WTCC:WTCCとストックカー クリティバで共同開催
ブラジルで最大の人気を誇るカーレースシリーズ、コパ・ストックカー選手権とFIA世界ツーリングカー選手権が、2011年度の3月20から共同開催されることが決まった。
会場はクリティバのアウトードロモ国際サーキットで、ここは2006年から2010年にわたり毎回WTCCのブラジル大会をホストしてきた。
一時、インテルラゴスサーキットに場所を移すという話も挙がっていたが、同サーキットが改築工事中であるという事情で話は流れていた。
WTCCは、コパ・ストックカー選手権のプロモーターであるVicar Promoções Desportivasと3年間(2011、2012、2013年)の契約を結んだ。今年度に関しては、WTCCとストックカーはシーズンの目玉となるようなイベントを開催する予定にしている。ファンとメディアにも十分楽しんでもらえるイベントになるだろう。
WTCCプロモーターのマルセロ・ロッティ氏は、この契約に関してこのように述べている。「5年間はWTCC単独でやってきましたが、今回からはVicarさんと組めることになりました。お陰様でコパ・ストックカー選手権とも共同開催が叶いました。WTCCのブラジルでの人気も高まってくれるのではないか、と期待しています。また、この場をお借りして、クリティバ市にも感謝の意を申し上げます。常日ごろから多大なるご尽力をいただいています。」
「世界選手権のイベントに、プロモーターとしてかかわれることはわが社としましても大変嬉しいことです。共同開催ということで、どちらにとってもプラスになると確信しています。」Vicar側はこのようにコメントした。
WTCC公式日本語ホームページより転載
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