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2011年10月15日 (土)

INDY:ホンダモータースポーツリリース”トニー・カナーンが最終戦でシーズン初ポールポジションを獲得”

トニー・カナーンが最終戦でシーズン初ポールポジションを獲得
佐藤琢磨は予選16番手から最終戦に挑む

In111014001h2011年シーズンの最終戦は、ネバダ州のラスベガスでの開催です。最新の設備を誇る全長1.5マイルのラスベガス・モーター・スピードウェイで行われるレースには、34台という多くのエントリーが集まりました。インディ500は決勝に出場できる台数が伝統的に33台と決まっていますが、ラスベガスのコースは34台がレースを行うのに十分なピットロードの長さを備えており、34台によるエキサイティングなレースが期待できます。

In111014002h暑く、乾燥したラスベガスらしい天候の下で行われた予選では、ベテランのトニー・カナーン(KV Racing Technology-Lotus)がポールポジションを獲得しました。連続2周の合計タイムは50秒0582で、平均時速222.078マイルで今シーズン初、キャリア15回目のポールポジションを手に入れました。

惜しくもポールポジションを逃して予選2番手となったのは、同じくベテランのオリオール・セルビア(Newman Haas Racing)でした。2周の合計ラップ・タイムは50秒0619でカナーンにわずかに0.0037秒届きませんでした。セルビアの記録した平均スピードは時速222.061マイルでした。

予選3番手はケンタッキーでの第16戦で初優勝したばかりのエド・カーペンター(Sarah Fisher Racing)で、予選4番手はケンタッキー戦を休んだアレックス・タグリアーニ(Sam Schmidt Motorsports)。激しいチャンピオン争いを繰り広げているダリオ・フランキッティ(Chip Ganassi Racing)とウィル・パワー(Team Penske)は、17番手にパワーが、18番手にフランキッティが入り、奇しくも同じ9列目から並んでスタートを切ることとなりました。

In111014003h佐藤琢磨(KV Racing Technology-Lotus)は、チャンピオン争いをする2人の目の前となる16番手でした。決勝をにらんだ集団走行用のマシンセッティングでは納得のいくハンドリングを得られていた佐藤でしたが、単独走行では今回は34台とエントリーが多く、アタック順が早かった佐藤は高い気温でスピードの出にくいコンディションで走ることを余儀なくされ、望むようなスピードが得られませんでした。

In111014004h

写真(C)Honda Motor Co Ltd.

コメント
トニー・カナーン(ポールポジション)

「ポールポジションを獲得でき、本当にうれしく思います。シーズン開幕直前にKV Racing Technology-Lotusで走ることが決まりました。そのチームに最終戦でようやくポールポジションをもたらすことができましたから、レースで優勝をプレゼントできたら最高ですね。私たちのマシンは、ラスベガス入りして最初の走行から速かったです。ケンタッキーでのレースが惨憺(さんたん)たるものだったというのに、クルーたちはワークショップに戻るとすぐにマシンを入念に組み直し、思い通りのスピードを手に入れたのです。今回はアタック順が最後から2番目と遅かったことも重要な意味を持っていました。涼しい方が有利なのは間違いないですから」

オリオール・セルビア(予選2番手)
「2回のプラクティスでも上位につけていました。我々のマシンはとてもいい状態にあると思います。予選結果は残念ながらポールポジションを逃す2番手となりましたが、トニー・カナーンは私たちよりもずいぶんと路面温度の下がったコンディションで走っていました。アタック順が遅かったことで彼らは有利な立場でしたので、私たちのパフォーマンスには満足しています。マシンが持つ戦闘力は十分に高いので、明後日のレースが本当に楽しみです」

エド・カーペンター(予選3番手)
「昨日、プラクティスを走った時点で、私たちのマシンは速いと感じていました。予選用セッティングでも、レース用セッティングでも、どちらでも速いという大きな自信を持つことができました。ところが、今日のプラクティスでトラブルが発生したため、自分たちがいったいどのぐらいのレベルにあるのかが分からなくなっていました。トップ10入りも不安になったほどでした。しかし、予選を走ってみると、自分たちのマシンにスピードがあることが確認できました。失ったかと心配されたスピードを取り戻し、自分たちの求めるスピードで予選を走りきることができたので、これはいい傾向だと思います」

