WSR:Rd.2スパ・フランコルシャン第1レース予選結果
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AUDI R18 Engine (C)AUDI AG. 拡大します
ルマン24時間レースを6週間後に控え、アウディ・モータースポーツはR18のエンジンの写真を公開した。
今年のフランス西部自動車クラブ(ACO)のLMP1規則により縮小されたエンジンについて、アウディは3.7リッターV6 TDIエンジンを選択した。2006年にディーゼルエンジンとして初めてルマンを制したアウディにとって、TDIエンジンの継承は自然なことだったが、規則ではV8エンジンまでが認められており、ライバルのプジョーはV8エンジンを選んでいる。
アウディがあえてV6エンジンを選択したのは、その軽量とコンパクトさによる。R18のV6エンジンは120度のバンク角を持ち、バンクの谷間にギャレット製のシングルターボというレイアウトを採用した。このレイアウトは、1980年代にF1でフェラーリが使用したものだった(*)。アウディはこの方式についてマシンの低重心化とエンジンサイドのエアフローの改善というメリットを挙げている。マシンのルーフにつけられたエアスクープから入った空気は、損失を最小限にターボチャージャーまで導かれる。R15から採用された可変タービン・ジオメトリー(VTG)により、大きなシングルターボのレスポンスの問題は解消される。
R15のエンジンと比べて25%軽量化されたというR18のエンジンは、エキゾーストやエアインテークに覆われ、ほとんどエンジン本体は見られないほどそのコンパクトさは際だっている。そのエンジンからは397Kw(540馬力)の最高出力を発生する。そのエンジン音はこれまでのTDIエンジンと比べてもより静かで、チーム代表のウォルフガング・ウィルリッヒ博士や、R18をテストしたトム・クリステンセンによれば、まるでささやくような音で、アウディのレースシングカー史上最も静かなマシンといわれている。
(*) 1980年代のフェラーリF1はツインターボで、その点でアウディR18とは異なる。
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フォルクスワーゲン・ゴルフ GT24 (C)Volkswagen Motorspot 拡大します
今年6月23日から開幕する伝統のニュルブルクリンク24時間レースに、元F1ドライバーのジョニー・ハーバートとマーク・ブランデルが出場することになった。
2人がドライブするのはフォルクスワーゲン『ゴルフGT24』の235号車で、440馬力の四輪駆動マシン。ゴルフGT24は今週末にニュルブルクリンクで行われる耐久シリーズ(VLN)第2戦にデビューする。ニュルブルクリンク24時間レースでは、この2人に史上初のマカオGP連覇を成し遂げ今年はDTMに参戦するエドアルド・モルタラがコンビを組む。
ハーバートとブランデルはともにルマン24時間レースで総合優勝したこともあり、ハーバートの勝利は日本車としては唯一のマツダ787Bによるものだった。2人は昨年フォルクスワーゲン・シロッコRカップに出場して、ツーリングカーの経験を積んできている。
今年はゴルフGT1が誕生して35年目の記念の年であり、ニュルブルクリンク24時間レ-スには昨年のこのレースでクラス1-2-3位を占めた2台のシロッコ GT24 CNGと共に、3台のゴルフGT24が出場する。天然ガス燃料を使用するシロッコ GT24 CNGの1台には、今年のダカールラリー優勝者ナセル・アルアティアと2009年の同ラリー優勝者のジニエル・ドゥビリエに、かつてDTMなどで活躍したクラウス ニーヅビーズがドライブする。
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4月27日、フランスのスポーツカーチームOAKレーシングは、今年のルマン24時間レースに出場するチーム2台目のLMP2マシンのドライバーとして、中野 信治(日本:40歳)と、ニコラス・デ・クレム(ベルギー:20歳)の起用を発表した。
今年のルマンにLMP1とLMP2クラスへ各2台のマシンをエントリーしているOAKレーシングは、No.49のマシンを中野とクレムがドライブする。すでに4回のルマン24時間レース出場の経験を持つ中野にとっては、2008年以来3年ぶりのルマン出場となる。中野はF1モナコGP、インディ500マイルレース、ルマン24時間レースの3大レースに出場した初の日本人ドライバーでもある。
コンビを組むクレムは、2010年のフォーミュラルマンを走ってその可能性を示し、先週末のルマンテストデーではルマン初出場ドライバーに要求される10ラップの走行を行っている。
中野 信治:「3年ぶりのルマン出場について、心からこの美しく挑戦的なサルテ・サーキットに戻ってこられたことを嬉しく思っています。優れた歴史と記録、大きな経験を持つOAKレーシングに加わることは光栄なことです。
すでに知られているように、わたしの国は最近想像もできないほどの被害をもたらしたすさまじい地震が起きました。多くの人達がいまだに非常に厳しい状況の下で生活しています。人々のより早い復興の助けとなる事を願って、被災者された方が勇気と元気を持ってくれるためにルマンでベストを尽くします。わたしは今年のルマンでのレースを震災の被災者の方々のために捧げることにしました」
フランソア・シカール(OAKレーシング・マネージングディレクター):「LMP2クラスへ2台のマシンを出場させることは、クラス制覇のための我々の挑戦を強化するものだ。規則で定められたシルバードライバーを含むコンペティティブで知的なクルーを選んだ。ニコラス・デ・クレムは手堅くて速いドライバーであり、耐久レースでその才能を高める有望な可能性を持っている。中野 信治がペアを組むことは、われわれが彼の持つスピードが優れた結果をもたらすことへの期待であり、プラチナドライバーとしての彼の経歴と人気を自ら証明するものである」
中野 信治の5度目の挑戦となる2011年ルマン24時間レースは、6月11日に決勝レースがスタートする。
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Itaipava Sao Paulo Indy 300 presented by Nestle Event Schedule | |
SATURDAY April 30 | |
06:00 - 07:00 | Garage |
07:15 - 08:15 | GT3 Practice8:00 |
08:30 - 09:00 | IZOD IndyCarPractice 1A |
09:00 - 09:45 | IZOD IndyCarPractice 1B |
10:05 - 10:35 | GT3 Practice |
12:00 - 13:00 | IZOD IndyCar Practice |
13:15 - 13:45 | GT3 Qualifying #12:00 - 2:30 |
15:00 - 16:15 | IZOD IndyCar Qualifying |
16:30 - 17:40 | GT3 Race #1 |
SUNDAY May 1 | |
06:30 | Garage |
07:45 - 08:15 | GT3 Qualifying #2 |
08:30 - 09:00 | IZOD IndyCar Warm-Up |
10:45 - 11:55 | GT3 Race #2 |
13:00 | IZOD IndyCar Pre Race |
13:20 - 16:00 | IZOD IndyCar Race Sao Paulo Indy 300 Versus - 75 Laps |
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Mazda MX−5 GT(ロードスター GT仕様)がMSA英国耐久選手権において、出場二戦目にしてクラス3位を獲得した。
マーク・タイスハーストとオウエン・ミルデンホールがドライブするMX-5 GTは予選クラス4位からスタート。コーナーリングとハンドリングでライバルを圧倒し、ストレートの速さも手伝って予選よりも速いペースでラップ。ロータス、ポルシェ、フェラーリなどのライバルと白熱したレース展開を見せ、参戦二戦目にして2時間半のレースを完走し、3位表彰台を獲得した。
一方、プロダクションクラスにもMX-5が参戦。元F1ドライバーのマイク・ワイルズとジャーナリストのマーク・ヘイルズのドライブによりクラス4位でフィニッシュした。
マツダUKのPRディレクター、グラエム・ファッジは「イオタスポーツチームは3月のシルバーストーンの後、コーナリングスピードを上げるために何度もセッティングを変更した。ドライバビリティとハンドリングも劇的に向上している。2回のレースで一気に表彰台獲得までマシンのスペックを上げてくれた。クラス優勝も遠くないだろう」とコメントした。
次戦は5月7日、ドニントンパークでの開催となる。
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Mazda 3 MPSが、オーストラリアのオーストラリアン・マニュファクチャラーズ選手権に出場し、デビューウィンを飾った。
グランプリモータースポーツから出場したMazda 3 MPSは、参戦に向け準備を進めていたが、たった1日テスト走行したのみで本戦に望んだ。チームの誰もが難しいレース運びを覚悟していたが、初戦にしてクラス優勝を獲得。好成績を収めた。
ドライバーのジャック・カミレリが、予選で素晴らしいタイムをたたき出し、フロントローを獲得。第1ヒートでは、ヘアピンの第4コーナーでタイヤをバーストさせるまでは、上位となるクラスBのBMWと互角の戦いを演じた。予定外のピットストップとなったが、レースの規定では1度のピットストップを義務づけている。カミレリは車両をスローダウンさせてピットレーンへと進入したちょうどそのときにピットインのブザーが鳴り響き、まさに絶好のタイミングでのピットストップとなった。Mazda 3 MPSは上位でのフィニッシュへと希望をつなぎ、ニュータイヤに交換してコースに復帰、クラスCで2位、総合5位でフィニッシュした。
第2ヒートでは大きなトラブルもなく、カミレリは順調にレースを進めてクラス1位、総合2位を獲得。新車両でのデビュー戦として、この上ない素晴らしい結果となった。
次戦のオーストラリアン・マニュファクチャラーズ選手権第2戦は、フィリップアイランド6時間耐久レース。5月28-29日に開催予定。
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■タイムスケジュール
Schedule: Hockenheimring Baden-Wurttemberg | |||
Friday 29.04.2011 | |||
09:45 - 11:50 | Formula 3 Euro Series /FIA F3 Int. Trophy | pre event test | (60'min; 5 break; 60'min) |
12:05 - 12:35 | DTM | roll-out | |
12:35 - 12:40 | DTM | practice starts | |
13:00 - 13:30 | Porsche Carrera Cup | free practice 1 | |
13:45 - 14:15 | Seat Leon Supercopa | free practice | |
14:30 - 15:00 | Volkswagen Scirocco R-Cup | free practice | |
15:15 - 16:45 | DTM | free practice 1 | |
16:45 - 16:50 | DTM | practice starts | |
17:05 - 17:35 | Formula 3 Euro Series / | FIA F3 Int. Trophy | qualifying for race 1 |
17:50 - 18:20 | Porsche Carrera Cup | free practice 2 | |
18:35 - 19:05 | Mini Challenge | qualifying for race 1 | |
Saturday 30.04.2011 | |||
09:25 - 10:55 | DTM | free practice 2 | |
11:15 - 11:55 | Formula 3 Euro Series /FIA F3 Int. Trophy | race 1 | |
12:10 - 12:40 | Volkswagen Scirocco R-Cup | qualifying for race 1 | |
13:40 - 14:50 | DTM | qualifying | |
15:00 - 15:25 | DTM | international press conference | |
15:05 - 15:35 | Seat Leon Supercopa | qualifying for race 1 | |
15:50 - 16:25 | Porsche Carrera Cup | qualifying | (20’ session 1 , 5’ break, 10’ session 2) |
16:30 - 16:40 | Event Programme | nascar demonstration laps | |
17:05 - 17:35 | Volkswagen Scirocco R-Cup | race | |
17:55 - 18:15 | Formula 3 Euro Series /FIA F3 Int. Trophy | race 2 | |
18:35 - 19:05 | Seat Leon Supercopa | race 1 | |
19:25 - 19:55 | Mini Challenge | race 1 | |
Sunday 01.05.2011 | |||
09:30 - 10:00 | DTM | warm-up | |
10:20 - 10:55 | Porsche Carrera Cup | race | |
11:15 - 11:55 | Formula 3 Euro Series /FIA F3 Int. Trophy | race 3 | |
13:20 - 13:30 | DTM | information laps | |
13:30 - 13:45 | DTM | start grid presentation | |
14:03 | DTM | start race | |
15:13 | DTM | finish | |
approx. 15:25 | DTM | podium ceremony | |
15:45 - 16:10 | DTM | international press conference | |
16:10 - 16:40 | Seat Leon Supercopa | race 2 | |
17:00 - 17:30 | Mini Challenge | race 2 |
Hockenheimring
Length: 4,574 km
Distance: 173,812 km / 38 laps
Lap record: 1.33,576 Min. (Oktober 2008)
Paul Di Resta (Mercedes-Benz)
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■タイムスケジュール
