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2011年9月27日 (火)

LMS:ポルシェ チームが表彰台、勝利、そしてチャンピオンシップを獲得

プレスインフォメーション 2011年9月27日
ル・マン・シリーズ第5戦、エストリル/ポルトガル

M11_4078 Porsche 911 GT3 RSR, Team Felbermayr-Proton, Marc Lieb, Richard Lietz (C)Porsche AG.

ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)のワークスドライバー、マルク・リーブ(ドイツ)/リヒャルト・リーツ(オーストリア)組がドライブする911 GT3 RSRは、エストリルで開催されたル・マン・シリーズ(LMS)の最終戦において、GTE Proスポーツカー・クラスで今シーズン最高の結果となる2位を獲得しました。

また、ワークスドライバーであるウォルフ・ヘンツラー(ドイツ)/パトリック・ピレ(フランス)組は3位に入賞、シーズン最高の結果に喜びを隠しませんでした。さらに、1台の車両に1名のプロドライバーのみがエントリーを許されるGTE Amクラスも盛り上がりを見せました。フランス人のニコラ・アルマンド/ライモン・ナラック組は、2010年スペックの911 GT3 RSRで優勝しシーズンに花を添え、ドライバーズ・チャンピオンシップを獲得しました。

M11_4069Richard Lietz (l), Marc Lieb (r) (C)Porsche AG.

「すばらしいレースでした」とマルク・リーブが話しています。「予想通り、フェラーリとの戦いになりましたが、私達の911は6時間のレースを通して安定した性能を発揮しました。チェッカーフラッグを目指して、リヒャルトとチーム、そして私を含む全員が全力で戦いました。最後のピットストップで、リヒャルトは運悪くトラフィックに捕まってしまいました。これが決定的な数秒の差となってしまいフェラーリにトップの座を明け渡すことになりました」。

4番グリッドからスタートしたリヒャルト・リーツは、約1時間後には2位に浮上しました。リーブおよびリーツは、周回ごとにトップとの差を詰めていきました。この差を覆したのはドライバーチェンジ後の2回目のスティントを担当していたリーツです。フェルベマイヤー・プロトン・チームのピットクルーは8秒短いピットストップでリーブをコースに送り出し、911 GT3 RSRはトップに躍り出ました。しかし、このポジションを守るのは容易ではありませんでした。リーブはポジションを守り続けましたが、完全に振り切ることはできませんでした。フェルベマイヤー・プロトン・チームの最後のピットストップも完璧でしたが、コースに戻ったリーツはトラフィックに捕まり、この間にフェラーリがトップを奪い返したのです。リーツは先行するフェラーリを猛追しますが、幅が狭いこのコースでは、再び抜くことはできませんでした。「終盤は感動的でした」とリヒャルト・リーツは話しています。「最終ラップでは、2度サイドバイサイドのシーンがあり、何度も接触しました。しかしオーバーテイクのためにフェアなレースの一線を越えたくはありません。勝利を目前にして、これほどのわずかな差で負けたことを考えると、2位の喜びも多少冷めてしまうのは仕方ないのかもしれません」。最近2年間ドライバーズチャンピオンの座に君臨したこのコンビは、今年はシリーズ3位という結果に終わりました。

ポルシェジャパン・プレスリリース

IMSAパフォーマンスチームからGTE-Proクラスに参戦したワークスドライバー、ウォルフ・ヘンツラー/パトリック・ピレ組にとっても、このレースは同様にエキサイティングな展開となりました。スタートドライバーを務めたピレは、早々にトップに立ちますが、5周目でその座を明け渡すことになります。2回のピットストップではタイヤ交換の際のトラブルで、このドイツ人/フランス人のコンビは3位まで後退します。「3位をキープするのがやっとでした」とヘンツラーとピレが振り返ります。「私達は考えられるだけのセッティングをすべて試しました」とヘンツラーが説明しています。「しかし、納得のいくバランスが出ませんでした。交換直後のタイヤではペースを簡単に維持できたのですが、数周後にはコントロールが難しくなりました。そして、ピットで大きくタイムをロスしました。これは、今後の課題です」。これに続けてピレは、「色々なことがありましたが、それだけに初の表彰台を獲得できた喜びもひとしおです。私達はハッピーです」と話しています。

