイレスをスタートし、西方に向かいながら北上し、ボリビア、ペルーの国境に沿って、8日にチリの最北端アリカで休息日を迎えます。その後、落盤事故救出劇のあったコピアポまで南下し、東方のブエノスアイレスを目指し、同市にて16日にゴールセレモニーを迎えます。途中には、アンデス山脈や世界で最も乾燥しているといわれるアタカマ砂漠が行く手を阻んでおり、人と車の耐久力が問われる難所続きのルート設定となりました。

―2台のレース車両、ブエノスアイレス港に到着

12月4日、日野の2台のレース車両と補給部品を積んだ船便が、東京からの40日間の輸送を終え、ブエノスアイレス港に無事到着しました。通関終了後は、トヨタアルゼンチンのサラテ工場を拠点に、1月1日のスタートに向けて車両の最終調整を実施。また、チーム関係者は12月9日以降、順次現地入りします。

―欧州勢とともに日野チームスガワラのアシスタンスカーが出港

11月末日、主催者が手配する輸送船に、欧州から参戦する車両が積み込まれ、フランスのルアーブルを出港しました。日野チームスガワラをサポートするアシスタンスカーの日野プロフィアとトヨタ・ランドクルーザーは、フランスのルマンが準備拠点のため同船を使用。アシスタンスカーの日野プロフィアは、補給部品のほかにラリーに必要な装備を満載して悪路を走行するため、日本では珍しい6輪駆動の大型トラック。レース中は、メカニックも乗せてキャンプ地からキャンプ地へと、レース車よりも先回りして整備エリアを確保し、チームの勝利を支える重要な役割を担っています。

Img08(C)Hino Motors Ltd

【(参考)大会概要】
正式名称 DAKAR RALLY 2011 ARGENTINA CHILE
主催 Amaury Sport Organisation (A.S.O.)
日程 書類審査・車両検査/2010年12月30日~12月31日
(アルゼンチン・ブエノスアイレス)
レーススタート/2011年1月1日
(ブエノスアイレス)
休息日/2011年1月8日
(チリ・アリカ)
レースゴール/2011年1月16日
(ブエノスアイレス)
通過国 アルゼンチン、チリ
走行距離 約9,500km、うち競技区間は約4,500km
参加台数 2輪部門:181台
クワッド(バギー)部門:33台
4輪部門:146台
トラック部門:69台

日野自動車プレスリリース

| | トラックバック (0)

F2:バルセロナ・テストタイム(12月9日)

Brundle  Alex Brundle (C)Formula2

続きを読む "F2:バルセロナ・テストタイム(12月9日)"

| | トラックバック (0)

FIA-GT1:スイスレーシングチーム・プレスリリース 最終戦サン・ルイス

Swiss

FIA GT1世界選手権 最終戦
アルゼンチン サン・ルイス
12月4~5日開催

 

Img_8712

(C)Swiss Racing Team

 いよいよ迎えたFIA GT1世界選手権の最終戦は、アルゼンチンのサン・ルイスの全長6.27kmの湖を囲むコースで開催されました。このサン・ルイスのコースは、レコードラインが取り難く、非常にグリップも少ないことから非常に難易度の高いサーキットの1つと言えるでしょう。スイスレーシングチームは、#3カール・ヴェンドリンガー(オーストリア)/ヘンリー・モザー(スイス)と#4荒聖治(日本)/マックス・ニルソン(スウェーデン)の4名のドライバーラインアップで、最終戦を迎えました。

 土曜日の朝に行われたフリープラクティスから、スイスレーシングの日産GT-Rは良いパフォーマンスを見せる事が出来ました。#3は順調に走りこみ11位、そして、#4は18位でフリープラクティスを終了しました。スイスレーシングは、このフリープラクティスの状態から、今回の予選では初めてのQ3への進出が望めるのではないか、と期待をしました。
 プレ予選の前にはそれまでの晴天が嘘のように雹を伴う大雨が吹き荒れて、プレ予選の開始が遅れ、走行時間も短縮になりました。プレ予選が開始された時には、殆どトラックは乾いていましたが、所々に残る大きな水溜りをスリックタイヤで走ることを不可能と判断し、レインタイヤでプレ予選を走行する事を決断しました。その結果、#3が13位、#4が18位と不満の残るプレ予選となりました。
 予選では、#3はヴェンドリンガー、そして#4は荒がQ1のドライバーを務めました。アタックを開始したヴェンドリンガーは、序盤から上位に食い込んでいましたが、フレッシュタイヤを装着していたにも関わらず、左後輪が十分に機能せず、パフォーマンスを発揮する事なくQ1でセッション終了。そして、#4の荒もタイヤの空気圧の低さからグリップが効かず、Q2への進出は叶いませんでした。スモウパワーチームの#22のGT-Rもスイスレーシングと同じような問題で、タイムを伸ばす事は出来なかったようです。
 
