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2011年8月

2011年8月31日 (水)

IRL:Rd.14&ALMS:Rd.7ボルチモア・スケジュール/エントリーリスト

Baltimore_gp_2

■タイムスケジュール

Baltimore INDYCAR PARTICIPANT SCHEDULE
Baltimore, MarylandWeek of August 29 - September 4, 2011
FRIDAY Sept. 2
6:00 Garage Open
8:00-8:30 F2000 Practice
8:40-9:10 Star Mazda Prac.
9:25-10:25 ALMS Practice
10:45 - 11:45 Indy Lights Practice
12:05 - 1:20 IZOD IndyCar Practice
1:40 - 3:50 ALMS Prac/Qual
4:10 - 5:10 IZOD IndyCar Practice
5:20 - 5:50 F2000 Qual.
6:00 - 6:30 Star Mazda Prac.
9:00 Garage Closes
SATURDAY Sept. 3
6:00 Garage Open
9:05 - 10:05 IZOD IndyCar Practice
10:25 - 10:45 ALMS Warm Up
11:05 - 11:50 Indy Lights Qual.
12:10 - 1:20 IZOD IndyCar Qualifying
1:30 - 2:05 Star Mazda Qual.
2:15 - 2:50 F2000 Race #1
3:30 - 6:45 ALMS Race
9:00 Garage Closes
SUNDAY Sept. 4
6:00 Garage Open
8:00 - 8:15 Indy Lights Warm Up
8:35 - 9:05 IZOD IndyCar Warm Up
10:20 -11:00 F2000 Race #2
11:05 - 12:00 Star Mazda Race
12:00 Firestone Indy Lights Pre Race
12:15-1:15 Firestone Indy Lights Race 35 Laps
2:00-2:45 IndyCar Pre Race
2:45 IZOD IndyCar RaceVersus - 75 Laps

* 日本との時差は-13時間。決勝レーススタート時刻はALMSが9月4日(日)午前4時30分、インディカーは9月5日(月)午前3時45分.
* GAORA(Ch.302) [生]インディカー・シリーズ 2011 #14 「〜ボルティモア〜」 9/5 (月) 3:00 ~ 6:30 (210分)
解説:松田秀士、松浦孝亮 実況:村田晴郎(レース終了まで放送。以降の番組変更の場合あり。)

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NASCAR:Rd.25アトランタ・スケジュール/エントリーリスト

Advocare500_11thumb Greatclips300_10_thumb Atlanta_200_logothumb

 

 

■タイムスケジュール

ATLANTA MOTOR SPEEDWAY 2011 EVENT SCHEDULE
NASCAR SPRINT CUP SERIES
NASCAR NATIONWIDE SERIES / NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
Friday September 2ND
10:30 - 11:30 NCWTS PRACTICE
12:00 - 13:30 NCWTS FINAL PRACTICE
13:00 NSCS GARAGE OPENS
13:00 NNS GARAGE OPENS
17:05 NCWTS QUALIFYING (TWO LAPS  ALL POSITIONS)
18:00 - 19:20 NSCS PRACTICE
18:00 NNS GARAGE CLOSES
19:30 NCWTS DRIVERS INTRODUCTIONS
20:00 NCWTS RACE (130 LAPS  200.2 MILES)
20:30 NSCS GARAGE & REGISTRATION CLOSES
Saturday September 3RD
07:00 NNS GARAGE & REGISTRATION OPENS
08:30 - 09:30 NNS PRACTICE
09:45 - 10:45 NNS FINAL PRACTICE
12:00 NSCS GARAGE & REGISTRATION OPENS
13:30 - 15:00 NSCS FINAL PRACTICE
15:35 NNS QUALIFYING (TWO LAPS  ALL POSITIONS)
17:10 NSCS QUALIFYING (TWO LAPS  ALL POSITIONS)
19:00 NNS DRIVER INTRODUCTIONS-SECURITYCLEAR PIT ROAD
19:30 NNS RACE (195 LAPS  300.3 MILES)
20:00 NSCS GARAGE & REGISTRATION CLOSES
Sunday September 4TH
14:00 NSCS GARAGE OPENS
19:00 NSCS DRIVER INTRODUCTIONS-SECURITY CLEAR PIT ROAD
19:30 NSCS RACE 500 (325 LAPS  500.5 MILES)
20:00 NSCS REGISTRATION CLOSES
ALL TIMES ARE LISTED IN EASTERN
08/15/11 ATL-11/01 NSCS TENTATIVE AND SUBJECT TO CHANGE

Atlanta20motor20speedway20logo20thu Map

Track Details
Completed : 1960
Distance : 1.54 miles
Shape : Quad-oval
Banking : 24° turns,
5° straights
Frontstretch : 2,332 feet
Backstretch : 1,800 feet
Seating : 124,000

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2011年8月30日 (火)

Preview:今週末開催の海外レース

  FIA-GT1は初の中国開催 (C)FIA-GT1/DPP1 拡大します

Weekend Race Schedule (9月2日~9月4日)
Series Round Race / Circuit Country
NASCAR 25 Labor Day Classic 500  / アトランタ・モータースピードウェイ アメリカ
INDY 14 Baltimore Grand Prix / ボルチモア市街地 アメリカ
ALMS 7 Baltimore Grand Prix / ボルチモア市街地 アメリカ
FIA-GT1 8 FIA GT1 World Champiuonship / オルドス 中国(内モンゴル)
WTCC 7 FIA World Touring Car Championship / バレンシア・サーキット スペイン
DTM 7 Deutsche Tourenwagen Masters  / ブランズハッチ イギリス
BTCC 7 Dunlop British Touring Car Championship / ノックヒル イギリス
BF3 8 Cooper Tires British F3 International Series / ロッキンガム イギリス
Auto GP 7 Auto Grand Prix / バレンシア・サーキット スペイン

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F2:Rd.6レッドブルリンク 第2レース予選&結果

Mirko Bortolotti (C)Formula2 Series 拡大します

Ramon Pineiro (C)Formula2 Series 拡大します

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2011年8月29日 (月)

INDY:ホンダモータースポーツリリース”ウィル・パワーがポール・トゥ・ウインで5勝目を飾り、ダリオ・フランキッティとのポイント差を一気に26点まで縮める”

ウィル・パワーがポール・トゥ・ウインで5勝目を飾り、ダリオ・フランキッティとのポイント差を一気に26点まで縮める
佐藤琢磨は3ピット・ストップの作戦を採用するも、レース展開が味方せずに18位フィニッシュ

In110828001hすがすがしい青空の下で開催されたインディ・グランプリ・オブ・ソノマでは、ポールポジションからスタートしたウィル・パワー(Team Penske)が75周のうちの71周をリードし、今シーズン5回目の優勝を飾りました。この勝利はインディカー・シリーズでの14勝目で、カリフォルニア州ソノマにあるインフィニオン・レースウェイにおいて2年連続優勝を果たしました。

In110828002hパワーは予選でのポールポジション獲得と決勝レースでの最多リードラップ記録によって1レースで稼げる最多ポイントである53点を稼ぎ、ポイント・リーダーのダリオ・フランキッティ(Chip Ganassi Racing)との差を大幅に縮めることに成功しました。予選4番手だったフランキッティは、レースも同じ4位のポジションでフィニッシュしたため、第12戦終了時点にあった47点という大きな差が、今日のレースを終えた時点では26点にまで小さくなっています。

2011年シーズンは終盤を迎えていますが、パワーがここへ来て勢いを取り戻し、逆にフランキッティは思うようにポイントを積み重ねることができていません。ミッドオハイオでの第11戦Hondaインディ200を終えた時点で両者のポイント差は62点にまで開いていたのですが、パワーが第12、第13戦で続けてフランキッティより上位でゴールし、次の1レースでポイント・ランキングの逆転が可能なところまで差を縮めています。チャンピオン争いは緊迫し、残る4レースでの戦いがますます楽しみな状況となっています。

In110828003h In110828004h 今日のレースではパワーに続いてエリオ・カストロネベスが2位、ライアン・ブリスコーが3位でゴールしました。どちらも予選と同じポジションで決勝レースをフィニッシュまで走り抜きました。Team Penskeの1-2-3フィニッシュは、1994年9月のナザレス・スピードウェイ以来のことで、ロードコースにおける1-2-3は、同じく1994年8月のミッドオハイオ以来です。Team Penske以外のチームによる1-2-3フィニッシュでは、2005年にAndretti Green Racingが記録したセント・ピーターズバーグでのものが最近のレースです。

In110828005h佐藤琢磨(KV Racing Technology-Lotus)は、予選順位が16番手だったことから、ピット・ストップを3回行う作戦によって大きく順位を上げることを狙ったのですが、フルコース・コーションがレース終盤の1回だけだった上に、ピット・ストップ時に遅いマシンの背後にひっかかってしまう不運が重なり、スタート・ポジションよりも後方の18位でのゴールとなりました。今回12点しか加算することができなかった佐藤は、ポイント・スタンディングを10位から11位へと1つ落とすこととなりました。

次の第14戦は東海岸のメリーランド州ボルティモアで初開催されるストリート・レース。インディカー・シリーズはアメリカ大陸を横断し、来週末にレースを開催します。

コメント
ウィル・パワー(優勝)

「完ぺきな週末になりました。Team Penskeが最高のパフォーマンスを発揮してくれたのです。レース終盤にフルコース・コーションが出たことも私にとってはプラスでした。周回遅れに追いついてトラブルに巻き込まれる可能性が生まれていましたが、それが解消されることになったんです。逆転チャンピオンを十分に狙えるポイント差にすることもできました。残る4レースはロードコースとストリートが1戦ずつと、オーバルが2戦です。そのうちの2レースは初開催のコースで、私は新しいコースでの戦いを得意としていますから、チャンピオン争いを有利に戦えるのではないか、とワクワクしています」

エリオ・カストロネベス(2位)
「予選で1、2、3番手を独占した我々Team Penskeが、決勝レースでも1-2-3フィニッシュを達成しました。最高の気分です。歴史ある偉大なチームの一員として、憧れていた先輩ドライバーたちと同じように1-2-3フィニッシュを記録できたことをうれしく、そして光栄に感じます。これからも今日のように1-2-3フィニッシュを繰り返し達成したいと思います。ただし、ウイナーは毎回同じではない方がよいでしょう。先週のテストを走ったウィル・パワーとエンジニアリング・スタッフの働きにより、僕らのマシンは非常に速く、予選でも決勝レースでもライバル勢を突き放すパフォーマンスを発揮できました」

ライアン・ブリスコー(3位)
「今日のレースではダリオ・フランキッティを絶対に自分の前に出さない。そういう気持ちで戦っていました。ピット・ストップではポジションを逆転されそうにもなりましたが、Team Penskeの1-2-3フィニッシュをぜひとも達成したいと考えながら走っていました。トラフィックをくぐり抜けながらのレースでしたから、その中でミスを犯すことだけは絶対に避けたいところでした。我々3人はチームメートとなった2年前から、表彰台を独占する1-2-3フィニッシュを目標としてきて、何度も惜しいチャンスを逃してきました。今日こうして目標を達成し、大きな満足感を感じています」

In110828014h佐藤琢磨(18位)
「厳しく、長いレースでした。2ストップか3ストップか、私たちのチームは作戦に柔軟性を持たせてレースに臨みました。そしてレース序盤に、3ストップでいくことが決定されました。我々のペースは決して悪くはなかったと思いますが、今日のレース展開は我々に一切味方をしてくれませんでした。スピードが上がらなかった点は大きな反省点で、この問題の解決策を私たちのチームには絶対に見つけなければならないと感じています。今日のレース結果は本当に悔しいものです。すばらしい仕事をしたクルーたちに感謝します。スタート15分前に冷却水漏れが発見されましたが、彼らはスタートまでにラジエターの交換作業を完了させてくれました。そして、マシンはレースで一切のトラブルを出さなかったのです」

ロジャー・グリフィス|HPDテクニカル・ディレクター
「すばらしい天候の下でレースは開催されました。残念ながら大半のドライバーたちがレース・リーダーをフォローしていく作戦を採用し、多くのオーバーテイクが見られるバトルとはなっていませんでした。燃費セーブもこのコースでのレースでは重要なファクターであるため、少しでもピット・ストップを後ろにずらそうと燃料消費を抑えて走行していたのです。レースが終盤を迎えてから出されたフルコース・コーションによって、2列でのリスタートが切られることとなりました。そこでトップ・グループに順位の変動は起こらなかったものの、緊張感が張り詰めた中でのリスタートをファンは見ることができたと思います。Team Penskeのすばらしいパフォーマンスが今日のレースでは見られましたね。1-2-3フィニッシュでした。ウィル・パワーはまたしてもダリオ・フランキッティとのポイント差を縮めることに成功。まだレースは4戦も残っています。今年もインディカー・シリーズではチャンピオン争いが最終戦までもつれ込むことでしょう」

In110828015h

写真(C)Honda Motor Co Ltd.

