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2011年8月28日 (日)

INDY:ホンダモータースポーツリリース”ウィル・パワーが今シーズン6度目のポールポジションを獲得”

ウィル・パワーが今シーズン6度目のポールポジションを獲得
エリオ・カストロネベスが2番手、ライアン・ブリスコーが3番手となり、Team Penskeが予選1-2-3を独占
佐藤琢磨はマシンセッティングに苦しみ、予選16番手

In110827001hIZODインディカー・シリーズの2011年シーズンも終盤戦に突入しています。今週末にカリフォルニア州、サンフランシスコ郊外のソノマで行われるのは、17戦で争われるシリーズの13戦目。チャンピオン争いはダリオ・フランキッティ(Chip Ganassi Racing)とウィル・パワー(Team Penske)の2人による一騎打ちの様相となっており、彼らはソノマでもプラクティスから激しく競い合いを見せています。

In110827002h金曜日に1回、土曜日の1回、合計2回のプラクティスセッションでは、フランキッティがライバル勢を一歩リードする速さを見せていましたが、予選ではパワーが立場を逆転してポールポジション獲得を達成。マシンを降りると両手を宙へと突き上げ、笑顔でファンの歓声に応えました。

カリフォルニアワインの産地として有名なソノマでは、昼前から抜けるような青空が広がり、集まった多くのファンの前で3段階の予選が開催されました。2グループに分かれての予選第1セグメント、12人による第2セグメントを経て、ポールポジションを争う6人は決定され、パワー、ライアン・ブリスコー(Team Penske)、エリオ・カストロネベス(Team Penske)、フランキッティ、スコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)、そしてルーキーのジェームズ・ヒンチクリフ(Newman Haas Racing)という顔ぶれとなりました。

ファイナルステージは10分間と短く、ここで1分18秒6017、平均時速105.479マイルというすばらしいベストラップを記録したのがパワーでした。そして、2番手、3番手には彼のチームメートのカストロネベスとブリスコーがつけました。ポイントリーダーのフランキッティは、プラクティスまでの好調がうそのように、予選ではソフトタイヤの性能を引き出すのに苦労し、4番手に入るのが精一杯。彼のチームメートのディクソンも5番手で、今回の予選でChip Ganassi RacingはTeam Penskeに完敗を喫した形となりました。

今週末のインフィニオン・レースウェイでの第13戦は、今シーズン8戦目のロードレースですが、これらすべての予選でファイナルまで進出しているのは、パワーだけです。彼のロードコースでの速さは、ライバル勢よりも頭ひとつ抜けています。今回のポールポジションは、彼にとって今シーズン6度目。インフィニオン・レースウェイでのパワーのポールポジション獲得は、これで2年連続となりました。

In110827004h佐藤琢磨(KV Racing Technology-Lotus)は、予選の第1セグメントを第2グループで戦ったのですが、その中で8番手タイムしか記録できなかったため、次のセグメントへと進出できませんでした。金曜からのプラクティスを2回でマシンセッティングがスムーズに進まなかったことが影響したためでした。しかし、苦しい中でもマシンは着々といい方向へと進歩させることができているため、明日のウオームアップ・セッションで更にマシンを向上させ、決勝では上位でのバトルに食い込んでいくことを狙っています。

コメント
ウィル・パワー(ポールポジション)

「このポールポジションを獲得するために全力を注ぎました。1ラップだけでいいから、ベストを記録しなければなりませんでした。このコースではスターティングポジションが極めて重要です。予選前のプラクティスを終えた時点では、自分たちが十分な速さを備えていることに自信が持てませんでした。しかし、予選前にセッティングを少し変更し、それが効果を発揮しました。自分のアタックも完ぺきでした。そして、チームメート2人が僕とChip Ganassi Racingのドライバー2人の間に入ってくれました。今日の予選はまさに完ぺきなものとなりました」

エリオ・カストロネベス(2番手)
「フロントローからのスタートは本当に久しぶりです。予選でファイナルに進むのも久しぶりな気がします。だからとてもうれしいです。Team Penskeの1-2-3となりました。僕らチームメート3人は激しく競い合うと同時に、助け合っています。それが今回の予選トップ3独占につながったと思います。インフィニオン・レースウェイは本当にタフで、ミスなく走るのがすごく難しいコースで、ベストのラップを何回も続けて出すのは不可能です。明日のレースでも、今日のようにすばらしい結果を自分自身と、チームにも挙げられることを期待します」

ライアン・ブリスコー(3番手)
「Team Penskeはどのレースに向けても万全の準備を行っています。クルー全員が少しでもいい結果を手に入れるために全力を挙げて働いています。今日の予選での1-2-3は、彼らの力によって達成されたものだと思います。僕自身も今週はとてもよい戦いができています。最初のプラクティスから今日の予選まで、ずっとトップ争いに参加することができています。明日のレースでもトップ争いを行い、予選以上の結果をつかみ取りたいと思います」