 日曜日に開催された予選レースにおいては、その日の午前中に行われたウォームアップ中に、ニルソンがドライブする#4のエンジンがトラブルをきたしてしまいました。スイスレーシングチームは、安全面を考えて急遽エンジンを交換することを決断しましたが、それによって#4の荒/ニルソンは、予選レースを欠場する事になりました。#3のヴェンドリンガー/モザーは、予定通りに予選レースに出場。ピット内では、エンジン交換の作業と#3の予選レースのピットイン作業で、慌しさと緊張感のピークに達しました。予選レースのスタートを担った#3のモザーは、最後尾からのスタートでしたが、オーバーテイクを繰り返し、1ラップ目で17位、そして2ラップ目には13位までポジションをアップしました。その後、コース上で起こったクラッシュによりセイフティーカーが導入されましたが、その時点で12位までポジションを上げ、ヴェンドリンガーへと交代しました。ヴェンドリンガーは、その後もペースを落とす事なく追い上げ、7位でチェッカーフラッグを受ける事が出来ました。#3ヴェンドリンガー/モザーにとっても、スイスレーシングにとっても今シーズン最高位の入賞となりました。Img_3444
(C)Swiss Racing Team

 そして迎えた決勝レース。#40のフォードGTがエンジン交換をしたため、5ポジション降格し、#3のヴェンドリンガー/ニルソンは6位スタートとなりました。念願のポイント獲得に向けての期待が高まりました。しかし、スタートから僅か3ラップ目でヴェンドリンガーから無線が入り、両フロントタイヤに全くグリップがないことがチームに伝えられました。11ラップ目でのドライバーチェンジの際には、14位までポジションを落としてしまいました。モザーは、交代後の1ラップ目から#7のアストン・マーティンを追い上げ、それをドライブするトーマス・エンゲを追い越す際に接触してスピン。そして、その後数ラップ目でタイヤバリアへと突入してしまい、リタイアとなりました。一方で#4の荒は、予選レースに不参加だったために最後尾からのスタートとなった。しかし、荒はスタートから追い上げポジションを10位までアップし、ニルソンと交代。その後のニルソンは、13位でゴールし、スイスレーシングチームの今シーズンの全レースを終了しました。

オットマー・ヴェルティ監督のコメント:
今回の最終戦の前半の素晴らしいパフォーマンスについて、非常に喜ばしく思います。しかし、これらが一度きりの物ではなく、継続していかなければなりません。しかし、この日産GT-Rでその可能性を示す事はとても難しいと思います。Q1でのヴェンドリンガーのセッションではタイヤに問題が起こりましたが、タイヤを交換するまでの彼のセッションはとても良かったと思います。これらのタイヤのクオリティの格差についての問題は、今回が初めてではなく、このシーズン中にも既に起こっていました。予選レースでのモザーのスティントでは、センセーショナルな走りを見せてくれました。結果こそ中間的なポジションでしたが、彼はヴェンドリンガーと交代後、すぐにヴェンドリンガーと同様の素晴らしいタイムを出しました。決勝レースでは、またタイヤのグリップに関するトラブルが生じた上、モザーはスピンした後にクラシュしてしまい残念ながらリタイアとなってしまいました。#4の荒とニルソンは、予選レースに出場出来なかったこともあり、この難しいコースでの走行時間が短かったので攻略は難しかったと思います。

エーリッヒ・コルプ チームマネージャのコメント:
#3のGT-Rは、今回非常に素晴らしいパフォーマンスをお見せすることが出来たと思います。残念ながらそれらはレース終了まで続くものではありませんでしたが…。スイスレーシングの2台は、ブラジルからの輸送中のトラブルか、全般的に調子が良くありませんでした。しかし、予選レースと平行して、短時間の間で#4のエンジン交換作業を行ってくれたメカニック達を心から褒め称えたいと思います。トラブル発生から僅か3.5時間の間に、荒とニルソンを決勝レースのスタートラインに立たせる事が出来て非常に嬉しく思います。ピットインの際のメカニック達の作業も完璧でした。本来ならば、もっと上のポジションを獲得出来る可能性があったのですが…。