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GT3:ブランパン耐久シリーズRd.4マニクール レース結果

■マークVDS、BMW Z4が優勝
  ニッサンGT-R GT3は、デビューレースで8位に入る

BMW Z4 #40, team MarcVDS (C)Blancpain Endurance Series 拡大します

NISSAN GT-R GT3 (C)Blancpain Endurance Series 拡大します

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INDY:Rd.13インフィネオン レース結果

■パワー、今シーズン5勝目
  ペンスキー、1-2-3フィニッシュ

ウィル・パワー (C)INDY Media 拡大します

(C)INDY Media 拡大します

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GP3:Rd.7スパ・フランコルシャン レース結果

■第1レースはボタスが優勝、第2レースはスタナウェイがシリーズデビューウィンを飾る
  ロータスARTのチームタイトルが決定

バルテリ・ボタス (C)GP3 Series Media Service  拡大します

リッチー・スタナウェイ (C)GP3 Series Media Service  拡大します

(C)GP3 Series Media Service   拡大します

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GP2:Rd.8スパ・フランコルシャン 第2レース結果

■フィリッピ、今シーズン2勝目

ルカ・フィリッピ (C)GP2 Series Media Service 拡大します

(C)GP2 Series Media Service 拡大します

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2011年8月28日 (日)

NASCAR:Rd.24ブリストル レース結果

■ケセロウスキー、サタデーナイトレースで今シーズン3勝目
  カイル・ブッシュ、ジョンソン再び同ポイントでランキングトップに並ぶ

ブラッド・ケセロウスキー (C)nascarmedia 拡大します

 (C)nascarmedia  拡大します

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INDY:ホンダモータースポーツリリース”ウィル・パワーが今シーズン6度目のポールポジションを獲得”

ウィル・パワーが今シーズン6度目のポールポジションを獲得
エリオ・カストロネベスが2番手、ライアン・ブリスコーが3番手となり、Team Penskeが予選1-2-3を独占
佐藤琢磨はマシンセッティングに苦しみ、予選16番手

In110827001hIZODインディカー・シリーズの2011年シーズンも終盤戦に突入しています。今週末にカリフォルニア州、サンフランシスコ郊外のソノマで行われるのは、17戦で争われるシリーズの13戦目。チャンピオン争いはダリオ・フランキッティ(Chip Ganassi Racing)とウィル・パワー(Team Penske)の2人による一騎打ちの様相となっており、彼らはソノマでもプラクティスから激しく競い合いを見せています。

In110827002h金曜日に1回、土曜日の1回、合計2回のプラクティスセッションでは、フランキッティがライバル勢を一歩リードする速さを見せていましたが、予選ではパワーが立場を逆転してポールポジション獲得を達成。マシンを降りると両手を宙へと突き上げ、笑顔でファンの歓声に応えました。

カリフォルニアワインの産地として有名なソノマでは、昼前から抜けるような青空が広がり、集まった多くのファンの前で3段階の予選が開催されました。2グループに分かれての予選第1セグメント、12人による第2セグメントを経て、ポールポジションを争う6人は決定され、パワー、ライアン・ブリスコー(Team Penske)、エリオ・カストロネベス(Team Penske)、フランキッティ、スコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)、そしてルーキーのジェームズ・ヒンチクリフ(Newman Haas Racing)という顔ぶれとなりました。

ファイナルステージは10分間と短く、ここで1分18秒6017、平均時速105.479マイルというすばらしいベストラップを記録したのがパワーでした。そして、2番手、3番手には彼のチームメートのカストロネベスとブリスコーがつけました。ポイントリーダーのフランキッティは、プラクティスまでの好調がうそのように、予選ではソフトタイヤの性能を引き出すのに苦労し、4番手に入るのが精一杯。彼のチームメートのディクソンも5番手で、今回の予選でChip Ganassi RacingはTeam Penskeに完敗を喫した形となりました。

今週末のインフィニオン・レースウェイでの第13戦は、今シーズン8戦目のロードレースですが、これらすべての予選でファイナルまで進出しているのは、パワーだけです。彼のロードコースでの速さは、ライバル勢よりも頭ひとつ抜けています。今回のポールポジションは、彼にとって今シーズン6度目。インフィニオン・レースウェイでのパワーのポールポジション獲得は、これで2年連続となりました。

In110827004h佐藤琢磨(KV Racing Technology-Lotus)は、予選の第1セグメントを第2グループで戦ったのですが、その中で8番手タイムしか記録できなかったため、次のセグメントへと進出できませんでした。金曜からのプラクティスを2回でマシンセッティングがスムーズに進まなかったことが影響したためでした。しかし、苦しい中でもマシンは着々といい方向へと進歩させることができているため、明日のウオームアップ・セッションで更にマシンを向上させ、決勝では上位でのバトルに食い込んでいくことを狙っています。

コメント
ウィル・パワー(ポールポジション)

「このポールポジションを獲得するために全力を注ぎました。1ラップだけでいいから、ベストを記録しなければなりませんでした。このコースではスターティングポジションが極めて重要です。予選前のプラクティスを終えた時点では、自分たちが十分な速さを備えていることに自信が持てませんでした。しかし、予選前にセッティングを少し変更し、それが効果を発揮しました。自分のアタックも完ぺきでした。そして、チームメート2人が僕とChip Ganassi Racingのドライバー2人の間に入ってくれました。今日の予選はまさに完ぺきなものとなりました」

エリオ・カストロネベス(2番手)
「フロントローからのスタートは本当に久しぶりです。予選でファイナルに進むのも久しぶりな気がします。だからとてもうれしいです。Team Penskeの1-2-3となりました。僕らチームメート3人は激しく競い合うと同時に、助け合っています。それが今回の予選トップ3独占につながったと思います。インフィニオン・レースウェイは本当にタフで、ミスなく走るのがすごく難しいコースで、ベストのラップを何回も続けて出すのは不可能です。明日のレースでも、今日のようにすばらしい結果を自分自身と、チームにも挙げられることを期待します」

ライアン・ブリスコー(3番手)
「Team Penskeはどのレースに向けても万全の準備を行っています。クルー全員が少しでもいい結果を手に入れるために全力を挙げて働いています。今日の予選での1-2-3は、彼らの力によって達成されたものだと思います。僕自身も今週はとてもよい戦いができています。最初のプラクティスから今日の予選まで、ずっとトップ争いに参加することができています。明日のレースでもトップ争いを行い、予選以上の結果をつかみ取りたいと思います」

In110827005h 佐藤琢磨(16番手)
「2グループ目の走行でしたから、路面はサポートレースによる悪影響をほとんど感じずに済みました。しかし、気温が上がって、路面の温度も上昇。グリップ力が下がっていたために、マシンのバランスも崩れてしまいました。ソフトタイヤ装着によるラップタイムの向上も、自分たちが想定していたほどのものはありませんでしたね。今回の予選結果は残念でなりません。プラクティスから予選まで、いくつかのセッティング変更をトライしたのですが、いずれも我々に十分なスピードをもたらしてくれませんでした。今晩、私たちはすべてのデータを見直し、明日のレースに向けて何かを見つけ出さないといけないと思います。新品のソフトタイヤをレースで2セット使えることは、レースではアドバンテージとなるはずです」

ロジャー・グリフィス|HPD テクニカル・ディレクター
「カリフォルニアらしい空の下、予選はとてもエキサイティングな展開となり、Team Penskeが1-2-3位を独占しました。ポールポジションはウィル・パワーが獲得。彼は2年前に大きなアクシデントをこのコースで経験しましたが、昨年に続いてのポールポジション獲得を果たしました。とてもドライビングの難しいコースですが、彼は速く走るための秘訣を何か知っているのでしょう。エリオ・カストロネベスの2位もすばらしい結果でした。彼はこのところ予選でのパフォーマンスが悪かったのですが、今回は好調のようですから、明日のレースでの戦いぶりも楽しみです。逆にChip Ganassi Racing勢はダリオ・フランキッティが4番手、スコット・ディクソンが5番手でした。彼らが明日のレースでどんな走りを見せることになるのかも大いに興味のあるところです。そして予選6番手にはルーキーのジェームズ・ヒンチクリフが入りました。彼のポテンシャルは非常に高い。このところの好結果が彼にさらなる自信を与えているのでしょう。明日のレース、今後の成長ぶり、ともに期待をしています」

写真(C)Honda Motor Co Ltd.

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INDY:Rd.13インフィネオン 予選結果

■パワー、ポールポジション、ペンスキー1-2-3グリッドを独占
  佐藤は16番手スタート

ウィル・パワー (C)INDY Media 拡大します

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F2:Rd.6レッドブルリンク 第1レース予選&結果

Ramon Pineiro (C)Formula2 Series 拡大します

Ramon Pineiro (C)Formula2 Series 拡大します

(C)Formula2 Series 拡大します

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GP2:Rd.8スパ・フランコルシャン 第1レース結果

■グロージャン、GP2シリーズ2度目のタイトル獲得
  レースはベアトリスのポール・トゥ・ウィン

クリスチャン・ベアトリス (C)GP2 Series Media Service 拡大します

ロメイン・グロージャン(C)GP2 Series Media Service 拡大します

(C)GP2 Series Media Service 拡大します

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2011年8月27日 (土)

GP3:Rd.7スパ・フランコルシャン 予選結果

■ジェームス・カラド、シリーズ初のポールポジション

ジェームス・カラド (C)GP3 Series Media Service  拡大します

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NASCAR:Rd.4ブリストル 予選結果

■ニューマン、今シーズン2度目のポールポジション

ライアン・ニューマン (C)nascarmedia 拡大します

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GP2:Rd.8スパ・フランコルシャン 予選結果

■ベアトリス、2番手に1.4秒の大差でポールポジション獲得

クリスチャン・ベアトリス (C)GP2 Series Media Service 拡大します

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2011年8月26日 (金)

GT3:ニッサンGT-RのGT3仕様がレースデビュー

NISSAN GT-R GT3 (C)JR Motorsports 拡大します

8月25日、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(NISMO)と、JRモータースポーツ(JRM)は、ニッサンGT-RのGT3バージョンが、今週末マニクールで行われるブランパン耐久シリーズに出場する事を発表した。

ドライバーは、FIA-GT1選手権でもニッサンGT-Rを走らせているリチャード・ウエストブルックとデイビッド・ブラバムの2名。レースは3時間の耐久レースだが、JRMは今回のレースをGT-R GT3の開発計画の一部と考えている。マシンがレース環境でどのように機能するかの確認が第一で、今週末のレース結果は重視していない。

シリーズは10月のシルバーストーンで最終戦を迎えるが、JRMは今年末までにイギリスやヨーロッパでのその他のイベントへのGT-R GT3の出場を計画している。

JRMディレクター、アンディ・バーネス:「GT-R GT3のテストは今年の初めから行ってきた。マシンはとてもよく走っている。われわれは現在その継続的な開発の一部としてレースに投入したいと考えている。より多くのマイルをこなして、できるだけ多くのデータを集めることに集中し、現段階ではレースを勝ちにいくという意識はない」

ニッサンGT-R GT3は、アウディR8 GT3やマクラーレンMP4-12C、フェラーリ459イタリアといった強豪に立ち向かうことになる。

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NASCAR:ダニカ、2012年NASCARシリーズへの移行を発表

ダニカ・パトリック (C)nascarmedia 拡大します

8月25日、ダニカ・パトリックはフェニックスの『GoDaddy.com』社で記者会見を行い、2012年NASCARネーションワイドシリーズにジュニア・モータースポーツからフル参戦することを正式に発表した。また、スチュワート・ハース・レーシング(SHR)からスプリントカップへスポット参戦することも明らかにした。

この日の記者会見には、ダニカのインディカーシリーズとNASCARシリーズのスポンサー、GoDaddy.comのCEOボブ・パーソンズも同席して行われた。スプリントカップについては8から10レースの出場を予定しており、ネーションワイドとともにGoDaddy.comがスポンサーを務める。SHRのチーム・オーナーでスプリントカップドライバーのトニー・スチュワートは、ダニカは2013年にはGoDaddy.comの後援を受けてスプリントカップにフル参戦する予定であるとしている。ただ、2012年開幕戦のデイトナ500マイルレースについては、ダニカは出場する意欲を持っているが、まだ決定していない。

ダニカ・パトリック:「2010年デイトナでのARCAで初めてNASCARレースに出場したとき、これまでドライブしたどんなレースカーよりも楽しいと感じました。NASCARでの経験は実に楽しく、そこには本当に何かがあると思ったわ。時はやって来て、そしてその機会も与えられました。ボブとGoDaddyはそれを可能にしてくれたのです。わたしは何年も待ちたくありません。今それをしたいのです。わたしはそれを行うことができるスポンサーがいることを幸運に思っています」

1992年ダニカが8歳のときレース用カートに乗って以来、カート、イギリスのフォーミュラフォード、アメリカのフォーミュラ・アトランティックとステップアップし、2005年ホームステッドでレイホール・レーターマン・レーシングからインディカーシリーズにデビュー。3レース後のもてぎでは初のトップ5フィニッシュ、インディ500では一時女性としては初のトップを走りベストルーキー賞を獲得している。2007年アンドレッティ・グリーン・レーシングへ移籍すると、翌年のもてぎでは女性初のインディカーシリーズ優勝を飾っている。

一方、ダニカが去ることになったインディカーシリーズCEOのランディ・バーナードは「ダニカは常にインディカーのための偉大な大使だった。彼女がわれわれのスポーツにポジティブな印象を残したことは疑いがない。何百万ものファンと多くのものをモータースポーツにひきつけてきた。われわれは彼女に大きなさよならをしなければならない。彼女の経歴に新たなページを開き、新たな分野での成功を祈っている」と述べている。

来年ダニカがインディ500マイルレースに出場するかどうかは、この日の会見でも明らかにされなかった。

 (C)nascarmedia  拡大します

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2011年8月25日 (木)

NASCAR:ダニカ・パトリック、2012年NASCARシリーズフル参戦へ

ダニカ・パトリック (C)nascarmedia 拡大します

インディカーシリーズの人気女性ドライバー、ダニカ・パトリックは、噂されているように2012年にNASCARネーションワイドシリーズ(NNS)へのフル参戦が決まった。正式な発表は25日正午に、ダニカのインディカーシリーズのスポンサーである『GoDaddy.com』社で記者会見が行われる。チームは、これまでと同じジュニア・モータースポーツからのエントリーとなる。

同時にNASCAR最高峰のスプリントカップについても、スチュワート・ハース・レーシングからのスポット参戦が発表される可能性もある。現時点では来年のダニカのインディカーシリーズについての計画は不明。

今年NNSスポット参戦2年目のダニカは、ラスベガスで女性ドライバーとしてはシリーズ最高位の4位に入り、これまで出場した7レース中3レースでトップ10フィニッシュを記録している。

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LM24,LMS:ライコネン、プジョー908をテスト

Kimi Raikkonen (C)Peugeot Media 拡大します

8月24日、プジョー・スポールは2007年のF1チャンピオン、キミ・ライコネン(フィンランド:31歳)がモーターランド・アラゴン(スペイン)で、プジョー908のテスト走行を行ったことを発表した。

この日ライコネンは、プジョーファクトリードライバーのフランク・モンタニー、ステファン・サラザン、アレキサンダー・ブルツとともにテストを行い、35ラップの初走行を完了した。

「プジョーとのテストを楽しんだよ」とライコネン。「908のドライブは実に楽しいものだった」

プジョー・スポールのチーム監督パスカル・ディミトリは「キミは昨晩到着してチームと合流し、シートとドライビィングポジションの調整を行った。それでもとても速くマシンに慣れて、われわれに価値ある技術的なフィードバックを与えてくれた。キミのようなドライバーからのインプットはいつも興味深いものだ」と語る。

ディレクターのオリビエ・ケネルによれば、ライコネンのテストはかなり以前から計画されていたもので、まず908について知ってもらうことが目的であり、今回のテストではライコネンとチームの将来については何も決定されなかったとしている

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2011年8月24日 (水)

NASCAR:2012年デイトナ500ペースカーにトヨタ・カムリを使用

2012Daytona500 Pacecar Toyota Camry(C)nascarmedia 拡大します

8月23日、デイトナ・インターナショナルスピードウェイとトヨタ・モーターセールスUSA.は、2012年のNASCARスプリントカップ開幕戦デイトナ500マイルレースの公式ペースカーとして、トヨタ・カムリを使用することを発表した。

アメリカでのベストセラーカーのひとつであるトヨタ・カムリは、今回5年半ぶりにフルモデルチェンジし、デイトナでのペースカーは恰好のデモンストレーションとなる。2007年にNASCAR最高峰のスプリントカップ参戦を開始したカムリは、これまでデイトナ以外ではシャーロットを初めとして多くのNASCARレースのペースカーとして使用されている。

