WTCC:ハフ シボレーのテストプログラムを終了
2011年2月26日
シボレーが取り組んでいた1.6ターボのクルーズ車のテストだが、全てのプログラムが終了した。シーズン前最後となったこのテストには、ロブ・ハフが参加。シルバーストーンのSYWELLエアフィールドにて木曜日に行われた。
新型クルーズ車がテスト走行したのは、合計で4500㌔。これは、実際のWTCCシーズンで走る総距離の3分の2にあたる。チームがテストで重点をおいたのは、車のパフォーマンスと信頼性。新しいFIAテクニカル規定によると、一台あたりに認められるエンジン交換が2011年度は一回、2012年度にはゼロとなるため、これを視野にいれてテストが行われた。また、車の馬力とトルクがアップしたことにより、フロントのブレーキとタイヤにこれまで以上の付加がかかるため、この部分に関するチェックも入念に行われた。

ハフのテストと同日程で行われたのが、タイのパタヤにあるビラ・サーキットで行われた特別イベント。これにはイヴァン・ミューラーとそのチャンピオン車がスペシャルゲストとして招待された。このイベントにはタイ、マレーシア、インドネシア、日本から60以上のメディアが詰め掛けた。
来週は、ミューラー、ハフ、アラン・メニュがジュネーブのモーターショーに参加する予定。シボレーとしてメディアの取材を受けることになっている。
WTCC公式日本語ホームページより転載
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