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2011年7月19日 (火)

NASCAR:トヨタモータースポーツニュース”5台のトヨタ カムリがトップ10フィニッシュ”

2011年7月18日
トヨタ自動車(株)
スポーツ車両統括部
モータースポーツ推進室 
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第19戦 LENOX Industrial Tools 301


開催日:7月17日

5台の“トヨタ カムリ”がトップ10フィニッシュ
デニー・ハムリンが3位、ジョーイ・ロガーノ4位 

11nascar22_1 “トヨタ カムリ”勢最上位の3位フィニッシュを果たしたデニー・ハムリン(#11) 

 7月17日(日)、米国北東部ニューハンプシャー州ロードンのニューハンプシャー・モーター・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第19戦「LENOX Industrial Tools 301」が開催された。
 「ザ・マジック・マイル」の相性を持つ同コースは、最大バンク角が7度と平坦なのが特徴な1周1.058マイル(約1.6km)オーバル。トヨタ勢では、2009年に降雨短縮となったレースで、ジョーイ・ロガーノがキャリア初勝利を飾っている。9月には“チェイス”の一戦としても開催されるため、セッティング確認のためにも重要なレースとなる。

 15日(金)午後3時10分から予選が行われ、デイビッド・ロイティマンが3番手。ケイシー・カーンが10番手につけ、12台の“トヨタ カムリ”が決勝へと駒を進めた。

 17日(日)好天に恵まれたニューハンプシャーで、午後1時16分に1.058マイルオーバルを301周(318マイル:約510km)して競われる決勝レースがスタート。
 序盤は3番手スタートのロイティマンがトップ5圏内、カーンがトップ10圏内を走行。19番手と中団スタートを強いられたカイル・ブッシュは、追い抜きの難しいこのコースでのポジションアップに苦戦。30周目の最初のイエローコーションでは、隣のピットの車両に邪魔される形となり後退。首位と同一周回最後尾の41位までポジションダウン。
 そこから再びポジションを上げていったKy.ブッシュであったが、60周目に突然のタイヤパンクに見舞われ壁に激しくヒット。ガレージでの修復を余儀なくされ、上位争いからは脱落してしまった。

 このイエローコーションで各車ピットへ向かうと、カーンはタイヤ2本交換作戦を採り、3位へと浮上。同じく2本タイヤ交換のマーティン・トゥルークス・Jr.もトップ10圏内へとポジションを上げた。
 好調なカーンは首位争いを展開し、121周目にはついに首位に浮上。トヨタ勢はロガーノとヴィッカーズもトップ10争いに加わる速さを見せた。
 ピットでの僅かな作業時間や戦略で大きく順位が入れ替わる展開の中、14番手スタートのデニー・ハムリンはコンスタントに20位以内につけていたが、171周目に、他車との接触で痛恨のスピン。32位まで後退。
 レースが残り100周を切ってからは、各車燃料を見据えたピット戦略で順位が変動。216周目のイエローコーションでは、ロガーノがピットに入らず、この日初めて首位に立った。
 225周目には、中団の激しい3ワイドバトルの中で、この日上位争いを展開していたブライアン・ヴィッカーズとカーンが接触し、ヴィッカーズがスピン。車両にダメージを負い、ガレージでの修復となってしまった。
 240周目にこの日10度目のイエローコーションが出されたが、ここでトップ10圏内まで浮上していたハムリンは、チームメイトのロガーノと共に、ピットに入らず最後まで走りきる作戦を選択。ハムリン4番手、ロガーノ7番手で再スタート。
 その後はイエローコーションが出ず、終盤は、燃料が厳しくなりペースを落とす車両、燃料切れに見舞われる車両などが出る中、燃費に優れた“トヨタ カムリ”勢は着実にポジションをアップ。
 最後はハムリンが3位、ロガーノが4位までポジションを上げてチェッカー。カーンが6位、ボビー・ラボンテが7位、トゥルークス・Jr.が8位でフィニッシュし、“トヨタ カムリ”は5台がトップ10フィニッシュを果たした。