Track DetailsRICHMOND INTERNATIONAL RACEWAY 2011 EVENT SCHEDULE NASCAR SPRINT CUP SERIES NASCAR NATIONWIDE SERIES / NASCAR K & N PRO-EAST Friday April 29TH 07:00
NSCS
GARAGE OPENS 07:30
NNS
GARAGE & REGISTRATION OPENS 09:00 - 11:50
NNS
FINAL PRACTICE 12:00 - 14:00
NSCS
PRACTICE 14:45 - 15:30
NSCS
FINAL PRACTICE 16:10
NNS
QUALIFYING (TWO LAPS ALL POSITIONS) 17:35
NSCS
QUALIFYING (TWO LAPS ALL POSITIONS) 19:00
NNS
DRIVER INTRODUCTION-SECURITY CLEAR PIT ROAD 19:30
NNS
RACE (250 LAPS 187.5 MILES) 20:30
NSCS
GARAGE CLOSES Saturday April 30TH 13:30
NSCS
GARAGE OPENS 19:00
NSCS
DRIVERS INTRODUCTIONS-SECURITY CLEAR PIT ROAD 19:30
NSCS
RACE (400 LAPS 300 MILES) 20:00
NSCS
REGISTRATION CLOSES ALL TIMES ARE LISTED IN LOCAL / EASTERN TIME ZONE 03/25/11NSCSRIC 11-01 TENTATIVE SUBJECT TO CHANGE
Completed : 1946
Distance : .750 miles
Shape : D-shaped oval
Banking : 14° turns
8° frontstretch
2° backstretch
Frontstretch : 1,290 feet
Backstretch : 860 feet
Seating : 112,029
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2011年4月24日 プジョー・スポール発
ル・マン24時間テスト
マシンの耐久性、パフォーマンスともに本番に向けて万全の体制
チーム・プジョー・トタルはル・マン24時間テストデイをフル活用し、ル・マン本番への準備を固めることができました。テクニカルチームと10人のドライバー(セバスチャン・ブルデー、アンソニー・デイビッドソン、マルク・ヘネ、ペドロ・ラミー、ニコラ・ミナシアン、フランク・モンタニー、シモン・パジュノー、ステファン・サラザン、アレクサンダー・ウルツ、ジャン=カール・ヴェルネイ)は予定されたテストプログラムを走り終えました。マシンの耐久性、パフォーマンス、ともに満足の結果です。
8時間にわたる走行
2011年4月24日は、新型プジョー908がル・マンのレーストラック13.629キロを初めて走行した日となりました。
10人のドライバーは3台のプジョー908に分かれて走行。ニコラ・ミナシアンは7号車でセッションをスタートさせ、ステファン・サラザンは8号車、アレクサンダー・ウルツは9号車を走らせました。
午前のセッションで59ラップ、午後には58ラップとプジョー908の7号車がすべてのカテゴリーで最も多い距離を走ったマシンとなりました。「僕たちに課せられた使命は耐久性を確かめることにあった。今週初めのアラゴンでの走りにより多くのデータを付け加えたかったんだ」と、ニコラ・ミナシアンは説明します。「プログラムはしっかり遂行できた。ル・マンのコースで長時間走行し、すべては計画通り。ル・マンのために必要なデータ収集ができた。特にセットアップをしなくてもマシンの走りはすばらしい。本番が楽しみだ」
残り2チームもそれぞれの構成で臨みました。8号車を駆ったアンソニー・デイビッドソンは3分30秒516と午前のセッションでプジョーのトップに入りました。「ル・マンに戻ってくることができてうれしいよ!」とアンソニー・デイビッドソンは語ります。「気持ちよくドライブできた。いくつか小さな調整事項が出たけど、全体としてはこのコースでのプジョー908のバランスに満足しているよ。とてもいい感触だった」
プジョー・シトロエン・ジャポンでは、6月に開催される「ル・マン24時間耐久レースに向け、今後もプジョー・スポールの活躍を発信して参ります。
3台のプジョー908と10人のドライバー
この日のもう一つの目的は、チーム・プジョーの新しいリザーブ・ドライバー、ジャン=カール・ヴェルネイが規定ラップを走ることにありました。
23歳のヴェルネイは規定の10ラップを走るべく、午後、8号車に乗り込みました。「結局11ラップ走った。じっくりと走り、他のマシンを抜くときには特に気をつけた。コース自体に慣れることはそれほど難しくない、それよりスピードの異なる他のマシンとの兼ね合いが難しいね。もっと長く走りたかったな!」
午後終盤、ステファン・サラザンとセバスチャン・ブルデーがペースを上げました。ブルデーは3分28秒304のラップタイムを記録、終了間際にはステファン・サラザンが3分27秒876を記録し、プジョー8号車を総合3位に押し上げました。他のチーム員同様、ステファン・サラザンも今日の結果に満足しています。「僕たちは開発プログラムに忠実に従った。新しいマシンだから、セットアップはずっとやっていたよ。すばらしい能力を持っていて、ドライブするのが楽しいこのマシンで、いい結果を出すことができた」
「全プログラムをしっかりとこなすことができました」とブルーノ・ファミンは語っています。「7号車はアラゴンで始まった耐久プログラムをしっかりやり終えました。このマシンについては、ル・マン24時間で走る距離をずいぶん超えて走っています。他の2台についても満足いく準備ができました。ただ、9号車のエンジンには問題がありました。今のところは載せ替えるつもりです。全体としては、非常に実り多い一日でした。マシンは3台とも無傷で、ドライバーたちも予定されたプログラムを完璧にこなしてくれました」
今回のフルスケールのテスト走行を終え、チーム・プジョー・トタルは数日中にもスパ-フランコルシャンへと動き出します。スパ-フランコルシャンでは、3台のプジョー908と9人のドライバーが今シーズン初めてフル参戦します。「今日は、耐久性もパフォーマンスも見せることができました」と、オリビエ・ケネルは締めくくります。「ル・マン本番に最適なマシンで臨むためのデータをすべて集めることができました。スパ-フランコルシャンも、ル・マンに向けてのいい準備となるでしょう。今年のル・マン24時間は激しい戦いになりますよ」
【最終結果】
1位 アウディ R18 TD1 3号車 3分27秒687
2位 アウディ R18 TD1 1号車 3分27秒815
3位 プジョー908 8号車 3分27秒876
4位 アウディ R18 TD1 2号車 3分27秒878
5位 プジョー908 9号車 3分28秒304
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Audi Japan Press Center 2011/04/25
アウディ、超軽量テクノロジーをルマンに投入 (C)AUDI AG. 拡大します
● ルマン24時間耐久レースまで、あとわずか7週間
● 全社を挙げて開発した超軽量テクノロジーが明らかに
● 革新技術を投入したAudi R18 TDIで、ルマンに参戦
<インゴルシュタット発、2011年4月21日>
今年のルマン24時間耐久レースへの出場にあたって、アウディが今後の中核技術として据えて開発を続けている超軽量テクノロジーが公開されました。6月11〜12日に開催されるルマン24時間耐久レースに出場する3台のAudi R18 TDIが、復活祭の週末にルマンで開催されるテストデイで、その姿を現し、アウディの軽量化技術の一端が初公開されました。
Audi Sport Team Joest(アウディ スポーツ チーム ヨースト)からエントリーする3台のAudi R18 TDIは、その主な素材にピュアカーボンファイバーを採用しています。昨年のルマン24時間優勝者のマシンに与えられる、栄光のゼッケン1番を付けた印象深いブラックのマシンは、これまでになく軽量かつ強固な構造となっており、今後、市販モデルを開発する上で重要な役割を果たすことが期待されています。
アウディモータースポーツの責任者、Dr.ウォルフガング ウルリッヒは「カーボンファイバーはボディ構造の軽量化に最適な素材です。我々は時間と手間を掛けてこの素材による超軽量化技術を開発し、ルマンでお披露目します。長年のモータースポーツ参戦の歴史の中で、軽量化技術は常に我々の課題でした。過去に我々が得てきた技術はもちろん、中でもR18 TDIの開発を通じて磨いてきた軽量化構造に関する技術は、走行性能の向上あるいは低燃費と低エミッションに貢献するという点で、将来、市販モデルを購入するお客様へご提供する技術となるのです」とコメントしています。
R18 TDIは、これまでアウディ全社が培ってきた軽量化技術が“超軽量”の段階にまで進化し、将来に向けて反映されることを示す絶好の存在です。「より軽量な車両はより低燃費なので、軽量化技術はルマンを闘う上で非常に重要なポイントとなるのです」とウルリッヒは言います。レースのレギュレーションが変更され、より低出力の小型エンジン(Audi R18 TDIの場合は540hp / 397kW)で出場しなければならない今年にとって、軽量化技術の必要性はより高くなっています。
一方、ルマンのLMP1クラスには最低重量900kgという規定がありますが、車両開発に当たってはこの数値を下回ることが目標とされました。これは、最低重量に合わせる為のバラストを適切に配置することで、より低重心かつ重量バランスの良いマシンに仕上げるためです。
「R18 TDI開発に当たっては、車両重量について非常に論理的な追求を続けてきました。シャシやボディに限らず、ギアボックスやエンジンに至るまで入念に軽量化を追求し、我々はあらゆる部分をグラム単位で軽量化してきたのです」と、Audi Sportの技術責任者、マルティン ミュールメイヤーは軽量化の重要性を強調します。
一体型のカーボンモノコックシャシは、その製造に極めて高度な製造技術を必要とします。しかし、それだけが、ルマン用車両に採用された革新的技術ではありません。ボディについても再設計を行い、その結果、初代と2代目で40kgもの軽量化を成し遂げています。「軽量ボディの製造は、非常にレベルの高い技術的挑戦でした」と、Audi Sportの技術プロジェクトリーダー、クリストファー レンケはコメントしています。
今年のR18 TDIに採用されているV6 TDIエンジンは、従来のV10 TDIエンジンに比べて重量が25%軽くなっています。「全体でサイズの小型化を進める一方で、新しい開発方針と、これまでにないコンセプトを導入しました」と、Audi Sportのエンジン開発部門責任者、ウルリッヒ バレツキーはコメントしています。
新開発の6速ギアボックスには、カーボンファイバー素材を多用しています。完全にLED化されたヘッドライトシステムも、通常のライトシステムには不可欠な冷却システムをも不要にし、軽量化に貢献しています。また、ギアシフト機構を圧縮空気式から電気式に変更したことで、R18 TDIでは圧縮空気装置が廃されました。コクピットに対して最適化されたエアフローシステムを実現し、コクピット内の空調環境を確保しています。
アウディモータースポーツの責任者、Dr.ウォルフガング ウルリッヒは「新型Audi R18 TDIには、数多くの革新的ソリューションが盛り込まれています。これらの新しい技術はレースのレギュレーションをクリアするために生み出されたものですが、その根底には、将来の市販車に役立たせるという側面も持っていました。それこそが、Audiがスポーツプロトタイプに力を注ぎ続ける理由なのです。そして今、ルマンにおいてAudiが超軽量技術を披露することは、いかにモータースポーツプロトタイプの開発と市販モデルの開発が手と手を取り合って進んでいるかを示すものです。私はこの“超(ウルトラ)”という言葉が、近い将来にクワトロやTDIの様に、Audiの技術を象徴する言葉として広がっていくと考えています」と、誇らしげにコメントしました。
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2011年4月24日
トヨタ自動車(株)
スポーツ車両統括部
モータースポーツ推進室
NASCAR NATIONWIDE SERIES
第8戦 Nashville 300
開催日:4月23日
2台の“トヨタ カムリ”がトップ4フィニッシュ
首位争いを展開するも惜しくも2位に終わったカイル・ブッシュ(#18)
4月23日(土)にNASCARネイションワイド・シリーズの第8戦「Nashville 300」が米国南東部テネシー州レバノンのナッシュビル・スーパースピードウェイで開催された。
この週末はスプリント・カップ・シリーズは開催されず、ネイションワイド・シリーズとキャンピング・ワールド・トラック・シリーズが“ミュージック・シティ”ナッシュビルで行われた。
22日(金)の2度に渡る練習走行を経て、23日(土)午前11時5分から予選が行われ、ジョーイ・ロガーノが今季初のポールポジションを獲得。デイビッド・ロイティマンが5番手、カイル・ブッシュが6番手で続き、9台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。
午後2時18分、1.333マイルのコンクリート舗装オーバルを225周(300マイル:約480km)して競われる決勝レースがスタート。
ポールポジションのロガーノが序盤は逃げ、6番手スタートのKy.ブッシュも首位争いに浮上。18周目にロガーノは首位の座を譲ることとなってしまったが、Ky.ブッシュと共に首位を逃げるカール・エドワーズ(フォード)を追う展開となった。
50周目に初めてのイエローコーションが出されると全車ピットイン。ここでロガーノがピット作業の遅れで7位に後退。3位で再スタートを切ったKy.ブッシュは、エドワーズとのバトルを繰り広げたが、首位を奪うまでには至らず。
レースが折り返しとなった112周目過ぎから各車グリーン下でのピット作業となり、全車がピットを終えた時点でKy.ブッシュが2位、ロガーノが4位につけていたが、135周目に13位前後を走行していたスティーブ・ウォレスが単独スピン。イエローコーションが出され、上位勢がピットに向かうと、ここで唯一タイヤ無交換作戦を採ったロガーノが首位に浮上した。
その後9周にわたってロガーノは首位を走行したが、Ky.ブッシュとエドワーズにかわされ、その後はこの2台によるサイド・バイ・サイドでの激戦が展開されることとなった。
しかし、この日速さで勝ったエドワーズが191周目にKy.ブッシュをパス。Ky.ブッシュは終盤戦、懸命に追ったが逆転は叶わず、2位でフィニッシュ。ロガーノも4位に入り、“トヨタ カムリ”は2台がトップ4フィニッシュを果たした。
次戦第9戦は4月29日(金)、米国東部バージニア州リッチモンドのリッチモンド・インターナショナル・レースウェイで行われる。
ドライバー カイル・ブッシュ:
「我々の“トヨタ カムリ”は今日速さでは2番目だった。それは昨日の練習走行からわかっていたので、いくつかの調整で改良を試み、クルーも素晴らしい仕事で応えてくれたが、勝てるまでには至らなかった。何度かリードしたが、難しいレースなのはわかっていた。しかし、レースを楽しむことができ、良い一日だった」
