NASCAR:グッドイヤー、2017年までの独占タイヤ供給契約を延長
10月3日、グッドイヤー・タイヤ・アンド・ラバー社は、NASCARのトップ3シリーズにおける独占タイヤ供給契約を2017年までの5年間延長することを発表した。
これによりグッドイヤーは、NASCARナショナルシリーズの3つ、スプリントカップ、ネーションワイド・シリーズ、キャンピングワールド・トラックシリーズで1997年からの独占タイヤ供給が20年間継続されることになる。さらに遡れば1950年代にNASCARへのタイヤ供給を開始したグッドイヤーは、60年に及ぶモータースポーツ界でも最長のパートナーシップということになる。
NASCARのチーフセールス・オフィサー、ジム・オコンネル:「グッドイヤーとわれわれの長年の関係は、レースチームに供給するという一貫した会社の高品質タイヤ開発の証明である。彼らはタイヤの性能に関しての専門家であるだけでなく、われわれのファンを発掘するために必要とされる効果的な連携を理解しているブランドである」
グッドイヤーのオフハイウェイ部門副代表ピエール・ジャンボン:「今回の契約延長は専門家同士の関係を継続するものだ。NASCARは明らかにストックカーレースのエクスパートであり、顕著なパフォーマンスを供給するために必要な専門知識を持つわれわれを選んだ。トラック上でのわれわれのタイヤ性能は、ブランドの確認とドライバーの信頼を得て、ファンのためにエキサイティングなレースを生み出すことを助けるものである。われわれはNASCARの一部として不可欠な存在であり続けることを誇りに思っている」
2年前のNASCARインディアナポリス戦では、グッドイヤータイヤにトラブルが頻発し、ドライバーからも不評を買ったこともあったが、グッドイヤーがタイヤ改良に力を注いで見事翌年には信頼を回復したこともあった。
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