2012年デイトナ500マイルレースは2月26日にキックオフする。

 (C)nascarmedia  拡大します

* 一部記事に誤りがありましたので訂正しました。

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INDY:Rd.13インフィネオン・スケジュール/エントリーリスト

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■タイムスケジュール

FRIDAY Aug. 26
8:00 Garage Open
12:15-1:00 Star Mazda Prac.
2:50-3:35 IZOD IndyCar Practice 1A
3:35-4:05 IZOD IndyCar Practice 1B
4:20-5:05 Star Mazda Prac.
5:15-6:00 Formula Car Challenge Prac.
8:00 Garage Closed
SATURDAY Aug. 27
8:00 Garage Open
8:10-8:40 Formula Car Challenge Qual.
9:50 - 10:35 Star Mazda Qualifying
10:50 - 11:50 IZOD IndyCar Practice
12:05 - 12:35 Formula Car Challenge Race#
2:35-3:55 IZOD IndyCar Qualifying
5:00 - 6:00 Star Mazda Race
8:00 Garage Closed
SUNDAY Aug. 28
6:00 Garage Open
9:00 - 9:30 IZOD Indy Car Warm Up
11:00 - 11:30 Formula Car Challenge Race#
1:00 IZOD IndyCar Pre Race
1:45 - 4:00 IZOD IndyCar Race 75 Laps Versus - Live

* 日本との時差は-16時間、 決勝レーススタート時刻は日本時間8月29日(月)午前5時45分。
* GAORA(Ch.302) [生]インディカー・シリーズ 2011 #13「〜インフィニオン〜」
8/29 (月) 5:00 ~ 8:30 (210分)
解説:松浦孝亮 武藤英紀 実況:村田晴郎(レース終了まで放送。以降の番組変更の場合あり。)

Map

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NASCAR:Rd.24ブリストル・スケジュール/エントリーリスト

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■タイムスケジュール

BRISTOL MOTOR SPEEDWAY 2011 EVENT SCHEDULE
NASCAR SPRINT CUP SERIES
NASCAR NATIONWIDE SERIES
Friday August 26TH
06:30 NNS GARAGE & REGISTRATION OPENS
07:00 NSCS GARAGE OPENS
09:00 - 11:00 NNS FINAL PRACTICE
12:00 - 14:00 NSCS PRACTICE
14:45 - 15:30 NSCS FINAL PRACTICE
15:40 NNS QUALIFYING (TWO LAPS - ALL POSITIONS)
17:10 NSCS QUALIFYING (TWO LAPS  ALL POSITIONS)
19:00 NNS DRIVERS INTRODUCTION-SECURITY CLEAR PIT ROAD
19:30 NNS RACE (250 LAPS  133.24 MILES)
20:00 NSCS GARAGE CLOSES
Saturday August 27TH
12:00 NSCS GARAGE OPENS
19:00 NSCS DRIVERS INTRODUCTION-SECURITY CLEAR PIT ROAD
19:30 NSCS RACE (500 LAPS  266.5 MILES)
20:00 NSCS REGISTRATION CLOSES
ALL TIME ARE LISTED IN EASTERN
08/10/11 NSCS BRI 11-02 TENTATIVE  SUBJECT TO CHANGE

8/10/10 NSCS BRI 10-02 TENTATIVE  SUBJECT TO CHANGE

Bms_jpg_thumb Course  

Bristol Motor Speedway
Track Details
Completed : 1961
Distance : .533 miles
Shape : Oval
Banking : 36° turns
16° straights
Frontstretch : 650 feet
Backstretch : 650 feet
Seating : 160,000

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2011年8月23日 (火)

NASCAR:トヨタモータースポーツニュース:カイル・ブッシュが今季4勝目でチェイス”確定!”

2011年8月22日
トヨタ自動車(株)
スポーツ車両統括部
モータースポーツ推進室 
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第23戦 Pure Michigan 400

開催日:8月21日

カイル・ブッシュが今季4勝目で“チェイス”確定!
“トヨタ カムリ”は記念すべき通算100勝目を挙げる
 

11nascar27_1今季4勝目を挙げ“チェイス”入りを確定したカイル・ブッシュ(#18)

 8月21日(日)、米国北東部ミシガン州ブルックリンのミシガン・インターナショナル・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第23戦「Pure Michigan 400」が開催された。
 ここミシガンで、これまでに“トヨタ カムリ”はブライアン・ヴィッカーズが1勝、デニー・ハムリンが2勝の計3勝を挙げており、得意とするコース。特にハムリンは今年の第15戦で今季唯一の勝利を飾っており、“チェイス”入りへ向け更なる勝利への期待がかかった。

 19日(金)午後3時40分より予選が行われ、ここミシガンで2勝を挙げ得意とするハムリンが2列目4番手グリッドを確保。デイビッド・ロイティマンが12番手、ケイシー・カーンが14番手、マーティン・トゥルークス・Jr.が15番手、カイル・ブッシュが17番手につけ、12台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。

 21日(日)午後1時16分に2マイルオーバルを200周(400マイル:約640km)して競われる決勝レースがスタート。
 コース幅が広いミシガンらしく、序盤から3ワイドでの激しいバトルとなり、めまぐるしく順位が入れ替わる展開の中で、3番手スタートのハムリンはハンドリングに苦しみながらもトップ10圏内を維持。14番手スタートのカーンがスタート直後から好調にポジションを上げてトップ10争いに加わった。
 序盤は30周目と53周目にイエローコーションが出され、各車ピットで給油とタイヤ交換の他、セッティングの調整を行っていった。

 58周目、ハムリン6位、17番手スタートから着実に順位を上げたKy.ブッシュが7位、カーンが8位で再スタート。その後はイエローコーションが出ず、給油タイミングが近づくにつれ上位勢がペースを落とし始める中、“トヨタ カムリ”のKy.ブッシュ、カーンらは燃費の良さを活かしてポジションアップ。90周前後にグリーン下でのピット作業を全車が終えた時点で、Ky.ブッシュが2位、カーンが3位に浮上。首位争いを展開し、99周目にはKy.ブッシュが首位に立った。
 レースは折り返しを過ぎた102周目にこの日3度目のイエローコーション。Ky.ブッシュが4本タイヤを交換したのに対し、カーン、ハムリンらを含む多くの車両が2本タイヤ交換作戦を採ったため、カーンがトップ、ハムリンが8位でコースへ復帰したのに対し、Ky.ブッシュは17位へと後退。

 しかし、Ky.ブッシュは再スタート後、猛烈な追い上げでトップ10圏内へ復帰。一方でハムリンはハンドリングの不調が直らず、ずるずると順位を落としていく中、122周目にはタイヤのパンクに見舞われ壁にヒット。ガレージでの長時間にわたる修復を余儀なくされてしまった。
 その後、この日2度目となるグリーン下でのピット作業を経た後もKy.ブッシュの勢いは止まらず、160周目過ぎには、トップ争いに加わった。
 168周目にこの日4度目のイエローコーションが出され、各車最後となるであろうピットイン。3位で再スタートを切ったKy.ブッシュは、すぐに2位に上がると首位のジミー・ジョンソン(シボレー)と激しく首位を争い、187周目についに首位を奪取。その後はじりじりと2位以下との差を広げていった。

 しかし、197周目に、Ky.ブッシュの実兄カート・ブッシュ(ダッジ)がクラッシュ。これで2秒以上あったマージンは帳消しとなり、レースは延長され最後の2周スプリント“グリーン・ホワイト・チェッカー”で決されることに。
 アウト側を選択したKy.ブッシュと、ジョンソンが並んで202周目に再スタートが切られると、Ky.ブッシュは得意のスタートダッシュを決め、ジョンソンを引き離してそのままチェッカー。今季4勝目を挙げた。Ky.ブッシュにとってミシガンでの勝利は初。また、この勝利によって、ランキング単独首位のKy.ブッシュは残り3戦を待たずして“チェイス”入りを確実なものとした。

 この勝利は、“トヨタ カムリ”にとって、2007年にNASCAR参戦を開始して以来、通算100勝目(スプリント・カップ・シリーズ38勝、ネイションワイド・シリーズ62勝)という記念すべき勝利ともなった。この100勝のうち、Ky.ブッシュは実に57勝(スプリント・カップ・シリーズ19勝、ネイションワイド・シリーズ38勝)を占めている。
 Ky.ブッシュは2008年にトヨタに移籍して以来、300戦目のスタートであり、NASCARトップ3カテゴリー合計で80勝目を挙げることとなった。
 レースを通してトップ10圏内を走行し、7位でフィニッシュしたカーンはランキングで17位に浮上。“チェイス”入りを争っているハムリンは、長時間のガレージでの修復後コースに復帰したが15周遅れの35位に終わり、ランキングでは14位に後退。しかし、今季の“チェイス”選抜システムは、トップ10以外のワイルドカード2枠が、11位から20位までの中で、勝利数が多い順番で選ばれるため、現時点ではハムリンは2人目のワイルドカード枠として“チェイス”圏内に残っている。

 次戦第24戦は8月27日(土)、米国南部テネシー州ブリストルのブリストル・モーター・スピードウェイで行われる。

ドライバー カイル・ブッシュ:
「ついにここミシガンで勝利を挙げることができた。今日の我々の“トヨタ カムリ”とチームは完璧だった。エンジンのパワー及び燃費も申し分なかった。最後の10周では、フロントグリルに何かが付着していたようで、水温が上がっていた。最後のイエローコーションではピットインするかどうか悩んだが、コースに残った決断は正しかった。“トヨタ カムリ”と共にヴィクトリーレーンに上がり、“チェイス”入りを決められたことは本当に素晴らしい」 

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Preview:今週末開催の海外レース

スパの天候はいかに (C)GP2 Series Media Service 拡大します

Weekend Race Schedule (8月26日~8月28日)
Series Round Race / Circuit Country
F1 12 2011 Formula 1 Shell Belgian Grand Prix / スパ・フランコルシャン・サーキット ベルギー
NASCAR 24 Irwin Tools Night Race / ブリストル・モータースピードウェイ アメリカ
INDY 13 Indy Grand Prix of Sonoma / インフィネオン・レースウェイ アメリカ
GP2 8 GP2 Series / スパ・フランコルシャン・サーキット ベルギー
GP3 7 GP3 Series / スパ・フランコルシャン・サーキット ベルギー
F2 6 FIA Formula Two Championship  / レッドブル・リンク オーストリア

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2011年8月22日 (月)

WSR:Rd.7シルバーストーン 第2レース結果

■ウィケンス、シルバーストーンを完全制覇、ベルニュに34ポイント差を付ける

Robert WICKENS (C)Renault Sport  拡大します

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WSR:Rd.7シルバーストーン 第2レース予選結果

■ウィケンス連続ポール

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NASCAR:Rd.23ミシガン レース結果

■カイル・ブッシュ、ジョンソンを抑えてシーズン最多の4勝目
  ランキング単独トップに立つ

カイル・ブッシュ (C)nascarmedia 拡大します

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2011年8月21日 (日)

ALMS:Rd.6ロードアメリカ レース結果

■マスクルミルク・アストンマーチン3連勝

No.6 Aston Martin Lola B08 62 (C)ALMS 拡大します

(C)ALMS 拡大します

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NASCAR:ネーションワイドRd.24モントリオール レース結果

■アンブロウズ、シリーズ通算4勝目を挙げる
  ポールのビルニューブはリスタートでアンブロウズと接触、27位に終わる

マルコス・アンブロウズ (C)nascarmedia 拡大します

ジャック・ビルニューブ (C)nascarmedia  拡大します

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WSR:Rd.7シルバーストーン 第1レース結果

■ウィケンス、ポール・トゥ・ウィンでランキングトップに立つ

Robert WICKENS (C)Renault Sport  拡大します

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WSR:Rd.7シルバーストーン 第1レース予選結果

■ウィケンス、ポールポジション獲得

Robert WICKENS (C)Renault Sport  拡大します

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WSR:フォーミュラ・ルノー3.5のニューマシンを公開

Formula Renault 3.5 New Machine (C)Renault Sport  拡大します

8月20日、ルノー・スポールは、ワールドシリーズ・バイ・ルノー(WSR)第7戦が行われているシルバーストーンで、2012年から使用されるニューマシンを公開した。日曜日にはロメイン・グロージャンのドライブで、観客にデモンストレーションランが行われる。

2005年にスタートしたWSRのマシンは、これまで何度かのモデファイを受けてきた。今回のニューマシンもルノースポール・テクノロジーといくつかの技術パートナーによって開発され、最新の安全規則に従いシリーズ予算の範囲内に合ったものとなっている。前後のウイングとコクピット周りが一新された一方、ダララ製のシャーシは現行モデルの進化系であるものの、パーツの70%は新しいものとなっている。より厳しい安全基準にもかかわらずニューマシンは15Kg軽量化されている。

ニューマシンの最大の特徴は、今年のF1同様ドラッグ・リダクション・システム(DRS)が採用されていることであり、バッテリーとスターターも無くなっている。
ザイテック・エンジニアリング製のV8エンジンは最高出力530馬力とこれまでのものより50馬力アップしている。新設計のギアボックスと圧縮空気によって制御されるクラッチと最高水準の電子制御システムを持ち、カーボンブレーキとミシュランタイヤも新たに設計されている。

ニューマシンは6月からいくつかのヨーロッパのサーキットでテストを行っており、モータースポーツ・アラゴンでは現行モデルより2.6秒速いタイムを記録している。ルノースポール・テクノロジーと技術パートナーは2012年1月のデリバリーを目指してマシンの生産に入り、26台のマシンは2012年3月の合同テストにそのすべてが揃う予定となっている。

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2011年8月20日 (土)

NASCAR:ネーションワイドRd.24モントリオール 予選結果

■ビルニューブ、地元モントリオールでシリーズ初のポールポジション獲得
  ダニカは25番手

ジャック・ビルニューブ (C)nascarmedia 拡大します

ダニカ・パトリック (C)nascarmedia  拡大します

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NASCAR:Rd.23ミシガン 予選結果

■ビッフィル、今シーズン初のポールポジション獲得

グレッグ・ビッフィル (C)nascarmedia 拡大します

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ALMS:Rd.6ロードアメリカ 予選結果

■マスクルミルク・アストンマーチン、今シーズン2度目のポールポジション

No.6 Aston Martin Lola B08 62 (C)ALMS 拡大します

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2011年8月19日 (金)

GT3:マクラーレン、MP4-12C GT3のカスタマーチームを発表

(C)Mclaren Automobile 拡大します

8月17日、マクラーレン・オートモビルは、2012年のGT3レースでMP4-12C GT3を使用するカスタマーチームを発表した。最初にデリバリーされる20台のMP4-12C GT3を受け取るのは以下の10チーム。

ASM Team
Andrew Tate
Apex Motorsport
Boutsen Energy Racing/Ginion Group
Doerr Motorsport
Gulf Racing
J.A.S. Motorsport
Klaas Hummel
Leon Price
Von Ryan Racing