IMSAパフォーマンスチームにとっては、GTE Proクラスのドライバー部門3位入賞以外にも、最終戦を祝う2つの理由がありました。GTE Amクラスでのレース優勝とチャンピオンシップタイトルの獲得です。これは、フランス北部のルーアンに本拠地を置くこのチームにとって、初の世界タイトルとなりました。ポルシェ カレラカップ ドイツの現チャンピオンであるニコラ・アルマンドと、チームオーナーでありアマチュアレーサーのライモン・ナラックは、5戦中4勝というすばらしい成績を残しました。彼等はレギュレーションに従い、2010年モデルの911 GT3 RSRで参戦しました。アルマンドとナラックはチーム部門のチャンピオンシップタイトルも獲得したことで、2012年のル・マン24時間レースへの出場権も手に入れました。「この喜びをどう表現してよいかわかりません」とアルマンドが満面の笑みを浮かべ話します。「シーズンの初めには、私にとってはすべてが新たな挑戦でした。しかし、チームのおかげですぐに新たな環境に溶け込むことができ、911 GT3 RSRにもすぐに慣れました。LMS初参戦のシーズンにして、この暖かくすばらしいチームにチャンピオンシップのトロフィーをもたらす手伝いができて、誇らしく思います」。

フェルベマイヤー・プロトン・チームのチームオーナー、クリスティアン・リード(ドイツ)とオーストリアのホースト・フェルベマイヤーJr.も満足しています。ル・カステレの開幕戦で優勝したドライバー達がGTE Amクラスの表彰台でシーズンを締め括ったからです。

ワークスドライバーのマルコ・ホルツァー(ドイツ)/マルク・ゴーセンス(ベルギー)組でGTE-Proクラスに参戦している第3のポルシェ チームは、ライバルが彼らのプロスピード・コンペティション911の右フロントホイールに衝突したことでステアリングギアボックスを破損、1周目でレースを終える結果となり、チャンピオンシップの望みも絶たれました。「シーズンをこのようなかたちで終えるのは悔しいです」とマルコ・ホルツァーがコメントしています。「昨日の予選では4位という悪くない結果でしたし、GTE Proクラス2位へのよい見通しが立っていました。不幸なことに、ライバルの過激なドライビングで私達のチャンスが奪われました。信じられないほど努力を重ねていた私達のチームにとって、これは特に苦いシーズンの締め括りとなってしまいました」。

レース結果: ル・マン・シリーズ第5戦(全5戦)、エストリアル(ポルトガル)

GTE Proクラス
1. ベル/ウォーカー組(イギリス/イギリス)、フェラーリF458イタリア、209周
2. リーブ/リーツ組(ドイツ/オーストリア)、ポルシェ911 GT3 RSR 、+ 0.183秒
3. ヘンツラー/ピレ組(ドイツ/フランス)、ポルシェ911 GT3 RSR、207周
4. メロ/ビランダー組(ブラジル/フィンランド)、フェラーリF458イタリア、206周
5. ハンコック/ドーラン組(イギリス/イギリス)、アストンマーチンヴァンテージ、204周
6. ロドリゲス/バレ/アヤリ組(ポルトガル/フランス/フランス)、フェラーリF458イタリア、197周
7. ファルンバッハ/シモンセン組(ドイツ/デンマーク)、フェラーリF458イタリア、99周

GTE Amクラス
1. アルマンド/ナラック組(フランス/フランス)、ポルシェ911 GT3 RSR、205周
2. ヒュンメル/クリストデュロー/クワイフ組(オランダ/イギリス/イギリス)、フェラーリF430、203周
3. リード/フェルベマイヤーJr.組(ドイツ/オーストリア)、ポルシェ911 GT3 RSR、202周

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