WTCC:谷口選手 母国救援を訴える
2011年3月18日
谷口行規選手のシボレー・ラセッティのボンネットには、東北地方太平洋沖地震の義援金キャンペーン「Save Japan ―モータースポーツが被災地のためにできること-」のステッカーが貼られていた。
日本での大惨事から間もない今週末のブラジル大会、谷口選手は当初レース参戦について戸惑いを見せていた。
「そのことを協会の方々にお伝えしたのですが、『行って戦ってきたほうがいい。日本人はまだ生きているし諦めないんだという事を世界のみなさんに知っていただく機会なのだから。』と僕をプッシュしてくれました。それで、地震・津波の被害にあわれ今も放射能の脅威にさらされている方々のために義援金を募るキャンペーンをしようと考えたわけです。」谷口選手はこのように語る。
これを受け、WTCCのプロモーションを担うユーロスポーツイベントは、レースカーのナンバープレートに同キャンペーンのロゴを入れることを決定。
また、ブラジルの日本大使館はブラジル在住の日本人グループをクリティバのレースに招待。在ブラジル日本人のサポートも表明されることになる。
また第1レースの開始前には、1分間の黙祷が捧げられることになった。
WTCC公式日本語ホームページより転載
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