マクラーレンはカスタマーチームとの関係を重視してMP4-12C GTの生産を制限しており、そのオーダーは生産数を超えているとされる。
MP4-12C GTは、7月の初めにイギリスGT選手権スパ・フランコルシャンでデビュー。7月の終わりにはスパ・フランコルシャン24時間レースに出場している。8月27日には、マニクールでの耐久シリーズに出場する。

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2011年8月17日 (水)

NASCAR:Rd.23ミシガン・スケジュール/エントリーリスト

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■タイムスケジュール

MICHIGAN INTERNATIONAL SPEEDWAY 2011 EVENT SCHEDULE
NASCAR SPRINT CUP SERIES
NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
Friday August 19TH
07:00 NSCS GARAGE OPENS
08:00 NCWTS GARAGE & REGISTRATION OPENS
11:00 - 11:50 NCWTS PRACTICE
12:00 - 13:30 NSCS PRACTICE
13:40 - 14:50 NCWTS FINAL PRACTICE
15:40 NSCS QUALIFYING (TWO LAPS  ALL POSITIONS)
17:00 NCWTS GARAGE CLOSES
18:00 NSCS GARAGE CLOSES
Saturday August 20TH
06:00 NCWTS GARAGE & REGISTRATION OPENS
08:00 NSCS GARAGE & REGISTRATION OPENS
09:10 NCWTS QUALIFYING (TWO LAPS  ALL POSITIONS)
10:10 - 12:00 NSCS FINAL PRACTICE
12:00 NCWTS DRIVER INTRODUCTION-SECURITY CLEAR PIT ROAD
12:30 NCWTS RACE (100 LAPS  200 MILES)
13:00 NCWTS REGISTRATION CLOSES
15:00 NSCS GARAGE & REGISTRATION CLOSES
Sunday August 21ST
07:00 NSCS GARAGE & REGISTRATION OPENS
12:30 NSCS DRIVERS INTRODUCTION-SECURITY CLEAR PIT ROAD
13:00 NSCS RACE (200 LAPS  400 MILES)
13:30 NSCS REGISTRATION CLOSES
ALL TIMES ARE LISTED IN EASTERN
08/15/11 NSCS MIS11-02 TENTATIVE  SUBJECT TO CHANGE

Michigan_c_thumb Map2  

Track Details
Completed : 1968
Distance : 2 miles
Shape : D-shaped oval
Banking : 18° turns
12° frontstretch
5° backstretch
Frontstretch : 3,600 feet
Backstretch : 2,242 feet
Seating : 137,243

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Preview:今週末開催の海外レース

ベルニュ vs ウィケンス、チャンピオン争いも佳境に (C)Renault Sport

Weekend Race Schedule (8月19日~8月21日)
Series Round Race / Circuit Country
NASCAR 23 Pure Michigan 400 / ミシガン・インタナショナル・スピードウェイ アメリカ
ALMS 6 Time Warner Cable Road Race Showcase / ロードアメリカ アメリカ
WSR 7 World Series by Renault / シルバーストーン・サーキット イギリス

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NASCAR:トヨタモータースポーツニュース”カイル・ブッシュがランキング首位に浮上 ”

2011年8月16日
トヨタ自動車(株)
スポーツ車両統括部
モータースポーツ推進室 
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第22戦 Heluva Good! Sour Cream Dips at the Glen


開催日:8月15日

カイル・ブッシュがランキング首位に浮上 

11nascar26_1 ポールポジションからレースを支配したが惜しくも3位フィニッシュ。
しかし、ランキングでは首位に浮上したカイル・ブッシュ(#18)

 8月15日(月)、米国東部ニューヨーク州ワトキンス・グレン・インターナショナルのロードコース、ワトキンス・グレン・インターナショナルでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第22戦「Heluva Good! Sour Cream Dips at the Glen」が開催された。
 ワトキンス・グレンはスプリント・カップ・シリーズで年に2戦のみ行われるロードコース戦の一戦で、過去にはF1アメリカGPも開催されたことのある伝統のコースが舞台となる。同コースでは、2008年にカイル・ブッシュが“トヨタ カムリ”で勝利を挙げている。

 13日(土)、併催されるネイションワイド・シリーズの予選と決勝の合間を縫って、午前11時40分より予選が行われ、カイル・ブッシュがコースレコードを更新するタイムをマーク。自身初となるロードコースでのポールポジションを獲得した。マーティン・トゥルークス・Jr.が9番手につけ、12台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。
 シーズン最後の10戦でタイトルを争う“チェイス”入りに向け、現在のランキング11位から更なる上位を狙っているデニー・ハムリンは、予選アタックの最終コーナーでスピンしノータイム。ほぼ最後尾となる42番手グリッドから追い上げを強いられることとなった。

 14日(日)午後1時過ぎに予定されていた決勝レースは、スタート前のセレモニー中に雨が降り始め、スタートは順延。天候の回復を待ち、一旦は雨が止みかけたものの、夕方再び降り始めたため、午後4時半に、レースは翌日15日(月)に延期されることが決定された。

 15日(月)は曇り空ながらドライコンディションとなり、午前10時14分に2.45マイルロードコースを90周(220.5マイル:約350km)して競われる決勝レースがスタート。
 ポールポジションのKy.ブッシュは、スタート直後にロードコースを得意とするA.J.アルメンディンガー(フォード)とマーコス・アンブローズ(フォード)の先行を許すが、3位をキープ。その後、前を行く2台が早めにグリーン下でのピットインを行うとKy.ブッシュは再び首位に。9番手スタートのトゥルークス・Jr.、13番手スタートのジョーイ・ロガーノもトップ10圏内へとポジションを上げた。
 28周目にこの日最初のイエローコーションが出されるとKy.ブッシュはピットへ向かい、ピットに入った中ではトップでコースへ復帰。コースへ残った7台に続く、8位で再スタートとなった。

 1回目のイエローコーションでコースに残った車両は、40周目過ぎからグリーン下でピットイン開始。これで再びKy.ブッシュは首位に浮上。
 レースは残り30周を過ぎたあたりで、各車最後のピットイン。2周前に首位を争うブラッド・ケゼロウスキー(ダッジ)とのバトルで2位に後退していたKy.ブッシュは、好ピット作業に助けられケゼロウスキーの前に出ることに成功。トゥルークス・Jr.がこれに続き、そして最後尾スタートから素晴らしい追い上げを見せたハムリンも事実上のトップ10圏内までポジションをアップした。
 しかし、66周目の第1コーナーで、ハムリンは突然のタイヤパンクに見舞われ、ブレーキが効かない状態のままタイヤバリアに激しくクラッシュ。ハムリンは無事だったが、レースはここで終えることとなってしまった。

 このイエローコーションから、残り21周で、Ky.ブッシュがトップ、トゥルークス・Jr.が3位、ロガーノ10位で再スタート。しかし、この日絶好調だったアンブローズが猛烈な追い上げを見せ、終盤はKy.ブッシュと一騎打ちでのトップ争いとなった。
 残り4周となった86周目、ハムリンと“チェイス”入りを争っているポール・メナード(シボレー)がクラッシュ。レースは2周延長され、最後の2周“グリーン・ホワイト・チェッカー”で決されることとなった。

 Ky.ブッシュが最前列イン側、アンブローズがアウト側、2列目にはケゼロウスキーとトゥルークス・Jr.が続き、90周目に再スタートが切られると、Ky.ブッシュ、アンブローズ、ケゼロウスキーの3台が横一線で1コーナーへと進入。立ち上がりで行き場を失ったKy.ブッシュはコース外へ大きくふくらみ、3位に後退。再逆転を狙ったが、ファイナルラップに入ったとき、後続で大クラッシュが発生。デイビッド・レーガン(フォード)が接触でバランスを崩し、ガードレールにクラッシュ。跳ね返ってきたところに、後方を走っていたデイビッド・ロイティマンが突っ込み、ロイティマンは反対側のガードレールに激突。激しく回転し、車両は大破してしまった。ロイティマンは無事だったが、レースはその時点でイエローコーションとなり、順位が決定。Ky.ブッシュはレースの半分以上となる49周にわたって首位を走行したが、惜しくも3位に終わった。レースを通して好走を見せたトゥルークス・Jr.が4位。ロガーノが5位に入った。
 勝利は逃したKy.ブッシュだが、今大会の3位フィニッシュで、ドライバーズランキングでは首位(同ポイントだが勝利数で上回る)へと浮上した。

 次戦第23戦は8月21日(日)、米国北東部ミシガン州ブルックリンのミシガン・インターナショナル・スピードウェイで行われる。

ドライバー カイル・ブッシュ:
「最後の再スタートでは、特に進入で速すぎたということもないと思ったのだが、思ったように減速できず、望み通りのラインが取れなかった。窓には雨粒が当たっていたが、周りのライバルは問題なく走行していたし、私のミスだ。チームは最高の“トヨタ カムリ”を用意してくれたが、ライバルの先行を許してしまった。イエローコーションが出るまでは勝てると思っていただけに、残念だ」 

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2011年8月16日 (火)

INDY:ホンダモータースポーツリリース”大荒れのレースでライアン・ハンターレイが今シーズン初優勝”

大荒れのレースでライアン・ハンターレイが今シーズン初優勝
一時トップを走行した佐藤琢磨は7位フィニッシュ

In110815001hアメリカ東北部のニュー・イングランドと呼ばれる地域で1998年以来という久しぶりの開催となったインディカー・レースは、雨の予報が出ていたために予定の4時よりも30分早くスタートが切られました。天気予報の通り、225周のレースが100周を迎える前に雨が降り出しましたが、走行を完全にストップするまでの雨ではなかったため、フルコースコーションで周回は続けられました。しかし、もうゴール間近の200周を超えてから雨が若干強くなり、それでもインディカーのレースコントロールは216周目にリスタートを切る決断を下したことから、多重アクシデントを招いてしまったのでした。

In110815014hグリーンフラッグが振られようというところで、6番手を走っていたダニカ・パトリック(Andretti Autosport)がスピン。彼女のマシンは5番手につけていたウィル・パワー(Team Penske)の目の前を横切ったために後続で大混乱が発生し、パワー、佐藤琢磨(KV Racing Technology-Lotus)、アナ・ベアトリス(Dreyer & Reinbold Racing)、エド・カーペンター(Sarah Fisher Racing)らがクラッシュしてしまいました。

In110815002hレースはその後もフルコースコーションのまま周回が重ねられたのですが、再びグリーンフラッグが振られることはなく、一旦赤旗でストップ。その後、コースがレース可能な状態に戻ることはないと判断され、コントロールラインにチェッカードフラッグが提示されました。

In110815003h In110815004hインディカーは、多重アクシデントが発生した216周目のリスタートにはグリーンフラッグが出されていなかったことから、その1周前の215周目の順位を最終結果として採用。その結果、優勝はライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport)のものとなり、オリオール・セルビア(Newman Haas Racing)が2位、スコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)が3位という結果になりました。

ポールポジションからレースの半分以上を悠々とリードし続けたダリオ・フランキッティ(Chip Ganassi Racing)は、118周目のリスタートで2位を走っていた佐藤と接触し、180度スピンしてストレート・イン側のウオールにヒット。そこでレースを終えました。このアクシデントによってハンターレイはトップに躍り出て、優勝を手にしました。今シーズンの初勝利はキャリア5勝目となるものです。

パワーはマシンのハンドリングが悪かったものの、チームの作戦がよく、粘り強くレースを走り続けて5位フィニッシュ。フランキッティとのポイント差を47点に縮めることに成功しました。

In110815007h予選8番手から2位まで浮上する快走を見せた佐藤は、118周目のリスタート時に起きたフランキッティとの接触でタイヤがパンクし、フロントウイングにダメージを受けたためにピットストップを2回行いました。しかし、それでもリードラップに残り続ける8位をキープし、ライバル勢が全員ピットインしたことでトップに躍り出ました。しかし、彼もまた少しあとのタイミングで最後のピットストップを行わねばならず、最終的にポジションを7位に上げ、今年6回目のトップ10フィニッシュを記録。佐藤のシリーズランキングはトップ10に復帰しました。

コメント
ライアン・ハンターレイ(優勝)

「私たちのマシンは、トラフィックの中でとても速く走りました。今週はプラクティスを走るたびにマシンを着々とよくしていくことができていました。ダリオ・フランキッティはとても速かったのですが、彼はリスタートでのアクシデントによりゴールまで走りきれませんでした。レースの世界では時として、最速のマシン、最速のドライバーが勝つとは限らないのです。最後のリスタートが切られたことを私は驚きました。雨が降っていて、タイヤを温めることがまったくできなかったし、2速ギアでも3速ギアでもタイヤは空転し、パワーを路面に伝えることができていませんでした。このコースは本当に難しく、走っていておもしろく、私は大好きです。このようなコースでのレースでウイナーになれたことをうれしく思います。今日はオーバーテイクも多く、とてもエキサイティングなレースになったと思います」

オリオール・セルビア(2位)
「レース終盤は路面がかなり濡れていたので、リスタートは切られるべきではなかったと思います。しかし、レースコントロールはグリーンフラッグを出しました。そして、イエローフラッグが出された時、私はライアン・ハンターレイよりも前に出ていました。オフィシャルは一旦私をレースリーダーとして認めながら、順位を入れ替えました。その判断がなければ私が勝っていたレースだったので、この結果はとても残念です」

スコット・ディクソン(3位)
「とても長い一日となりました。200周を終えた時点で、もう500マイルを走ったかのように感じていました。そして最後のスタートが切られ、アクシデントが発生しました。あのスタートは切られるべきではなかったと思います。スタート時刻を早めたのはインディカーによる好判断でしたが、彼らは雨が降っている状況だというのに、レースを続けることにこだわり過ぎたように感じていました。あの最後のリスタートでライアン・ハンターレイは加速せず、オリオール・セルビアが彼の前に出ていました。私は彼の後ろの2位となっていました。グリーンフラッグは出されたのですから、私は3位ではなく、2位という結果を手にするべきだと思います。しかし、今日のハンターレイは本当に速く、それは優勝に値するものであったと思っています」

In110815012h佐藤琢磨(7位)
「ダリオ・フランキッティとのアクシデントは、非常に残念なものでした。こちらはラインを保っていたと思うのですが、非常に接近していたのは事実で、まだ映像確認をしていないのでなんとも言えませんが、自分の方がもう少しスペースを与えるべきだったのかもしれません。タイヤとフロントウイングを交換したあと、何台ものマシンをオーバーテイクできました。雨が降っていたことが、自分にオーバーテイクを可能にしてくれました。だから最後のレース再開は、自分としては望んでいたことでもありました。もっと順位を上げられると思ったからです。しかし、リスタート時のスピードがとても遅く、目の前を走っていたウィル・パワーとの距離が一気に縮まって、そこで自分より前を走っていたマシンが急減速したので、接触してスピンしてしまいました。インフィニオン・レースウェイでの次戦は、昨年のリベンジではないですが、来週のテストを有効に使って、いいレースを戦い、いいリザルトをつかみたいです」

ロジャー・グリフィス |HPDテクニカル・ディレクター
「インディカーとしては、225周のレースを最後まで行いたかったのです。ニューハンプシャー・モーター・スピードウェイに集まったくれたファン、テレビで観戦してくれているファンに、レースをゴールまで見せたかったのです。インディカー・レースはスポーツであり、エンターテインメントでもあるからです。しかし、今日の場合はレースを続けるのに適したコンディションではなかったようです。レースはとてもエキサイティングでした。予想されていたよりも多くのオーバーテイクを見ることができました。ニューハンプシャーの1マイル・オーバルは非常にテクニカルで、ドライビングやマシンセッティングが難しくなることにより、レースをおもしろいものにしたのだと思います。今日はポイントリーダーのダリオ・フランキッティがリスタートでのアクシデントから、ゴールまで走り続けることができませんでした。2位につけていた佐藤琢磨とのアクシデントは、どちらにも同じだけの責任があったと考えられますが、フランキッティが接近していったようにも見えました。彼は20位という結果しか得られず、ポイント2位のウィル・パワーが5位フィニッシュを果たしたことにより、チャンピオン争いの行方はまたわからなくなりました」

In110815015h

写真(C)Honda Motor Co Ltd.

