WTCC:SUNRED 6台のSEATラインアップを決定
スペインに本拠地のあるSUNREDは、この度2011年度WTCCのラインアップを確定させた。3種類のバナーのもと、SEATレオンTDIを送り込む予定にしており、1.6Lターボエンジンへの切り替えもできるだけ早く行う意向だ。
2009年度世界チャンピオンのガブリエル・タルキーニは、今回がWTWCC初出場となるAleksei Dudukalo選手と組み、LUKOIL-SUNREDで参戦する。
「LUKOILにこの機会を与えてもらい、Dudukalo選手ともチームになれて本当に嬉しく思っています。彼にとってはWTCC初シーズンとなりますから、少しでも支えになれればと思っています。」
ロシアのDudukalo選手も喜びをあらわにした。「ここ数年、WTCCに出ることが僕の夢でした。2010年度は、SEATユーロカップで、タルキーニ選手のアドバイスが本当に参考なりました。」
ティアゴ・モンテイロとミケル・ニキェールは、ペペ・オリオラの在籍するSUNREDエンジニアリングから出場する。
モンテイロ談「SEATとその他パートナーが僕に信頼を置いてくれたこと、それが嬉しいです。WTCCは世界でも指折りの選手権ですから、そこで今年もまた戦えることをとても楽しみにしています。過去の経験を生かして今年につなげていきたいです。」
ニキェール談「今年もSUNREDで戦えることになり、楽しみにしています。昨年は色々学びました。モンザと岡山では勝利まで後一歩でしたが、今年はその勝利をしっかりと手にしたいと思います。フルシーズンでの経験がありますから、もちろんポディアムを狙っていきます。」
6台めを駆るのはフレディー・バース。SUNREDのSEAT Swiss Racing から出場する。
「今年も6台送り込めることを嬉しく思っています。今シーズンは面白いシーズンになるでしょうね。我々の選手は全員が成功のスキルを身につけていますよ。WTCCのシーズンタイトル、YOKOHAMAトロフィー、両方を狙っていきます。」チームのJoan Orús代表はこのように意気込んだ。
WTCC公式日本語ホームページより転載
| 固定リンク