スイスレーシングチーム プレスリリース

| | トラックバック (0)

2010年12月 9日 (木)

EF3:ユーロF3、2011年のエントリー増加を予測

(C)DTM/EF3 Media 拡大します

12月8日、ユーロF3シリーズ(EF3)はステートメントを発表、2011年シーズンのエントリー数が16台程度と今シーズンより増加する見込みであることを明らかにした。

来シーズンは、現在のシグネチャー、プレマ・パワーチーム、ミューク・モータースポーツとモーターパーク・アカデミーの4チームが継続。新たにパフォーマンス・レーシングとHSテクニックの2チームが加わり、すでに全6チームがエントリーを済ませている。さらに他にいくつかの新チームの参入も計画に上がっているとされる。

Page221000full

(C)Performance Racing

HSテクニックは今シーズン、トム・ディルマンを擁してドイツF3チャンピオンを獲得しているチームで、2007年のEF3シリーズに参戦して優勝経験もある。パフォーマンス・レーシングは、EF3としては初のイギリスからのエントリーとなる。

シリーズでは、今年参戦した4チームのうちいくつかは3台以上のマシンをエントリーするものと見込んでいる。これにより、今シーズン限りでEF3の活動を終了したARTグランプリの抜けた穴をカバーできるものと考えている。

シリーズは来年からイギリスF3同様に1ラウンド3レース制の導入やコスト削減策を打ち出しており、エントリー数の増加はその効果の現れであるとしている。

| | トラックバック (0)

2010年12月 8日 (水)

DAKAR:X-RAID、2011年ダカールラリーにミニで参戦

MINI ALL4 Racing (C)X-RAID 拡大します

12月6日、ドイツのX-RAIDチームは、2011年初めに南米で開催される第33回ダカールラリーに『ミニ・オール4レーシング』を出場させることを発表した。

ミニ・オール4レーシングは2009年夏に計画され、今年6月にBMW本社から開発のゴーサインが出されたとされている。マシンの製造期間はわずか90日間で、来週フランス国内でテストされた後すぐにアルゼンチンへ空輸される。

これまで使用されてきたBMW X3cc同様にBMW製の可変ツインターボ付ディーゼルエンジンを搭載し、最高出力310馬力はX3ccを上回る。さらにコンパクトで低重心ボディにより、マシンのハンドリングと重量配分が改善されている。Magna Steyr社によって設計されたオール・カーボンのボディは主要なパネルを簡単に脱着することが可能で、30分以内にすべてのボディを交換することができる。

X-RAIDでは来年のダカールラリーに、グラン・シェシェリとミッシェル・ペラン組の1台のミニの他、BMW X3ccを7台、合計8台というダカールラリー史上空前のスケールのエントリーを計画している。さらに2台のレース・トラック(マンとカマス)、8台のサービス・トラック、6台のレスキュー車両、2台のプレス車に約80名のスタッフが動員される。
また、スポンサーには『モンスター・エナジー』がつくことになった。

2011年ダカールラリーは1月1日にブエノスアイレスをスタートし、1月16日に同地へゴールする。

| | トラックバック (1)

2010年12月 7日 (火)

NASCAR:ジェフ・ゴードンの2011年用DTEHカラーマシンが公開

 (C)nascarmedia  拡大します

12月6日、NASCARカップシリーズ4回のチャンピオン、ジェフ・ゴードンが2011年にドライブするNo.24マシンの新スポンサー『End Hunger』のカラーリングが公開された。

End Hungerは、5100万人ともいわれるアメリカの飢えに苦しむ人々のうちの約600万人の高齢者に、栄養価の高い食事を提供する慈善団体AAR財団が行っている活動。2011年から3年間、ゴードンはDrive To End Hunger(DTEH)カラーのマシンで、シーズン中の22戦に出場する。DTEHは、ゴードンを長年スポンサーしてきたデュポン社が今シーズン限りでメインスポンサーを縮小する替わりとなってサポートする。

AAR財団代表のジョアン・ジェンキンズ氏:「われわれは普段あまり注意を向けられていない飢えの問題を解決するために、とても人気のあるスポーツと手を結ぶことにした。この国の飢えに苦しむ人たちの原因に注目を集めるためジェフと連携して、それを終わらせるために彼のチームと何百万人のファンと結びついて働くことを楽しみにしている」

| | トラックバック (0)