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NASCAR:Rd.22ワトキンスグレン レース結果

■アンブロウズ、カップシリーズ初優勝を遂げる

マルコス・アンブロウズ (C)nascarmedia 拡大します

 (C)nascarmedia  拡大します

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2011年8月15日 (月)

INDY:Rd.12ニューハンプシャー レース結果

■ハンター-レイ、今シーズン初優勝
  クラッシュ続出の中、佐藤は着実に7位フィニッシュ

ライアン・ハンター-レイ (C)INDY Media 拡大します

 (C)INDY Media 拡大します

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IF3:Rd.4マスターズF3ザンドフールト レース結果

フェリックス・ローゼンクビスト、マスターズF3を制す
  メルヒは失格ながら、FIA F3トロフィーのチャンピオンを決める

Felix Rosenqvist (C)DTM/EF3 Media 拡大します

RTLマスターズF3ザンドフールト決勝は、フェリックス・ローゼンクビスト(スウェーデン)が予選3番手から優勝を飾った。

レースは、スタート直後にポールポジションのロベルト・メルヒとダニエル・ジュンカデラのプレマ同士がクラッシュ。これでジュンカデラはリタイヤ、さらに後続の2台もこのクラッシュの影響で0周でレースを終えた。メルヒは9位でゴールするが、スタート時の事故の責任をとられレース失格となった。しかし、ランキング2位のマルコ・ウィットマンが優勝できなかったため、メルヒはFIA F3インターナショナル・トロフィーのチャンピオンを獲得した。

日本の佐藤 公哉は12位でレースを完走した。

(C)DTM/EF3 Media 拡大します

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NASCAR:Rd.22ワトキンスグレン決勝は雨のため月曜日に延期

(C)nascarmedia 拡大します

NASCARスプリントカップ第22戦ワトキンスグレンは、雨のためレースは月曜日に延期となった。

スタート前に降り出した雨は一時小降りとなったため、主催者は8台のジェットドライヤーを出動させコースを乾燥させようとしたが、再び雨が強くなり午後4時30分にこの日のレース中止を決定した。

決勝レースは月曜日の午前10時にスタートする。

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2011年8月14日 (日)

INDY:ホンダモータースポーツリリース”ダリオ・フランキッティが今季2回目のポールポジションを獲得”

ダリオ・フランキッティが今季2回目のポールポジションを獲得
プラクティスから好調の佐藤琢磨は予選8番手

In110814001hニューハンプシャー州はアメリカ東北部の大西洋に面しており、この周辺の6州はニューイングランド地方と呼ばれています。全長1マイルのニュー・ハンプシャー・モーター・スピードウェイが、豊かな緑と水に恵まれたこのエリアに建設されたのは1990年のことでした。92年からはCARTインディカー・ワールド・シリーズが4年続けてレースを開催し、その後はIRLインディカー・シリーズがそれを受け継ぐように98年までの3年間レースを行いました。

その後の12年間、ニューハンプシャー州ラウドンの1マイル・オーバルでインディカー・レースが行われることはありませんでしたが、ニューイングランド地方のファンの強い要望が叶い、今年からついにカレンダーへの復活が果たされました。

ストレートが長く、コーナーがタイトなコースレイアウトを特徴とするニューハンプシャー・モーター・スピードウェイは、ストレートとコーナーのスピード差の大きく、コーナーのバンク傾斜角度は最もイン側の2度から最もアウト側の7度まで段階的に急になっていくため、マシンセッティングが非常に難しくなっています。そこでインディーカーは木曜日をオープンテストデーとし、5時間半の走行時間を用意。土曜日には2回のプラクティスを予選前に行いました。

In110814002h出場者たちが十分な走り込みを行ったあとで開催された予選では、ポイントリーダーのダリオ・フランキッティ(Chip Ganassi Racing)がポールポジションを獲得しました。2周の合計タイムは43秒1976で、ただ1人平均スピードを時速170マイル台に乗せる見事なアタックでした。フランキッティと彼のチームは卓越したエンジニアリング能力とドライビングにより、ポールポジションとそれによるボーナスポイント1点を獲得しました。このポールポジションはフランキッティにとって今シーズン2回目、キャリア26回目で、インディカー・シリーズの歴代9位にランクされることとなりました。

予選2番手はオリオール・セルビア(Newman Haas Racing)で、タイムは43秒4549。フランキッティとのタイム差は0.2573秒という大きなものでしたが、セルビアは今シーズンのベストグリッドを確保しました。3番手はトニー・カナーン(KV Racing Technology-Lotus)で、トップ3グリッドはベテラン勢によって占められました。しかし、4番手にはルーキーのジェームズ・ヒンチクリフ(Newman Haas Racing)が食い込み、5番手にはライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport)がつけました。そして、6番手はライアン・ブリスコー(Team Penske)、7番手はスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)と続きました。

ポイントランキング2位につけるウィル・パワー(Team Penske)は、初めてのコースにマシンやドライビングをフィットさせるのに苦しみ、チームメート2人はトップ10入りしましたが、彼1人が予選13番手という厳しい結果となりました。

In110814004h佐藤琢磨(KV Racing Technology-Lotus)は、予選前のプラクティス2回でトップ5入りしていたことから予選でも上位グリッド獲得が期待されましたが、マシンのセッティングがコースコンディションにマッチせず、43秒6573(平均時速169.044マイル)で予選8番手となりました。

今回のレースには27台がエントリーしましたが、予選直前のプラクティスでターン1外側のウォールに激しくヒットした女性ルーキーのピッパ・マン(Panther Racing)は、アクシデントのインパクトが大きかったことから、インディーカーのメディカルスタッフによって今週末のレースへの出場を許可されず、エントリーを取り下げています。

コメント
ダリオ・フランキッティ(ポールポジション)

「テストとプラクティスでマシンセッティングを向上させ、予選アタックで初めてコーナーも全開で走ることができました。計測1周目のターン1では、マシンがグリップを保ってくれるか不安がありました。実際にマシンはスライドを始めましたが、どうにかグリップをし続けてくれました。チームがすばらしいマシンを作り上げてくれました。それが今日のポールポジション獲得につながったと思います。予選直前のプラクティスでは路面のコンディションが悪くなっていたため、私とエンジニアはマシンをどうセッティングすべきかを深く話し合い、それがいい結果をもたらすこととなりました」

オリオール・セルビア(2番手)
「プラクティスまでの私たちは、ポールポジション争いができる仕上がりとは映っていなかったかもしれません。しかし、私たちは予選だけに集中したセッティングをしていたのではありません。いかにして多くの有益な情報を得られるか、それがプラクティスでは求められます。私たちはプラクティスまでに集めたデータを分析し、予選には期待通りの速さを発揮するマシンを用意できました。これはNewman Haas Racingというチームの持つ能力の高さによるものです。強力なライバルたちより前のグリッドからスタートできることは、明日のレースで大きなアドバンテージになるはずです」

トニー・カナーン(3番手)
「自分としてはもう少し速く走れるつもりでした。そうできなかったのは残念でしたが、それでも3番手に入れたのですからうれしく思います。今週の我々はクジ引きで早めのアタック順を引いていたため、いいラップタイムを出すのには不利な状況にありました。予選の後半になるにつれ、路面にタイヤラバーが乗ってグリップが高まるからです。そうした不利を乗り越えて3番手という上位グリッドを確保できたのはKV Racing Technology-Lotusのクルーたちがすばらしい働きをしてくれたからです。明日、私たちはいいレースを戦えるという自信があります。ただ、ニューハンプシャーのコースは、今回初めて走ってみて、とてもオーバーテイクが難しくなるとわかりました。コーナーにある路面の継ぎ目はグリップを失わせる働きをしており、バトルをさらに難しくするでしょう」

In110814005h佐藤琢磨(8番手)
「路面のコンディションは直前のプラクティスと比べてよくなっていたため、もっといいタイムを出せると思い、自分でもアタックを非常に楽しみにしていました。しかし、走り出してみるとマシンの抵抗が大きかったのか、思いきり攻めてはいたのですが、スピードが伸びませんでした。その点はちょっと心残りです。このコースはオーバーテイクが非常に難しいという印象ですが、レースは長いのでタイヤをうまくマネージメントし、速いペースを保ち続けることがカギになると思います。スタートやリスタートでアクシデントに巻き込まれることなく、しっかりとゴールまで戦いきりたいと考えています」

ロジャー・グリフィス|HPD テクニカル・ディレクター
「ニューイングランド地方はすばらしい自然に恵まれ、親しみやすい人々が住んでいます。そして、ニューハンプシャーのコースはとてもユニークで、テクニカルなエキサイティングなものです。マシンセッティングもドライビングも難しいコースは、Hondaが1995年にアメリカン・オープンホイールで初めての勝利を挙げたものでもあります。予選ではダリオ・フランキッティがポールポジションを獲得し、1点を加算。チャンピオン争いのライバル、ウィル・パワーは13番手と中団グループからのスタートとなるため、明日のレースではポイント差がさらに広がる可能性も十分にあります。しかし、Team Penskeの力を侮ることはできません。プラクティスまでは苦戦気味と映っていた彼らが、予選では2人がトップ10入りを果たしました。レースに向け、彼らがさらにマシンのセットアップを向上させてくることは十分に考えられ、レース巧者の彼らであれば上位へとポジションを上げてくることは可能でしょう。今週末のパフォーマンスとしては、Newman Haas Racingが非常にいいものを見せています。オリオール・セルビアは予選2番手、ジェームズ・ヒンチクリフは予選4番手でした。ペーパークリップのようなカタチをしたコースは、コーナーがタイトであるためにタイヤへの負担が大きいと思います。決勝レースではタイヤの使い方に長けたドライバーたちが優勝争いを行うことになるのではないでしょうか」

写真(C)Honda Motor Co Ltd.

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IF3:Rd.4マスターズF3ザンドフールト 予選結果

■メルヒ、マスターズF3のポールポジション獲得

ロベルト・メルヒ (C)DTM/EF3 Media 拡大します

佐藤 公哉 (C)DTM/EF3 Media 拡大します

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NASCAR:Rd.22ワトキンスグレン 予選結果

■カイル・ブッシュ、今シーズン初のポールポジション

カイル・ブッシュ (C)nascarmedia 拡大します

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INDY:Rd.12ニューハンプシャー 予選結果

■フランキッティ、今シーズン2度目のポールポジション
  佐藤は8番手スタート

ダリオ・フランキッティ (C)INDY Media 拡大します

 (C)INDY Media 拡大します

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2011年8月12日 (金)

INDY:Rd.12ニューハンプシャー プラクティス1&2回目結果

■フランキッティ、ニューハンプシャー初日をリード
  佐藤も総合5番手につける

ダリオ・フランキッティ (C)INDY Media 拡大します

 (C)INDY Media 拡大します

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2011年8月11日 (木)

2011 ALMS Round 5: 豪雨のレース、#20 ダイソンMazda MZR-Rが2位獲得

2011 American Le Mans Series Round 5
Mid-Ohio Sports Car Challenge, OH, August 6, 2011

Cajfrhj8_2 (c)Regis Lefebure, Dyson Racing / MZ Racing

激しい豪雨でレース終了10分前に赤旗中断となる波乱の展開となったALMS第5戦。クリス・ダイソンとガイ・スミスの#16ダイソンMazda Lola MZR-Rが2位でフィニッシュし、確実にポイントを獲得。シリーズチャンピオンにまた一歩近づいた。一方、チームメイトの#20ハマイド・アル・マサオードとスティーブン・ケーンは、スタートから55分経過した時点で側壁にヒットし、戦線を離脱した。

ガイ・スミスがスターティングドライバーを務め、スタートから50分までは、#6アストン・マーチンとの接戦を繰り広げつつもトップを維持した。しかし、最初のイエローフラッグの後の再スタートで#6にトップを奪われる。「なかなか激しい接戦だった。差を広げようとしたが前車に詰まってしまい追いつかれてしまった。最初のイエローフラッグの時、クラッシュした車両の破片を拾ってしまい、一方、#6が再スタート同時にスリップに入って来た」とスミスが振り返った。
レース後半をドライブしたダイソンは、レース終了まで残り55分というところで2位につけていた。チームマネジャーのマイケル・ホワイトは、ダイソンに無線で「#6はすぐ前にいる。どうする?」と伝え、ダイソンは「追いついてみせる」と答えた。しかし、数分後サーキットに雨が降りつける。84-89周、91-92周、95-96周と、豪雨のためクラッシュする車両が続出し、イエローフラッグが振られ、ダイソンは#6とバトルするチャンスを失う。雨はますます酷くなり、レース終了10分前に赤旗中断となった。

クラッシュしてしまった#20のケーンは、「昨日の予選は良かった。決勝でも車両の調子は良かったのだが、なぜ側壁にヒットしてしまったのかわからない」と語った。

次のALMS第6戦は、ウィスコンシンのロードアメリカ。8月20日(土)に開催となる。

MZ Racingプレスリリース

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寺田陽次郎、初のコークスクリューに「ワクワク!」

Caymjypa 寺田 陽次朗 (c)MZ Racing

北米マツダの招聘により、8月18日から始まるクラシックカーレースイベント「ROLEXモンタレー・リユニオン」に出場することになった寺田陽次郎さんを訪ね、感想をうかがった。