第8戦 Nashville 300 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 7 60 カール・エドワーズ フォード 225
2 6 18 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 225
3 9 22 ブラッド・ケセロウスキー ダッジ 225
4 1 20 ジョーイ・ロガーノ トヨタ カムリ 225
12 11 09 ケニー・ウォレス トヨタ カムリ 225
14 5 64 デイビッド・ロイティマン トヨタ カムリ 225
16 20 99 ライアン・トゥルークス トヨタ カムリ 225
17 15 66 スティーブ・ウォレス トヨタ カムリ 224
19 17 62 マイケル・アネット トヨタ カムリ 224
22 10 11 ブライアン・スコット トヨタ カムリ 223
24 24 87 ケヴィン・コンウェイ トヨタ カムリ 222
観客数(主催者発表):18,000人
選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 ジャスティン・アルゲイヤー シボレー 264
2 リッキー・ステンハウス・Jr. フォード 264
3 ジェイソン・リフラー シボレー 262
8 ブライアン・スコット トヨタ 228
9 ケニー・ウォレス トヨタ 216
10 マイケル・アネット トヨタ 184
11 スティーブ・ウォレス トヨタ 182
14 ジョー・ネメチェク トヨタ 169
20 ライアン・トゥルークス トヨタ 134
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 54
2 フォード 45
3 シボレー 43
4 ダッジ 34
※結果及びポイントは暫定
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Weekend Race Schedule (4月29日~5月1日) | |||
Series | Round | Race / Circuit | Country |
NASCAR | 9 | Crown Royal presents the Matthew and Daniel Hansen 400 / リッチモンド・インターナショナルレースウェイ | アメリカ |
INDY | 4 | Itaipava Sao Paulo Indy 300 presented by Nestle / サンパウロ市街地 | ブラジル |
WSR | 2 | World Series by Renault / スパ・フランコルシャン | ベルギー |
DTM | 1 | Deutsche Tourenwagen Masters / ホッケンハイムリンク | ドイツ |
EF3&IF3 | 2 | Formula 3 Euro Series / ホッケンハイムリンク | ドイツ |
BTCC | 3 | MSA British Touringcar Championship / スラクストン | イギリス |
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■WTCCゾルダーは、ハフとタルキーニが優勝
第1レース またもシボレーがトップ3を独占
クリティバでの第1レース同様、ゾルダーでもシボレー勢がトップ3を独占した。優勝はイギリスのロブ・ハフ、ポールからスタートしフィニッシュまで先頭を進んだ。2位はアラン・メニュ、3位はイヴァン・ミューラー。メニュはスタート直後、タルキー二と接触して横に逸れる場面もあったが持ち直した。ミューラーは11ラップでタルキーニを抜いて3位に。そのタルキーニは4位に。5位にはティアゴ・モンテイロが入った。
ヨコハマ・インディペンデントクラスでは激しい戦いが繰り広げられた。ノルベルト・ミケリス、ミケル・ニキェール、ダリル・オヤング、Javier・ヴィラを制してクラストップに立ったのはクリスチャン・ポウルセンだった。ヴィラ選手は後方からのスタートだったが見事9位でフィニッシュした。
途中、バース、コロネル、エングストラーを巻き込むアクシデントが発生。3選手はここでリタイヤ、セーフティーカーが導入された。
第2レース シボレーを抑えたタルキーニが勝利
今シーズンにこれまで行われた3レースではシボレー勢がトップを独占していたが、今日の第2レースではガブリエル・タルキーニが見事シーズン初勝利をあげた。
バースのレース不参加により、ポールからスタートしたタルキーニは見事なスタートを切りシボレーのトリオをかわした。レース前半は、ロブ・ハフを寄せ付けず独走。その後ハフが攻勢をしかけたがタルキーニはリードを守った。
トラブルに陥ったイヴァン・ミューラーとハフを横目に、アラン・メニュとティアゴ・モンテイロは2位・3位をめぐり争いを繰り広げていた。これに続いたのがダリル・オヤング。オヤングはヨコハマ・インディペンデントクラスでの初勝利をあげた。
ポールスターレーシングのロバート・ダルグレンは7位に入り、ボルボとして初めて選手権ポイントを獲得した。
WTCC公式日本語ホームページより転載
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ネルソン・アンジェロ・ピケ (C)nascarmedia 拡大します
4月21日(金)ナッシュビル・スーパースピードウェイで行われたNASCARキャンピングワールド・トラックシリーズ(NCWTS)で、元ルノーF1ドライバー、ネルソン・アンジェロ・ピケがシリーズ自己最高の2位でゴールした。優勝はカイル・ブッシュ(トヨタ・ダンドラ)だった。
今シーズン、スプリントカップのトップドライバー、ケビン・ハービックがオーナーのKHIチームのNo.8シボレー・シルヴェラドにより初のフルシーズン出場を開始したピケは、初めてのナッシュビルのコースで予選4番手からスタート。オースティン・ディロンやティモシー・ピータースらNCWTSの有力ドライバーとのバトルの末、2010年のNASCAR参戦開始以来のベストフィニッシュを記録した。
NCWTSでは来月20日のシャーロットでのレースにキミ・ライコネンの出場が決まっており、元F1ドライバー同士の対決も注目される。
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■ハフ、2度目のポールポジション
2011年4月23日
ゾルダーではポイントリーダーのロブ・ハフ(シボレー)が、クリティバ大会同様第2予選でトップに立ち、今シーズン二度目のポールポジションを獲得した。2位はチームメイトのアラン・メニュ、3位はSUNREDのガブリエル・タルキーニで、ハフとの差はそれぞれ0.1秒、0.2秒だった。
現チャンピオンのイヴァン・ミューラーは4位、これにティアゴ・モンテイロが続いた。6位はクリスチャン・ポウルセンで、ヨコハマ・インディペンデントクラスのトップに立った。
トム・コロネルは惜しくも第2予選への進出を逃した。第2レースのポールポジションはフレディー・バースが獲得した。
第1予選:レース開始後わずか4分でレッドフラッグがあがった。ミケル・ニキェールの駆るSEATがVilleneuveのシケインでウォールに衝突したためだ。
セッション再開直後のラップ、選手らはハイペースに車を走らせた。ティアゴ・モンテイロは1:38.952のタイムを出してトップに。
これに続いたのがヨコハマ・インディペンデントクラスのクリスチャン・ポウルセン (1:39.293)とメディ・ベンナーニ (1:39.328)。この後にシボレーのトリオ、イヴァン・ミューラー、アラン・メニュ、ロブ・ハフがつけた。
セッション終盤、トム・コロネルはトップ10に滑り込もうと苦闘していた。最終的には1:39.680のタイムを出したが10位のフレディー・バースにわずか 0.042秒及ばず11位に終わった
第2予選に進出したのはモンテイロ、ポウルセン、ベンナーニ、ミューラー、メニュ、ハフ、ミケリス(初めてのBMW 320TCで大健闘)、タルキーニ、エングストラー、バース。日曜日の第2レース、リバースグリッド制でポールポジションからスタートするのはバースとなる。Javier Villa選手はターボ不具合のため有効となるタイムを出せなかった。
第2予選 –シボレー勢が最初からとばした。ハフは1:38.458、ミューラーは1:38.738をマーク。
ハフのタイムはこれ以降破られなかったが、ミューラーは終盤、メニュ (1:38.598)とタルキーニ (1:38.723)に自身のタイムを上回られた
スピンもあったが、ポウルセンは1:39.398を出してヨコハマ・インディペンデントクラスのトップに。同クラス2位はこれに遅れることわずか0.052秒、1:39.450のタイムを出したミケリスだった。
WTCC公式日本語ホームページより転載
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Infineon Raceway (C)nascarmedia 拡大します
2011年4月22日
FIA世界ツーリングカー選手権とインフィニオン・レースウェイは、2012年9月にソノマバレーにある同サーキットでのイベント開催に関し、暫定的な合意に至った。
WTCCのマルセロ・ロッティ代表は、「アメリカで選手権を開催できればと前々から思っていました。これで本当にグローバルなシリーズになります。これまではヨーロッパと南米での大会を基本に、アジアでの存在感を高めてきました。モロッコにも戻ってイベントを開催しました。ですから、次はアメリカだろう、というのがわたしたちの中でもありました。我々のマニュファクチュラーや株主にとってもプライオリティーの高いマーケットですからね。インフィニオン・レースウェイは現代的サーキットで設備も充実しています。WTCCのイベントを誘致していただくのにも理想的な場所といえます。同レースウェイのスティーブ・ページ氏との会談も成功に終わりました。2012年度にアメリカでWTCC大会を開催する旨をFIAに申請する、ということで合意に至れましたから。」と語った。
一方の、インフィニオン・レースウェイ社長兼ジェネラル・マネージャーのスティーブ・ページ氏も、アメリカで初となるWTCC開催に向け大きな意欲を見せている。「WTCCのレースではたくさんの接戦が見られ、戦いも激しいです。アメリカのファンの心をがっちり掴んでくれるでしょう。この選手権を北アメリカに誘致できるこの機会をとても嬉しく思っています。インフィニオン・レースウェイのコースはWTCCの車両に非常に適していますし、ソノマスタイルのレースを世界の皆さんにご紹介できることも非常に楽しみです。」
WTCC公式日本語ホームページより転載
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2011年4月22日
ベルギー大会のキックオフとなった今日のテストでは、SEAT León Tdiを駆るガブリエル・タルキーニが最速ラップをだした。タルキーニはまず、残り10分のところで1:39.848を記録。その後セッション終了間際でそれを更に塗り替える1:39.726を出した。
2位はシボレーのアラン・メニュ。タイムは1:39.765で、1分40秒の壁を破ったのはタルキーニとこのメニュだけであった。
現在のポイントリーダー、ロブ・ハフ選手は3位 (1:40.050)、4位はトム・コロネル (1:40.132) 、5位はイヴァン・ミューラー (1:40.308)だった。
SUNREDのミケル・ニキェールとフレディー・バースはそれぞれ1:40.520と 1:40.694を出して全体の6位と7位、ヨコハマインディペンデント部門の上位につけた。
ボルボC30のロバート・ダルグレンは1:41.018のタイムで10位。
セッションはテスト開始17分でレッドフラッグが上がって一時停止。アレクセイ・デュデュカロのSEATがVilleneuveシケインでタイヤのウォールにクラッシュしたためだ。
終盤には、マーキ・リー選手のBMWがスロットルの故障のため、第2ターンでストップ。ここで再びレッドフラッグがあがってテスト終了となる。
また、ルール違反を犯して数名のドライバーが忠告を受けた。クリスチャン・ポウルセンは、シケインをまっすぐ通過したため最速ラップタイムを失格扱いにされた。
WTCC公式日本語ホームページより転載
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4月21日、アウディ・モータースポーツは今年のルマン24時間レースとインターコンチネンタル・ルマンカップに出場する『R18』のカラーリングを公開した。
R18はこれまで黒一色のままでテストを行ってきたが、今週末のルマンテストデーを前に3台のマシンのニューカラーリングが明らかになった。このうち昨年2年ぶりに総合優勝を奪還した、ロメイン・ダマス/ティモ・ベルンハルト/マイク・ロッケンフェラー組のマシンはエースナンバーの1をつける。この1号車のみは黒を主体としたカラーリングが施され、シルバーをベースとした2号車と3号車と明確に区別されている。
アウディは、R18について今回から採用したクローズドボディに使用されるオールカーボンの軽量化技術を強調している。R18のカーボンモノコックは、最初のモデルからEvo.2への進化により40Kgのダイエットに成功している。強度的にも高いカーボンボディは、今後アウディの市販車の開発においても重要な役割を演じることになる。
今年のLMP1規定により縮小されたエンジンは最高出力540馬力以上を発生するが、昨年のR15からはパワーダウンしている。軽量化技術はこのパワーの減少をカバーし、燃料消費と排出ガスの減少にも貢献している。R18のV6 TDIエンジンも前モデルR15のV10エンジンと比べて25%軽量化され、カーボンコンポジットを多用した6速ギヤボックスや、すべてLED化されたヘッドライトシステムと合わせて、R18の車両重量はLMP1の最低規定重量の900kgを大幅に下回るよう設計されている。これによりマシンには理想的な位置にバラストを搭載して低重心化を実現することが可能となる。
3台のアウディR18は24日に行われるルマンテストデーで初めて一般にその走行を披露する。
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■タイムスケジュール
Association Sportive Automobile de l’Automobile Club de l’Ouest des “24 Heures du Mans” | |
PROVISIONAL SCHEDULE 31.03.2011 TEST DAY | |
Friday 22nd April | |
09:00 - 18:00 | Administrative Checks and Scrutineering (Circuit) – Test Day |
Saturday 23rd April | |
09:00 - 15:00 | Administrative Checks and Scrutineering (Circuit) – Test Day |
16:00 | Drivers and Team Managers’ briefing – Test Day |
Sunday 24th April | |
09:00 - 13:00 | Test Day |
14:00 - 18:00 | Test Day |
* 各チームの車検時間はこちら。
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2011 American Le Mans シリーズ 第2戦
LONG BEACH, CA April 16, 2011