In110827005h 佐藤琢磨(16番手)
「2グループ目の走行でしたから、路面はサポートレースによる悪影響をほとんど感じずに済みました。しかし、気温が上がって、路面の温度も上昇。グリップ力が下がっていたために、マシンのバランスも崩れてしまいました。ソフトタイヤ装着によるラップタイムの向上も、自分たちが想定していたほどのものはありませんでしたね。今回の予選結果は残念でなりません。プラクティスから予選まで、いくつかのセッティング変更をトライしたのですが、いずれも我々に十分なスピードをもたらしてくれませんでした。今晩、私たちはすべてのデータを見直し、明日のレースに向けて何かを見つけ出さないといけないと思います。新品のソフトタイヤをレースで2セット使えることは、レースではアドバンテージとなるはずです」

ロジャー・グリフィス|HPD テクニカル・ディレクター
「カリフォルニアらしい空の下、予選はとてもエキサイティングな展開となり、Team Penskeが1-2-3位を独占しました。ポールポジションはウィル・パワーが獲得。彼は2年前に大きなアクシデントをこのコースで経験しましたが、昨年に続いてのポールポジション獲得を果たしました。とてもドライビングの難しいコースですが、彼は速く走るための秘訣を何か知っているのでしょう。エリオ・カストロネベスの2位もすばらしい結果でした。彼はこのところ予選でのパフォーマンスが悪かったのですが、今回は好調のようですから、明日のレースでの戦いぶりも楽しみです。逆にChip Ganassi Racing勢はダリオ・フランキッティが4番手、スコット・ディクソンが5番手でした。彼らが明日のレースでどんな走りを見せることになるのかも大いに興味のあるところです。そして予選6番手にはルーキーのジェームズ・ヒンチクリフが入りました。彼のポテンシャルは非常に高い。このところの好結果が彼にさらなる自信を与えているのでしょう。明日のレース、今後の成長ぶり、ともに期待をしています」

写真(C)Honda Motor Co Ltd.

予選リザルト
順位 No. ドライバー チーム C/E/T タイム
1 12 ウィル・パワー Team Penske D/H/F 1:18.6017
2 3 エリオ・カストロネベス Team Penske D/H/F 1:19.0916
3 6 ライアン・ブリスコー Team Penske D/H/F 1:19.1112
4 10 ダリオ・フランキッティ Chip Ganassi Racing D/H/F 1:19.1464
5 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing D/H/F 1:19.3892
6 06 ジェームズ・ヒンチクリフ Newman Haas Racing D/H/F 1:19.4546
7 27 マイク・コンウェイ Andretti Autosport D/H/F 1:18.9388
8 19 セバスチャン・ブルデー Dale Coyne Racing D/H/F 1:18.9717
9 59 E.J.ヴィソ KV Racing Technology-Lotus D/H/F 1:19.0724
10 24 アナ・ベアトリス Dreyer & Reinbold Racing D/H/F 1:19.1100
11 22 ジョルジオ・パンターノ Dreyer & Reinbold Racing D/H/F 1:19.2408
12 77 アレックス・タグリアーニ Sam Schmidt Motorsports D/H/F 1:19.8032
13 38 グラハム・レイホール Chip Ganassi Racing D/H/F 1:19.3311
14 26 マルコ・アンドレッティ Andretti Autosport D/H/F 1:19.3717
15 17 マーティン・プロウマン Sam Schmidt Motorsports D/H/F 1:19.3792
16 5 佐藤琢磨 KV Racing Technology-Lotus D/H/F 1:19.3836
17 18 ジェームズ・ジェイクス Dale Coyne Racing D/H/F 1:19.4744
18 2 オリオール・セルビア Newman Haas Racing D/H/F 1:19.3955
19 28 ライアン・ハンターレイ Andretti Autosport D/H/F 1:19.6402
20 4 J.R.ヒルデブランド Panther Racing D/H/F 1:19.4654
21 82 トニー・カナーン KV Racing Technology-Lotus D/H/F 1:19.7270
22 78 シモン・パジェノー Dreyer & Reinbold Racing D/H/F 1:19.5635
23 34 セバスチャン・サーベドラ Conquest Racing D/H/F 1:19.7517
24 88 ホーピン・タン Dragon Racing D/H/F 1:19.5894
25 7 ダニカ・パトリック Andretti Autosport D/H/F 1:19.7854
26 83 チャーリー・キンボール Chip Ganassi Racing D/H/F 1:19.8349
27 67 エド・カーペンター Sarah Fisher Racing D/H/F 1:20.6269
28 14 ヴィットール・メイラ A.J. Foyt Enterprises D/H/F 1:20.1209

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