IRL:IZODもペンスキーのスポンサーに

(C)IRL Media 拡大します

先頃、シェル-ペンズオイルとのスポンサー契約を発表したばかりのチーム・ペンスキーに、また新たなスポンサーが加わることになった。12月6日、インディカーシリーズ(IRL)のタイトルスポンサーでもあるIZODは、2011年からチーム・ペンスキーのIRLチームとの複数年契約を発表した。

フィリップス・ヴァン・ヒューゼン社は、チームペンスキーのライアン・ブリスコ、エリオ・カストロネペス、ウィル・パワーの3台にIZODブランドによるフルシーズンのスポンサーとなる。このうちブリスコのマシンについては、メインスポンサーとしてNo.6マシンを後援する。

2008年にIRLとインディ・ライツの公式ウェアとしてIRLとの関係をスタートさせたIZODは、2009年にシリーズのタイトルスポンサーとなり、今年はアンドレッティ・オートスポーツのライアン・ハンター-レイのマシンのスポンサーと、その活動を拡大してきた。

| | トラックバック (0)

2010年12月 6日 (月)

WTCC:BMWワークスチーム、2011年のWTCCは出場せず

(C)BMW Motorsport 拡大します

12月4日、BMWモータースポーツは2011年のレース計画を発表。世界ツーリングカー選手権(WTCC)についてはカスタマーチームのサポートに回り、ワースチームとしての参戦計画はないことが明らかになった。

ミュンヘンで行われたBMWスポーツトロフィー授賞式では、来年7月1日より現在のマリオ・タイセンに替わってBMWモータースポーツ代表に就任するイェンス・マルクワルトが正式に紹介された。

ツーリングカーの2011年レースプログラムについては、ボビー・レイホールが監督するアメリカン・ルマンシリーズ(ALMS)と、チーム・シュニッツアーによるルマン・シリーズ(LMS)とルマン24時間レースにM3 GT2により参戦。インターナショナル・ルマンカップ(ILMC)については現時点では出場は決定していない。そして、2012年から復帰するドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)への準備を進めることになる。M3 DTMの開発は順調に進んでいるとされる。

WTCCについてはワークスチームは出場しないが、新しい1.6リッターのターボエンジンを積んだ『320 Tc』をカスタマーチームに供給してサポートを継続する。この新エンジンについては、ワールド・ラリー選手権(WRC)に参戦を開始するミニにも搭載される。

今シーズン、ワークスBMWでWTCCに出場したアンディ・プリオールとアウガストロ・ファーフスについては、M3 GT2によるレースプログラムに出場する。この2人の他、、ダーク・ミューラー、ダーク・ワーナー、イエルク・ミュラー、ウベ・アルツェン、ダーク・アドルフにペドロ・ラミーがM3 GT2のドライバーラインナップに加わる。

この他ニュルブルクリンク耐久シリーズ(VLN)へもM3 GT2を出場させ、フォーミュラBMWについてもフォーミュラBMWタレントカップとして継続することも確認された。

(C)BMW Motorsport 拡大します

| | トラックバック (2)

FIA-GT1:Rd.10(最終戦)サンルイス 決勝レース結果

■Makowiecki / Clairay組のHexisアストンマーチンがシリーズ初優勝


YANN CLAIRAY (FRA) - FREDERIC MAKOWIECKI (FRA) (C)FIA-GT1/DPPI 拡大します

MICHAEL BARTELS (GER) - ANDREA BERTOLINI (ITA) (C)FIA-GT1/DPPI 拡大します

 (C)FIA-GT/DPPI 拡大します

 (C)SUMOPOWER GT 拡大します

続きを読む "FIA-GT1:Rd.10(最終戦)サンルイス 決勝レース結果"

| | トラックバック (0)

FIA-GT1:Rd.10(最終戦)サンルイス 予選レース結果

■Hexisアストンマーチン、初のポールポジション獲得
   ベルトリーニ/バーテルス組のヴィータフォン・マセラティがドライバーズ&チームタイトルを獲得

YANN CLAIRAY (FRA) - FREDERIC MAKOWIECKI (FRA) (C)FIA-GT1/DPPI 拡大します

  スタートシーン 拡大します

続きを読む "FIA-GT1:Rd.10(最終戦)サンルイス 予選レース結果"

| | トラックバック (0)

2010年12月 5日 (日)

NASCAR:チャンピオンズウィークが終了

■ジョンソン、前人未踏連続5回目のスプリントカップチャンピオンを受賞

ジミー・ジョンソン (C)nascarmedia 拡大します

 (C)nascarmedia  拡大します

| | トラックバック (0)

