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2011年5月18日 (水)

ALMS:ハイクロフト、今年のルマンへの出場を辞退

Hicroft ARX-01e HPD (C)ALMS 拡大します

5月17日、アメリカンルマンシリーズ(ALMS)のハイクロフト・レーシングは、今年のルマン24時間レースへの出場を辞退することを発表した。また、5年間に渡るホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント(HPD)との提携を終了したことも明らかにした。

2007年にアキュラ・ホンダでALMSシリーズのLMP2クラスにデビューしたハイクロフトは、同じくHPDのサポートを受けたアンドレッティ・グリーンとフェルナンデス・レーシングとともに初年度から好成績を残し、2009年と2010年には2年連続でシリーズチャンピオンに輝いている。ハイクロフトは出場した42レースで11回の総合優勝と、26回の表彰台、9回のポールポジションを獲得。今年のALMS開幕戦セブリング12時間レースでも、ワークス勢を破ってオレカ・プジョーに次いで総合2位となったが、これがハイクロフトHPDのラストレースとなった。

今回の決定には、東日本大震災によってホンダの工場や研究所、さらにはツインリンクもてぎなど被災したこともその一因となっているようだ。チーム代表のダンカン・ディントンは「われわれは地震と津波の被害に日本の人々とビジネスが挑戦していることを敬意を持って見守っている。このことがホンダの決定に影響したのかもしれないが、われわれはその立場をすべて理解し尊重する。チームの誰もがルマンでARX-01eを走らせることを本当に楽しみにしていたし、マシンにはとても競争力があると思っている。ルマンは世界でも最も偉大なレースであり、そこで戦うためには財政的にも身体的にも最高レベルのリソースが必要になる。たとえどんなことをしてもわれわれはそれを実行したい。しかし、必要な支援が得られない以上それは不可能なことなのだ。レースを楽しみにしていたチームのために大きな失望を与えてしまい、このような遅い時期にルマンでドライブする機会を失ったデイビッド・ブラバムとマリノ・フランキッティには申し訳ない気持ちだ」と語る。

ハイクロフトは、将来のプログラムに関して新しいメーカーとのパートナーシップを構築すべく活動を開始している。チームはモータースポーツを通じてテクノロジーを公開するメーカーのためのプラットホームとして設立されたものであり、引き続きスポーツカーレースやさらにはインディカーでの挑戦を続けていくとしている。チームはALMSでの更なる勝利とルマンでの優勝を目指している。

なお、ルマンシリーズやルマン24時間レースにおけるLMP2クラスへのHPDエンジンの供給については計画通り行われる予定。また、フランス西部自動車クラブ(ACO)は、ルマン24時間レースでハイクロフトが抜けたLMP1クラスに、クロノス・レーシングのローラ・アストンマーチンが出場することを発表した。

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