ALMS第2戦ロングビーチにおいて、予選でトップタイムをたたき出し、ポールスタートとなったダイソンマツダMZR-Rは、ロングビーチでの過去ベストとなる2位を獲得するとともに、現時点でLMP1クラスのポイントリーダーとなっている。
「今回はいろいろな意味で良いレース運びができた。マッスルミルク・アストンマーティンが速かったが、ライムロックでは負けない」とクリス・ダイソンが語った。
スターティングドライバーを務めたダイソンは、序盤でアストンマーティンにパスされたものの2位をキープ。2時間のレースの半分を消化し、ガイ・スミスにドライバーチェンジ。ガイはタイアの摩耗と戦いつつも果敢にアタックし、2位でフィニッシュした。
「なかなかチャレンジングなレースだったけど、ポイントを獲得するという目的は果たせた。勝てるレースだと感じていたが、予選のようなペースで走れず残念だった。しかし、シリーズチャンピオンに向けて、この調子でレースできればと思う」とスミス。
次戦はダイソンレーシングのホームコースであるライムロックサーキット。しばらくのインターバルのあと、7月9日の開催となる。ダイソンレーシングは、1983年にライムロックで開催されたIMSAコカコーラ3時間に初めて出場。当時37台が出場したが、ダイソンレーシングだけが今もレースを続けている。
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バンブーエンジニアリングは、ウェリングバラのRML工場で完成したばかりの新シボレークルーズ2台を手に入れた。これを受けて、シボレーのアラン・メニュが早速近郊でならし運転を行った。バンブーのダリル・オヤングと谷口行規選手はブラジルからシーズンに参戦、2.0L自然吸気式エンジン搭載の旧シボレーラセッティで勝負してきたが、ゾルダー戦以降は1.6ターボのクルーズ車に乗り換えることになる。
チーム代表のリチャード・コールマン氏は「我々が持つ本来の力を再び出せるようになりますから、とても嬉しいです。今週末のイベントにむけてRMLとシボレーから頂いた多大なるサポートに心から感謝申し上げます。ならし運転も無事終わり、車の準備は整いました。ダリルとユキ(両選手)がこの新車のハンドルを握るのは金曜日のテスト時ということになりますが、二人ならすぐのみこんで、スピードにも慣れるでしょう。」とコメントした。
「このクルーズ車に乗れること、とても楽しみにしています。ヨコハマインディペンデントクラスのトロフィー獲得に向けて、今後は強く勝負に出ることが出来ます。」は、ダリル・オヤング談。
谷口行規選手も「昨年はクルーズ車でたくさんのことを学ばせてもらいました。今年はクラスでより多くの勝利を挙げられるよう頑張ります。」と意気込んだ。
WTCC公式日本語ホームページより転載
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2011年4月18日
トヨタ自動車(株)
スポーツ車両統括部
モータースポーツ推進室
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第8戦 Aaron's 499
開催日:4月17日
ジョーイ・ロガーノがトップ10フィニッシュ
トップ10フィニッシュを果たしたジョーイ・ロガーノ(#20)、23位に終わったデニー・ハムリン(#11)、終盤首位を争ったマーティン・トゥルークス・Jr.(#56)とデイビッド・ロイティマン(#00)
4月17日(日)、米国南部アラバマ州タラデガのタラデガ・スーパースピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第8戦「Aaron's 499」が開催された。
タラデガはNASCARが開催されるコースで最長の1周2.66マイル(約4.3km)を誇り、速度を抑えるためにリストリクター・プレートという部品で出力が制限されるが、それでも超高速でのバトルが展開される。このため、他の車両と連なって走る「ドラフティング」というテクニックが非常に重要となる。例年は複数台による長い隊列でのドラフティングが見られたが、今季は空力的な規則変更もあり、開幕戦デイトナで見られたような、2台ずつの隊列でのバトルが展開された。
15日(金)の練習走行を経て、16日(土)午前10時35分から予選が行われ、ブライアン・ヴィッカーズが9番手、ハイスピードオーバルを得意とし、スポット参戦するマイケル・ウォルトリップが12番手につけ、12台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。
17日(日)午後12時22分、2.66マイルオーバルを188周(500.08マイル:約800km)して競われる決勝レースのグリーンフラッグが振り下ろされた。
序盤は、31番手スタートから大きく順位を上げたケイシー・カーンと9番手スタートのヴィッカーズが、チームメイト同士の隊列で上位争いを展開。しかし、28周目にヴィッカーズはバランスを崩した他車に接触され、スピン。ポジションを落としてしまった。
ヴィッカーズを失い、別のドラフティングパートナーと上位復帰を目指していたカーンは、90周目に多重クラッシュに巻き込まれ、車両後部から出火。こちらもガレージでの修復を余儀なくされてしまった。
一方、ランキング上位争いにつけているカイル・ブッシュは34番手と後方スタートながら、同様に36番手からスタートしたチームメイトのジョーイ・ロガーノとの隊列で上位に浮上。前日に1-2フィニッシュを果たしたコンビでの快走に連続勝利の期待が高まった。
その後、29番手スタートからやや遅れながらも上位へとポジションアップを果たしたデニー・ハムリンとロガーノがパートナーとなり、Ky.ブッシュは実兄であるカート・ブッシュ(ダッジ)との隊列で首位を快走。しかし、128周目、3度目のイエローコーション時のピットで、Ku.ブッシュが作業トラブルで後退したため、再びKy.ブッシュはロガーノとのコンビで上位を争うこととなった。
140周目、首位を争っていたKy.ブッシュが後方のロガーノからプッシュされている状況でバランスを崩しスピン。後続が突っ込み、多重クラッシュとなってしまった。このクラッシュでKy.ブッシュは車両に大きなダメージを負い、無念の後退。ハムリンも壁に接触したダメージ修復のために若干ポジションを落としてしまった。
かわって“トヨタ カムリ”勢を引っ張ることとなったのはマーティン・トゥルークス・Jr.とデイビッド・ロイティマン。177周目にこの日最後の再スタートが切られた後、首位争いを展開したが、徐々にライバルの先行を許し、最後はトップ4グループが横一線、1位と2位の差がわずか千分の2秒という僅差の争いに加わることができず、それぞれ13位、14位でフィニッシュ。“トヨタ カムリ”勢の最上位は10位でチェッカーを受けたロガーノだった。
次戦第9戦は4月30日(土)、米国東部バージニア州リッチモンドのリッチモンド・インターナショナル・レースウェイで行われる。
ドライバー ジョーイ・ロガーノ:
「チームにとって良い結果だ。ようやく今季初めてのトップ10フィニッシュを果たすことができた。この勢いを維持して更なる上位を狙って行かなくてはならない。チームメイト(カイル・ブッシュ)をクラッシュさせるつもりはもちろん無かった。カイルと私は上手くレースを運んでいた。昨日は勝利も挙げており、今日も同じ結果を願っていた。お互い上手く走っていたし、コミュニケーションも良かった。我々は速く走るために何をすべきかわかっていたが、それがあのような結果に繋がってしまった。これもレースだ」
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マイク・コンウェイが終盤の大逆転でキャリア初優勝を飾る
6位まで浮上した佐藤琢磨は追突された影響により21位
グランプリ・オブ・ロングビーチは今年で37回目を迎えた。アメリカ最大のストリートレースとして歴史を重ねるビッグイベントは、ダウンタウンの海岸沿いに特設されるサーキットが舞台で、毎年とても多くのファンが詰めかける。南カリフォルニアの温暖な気候が雰囲気をさらに盛り上げ、インディカーレースは華々しい雰囲気のなかで開催される。
今シーズン最多となる27台のインディカーを集めての85周の決勝レースは、開幕から3戦連続のポールポジションを獲得したウィル・パワー(Team Penske)を先頭にスタートした。彼は昨年のウイナーで予選2番手スタートのライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport)と激しいトップ戦いを繰り広げたが、66周目に切られたリスタート直後、ターン1でチームメートのエリオ・カストロネベス(Team Penske)に追突されてスピン。10位でゴールすることとなった。
12番手スタートのライアン・ブリスコー(Team Penske)は、上位陣とは異なるハードタイヤ装着でスタートする作戦で、レース中盤にトップに躍り出た。彼はリードを広げ、最後のピットストップを終えてもトップを保っていた。
パワーとカストロネベスのアクシデント発生後、6位を走っていたスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)のマシンがダメージを受け、ハンターレイはギアボックスのトラブルでスローダウン。ブリスコーはがぜん有利となり、今季初勝利へと逃げきるものと見られた。
ところが残り10周のリスタートの後、ダリオ・フランキッティ(Chip Ganassi Racing)をパスしたマイク・コンウェイ(Andretti Autosport)が、そのままの勢いでブリスコーも抜き去り、6秒以上の大きなリードを広げてチェッカーフラッグを受けた。彼にとっての初優勝、そしてAndretti Autosportはロングビーチで2年連続優勝を飾った。
佐藤琢磨(KV Racing Technology-Lotus)は、22番グリッドからのスタートだったことからブリスコーと同様にハードタイヤでスタート。レース中盤からゴールまでにソフトタイヤを投入してポジションを上げる作戦だった。燃費をセーブする走りも実現していた佐藤は徐々にポジションを上げ、ピットストップのよさも味方につけて66周目のリスタートは10位で迎えた。
その後、前方でパワーとカストロネベスが接触し、ディクソンがその巻き添えになってサスペンションを壊し、オリオール・セルビア(Newman/Haas Racing)がコースオフ。佐藤は6位まで順位を上げたが、その直後にグラハム・レイホール(Chip Ganassi Racing)のブレーキングミスで追突され、佐藤の左リアタイヤがパンク。続くコーナーを曲がりきれずにタイヤバリアに接触した。マシンを修理してレースに戻った佐藤だったが、21位まで順位を大きく下げてのゴールとなった。
次戦は2週後、南アメリカ大陸のブラジルへと遠征しての第4戦となる。サンパウロのストリートコースは、バンピーだがロングビーチ以上に長いストレートが特徴で、抜きつ抜かれつの激しい戦いになることが期待される。
コメント
マイク・コンウェイ(優勝)
「レース中盤は集団に埋もれていたので燃料セーブに努め、安全にレースを走り続けることを心がけていた。きっとチャンスがくると信じて走った。最後のリスタート前にソフトタイヤを装着すると、マシンのハンドリングが本当によくなり、クリーンに何台もオーバーテイクしてトップに立つことができた。その後も限界まで攻める走りを続けてゴールを目指した。念願の初勝利を飾れてうれしい。すばらしいマシンを用意してくれたチームに感謝したい」
ライアン・ブリスコー(2位)
「開幕2戦で速さを見せながら、我々は望む結果を残せずにいた。今回のレースではチャンピオンシップポイントのためにも、ドライバーとしての自信のためにも、チームのためにも、絶対に優勝か、それに近い成績を残したいと考えていた。ところが予選は12番手で、どんなスタートになるのか心配で眠れないほどだった。幸いにもスタートはとてもクリーンに切られ、レース中盤にはトップを走った。最後にコンウェイにパスされたのは残念だったが、2位フィニッシュを果たせたことで、目標はほぼ達成できた」
ダリオ・フランキッティ(3位)
「プラクティスや予選での苦戦を考えれば、3位フィニッシュを私は大成功とよろこびたい。確かに、幸運にもずいぶんと助けられた。例えばレース終盤のアクシデントでは、チームメートのディクソンが被害を受けたが、私はトラブルなしでくぐり抜けることができた。今日は本当に大勢のファンがサーキットに来てくれた。レース終盤には、走っている我々もロングビーチらしい盛り上がりを感じることができた」
ロジャー・グリフィス|HPDテクニカル・ディレクター
「ロングビーチのターン1はタイトな90度コーナーなので、新ルールの2列スタートでアクシデントの発生が心配されていた。しかし、レースはクリーンに始まり、オーバーテイクの難しいコースながら緊迫した戦いが延々と続く、とても見応えのあるエキサイティングなレースとなっていた。終盤のリスタートではトップグループでアクシデントが起こり、コンウェイがフランキッティ、ブリスコーなどをパスして初勝利を飾った。Andretti Autosportは、コンウェイによってチームとしてロングビーチ2年連続優勝を達成。Team PenskeとChip Ganassi Racingがシリーズをリードしているが、Andretti Autosportがその間へ食い込む勢いを見せている。ブラジルでの第4戦も激しい戦いが繰り広げられることを期待している」
写真(C)Honda Motor Co Ltd.
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Weekend Race Schedule (4月22日~4月24日) | |||
Series | Round | Race / Circuit | Country |
WTCC | 2 | FIA World Touring Car Championship / ゾルダー | ベルギー |
BF3 | 2 | Cooper Tires British F3 International Series / オウルトンパーク | イギリス |
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4月10日のベルギーツーリングカー選手権(BTCS)第1戦(ゾルダー)に出場した
Mazda 3 20Bロータリーは、いくつかのマイナートラブルに悩まされたものの、90分の
レースで31台中26位の記録を残した。
Mazda 3 20Bは、デビュー戦にも関わらず速さと特徴的なエキゾーストサウンドで観客
をも魅了した。決勝レース中は、車重の軽いシルエットマシンに対して総合5番手クラ
ス2位にあたるタイムで走り、注目を浴びていた。燃料系のトラブルと熱害によるエキ
ゾースト系トラブルなどの修理のためピットに長くとどまることもあったが、デビュー戦
としては上出来とも言える内容だった。
ドライバーのヴェルナー・バン・ヘルクは、「十分なテストが行えなかったにもかかわら
ず、この週末のレース結果はチームを勇気づけるものでした。予選では満タンでクラ
スPPを獲得することができました。サスペンションにもまだ改良が必要です。しかし、
車重が100~150kgも軽いシルエットマシン達と十分互角に戦えると思います。エンジ
ンは低速域でもパワフルで、ストレートではライバル達に負けていません。今回のトラ
ブルも解決策は見えており、心配は不要です」と語っている。
MZ Racingプレスリリース
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■マイク・コンウェイ、復活のシリーズ初優勝!