FIA-GT1:Rd.10(最終戦) サンルイス 予選結果

■ロペス/ミューク組アストンマーチンが予選トップ
ASTON MARTIN DB9 N°8 TEAM YOUNG DRIVER AMR (C)FIA-GT1/DPPI 拡大します

 (C)FIA-GT/DPPI 拡大します

続きを読む "FIA-GT1:Rd.10(最終戦) サンルイス 予選結果"

| | トラックバック (0)

2010年12月 4日 (土)

F2:ポルチマオテストタイム (12月3日)

Tn_friam2j007 Benjamin Lariche (C)Formula2

続きを読む "F2:ポルチマオテストタイム (12月3日)"

| | トラックバック (0)

IRL,NASCAR:シェル、ペンスキーの2011年マシンのカラーリングを公開

エリオ・カストロネペス (C)Shell  拡大します

カート・ブッシュ (C)Shell  拡大します

12月2日、シェルは、2011年のチーム・ペンスキーのインディカー(IRL)とNASCARスプリントカップ用マシンのカラーリングを発表した。

IRLではチームのエリオ・カストロネペス、ライアン・ブリスコ、ウィル・パワーの3台は、シェル・V-パワー-ペンズオイル・ウルトラ・ダララ・ホンダとして、ホワイトとイエロー、オレンジのカラーリングで出場する。NASCARスプリントカップでは、No.22カート・ブッシュのマシンがシェル-ペンズオイル・ダッジとしてイエローとオレンジのカラーリングで出場する。

発表会は、NASCARスプリントカップのチャンピオンズウィークが行われているラスベガスのウィン・ラスベガス・カジノホテルで行われた。
シェル-ペンズオイルは今年4月、ペンスキーのIRLに加えてNASCARチームへのスポンサーの拡大を発表。2004年のチャンピオン、カート・ブッシュの手によってチーム初タイトルを目指す。IRLではかつてのペンズオイルカラーが復活、インディ500マイルレースで3回の優勝を飾っているカストロネペスが更なる勝利を狙うことになる。

ペンスキーはグループ内にクライスラーとフェラーリのディーラーを所有し、現在2つの自動車メーカーはフィアットの傘下にある。シェルはF1でも長年フェラーリチームのスポンサーを務めている。

 (C)Shell  拡大します

| | トラックバック (0)

2010年12月 3日 (金)

F2:ポルチマオテストタイム (12月2日)

Tn_testpmt029 Jack Clarke (C)Formula2

続きを読む "F2:ポルチマオテストタイム (12月2日)"

| | トラックバック (0)

LMS:トヨタ(TMG)、レベリオンにLMP1エンジンを供給

レベリオン・ローラ (C)LMS  拡大します

Tmg_2

12月2日、ドイツ、ケルンのトヨタ・モータースポーツGmbHは、2011年からルマンシリーズ(LMS)のレベリオン・レーシングにLMP1エンジンを独占供給することを発表した。
スイス、ローザンヌに本拠地のあるレベリオン・レーシングは、ローラ・クーペにトヨタエンジンを搭載してLMSやルマン24時間レースに参戦する。

今シーズン、レベリオン・レーシングはLMSに2台のLMP1ローラ・ジャッドで出場、12号車にニコラ・プロストとニール・ヤニ、13号車にアンドレア・ベリッチとジャン・クリストフ・ブイヨンがドライブ。チームランキングではオレカとシグネチャーに続いて12号車が3位、12号車が5位の成績を残している。

レベリオン・レーシングでは、10月末にローラB10/60クーペにトヨタエンジンを積んだ暫定マシンでイギリス、スネッタートンでテストを開始。その後もポルトガルのポルチモア、スペインのモンテブランコで評価テストを行い、すでにかなりのマイルをこなしている。トヨタ・エンジンはそのパフォーマンスと信頼性について、価値のあるデータと経験をもたらしたとされる。

アレクサンドル・ペシ(レベリオン・レーシング代表):「今回の合意は、来シーズンにおけるチームの挑戦の基礎となるものだ。トヨタは印象的で注目すべき産業界の巨人だ。われわれはトヨタ・モータースポーツによって、プロジェクトのパートナーに選ばれたことを誇りに思う。チームが勝利を目標に努力することに対してトヨタのからのサポートを得られたことは重要な意味がある」

木下美明(トヨタ・モータースポーツ代表):「われわれが信頼性と競争力のあるエンジンを供給することは、フォーミュラワン時代からの経験を持っている。この刺激的なプロジェクトに関してレベリオン・レーシングとともに働くことを楽しみにしている。テストではエンジンの信頼性だけでなくパフォーマンスが非常に励みになった。特にこのエンジンが初めてマシンの上で動いているのを見ることは愉快だった」

| | トラックバック (2)

