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2011年1月27日 (木)

NASCAR:チェイスシステムにワイルドカードを導入、ポイントシステムも変更

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1月26日、NASCARシリーズは今シーズンの3つのナショナルシリーズ(スプリントカップ:NSCS、ネーションワイド:NNS、キャンピングワールド・トラックシリーズ:NWCTS)で実施する規則改正を発表した。

NASCAR会長兼CEOのブライアン・フランスが発表した内容では、ポイントシステムの変更が最大の改正点としてあげられた。現行のチェイスシステムは継続されるが、ランキング11位と12位についてはこれまでのオーナーズポイントではなく、ランキング11位から20位までのドライバーの勝利数によって決定されることとなった。26レース目終了時点でチェイスに選ばれるドライバーは、ランキング1位から10位までは獲得ポイント数、11位と12位はワイルドカードとしてポイントとは無関係に、トップ20圏内ドライバーの勝利数で決定されることになる。第26レースまでにトップ10ドライバーが全ての優勝を占めた場合は、11位と12位はポイントで決定される。

また、1975年以来採用されてきたポイントシステムも大変更を受け、優勝者には43ポイントのベースポイントに、ボーナスポイントが3ポイント与えられる。リードラップと最多リードラップには各1ポイントが与えられる。これにより各レースの優勝者は最大48ポイントを獲得可能となる。2位以下には順位通り42、41、40・・となり、最後の43位のドライバーには1ポイントが与えられる。これはNSCSとNNSに適用され、出場台数の少ないNWCTSでは36位のドライバーには8ポイントが与えられることになる。
この変更理由について、ファンにとってより分かりやすいポイントシステムを目指したものであり、1975年以前に採用されたシステムの概念を受け継いだものとされている。

また、ドライバーは3つのナショナルシリーズのうちチャンピオンシップを争うシリーズを一つに絞ることも規定された。それ以外のシリーズに出場する場合は、ドライバーズポイントは与えられないがオーナーズポイントは加算される。NNSやNWCTSへ出場する若いドライバーにスポットライトを当てるのが目的とされる。

予選グリッドについては、雨などで予選が中止となった場合にこれまでのオーナーズポイントによって決定されていたものをプラクティスでのスピードによるものに変更された。プラクティスも中止となった場合は、ルールブックに従ってオーナーズポイント順でのグリッドとなる。

その他、プラクティスと予選で使用するタイヤが6セットから5セットへ変更され、レース用タイヤの割り当てを受けるためにそのうちの4セットをグッドイヤーに返却する必要がある。レースタイヤの割り当て数については、過去のそのトラックでのパフォーマンデータによって変動する。

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さらにレース中の燃料補給でクルーが使用する燃料補給タンクは、あふれた出た燃料を受け止める機能を持つものとなり、それを受け止めるキャッチ缶を持つピットクルーが不要となったため、ピットウォールの内側に入るクルーの人数は7人から6人へ減らされる。この新しい燃料補給タンクは、昨シーズンからNCWTSで使用されたものである。

先日のデイトナテストで各チームが持ち込んだマシンに見られるように、今年のマシンのフロントエンドは変更を受け、各メイクの外見的な特徴がよりはっきり分かるように進化している。

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