 次戦第20戦は7月31日(日)、米国中部インディアナ州インディアナポリスのインディアナポリス・モーター・スピードウェイで行われる。

ドライバー デニー・ハムリン:
「チームにとっては、ひたすら我慢を強いられたレースだった。しかし、彼らは決して諦めることなく、私が追い上げるのをフォローしてくれた。今日は確かに苦戦を強いられた一日であり、3位というのは悪くない結果だ。レースの間ずっと調整を強いられたが、最後にやっと正しい方向のセッティングができ、上位浮上を果たすことができた」 

第19戦 LENOX Industrial Tools 301 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 1 39 ライアン・ニューマン シボレー 301
2 2 14 トニー・スチュワート シボレー 301
3 14 11 デニー・ハムリン トヨタ カムリ 301
4 16 20 ジョーイ・ロガーノ トヨタ カムリ 301
6 10 4 ケイシー・カーン トヨタ カムリ 301
7 23 47 ボビー・ラボンテ トヨタ カムリ 301
8 13 56 マーティン・トゥルークス・Jr. トヨタ カムリ 301
19 3 00 デイビッド・ロイティマン トヨタ カムリ 301
34 21 83 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ カムリ 283
36 19 18 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 224
38 31 13 ケイシー・メアーズ トヨタ カムリ 83
40 33 66 マイケル・マクドウェル トヨタ カムリ 46
41 35 87 ジョー・ネメチェク トヨタ カムリ 37
42 39 60 マイク・スキナー トヨタ カムリ 17

 観客数(主催者発表): 95,000人

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 カール・エドワーズ フォード 652
2 ジミー・ジョンソン シボレー 645
3 カート・ブッシュ ダッジ 641
5 カイル・ブッシュ トヨタ 632
10 デニー・ハムリン トヨタ 570
14 ケイシー・カーン トヨタ 523
18 ジョーイ・ロガーノ トヨタ 510
22 マーティン・トゥルークス・Jr. トヨタ 485
24 デイビッド・ロイティマン トヨタ 448
26 ブライアン・ヴィッカーズ トヨタ 415
28 ボビー・ラボンテ トヨタ 400
32 ケイシー・メアーズ トヨタ 267
40 マイケル・マクドウェル トヨタ 68
42 マイケル・ウォルトリップ トヨタ 20

マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 シボレー 127
2 フォード 110
3 トヨタ 105
4 ダッジ 76

※結果及びポイントは暫定 

NASCAR NATIONWIDE SERIES
第19戦 New England 200


開催日:7月16日

カイル・ブッシュがNASCAR通算100勝目を達成!

11nascar22_2 シリーズ通算49勝、NASCAR通算100勝のパネルを掲げ、
チームクルーと共に記念すべき勝利を祝うカイル・ブッシュ

 7月16日(土)にNASCARネイションワイド・シリーズの第19戦「New England 200」がニューハンプシャー・モーター・スピードウェイで開催された。
 ネイションワイド・シリーズでは、同コースにおいてカイル・ブッシュが2年連続の勝利を飾っており、更に記録を伸ばす3年連続勝利、また、今回Ky.ブッシュが勝利を挙げれば、通算勝利数でも記録更新となるため、注目を集めた一戦となった。

 15日(金)に練習走行が行われ、16日(土)午前10時35分より予選開始。ジョーイ・ロガーノが3番手、Ky.ブッシュが5番手、ブライアン・スコットが9番手と、ジョー・ギブス・レーシングの3台がトップ10グリッドを確保。7台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。

 予選に続き、午後3時46分、1.058マイルオーバルを200周(211.6マイル:約340km)して競われる決勝レースがスタート。序盤からKy.ブッシュとロガーノは、スプリント・カップ・シリーズのレギュラードライバー達と首位争いを展開。Ky.ブッシュは11周目に3位、22周目には2位へとポジションを上げた。
 その後、レース中盤にはイエローコーションが多発したが、上位勢は巻き込まれることなく、116周目の5度目のイエローコーションで燃料を給油した後は、Ky.ブッシュらはそのまま最後まで走りきる作戦となった。

