LM24:トヨタ、ルマンプロジェクトのドライバーにブルツ、中嶋 一貴らを起用
アレックス・ブルツ (C)Williams F1
拡大します11月7日、トヨタ・モータースポーツGmbH(TMG)は、来年スタートするLMP1マシンによるルマンプロジェクトのドライバーラインナップを発表した。
今回選ばれたドライバーは、元F1ドライバーのアレックス・ブルツと中嶋 一貴にニコラ・ラピエールの3名。契約期間は明らかにされていない。
すでにTMGはフランスのオレカをパートナーとして、ハイブリッド・ガソリンエンジンのマシンで活動することを発表しているが、出場するマシンが1台なのか複数台数になるのかは検討中であるとしている。
中嶋 一貴 (C)Motorsports Forum 拡大します
Nicolas Lapierre (C)LMS/DPPI 拡大します
ブルツはF1での表彰台とともにルマン24時間レースでは2回の総合優勝を記録しており、耐久レースにおける経験も豊富なドライバー。中嶋 一貴はブルツの後任としてウイリアムズF1で3シーズンを戦った。今年はフォーミュラニッポンに参戦、シーズン初年度にしてランキング2位となっている。ニコラ・ラピエールはA1GPやGP2で活躍し、2007年から耐久レースに転向し、今年のセブリング12時間レースではオレカ・プジョーにより総合優勝を飾っている。
アレックス・ブルツ:「トヨタのルマンチームへの加入の話があったとき、わたしはすぐに興奮してチームに加わりたいと思ったんだ。耐久レースが好きだし、小さい頃からルマンのファンでもあったので、そこでレースをしているトヨタには強い記憶を持っている。とてもクールな印象のGT-Oneは野心的なルマンレーサーとして、TMGの大きな技術力と共にとても魅力的なものだった。カズキとニコラとチームを組めることに満足しているよ。耐久レースにおける最も重要なもののうちのひとつが、ドライバー間の連携だからね。ハイブリッドカーで戦うという新しい挑戦にはとてもひかれるものがある。シーズンが始まるのが待ちきれない気持ちだね」
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