In111014005h佐藤琢磨(予選16番手)
「第16戦ケンタッキーから、私たちのマシンは単独走行でのスピードが伸び悩んでいます。昨日のプラクティスで決勝用の集団走行でのマシンのハンドリングがいいレベルにあると確認できたため、今日のプラクティスでは予選に向けて単独走行ばかりを行うようにしていました。バンクが急で、コーナー半径の大きいラスベガスのコースでは、空気抵抗が非常に重要な要素であるため、自分たちの考えられる範囲でそれをできる限り少なくすることを目指してベストを尽くしたのですが、まだスピードが伸びていきませんでした。しかし、決勝のマシンについては集団についていけるものが確保できているので、難しい戦いになるとは思いますが、精一杯戦いたいと考えています」

エリック・バークマン|HPD社長
「HondaインディV8での最後の予選は、トニー・カナーンのポールポジションとなりました。とても長い期間、高い信頼性と優れたパフォーマンスでチームとシリーズを支えてきた我々のこのエンジンを誇りに思います。今回がこのエンジンでの最後のレースであることには少し寂しさを感じますが、1つの時代が終われば、次には新しい時代が来るのですから、その到来を楽しみにしています。次は今シーズン最後のレース、日曜日の決勝です。そこでは最後の最後まで誰が勝つかわからないすばらしい戦いを期待したいと思います。チャンピオン争いはシーズン終盤に来て順位が何度か入れ替わる展開となっており、ダリオ・フランキッティとウィル・パワーのポイント差は小さいのですから、最終ラップの最終コーナーでもまだタイトルの行方はわからない、そんな戦いになることを楽しみにしています」

予選リザルト
順位 No. ドライバー チーム C/E/T タイム
1 82 トニー・カナーン KV Racing Technology-Lotus D/H/F 00:50.0582
2 2 オリオール・セルビア Newman Haas Racing D/H/F 00:50.0619
3 67 エド・カーペンター Sarah Fisher Racing D/H/F 00:50.1867
4 98 アレックス・タグリアーニ BHA with Curb Agajanian/Sam Schmidt D/H/F 00:50.2273
5 6 ライアン・ブリスコー Team Penske D/H/F 00:50.2728
6 26 マルコ・アンドレッティ Andretti Autosport D/H/F 00:50.2730
7 28 ライアン・ハンターレイ Andretti Autosport D/H/F 00:50.2931
8 38 グラハム・レイホール Chip Ganassi Racing D/H/F 00:50.3118
9 7 ダニカ・パトリック Andretti Autosport D/H/F 00:50.3194
10 27 マイク・コンウェイ Andretti Autosport D/H/F 00:50.3201
11 3 エリオ・カストロネベス Team Penske D/H/F 00:50.3235
12 17 ワイド・カニンガム AFS/Sam Schmidt Motorsports D/H/F 00:50.3501
13 9 スコット・ディクソン Chip Ganassi Racing D/H/F 00:50.3673
14 06 ジェームズ・ヒンチクリフ Newman Haas Racing D/H/F 00:50.3703
15 4 J.R.ヒルデブランド Panther Racing D/H/F 00:50.3846
16 5 佐藤琢磨 KV Racing Technology-Lotus D/H/F 00:50.3874
17 12 ウィル・パワー Team Penske D/H/F 00:50.4109
18 10 ダリオ・フランキッティ Chip Ganassi Racing D/H/F 00:50.4188
19 34 セバスチャン・サーベドラ Conquest Racing D/H/F 00:50.4540
20 19 アレックス・ロイド Dale Coyne Racing D/H/F 00:50.4589
21 83 チャーリー・キンボール Chip Ganassi Racing D/H/F 00:50.5351
22 22 タウンゼント・ベル Dreyer & Reinbold Racing D/H/F 00:50.5443
23 57 トーマス・シェクター Dreyer & Reinbold Racing D/H/F 00:50.5733
24 11 デイビー・ハミルトン Dreyer & Reinbold Racing D/H/F 00:50.6477
25 14 ヴィットール・メイラ A.J. Foyt Enterprises D/H/F 00:50.6984
26 8 ポール・トレイシー Dragon Racing D/H/F 00:50.8403
27 15 ジェイ・ハワード Rahal Letterman Lanigan Racing D/H/F 00:50.8598
28 30 ピッパ・マン Rahal Letterman Lanigan Racing D/H/F 00:50.9578
29 24 アナ・ベアトリス Dreyer & Reinbold Racing D/H/F 00:50.9587
30 78 シモーナ・デ・シルベストロ HVM Racing D/H/F 00:50.9637
31 59 E.J.ヴィソ KV Racing Technology-Lotus D/H/F -
32 59 ジェームズ・ジェイクス Dale Coyne Racing D/H/F -
33 59 バディ・ライス Panther Racing D/H/F -
34 77 ダン・ウェルドン Sam Schmidt/BHA with Curb Agajanian D/H/F 00:50.8987

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