寺田さん 「2000年前後はアメリカのレースにはよく行っていたんですが、何故かラグナセカには行ってなかったんですよね。だから、僕にとっては今回が初走行です。写真やコースレイアウトを見ると、有名なコークスクリューはロードアトランタのように高低差のあるファストコーナーなんでしょうか。早くトライしてみたいですね。初めてのレーストラックはいつでもワクワクしますが、マツダのホームコースで787Bを走らせていただくのは、僕にとっても光栄なこと。声をかけていただいたことに、心から感謝しています。

アメリカのマツダファンの皆さんに、マツダ787Bのビューティフルサウンドをお聞かせします。是非楽しみに待っていてください。また、僕が走ることになっている走行枠には、91年に僕と従野、ピエール・デュドネが乗った787の56号車も走ることになっているそうです。この2台は、僕たちが手塩にかけて育てたマシンですからね。20年ぶりにあのマシンに対面するのもとっても楽しみです。そのほか、1995年に借りてルマンに行ったRX-7 GTOとも会えるそうです。とても懐かしいです。それにしても、アメリカの方は、かつて活躍したレースマシンを本当に大事に動態保存してくれてます。感心しますし、その姿勢には心からリスペクトしたいと思います。では皆さん、マツダレースウェイ・ラグナセカでお会いしましょう」

寺田さんは16日に日本を発ち、サンフランシスコ経由レーストラックに近い、カリフォルニア州モンタレーに入る予定とのことです。

MZ Racingプレスリリース

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2011年8月10日 (水)

Grand-Am&NASCAR:Rd.22:ワトキンスグレン・スケジュール/エントリーリスト

Heluva_good_at_glen_c_thumb Zippo200_thumb

■タイムスケジュール

WATKINS GLEN INTERNATIONAL 2011 EVENT SCHEDULE
NASCAR SPRINT CUP SERIES
NASCAR NATIONWIDE SERIES
NASCAR ROLEX GRAND AM SERIES
Friday August 12TH
07:00 NSCS GARAGE OPENS
08:00 NNS GARAGE OPENS
09:00 - 10:30 NRGA PRACTICE
11:00 - 11:50 NRGA PRACTICE
12:00 - 13:50 NSCS PRACTICE
14:00 - 16:00 NNS FINAL PRACTICE
16:10 - 17:30 NSCS FINAL PRACTICE
17:40 - 17:55 NRGA DP-QUALIFYING
18:00 - 18:15 NRGA GT-QUALIFYING
18:30 - 19:30 NRGA FINAL PRACTICE
19:00 NNS GARAGE CLOSES
Saturday August 13TH
06:30 NNS GARAGE & REGISTRATION OPENS
07:30 NSCS GARAGE & REGISTRATION OPENS
09:45 NNS QUALIFYING (NASCAR ROAD RACE QUALIFYING)
11:40 NSCS QUALIFYING (ONE LAP ALL POSITIONS)
13:30 NNS DRIVER INTRODUCTION-SECURITY CLEAR PIT ROAD
14:00 NNS RACE (82 LAPS  200.9 MILES)
15:00 NSCS GARAGE & REGISTRATION CLOSES
17:30 NRGA DRIVER INTRODUCTION-SECURITY CLEAR PIT ROAD
18:00 NRGA RACE (82 LAPS  200 MILES or 2 HOURS)
Sunday August 14TH
07:00 NSCS GARAGE & REGISTRATION OPENS
12:30 NSCS DRIVERS INTRODUCTION-SECURITY CLEAR PIT ROAD
13:00 NSCS RACE ( 90 LAPS  220.5 MILES)
13:30 NSCS REGISTRATION CLOSES
ALL TIMES ARE LISTED IN EASTERN
07/27/11 NSCS WGI 11-01 TENTATIVE  SUBJECT TO CHANGE

Watkins_glen_c_thumb Map

 

Track Details
Completed : 1948
Distance : 2.45 miles
Shape : Road course
Turns : 11
Seating : N/A

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INDY:Rd.12ニューハンプシャー・スケジュール/エントリーリスト

Logoタイムスケジュール

2011IZOD IndyCarR Series / Firestone Indy Lights INDYCARR PARTICIPANT SCHEDULE
New Hampshire Motor Speedway Week of Aug. 8 - Aug. 14
THURSDAY Aug. 11
7:00 IndyCar Garage Opens
9:00-11:30 IZOD IndyCar Practice
11:45-12:30 Firestone Indy Lights Practice
1:00-4:00 IZOD IndyCar Practice
4:15-5:00 Firestone Indy Lights Practice
FRIDAY Aug. 12
8:00 IndyCar Garage Opens
SATURDAY Aug. 13
6:00 IndyCar Garage Opens
8:00-8:45 Firestone Indy Lights Practice
9:00-10:15 IZOD IndyCar Practice
12:00-12:30 IndyCar Practice Split Session
12:30-1:00 IndyCar Practice 1B
2:15-3:00 Firestone Indy Lights Qualifying
3:00-4:00 IZOD IndyCar Qualifying
7:00 IndyCar Garage Closes
SUNDAY Aug. 14
7:00 IndyCar Garage Opens
9:40-10:00 Firestone Indy Lights Warm-Up
10:15-10:45 IZOD IndyCar Warm-Up
1:15-2:30 Firestone Indy Lights Race - 100 Laps
2:45-3:30 IZOD IndyCar PreRace
4:00 IZOD IndyCar Race New Hampshire Motor Speedway 225 - Laps - ABC- Live

※日本との時差は-13時間。決勝レーススタート時刻は、8月15日(月)午前5時。
※GAORA(Ch.302) 放送予定
8/15 (月) 17:30 ~ 20:00 (150分)「〜ニューハンプシャー〜」解説:松田秀士 松浦孝亮<BR>実況:村田晴郎

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2011年8月 9日 (火)

NASCAR:トヨタモータースポーツニュース”“トヨタ カムリがレースを支配するも、カイル・ブッシュが2位 ”

2011年8月8日
トヨタ自動車(株)
スポーツ車両統括部
モータースポーツ推進室 
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第21戦 Good Sam RV Insurance 500


開催日:8月7日

“トヨタ カムリ”がレースを支配するも、カイル・ブッシュが2位 

11nascar25_1 2位でフィニッシュしたカイル・ブッシュ(#18) 

 8月7日(日)、米国東部ペンシルバニア州ロングポンドのポコノ・レースウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第21戦「Good Sam RV Insurance 500」が開催された。
 独特な三角形のコースレイアウトで“トリッキー・トライアングル”と呼ばれる1周2.5マイル(約4km)のポコノは、デニー・ハムリンが過去4勝を挙げるなど得意としているコースである。

 6日(土)午前10時40分から予選が行われ、ジョーイ・ロガーノが今季2度目のポールポジションを獲得。ポコノでの最年少ポールポジション記録を更新した。ケイシー・カーンが2番手で最前列に並び、マーティン・トゥルークス・Jr.が3番手と、“トヨタ カムリ”が予選トップ3を独占した。ハムリンが6番手、カイル・ブッシュは11番手につけ、11台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。

 午後1時13分に2.5マイルオーバルを200周(500マイル:約800km)の長丁場で競われる決勝レースがスタート。ポールポジションのロガーノは好スタートを切り、首位をキープ。その後方では、ハムリンが序盤からポジションを上げ、2周目にトゥルークス・Jr.、6周目にはカーンもパスするとロガーノに次ぐ2位に浮上した。
 午前中、キャンピング・ワールド・トラック・シリーズの順延戦を戦ったばかりでダブルヘッダー参戦となったKy.ブッシュも11位から順位を上げ、6位を走行していたが、12周目の最終コーナー立ち上がりでスピン。幸いどこにもぶつからず、そのままピットへ向かったが、このスピンでこの日最初のイエローコーション。Ky.ブッシュはピットオープン前にピットへ入ったために、再スタートは34位と大きく後退を余儀なくされてしまった。

 この日はあまりイエローコーションの出ない展開となり、前半は3回にわたってグリーン下でのピット作業が展開。25周目に首位に立った“ミスター・ポコノ”ハムリンは、グリーン下での走行が続く中で後続との差を広げていき、一時は2位に5秒以上の差をつけて独走となった。
 一方スピンで大きく後退を余儀なくされたKy.ブッシュも、この長いグリーン走行と、素晴らしいピット作業で順位を取り戻し、82周目にはハムリンをパスし、ついに首位浮上。その後、再びハムリンが首位を奪還したが、前半戦はその大半を、ロガーノを含めたジョー・ギブス・レーシングの3台が支配した。
 レースが折り返しとなる100周目にこの日3度目のイエローコーションが出されると、ロガーノはタイヤ2本交換作戦を採り、首位に浮上。そのちょっと前からコースの一部で雨が降り始めており、123周目には、コース全域で強くなった雨のためにレースは赤旗中断となった。

 そのまま降雨でレースが終了となれば、レースは成立し、ロガーノがキャリア2勝目を挙げることになるかと思われたが、まもなく雨は止み、ヘビーウェットの路面を乾かすべくジェットドライヤーカーでの長いコース乾燥作業を経て、午後5時過ぎに、1時間40分に渡った赤旗中断からレースが再開された。
 再開直後のイエローコーションで、ほとんどの車両がピットへ向かったが、コース上に2台が残ったため、ロガーノが3位、Ky.ブッシュが5位、ハムリンが8位で再スタート。3台の“トヨタ カムリ”はすぐに首位争いに加わった。
 Ky.ブッシュは実兄カート・ブッシュ(ダッジ)と激しく首位を争い、163周目に再び首位浮上。最後となるグリーン下でのピット後も首位を守った。
 180周目、25位前後を走行していたカーンとファン・モントーヤ(シボレー)が接触し、この日5度目のイエローコーション。
 ここでKy.ブッシュを含む上位勢はピットに入らなかったが、逆転を狙いハムリンはピットへ。タイヤ2本交換を行ったが、ここで痛恨のピット作業ミスがあり、大きくポジションを落としてしまった。

 185周目の再スタートでは、首位のKy.ブッシュが若干スタートダッシュで遅れ、3ワイドでのバトルで行き場を失う形となって2位へと後退。その後、首位を行くブラッド・ケゼロウスキーを最後まで追ったが、僅かに届かず、2位でチェッカーを受けることとなった。
 トゥルークス・Jr.が12位。ハムリンが15位。後半ハンドリングの悪化に苦しみながらも、トップ10圏内につけていたロガーノは、189周目に突然のタイヤパンクに見舞われ、ピットイン。26位に終わった。

 次戦第22戦は8月14日(日)、米国東部ニューヨーク州ワトキンス・グレン・インターナショナルのロードコース、ワトキンス・グレン・インターナショナルで行われる。

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INDY:2012年ニューマシンがシェイクダウン

2012INDY New Machine (C)INDY Media 拡大します

8月8日、前日インディカーレースが終わったミッドオハイオで、2012年から使用されるニューマシンのシェイクダウンテストが行われた。
この日のテストは、今年のインディ500マイルレースウィナーのダン・ウェルドンが担当。そのときのブライアン・ハータ・オートスポーツがサポートした。

ダララ製のニューシャーシは、ロード/ストリート仕様ののボディをまとい、ホンダ製の2.2リッター・ターボエンジンを搭載している。テストは次回オーバルコースのテキサスで9月末に行われ、計12回のテストが予定されている。各チームには12月にニューシャーシのデリバリーが開始されることになっている。

エンジンについては、チップ・ガナッシ、AJ.フォイト、サム・シュミットの3チームがホンダエンジンの使用を明らかにしており、ペンスキーはシボレー・エンジンの使用を決定している。

 (C)INDY Media 拡大します

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Preview:今週末開催の海外レース

恒例のF3世界一決定戦 (C)DTM/EF3 Media

Weekend Race Schedule (8月12日~8月14日)
Series Round Race / Circuit Country
NASCAR 22 Heluva Good! Sour Cream Dips at the Glen / ワトキンスグレン・インターナショナル アメリカ
INDY 12 MoveThatBlock.com Indy 225 / ニューハンプシャー・モータースピードウェイ アメリカ
IF3 4 RTL GP Masters of Formula 3 / サーキットパーク・ザンドフールト オランダ

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2011年8月 8日 (月)

INDY:ホンダモータースポーツリリース”スコット・ディクソンがライバル勢を圧倒して今季初勝利”

スコット・ディクソンがライバル勢を圧倒して今季初勝利
佐藤琢磨は予選9番手から自己ベストの4位フィニッシュ

In110808001hIZODインディカー・シリーズ第11戦は、オハイオ州のほぼ中央に位置する都市、コロンバスの郊外にあるミッドオハイオ・スポーツカー・コースで27台のエントリーを集めて開催されました。コロンバスはホンダオブアメリカマニュファクチャリング・インコーポレーテッドのファクトリーがあるメアリーズビルからも近く、決勝日が快晴に恵まれたことも手伝って、多くのファンがサーキットに詰めかけ、レーススタートの時を待ってコースサイドに陣取っていました。

アメリカ屈指のテクニカルさを誇るミッドオハイオ・スポーツカー・コースは、今年で50周年。記念すべき年に開催されたHondaインディ200は、インディカーならではのスピードと、エキサイティングなバトルで、集まったファンが堪能できるレースとなりました。

In110808002h 全長2.258マイルのコースを85周するレースは、アクシデントによるフルコースコーションが2回しか出されなかったことからハイペースで進み、2回のピットストップでゴールまで走りきれる展開となりました。ポールポジションからスタートしたスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)は、レース序盤はピットタイミングをずらしたルーキーのジェームズ・ヒンチクリフ(Newman Haas Racing)にトップを走らせ、2回目のピットストップのタイミングでちょうど出されたフルコースコーションによって、チームメートのダリオ・フランキッティ(Chip Ganassi Racing)に先行を許すシーンもありましたが、プラクティスと予選で保ち続けてきた速さを決勝レースでも変わることなく発揮し、リスタート後にフランキッティをパスしてトップに返り咲くと、リードを7秒以上にまで広げて悠々とゴールしました。

In110808003h In110808004h 圧倒的なパフォーマンスで勝利したディクソンでしたが、この優勝は今シーズン初めてのものとなりました。キャリア26勝目で、ミッドオハイオでは3勝目。また、53点という高得点を1レースで稼ぎ、ポイント2位のウィル・パワー(Team Penske)が14位と低迷したことから、差を68点から一気に31点まで縮めました。また、ランキングトップのフランキッティも、2位のパワーに62点もの差をつけ、シリーズタイトル争いをさらに有利な状況へ進めています。

In110808005h予選9番手だった佐藤琢磨(KV Racing Technology-Lotus)は、決勝前のファイナルプラクティスでは27台の中で26番手のラップタイムしか出せませんでしたが、今週末に3台体制のチームが集めたデータを再度検討して決勝用セットアップを考案し、スタートに臨みました。レースを走り出すと、佐藤のペースは十分に競争力があり、60周目のリスタートでは6番手から4番手へジャンプアップ。前を走るライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport)をパスすべく全力での走行を続けましたが、惜しくも届かずに4位でのゴールとなりました。佐藤のキャリアベストは今年のセント・ピーターズバーグとテキサスでの5位だったため、今日の4位によって自己ベストの更新を成し遂げました。