2010年12月 2日 (木)

NASCAR:レッドブル、スコット・スピードとの契約を解除

スコット・スピード (C)nascarmedia  拡大します

12月1日、NASCARスプリントカップチームのレッドブル・レーシングは、スコット・スピード(27歳:アメリカ)との契約を解除したことを確認した。スピードはツイッターで11月24日にチームから契約解除の手紙を受け取ったことを明らかにしている。
チームの声明によれば「われわれは2010年末でスピードとの契約を解除する権利を行使する。彼の今後のレース経歴に幸運があることを望んでいる」としている。

これにより、スピードは2003年のフォーミュラ3時代から7年間に渡るレッドブルとの関係も終了することになる。スピードは2005年から2007年にはレッドブルとスクーデリア・トロロッソからF1グランプリに出場、2008年からNASCARへと転向していた。スプリントカップでのこれまでの最高成績は2010年タラデガでの5位。

レッドブル・レーシングでは、レギュラードライバーのブライアン・ヴィッカーズが健康上の理由から欠場、シーズン途中からはリチャード・ペティ・モータースポーツからケーシー・ケインが移籍している。最近になってヴィッカーズの来シーズンの復帰が可能となる見通しが立ったため、スピードが放出されることとなった。

スピードによれば、来シーズンの移籍先の目処は立っていないとされる。

| | トラックバック (0)

NASCAR:チャンピオンズウィークがスタート

ジミー・ジョンソン (C)nascarmedia  拡大します

NASCARスプリントカップは、昨年に続いてラスベガスで恒例のチャンピオンズウィークがスタートした。

今シーズン、シリーズ5連覇と自身の持つ記録を更に更新したジミー・ジョンソンは、11月30日に、生まれて5ヶ月の愛娘ジェヌビエーブとチャンドラ夫人、サーキットでの女房役のクルーチーフ、チャド・カナウスを伴い、市内各所でマスコミに対応した。

12月2日には、スプリントカップマシンによるラスベガス大通りでのデモンストレーションランなどが行われ、3日のチャンピオン授賞式まで多くのイベントが控えている。

| | トラックバック (0)

IRL:チームへの賞金システムを変更

2010年IRLもてぎ (C)IRL Media 拡大します

インディカーシリーズ(IRL)は、2011年シーズンから各チームに与える賞金システムの変更を発表した。来年からはこれまでフルタイムのシリーズ参戦チームに与えられていた賞金を、トップ22までのチームに絞ることになった。

IRLのチームへの賞金は、2008年にチャンプカーシリーズを合弁した際にチームを援助するためフルタイム参戦チームに各120万ドルを提供するというもので、それまでのインディカー・リーダーズサークルを延長したものだった。

その他に、インディ500マイルレースの優勝者には少なくとも220万ドルが保証され、今回の変更から外れたチームのうちトップの成績のドライバーには25,000ドルのボーナスが与えられる。
また、シリーズチャンピオンには100万ドル、2位に25万ドル、3位には175,000ドル、4位には125,000ドル、5位には75,000ドルの賞金が与えられる。各レースでの優勝者には35,000ドル、以下5位までに25,000ドル、20,000ドル、15,000ドル、10,000ドルが与えられ、賞金配分のないチームのトップには15,000ドルのボーナスが与えられる。

今回の変更について、IRL代表のランディ・バーナードは、それがより高品質なフィールドの作成を促進するためのものであり、シーズンの終わりにトップ22に入るための緊張感を作り出すとしている。

これにより、2011年には今年ミルカ・デュノがドライブしたデール・コインのNo.18、コンクエストのNo.36などは賞金提供システムから外れることになる。バーナードはこの変更にかかわらず、2011年のシリーズには25台から28台(インディ500を除く)のマシンがグリッドに並ぶだろうとしている。

| | トラックバック (0)

2010年12月 1日 (水)

DTM:アウディジャパン・プレスリリース”アウディ、上海のレースファンを魅了”

Audilogo

アウディ、上海のレースファンを魅了

【第11戦:上海(中国)】
 ティモ シャイダーが、DTM最終戦で素晴らしい走りを披露
 マルティン トムツィクが4位を獲得
 ミギュエル モリナが2010年ルーキードライバー

