INDY:バリチェッロ、セブリングでインディカーを初テスト
元ウイリアムズF1ドライバー、ルーベンス・バリチェッロは1月30日、セブリング・インターナショナルスピードウェイで、今シーズンからインディカーシリーズで使用されるダララDW12のテストを行った。
2週間前、今シーズンのウイリアムズF1チームがブルーノ・セナをレギュラードライバーとして起用することを発表。この時点で今シーズンのバリチェッロのF1シートは無くなった。そのすぐ後、KVレーシングのジミー・バッサーがバリチェッロに声をかけて今回のテストが実現した。
この日の朝、バリチェッロは同じブラジル出身のトニー・カナーンとともにKVレーシング・テクノロジーのNo.5マシンを走らせた。F1出走332回、11勝を挙げ、68回の表彰台、14回のポールポジションを記録しているバリチェロにとっては、インディカーマシンのドライブはこれが初めてのものだった。
テスト後「ジミーのマシンをどこも壊さなくて良かったよ」とジョークを飛ばすバリチェロ。「エンジンサウンドは印象的だったね」とシボレーの2.2リッター・V6ターボエンジンについても語る。
この日のテストには、ロータス・エンジンの開発マシンを担当するオリオール・セルビア、アンドレッティ・オートスポーツのライアン・ハンター-レイとジェームス・ヒンチクリフ、パンサー・レーシングのJR.ヒルデブランドにチーム・ペンスキーの3台、ライアン・ブリスコ、エリオ・カストロネペス、ウィル・パワーも参加した。
明日31日には、先日デイトナ24時間レースで優勝したジャスティン・ウィルソン(デイル・コイン・レーシング)、AJ.フォイト・レーシングのマイク・コンウェイ、グラハム・レイホール、スコット・ディクソン、チャーリー・キンボールのチップガナッシの3台がテストを行う
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