INDY:ファイアストン、今シーズン限りでインディカーシリーズへのタイヤ供給を終了

3月4日、ブリヂストン・アメリカは、フィアストンブランドで行っているIZODインディカーシリーズ、ならびにファイアストン・インディライツへのタイヤ供給を2011年シーズンをもって終了することで、INDYCARと合意したことを発表した。
INDYCAR CEOのランディ・バーナードは「ファイアストンのようなスポーツにおける偉大なパートナーを失うことは不運なことだ」と語る。「われわれは2012年にニューマシンをデビューさせる準備を進めており、他のタイヤメーカーとわれわれのスポーツとの連携について活発に協議しているところだ」
ファイアストンは、1911年の第1回インディ500マイルレースからインディカーシリーズに一貫してタイヤを供給してきており、インディ500のこれまでの95人の優勝者のうち62人がファイアストン・タイヤでの勝利を飾っている。インディ500マイルレースが100周年を迎える年に、ファイアストンはその活動を休止することになる。
1974年にオープンホイールレースから去った後、1991年にインディライツのタイトルスポンサーとなって以来、日本のブリヂストン傘下で1995年にはインディカーシリーズに復帰した。ファイアストンではラストシーズンとなる今年も、高い水準のサポートとパフォーマンスをチームとファンに保証したいとしている。インディ500では100周年を祝う計画を立てている。
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