インディカーシリーズ第3戦、伝統のロングビーチグランプリ決勝レースは、昨年のインディ500マイルレースで大怪我を負い、今シーズンから復帰したマイク・コンウェイ(アンドレッティAS)が、復帰3戦目にしてシリーズ初優勝を遂げた。
2位にはコンウェイから約6秒遅れてライアン・ブリスコ(チーム・ペンスキー)、3位にダリオ・フランキッティ(チップ・ガナッシ)が入りウイナーズサークルに立った。ポールシッターのパワーは10位、佐藤 琢磨もクラッシュして21位に終わった。
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■ジョンソン、今シーズン初勝利
ジミー・ジョンソン (C)nascarmedia 拡大します
NASCARスプリントカップ第8戦タラデガ・スーパースピードウェイでの決勝レースは、ジミー・ジョンソンが今シーズン初優勝、通算54勝目を挙げた。
レースはラストラップで7台の争いとなり、ヘンドリック・モータースポーツのチームメイト、デール・アンハートJr.のプッシュを受けたジョンソンがクリント・ボウヤを0.002秒の僅差で下した。この記録は1993年にNASCARに電子タイミングシステムが導入されて以来、2003年ダーリントンでのリッキー・クレーブンと並ぶもので、距離にして6cmというまさに鼻の差の勝利となった。
3位にはポールシッターのジェフ・ゴードン、4位にアンハートJr.、以下ケビン・ハービック、カール・エドワーズ、グレッグ・ビッフィル、マーク・マーチン、デビッド・ジリランド、ジョーイ・ロガーノまでがトップ10となった。
この結果、ランキングではエドワーズがトップを守ったが、ジョンソンが5ポイント差の2位に浮上、アンハートJr.も3位、ハービックが4位にランクアップしてきた。カイル・ブッシュは140ラップにジョー・ギブス・レーシングのチームメイト、ロガーノとの接触で35位に終わり、カート・ブッシュに次ぐ6位へと4ポジションダウンとなった。
NASCARスプリントカップ次戦は、1週おいて4月30日にリッチモンドで開催される。
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ウィル・パワーが開幕3戦連続、ロングビーチ3年連続のポールポジション
佐藤琢磨はマシンセッティングに苦しみ22番手から決勝へ
IZODインディカー・シリーズは第3戦を迎え、澄みわたったカリフォルニアの青空の下、伝統あるグランプリ・オブ・ロングビーチの予選が行われた。
プラクティスの始まった金曜日からロングビーチは強い日差しが照りつけ、予選日も真夏を思わせる暑さとなった。そのため、市街地コースの路面はインディカーが走り込むにつれてどこまでグリップが高まっていくのか、コンディションを正しく見極めるのが難しくなっていた。
走行初日にトップタイムを記録したのはライアン・ブリスコー(Team Penske)だった。ブリスコーは予選日の朝のプラクティスでもトップに君臨し、ポールポジションの最有力候補に名乗りを上げた。しかし、意外にも彼は予選第2ステージで敗退して最終ステージに進むことができなかった。
ダリオ・フランキッティとスコット・ディクソンというChip Ganassi Racingの2人の元チャンピオンも、ブリスコーと同じように第2ステージで切れ味鋭い走りを見せることができずに姿を消した。
このような激戦をくぐり抜けて最終ステージに駒を進めた6人は、ライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport)、ウィル・パワー(Team Penske)、ジャスティン・ウィルソン(Dreyer & Reinbold Racing)、マイク・コンウェイ(Andretti Autosport)、エリオ・カストロネベス(Team Penske)、オリオール・セルビア(Newman/Haas Racing)だった。
そして、最終ステージではハンターレイとパワーがし烈なポールポジション争いを繰り広げた。パワーのこん身のアタックは1分09秒0649というベストラップを実らせ、2番手のハンターレイを0.076秒上回る今シーズン最も小さな差でのポールポジション獲得となった。その結果、パワーは今シーズン開幕から3戦連続となるポールポジション獲得に加え、ロングビーチでも3年連続でポールポジションを獲得する快挙を成し遂げた。
ハンターレイに続く3番手はコンウェイ、4番手はセルビア、ウィルソンが5番手、カストロネベスは6番手のスターティンググリッドを獲得した。
佐藤琢磨(KV Racing Technology-Lotus)は、プラクティス初日はマシンセッティングを思い通りに仕上げる作業に手間取り、15番手のタイムを出すにとどまった。しかし、予選日の午前中に行われたプラクティスでは一気にタイムを削り、9番手までポジションを上げた。
さらなるジャンプアップが期待された佐藤の予選だったが、グリップが高まるソフトタイヤ用に施したセッティングが完ぺきではなかった。それでも全力でのアタックを続けて今週の自己ベストとなる1分10秒2214をマークした。しかし、セッション終了間近になってターン1のタイヤバリアにノーズから突っ込み、他車のアタックに影響を与えたため、ベストの2周が無効となる裁定が下された。その結果、順位は16位から22位まで後退している。
明日は午前中にファイナルプラクティスが30分間行われ、決勝レースは午後1時30分(日本時間8日(月)午前5時30分)にスタートが切られる。天気予報は明日もすばらしい天気に恵まれることを告げており、多くのファンが詰め掛け、華々しい雰囲気の中で85周の戦いが繰り広げられることとなりそうだ。
コメント
ウィル・パワー(ポールポジション)
「チェッカーフラッグが振られるまでハンターレイとのポール争いが続き、とても厳しい戦いだった。ロングビーチでの彼の速さは昨年のレースで思い知らされた。彼をこのコースで打ち負かすのは本当に大変なことだ。最高のスターテイングポジションを獲得したことはとてもうれしい。しかし、油断してはいられない。決勝レースも厳しい戦いになるに違いない。過去2年、ロングビーチでの勝利を目指したが果たせなかった。明日は大好きなコースでぜひとも優勝を飾りたい」
ライアン・ハンターレイ(2番手)
「昨年優勝したロングビーチでまた戦えることができてうれしい。私はこのコースが大好きだ。しかし、今日は悔しい結果となった。パワーに100分の8秒差でポールポジションを奪われてしまった。今、彼は本当に強いドライバーとして君臨している。それでも今日の結果は昨年の繰り返しともいえる。昨年の決勝レースは2番手からスタートして優勝することができた。明日も同じ展開になることを望んでいる」
マイク・コンウェイ(3番手)
「昨日、そして今日のプラクティスでも我々はマシンのセッティングが定まらずに苦しんでいた。その状態から予選3番手を獲得することができ、とてもハッピーだ。我々のマシンは予選ギリギリになって、ようやくセッティングが間に合った。トップ3に入ったことはうれしいが、ここまで上位のグリッドを手にできるとは正直考えていなかった。チームの諦めない姿勢と高い集中力がすばらしい結果につながったと思う」
エリック・バークマン|HPD社長
「今回から予選のグループ分けに新しいルールが採用されました。インディカーはレースをよりよいものにしようとトライをしており、非常にいい姿勢だと思います。予選ではいかにタイヤの特性を引き出すかなど、どのチームも自らの限界に挑戦し続けて最高のパフォーマンスを発揮することに全力を注いでいました。その結果としてエキサイティングな戦いを我々は見ることができました。明日の決勝レースに向けても出場全チームは作戦を含めたあらゆる可能性を検討し、ベストの結果を目指して戦ってくれるでしょう。どのような展開になるのか、ゴールまで目が離せないバトルになることを期待しています」
写真(C)Honda Motor Co Ltd.
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2011-04-17 01:48:08
佐藤琢磨が中心となって立ち上げた東日本大震災被災者支援活動「With you Japan」は、アメリカ合衆国の非営利公益法人である501(c)(3)法人、「チルドレン・メンディング・ハーツ(Children Mending Hearts)」と協力し、現地の支援団体や専門家と協力して震災に苦しむ子供たちの支援活動をスタートいたします。
チルドレン・メンディング・ハーツは、世界中の紛争地や災害地で苦しんでいる子供たちの心の傷を癒すことを目的に、さまざまな支援活動を展開していますが、この度「Hands and Hearts across the Water(心と手をひとつにして、海を越えて助け合おう)」というコンセプトのもと、With you Japanと協力し、日本の震災地で苦しんでいる子供たちへ、物資・精神面で柔軟な支援活動を行っていくことを決定しました。
現在チャリティ講演会、チャリティオークションやグッズ販売、携帯電話募金などの義援金募金活動が予定されています。またカリフォルニア州ロングビーチで開催される第3戦(4月15日~17日)および第5戦のインディ500(5月29日)では、チルドレン・メンディング・ハーツと共同で作成したチャリティTシャツも販売されます。このTシャツは将来的にオンラインでも販売される予定です。加えて琢磨はKVロータスのレーシングカーやヘルメットにメッセージロゴを掲載し、世界中のモーターレースファンに対し日本支援のアピールを続けていきます。
現在IRLも琢磨の支援活動に全面的な協力を表明しており、すでにダリオ・フランキッティやダニカ・パトリック、マルコ・アンドレッティ、トニー・カナーンなどのトップレーサーを含む多くのドライバーたちが、「日本と米国が手と手を取り合い助け合う友情の印」として、グローブをチャリティオークション用に寄贈しています。今後も琢磨は世界のドライバーやスポーツ選手に、グローブの寄贈を呼びかけていく予定です。これらのグローブや、その他サイン入りグッズやヘルメット、レーシングスーツなどは、近い将来にオンラインのチャリティオークションに出品される予定です。
上記With you Japanの義援金募金活動から得られた収益はすべて、被災地の子供たちが自分の将来を築いていけるようサポートするための活動に使われます。
IRLコマーシャル部門の会長であるテリー・アングスタット氏は、「悲惨な災害に見舞われた母国の復興を願いキャンペーンを立ち上げた琢磨を援助することを、私たちはとても誇りに思っています。多くの素晴らしいパートナーやドライバーたち、チームのメンバー、そして日本のファンやツインリンクもてぎの友人たちとともに、インディカーの関係者全員は日本の復興を祈っています。そして琢磨の立ち上げたWith you Japanを通じて、私たちは出来る限りのサポートを行っていくつもりです」
チルドレン・メンディング・ハーツの創始者であるリサ・ヘスロヴ氏は、「琢磨、そしてWith you Japan と協力して、多くの子供たちの心に希望の光をともせるような支援を行いたい」と語っています。
佐藤琢磨のコメント
「日本を襲った震災の被害は本当に甚大なものであり、ひどく胸が締めつけられます。被災された人々の苦しみは深刻であり、とりわけ子供たちは悲惨な毎日を過ごしています。個人的にも日本でいろんな方が行っている支援活動に出来る限りの協力をしていますが、インディシカーリーズを戦っていることもあり、アメリカから日本を少しでも支援する活動を行ないたいと思います。このWith you Japanキャンペーンを通じて、少しでも被災地の子供たちの状況改善の支援ができることを願っています」
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2011 Grand-Am Rolex Series Round3
Porsche 250, Barber Motorsports Park
(c) Mazdaspeed Motorsports / MZ Racing
スピードソースチームは特別な思いでバーバーモータースポーツパークでのGrand-Am GT 第3戦に臨んだ。日本の自動車メーカーであるマツダと長期に渡りパートナーシップを結んでいるスピードソースは、日本の大震災にあった人々を支援するため、#70 RX-8で勝ち取った賞金を全額寄付すると表明した。
予選6位からスタートしたチームオーナー兼ドライバーのシルバイン・トレンブレイは、着実にポジションを上げ、1.75時間を消化して、セカンドドライバーのジョナサン・ボマリトにドライバーチェンジ。クルー達の素早いピット作業と、続くジョナサンの果敢な走りにより3位でフィニッシュ。#70 カストロールエッジRX-8が見事に賞金$6,000を獲得し全額を寄付した。
一方、ディフェンディングチャンピオンの#69 FXDD RX-8は4位を獲得。エミル・アッセンテイトとジェフ・シーガルのコンビにより、着実にポイントを稼ぎ、#41デンプシーレーシングのデーン・キャメロンとジェームス・グーが6位、#40のパトリック・デンプシー、ジョー・フォスター、チャールズ・エスペンラウブは8位でフィニッシュした。
マツダRX-8 GTは、開幕から3戦全てのレースで表彰台に立っており、マニュファクチャラーポイントで現在トップ。この調子を維持して第4戦に臨む。
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(c) Mazda Australia / MZ Racing
マツダ3 MPSをドライブしたブレンダン・リーブスがタルガシリーズでクラス優勝を獲得したのは4回目だが、今回は全てのステージで2WD最速タイムを記録。また、ホバートステージでは、さらに9台全ての4WD車をおさえ、2位以下に8分以上もの差をつけてトップでフィニッシュした。
今やWRCドライバーとなったブレンダン・リーブスは、今回のタルガを振り返り、「スタートからショールーム2WDクラスでトップを走り、ショールーム4WDクラスにも勝つことができ、さらに多くのハイパフォーマンスカーを相手に総合4位を獲ることができた。ライアノンも自分も、この結果をすごいと思うけど、マツダ3 MPSのパフォーマンスの高さは口では言い表せないほど。また、全てのステージで最高のマシンを提供してくれたマツダモータースポーツのみんなにも感謝したい」と語った。
一方、RX-8 SPのジェミー・バンデンバーグも、徐々にポジションを上げ、走行距離58kmのステージ、マウント・アロースミスをトップでフィニッシュし、5位とわずか1秒差での総合6位を獲得した。なお、残るもう1台のRX-8 SPは、序盤は総合3位を快走したもののクラッシュして姿を消している。
マツダオーストラリアのアラン・ホーズリーは、「いままでで最高の結果を残せた。チームのみんなに感謝したい。ジェミーとブレンダンのドライビングは素晴らしく、ナビゲーターのサイモンとライアノンも良い仕事をした。さらに忘れてはならないのが、期間中懸命にサポートしてくれたクルー達の活躍だ。この過酷なラリーで、総合6位以内に2台が入ったのはチーム全員で獲得した快挙だ」と語った。
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4月12日、今年2月に活動を休止していたインディカーシリーズのドラゴンレーシングは、チームを再結成して今週末のロングビーチを含む今シーズンの5レースに出場することを発表した。ドライバーには、ポール・トレーシーを起用することも決まった。
ドラゴン・レーシングは、昨年ド・フェランと合弁してド・フェラン・ドラゴン・レーシングとして活動、ラファエル・マトスをドライバーにフルシーズンを戦い、17レース中4回のトップ10フィニッシュの成績を残している。しかし、今年2月24日、スポンサー不足からチームは活動を休止、ドライバーとして契約していたトニー・カナーンもフリーとなった。(その後カナーンはKVレーシング・テクノロジーと契約)
トレーシーが出場するのは、今のところロングビーチ、テキサス、トロント、エドモントンとインフィネオンの5戦。トレーシーは、今年100周年目のインディ500マイルレースにはドレイヤー・レインボールド・レーシングからの出場が決まっており、ドラゴン・レーシングは他のドライバーで出場する可能性もある。
また、トレーシーは今シーズンのドラゴン・レーシングでのスポット参戦の後、来シーズンがラストシーズンとなることを明らかにしている。