上海(中国)で開催されたDTM 最終戦で、素晴らしい走りを披露したアウディが、レースファンを魅了しました。1万9000人もの観衆(週末合計)とアウディが招待した1400人のゲストの前で、ティモ シャイダーはレースの主役を演じました。

大クラッシュを喫した翌日にも関わらず、これまで2度のDTMチャンピオンに輝いている彼は、Audi Sport Team Abt Sportlineの完璧な戦略に支えられ、4番手スタートから3位を獲得しました。

「今日のA4 DTMは完璧だった。もしフロントローからスタートしていたら、優勝争いが出来ていたと思うほどだ。徹夜でマシンを修復してくれたチームクルー達に感謝したよ」とシャイダーはコメントしています。チームのメカニックは午前2時まで修復作業を行い、朝7時には完璧な状態のA4 DTMをドライバーに託したのです。それは完璧なマネジメントでした。

予選2日間の両日で多くのクラッシュが発生したため、決勝レースはセイフティカーの先導で開始され、3周目終了時点でようやくグリーンフラッグとなりました。ティモ シャイダーはレース開始直後から目の前を走るライバル、ジェイミー グリーンにプレッシャーを与え続け、絶妙のタイミングでピットストップを済ませて3番手の座をもぎ取りました。2度目のタイヤ交換の後、今度は2番手を走るポール ディ レスタの背後に迫り、多くのプレッシャーを与えました。しかし、まさにシャイダーがオーバーテイクを仕掛けた時、レースは後続マシンが引き起こしたクラッシュにより、予定より8分早く終了してしまいました。

4位と5位を獲得したマルティン トムツィクとミギュエル モリナも、シャイダーと同じく素晴らしいパフォーマンスを披露しました。8番手からスタートしたマルティン トムツィクは、道幅の狭い上海の公道サーキットでもオーバーテイクは可能だということを証明してみせました。33周目に、勇敢でありながらフェアなアタックで、4番手だったジェイミー グリーンを抜き去りました。トムツィクは、全アウディドライバーの中での最速ラップも記録しました。

最終的に5位でゴールしたミギュエル モリナは、2008年スペックのマシンで参加したドライバーとしてはトップの成績を収めました。彼女は獲得ポイント数15ポイントのランキング10位で今シーズンを終え、2010年DTMルーキーの最上位を獲得しました。

「今日のレースは、我々の今シーズンを生き写したようなものだった。」と、Audi Motor sport代表のDr. ウォルフガング ウルリッヒはコメントしています。「今年は多くのことがスムースに運ばなかった。今日の我々は、いかにAudi A4 DTMが速いかを示すことが出来た。しかし昨日の予選でのアクシデントによって、早々に優勝獲得のチャンスを失ってしまっていた。市街地サーキットではオーバーテイクが非常に難しいからだ。我々が逆転するチャンスを減らしたことにはなったが、セイフティカーの先導で決勝レースが始められたことは、まことに正しい選択だったと考えている。ティモ(シャイダー)、マルティン(トムツィク)、そしてミギュエル(モリナ)達は、与えられた状況の中で最善の結果をひねり出した。ティモの3位という結果は、昨夜の激務をこなしたメカニック達の功労に充分報いたと思う。我々は、今この瞬間に今シーズンの状況に別れを告げ、2011年にチャンピオンを奪回すべくあらゆる準備を行うことにする。」

【DTM第11戦 上海の結果】

1. ゲイリー パフェット (メルセデス) 49ラップ  51分57.657秒
2. ポール ディ レスタ (メルセデス) +03.751秒
3. ティモ シャイダー (Audi A4 DTM) +04.212秒
4. マルティン トムツィク (Audi A4 DTM) +05.341秒
5. ミギュエル モリナ (Audi A4 DTM) +16.306秒
6. ジェイミー グリーン (メルセデス) +18.152秒
・・・・

【DTM 第11戦までのドライバーズポイント】

1. ポール ディ レスタ (メルセデス) 71ポイント
2. ゲイリー パフェット (メルセデス) 67ポイント
3. ブルーノ シュペングラー (メルセデス) 66ポイント
4. ティモ シャイダー (Audi A4 DTM) 53ポイント
5. マティアス エクストローム (Audi A4 DTM) 35ポイント
6. ジェイミー グリーン (メルセデス) 32ポイント

| | トラックバック (0)

FIA-GT1:スイスレーシングチーム・プレスリリース 第9戦 ブラジル インテルラゴスサーキット

Swiss

FIA GT1世界選手権
第9戦 ブラジル インテルラゴスサーキット
11月26日~28日開催。

 

