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2012年1月12日 (木)

DAKAR:2012/01/10 [サマリー] 第9ステージ

OK 、イキケのゴールはオレンジ・カラー !

ナッサー・アルアティア (C)ASO. 拡大します

1月10日 (火)  第9ステージ  アントファガスタ→イキケ
リエゾン : 9㎞
SS :  556㎞→606KMに変更 、途中㎞344~㎞466は舗装道路のニュートラル(タイムをアカウントしない)区間を含む、SSパート1、SSパート2

昨日のSS優勝者マルク・コーマに3’54の差で、シリル・デプレが本日のSSを制した。今大会3度目のステージ優勝。総合順位でもコーマと2’28の差でトップに返り咲いた。オート部門では、ロビー・ゴードンが第5,6,7ステージでSS2位になった後、ついに本日SS優勝を果たした。SS2位のステファン・ペテランセルに1’38の差で、総合タイムも5’58に縮めた。ひとつ残念なのはチーム・メイトであり、タイトル保持者のナセル・アルアティヤのリタイア。カミヨン部門では総合2位にいたチェコのアレス・ロプライスがリタイアを余儀なくされた。

シリル・デプレが返り咲いた。第8ステージの泥の中の不運が今日は帳消しになったことだろう。本日7番目のスタート。SSは天候上の理由でコースが一部修正され、606kmになった。デプレはスタートするなり、猛然とアタックをかけた。Km12先のCP1から全部のチェック・ポイントをトップ・タイムで通過した。彼のスピード走行の才能を存分に見せつけた一日となり、これで今大会3度目、通算29度目のステージ優勝となった。何よりも、ライバル、コーマに総合タイム3’54の差を付ける事が出来た。コーマは、SSスタートが1番走者という不利にもかかわらず、最大限アタックしたが、それでも2’28の差をつけられてしまった。二人のデュエルはまだ終わりそうもない。特に昨夜、二人ともエンジンを交換したので、相変わらず戦略も二人はまったく平等。

ダカール・ラリー2度目の参加だというのに、コンスタントにトップ集団にいる驚くべきスペイン人ホアン・バレダ (Husqvarna)、本日はシリル・デプレと8’28差でSS3位に入った。続いてSS4位はポルトガル人、エルダー・ロドリゲス(+11’44″)、5位、パウロ・ゴンサルヴェス(+15’12″)。6位、パルアンデルス・ウレヴァルスター(+15’43″)。

オート部門ではアメリカ人ロビー・ゴードンがついに今大会初のステージ優勝を果たした。ペテランセルは終日ゴードンにぴったり着いて走っていたが、CP5を19”差でトップをとる。しかし最後イキケの下り坂まで80km、オレンジ・モンスターのスーパーパワーにはかなわず、再びゴードンに追い越され、1’38のタイム差でゴールとなった。ロビー・ゴードンは通算5度目のステージ優勝、総合タイムでステファン・ペテランセルに5’58の差となった。

オート部門もいよいよデュエルの風体になってきた。なぜなら、3位のホアン・ナニ・ローマは8分もタイムを開けられてしまっているからだ。ローマは、クリストフ・ホロヴィッツがSSゴール手前でひっくり返っている間に、追い越してタイムを縮めた。二人の総合タイムの差は、2’37と昨日の半分になった。
本日第9ステージは、何よりもナセル・アルアティヤのリタイアが衝撃的なニュースだった。エンジンのベルトとオルタネ―ターが故障し、何度もストップして修理を試みたようだが、km200でリタイアした。これで、ゴードンは一人でMini軍団と戦うことになる。

クワッド部門では、昨日までパトロネッリ兄弟とライバルたちが抜きつ抜かれつの戦いをしていたが、パトロネッリ兄弟のステージ優勝4日目、イキケのゴールで、二人は他に寄せ付けない大きなタイム差を築いた。兄弟は終日二人で走り、ゴールではトーマス・マフェイと44分もの差。そして総合順位でもパトロネッリ兄弟が1,2となり、総合3位のトーマス・マフェイとトップとのタイム差は1h50。そして、総合4位のカサレ、5位のラフエンテらとはトップと4h07、 6h17もの差がある。

カミヨン部門は、ロプライスのニュースが関係者を驚かせた。ロプライスは先の第8ステージ優勝し、今朝SSをトップでスタート、朝からジェラルド・デ・ローイと素晴らしいバトルを繰り広げていた。SS中間のニュートラル区間(タイムをカウントしない移動区間)で、事故に遭いリタイアとなった。ロプライス他2名のクルーはメディカル・ヘリに救助され、ビバークで手当てを受けたが命に別状はなさそうだ。

一番のライバルがいなくなり、IvecoチームはSSパート2を独走した。SSゴールはミキ・ヴィアシォンをトップに、ハンス・スティシー(20秒差)、ジェラルド・デ・ローイ(54秒差)と1,2,3フィニッシュ。ミキ・ヴィアシォンは今大会2度目のステージ優勝。

総合順位ではジェラルド・デ・ローイがトップ、総合2位のハンス・スティシーと47’32の差、3位のアルチュール・アルダヴィシュス(kamaz)と1h06’40の差。

パリダカ日本事務局

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