WTCC:格闘技レース「WTCC日本ラウンド」鈴鹿サーキット東コースで初開催!
2011年5月31日
株式会社モビリティランド
鈴鹿サーキット
2011 FIA 世界ツーリングカー選手権シリーズ 日本ラウンド
WTCC KENWOOD Race of Japan
同日開催 : スーパー耐久シリーズ2011 鈴鹿300km(フルコース 5.807km)
接触も覚悟の激しいバトルで東コース全域がオーバーテイクポイントに!
格闘技レース「WTCC日本ラウンド」鈴鹿サーキット東コースで初開催!
F1、FIA GT1、そしてラリーのWRCと並ぶ四大FIA世界選手権のひとつ、WTCC(世界ツーリングカー選手権)の日本ラウンド。2011年は岡山国際サーキットから舞台を移し、初めて鈴鹿サーキットで開催することとなった。
WTCCは「格闘技レース」という異名を持つとおり、激しいバトルが最大の特徴だ。
どこでも隙あればノーズをねじ込んで、少々の接触も覚悟の上。それがスタートからゴールまで、ずっと続く。そういったバトルシーンを、数多く味わってもらおうと、鈴鹿サーキットでは東コースを舞台とされることになった。
メインストレートではスリップストリームが効き、その先の1コーナーでは、ギリギリのブレーキング合戦が繰り広げられるだろう。特にスタート直後は、数台が横に並ぶ先陣争いが披露されるはず。その後、少しでもインを開けようものなら、2コーナーで刺されることは必至だ。
S字コーナーから逆バンクまでのテクニカルセッションでもWTCCならオーバーテイクが可能だ。縁石をまたいで片輪が跳ねようが、彼らは行く時は行く。最終コーナーとなる東コースショートカットは立ち上がりがブラインド。一瞬でも躊躇があったり、少しでもラインを乱したりすれば、即チャージを食らう羽目となるだろうし、仮に抜かれなくても脱出速度が鈍れば、ストレートで餌食になる。
つまり、WTCCにおいては東コース全域がオーバーテイクポイントになる、そういっても過言ではないだろう。そんな迫力に満ちた光景が23周に渡って繰り広げられるのだから、まさしく息つく暇など与えてくれないだろう。
なお、第1レースはローリングスタート、第2レースはスタンディングスタートで開始されるから、その違いがどう展開に影響を及ぼすかも、じっくり見極めても欲しい。
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