L_img_7610

(C)Swiss Racing Team

 FIA GT1世界選手権の第8戦は、南半球の南米ブラジルで真夏のような暑さの中で開催されました。 ヨーロッパ以外のレースは、3月に開催された第1戦のアブダビ以来となります。 
#3 ヴェンドリンガー/モザー、#4 荒/ニルソンの4名のスイスレーシングチームのドライバー達は、南米での最終2戦になんとしてでもポイントを獲得しようと挑みました。 
 前戦のスペインで、FIAのバランス オブ パフォーマンス テストで性能調整が行われ、スモウパワーとスイスレーシングチームの全4台のGT-Rの車重が10kg減らされ、リストリクターが0.2mm拡大する事が可能になりました。しかし、これらの『特典』は、残念ながらシーズン終了間際には、特に多くの利点をもたらすものではありませんでした。
 
 レースウィーク中は、快晴でドライコンディションに恵まれました。
金曜日に開催された予選では、#3のヴェンドリンガーがQ2 へ進出し、それを受けたモザーは13位で、Q3への進出は叶いませんでした。前方を走るマセラティにブロックされていましたが、それらがなければ、恐らくよりよいポジションを獲得出来たことでしょう。#4の荒は、Q2 へ進出する事が出来ず、予選レースのスタートポジションは21位となりました。
 予選レースでスタートを担った#3のモザーは、スタートセッションでいくつかのポジションを落としましたが、ドライバー交代時には14位までポジションを回復し、ヴェンドリンガーへステアリングを託しました。そのヴェンドリンガーは、#22のスモウパワーのGT-Rへ付け、懸命に追い上げましたが高温多湿なブラジルではタイヤの消耗が激しく、グリップが殆ど効かず順位を17位まで落としてしまいました。一方で、#4のニルソンから引き継いだ荒は、アグレシブなオーバーテイクを繰り返し13位まで追い上げて予選レースを終了。

L_img_7802

(C)Swiss Racing Team

 決勝レースのスタートポジションは、前日に行われた予選レースの結果により、#3が17位、#4が13位。激しいスタートを切り抜けた荒は、前方を走る#24のランボルギーニをギリギリまで追い上げて、激しいバトルを繰り広げてピットストップ間近でついに追い抜く事が出来ました。しかし、ピットロードに入る際のブレーキングのタイミングが遅れてドライブスルー・ペナルティを受けてしまいました。荒と交代後のニルソンが、ドライブスルーをこなしましたが、その間に多くのポジションを失い、残念ながら16位で決勝レースを終了。#3のヴェンドリンガーも、スタートでは慎重さを重要視し、ポジションを落とす事になってしまいました。予選レースと同様に#22のスモウパワーのGT-Rの後ろへ付けていましたが、ブロックし続けられていた為に予定よりも早目のピットインを行ってモザーと交代。その後、モザーは懸命にアタックし、21位から15位までポジションを上げる事に成功しましたが、最終ラップで車体左前方から煙が上がりコース上でストップする羽目になってしまいました。

オットマー・ヴェルティ監督のコメント:
スイスレーシングチームの4名のドライバーは、このインテルラゴスではセットアップの変更に順応し、よく頑張ったと思います。50℃近くに上がったトラック温度で、タイヤはすぐにグリップダウンし、すぐにコンマ以下数秒を落としてしまいました。スプリントレースでは、その僅かな秒数はすぐに多くのポジションを落としてしまう事を意味します。2台のスイスレーシングのGT-Rのコンディションは良い方向へと向かっている事は事実ですが、まだその先へ進む決定的な瞬間へは到達出来ていない状態です。しかし、今回のインテルラゴスでは激しいレースを戦った後も破損が全くありませんでしたので、これは非常にポジティブな点ではないかと思います。

エーリッヒ・コルプチームマネージャーのコメント:
 性能調整があったにも関わらず、先頭グループに入り戦うところを皆さんにお見せ出来ずに非常に残念に思います。しかし、この伝統的なインテルラゴスサーキットで、ドライバー達は非常に良い経験が積めたと思います。そして、非常に多くのモータースポーツファンが私達のレースを観戦しに来てくださり感動しました。スイスレーシングチームは、これからアルゼンチンへ移動し、最終戦へ向けて準備を開始します。

FIA GT1世界選手権2010年最終戦は、12月5~6日にアルゼンチンのサン・ルイで開催されます。

スイスレーシングチーム プレスリリース

 

| | トラックバック (0)

« 2010年11月 | トップページ | 2011年1月 »