ドラゴン・レーシングのロングビーチでのスポンサーには、食品小売店のRalphs Groceryやペプシコなどがつく。チーム代表のジョイ・ペンスキーとマネージャーのジョン・カミスキーとトレーシーは、1993年にはチーム・ペンスキーで共に働いた経験を持っており、そのときまだティーンエイジャーだったジョイはホイールを磨く役目だったという。
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■タイムスケジュール
TALLADEGA SUPERSPEEDWAY 2011 EVENT SCHEDULE | ||
NASCAR SPRINT CUP SERIES | ||
NASCAR NATIONWIDE SERIES | ||
ARCA RACING SERIES presented by MENARDS | ||
Friday April 15TH | ||
06:00 | NSCS | GARAGE & REGISTRATION OPENS |
06:00 | NNS | GARAGE & REGISTRATION OPENS |
08:00 | ARCA | GARAGE & REGISTRATION OPENS |
10:00 - 10:55 | ARCA | FINAL PRACTICE |
11:10 (12:10) | NNS | QUALIFYING (TWO LAPS ALL POSITIONS) |
13:00 - 13:45 | NSCS | PRACTICE |
14:00 | NNS | GARAGE & REGISTRATION CLOSES |
14:30 - 15:30 | NSCS | FINAL PRACTICE |
15:30 | ARCA | DRIVERS INTRODUCTIONS |
16:00 (17:00) | ARCA | RACE (94 LAPS 250.04 MILES) |
18:30 | NSCS | GARAGE CLOSES |
Saturday April 16TH | ||
06:00 | NSCS | GARAGE & REGISTRATION OPENS |
09:00 | NNS | GARAGE & REGISTRATION OPENS |
10:35 (11:35) | NSCS | QUALIFYING (TWO LAPS ALL POSITIONS) IMPOUND |
13:30 | NNS | DRIVER INTRODUCTION-SECURITY CLEAR PIT ROAD |
14:00 (15:00) | NNS | RACE (117 LAPS 311.22 MILES) |
14:00 | NSCS | GARAGE & REGISTRATION CLOSES |
Sunday April 17TH | ||
08:00 | NSCS | GARAGE & REGISTRATION OPENS |
11:30 | NSCS | DRIVERS INTRODUCTION-SECURITY CLEAR PIT ROAD |
12:00 (13:00) | NSCS | RACE (188 LAPS 500.08 MILES) |
12:30 | NSCS | REGISTRATION CLOSES |
(EASTERN) ALL TIMES ARE LISTED IN LOCAL / CENTRAL TIME ZONE | ||
03/20/11 NSCS TAL 11-01 TENTATIVE SUBJECT TO CHANGE |
Track Details
Completed : 1969
Distance : 2.66 miles
Shape : Tri-oval
Banking : 33° turns
16.5° frontstretch
2° backstretch
Frontstretch : 4,300 feet
Backstretch : 4,000 feet
Seating : 143,231
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ウィル・パワーがポール・トゥ・ウインで今季初勝利を飾る
佐藤琢磨は7位まで浮上も、リスタート時の接触により16位でフィニッシュ
インディカー・シリーズ第2戦Hondaインディ・グランプリ・オブ・アラバマは、今年で2回目の開催。今シーズン初めて行われる常設ロードコース・サーキットでのレースとなる。今年もすばらしい好天に恵まれ、多くのファンがバーバー・モータースポーツ・パークに集まった。
開幕戦のHondaグランプリ・オブ・セントピーターズバーグよりも1台多い26台がエントリーし、予選ではウィル・パワー(Team Penske)が開幕から2戦連続のポールポジションを獲得。佐藤琢磨(KV Racing Technology-Lotus)は、2戦連続の予選11番手から決勝レースへ臨む。
今年からインディカーではスピードを落とした状態からレースのスタートが切られ、リスタートは2列で行うルールになっている。開幕戦では新ルールに慣れていないドライバーたちが多重アクシデントをスタート直後に起こしてしまったが、今回は加速地点がコントロールラインから遠ざけられるなど、ルールの細かな部分が改良された。
緩やかなコーナーがスタート直後に続くこともあってアクシデントが減ったとはいえ、スタート時のマシン同士の距離が近づいていることもあり、6回のフルコース・コーションが発生。6台がマシンを壊しリタイアを喫した。
昨年はレース序盤のフルコース・コーションでピットインして勝機を逃したパワーだったが、今年は走りもピットストップもすべてが完ぺきで、1周もトップの座を明け渡すことなくポール・トゥ・ウインで、今季初勝利を飾った。
2位は予選3番手のスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)で、予選7番手のダリオ・フランキッティ(Chip Ganassi Racing)が見事な走りで3位まで順位を上げてゴールした。
マルコ・アンドレッティ(Andretti Autosport)は予選9番手から4位まで順位を上げてフィニッシュし、トニー・カナーン(KV Racing Technology-Lotus)はピットストップを3回行う作戦が見事に当たって24番手スタートから6位でチェッカーフラッグを受けた。
佐藤は、11番手からスタートし、グラハム・レイホール(Chip Ganassi Racing)をパスして10位へと上がった。しかし、その直後の27周目にエリオ・カストロネベス(Team Penske)をパスしようとして接触、14位までポジションダウンした。
佐藤はそこから7位まで大きく順位を上げたが、45周目のリスタートでジャスティン・ウィルソン(Dreyer & Reinbold Racing)の後輪がフロントウイングにぶつかってダメージを受け、ピットでノーズ交換を行わねばならず、トップと同一ラップの最後尾である18位まで後退。そこからオーバーテイクを重ねて14位までまたも順位を上げたが、今度はピットでの燃料補給が十分でなかったためにもう一度ピットイン。16位でのゴールとなった。
コメント
ウィル・パワー(優勝)
「レース終盤にはディクソンが激しくアタックしてきたが、ミスを犯すことなく勝利を手にすることができた。とてもうれしいシーズン1勝目だ。朝のウオームアップの後に小さなセッティング変更をしたが、それによって今週初めてマシンがバランスの非常によい状態に仕上がった。昨年は勝てるレースを落としたので、今年はなんとしても勝ちたかった」
スコット・ディクソン(2位)
「燃費をセーブもしながら、パワー相手に全力を投入して戦った。残り20周のリスタートではパワーにできる限りのプレッシャーをかけたが、彼がミスを犯すことはなかった。リスタートでパワーは、私の走行ラインに入ってきていたと思う。彼は両方のラインのいいところを使おうとするのではなく、自分のラインをキープしてリスタートすべきだったと思う」
ダリオ・フランキッティ(3位)
「リスタートでのバトルは楽しく、2列スタートをフルに利用して順位を上げることができた。今日はうまく戦えたと思う。ライバルたちと同じペースで走りながら、彼らより多くの周回を走ることができた。7番手スタートから3位でゴールできたのだから、悪くない一日になったと思う。私としても納得のいく一日が過ごせた」
佐藤琢磨(16位)
「最初のスタートはよかったのですが、その後のリスタートでは順位を落とすこともありました。それでもコース上でのオーバイテイクによってポジションを上げていきました。カストロネベスとの接触で順位を落として、その後のリスタートではウィルソンがアウトに大きく膨らんできて、私のフロントウイングはダメージを受けました。ノーズを全部交換したピットインでのロスタイムが痛かったです。そこからまた順位を上げていきましたが、今度はピットストップでの燃料補給が足りなくなり、ゴール直前になってもう一度ピットへ入りました。最後まで戦い続けましたが、応援してくれているファンの方々には申し訳ない結果になってしまいました」
ロジャー・グリフィス|HPDテクニカル・ディレクター
「パワーが見事な速さで優勝した。ディクソンも速かったが、レースを通してパワーは安定した速さを保ち続けた。フランキッティは7番手スタートから3位まで順位を上げ、開幕戦に続く好成績を挙げた。リスタートのルールに手が加えられたのと、バーバーのコースのレイアウトもあって、スタート直後のアクシデントはなかった。しかし、まだアクシデントは多かった。さらなる改善や、ドライバーたちの意識変革も必要だろう。トップ3圏外でもアンドレッティが昨年に続いて速さを見せ、カナーンはレースのスタートで10台をパス。3ストップ作戦も功を奏して6位でフィニッシュした。非常にエキサイティングなレースとなっていた。ルーキーのシモン・パジェノー(Dreyer & Reinbold Racing)が、初めてのマシン、初めてのコースだったがスマートにレースを走りきり、8位でゴールしたのもすばらしかった」
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2011年4月10日
トヨタ自動車(株)
スポーツ車両統括部
モータースポーツ推進室
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第7戦 Samsung Mobile 500
開催日:4月9日
テキサスで“トヨタ カムリ”苦戦。2台がトップ20フィニッシュ
“トヨタ カムリ”勢最上位の15位でフィニッシュしたデニー・ハムリン(#11)
4月9日(土)、米国南部テキサス州フォートワースのテキサス・モーター・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第7戦「Samsung Mobile 500」が開催された。
テキサスでのスプリント・カップ・シリーズ戦は年に2回開催されているが、今大会はテキサスの同シリーズ戦としては初めてとなるナイトレースの設定。テキサスならではの、この時期でも高い昼間の気温が、レース中に下がっていくのにあわせてセッティングの調整が必要となる。
同コースでは、昨年の2戦共にデニー・ハムリンが制しており、今季まだ未勝利のハムリンの活躍に期待がかかった。
8日(金)午後5時40分より予選が行われ、ジョーイ・ロガーノが8番手。カイル・ブッシュが11番手、ケイシー・カーンが13番手につけ、12台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。
9日(土)午後6時47分、17万人近い大観衆が見守る中で1.5マイルオーバルを334周(501マイル:約800km)して競われる決勝レースがスタート。
序盤は11番手スタートのKy.ブッシュが10位前後を走行。後方では31番手スタートのマーティン・トゥルークス・Jr.が16位まで浮上した。
45周目にこの日2度目のイエローコーションが出され、全車ピットイン。このピットロード上で、ピットアウトしようとしたデイビッド・ロイティマンとジョーイ・ロガーノが接触。共に車両にダメージを負い、後退を余儀なくされてしまった。
23番手スタートから15位前後までポジションを上げていたハムリンは、115周目、この日2度目のイエローコーション時のピットで、タイヤ2本交換を選択。4位へとジャンプアップし再スタートを切った。しかし、やはり2本交換は厳しく、徐々にポジションダウン。
214周目には、グリーン下でのピット作業で2本交換を行ったトゥルークス・Jr.がバランスを崩し、壁にクラッシュ。後続が突っ込んで多重クラッシュとなり、トゥルークス・Jr.はレースを終えることとなった。
一方、トップ10圏内での走行を続けていたKy.ブッシュは、このイエローコーションから5番手で再スタート。その後はイエローコーションが出ず、270周目前後からグリーン下でのピット作業となったが、Ky.ブッシュは交換した左リアタイヤが緩むというトラブルに見舞われ、再度ピットイン。周回遅れの17位まで後退してしまった。
レース終了までには、全車もう一度の給油が必要となり、イエローコーションでのリードラップ復帰を狙って最後までピットインを遅らせたハムリンとKy.ブッシュだったが、結局イエローコーションは出ず、ハムリンが15位、Ky.ブッシュが16位でフィニッシュ。“トヨタ カムリ”勢は2台がトップ20フィニッシュという厳しい結果に終わった。
今大会の結果、Ky.ブッシュはドライバーズランキング首位の座を譲ることになったものの、首位と9ポイント差の2位につけている。
次戦第8戦は4月17日(日)、米国南部アラバマ州タラデガのタラデガ・スーパースピードウェイで行われる。
ドライバー デニー・ハムリン:
「あまり調子の良くなかった一回のスティントで周回遅れになってしまい、その後もリードラップに復帰できなかった。最後のスティントでは“ラッキー・ドッグ”(周回遅れの最上位がイエローコーション発生でリードラップ復帰の特別措置)ポジションにつけていたが、それが活かされるコーションは発生しなかった。残念だが、この15位という結果は決して我々の“トヨタ カムリ”の真のパフォーマンスを示しているものではなく、少なくとも7位か8位を狙える速さだった。調子は良かったし、戦略も悪くなかったと感じている。ピット作業も良くなった。しかし、ピットのタイミングが悪かった」
第7戦 Samsung Mobile 500 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 4 17 マット・ケンゼス フォード 334
2 3 33 クリント・ボウヤー シボレー 334
3 2 99 カール・エドワーズ フォード 334
15 23 11 デニー・ハムリン トヨタ カムリ 333
16 11 18 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 333
21 13 4 ケイシー・カーン トヨタ カムリ 332
24 8 20 ジョーイ・ロガーノ トヨタ カムリ 331
25 34 47 ボビー・ラボンテ トヨタ カムリ 331
26 22 13 ケイシー・メアーズ トヨタ カムリ 331
27 30 83 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ カムリ 330
29 25 00 デイビッド・ロイティマン トヨタ カムリ 329
35 31 56 マーティン・トゥルークス・Jr. トヨタ カムリ 213
39 37 87 ジョー・ネメチェク トヨタ カムリ 60
40 20 66 マイケル・マクドウェル トヨタ カムリ 56
43 36 60 マイク・スキナー トヨタ カムリ 36
観客数(主催者発表):168,400人
選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 カール・エドワーズ フォード 256
2 カイル・ブッシュ トヨタ 247
3 マット・ケンゼス シボレー 243
16 ケイシー・カーン トヨタ 186
20 デニー・ハムリン トヨタ 174
21 マーティン・トゥルークス・Jr. トヨタ 160
23 ボビー・ラボンテ トヨタ 157
26 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ 149
27 デイビッド・ロイティマン トヨタ 144
28 ジョーイ・ロガーノ トヨタ 144
32 ケイシー・メアーズ トヨタ 93
40 マイケル・マクドウェル トヨタ 25
