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2011年1月 7日 (金)

DAKAR:パリダカ日本事務局”マルク・コーマ、僅差でステージ優勝、カルロス・サインツ、20回目。"

マルク・コーマ、僅差でステージ優勝、カルロス・サインツ、20回目。

Cartevignette (C)ASO.

2011/1/5 (水)
第4ステージ : サン・サルヴァドル・デ・ジュジュイ→カラマ
全車     :リエゾン  554km  SS 207 km

ペルソナル・ダカール・アルゼンチン・チリ2011はいよいよチリに入った。マルク・コーマとシリル・デプレが激しいバトルを繰り広げる中、カタルーニャのコーマがアドバンテージをとって第4ステージのSSをゴールした。カルロス・サインツは通算20回目のSS優勝、しかし、ライバルのアルアティヤ、ペテランセルが僅差で迫り、タイトル・キープを阻む。毎年のことながら、今日のバースディをウラジミール・チャギンは優勝でお祝い、本大会3度目のSS優勝。

デプレもコーマも根っからのサスペンス信望者ではない。だからブエノス・アイレスのスタート以来、彼らはまったく計算しつくして走っているわけではないが、まるで計算されたようにほとんど同タイムのバトルを繰り広げている。
今朝、競技者は、標高4,800mもの高所まで上り、アンデスのコルディエール峠を越え、SSをスタートした。コースをオープンするトップ走者は、全くワダチもない所を走らなければならず、今大会で最もデリケートなコースだ。モトのトップ走者、マルク・コーマはナビゲーションが得意なライダーとして過去多くのステージで彼の才能ぶりを示してきたが、それにオートバイの巧みなテクニックと併せて今日もスリリングな走りをみせた。彼は、序盤の200kmをシリル・デプレに引き離された(Km81で32秒の差)ものの、その後は追い上げ、カラマのゴールでシリル・デプレに16秒差でゴールした。ここまでの1,220kmものコースで、なんと二人の総合タイムの差は2秒。

この二人に続いたのは、地元チャレコことフランシスコ・ロペス(アプリリア)。 彼が初めてダカール・ラリーに参加した時のように、なんとか故国にトップでゴールしたかったに違いないが、SSのスタートは11番目、至難の業。結局、マルク・コーマに遅れること2分5秒、3位でゴールした。
一方、徐々に頭角を示し、トップグループ入りしつつあるオリヴィエ・パン、昨日と同じSS4位でゴール、トップとの差、6分20秒だった。しかし、第2ステージで12分のペナルティを科されており、総合タイムで12位と後退。現在総合3位は、フランシスコ・ロペス、トップと20分あまりの差。

クワッド部門は相変わらずアルゼンチン勢が圧倒している。昨年の優勝者マルコス・パトロネッリは結局、第3ステージでレースを離れ、彼の兄のアレジャンドロ・パトロネッリに勝負を託した。今日SSを制したのは新人トーマス・マフェイ、昨日に続いてSS2連勝だ。しかし、夜になってトーマス・マフェイが1分のペナルティを科され、総合順位は交代、トップはセバスチャン・ハルンペン(yamaha)、続いてアレジャンドロ・パトロネッリ、12秒差、3位はトーマス・マフェイ、トップとの差1分12秒。

熾烈なトップ争いはモトだけではない、オート部門でもサイド・バイ・サイドの激しいデッドヒートを繰り広げた。今のところ、優勢なのはレース・トゥアレグ勢、ナセル・アルアティヤが昨日に続いてSSをトップ・タイムでゴール、チーム・メイトのカルロス・サインツにわずか25秒の差だった。今日の砂丘のコースでは、約束通りステファン・ペテランセルがその力を示し、km81ではカルロス・サインツに15分もの差をつけて通過した。しかし、後半、チームX-Raidのステファン・ペテランセルはタイヤのパンクで2,3分タイム・ロスしてしまう。これさえなければ、今日のトップ・タイムがとれた所だったが、SS優勝はマタドールこと、カルロス・サインツに。彼は今日で通算20回目のSS優勝、ステファン・ペテランセルの持つ22回SS優勝に近づく。

オート部門総合順位は、サインツ、アルアティヤ、ド・ヴィリエとVWで占めたいところだが、ステファン・ペテランセルがトップとの差4分19秒で3位に食い込む。ジニエリ・ド・ヴィリエは、トップとの差、16分57秒で総合4位。
2009年に4位を抑えたロビー・ゴードンは、残念ながら今年はそれがかなわない。リエゾン走行中、パソ・デ・ヤマを越えた所で、大きなメカ・トラブルの為ストップ、SSをスタートすることができなかった。ゴードンがダカール・ラリーでリタイアするのは2006年以来。
既に総合タイムでカルロス・サインツに1時間以上のマーク・ミラー、今日は奮闘して6位でゴール、オーランド・テラノヴァやゲラン・シッシェリを抑えた。ゲラン・シッシェリも1日目、空冷トラブルで大きく遅れをとったが、少しずつ、本来の力量を取り戻しているようだ。

カミヨン部門では、今年もまたウラジミール・チャギンのバースディをSS優勝で祝う。2日連続、今大会3度目のステージ優勝だ。Kamazはダカール・ラリー100%を続ける。ウラジミール・チャギンに続くチーム・メイトのフィルダウス・カビロフはわずか2分差。宿敵アレス・ロプライス(Tatra)はゴール間際でパンクしながら3位でゴールした。総合タイムでは、フィルダウス・カビロフはトップのウラジミール・チャギンに8分41秒差、3位のアレス・ロプライス、12分36秒差。

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