 165周目にイエローコーションが出されたが、2位のポジションを守ったままコース上に残ったKy.ブッシュは、再スタートしてまもなく首位のリッキー・ステンハウス・Jr.(フォード)をパス。この日初めて首位に浮上した。
 190周目には、この日常にトップ5圏を走行していたロガーノが、他車との接触からスピン。後続が突っ込み、多重クラッシュとなってしまった。
 このイエローコーションから196周目に再スタートが切られたが、再スタート直後にも再び中団で多重クラッシュが発生。先のクラッシュで順位を落としながらも何とかレースに残っていたロガーノは、再びこのクラッシュに巻き込まれ、車両に大きなダメージを負い、チェッカーを目前にして無念の戦線離脱となった。

 このクラッシュでレースは6周延長となり、“グリーン・ホワイト・チェッカー”で決されることとなった。燃料的にも厳しくなったKy.ブッシュだったが、この最後の再スタートも決め、追いすがるケヴィン・ハーヴィック(シボレー)とのサイド・バイ・サイドのバトルを見事に制してトップでチェッカー。今季6勝目を挙げた。
 終盤の混乱を切り抜けたケニー・ウォレスが6位。マイケル・アネットが7位、スティーブ・ウォレスが9位に入り、トップ10フィニッシュを果たした。
 Ky.ブッシュはこの勝利により、同シリーズのニューハンプシャー戦3連勝。また、NASCARトップ3カテゴリーでの通算勝利数でも、記念すべき100勝目を達成した歴代3人目のドライバーとなった。加えて、ネイションワイド・シリーズでの通算勝利数も49(うち“トヨタ カムリ”での勝利は38)とし、マーク・マーティンの持つ同記録に並んだ。
 次戦第20戦は7月23日(土)、米国南東部テネシー州レバノンのナッシュビル・スーパースピードウェイで行われる。

ドライバー カイル・ブッシュ:

「信じられないレースだった。多くの意味を持つ勝利だし、最高の気分だ。このチームの“トヨタ カムリ”と共にシリーズ49勝目を上げられたことは格別で、チームやスポンサー、トヨタ、そしてファンのサポート無しには成し遂げられなかっただろう。追い抜きの難しいこのコースで、強力なライバル達をパスするのは、針の穴に糸を通すような困難であり、チャンスを確実に活かさなくてはならなかった。最後の何度かの再スタートでは、何が起こるかわからなかったが、首位を守りきることができた。本当に素晴らしい一日になった」 

第19戦 New England 200 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 5 18 カイル・ブッシュ トヨタ カムリ 206
2 2 33 ケヴィン・ハーヴィック シボレー 206
3 12 7 ケイシー・カーン シボレー 206
6 13 09 ケニー・ウォレス トヨタ カムリ 206
7 18 62 マイケル・アネット トヨタ カムリ 206
9 17 66 スティーブ・ウォレス トヨタ カムリ 206
11 16 87 ジョー・ネメチェク トヨタ カムリ 206
17 9 11 ブライアン・スコット トヨタ カムリ 206
29 3 20 ジョーイ・ロガーノ トヨタ カムリ 196

 観客数(主催者発表):42,000人

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 エリオット・サドラー シボレー 673
2 リード・ソレンソン シボレー 666
3 リッキー・ステンハウス・Jr. フォード 655
7 ケニー・ウォレス トヨタ 571
8 スティーブ・ウォレス トヨタ 525
9 マイケル・アネット トヨタ 520
10 ブライアン・スコット トヨタ 510
22 ライアン・トゥルークス トヨタ 249
54 ドリュー・ヘリング トヨタ 33
69 ジェイソン・ボウルズ トヨタ 10

マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 123
2 フォード 108
3 シボレー 107
4 ダッジ 80

※結果及びポイントは暫定 
 

NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
第11戦 Coca-Cola 200


開催日:7月16日

2台の“トヨタ タンドラ”がトップ10フィニッシュ

11nascar22_3 9位でフィニッシュしたデイビッド・スター(#81)と
10位フィニッシュのトッド・ボダイン(#5
) 

 NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第11戦「Coca-Cola 200」が7月16日(土)に米国中部アイオワ州ニュートンのアイオワ・スピードウェイで開催された。
 今大会はスプリント・カップ・シリーズとネイションワイド・シリーズが開催されているニューハンプシャーとは遠く離れたアイオワでの単独開催。ネイションワイド・シリーズとは同日の開催ということもあり、他のカテゴリーとの掛け持ち出場はなく、トラック・シリーズのレギュラードライバーやスポット参戦ドライバー、特に若手ドライバーの目立つレースとなった。

 16日(土)午後1時35分から予選が行われ、ティモシー・ペターズが2列目4番手、ブライアン・イックラーが7番手、ジャスティン・ロフトンが9番手を確保。8台の“トヨタ タンドラ”が決勝へと進んだ。

 まだ空は明るく、気温も30度以上ある暑さの下、午後7時18分に1周0.875マイルオーバルを200周(175マイル:約280km)して競われる決勝レースがスタート。
 序盤はイックラーとペターズがトップ10圏内につけていたが、12周目、5位走行中のイックラーがターン2で単独スピン。どこにも接触はしなかったが、ピットインを余儀なくされ、24位まで後退。
 ペターズはハンドリングに苦しみながらも10位前後を走行。レース折り返しの頃には、これに21番手スタートのトッド・ボダイン、最後尾32番手スタートのデイビッド・スター、そしてスピンからポジションを戻してきたイックラーらがポジションを上げて加わり、前を行くシボレー勢を追撃した。
 154周目にこの日6度目となるイエローコーションが出されると、各車最後の給油と作業のためにピットへ向かったが、ここでボダインらはタイヤを交換せず、給油のみを選択。ボダインが首位、スターが4位、ペターズが5位で再スタートとなった。
 しかし、この日速さで勝ったシボレー勢を押さえることはできず、徐々にポジションダウン。それでも、スターが9位、ボダインが10位でフィニッシュ。“トヨタ タンドラ”は2台がトップ10フィニッシュを果たした。

 次戦第12戦は7月22日(金)にナッシュビル・スーパースピードウェイで開催される。

第11戦 Coca-Cola 200 決勝結果
順位 予選 No. ドライバー名 車種 周回
1 11 88 マット・クラフトン シボレー 200
2 5 3 オースティン・ディロン シボレー 200
3 1 2 デイビッド・メイヒュー シボレー 200
9 32 81 デイビッド・スター トヨタ タンドラ 200
10 21 5 トッド・ボダイン トヨタ タンドラ 200
11 4 17 ティモシー・ペターズ トヨタ タンドラ 200
12 9 46 ジャスティン・ロフトン トヨタ タンドラ 200
14 7 18 ブライアン・イックラー トヨタ タンドラ 200
15 12 7 ミゲル・パルド トヨタ タンドラ 200
16 19 62 ブレンダン・ゴーアン トヨタ タンドラ 200
20 17 9 マックス・パピス トヨタ タンドラ 198

 観客数(主催者発表):24,408人

選手権 ポイント表
ドライバーズポイント
順位 ドライバー名 メーカー ポイント
1 ジョニー・ソーター シボレー 388
2 オースティン・ディロン シボレー 366
3 コール・ウィット シボレー 362
6 ティモシー・ペターズ トヨタ 341
10 ブレンダン・ゴーアン トヨタ 315
11 トッド・ボダイン トヨタ 312
12 マックス・パピス トヨタ 300
14 デイビッド・スター トヨタ 291
18 ジャスティン・ロフトン トヨタ 282
19 ミゲル・パルド トヨタ 272
22 トラヴィス・クヴァピル トヨタ 252
23 クレイグ・ゴース トヨタ 218
24 ジョハンナ・ロング トヨタ 195
30 ジャスティン・ジョンソン トヨタ 88
36 ダスティ・デイヴィス トヨタ 60
38 ブライアン・イックラー トヨタ 30
44 マイク・スキナー トヨタ 20
46 ジョン・キング トヨタ 16
48 ジョシュ・リチャーズ トヨタ 15
49 テイラー・マルサム トヨタ 15

マニュファクチャラーズポイント
順位 メーカー ポイント
1 トヨタ 85
2 シボレー 76
3 ダッジ 47
4 フォード 34

※結果及びポイントは暫定 

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