41 マイケル・ウォルトリップ トヨタ 4
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 シボレー 46
2 フォード 44
3 トヨタ 40
3 ダッジ 24
※結果及びポイントは暫定
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■タイムスケジュール
Toyota Grand Prix of Long Beach IZOD Indycar Series Rd.3 | |
Tequila Patron American Le Mans Series at Long Beach | |
FRIDAY APRIL 15 | |
07:15 - 09:15 | American Le Mans Series (ALMS) Practice |
10:00 - 11:15 | IZOD IndyCar Series Practice |
12:15 - 13:15 | Firestone Indy Lights Practice |
14:25 - 15:25 | IndyCar Practice |
17:00 - 18:30 | ALMS Qualifying |
SATURDAY APRIL 16 | |
08:00 - 08:45 | Firestone Indy Lights Practice |
10:25 - 11:25 | IndyCar Practice - Split Groups |
12:55 - 1:55 | Firestone Indy Lights Qualifying |
14:30 - 15:50 | IndyCar Qualifying & Firestone Fast 6 |
16:30 - 18:30 | TEQUILA PATRON AMERICAN LE MANS SERIES RACE (120 minutes) |
SUNDAY APRIL 17 | |
08:00 - 08:15 | Firestone Indy Lights Practice |
09:15 - 09:45 | IndyCar Practice |
10:40 | Grid Firestone Indy Lights Cars/Indy Lights Pre-Race |
11:05 - 12:05 | Firestone Indy Lights Race |
12:30 | IZOD IndyCar Series Pre-Race Ceremonies |
13:15 - 15:30 | Toyota Grand Prix of Long Beach (Race number 3 of the 2011 IZOD IndyCar Series) |
SCHEDULE SUBJECT TO CHANGE WITHOUT NOTICE |
* 決勝スタート時刻:ALMS: 現地時間4月16日(土)午後4時30分
日本時間4月17日(日)午前8時45分
INDY: 現地時間4月17日(日)午後1時15分
日本時間4月18日(月)午前5時45分
(PTサマータイム:日本との時差は-16時間)
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Weekend Race Schedule (4月15日~4月17日) | |||
Series | Round | Race / Circuit | Country |
F1 | 3 | Formula 1 UBS Chinese Grand Prix / 上海インターナショナル・サーキット | 中国 |
NASCAR | 8 | Aaron's 499 / タラデガ・スーパースピードウェイ | アメリカ |
INDY | 3 | Toyota Grand Prix of Long Beach / ロングビーチ市街地 | アメリカ |
ALMS | 2 | Tequila Patron American Le Mans Series at Long Beach / ロングビーチ市街地 | アメリカ |
WSR | 1 | World Series by Renault / モーターランド・アラゴン | スペイン |
BTCC | 2 | MSA British Touringcar Championship / ドニントン・パーク | イギリス |
BF3 | 1 | Cooper Tires British F3 International Series / モンツァ | イタリア |
F2 | 1 | Formula 2 Championship / シルバーストーン | イギリス |
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4月9日(土)~10日(日)にベルギーのゾルダーサーキットで開催されるベルギーツリングーシリーズ(BTCS)開幕戦に20B型3ローターエンジンを搭載したMazda 3セダン(アクセラ)が出場する。
ベルギーのマツダディーラーのひとつ、ガレージ・バン・ヘルクがエントリーするこのMazda 3は、オランダのVAエンジニアリングがFR方式に改造し、20B型3ローターエンジンを搭載したもの。バン・ヘルクは、長くロータリーエンジンでレース活動を行っており、2年前までRX-7でレースに出場していた。一方、BTCSシリーズは、ボルボやルノーメガーヌ、VWシロッコなどが出場する人気のツーリングカーレースで、ティエリー・ブーツェン・エナジーチームが20Bエンジンを搭載したRX-8で出場していたこともある。
今年のBTCS開幕戦は、FIA GT1世界選手権レースと同日開催のため、多くの観客でにぎわうことが予想されている。独特の甲高いエキゾーストサウンドが観客を魅了することだろう。
Mazda 3 sedan BTCS仕様車
サスペンション:パワープロダクト+モートンダンパー、エンジン:CLRモータースポーツ製3ローターエンジン(440PS)、ECU : モーテック、ギアボックス:6速シーケンシャル、ブレーキ:APディスク+ABS
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■ロードコースキング、パワーが圧勝
インディカーシリーズ第2戦バーバー・モータースポーツパーク決勝レースは、ポールポジションからスタートしたウィル・パワー(ペンスキー)が、90ラップのレース中1度もトップを譲ることなく完全制覇し、今シーズン1勝目を挙げた。
2位には開幕戦に続いてスコット・ディクソン、3位にダリオ・フランキッティのチップガナッシ2台が続いた。4位マイケル・アンドレッティ(アンドレッティAS)、5位にオリオール・セルビア(ニューマンハース・ラニガン)、6位には18番手グリッドからトニー・カナーン(KVRT)が入った。インディカーデビューレースのサイモン・ペジノ(ドレイヤー・レインボールド)が、エリオ・カストロネペス(ペンスキー)に続いて8位にはいる健闘を見せ、シモーナ・シルベストロ(HVM)が9位、ルーキーのチャーリー・キンボール(チップガナッシ)までがトップ10。佐藤 琢磨は16番手だった。
パワーはこの勝利で94ポイントとしてランキングトップに立ち、7ポイント差でフランキッティが2位、3位のトニー・カナーンはトップから31ポイントと大きく差が開いている。
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■オールインクル・ランボルギーニ、ポールトウウィン
MARC BASSENG - MARKUS WINKELHOCK 拡大します
FIA-GT1第2戦は、ポールポジションからスタートした.38号車マーク・バッセン/マーカス・ウィンケルホック組のオールインクル・ランボルギーニが、2位に9秒以上の差を付けてポールトウウィンを飾った。2位には開幕戦で優勝したヘクシス・アストンマーチンの4号車が、またしても迅速なピット作業で9番手からジャンプアップ。3位にもヤングドライバー・アストン・マーチンの7号車が表彰台となった。
レースでは、予選レースと同じくスタート第1コーナーでマルチクラッシュが発生。このクラッシュでスモーパワー・ニッサンの21と22号車、 JRMニッサンの20号車、DKRコルベットの47号車が絡み、ニッサン勢は一気に3台のマシンがリタイヤとなった。唯一完走したJRMニッサンの23号車は9位でゴール。
レース前には、このイベント直前に44歳の若さで亡くなったマテック・レーシング代表マーチン・バルテックを偲び、フォードGTチームのピット前で黙祷が行われた。
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■マット・ケンセス、2年ぶりの優勝を飾る
NASCARスプリントカップ第7戦テキサスは、マット・ケンセスが2009年2月のフォンタナ以来77レースぶりの優勝を飾った。ケンセスは334ラップレースの168ラップをリードし、2位のクリント・ボウヤに8秒以上の差をつけてのシリーズ通算19勝目となった。3位にカール・エドワーズ、4位にグレッグ・ビッフィルと、ラウシュ・フェンウェイのフォードが1、3、4位を占めた。
この結果ランキングではエドワーズが再びカイル・ブッシュを抜いてトップに立ち、ケンセスは一気に6ポジションアップの3位となった。それにジミー・ジョンソン、カート・ブッシュが続き、このレースで9位となったデール・アンハートJr.が6位、ライアン・ニューマン、ファン・モントーヤ、ケビン・ハービック、トニー・スチュワートまでがトップ10となった。
NASCARスプリントカップ第8戦は、次週スーパースピードウェイ、タラデガで開催される。
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ウィル・パワーが開幕2戦連続、アラバマでの2年連続ポールポジション獲得
佐藤琢磨は開幕戦と同じ予選11番手から決勝へ
アメリカの南部アラバマ州バーミンガム郊外に造られた美しい常設ロードコース、バーバー・モータースポーツパークでインディカー・レースが開催されるのは、昨年に続いて今年が2回目となる。
アラバマ州に工場を構えるHondaは、今年からこのレースのタイトルスポンサーとなった。昨年初めて行われたオープンホイールマシンでのレースはアメリカ南部のファンにも歓迎されており、今年の予選は土曜日の午前9時25分からという早さだったが、大勢のファンが詰めかけてインディカー・ドライバーたちによる激しいタイムアタックに見入っていた。走行初日の金曜日には雨も降ったが、プラクティスと予選が行われた土曜日は、曇り空から青空へと天候は好転した。
開幕戦よりも1台増えた26台が、Hondaインディ・グランプリ・オブ・アラバマにエントリーした。3段階で争われた予選で最速ラップタイムとなる1分11秒4546(平均時速115.878マイル)を叩き出し、2位に0.2815秒もの差をつけてポールポジションを獲得したのは、第1戦セント・ピーターズバーグと同じくウィル・パワー(Team Penske)だった。パワーにとって開幕から2戦連続、そして、バーバー・モータースポーツパークにおける2年連続のポールポジション獲得、そしてキャリア18回目のポールポジションとなった。
予選2番手はライアン・ブリスコー(Team Penske)で、Team Penskeによるフロントロー独占が達成された。予選直前のプラクティスでトップだったスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)は3番手。狙っていたポールは逃したが、Team Penskeの予選1-2-3フィニッシュは阻んだ。エリオ・カストロネベス(Team Penske)は4番手だった。
ジャスティン・ウィルソン(Dreyer & Reinbold Racing)とオリオール・セルビア(Newman Haas Racing)も予選でトップ6に食い込み、最終ステージを戦った。結果はウィルソンが5番手、セルビアが6番手。開幕戦ウイナーのダリオ・フランキッティ(Chip Ganassi Racing)は予選の第2ステージで7番手となり、最終ステージ進出を果たせなかった。最終ラップでセルビアが自己ベストを更新して6番手のタイムを記録し、フランキッティを弾き出したためである。
佐藤琢磨(KV Racing Technology-Lotus)は、3回行われたプラクティスで着実にラップタイムを短縮し、予選を迎えた。第1ステージの第2グループに出場した佐藤は、6位で第2ステージへと進出。昨年は最終ステージまで駒を進めた佐藤だが、第2ステージではさらに自己ベストを1分12秒1667まで短縮したものの予選11番手で最終ステージを走ることはできなかった。KV Racing Technology-Lotusは苦戦しており、E.J.ヴィソは予選18番手、開幕戦3位のトニー・カナーンは予選24番手だった。
明日、午前中にウオームアップセッションが30分間行われ、シリーズ第2戦の決勝レースは午後2時45分にスタートが切られる。
コメント
ウィル・パワー(ポールポジション)
「このコースではマシンのバランスを取るのが本当に難しい。予選の第1ステージでは、まだマシンのセッティングはよくなかった。しかし、最終ステージではマシンの状態がとてもよくなっていた。ポールポジションを取れてとてもうれしい。オーバーテイクの難しいコースで、フルコースコーションも少ない場合が考えられるため、予選の順位はとても重要だと考えていた。このコースはストレートが短いため、前を行くマシンに並びかけるのが大変だ。絶対に不可能ではないが、非常に難しい」
ライアン・ブリスコー(2番手)
「今週のマシンは、ハンドリングがすばらしい上に、カラーリングも気に入っている。走り始めからマシンの状態は非常によく、そこからコンディションに合わせたチューニングを施した。小さな調整だけしか行っていない。それだけマシンが安定しているということだ。ポールポジションを獲得したいところだったが、予選2番手ならフロントロースタートができるのだからハッピーだ。セント・ピーターズバーグでは、スタートでアクシデントに巻き込まれてしまったので、私にとっては今回が開幕戦のように感じている。明日はぜひともいいレースを戦いたい」
スコット・ディクソン(3番手)
「非常に悔しいことだが、今日の我々のマシンは本当にフィーリングがよかったが、最も大事な予選の最終ステージでのみ、それがわずかに悪化してしまった。マシンのバランスが、少しだが崩れ始めていたらしく、再アタックへとコースインしたらハンドリングがオーバーステアに変わっていた。コーナーへ鋭く突っ込み、通過スピードを高く保ち、コーナーをクリアしていくことができなかった。しかし、我々はマシンの仕上がり具合に関してはとても強い手応えを持っているので、決勝レースで頑張りたい」
佐藤琢磨(11番手)
「オフの間に行われたテストと、今週末のプラクティスでクルマを作ってきました。マシンのバランスは何とかよくできたのですが、グリップが十分に得られていませんでした。予選の第1ラウンド通過はギリギリでしたが、第2ラウンドに向けて小さくセッティングを変更した結果、感触が少しよくなりました。自分たちなりに攻めた戦いはできたのですが、周りと比べてラップタイムの縮まり具合が少なかったです。3回のプラクティスと予選、ここまでのデータを基に、明日の決勝を戦うマシンを競争力のあるものに仕上げたいと思います」
ロジャー・グリフィス|HPDテクニカルディレクター
「朝早くに行われた予選でしたが、とても多くのファンが集まってくれました。予選も非常にエキサイティングなものになっていました。パワーがすばらしい速さを今回も見せてポールポジションを2戦連続で獲得し、その一方、開幕戦で優勝したフランキッティは予選の最終ステージ進出ができませんでした。セルビアとNewman Haas Racingが奮闘を見せ、予選6番手に食い込んだことは称賛に値すると思います。ウィルソンも予選5番手に入りました。予選までを見る限り、ラップタイムが昨年より遅いのですが、それは主に路面のコンディションが影響したものだと思います。Honda Indy V8エンジンのパワーは昨年と同じですし、空力セッティングも大きく変わってはいません。そして、このコンディションに最もマシンをマッチさせ、速さを獲得しているのがTeam Penskeのようです。いよいよ明日、常設ロードコースでの今シーズン最初の決勝レースが繰り広げられます。レースが激しいものになることは間違いありません。非常に楽しみです」
写真(C)Honda Motor Co Ltd.