次戦は来週、東部ニューハンプシャー州ラウドンで開催される225マイルレース。1995年にHondaがアメリカン・オープンホイールの最高峰シリーズで初めての勝利を記録した1マイルオーバル、ニューハンプシャー・モーター・スピードウェイでのレースです。

コメント
スコット・ディクソン(優勝)

「ずっと勝てていなかったので、久しぶりの優勝はとてもうれしいです。プラクティス、予選、そして決勝と我々Chip Ganassi Racingのマシンは本当に速く、安定していました。今年から、ミッドオハイオ向けに新たに投入されたタイヤによるものか、路面が変化したのか、週末を通してコースは非常に滑りやすく、マシンのセットアップもドライビングも本当に難しいものになっていたと思います。我々はライバル勢よりも安定感があり、勝利をつかむことができました。献身的に働き続けてくれているクルーたちのためにも、今日勝つことができたことをとても喜んでいます。残るレースでもできる限り多くのポイントを稼ぎ、一つでも上のランキングへと上がれるよう全力を尽くしていきます」

ダリオ・フランキッティ(2位)
「1回目のピットストップのあとには燃費セーブに徹し、できるだけピットインのタイミングを遅らせようとがんばっていました。それを成功させ、スコット・ディクソンの前に出ることに成功したのですが、レース終盤のリスタートのあとにパスされてしまいました。ディクソンは先週のテストの段階からチームメートの私より少し速かったのですが、今週もプラクティス、予選と続けて彼は優位を保っていました。そして、レースでも彼は本当に速かったです。トップに立った彼はリードを広げていったため、私はタイヤをいたわってライアン・ハンターレイにパスされないよう慎重に、冷静に走り続けました。それがディクソンとの差をさらに広げることにつながりました。しかし、私は最後までアタックを続けてきたハンターレイの前の2位でゴールすることができました。チャンピオン争いを行っている相手であるウィル・パワーは、今日はまったく不運でしたね」

ライアン・ハンターレイ(3位)
「ブラックとレッド、2種類のタイヤを使ってのレースは本当に難しかったと感じていますが、それこそがシリーズにタイヤを供給しているファイアストンの狙っているところです。タイヤが2種類あることによって、レースはとてもおもしろいものになっていました。リスタート直後のマシンはコントロールが難しく、何度もアクシデントを起こしそうになっていました。最後はダリオ・フランキッティとのバトルになりましたが、我々のペースはほぼ同じで、トップを行くスコット・ディクソンは我々よりも速いペースで逃げていってしまいました。3位という結果は、とてもうれしいものです」

In110808013h佐藤琢磨(4位)
「4位は自己ベストですからうれしいです。今週末はスムーズにスタートを切れず、予選は9番手でした。トップ10入りできた予選結果は決して悪いものではありませんでしたが、昨年のこのコースで予選3番手だった自分としては、今年は最前列を狙っていましたから、9番手はものすごくガッカリしました。決勝日のウオームアップでは、チームの3台が全部異なるパッケージで走り、自分のマシンはあまりよくなくて、26番手という順位でした。そこからデータをしっかり見直した結果、レースではいいペースで走ることができました。リスタートもトラブルを避けてポジションアップできていました。トップ3にはあと一歩届きませんでしたが、そこにチャレンジをするレースができましたし、残るシーズンへ向けていい手応えをつかむことができたと思います」

エリック・バークマン|HPD社長
「オーバーテイクは少なかったかもしれませんが、このコースはそれが難しいのです。緊張感のある張り詰めたエキサイティングなレースとなっていました。ピットストップのタイミングなどを利用して順位を上げることもミッドオハイオでのレースでは必要です。85周というレース距離は、作戦の重要性を高めていると思います。フルコースコーションの出るタイミングや回数もそこにはからんできますからね。ルーキーのジェームズ・ヒンチクリフは見事なレースを戦っていましたが、コースアウトで上位フィニッシュを逃しました。しかし、彼は能力の高さを見せました。佐藤琢磨もポテンシャルの高さを見せ、もう少しで表彰台という4位でフィニッシュしました。とても多くのファンが集まってくれたミッドオハイオでのレースは、好天にも恵まれ、とてもすばらしいものとなりました」

In110808015h

写真(C)Honda Motor Co Ltd.

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BTCC:Rd.6スネッタートン レース結果

ジョンソン・プラト (C)BTCC Media  拡大します

ゴードン・シェダン (C)BTCC Media  拡大します

マット・ジャクソン (C)BTCC Media  拡大します

 (C)BTCC Media  拡大します

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F3:Rd.6ニュルブルクリンク レース結果

■メルヒ、ジュンカデラが優勝
  佐藤 公哉、第2レースで5位入賞

ロベルト・メルヒ (C)DTM/EF3 Media 拡大します

ダニエル・ジュンカデラ (C)DTM/EF3 Media 拡大します

(C)DTM/EF3 Media 拡大します

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NASCAR:Rd.21ポコノ レース結果

■ケセロウスキー、今シーズン2勝目を挙げる

ブラッド・ケセロウスキー (C)nascarmedia 拡大します

 (C)nascarmedia  拡大します

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DTM:Rd.7ニュルブルクリンク レース結果

■エクストロウム、ポール・トゥ・ウィンで今季初優勝

マティアス・エクストロウム (C)DTM/EF3 Media 拡大します

 (C)DTM/EF3 Media 拡大します

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INDY:Rd.11ミッドオハイオ レース結果

■ディクソン今シーズン初勝利、チップガナッシのワンツー
  佐藤は自己ベストの4位

スコット・ディクソン (C)INDY Media 拡大します

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2011年8月 7日 (日)

BTCC:Rd.6スネッタートン 予選結果

■プラト(シボレー)、2戦連続ポール

ジョンソン・プラト (C)BTCC Media  拡大します

 (C)BTCC Media  拡大します

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ALMS:Rd.5ミッドオハイオ レース結果

■マッスルミルク・アストンマーチン連勝

No.6 Aston Martin Lola B08 62 (C)ALMS 拡大します

No.17 Porsche 911 RSR (C)Porsche AG 拡大します

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INDY:ホンダモータースポーツリリース”スコット・ディクソンが今季初のポールポジションを獲得”

スコット・ディクソンが今季初のポールポジションを獲得
佐藤琢磨は予選9番手

In110807001h東部オハイオ州のほぼ中央に位置するミッドオハイオ・スポーツカー・コース(全長2.258マイル)で開催されるシリーズ第11戦 Hondaインディ200。予選でポールポジションを獲得したのは2003年と08年のシリーズチャンピオン、スコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)でした。

In110807002h適度なアップダウンとバラエティーに富むコーナーで構成される常設ロードコースサーキットでの予選、ディクソンは第1ステージからファイナルステージまでを通して驚異的な速さを見せ続け、久しぶりのポールポジション獲得を果たしました。彼にとって今シーズン初めてとなるポールは、キャリア16回目ですが、09年のインディ・ジャパン以来と、実に約2年ぶりのものとなりました。ロードコースでのポールポジションは、08年のデトロイト以来です。

ディクソンが予選のファイナルステージで記録した1分08秒0776というラップタイムは、予選2番手となったライアン・ブリスコー(Team Penske)より約0.25秒も速いものでした。

予選3番手はディクソンのチームメートで現在、ポイントランキング首位のダリオ・フランキッティ。そして、彼を追ってランキング2位につけているウィル・パワー(Team Penske)が4番手という結果でした。5番手はライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport)で、地元オハイオ州出身のグラハム・レイホール(Chip Ganassi Racing)は、見事に予選のファイナルステージ進出を地元のファンの前で果たしたのですが、6人中の6番手という結果となりました。

In110807003h前戦エドモントンでキャリア2度目のポールポジションを獲得した佐藤琢磨(KV Racing Technology-Lotus)は、ミッドオハイオでは予選のファイナルステージ進出を逃してしまい、結果は9番手でした。昨年のミッドオハイオでの予選では3番手に食い込んでいた佐藤だけに、今年もポールポジション争いを実現する意欲を持って予選に臨んだのですが、マシンセッティングが考えていた通りのハンドリングをもたらさず、予選の第1ステージから第2ステージでのタイムの縮小もライバル勢より小さかったため、トップ6入りを逃すことになりました。

決勝レースは明日、8日(日)に85周で争われる予定です。

コメント
スコット・ディクソン(ポールポジション)

「とてもスムーズな週末です。Chip Ganassi Racingは4台とも、とても順調です。私が最後にポールポジションを獲得してから、もうずい分と長い時間がたっています。こうしてポールをまた獲得でき、とてもうれしく思います。私のマシンは予選で使用したソフトタイヤとのマッチングがよく、それがこの結果につながったのだと思います。路面コンディションは変化し続け、コースの一部はとても滑りやすい状況でした。そして、ドライビングがとても難しかった予選でした。明日のレースは、今日の予選よりも重要です。多くのシリーズポイントを獲得できるチャンスだからです」

ライアン・ブリスコー(2番手)
「フロントローからスタートできる予選2番手という結果には満足しています。ミッドオハイオは美しく、走っていて楽しい、純粋な常設ロードコースだと思います。このようなコースが我々のインディカー・シリーズにはいくつかあります。ミッドオハイオはミスなく1周を走りきるのが非常に難しいコースでもありますね。アグレッシブに走ることが求められ、マシンの限界を保ち続けなければ、速いラップを刻むことはできません。そのため、マシンから最大限の力を引き出すことができた時には、とても大きな満足感を得ることができるのです。明日のレースでは第一にゴールまで走りきることが重要でしょう。それができれば、我々はよい結果を手に入れることが可能だと思います」

ダリオ・フランキッティ(3番手)
「先週のテストはとても有意義なものでした。現在のルールではテストを行える日数が限られているため、走行できるチャンスは非常に貴重です。我々Chip Ganassi Racingは4台とも調子がよく、中でもディクソンはテストの時点から本当に速かったのです。私は少々、マシンやタイヤに無理を強いるドライビングをしていたようで、予選結果は3番手となりました。完ぺきな仕事を行うことができませんでした。私にとっては、今日はそういう一日だったと思います。ミスのないラップがとれていたら、2番手を獲得することが可能だったでしょう。明日は自分より前のグリッドからスタートする2人を攻略すべく、全力を挙げたいと思います」

In110807005h佐藤琢磨(9番手)
「とても残念な結果です。昨日のプラクティスでは、マシントラブルにより、ほとんど走ることができませんでした。しかし、今日の予選前に行われたプラクティスでは、マシンのバランスもいいものとなっており、私としてはハッピーでした。ただ、もっと速いラップタイムを出せるようにならなければ、予選で上位に食い込むことはできない。そうした状況だと捕らえていました。私たちにとっては、とても厳しい予選となっていました。マシンはコース上で大きく滑っていて、安定感も欠けていました。ここまでの走行で得られたデータを、チームメートのものも含めて徹底的にチェックし直す必要があります。それを一生懸命行い、明日のレースに向けて、何かスピードアップにつながるセッティングのヒントを見つけなければなりません」

エリック・バークマン|HPD社長
「ミッドオハイオでの予選もエキサイティングな戦いとなっていました。スコット・ディクソンがライバル勢を突き放す速さでポールポジションを獲得し、ライアン・ブリスコーも見事な走りで2番手となりました。チャンピオン争いをリードしているダリオ・フランキッティは3番手で、ポイント2位のウィル・パワーが隣のグリッドとなる4番手。彼らより速かったチームメートが前からスタートするという点も含め、明日のレースも激しいバトルが繰り広げられる状況が整った印象です。今日の予選では、第2ステージ終了時点で雨が少し降ってきていましたね。6人で争われるファイナルステージだけがウエットコンディションとなるという前代未聞の状況になる可能性もあったわけです。そうした予選も面白かったのではないでしょうか? ウエットコンディションでの予選というのも観てみたかったと思います」

In110807004h

写真(C)Honda Motor Co Ltd.

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EF3:Rd.6ニュルブルクリンク 予選結果

■ジュンカデラ、2レースともにポール

ダニエル・ジュンカデラ (C)DTM/EF3 Media 拡大します

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NASCAR:Rd.21ポコノ 予選結果

■ロガーノ、今シーズン2度目のポールポジション

ジョーイ・ロガーノ (C)nascarmedia 拡大します

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INDY:Rd.11ミッドオハイオ 予選結果

■ディクソン、今シーズン初のポールポジション獲得

スコット・ディクソン (C)INDY Media 拡大します

インディカーシリーズ第11戦ミッドオハイオ予選は、スコット・ディクソン(チップガナッシ)がポールポジションを獲得。ディクソンにとっては今シーズン初のポールポジションとなった。2番手にライアン・ブリスコ(ペンスキー)、3番手にダリオ・フランキッティ(チップガナッシ)、4番手にウィル・パワー(ペンスキー)が続いた。

前戦でポールポジションを獲得した佐藤 琢磨は、前日のプラクティスではホンダエンジンが珍しくブローするトラブルで最下位に沈んだが、この日は2次予選まで進出して9番手からのスタートとなった。

また、この日の朝のプラクティスでジャスティン・ウィルソン(ドレイヤー&レインボールド)が、1コーナーでグリーンにはみ出してクラッシュ、ウィルソンはマンスフィールドの病院へ搬送され、検査により胸骨を骨折していることが分かった。チームは急遽、サイモン・ペジノを代役として起用、18番手グリッドにつけた。

ミッドオハイオ決勝レースは日本時間8月8日(月)午前4時45分にスタートする。

 (C)INDY Media 拡大します

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DTM:Rd.7ニュルブルクリンク 予選結果

■エクストロウム、シリーズ通算17回目のポールポジション

マティアス・エクストロウム (C)DTM/EF3 Media 拡大します

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2011年8月 6日 (土)

ALMS:Rd.5ミッドオハイオ 予選結果

■ダイソン・ローラ・マツダ、今シーズン3度目のポールポジション

Gsmith_080511_main_2 Lola B09 86 Mazda (C)ALMS 

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INDY:Rd.11ミッドオハイオ プラクティス1回目結果

■ミッドオハイオ1回目のプラクティスはレイホールがトップ

グレアム・レイホール (C)INDY Media 拡大します

 (C)INDY Media 拡大します

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2011年8月 4日 (木)

NASCAR:ダニカ、来シーズンはNASCARにフルタイム参戦か

ダニカ・パトリック (C)nascarmedia 拡大します

インディカーシリーズのスター、ダニカ・パトリックは来シーズンNASCARにフル参戦し、インディカーシリーズについてはインディ500マイルのみに出場することがアメリカの各メディアによって報じられている。