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クリスチャン・ベアトリス (C)DTM/EF3 Media 拡大します
レンジャー・ヴァン・デ・ザンデ (C)DTM/EF3 Media 拡大します
4月7日、メルセデス・モータースポーツは、今シーズンのドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)に参戦するドライバーラインナップを発表した。
今年新たに加わったのは、クリスチャン・ベアトリス(ドイツ:22歳)とレンジャ・ヴァン・デ・ザンデ(オランダ:25歳)の2名。ベアトリスはユンゲ・シュテルンAMGメルセデスCクラスを、ヴァン・デ・ザンデはシュテルンAMGメルセデスCクラスの2008年モデルをドライブする。
ベアトリスは2008年と2009年にはミューク・モータースポーツのダララ・メルセデスでユーロF3へ出場、2009年にはランキング2位となり、昨年からはGP2シリーズへステップアップしている。ヴァン・デ・ザンデも2006年から2009年までメルセデスの若手ドライバー育成プログラムにより、ドイツF3、イギリスF3とユーロF3へ出場。昨年はGP3シリーズに参戦している。
この他のメルセデスドライバーのうち、ゲーリー・パフェット(イギリス:30歳)、ラルフ・シューマッハ(ドイツ:35歳)、ブルーノ・シュペングラー(カナダ:27歳)、ジェイミー・グリーン(イギリス:28歳)が、2009年スペックのマシンをドライブする。スージー・スタッダード(イギリス28歳)、マロ・エンゲル(ドイツ:25歳)、デイビッド・クルサード(イギリス:40歳)は2008年スペックでの出場となる。
DTMシリーズは、今週末に昨年と同じくヴィースバーデンでオープニング・プレゼンテーションを行い、5月1日にホッケンハイムでシリーズが開幕する。
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インディカーシリーズ第2戦は、今週末アラバマのバーバー・モータースポーツパークで開催されるが、ドレイヤー・レインボールド・レーシングは、開幕戦で負傷したアナ・ベアトリスの代役としてサイモン・ペジノをNo.24マシンのドライバーとして起用することになった。
ベアトリスはセントピータースバーグ戦の5ラップ目にジャスティン・ウィルソンとクラッシュ。2人のドライバーは手首を負傷、ウィルソンは10位でゴール、ベアトリスも怪我の痛みに耐えてそのままレースを続行して14位となっている。しかし、ベアトリスの手首は骨折していることが分かりバーバー戦を欠場することになった。
昨年のアメリカンルマンシリーズのチャンピオンのペジノにとっては、これがインディカーシリーズでのデビューレースとなる。2007年にはデレック・ウォーカーのチーム・オーストラリアからチャンプカーシリーズに出場した経験を持っている。このときのチームメイトがウィル・パワーだった。
「今週末のインディカーシリーズでNo.24のマシンをドライブする機会を与えられたことはラッキーだね」とペジノ。「ドライバーとしてこういう状況でレースをすることはやっかいだし、ベストなことではない。彼女がベストな状態で早く回復することを望んでいる。そして良い結果を残すためにハードワークをこなすつもりだよ。ここ数年インディカーへ出場することを望んでいたが、この機会を与えてくれた人達に感謝したいと思っている」
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Barber Motorsports Park INDYCAR PARTICIPANT SCHEDULE Birmingham, Alabama April 4 - April 10 | |
2011IZOD IndyCar Series / Firestone Indy Lights / Star Mazda / Rolex / Conti Tire | |
FRIDAY April 8 | |
09:00 | Garage Open |
08:00 - 08:30 | Conti. Tire Practice |
08:40 - 09:10 | Rolex Practice |
09:10 - 09:40 | Rolex Trueman/Akin Practice |
09:50 - 10:05 | Conti. Tire Qualifying |
10:15 - 10:30 | Conti. Tire Qual. |
10:40 - 10:55 | Rolex DP Qual. |
11:00 - 11:15 | Rolex GT Qual. |
12:15 - 13:00 | Indy Lights Prac. |
13:20 - 14:05 | IZOD IndyCar Practice 1A (Rookies-Entrants Outside of Top 10) |
14:05 - 14:35 | IZOD IndyCar Practice IB All Cars |
14:55 - 15:40 | Indy Lights Prac. |
16:00 - 17:00 | IZOD IndyCar Practice |
07:00 | Garage Closes |
SATURDAY April 9 | |
06:00 | Garage Open |
08:00 - 08:20 | IZOD IndyCar Practice |
08:30 - 09:10 | Indy Lights Qual. |
09:25 - 10:40 | IZOD IndyCar Firestone Fast 6 |
11:15 | Conti Pre Race |
11:30 | Conti Race |
14:15 - 15:00 | Rolex Pre Race |
15:00 - 18:00 | Rolex Race |
17:00 | Garage Closes |
SUNDAY April 10 | |
06:00 | Garage Open |
08:00 - 08:20 | Indy Lights Warmup |
08:30 - 08:45 | Star Mazda Warmup |
09:00 - 09:30 | IZOD IndyCar Warmup |
10:45 - 11:45 | Star Mazda Race |
12:00 - 13:15 | Firestone Indy Lights Race - 40 Laps |
14:00 | IZOD IndyCar Race Pre-Race |
14:45 | IZOD IndyCar Race Versus - 90 Laps |
決勝スタート時刻:現地時間4月10日(日)午後2時45分 (CTサマータイム)
日本時間4月11日(月)午前4時45分、日本との時差は-14時間
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■タイムスケジュール
GT1 World Championship Timetable Rd.2 Zolder | ||
Friday April 8th | ||
10:20 - 11:40 | 01:20 | FIA GT1 World Championship Free practice |
14:20 - 15:40 | 01:20 | FIA GT1 World Championship Pre-Qualifying |
Saturday April 9th | ||
10:05 - 11:05 | 01:00 | FIA GT1 World Championship Qualifying |
16:15 - 17:15 | 01:00 | FIA GT1 World Championship Qualifying Race |
Sunday April 10th | ||
10:05 - 10:35 | 00:30 | FIA GT1 World Championship Warm Up |
14:45 - 15:45 | 01:00 | FIA GT1 World Championship Championship Race |
Details Zolder
Circuit length: 4km
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■タイムスケジュール
TEXAS MOTOR SPEEDWAY 2011 EVENT SCHEDULE | ||
NASCAR SPRINT CUP SERIES | ||
NASCAR NATIONWIDE SERIES | ||
Friday April 8TH | ||
08:30 | NNS | GARAGE & REGISTRATION OPENS |
09:30 - 10:45 | NNS | PRACTICE |
11:15 - 12:30 | NNS | FINAL PRACTICE |
12:00 | NSCS | GARAGE & REGISTRATION OPENS |
14:00 - 15:30 | NSCS | FINAL PRACTICE |
16:05 (17:05) | NNS | QUALIFYING (TWO LAPS ALL POSITIONS) |
17:40 (18:40) | NSCS | QUALIFYING (TWO LAPS ALL POSITIONS) |
19:00 | NNS | DRIVERS INTRODUCTION-SECURITYCLEAR PIT ROAD |
19:30 (20:30) | NNS | RACE (200 LAPS 300 MILES) |
20:00 | NSCS | GARAGE & REGISTRATION CLOSES |
Saturday April 9TH | ||
12:00 | NSCS | GARAGE OPENS |
18:00 | NSCS | DRIVERS INTRODUCTION-SECURITY CLEAR PIT ROAD |
18:30 (19:30) | NSCS | RACE (334 LAPS 501 MILES) |
(EASTERN) ALL TIMES ARE LISTED IN LOCAL / CENTRAL TIME ZONE | ||
03/24/11 NSCSTEX 11-01 TENTATIVE SUBJECT TO CHANGE |
Track Details Completed : 1996 Distance : 1.5 miles Shape : Quad-oval Banking : 24° turns 5° straights Frontstretch : 2,250 feet Backstretch : 1,330 feet Seating : 159,585
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2011年4月4日
トヨタ自動車(株)
スポーツ車両統括部
モータースポーツ推進室
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第6戦 Goody's Fast Relief 500
開催日:4月3日
カイル・ブッシュが3位フィニッシュでランキング首位浮上
3位フィニッシュを果たし、ドライバーズランキングで首位に躍り出たカイル・ブッシュ(#18)
4月3日(日)、米国東部バージニア州マーティンズビルのマーティンズビル・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第6戦「Goody's Fast Relief 500」が開催された。
同シリーズが開催されるコースの中で最も1周が短く(0.526マイル:約850m)、その形状から「ペーパークリップ」の別称を持つマーティンズビルは、特にブレーキに厳しい難コース。
このコースは地元バージニア州出身のデニー・ハムリンが得意としており、これまでに4勝。昨年10月の大会でもポール・トゥ・ウィンを飾っている。一方で今季トヨタ勢ランキング最上位につけるカイル・ブッシュは未勝利で、好調な今季、初勝利に期待がかかった。
2日(土)併催のキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ予選と決勝に挟まれる形で、午後12時10分よりスプリント・カップ・シリーズの予選が行われ、ケイシー・カーンが3番手、ジョーイ・ロガーノが4番手、ハムリンが5番手と2列目以降に並び、ボビー・ラボンテ7番手、デイビッド・ロイティマン8番手で“トヨタ カムリ”は5台が予選トップ10入り。カイル・ブッシュも11番手と好位置につけ、12台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。
3日(日)好天に恵まれたマーティンズビルで、午後1時17分に0.526マイルショートオーバルを500周(263マイル:約420km)して競われる決勝レースがスタート。
序盤はカーンとハムリンが首位を争い、34周目にはハムリンが首位に浮上。11番手からポジションをあげてきたKy.ブッシュも77周目に首位に立ち、その後も首位争いを展開した。
220周目、22位を走行していたマーティン・トゥルークス・Jr.が、スロットルのトラブルに見舞われ、前を行くケイシー・カーンに追突。そのまま激しく壁にクラッシュし、2台共にリタイアとなってしまった。レースはこれで赤旗が出され、25分間の中断の後再開された。
その後はKy.ブッシュとハムリンがレースを引っ張り、首位を入れ替えながらの展開となったが、レースが残り50周を切ったあたりで各車が最後の給油のために、グリーン下でピットインを開始した直後、465周目にこの日11度目のイエローコーションが発生。まだピットに入っていなかったKy.ブッシュは首位を守ったが、458周目にピットインしていたハムリンは首位と同一周回の最後尾14位まで後退してしまった。
残り29周で再スタートが切られると、首位を走行していたKy.ブッシュに後続が襲いかかり、Ky.ブッシュは3位へ後退。再逆転を狙ったKy.ブッシュはファイナルラップに前を行くデイル・アーンハート・Jr.に並びかけ、2台は横一線のままチェッカー。しかし、わずかに及ばず、Ky.ブッシュは3位フィニッシュとなった。ハムリンは12位。ハムリン同様に不運なピットタイミングで順位を落としたロガーノが13位。レース前半好走を見せたロイティマンは15位、ブライアン・ヴィッカーズが17位で、5台の“トヨタ カムリ”がトップ20フィニッシュとなった。
惜しくも勝利を逃したKy.ブッシュだが、マーティンズビルでの3位フィニッシュは自己最高位。また、Ky.ブッシュは開幕からの6戦中4戦でトップ5フィニッシュを果たしている唯一のドライバーとなり、ドライバーズランキングで首位に浮上した。
次戦第7戦は4月9日(土)、米国南部テキサス州フォートワースのテキサス・モーター・スピードウェイで行われる。
ドライバー カイル・ブッシュ:
「本当に良かった。ここマーティンズビルでこれまでにない、最高の走りができた。我々の“トヨタ カムリ”は恐らく最速のレースカーだったと思うが、残念ながら勝てなかった。イエローコーションのたびにマージンが無くなり、再び後続を引き離せるようになるには約28周必要だった。最後のスティントは28周くらいだったと思うが、やっと彼らを捕らえられる所だった。バトルしている彼らに追いつくことはできたが、抜くまでには至らなかった」
第6戦 Goody's Fast Relief 500 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 9 29 ケヴィン・ハーヴィック シボレー 500
2 26 88 デイル・アーンハート・Jr. シボレー 500
3 11 18 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 500
12 5 11 デニー・ハムリン トヨタ カムリ 500
13 4 20 ジョーイ・ロガーノ トヨタ カムリ 499
15 8 00 デイビッド・ロイティマン トヨタ カムリ 499
17 13 83 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ カムリ 499
27 7 47 ボビー・ラボンテ トヨタ カムリ 489
32 35 66 マイケル・マクドウェル トヨタ カムリ 470
36 30 13 ケイシー・メアーズ トヨタ カムリ 457
39 3 4 ケイシー・カーン トヨタ カムリ 219
40 18 56 マーティン・トゥルークス・Jr. トヨタ カムリ 219
42 38 60 マイク・スキナー トヨタ カムリ 31
43 43 87 ジョー・ネメチェク トヨタ カムリ 25
観客数(主催者発表):60,000人
選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 カイル・ブッシュ トヨタ 219
2 カール・エドワーズ フォード 214
3 ジミー・ジョンソン シボレー 207
15 ケイシー・カーン トヨタ 163
17 マーティン・トゥルークス・Jr. トヨタ 151
19 デニー・ハムリン トヨタ 145
21 ボビー・ラボンテ トヨタ 138
24 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ 132
26 デイビッド・ロイティマン トヨタ 129
27 ジョーイ・ロガーノ トヨタ 124
33 ケイシー・メアーズ トヨタ 75
40 マイケル・マクドウェル トヨタ 21
42 マイケル・ウォルトリップ トヨタ 4
マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 シボレー 40
2 トヨタ 37
3 フォード 35
4 ダッジ 20
※結果及びポイントは暫定
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Weekend Race Schedule (4月8日~4月10日) | |||
Series | Round | Race / Circuit | Country |
F1 | 2 | Petronas Malaysia Grand Prix / セパン・インターナショナルサーキット | マレーシア |
NASCAR | 7 | Samsung Mobile 500 - Texas Motor Speedway / テキサス | アメリカ |
INDY | 2 | Honda Indy Grand Prix of Alabama / バーバー・モータースポーツパーク | アメリカ |
FIA-GT1 | 2 | ゾルダー | ベルギー |
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キミ・ライコネン (C)Redbull Racing 拡大します
4月2日、NASCARキャンピングワールド・トラックシリーズ(NCWTS)のカイル・ブッシュ・モータースポーツ(KBM)は、キミ・ライコネン(フィンランド31歳)のチームへの加入を発表した。すでにNASCARから5月20日シャーロット戦へのエントリーが認められたライコネンは、KBMから今シーズンのNCWTS5~8戦にスポット参戦する。
ライコネンのNASCAR出場は、当初世界ラリーチャンピオンシップ(WRC)のICE1チームからの出場と報道されていたが、今シーズン行われたNCWTSの3レース中2勝と実績のあるKBMからの参戦となった。すでに決定しているWRCへの出場にも変更はない。また、来週にはハーフマイルオーバルのグレシャム・モータースポーツパークでテストを行うことになった。
キミ・ライコネン:「カイルはNASCARの世界でも最高の男の一人だ。新しいレースに出場するにあたり彼の知識を生かせることはとても価値のあることだ。彼はとても早く経験豊かなチームをまとめあげてくれた。わたしはレーストラックでの勝利を証明しているチームとともに、トラックを離れてもその一部になりたいと思っている」
カイル・ブッシュ:「元F1ワールドチャンピオンであり勝利者でもあるキミ・ライコネンが、NASCARでのレース経歴を始めるためにKBMを選んでくれたことを光栄に思っている。世界で最も優秀なドライバーのうちの一人を加えることは、KBMにとって勝者とチャンピオンを生み出すために継続性を与えてくれる。わたしはチームオーナーとチームメイトとしてキミのNASCARへの移行を助けたいと思っている」
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キミ・ライコネン (C)Redbull Racing 拡大します
2007年のF1チャンピオン、キミ・ライコネンは、今年NASCARキャンピングワールド・トラックシリーズ(NCWTS)に出場することを明らかにしたが、そのデビューレースが5月20日のシャーロット・モータースピードウエィに決定した。これは昨日NASCAR公式アカウントのツイッター上で明らかにされたもの。
ライコネンは新たに設立されるICE1レーシングから、今シーズンのNCWTSの数戦に出場する。すでに決まっている世界ラリーチャンピオンシップ(WRC)8戦への参戦と並行してアメリカでのレース活動をスタートすることになる。
ライコネンがNCWTSで使用するマシンなど詳細は明らかにされていないが、いずれはネーションワイドシリーズ(NNS)や、トップシリーズのスプリントカップへの出場も視野に入れていると観測されている。
ライコネンのNASCAR参戦ニュースはこちら。
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