それらの報道によれば、ダニカは昨シーズンからスポット参戦しているNASCARネーションワイドシリーズに、デール・アンハートJr.が共同所有するJRモータースポーツからする参戦し、さらにかねてより親交のあるNASCAR最高峰のスプリントカップ2度のチャンピオン、トニー・スチュワートのスチュワート・ハース・レーシングからスプリントカップにもスポット参戦するという。これらの契約についてはすでに最終段階にあるが、ダニカが現在所属するインディカーシリーズのアンドレッティ・オートスポーツとの契約解除ができていない状態といわている。

ダニカは昨年よりJRモータースポーツから19回ネーションワイドに出場、今年の開幕戦デイトナでは一時トップを走り、ラスベガスでは女性ドライバー最高の4位に入って、スポット参戦ながら着実に進歩を見せてきている。
一方、2008年もてぎでの1勝を含む109レースをスタートしているインディカーシリーズでも現在ランキング11位につけており、アンドレッティASとしても人気選手を手放したくないという事情もある。
また、インディ500マイルに出場するとなれば、5月の大半はインディアナポリスでのスケジュールとなりNASCARシリーズへの出場は難しくなる。

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2011年8月 3日 (水)

INDY:Rd.11&ALMS:Rd.5ミッドオハイオ・スケジュール/エントリーリスト

Almsirllogo

■タイムスケジュール

Friday 5
08:45 - 09:15 Practice USF2000 National Championship Powered by Mazda
09:30 - 10:30 Practice American Le Mans Series (All Classes)
12:30- 13:00 Practice USF2000 National Championships Powered by Mazda
13:15 - 14:15 Practice American Le Mans Series (All Classes)
14:25 - 14:40 Qualifying American Le Mans Series GTC
14:40 - 14:55 Qualifying American Le Mans Series GT
15:00 - 15:15 Qualifying American Le Mans Series LMPC
15:15 - 15:30 Qualifying American Le Mans Series LMP1/LMP2
15:45 - 16:30 Practice IZOD IndyCar Series 1A
16:30 - 17:00 Practice IZOD IndyCar Series 1B
Saturday 6
08:00 - 08:30 Qualifying USF2000 National Championship Powered by Mazda
08:45 - 09:10 Practice American Le Mans Series Warm-Up
09:30 - 10:30 Practice IZOD IndyCar Series
12:05 - 12:40 USF2000 National Championship Powered by Mazda Race #1
12:55 - 14:15 Qualifying IZOD IndyCar Series
14:30 - 15:30 American Le Mans Series Pre-Race Ceremony
15:30 - 18:15 Mid-Ohio Sports Car Challenge - American Le Mans Series Race
Sunday 7
08:45 - 09:05 Practice USF2000 National Championship Powered by Mazda Warm-Up
09:25 - 09:55 Practice IZOD IndyCar Series Warm-Up
12:45 - 13:25 USF2000 National Championship Powered by Mazda Race #2
14:45 Honda Indy- 200 at Mid-Ohio - IZOD IndyCar Series Race (85 Laps)
*Tentative schedule. Subject to change without advance notification.
TicketsCHILDREN 12 AND UNDER ARE ADMITTED FREE WHEN ACCOMPANIED BY AN ADULT.

* 日本との時差は-14時間。決勝レーススタート時刻は、ALMSが8月7日(日)午前5時30分、INDYは8月8日(月)午前4時45分。

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NASCAR:Rd.21ポコノ・スケジュール/エントリーリスト

Gsrvisurance500_poconothumb_2 Gsers125_pocono_finalthumb_2

■タイムスケジュール

POCONO RACEWAY 2011 EVENT SCHEDULE
NASCAR SPRINT CUP SERIES
NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
ARCA RACING SERIES presented by MENARDS
Friday August 5TH
06:00 NCWTS GARAGE & REGISTRATION OPENS
07:00 NSCS GARAGE OPENS
08:00 ARCA GARAGE & REGISTRATION OPENS
10:00 - 11:50 NCWTS FINAL PRACTICE
12:00 - 13:30 NSCS PRACTICE
13:40 - 15:00 ARCA FINAL PRACTICE
15:00 NCWTS GARAGE CLOSES
16:00 - 17:30 NSCS FINAL PRACTICE
17:40 ARCA QUALIFYING (ONE LAP ALL POSITIONS) IMPOUND
18:30 NSCS GARAGE CLOSES
19:00 ARCA GARAGE CLOSES
Saturday August 6TH
06:30 NCWTS GARAGE & REGISTRATION OPENS
07:30 NSCS GARAGE & REGISTRATION OPENS
09:35 NCWTS QUALIFYING (ALL POSITIONS)
10:40 NSCS QUALIFYING (TWO LAPS  ALL POSITIONS)
11:00 ARCA GARAGE & REGISTRATION OPENS
12:30 NCWTS DRIVER INTRODUCTION
13:00 NCWTS RACE (50 LAPS 125 MILES)
14:00 NSCS GARAGE & REGISTRATION CLOSES
14:30 APPROX. ARCA DRIVER INTRODUCTION
15:00 ARCA RACE (50 LAPS 125 MILES)
Sunday August 7TH
07:00 NSCS GARAGE & REGISTRATION OPENS
12:30 NSCS DRIVERS INTRODUCTION
13:00 NSCS RACE (200 LAPS  500 MILES)
13:30 NSCS REGISTRATION CLOSES
ALL TIMES ARE LISTED IN EASTERN
07/5/11 NSCS-2 POC 11-02 TENTATIVE SUBJECT TO CHANGE

Official20pocono20raceway20logo2020 Map

 

Track Details
Completed : 1968
Distance : 2.5 miles
Shape : Tri-oval
Banking : 14° Turn 1
8° Turn 2
6° Turn 3
2° straights
Frontstretch : 3,740 feet
Backstretch : 3,055 feet
Shortstretch : 1,780
Seating : 76,812

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2011年8月 2日 (火)

Preview:今週末開催の海外レース

  ホンダ、シボレー対決の行方は (C)BTCC Media  拡大します

Weekend Race Schedule (8月5日~8月7日)
Series Round Race / Circuit Country
NASCAR 21 Pennsylvania 500  / ポコノ・レースウェイ アメリカ
INDY 11 Honda Indy 200 / ミッドオハイオ・スポーツカーコース アメリカ
DTM 7 Deutsche Tourenwagen Masters  / ニュルブルクリンク ドイツ
ALMS 5 American Le Mans Northeast Grand Prix / ミッドオハイオ・スポーツカーコース アメリカ
EF3 6 Formula 3 Euro Series /  ニュルブルクリンク ドイツ
BTCC 6 Dunlop British Touring Car Championship / スネッタートン イギリス

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GT3:スパ・フランコルシャン24時間レース結果

■アウディR8 LMS、スパ24時間を制す

(C)AUDI AG. 拡大します

(C)Daimler AG. 拡大します

(C)Mclaren Automobile 拡大します

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NASCAR:トヨタモータースポーツニュース”燃費勝負となったインディでカイル・ブッシュが10位 ”

2011年8月1日
トヨタ自動車(株)
スポーツ車両統括部
モータースポーツ推進室 
NASCAR SPRINT CUP SERIES
第20戦 Brickyard 400


開催日:7月31日

燃費勝負となった“インディ”でカイル・ブッシュが10位 

11nascar24_1 燃費勝負を走り抜き10位でフィニッシュしたカイル・ブッシュ(#18) 

 7月31日(日)、米国中部インディアナ州インディアナポリスのインディアナポリス・モーター・スピードウェイでNASCARスプリント・カップ・シリーズ第20戦「Brickyard 400」が開催された。
 同コースは“インディ500”の舞台であり、F1アメリカGPも開催されたことのある、アメリカン・モータースポーツの聖地。この聖地で行われる今大会は、NASCARスプリント・カップ・シリーズの中でも重要な一戦として位置づけられている。

 30日(土)午後2時10分から予選が行われ、前日の練習走行から好調なケイシー・カーンが、僅か0.018秒差でポールポジションは逃したものの、最前列2番手を確保。12台の“トヨタ カムリ”が決勝へと進んだ。14番手タイムをマークしたデニー・ハムリンは、エンジン交換を行ったため、決勝レースは最後尾からスタートを切ることとなった。

 31日(日)午後1時21分に2.5マイルオーバルを160周(400マイル:約640km)して競われる決勝レースがスタート。2番手グリッドのカーンは好スタートを切り、首位を奪取。そのまま後続を大きく引き離し、独走態勢となった。
 25周目前後から各車グリーン下でのピット作業となったが、全車がピットを終えた時点でカーンは再び首位へ戻り、2位との差は一時8秒以上まで広がった。
 35周目にこの日最初のイエローコーションが出され、その差は無くなったものの、再スタートを決めたカーンは首位をキープ。しかし、49周目に20位前後を走行していたデイビッド・ロイティマンが突然のタイヤパンクに見舞われ、クラッシュ。2度目のイエローコーションが出され、各車ピットへと向かったが、ここでカーンはタイヤ交換でタイムロス。10位へとポジションダウン。

 一方で、最後尾からのスタートを余儀なくされたハムリンが序盤から素晴らしい追い上げを見せ、1回目のイエローコーションからの再スタート時にはトップ10圏内まで浮上。また、29番手と後方スタートのKy.ブッシュも、徐々に順位を上げ、2回目のイエローコーションでは2本タイヤ交換を選択。一気に3位へと浮上し、“トヨタ カムリ”はこの3台が前半戦の上位争いを展開した。
 94周目にこの日3度目のイエローコーション。カーンとハムリンはトップ10圏内を守ったが、Ky.ブッシュはピットアウト時に接触を喫し、車両にダメージを負ったためピットへと押し戻されて修復。首位と同一周回の最後尾、31位まで後退してしまった。
 114周目には、20位前後まで追い上げていたKy.ブッシュが壁にヒットし、イエローコーション。ここで上位勢はピットへ向かったが、数台がコース上に残り、順位が入れ替わった。

 118周目に再スタートが切られたが、僅か3周で上位勢の接触によりこの日5度目のイエローコーション。この接触の直後にいたカーンは、避けるために内側のグラスエリアへとコースオフを喫してしまった。
 このイエローコーションのタイミングでは、最後までの燃料を入れるには早すぎるため、上位勢はピットに入らず。ハムリンが7位、ジョーイ・ロガーノが10位で127周目に再スタート。
 5度目のイエローコーションでピットに入らなかった上位勢は、残り30周を切ったあたりから次々とピットに向かい、最低限の燃料を給油してピットアウト。5度目のイエローコーションで給油を行っていたKy.ブッシュは、厳しい燃料を最後まで持たせる作戦に出た。

 ピットを遅らせていたブライアン・ヴィッカーズは、2位までポジションを上げたが、141周目についにピットイン。
 終盤は給油後に追い上げる車両と、ペースを大きく落として燃料をセーブする車両とのバトルとなったが、Ky.ブッシュは最後まで走りきり、10位でフィニッシュした。
 ヴィッカーズが15位。燃料をセーブして走りきったボビー・ラボンテが17位。カーンが18位。
 ハムリンは27位に終わり、ランキングでは11位とひとつポジションを落とすこととなったが、今季1勝を挙げているため、現時点ではまだ“チェイス”圏内に入っている。また、次戦ポコノはハムリンが非常に得意としているコースであり、残り6戦となった“チェイス”入りの争いを更に確実なものとするべく、活躍に期待がかかる。

 次戦第21戦は8月7日(日)、米国東部ペンシルバニア州ロングポンドのポコノ・レースウェイで行われる。

ドライバー カイル・ブッシュ:
「この週末は全くゼロからのスタートだった。走り始めからスピードが得られなかった。決勝レースでも、最初のいくつかのスティントは、予選の時同様ペースが悪く、後方グループの渋滞の中で走らなくてはならなかった。一旦はピットストップで上位に浮上することができたが、次のピット時に接触で再び後方集団での戦いを強いられることになってしまった。しかし、最後は燃料ピット戦略が上手く行った。素晴らしい戦略を立ててくれたクルーチーフと、素晴らしい燃費を実現したスタッフには賞賛を送りたい。10位という今日の結果の手応えと共に次戦ポコノに挑む」 

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2011年8月 1日 (月)

IF3&BF3:Rd.7スパ・フランコルシャン レース結果

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NASCAR:Rd.20インディアナポリス レース結果

■ポール・メナード、ブリックヤードを制す

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GP3:Rd.6ハンガロリンク レース結果

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Auto GP:Rd.5オッシャースレーベン レース結果

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GP2:Rd.7ハンガロリンク 第2レース結果

■コレッティ、今シーズン2勝目
  グロージャン、2度目のタイトル獲得に近づく

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WTCC:Rd.8オッシャースレーベン レース結果

■第1レースはミューラーのポール・トゥ・ウィン
  インディペンデントクラスのエンゲストラー、第2レースでシボレーの連勝を止める

イワン・ミューラー (C)WTCC 拡大します

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第1レース-ミューラーが連続3度目の勝利

悪天候の中行われた今日の第1レースでは、イヴァン・ミューラーが連続3度目の勝利を飾り、選手権ポイントで首位を行くロブ・ハフとの差を8点まで縮めた。
(選手権ポイントでの) ハフとミューラーのポジションがあわや逆転するかのようなハフのミスもあったが、ハフも何とか持ち直し2位を獲得。終盤はミューラーに圧力をかけた。
3位は素晴らしいスタートをきったガブリエル・タルキーニ。ロバート・ダルグレンと争ったが、快調にとばしてダルグレンを振り切った。そのダルグレンは第1ラップでアラン・メニュと衝突し8位にまで順位を下げたが、最終的には見事4位でチェッカー。WTCCでのボルボ最高記録を達成した。

ヴィヒャーズスポーツのステファノ・ディアステは、ヨコハマ・インディペンデントクラスのトロフィーを手にした。チームにとっても本拠地ドイツでの嬉しい一勝となった。
その他にも、ペペ・オリオラ、アレクセイ・デュデュカロはそれぞれ8位と9位にはいる活躍をみせた。

第2レース-地元のエングストラーが勝利

引き続き行われた第2レースでは、地元ドイツのフランツ・エングストラーが見事な白星を飾った。自身にとってもWTCC初優勝で、少し遅めの誕生日(先週月曜で50歳)プレゼントになった。またBMWの1.6Lターボエンジンとしても初めての勝利であった。
エングストラーに続いてチェッカーをきったのはアラン・メニュとガブリエル・タルキーニで、ポディアムはベテラン勢で占められた。若手のノルベルト・ミケリスも一時先頭をきりトップでゴールするかと思われたが、途中でスピンし好機を失った。

4位に入ったのは最後の数メートルに至るまでタルキーニを猛攻したトム・コロネル。世界タイトルに焦点を絞ったイヴァン・ミューラーとロブ・ハフは、リスクを回避しポイント獲得のための走りを見せた。ミューラーはミスを犯して4位のポジションを失ったものの、ハフより先の5位でゴールし選手権ポイントでの差を更に縮めた。

WTCC公式日本語ホームページより転載

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